JPH08955Y2 - 便器の蓋部開閉装置 - Google Patents

便器の蓋部開閉装置

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Publication number
JPH08955Y2
JPH08955Y2 JP1989152373U JP15237389U JPH08955Y2 JP H08955 Y2 JPH08955 Y2 JP H08955Y2 JP 1989152373 U JP1989152373 U JP 1989152373U JP 15237389 U JP15237389 U JP 15237389U JP H08955 Y2 JPH08955 Y2 JP H08955Y2
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JP
Japan
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toilet
lid
fixed
pinion
closing device
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989152373U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0389697U (ja
Inventor
洋行 出牛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Isued Co Ltd
Original Assignee
Nihon Isued Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 本考案は、便器内に手を入れて開ける必要が無く便器
の蓋部に手を触れないで不潔感を受けることなく容易に
開閉することのできる便器の蓋部開閉装置に関する。
【従来の技術】
近年、都市化現象が大都市圏から地方へと波及するに
および、各都道府県において下水道の整備が急速に図ら
れている。この下水道の整備に伴い、トイレの糞尿を浄
化層で浄化して下水道に流す水洗式トイレが建設資材の
発達、住居用住宅の建設技術の発達と共に衛生の面から
急速に普及するに至っている。 一方、高度経済成長の基に、食堂・レストラン等の外
食産業、ホテル、結婚式場等、不特定多数の人が出入り
するサービス産業が乱立している。これらレストラン、
ホテル等の利用は、生活水準の向上に伴って増大してお
り、このような不特定多数の人が出入りするレストラ
ン、ホテル等において備えられているトイレは、衛生の
面、清潔の面から従来のバッチ式トイレから洋式水洗式
トイレに変わっている。 このようなレストラン、ホテル等の洋式トレイは、第
4図に示す如き構成を有している。すなわち、便座1が
便器2の上の一端に開閉自在に取付けられ、この便座1
の上には、便座カバー3が開閉自在に蓋されるようにな
っている。なお、5は、便座1の上に敷かれる敷紙であ
る。 この洋式トイレを使用する場合には、蓋部を開けて、便
座の上に臀部を載せて排便・排尿する。しかる後、蓋部
を閉めて排便・排尿した汚物を水で流す。
【考案が解決しようとする課題】
このように洋式トイレを使用する場合、蓋部を手で開
閉しなければならない。この蓋部を開閉する場合には、
手を蓋部の下側に挿入して持ち上げなければならず、便
器の中に指が入るようで不潔感があるという問題点を有
している。 また、このようなレストラン、ホテル等の洋式トイレ
は、利用する人が、不特定人でどのような人が利用した
か不明である。このため不潔な場合もあり、特に病気の
感染等も考えられる。このため、洋式トイレを使用する
際に蓋部の開閉のために指を便器に接触するくらいに蓋
部の下側に挿入すると病気の感染等の心配が有り使用し
難いという問題点を有している。 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、便
器内に手を入れることなく、不潔感を受けることなく容
易に蓋部を開閉することのできる便器の蓋部開閉装置を
提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における便器の蓋
部開閉装置は、便器に回転自在に取付けられる軸に固着
され開閉自在に該便器に取付けられる蓋部の軸の一端に
固着されるピニオンと、該ピニオンに相対向して噛合す
る2つのラックと、該2つのラックのそれぞれに回転自
在に軸着されその中程が支持体に回転自在に支持された
2つの操作杆とによって構成したものである。 また、上記目的を達成するために、本考案における便
器の蓋部開閉装置は、便器に回転自在に取付けられる軸
に固着され開閉自在に該便器に取付けられる蓋部の軸の
一端に固着されるピニオンと、該ピニオンに懸架噛合さ
れるベルトと、該ベルトの端部のそれぞれにその一端が
固着されその中程が支持体に回転自在に支持された2つ
の操作杆とによって構成したものである。
【作用】
便器に回転自在に取り付けられる軸に固着され開閉自
在に該便器に取付けられる蓋部の軸の一端に固着される
ピニオンと、該ピニオンに相対向して噛合する2つのラ
ックと、該2つのラックのそれぞれに回転自在に軸着さ
れその中程が支持体に回転自在に支持された2つの操作
杆とによって構成しているため、便器内に手を入れるこ
となく、不潔感を受けることなく容易に蓋部を開閉する
ことができる。 また、便器に回転自在に取付けられる軸に固着され開
閉自在に該便器に取付けられる蓋部の軸の一端に固着さ
れるピニオンと、該ピニオンに懸架噛合されるベルト
と、該ベルトの端部のそれぞれにその一端が固着されそ
の中程が支持体に回転自在に支持された2つの操作杆と
によって構成しているため、便器内に手を入れることな
く、不潔感を受けることなく容易に蓋部を開閉すること
ができる。
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。 《第1の考案》 第1図〜第2図には、本願第1の考案に係る便器の蓋
部開閉装置の一実施例が示されている。 図において、4は、軸で、蓋部3が固着されている。
この軸4は、便器2に、ヒンジ6によって開閉自在に取
付けられている。7は、軸4に取付けられている蓋部開
閉装置である。 蓋部開閉装置7は、第2図に示す如き構成を有してい
る。すなわち、8は、ピニオンで、9、10は、このピニ
オン8に噛合するラックである。このラック9とラック
10とは、ピニオン8を挟み互いに対向するように設けら
れている。11は、ラック9の端部に回転自在に軸着する
操作杆で、この操作杆11は、その中程が支持体12に回転
自在に支持されている。13は、操作杆11の他端部に取付
けられているペタルで、このペタル13を踏むと、操作杆
11が、支持体12を支点に回転するように構成されてい
る。この支持体12は、床100に脱着自在に固着されてい
る。 また、14は、ラック10の端部に回転自在に軸着する操
作杆で、この操作杆14は、その中程が支持体15に回転自
在に支持されている。16は、操作杆14の他端部に取付け
られているペタルで、このペタル16を踏むと、操作杆14
が、支持体15を支点に回転するように構成されている。
この支持体15は、床100に脱着自在に固着されている。 このピニオン8とラック9、10の噛合部は、第1図に
示す如く、外部から見えないようにケース17によって覆
われている。 このように構成されているものであるから、ペタル13
を第2図図示矢印Aに示す如く踏み込むと、操作杆11が
回動し、ラック9が第2図図示矢印Bに示す方向に移動
する。すると、ピニオン8は、第2図図示矢印Cに示す
如き方向に回転して軸4を回転せしめ、蓋部3を第2図
図示矢印Dに示す如く開動する。 次に、ペタル16を第2図図示矢印Eに示す如く踏む込
むと、操作杆14が回動し、ラック9が第2図図示矢印F
に示す方向に移動する。すると、ピニオン8は、第2図
図示矢印Gに示す如き方向に回転し、蓋部3を第2図図
示矢印Hに示す如く閉動する。 したがって、本実施例によれば、蓋部を手で持って開
ける必要がないため、便器内に手を入れることをしなく
て済み、不潔感を受けることなく容易に蓋部を開閉する
ことができる。 《第2の考案》 第3図には、本願第2の考案に係る便器の蓋部開閉装
置の一実施例が示されている。 図において、本実施例が第2図図示本願第1の考案に
係る便器の蓋部開閉装置の実施例と異なる点は、第2図
図示実施例が、ピニオン8に2つのラック9、10を噛合
しているのに対し、本実施例が、2つのラック9、10の
替わりに一方の面に歯部の形成されている1本のベルト
を用いた点である。他は、第2図図示本願第1の考案に
係る便器の蓋部開閉装置の実施例と異なる点は無い。 すなわち、ピニオン8には、一方の面に歯部21の形成
されたベルト20が噛合されている。このベルト20の一端
には、操作杆11の端部が固着されており、ベルト20の他
端には、操作杆14の端部が固着されている。 したがって、本実施例も、第2図図示本願第1の考案
に係る便器の蓋部開閉装置の実施例と同様に動作する。
【考案の効果】
本考案は、上述のように構成されているので、次に記
載する効果を奏する。 請求項1の便器の蓋部開閉装置においては、便器に回
転自在に取付けられる軸に固着され開閉自在に該便器に
取付けられる蓋部の軸の一端に固着されるピニオンと、
該ピニオンに相対向して噛合する2つのラックと、該2
つのラックのそれぞれに回転自在に軸着されその中程が
支持体に回転自在に支持された2つの操作杆とによって
構成しているため、便器内に手を入れることなく、不潔
感を受けることなく容易に蓋部を開閉することができ
る。 請求項2の便器の蓋部開閉装置においては、便器に回
転自在に取付けられる軸に固着され開閉自在に該便器に
取付けられる蓋部の軸の一端に固着されるピニオンと、
該ピニオンに懸架噛合されるベルトと、該ベルトの端部
のそれぞれにその一端が固着されその中程が支持体に回
転自在に支持された2つの操作杆とによって構成してい
るため、便器内に手を入れることなく、不潔感を受ける
ことなく容易に蓋部を開閉することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第2図は本願第1の考案に係る便器の蓋部開閉
装置の実施例を示したもので、第1図は蓋部開閉装置の
全体斜視図、第2図は蓋部開閉装置の動作説明図、第3
図は本願第2の考案に係る便器の蓋部開閉装置の実施例
を示す動作説明図、第4図は従来の洋式便器の全体斜視
図である。 2……便器 3……蓋部 4……軸 7……蓋部開閉装置 8……ピニオン 9,10……ラック 11,14……操作杆 12,15……支持体 20……ベルト

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器に回転自在に取付けられる軸に固着さ
    れ開閉自在に該便器に取付けられる蓋部の軸の一端に固
    着されるピニオンと、該ピニオンに相対向して噛合する
    2つのラックと、該2つのラックのそれぞれに回転自在
    に軸着されその中程が支持体に回転自在に支持された2
    つの操作杆とからなる便器の蓋部開閉装置。
  2. 【請求項2】便器に回転自在に取付けられる軸に固着さ
    れ開閉自在に該便器に取付けられる蓋部の軸の一端に固
    着されるピニオンと、該ピニオンに懸架噛合されるベル
    トと、該ベルトの端部のそれぞれにその一端が固着され
    その中程が支持体に回転自在に支持された2つの操作杆
    とからなる便器の蓋部開閉装置。
JP1989152373U 1989-12-27 1989-12-27 便器の蓋部開閉装置 Expired - Lifetime JPH08955Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989152373U JPH08955Y2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 便器の蓋部開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989152373U JPH08955Y2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 便器の蓋部開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0389697U JPH0389697U (ja) 1991-09-12
JPH08955Y2 true JPH08955Y2 (ja) 1996-01-17

Family

ID=31698640

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989152373U Expired - Lifetime JPH08955Y2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 便器の蓋部開閉装置

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4975539U (ja) * 1972-10-16 1974-07-01
JPS5347142A (en) * 1976-10-12 1978-04-27 Sato Kouichi Device for opening or closing cover and seat of western style chamber pot
JPS6083397U (ja) * 1983-11-11 1985-06-08 トヨタ自動車株式会社 洋式トイレ便座開閉装置
JPS60108021A (ja) * 1983-11-16 1985-06-13 コアランドテクノロジー株式会社 腰掛式便器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0389697U (ja) 1991-09-12

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