JP3112682U - 便採集具 - Google Patents

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陽子 村尾
裕 石井
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陽子 村尾
株式会社ストーンウエルズ
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Abstract

【課題】 使い捨てではなく、必要に応じて便器に容易に設置して使用でき、また、格納も容易な便採集具を提供すること。
【解決手段】 便採集具10は便鉢部2に配置され、上面に大便を受ける便受部11と、この便受部11の両側から上方に向け延設される連結部14,15と、この連結部14,15の端部から水平方向に延設され、前記便鉢部2の開口上面3の相対する二個所に載置される一対の平板状の載置部12,13とが弾力性と耐水性とを備えたポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等の弾力性のある合成樹脂素材の略方形の平薄板を略逆Ω字状に屈曲した状態に形成される。便採集具10の不使用時には載置部12には孔部16を設けて壁のフックに係止したり、スタンド部材20に立設することができる。
【選択図】 図1

Description

本考案は便採集具に係り、特に洋式水洗便器に取り付けられ、検便用の便を採集する際に使用する便採集具に関する。
従来から、検便用の便を採集するとき、便器の鉢面にトイレットペーパ等を敷き、その上に便を落として配置し検体を採集するようにしている。
ところが、洋式水洗便器の場合通常の使用態様で便器に着座して排便すると、便は便器の斜面から溜水部に落下してしまう。このため、採便に際しては通常とは逆の方向を向いて着座し、便を溜水部に落下しないようにして採集することなどが勧められている。しかし、洋式水洗便器の構成例えば、便器にシャワー設備が取り付けられている場合には、タンクが邪魔をして上記逆の方向を向いて着座することができないし、できたとしても不自然な姿勢を強いられるため採便が簡単ではない。
そこで、従来から以下の採便用具が提案されている。特許文献1及び2には、水に溶ける紙等で形成した帯状帯を便座の短径を横切り、かつ便器内で適宜の緩みを形成できる長さに形成し、帯状帯の両端部に接着部を設けたものが記載されている。
また、特許文献3には、紙製の便器への固定部材と、便受け部材とからなり便受け部材には、便受け用の谷部を形成したものが記載されている。
さらに、特許文献3には、便鉢部内に挿入され上面に大便を受ける便受部と、便鉢部の上面載置状態に掛止される掛止部と、掛止部の内側端から立ち下がり掛止部と便受部とをつなぐ立ち下がり部とを有し、便受部には尿切り用の貫通孔が形成されたものが記載されている。
実開平05−47858号公報 特開2004−85520号公報 実開平05−92723号公報 特開2000−271043号公報
しかしながら、前記特許文献1ないし3のものは紙製であり、使用後に廃棄するものであり、一度しか使用することができない。また、特許文献4のものにあっては、常時便座に取り付けたままで使用することが前提となるから、常時採便を行う便器でなければ使用しにくく、家庭の便所や一般病院の便所のように、必要に応じて随時採便を行う便器には使用できない。
そこで本考案は、使い捨てではなく必要に応じて便器に容易に設置して使用でき、また格納も容易な便採集具を提供することを目的とする。
請求項1の考案は、便鉢部に配置され、上面に大便を受ける便受部と、該便受部の両側から連続して延設され、便鉢部上面の相対する二個所に載置される一対の平板状の載置部と、前記便受部と前記載置部とを連結する連結部とを備え、前記便受部、載置部及び連結部とは弾力性を備えた耐水性薄板材で一体に形成された便採集具である。
請求項2の考案は、請求項1の便採集具において、前記載置部は便鉢部上面と便座との間に配置されることを特徴とする。
請求項3の考案は、請求項1または2の便採取具において、前記便採集具は、中央部を便受部、その両端を便受部より幅狭の連結部及び載置部として連続して形成した薄板を湾曲して形成していることを特徴とする。
請求項4の考案は、請求項1ないし3のいずれかの便採集具において、床上に配置され、前記便採集具を差し込み便採集具を床上に立設配置するスタンド部材を備えたことを特徴とする。
請求項1の考案によれば、便採集具は、便受部、載置部及び連結部とは弾力性を備えた耐水性素材で一体に形成されているから、便鉢部に容易に取り付け取り外しができ、複数回の使用に耐える。また、便採集具は弾力性を備えるから便採集具使用後に撓ませて水洗便器内に差し入れ同便器内の水で洗浄することができる
請求項2の考案によれば、載置部を便鉢部と便座との間に挟むことができ、便採集具を便鉢部と便座との間に固定し安定して配置することができる。
請求項3の考案によれば、便採集具は、その載置部を便受部より幅狭に形成しているから、便座の下部から突出配置される台座部の間に配置できる。また、このような形状を採用することにより、既存の洋式水洗便所に適合させることができるほか、採便面積を確保することができる。また、薄板が湾曲形成されてなるから、折れ曲がり部や突出部がないので清掃を容易に行うことができる。
請求項4の考案によれば、スタンド部材を備えるものとしたから、便採集具を使用しないときには便所の床上にスタンドを用いて立設配置することができ、不使用時に邪魔にならない。また、スタンド部材に便採集具を立設したままスタンド部材を持って移動することができ、移動に際して便採集具を素手で触れなくてもすむ。
以下本考案を実施するための最良の形態としての実施例を図面に基づいて説明する。
図1は実施の形態例に係る便採集具の便鉢部への設置状態を示す斜視図、図2は図1に示した便採集具を示す図であり、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は側面図、図3は図1に示した便採集具を使用する手順を示した図、図4は図1に示した便採集具のスタンドへの設置状態を示す斜視図、図5は図1に示した便採集具を壁のフック部材に掛けた状態を示す斜視図である。
本例において、便採集具10は、図1に示すように、洋式水洗便器1上に配置される。ここで洋式水洗便器1は、便鉢部2、便座4、便器蓋5を備えている。便採集具10は、図2に示すように、便採集具10は便鉢部2に配置され、上面に大便を受ける便受部11と、この便受部11の両側から上方に向け延設される連結部14,15と、この連結部14,15の端部から水平方向に延設され、前記便鉢部2の開口上面3の相対する二個所に載置される一対の平板状の載置部12,13とを備えている。本例において、前記便受部11、載置部12,13及び連結部14,15とは弾力性と耐水性とを備えたABS,ポリエステル等の弾力性のある合成樹脂素材の略方形の平薄板を略逆Ω字状に屈曲した状態に形成されている。本例では、射出成形機を用いて、上記合成樹脂を薄板かつ湾曲に成形した。
本例では便採集具10の載置部12,13は、図1に示すように、便鉢部2の開口上面3と便座4との間に配置できるように同一平面上に翼状に左右に延びるように形成され、便鉢部2の開口上面3と便座4との間に挟まれて位置決めできるようになっている。
また、本例では、載置部12,13を便受部11より幅狭に形成し、その輪郭を連続して中央部が膨出する形状とした。このような形状により、載置部12,13の幅寸法を便座4の下部から複数突出配置される台座部の間の寸法より小さくして台座部の間に配置できるものとした。また、このような形状を採用することにより、既存の洋式水洗便所に適合させることができるほか、採便面積を確保することができ、薄板が湾曲形成されてなるから、折れ曲がり部や突出部がないので清掃を容易に行うことができる。
また、本例では、便採集具10は、合成樹脂薄板を湾曲形成して形成され、その表面に屈曲部、凹部、突出部等が形成されない滑らかな状態に形成されている。
このような構成により、本例に係る便採集具10は、洋式水洗便器1に設置したときには配置された便の重さで変形することなく便を採集することができる他、使用後において自由に湾曲変形させることができ、便鉢部2に差し込み便鉢部2内において水で洗浄することができる。この際便採集具10の表面には屈曲部、凹部、突出部等がないから洗浄を確実に行うことができる。
また、本例では、便採集具10の一方の載置部12には、孔部16が形成されており、図5に示すように、壁30などに配置したフック31に吊り下げることができるようになっている。
さらに、本例に係る便採集具は、図4に示すように、床状に配置され、前記便採集具の連結部を差し込み便採集具を立設配置するスタンド部材20を備えることができる。
このスタンド部材20は、便採集具10と同じABS,ポリエステル等の合成樹脂製薄板を床面上に立設可能な半円筒形状に形成したスタンド本体21に、前記便採集具10の連結部14,15を差し込む係止凹部22,23を形成する他、持ち運び用の長円形把持穴25を形成したものである。また、本例では、前記係止凹部22,23を形成するスタンド本体21の外側端縁21aを内側端縁21bより低く形成して、便採集具10の設置を案内するようにしている。本例では、スタンド部材20に便採集具を立設したままスタンド部材20の長円形把持穴25を把持して移動することができ、移動に際して便採集具を素手で触れなくてもすむ。
次に本例に係る便採集具10の使用方法を図4に基づいて説明する。まず洋式水洗便器1の便器蓋5と便座4とを持ち上げ(図4(A))、便採集具10を便鉢部2の短径に沿うように配置する(図4(B)、(C))。次に便採集具10の載置部12,13が便鉢部2の開口上面3に設置した後便座4を戻し、採便を行う(図4(E))。採便に際しては、便採集具10の便受部11にトイレットペーパ、紙製の水溶性採便器などを配置して行えば、採便後の清掃が容易となる。採便終了後、検体を採集した後再び便座4を持ち上げ、便採集具10を取り外す(図4(F))。本例に係る便採集具10では、その後、便採集具10を変形して、便鉢部2内で清掃を行い、図3に示すように、スタンド部材20に立設しておくか、図5に示すように便採集具10の孔部16を壁30のフック31に係止しておくことができる。
以上説明したように、本例に係る便採集具によれば便受部、載置部及び連結部とは弾力性を備えた耐水性素材で一体に形成されているから、便鉢部に容易に取り付け取り外しができ、複数回の使用に耐え、載置部を便鉢部と便座との間に挟んで固定することができ、便採集具を安定して便鉢部に配置することができる。また便採集具使用後に便器内で水洗い清掃を容易に行うことができる他、便採集具を使用しないときには、便所の壁等に配置したフックなどに引っ掛けたり、便所の床上にスタンドを用いて立設配置することができ、不使用時に使用者の邪魔にならない。
実施の形態例に係る便採集具の便鉢部への設置状態を示す斜視図である。 図1に示した便採集具を示す図であり、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は側面図である 図1に示した便採集具を使用する手順を示した図である。 図1に示した便採集具のスタンドへの設置状態を示す斜視図である。 図1に示した便採集具を壁のフック部材に掛けた状態を示す斜視図である。
符号の説明
1・・・洋式水洗便器
2・・・便鉢部
3・・・開口上面
4・・・便座
5・・・便器蓋
10・・・便採集具
11・・・便受部
12,13・・・載置部
14,15・・・連結部
16・・・孔部
20・・・スタンド部材
21・・・スタンド本体
21a・・・外側端縁
21b・・・内側端縁
22,23・・・係止凹部
25・・・長円形把持穴
30・・・壁
31・・・フック

Claims (4)

  1. 便鉢部に配置され、上面に大便を受ける便受部と、該便受部の両側から連続して延設され、便鉢部上面の相対する二個所に載置される一対の平板状の載置部と、前記便受部と前記載置部とを連結する連結部とを備え、前記便受部、載置部及び連結部とは弾性を備えた耐水性薄板材で一体に形成されたことを特徴とする便採集具。
  2. 前記載置部は、便鉢部上面と便座との間に配置されることを特徴とする請求項1の便採集具。
  3. 前記便採集具は、中央部を便受部、その両端を受便部より幅狭の連結部及び載置部として連続して形成した薄板を湾曲して形成していることを特徴とする請求項1または2の便採集具。
  4. 床上に配置され、前記便採集具を差し込み便採集具を床上に立設配置するスタンド部材を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかの便採集具。
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