JPH078619Y2 - 検便用大便の採取用具 - Google Patents

検便用大便の採取用具

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JPH078619Y2
JPH078619Y2 JP8224292U JP8224292U JPH078619Y2 JP H078619 Y2 JPH078619 Y2 JP H078619Y2 JP 8224292 U JP8224292 U JP 8224292U JP 8224292 U JP8224292 U JP 8224292U JP H078619 Y2 JPH078619 Y2 JP H078619Y2
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JP8224292U
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JPH0640075U (ja
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道夫 嶋田
Original Assignee
道夫 嶋田
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は検便用の大便を採取する
ための用具に関するものである。
【0002】
【考案の背景】健康診断等の目的で便の検査を受けるに
は予め家庭で検査試料用便の採取を行うことが必要であ
る。
【0003】これら検査試料用便を採取するには便器中
に排泄された大便の中から検査に必要な量の大便を取り
出すか、或いは、便器中に排泄された大便中に便の採取
用具を挿し込み、挿入した採取用具に便を付着させるこ
とが必要である。
【0004】一般家庭に設置される水洗式便器は従来は
殆どが和式のものであった為、便器中に排泄した検査試
料用の便を採取するのに特に困難はなかったが、最近の
ように洋式便器を設置する家庭が多くなると、便器中に
洗浄水が滞留しているため水中に排泄された検査試料用
の大便を採取することは極めて困難である。
【0005】
【考案の目的】本考案は上記の事情に鑑み、洋式便器を
設置した家庭でも極めて容易に検査試料用の便を採取で
きる検便用大便の採取用具を提供せんとするものであ
る。
【0006】また本考案の他の目的は、使用手段が簡単
であり、しかも使用後の採取用具はそのまま便と共に便
器中に流して廃棄できるよう構成した極めて衛生的な検
便用大便の採取用具を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は紙その他の水に
溶解できる薄膜状素材を洋式便器の開口部の内径よりも
少しだけ小さい外形として形成し、必要に応じ、薄膜状
素材の表裏両面若しくは片面に補強用の紐状体を格子状
に貼着一体化させてなる検便用大便の採取用具の構造を
考案の要点としている。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。
【0009】図1及び図2は本考案の最も基本的な構造
を例示するものであり、図において記号1は、適宜の厚
さを持ち、かつ、紙その他の水に溶解できる性質を持っ
た薄膜状の板紙状素材を用いて円形若しくは楕円形状に
形成した採取用具本体であり洋式便器2の開口部の内径
よりも少しだけ小さい外形を持たせて形成している。
【0010】採取用具本体1の大きさは、具体的には図
4に例示するように、洋式便器2内に滞留する洗浄水3
の上面より少しだけ上方部の円周寸法に相当する大きさ
とすることが望ましい。
【0011】11は採取用具本体1の表裏両面若しくは片
面に貼着した補強材であり、採取用具本体1と同質材を
細い紐状に形成したものを格子状に貼着している。
【0012】なお採取用具本体1に対する補強材11の貼
着は本考案にとって必須のものではないが、補強材11を
貼着すれば採取用具本体1の水平度を維持させる力(偏
平な板紙の状態を維持させる力)を増大し、試料便採取
前に採取用具本体1の中央部が下向きに撓んで洗浄水3
の面に触れて溶解したり、或いは、試料便採取時に便の
落下による衝撃で薄膜状の採取用具本体1が破損される
のを防止できる効果がある。
【0013】補強材11の配列態様は、便の落下部位に相
当する中央部近辺の配置を密に行いその他の部分を粗く
配列することが望ましい。
【0014】また特に図示することを省略したが、薄膜
状に形成する採取用具本体1全体を均一な厚さとせず、
便の落下部となる中央部分の厚さをその他の部分に比較
して厚く形成すれば、下痢その他の軟便や、大量の排便
によっても濫りに破損することなくその強度を維持でき
る利点がある。
【0015】
【考案の効果】本考案は上記のように構成したので、洋
式便器2を使用して検便試料用の大便を採取する時は、
採取用具本体1を便器開口部の内側に置けば、便器内に
滞留している大量の洗浄水3に影響されることなく簡
単、かつ正確に採取することができる。
【0016】また試料便を採取した後の採取用具は、洗
浄水を流せば洗浄水によって速やかに溶解されながら処
分することが可能であり、人手に触れることなく正確か
つ衛生的に処理を行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示す平面図
【図2】 図1の中央縦断側面図
【図3】 洋式便器に適用した状態を示す斜視図
【図4】 図3の縦断側面図
【符号の説明】
1 採取用具本体 11 補強材 2 洋式便器 3 洗浄水

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙その他の水に溶解できる薄膜状素材を用
    いて円形若しくは楕円形状の板紙として形成し、前記板
    紙の大きさが洋式便器の開口部の内径より少しだけ小さ
    い外形として形成してなる検便用大便の採取用具。
  2. 【請求項2】薄膜状の板紙として形成した採取用具本体
    の表裏両面若しくは片面に、同質材からなる細い紙紐状
    の補強材を格子状に貼着一体化した請求項1記載の検便
    用大便の採取用具。
JP8224292U 1992-11-05 1992-11-05 検便用大便の採取用具 Expired - Lifetime JPH078619Y2 (ja)

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JPH0640075U JPH0640075U (ja) 1994-05-27
JPH078619Y2 true JPH078619Y2 (ja) 1995-03-01

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