JP3187919U - 小便装置 - Google Patents

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緑 松本
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Abstract

【課題】便所室内に放尿の悪臭が漂わない男性用の小便装置を提供する。
【解決手段】便所室の壁部の室外側の収納空間にとりつけられる小便装置1であって、小便装置は小便器本体2とそれにとりつけられる放尿受部3を備える。小便器本体は周囲に壁部取付部2a1を有し、中央部に放尿受部が室内外に出入り可能の開口部を有する前板部2aと、側板部と、背側板部2cと、下側板部2dと、放尿受部の収納空間を形成しており、小便器本体は上方に洗浄水の流入口2fを、下側板部に洗浄水ならびに放尿の流出口2gを形成する。一方放尿受部は小便器本体の前板部の開口部を閉塞する前板部と、前板部の室外側に側板部を、上方に放尿受口を、下方に小便器本体の下側板部に放尿を流出する放尿流出口を形成する。小便器本体の側板部ならびに放尿受部の側板部にはレール機構3eを形成して放尿受部が小便器本体の開口部より室内外に引出し状に出入り可能に構成している。
【選択図】図3

Description

本考案は一般家庭、学校、病院、ホテル、駅舎その他公共の施設等において使用できる男性用の小便装置に関する。
従来男性が小便の際に起立状態で使用する小便装置は公知である。
該小便装置は便所室の壁体より室内側に露出状態で突出してとりつけられている。
上記従来の小便器は次のような問題点がある。
その1つは、小便器自体が便所室内に露出しており、底部中央に排出口を有する有底椀状に形成されているために、放尿が有底部から跳ね返り、小便器の上面周壁や床面に飛散すること。
その2つは小便器の周壁や床面に飛散した放尿が付着しているために、便所室内に尿臭が漂い、悪臭であり不衛生であること。
その3つは小便器の開口の大きさが平面視において前後左右大きめに設計されており、そのために便所室の空間面積が大きくなり、ことに一般家庭においては建築面積が大きくなり、建築コストの負担増になること。
本考案はつぎの特徴を備えている。
その一は「便所室の壁部の室外側の収納空間にとりつけられる小便装置であって、該小便装置は小便器本体と該小便器本体にとりつけられる放尿受部を備えており、小便器本体は周囲に壁部取付部を有し、中央部に放尿受部が室内外に出入り可能の開口部を有する前板部と、側板部と、背側板部と、下側板部と、放尿受部の収納空間を形成しており、さらに小便器本体は上方に洗浄水の流入口を、前記下側板部に洗浄水ならびに放尿の流出口を形成しており、一方前記放尿受部は小便器本体の前板部の開口部を閉塞する前板部と、該前板部の室外側に側板部を、上方に放尿受口を、下方には小便器本体の下側板部に放尿を流出する放尿流出口を形成しており、さらに小便器本体の側板部ならびに放尿受部の側板部にはレール機構を形成して放尿受部が小便器本体の開口部より室内外に引出し状に出入り可能に構成していることを特徴とする小便装置」である。
その二は「上記その一の構成において、放尿受部の前板部の室外側に形成している側板部は上方の放尿受口が径大で、放尿流出口が径小の略角錐状に形成していることを特徴とする小便装置」である。
その三は「上記その一またはその二の構成において、放尿受部の前板部の上端中央部を略半円凹状に形成し、小便器本体の前板部部の開口部を前記略半円凹状を補完する略半円凸状に形成していることを特徴とする小便装置」である。
その四は「上記その一からその三のいずれかの構成において、放尿受部は小便器本体に着脱自在に取り付けられていることを特徴とする小便装置」である。
その五は「上記その一からその四のいずれかの構成において、放尿受部を便所室内側に引出した後に小便器本体の収納空間に引入れた状態で、所定時間洗浄装置から流出する洗浄水が小便器本体の洗浄水の流入口に流入して小便器本体並びに放尿受部を洗浄して流出口から排出するように形成されていることを特徴とする小便装置」である。
本考案の小便装置は小便器本体が便所室の壁部の所定高さ位置の室外側の収納空間にとりつけられているので、放尿時には放尿受部が便所室の室内側に露出しているが、放尿受部の下方の放尿流出口並びに小便器本体の流出口は便所室の室外側に位置しているので、放尿の跳ね返りがなくなり、床面等に飛散、付着しない。よって床面に付着した尿の悪臭もなく衛生的である。また放尿受部は上方に径大の放尿受口を、下方に径小の放尿流出口を、側板部を略角錐状に形成しているので放尿の流出口への流れが良い。
本考案の小便装置は放尿後は開口部を閉塞するので小便器本体内からの放尿の悪臭が遮断されて便所室内に漂うことがなく、衛生的である。又放尿受部の前板部中央部を略半円凹状に形成しているので小人でも放尿しやすい。よって便所室を汚さない。
本考案の小便装置は放尿受部の出し入れはレール構造であるので、容易に引き出し、引き入れできる。
本考案小便装置は、小便器本体並びに放尿受部の洗浄は、放尿受部が閉塞の状態で所定時間洗浄水が洗浄装置から小便器本体の流入口に流入して放尿受部と小便器本体の内面を洗浄し、小便器本体の流出口から排出されるので小便器本体内に悪臭が発生せず常に衛生的であり、かつ洗浄水量も最小限に保持できる。また放尿受部を小便器本体から外してそれぞれを洗浄でき、衛生的である。
本考案小便装置の小便器本体の一実施例を示す概略斜視図 本考案小便装置の放尿受部の一実施例を示す概略斜視図 本考案小便装置を壁部にとりつけている状態を示す概略断面説明図 本考案小便装置の使用時の状態を示す概略説明図 本考案小便装置の放尿受部の他の実施例を示す概略斜視図
本考案の実施形態を図面を用いて説明する。
図1から図4において、1は小便装置で、便所室4の壁部4aの所定高さ位置の室外側の収納空間4bにとりつけられる。該装置は小便器本体2と、該小便器本体にとりつけられる放尿受部3を備えている。
小便器本体2は周囲に壁部取付部2a1を有し、中央部に放尿受部が室内外に出入り可能の開口部2a2を有する前板部2aと、左右の側板部2bと、背側板部2cと、下側板部2dと、放尿受部の収納空間2eを、さらに上方に洗浄水の流入口2fを、下側板部に洗浄水ならびに放尿の流出口2gを形成している。
洗浄水の流入口2fは開口状態でもよく、図示のごとく上面蓋部2iを形成して該蓋部に所定大きさの流入口を形成している。
5は洗浄水の流入パイプで、洗浄水が小便器本体内に流入して小便器本体の内面および放尿受部の内外面を洗浄する。洗浄水の流入は霧状、噴射状、渦回転状など公知の洗浄効率の良い流入形態を採用すればよい
一方放尿受部3は小便器本体の前板部2aの開口部2a2を閉塞する前板部3aと、該前板部の室外側に側板部3bを、上方に放尿受口3cを、下方に放尿流出口3dを形成している。
側板部3bは前側板部、左右の側板部、後側板部からなり、放尿受口が径大で放尿流出口が径小の略角錐状に形成されている。
さらに小便器本体2の側板部2bならびに放尿受部3の側板部3bにはレール機構2h、3eを形成して放尿受部3が小便器本体2の開口部2a2から室内外に出入り可能に形成している。レール機構は公知であり、スライドレール、摺動レール、ベアリング式レール等適宜採用できる。3fは連結材、3gは放尿受部を出し入れする把手である。
しかして放尿受部の前板部の上端中央部を略半円凹状3a1に形成し、小便器本体の前板部2aの開口部2a2を前記略半円凹状を補完する略半円凸状2a3に形成している。
さらに放尿受部は小便器本体に着脱自在にとりつけられている。この機構は机の引き出し、その他公知の引き出し構造と同様である。
図4は小便装置の使用時の状態を示す。放尿受部3が便所室内側に引き出されている。男性7の男性器7aからの放尿7bが、放尿受口3eに放出され、放尿流出口3dから小便器本体の流出口2gを流れ、排出パイプ6に流出する。不図示であるが、排水トラップを従来同様排水パイプの適宜箇所に形成することは論ずるまでもない。
さらに本考案の小便装置においては、放尿後は放尿受部を小便器本体の収納空間に引き入れて収納した状態で、所定時間洗浄装置の流入パイプから洗浄水が小便器本体の洗浄水の流入口に流入して、小便器本体並びに放尿受部を洗浄するように形成されている。
なお小便装置内に所定時間洗浄水を流入する手段は従来公知であり、センサー、タイマー、リミットスイッチ等その他の感知手段の設置により適宜採択すればよく、当業者であれば容易に理解することである。
図5は放尿受部の他の実施例を示す。これの特徴は放尿受部8の形状を略四角形状にしている。前板部8a、左右の側板部8b、後側板部8c、下側板部8d、放尿受口8gを形成している。下側板部は後方が低くなるような傾斜状に形成し、放尿の流れを良くしている。
後側板部との交叉部に溝部8eを形成し、その中央に流出口8fを形成している。
以上本考案の実施例について説明しているが、本考案の技術思想を逸脱しない範囲の設計変更は可能である。
1 小便装置
2 小便器本体
2a 前板部
2a1 壁部取付部
2a2 開口部
2a3 略半円凸状
2b 側板部
2c 背側板部
2d 下側板部
2e 収納空間
2f 流入口
2g 流出口
2h レール機構
2i 上面蓋部
3 放尿受部
3a 前板部
3a1 略半円凹状
3b 側板部
3c 放尿受口
3d 放尿流出口
3e レール機構
3f 連結材
3g 把手
4 便所室
4a 壁部
4b 収納空間
5 洗浄水の流入パイプ
6 排出パイプ
7 男性
7a 男性器
7b 放尿水
8 放尿受部
8a 前板部
8b 左右側板部
8c 後側板部
8d 下側板部
8e 溝部
8f 流出口
8g 放尿受口

Claims (5)

  1. 便所室の壁部の室外側の収納空間にとりつけられる小便装置であって、該小便装置は小便器本体と該小便器本体にとりつけられる放尿受部を備えており、小便器本体は周囲に壁部取付部を有し、中央部に放尿受部が室内外に出入り可能の開口部を有する前板部と、側板部と、背側板部と、下側板部と、放尿受部の収納空間を形成しており、さらに小便器本体は上方に洗浄水の流入口を、前記下側板部に洗浄水ならびに放尿の流出口を形成しており、一方前記放尿受部は小便器本体の前板部の開口部を閉塞する前板部と、該前板部の室外側に側板部を、上方に放尿受口を、下方には小便器本体の下側板部に放尿を流出する放尿流出口を形成しており、さらに小便器本体の側板部ならびに放尿受部の側板部にはレール機構を形成して放尿受部が小便器本体の開口部より室内外に引出し状に出入り可能に構成していることを特徴とする小便装置。
  2. 放尿受部の前板部の室外側に形成している側板部は放尿受口が径大で放尿流出口が径小の略角錐状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の小便装置。
  3. 放尿受部の前板部の上端中央部を略半円凹状に形成し、小便器本体の前板部の開口部を前記略半円凹状を補完する略半円凸状に形成していることを特徴とする請求項1または請求項2記載の小便装置。
  4. 放尿受部は小便器本体に着脱自在にとりつけられることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の小便装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の小便装置を備えており、該小便装置は放尿受部を便所室内側に引出した後に小便器本体の収納空間に引入れた状態で、所定時間洗浄装置から流出する洗浄水が小便器本体の洗浄水の流入口に流入して小便器本体並びに放尿受部を洗浄して流出口から排出するように形成されていることを特徴とする小便装置。
JP2013003695U 2013-06-11 小便装置 Expired - Lifetime JP3187919U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106320492A (zh) * 2015-06-23 2017-01-11 徐宏志 除异味新式小便器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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