JP6509067B2 - 便器装置 - Google Patents

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本発明は、便器装置に関する。
従来、用便時に、使用者の背中をもたせかけることが可能な背もたれ部材が備えられた便器装置が知られている。例えば下記特許文献1に記載の便器装置は、ロータンクの上部に、背もたれ部材が取り付けられている。ロータンクは、背もたれ部材によって隠され、全体としてすっきりとした見た目になっている。
実開平05−48800
しかしながら、上記のような構成の便器装置は、背もたれ部材を取り付けたままでロータンクの蓋を開けることが難しいという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、背もたれ部材を取り付けたまま、蓋部材を開けることが可能な便器装置を提供することを目的とする。
本発明の便器装置は、便器本体の後部上面に固定されて便器洗浄水を貯留するタンクと、前記タンクの周囲を覆うとともに、その上面側に、蓋部材によって開閉される開口部が設けられたタンクカバーと、前記タンクカバーの前面に取り付けられる背もたれ部材と、前記タンクカバーの上面のうち前記開口部の前側に設けられ、前記背もたれ部材が覆い被さる部分と、を備え、前記背もたれ部材が、前記タンクカバーの両側面に被さる側面被覆部を有し、前記側面被覆部の後端が、前記タンクの後端より前方に位置するものである
本発明によれば、背もたれ部材が覆い被さるのは、タンクカバーの上面のうち開口部よりも前側に設けられた部分であるから、背もたれ部材を取り付けたまま、蓋部材を開けることができる。
また、前記背もたれ部材が、前記タンクカバーの両側面に被さる側面被覆部を備えている。このような構成によれば、正面側からタンクカバーの側面が見えにくいから、よりデザイン性に優れたものとすることができる。
本実施例における便器装置であって、便器本体に固定された状態を表す斜視図 便器本体に固定された状態の便器装置を表す正面図 便器本体に固定された状態の便器装置を表す一部拡大断面図 便器本体に固定された状態の便器装置を表す平面図 便器本体に固定された状態の便器装置の後面側を表す斜視図 便器装置を表す分解斜視図 背もたれ部材の後面側を表す斜視図 蓋部材を取り外した状態の便器装置を表す平面図
本発明の好ましい形態を以下に示す。
本発明の便器装置は、前記タンクカバーの上面が、後ろ下がりの傾斜面とされているものとしてもよい。このような構成によれば、正面側からタンクカバーの上面が見えにくいから、よりデザイン性に優れたものとすることができる。
また、本発明の便器装置は、前記タンクカバーの側面から前記背もたれ部材よりも前方に延出する肘掛部材を備えているものとしてもよい。このような構成によれば、正面側から肘掛部材の根元部分が見えにくいから、肘掛部材付きの便器装置をデザイン性に優れたものとすることができる。
また、本発明の便器装置は、前記背もたれ部材が、前記タンクカバーの上面に被さる上面被覆部を有し、前記上面被覆部の後端縁よりも前記蓋部材の前端縁が後方にずれた位置に配されているものとしてもよい。このような構成によれば、上面被覆部をずらさなくても、蓋部材の取り付けおよび取り外し作業を行うことができる。
また、本発明の便器装置は、前記背もたれ部材が、前記タンクカバーの上面に被さる上面被覆部を有し、前記上面被覆部が、前記蓋部材の開閉の際に弾性変形しやすい弾性部材とされているものとしてもよい。このような構成によれば、蓋部材の取り付けおよび取り外しの際に、上面被覆部を容易に変形することができるから、蓋部材の取り付けおよび取り外し作業を容易に行うことができる。
<実施例>
以下、本発明を具体化した一実施例について、図1〜図8を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例における便器装置1は、便器本体2に固定されるものであり、洗浄タンク10と、洗浄タンク10に固定される背もたれ部材50とを備えている。便器本体2は、便鉢部3を有し、便鉢部3の上面には、合成樹脂製の便座4が備えられている。便座4は、倒伏状態と起立状態との間を回動可能とされている。
洗浄タンク10は、便器洗浄水を貯留するタンク11と、タンク11の周囲を覆うタンクカバー12とを備えている。タンク11は、合成樹脂製のベースプレート13に載置されている。ベースプレート13には、便器装置1を便器本体2に取り付けるための取付ボルト14が複数本、下面から下方に突出して備えられている。
タンクカバー12は、合成樹脂製であって、タンク11の左右両側および後側を覆う周壁15を有し、前面側には壁部材30によって開閉される開口部(以後、前面開口部16と称する)と、前面開口部16よりも下側の部分を覆う前壁(図示せず)とを備えている。前壁は、便座4の倒伏時には便座4によって隠され、便座4の起立時には前方へ露出される。前面開口部16の周縁部には、壁部材30を取り付ける取付ねじ32の軸部が螺合するねじ孔33が複数設けられている。
タンクカバー12の周壁15には、肘掛部材24および操作ハンドル25の軸部がそれぞれ挿通される開口部(図示せず)が設けられている。肘掛部材24は、タンクカバー12の両側面に備えられ、それぞれタンクカバー12の側面から側方に突出し、背もたれ部材50よりも前方に延出するものとされている。
また、タンクカバー12の上面側には、蓋部材19によって開閉される開口部(以後、上面開口部21と称する)が設けられている。上面開口部21は、タンクカバー12の前端縁に沿って設けられた端縁部22と周壁15の上端部とに囲まれてなる。上面開口部21の前縁は、図8に示すように、左右方向における中心が両端よりも後方に張り出すように湾曲している。また、端縁部22の上面および周壁15の上端部は、後下がりに傾斜している。上面開口部21の周縁部には、蓋部材19を受ける蓋受け部23が設けられている。
蓋部材19は、合成樹脂製であって、上面開口部21の全体を塞ぐことが可能とされている。蓋部材19は、上面開口部21とほぼ同形状をなす蓋板部19Aと、蓋板部19Aの外周縁に沿って設けられた周板部19Bとを備えている。蓋部材19は、周板部19Bの下端を蓋受け部23に受けさせて、上面開口部21に被せ付けられる。タンクカバー12に蓋部材19を取り付けた状態では、図3に示すように、端縁部22の上面の後側に蓋板部19Aがほぼ段差なく連なり、また周壁15の上側に周板部19Bがほぼ段差なく連なって配される。そして、タンクカバー12の上面は、その略全体が前端から後端に向かって次第に下がる傾斜面となる。
また、タンクカバー12の周壁15および蓋部材19の後部は、図4に示すように、その左右方向における両端部に、円弧形状をなすように湾曲した丸み部17が形成されている。タンクカバー12は、全体として前端よりも後端において左右方向の寸法が若干小さくなる形状をなしている。
タンクカバー12には、前面開口部16を閉鎖するように壁部材30が取り付けられている。壁部材30は、合成樹脂製であって、前面開口部16の全体を覆うことが可能な略方形の薄板状をなし、前面には、補強リブ31が縦横に形成されている(図6参照)。
壁部材30は、上下方向における中心よりも若干下側寄りの位置を境にして、上側(以後、壁部材上部30Aと称する)と下側(以後、壁部材下部30Bと称する)とで勾配が異なるものとされている。壁部材30がタンクカバー12に取り付けられた状態では、壁部材下部30Bはほぼ垂直に立って配され、壁部材上部30Aは後ろ上がりに傾斜した姿勢になる。また、壁部材下部30Bの下端部は、便座4の後側に入り込んだ状態になる。
壁部材30は、図6に示すように、複数の取付ねじ32によってタンクカバー12および後述するフレーム40に固定される。
壁部材30には、取付ねじ32によってねじ止めされるねじ止め部34が複数箇所に設けられている。各ねじ止め部34には、取付ねじ32の頭部が収容される凹部35が凹み形成されるとともに、取付ねじ32の軸部を挿通可能な挿通孔36が貫通形成されている。また、壁部材30には、後述する背もたれ部材50の係止部53が係止可能な係止受け部37が設けられている。
壁部材30は、フレーム40に取り付けられている。フレーム40は、タンクカバー12内に配されて便器本体2に固定されるものである。フレーム40は、金属製であって、便器本体2の後部上面に載置される載置面部41と、載置面部41の左右両端部から上方に立ち上がる左右一対の縦フレーム42と、左右一対の縦フレーム42の間に掛け渡された上下一対の横フレーム43とを備えている。また、フレーム40には、壁部材30を取り付ける取付ねじ32の軸部が螺合するねじ孔33が設けられている。
載置面部41は板状をなし、その上面にベースプレート13が重ねられる。また、載置面部41には、ベースプレート13に備えられた取付ボルト14が下方へ貫通可能な貫通孔(図示せず)が形成されている。載置面部41を貫通した取付ボルト14は、便器本体2の後部上面に設けられた固定孔(図示せず)にそれぞれ挿通され、下方からナットが締め付けられる。これにより、便器装置1が便器本体2に固定される。
左右一対の縦フレーム42は、載置面部41の左右両端部に接合されている。一対の縦フレーム42は、便器装置1が便器本体2に固定された状態では、便器本体2の幅方向における両端部に配され、また前後方向においてはほぼ同じ位置に配される。一対の縦フレーム42には、肘掛部材24が固定される肘掛固定部44が設けられている。
横フレーム43は、縦フレーム42の上端部および中間部に連結されている。中間部の横フレーム43の左右方向における両端部には、便座4を回動自在に軸支する回動装置が固定される垂下片45が垂下されている。
背もたれ部材50は、壁部材30の前面側に固定される。背もたれ部材50は、後面に設けられた複数の係止部53が壁部材30の係止受け部37にそれぞれ係止することにより、壁部材30の前面に保持される。また、背もたれ部材50は、互いに係止した係止部53および係止受け部37のうち上面開口部21から露出されているものに、上方から固定ねじ54を螺合することにより、壁部材30にねじ止めされて固定される(図8参照)。
背もたれ部材50は、弾性材料によって、全体として所定の厚さ寸法を有する略方形の厚板状に形成され、クッション性を有するものとされている。背もたれ部材50は、正面から見ると壁部材30よりも若干大きい幅寸法を備えた横方向に長い長方形状をなし、その下端は、便座4の上面に近接して配される。
背もたれ部材50は、タンクカバー12の前面の略全体を覆うことが可能とされ、正面側から見ると、図2に示すように、背もたれ部材50によってタンクカバー12の全体が隠されている。背もたれ部材50の前面は、図4に示すように、左右方向における両端部が中央部よりも若干前方に位置するように緩く湾曲した湾曲面とされている。また、背もたれ部材50は、壁部材30同様、上下方向における中心よりも若干下側寄りの位置を境にして、上側(以後、背もたれ上部50Aと称する)と下側(以後、背もたれ下部50Bと称する)とで勾配が異なるものとされている。背もたれ部材50が壁部材30に取り付けられた状態では、背もたれ下部50Bは壁部材下部30Bの上側部分に沿って配され、背もたれ上部50Aは壁部材上部30Aの略全体に沿って配される。
背もたれ部材50は、タンクカバー12の上面に被さる上面被覆部51と、タンクカバー12の両側面に被さる側面被覆部52とを備えている。上面被覆部51と側面被覆部52とによって壁部材30は完全に覆われる。
上面被覆部51は、図7に示すように、背もたれ部材50の上端縁に沿って、後方に突出して形成されている。上面被覆部51は、背もたれ部材50の左右方向の全幅にわたって形成されている。上面被覆部51の後端縁は、図8に示すように、背もたれ部材50の前面と同様に湾曲した形状とされている。また、上面被覆部51および側面被覆部52を含む背もたれ部材50の全体が弾性材料によって形成されているため、上面被覆部51は、蓋部材19の開閉の際に弾性変形しやすい弾性部材となっている。すなわち上面被覆部51は、仮に一部が蓋部材19に被さっていたとしても、蓋部材19の取り外しの際には、蓋部材19を取り外すことが可能な程度に弾性変形する。また、上面被覆部51は、蓋部材19を取り外す際に、蓋部材19や作業者の手指等が接触した場合に、蓋部材19の取り外し作業の邪魔にならないように弾性変形する。
上面被覆部51は、図8に示すように、タンクカバー12の上面のうち上面開口部21よりも前側に位置する部分(端縁部22)の上面に沿って配され、上面開口部21までは被さらないものとされている。上面被覆部51の後端縁は、蓋部材19の前端縁よりもわずかに前方にずれた位置に配される。
側面被覆部52は、図7に示すように、背もたれ部材50の左右方向における両端縁に沿って、後方に突出して設けられている。側面被覆部52は、背もたれ部材50の上下方向における全体にわたって形成されている。側面被覆部52は、タンクカバー12の側面のうち前端縁部に被さるようになっている。側面被覆部52の後端縁は、図3に示すように、背もたれ部材50の前面と同様に傾斜している。側面被覆部52は、上面被覆部51の左右方向における端部に連なっている。側面被覆部52の厚さ寸法(左右方向の寸法)は、上面被覆部51の厚さ寸法(上下方向の寸法)よりも小さくされている。側面被覆部52によって、肘掛部材24の根元部分が隠され、正面側からは見えないようになっている。
次に、本実施例の便器装置1における蓋部材19の取り付けおよび取り外し作業について説明する。
蓋部材19をタンクカバー12の上面に取り付けるには、蓋部材19を上面開口部21に整合する向きにして、周板部19Bを上面開口部21の周囲に設けられた蓋受け部23に嵌め込む。この際、蓋受け部23の全体が上面被覆部51に覆われないで露出しているため、背もたれ部材50を取り外さなくても、蓋部材19を取り付けることができる。蓋部材19が取り付けられることにより、上面開口部21の全体が閉じられた状態になる。
一方、蓋部材19をタンクカバー12の上面から取り外すには、蓋板部19Aおよび周板部19Bに指を添えて、蓋部材19を上方に持ち上げるようにする。この際、上面被覆部51が蓋部材19に被さっていないから、背もたれ部材50を取り外さなくても、蓋部材19を取り外すことができる。蓋部材19が取り外されることにより、上面開口部21の全体が開いた状態になる。
なお、蓋部材19の取り付けまたは取り外し作業において、蓋部材19や手指等が上面被覆部51に接触した場合には、上面被覆部51が比較的容易に変形するから、蓋部材19が上面被覆部51に引っかかる等によって作業がしにくくなることを防ぐことができる。
次に、上記のように構成された実施例の作用および効果について説明する。
本実施例における便器装置1は、便器洗浄水を貯留するタンク11の周囲を覆うタンクカバー12を備え、タンクカバー12の上面側に、蓋部材19によって開閉される上面開口部21が設けられており、タンクカバー12の前面に、背もたれ部材50が取り付けられる。そして、背もたれ部材50には、タンクカバー12の上面のうち上面開口部21よりも前側の部分に被さる上面被覆部51が設けられている。この構成によれば、背もたれ部材50の上面被覆部51によってタンクカバー12の上面の前端縁部が覆われてすっきりとしたデザインになるから、デザイン性に優れたものとすることができる。また、上面被覆部51が被さるのは、上面開口部21よりも前側の部分であるから、背もたれ部材50を取り付けたまま、上面開口部21を全開することができる。
また、タンクカバー12の上面が、後ろ下がりの傾斜面とされている。この構成によれば、正面側からタンクカバー12の上面が見えにくいから、よりデザイン性に優れたものとすることができる。
また、背もたれ部材50が、タンクカバー12の両側面に被さる側面被覆部52を備えている。この構成によれば、正面側からタンクカバー12の側面が見えにくいから、よりデザイン性に優れたものとすることができる。
また、タンクカバー12の側面から背もたれ部材50よりも前方に延出する肘掛部材24を備えている。この構成によれば、正面側から肘掛部材24の根元部分が見えにくいから、肘掛部材付きの便器装置1をデザイン性に優れたものとすることができる。
また、上面被覆部51の後端縁よりも蓋部材19の前端縁が後方にずれた位置に配されている。この構成によれば、上面被覆部51をずらさなくても、蓋部材19の取り付けおよび取り外し作業を行うことができる。
また、上面被覆部51が、弾性変形しやすい弾性部材とされている。この構成によれば、蓋部材19の取り付けおよび取り外しの際に、上面被覆部51を容易に変形することができるから、蓋部材19の取り付けおよび取り外し作業を容易に行うことができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、背もたれ部材50がタンクカバー12の前面開口部16を覆う壁部材30に取り付けられているが、これに限らず、例えば前面開口部が形成されていないタンクカバーに、背もたれ部材を直接取り付けるものとしてもよい。
(2)上記実施例では、タンクカバー12の上面が、後ろ下がりの傾斜面とされているが、これに限らず、例えばタンクカバーの上面は水平方向にフラットな面であってもよい。
(3)上記実施例では、上面被覆部51が、背もたれ部材50の上端縁に沿って設けられているが、これに限らず、例えば背もたれ部材の高さ寸法をタンクカバーの上面よりも上方に至るものとし、上面被覆部を背もたれ部材の上端縁よりも下がった位置に設けても良い。
)上記実施例では、側面被覆部52が、タンクカバー12の側面のうち前端縁部に被さるようになっているが、これに限らず、例えば側面被覆部が、タンクカバーの側面により広い範囲で被さるようにしてもよい。
)上記実施例では、タンクカバー12の左右両側に肘掛部材24が備えられているが、これに限らず、例えば肘掛部材は左右両側のうち片側のみに備えてもよいし、また肘掛部材を備えなくてもよい。
)上記実施例では、上面被覆部51の後端縁よりも蓋部材19の前端縁が後方にずれた位置に配されているが、これに限らず、上面被覆部が蓋部材の一部に被さるようにしてもよい。
)上記実施例では、上面被覆部51が、弾性変形しやすい材料によって形成された弾性部材とされているが、これに限らず、例えば上面被覆部を、弾性変形しにくい材料で形成してもよく、また形状を工夫することにより弾性変形しやすくしてもよい。
)上記実施例では、上面被覆部51は、上面開口部21までは被さらないものとされているが、これに限らず、上面被覆部は、上面開口部を若干覆ってもよい。

1…便器装置
2…便器本体
11…タンク
12…タンクカバー
19…蓋部材
21…上面開口部
22…端縁部(タンクカバーの上面のうち前記開口部の前側に設けられた部分)
24…肘掛部材
50…背もたれ部材
51…上面被覆部
52…側面被覆部

Claims (5)

  1. 便器本体の後部上面に固定されて便器洗浄水を貯留するタンクと、
    前記タンクの周囲を覆うとともに、その上面側に、蓋部材によって開閉される開口部が設けられたタンクカバーと、
    前記タンクカバーの前面に取り付けられる背もたれ部材と、
    前記タンクカバーの上面のうち前記開口部の前側に設けられ、前記背もたれ部材が覆い被さる部分と、
    を備え
    前記背もたれ部材が、前記タンクカバーの両側面に被さる側面被覆部を有し、
    前記側面被覆部の後端が、前記タンクの後端より前方に位置する便器装置。
  2. 前記タンクカバーの上面が、後ろ下がりの傾斜面とされている請求項1に記載の便器装置。
  3. 前記タンクカバーの側面から前記背もたれ部材よりも前方に延出する肘掛部材を備えている請求項1または請求項2に記載の便器装置。
  4. 前記背もたれ部材が、前記タンクカバーの上面に被さる上面被覆部を有し、
    前記上面被覆部の後端縁よりも前記蓋部材の前端縁が後方にずれた位置に配されている請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の便器装置。
  5. 前記背もたれ部材が、前記タンクカバーの上面に被さる上面被覆部を有し、
    前記上面被覆部が、前記蓋部材の開閉の際に弾性変形しやすい弾性部材とされている請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の便器装置。
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