JP2012167530A - 洋式便器の飛沫防止装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】洋式便器1に圧縮空気ポンプを取り付け、便座2の下面3に斜め下方に交互に開けた穴4と真横に開けた穴5のパイプ6を取り付け、圧縮空気をパイプ6の中に送り、パイプ6の穴4より空気7を斜め下方に吹き出させ、飛散する小水の飛沫12は吹き出した空気7に捕捉され、空気7は小水の飛沫12と共に便器の内面8のカーブ17に当たり水滴は水面11に流れ落ち、空気7は便器1の内面のカーブ17により上昇し、パイプ6から真横に吹き出す空気9に導かれ、便座2の下面3と便座受け10の間より外部13に放たれる。
【選択図】図3
Description
従来このような問題を解決するのに特願平8−175339の出願では、便鉢内の溜水部の表面を波立たせ又は攪拌するようにしたものが有る。
特願2001−48345の出願では、コンプレッサーにて圧縮空気を制御する事と圧縮空気を回収する回収部を備えている。
実願平4−45523の出願では、送風路から送風した空気を吸込口を設けて吸引するようにしている。
実願2006−8237の出願では、エア吹出管を便器本体の開口部に固定されている。背景技術には上記のような技術がある。
本発明は、洋式便器の便座の下面両側に、斜め下方に向け交互に開けた多数の穴と、真横に穴を開けたパイプを設け、便座後部から圧縮空気をパイプ内に送り、パイプの穴より斜め下方に吹き出させ、放尿時に跳ね返る飛沫を吹き出した空気により防ぎ、真横に開けたパイプの穴から空気を便座と便器の便座受け間から外部に吹出させ、斜め下方に吹出し便器の内面のカーブに当たった空気は便器の内面のカーブにより上昇し、真横に開けたパイプの穴から吹出した空気により導かれ、便座と便座受けとの間から外部に放出される。
従来便器の洗浄水の流出穴は便器の奥上部にあるため掃除が困難であったが、便器の内面上部に流出穴を下向きに設けた事により、掃除が容易になり又吹き出した空気は交互に開けた穴から吹き出しカーブに沿って上昇する。
又便座よりの空気の吹き出しで、便座に座って用便した時の跳ね返りがなく臀部に当たる事がない、又便器の内部奥にあった洗浄水の吹き出し穴を中程に移動した事で掃除が容易になる。
洋式便器1の便座蓋14の下の便座2の下面3に斜め下方に向けて交互に開けた多数の穴4と真横の穴5を開けたパイプ6を左右に取り付け、パイプ6内に圧縮空気ポンプ15にて圧縮空気を吹き込み、穴4からは斜め下方に空気7を交叉するよう吹き出し、パイプ6から斜め下方に吹き出した空気7は交叉するため吹き溜まりを作らず臀部に当たらず、放尿時の飛沫12を遮り便器1の内面8のカーブ17に沿って上昇し、パイプ6の穴5から真横に吹き出している空気9に導かれ、便座2と便器1の便座受け10の間から外部に放出される。
パイプ6の穴4よりの空気は斜め下方に交叉するように放出し、放尿時の便器内からの飛沫12を、放出された空気7により阻まれ飛散するのを防ぎ、放出した空気7により補足された飛沫12は、空気7と共に便器1の内面8のカーブ17に当たるが、飛沫12と空気7は重さが違うため、飛沫12は便器1の内面8に沿って水面11に落ち、空気7はカーブ17により上昇しパイプ6の穴5から真横に吹き出した空気9により導かれ外部13に放たれる。
左右のパイプ6の穴4は交互に開けてあるため、左右の穴4から放出した空気7は交叉し混ざる事なく便器1の内面8のカーブ17に当たり上昇し外部に放たれる。
便器を洗浄する水の噴出穴16は従来便器の奥上部に有るため掃除が困難であったが、本発明では便器1の内面8の上部に洗浄水の噴出穴16を下向きに設け、便器内面8にそって流れ落ちるため、便器内の掃除が容易に出来る。
2 便座
3 便座2の下面
4 斜め下向きの穴
5 真横の穴
6 パイプ
7 パイプ6から斜め下に吹き出す空気
8 便器1の内面
9 真横に吹き出す空気
10 便座受け
11 便器の水面
12 小水の飛沫
13 外部に放たれた空気
14 便座蓋
15 圧縮空気ポンプ
16 洗浄水の噴出穴
17 便器内面のカーブ
従来このような問題を解決するのに特願平8−175339の出願では、便鉢内の溜水部の表面を波立たせ又は攪拌するようにしたものが有る。
特願2001−48345の出願では、コンプレッサーにて圧縮空気を制御する事と圧縮空気を回収する回収部を備えている。
実願平4−45523の出願では、送風路から送風した空気を吸込口を設けて吸引するようにしている。
実願2006−8237の出願では、エア吹出管を便器本体の開口部に固定されている。背景技術には上記のような技術がある。
本発明は、洋式便器の便座の下面両側に、斜め下方に向け交互に開けた多数の穴と、真横に穴を開けたパイプを設け、便座後部から圧縮空気をパイプ内に送り、パイプの穴より斜め下方に吹き出させ、放尿時に跳ね返る飛沫を吹き出した空気により防ぎ、真横に開けたパイプの穴から空気を便座と便器の便座受け間から外部に吹出させ、斜め下方に吹出し便器の内面のカーブに当たった空気は便器の内面のカーブにより上昇し、真横に開けたパイプの穴から吹出した空気により導かれ、便座と便座受けとの間から外部に放出される。
従来便器の洗浄水の流出穴は便器の奥上部にあるため掃除が困難であったが、便器の内面上部に流出穴を下向きに設けた事により掃除が容易になる。
又便座よりの空気の吹き出しで、尿が便器内の水面に当たった時に発する音が吹き出した空気により消音され、また女性の為に擬音を出す便器も開発されているがその必要も無く、また便座に座って用便した時の跳ね返りがなく臀部に当たる事がない。又便器の内部奥にあった洗浄水の吹き出し穴を中程に移動した事で掃除が容易になる。
洋式便器1の便座蓋14の下の便座2の下面3に斜め下方に向けて左右から吹き出した空気7が、交叉するよう交互に開けた多数の穴4と真横の穴5を開けたパイプ6を左右に取り付け、パイプ6内に圧縮空気ポンプ15にて圧縮空気を吹き込み、斜め下向きの多数の穴4から空気7を交叉するよう吹き出し、パイプ6から斜め下方に吹き出した空気7は、交叉するため吹き溜まりを作らず臀部に当たらず、放尿時の飛沫12を遮り便器1の内面8のカーブ17に沿って上昇し、パイプ6の穴5から真横に吹き出している空気9に導かれ、便座2と便器1の便座受け10の間から外部13に放出される。
パイプ6の穴4よりの空気は斜め下方に交叉するように放出し、放尿時の便器内からの飛沫12を、放出された空気7により阻まれ飛散するのを防ぎ、放出した空気7により捕捉された飛沫12は、空気7と共に便器1の内面8のカーブ17に当たるが、飛沫12と空気7は比重が違うため、飛沫12は便器1の内面8に沿って水面11に落ち、空気7はカーブ17により上昇し、パイプ6の穴5から真横に吹き出した空気9により導かれ外部13に放出される。左右のパイプ6の穴4は交互に開けてあるため、左右の穴4から放出した空気7は、交叉し混ざる事なく便器1の内面8のカーブ17に当たり上昇し外部13に放たれる。便器を洗浄する水の噴出穴16は従来便器の奥上部に有るため掃除が困難であったが、本発明では便器1の内面8の上部に洗浄水の噴出穴16を下向きに設け、便器内面8にそって流れ落ちるため、便器内の掃除が容易に出来る。
又便座2のパイプ6から斜め下に吹き出す空気7の吹き出しで、尿が便器1の水面11に当たった時に発する音が吹き出した空気7により消音される。
2 便座
3 便座2の下面
4 斜め下向の交互に開けた多数の穴
5 真横の穴
6 パイプ
7 パイプ6から斜め下に交互に吹き出す空気
8 便器1の内面
9 真横に吹き出す空気
10 便座受け
11 便器の水面
12 小水の飛沫
13 外部に放たれた空気
14 便座蓋
15 圧縮空気ポンプ
16 洗浄水の噴出穴
17 便器内面のカーブ
Claims (2)
- 洋式便器の便座の左右下面に、斜め下方に向け空気が交差して吹き出す交互に開けた多数の穴と、便座と便器の便座受けの間から、真横に外部に空気を吹き出す穴を開けたパイプを設け、パイプの内部に圧縮空気を送り斜め下方に交差するよう吹き出し、各パイプから吹き出した空気は反対側の便器の内面のカーブに当たり、放尿時の飛沫を斜め下方に吹き出した空気により防ぎ、吹き出した空気と共に運ばれた小水の飛沫は、空気より重いため便器の内面に当たり流れ落ち、吹き出した空気は便器の内面のカーブにより上昇し、便座と便器の便座受けの間よりパイプから真横に吹き出す空気に導かれ、外部に放出することを特徴とする、洋式便器の飛沫防止装置。
- 便器の便座受けの内面奥上部にある便器内を洗浄する水の噴出穴を、便器の便座受けの内側の上部に設け、反対側から吹き出した空気が上昇するよう便器の内面にカーブを作り、吹き出した空気がカーブに沿って上昇し、便座と便器の便座受けの間にパイプから吹き出した空気に導かれ外部に放出し、洗浄する水の噴出穴が便器の便座受けの内側上部に有るため、従来の便器より掃除が容易になる事を特徴とする請求項1記載の、洋式便器の飛沫防止装置。
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JP2011046958A JP5212846B2 (ja) | 2011-02-15 | 2011-02-15 | 洋式便器の飛沫防止装置 |
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JP2012167530A true JP2012167530A (ja) | 2012-09-06 |
JP5212846B2 JP5212846B2 (ja) | 2013-06-19 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014168491A (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-18 | Hotta Shokusan Co Ltd | 洋式便器の小便飛散防止装置 |
JP7492892B2 (ja) | 2020-09-30 | 2024-05-30 | 株式会社Lixil | 便器装置 |
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Citations (4)
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JPH064183U (ja) * | 1992-06-30 | 1994-01-18 | 株式会社イナックス | 洋風便器のオツリ防止装置 |
JPH09316979A (ja) * | 1996-05-30 | 1997-12-09 | Inax Corp | 便器の飛沫防止方法及び装置 |
JP2002250067A (ja) * | 2001-02-23 | 2002-09-06 | Toto Ltd | 便器装置 |
JP3128026U (ja) * | 2006-10-10 | 2006-12-21 | 敏行 市井 | 洋式便器 |
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2011
- 2011-02-15 JP JP2011046958A patent/JP5212846B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
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JPH064183U (ja) * | 1992-06-30 | 1994-01-18 | 株式会社イナックス | 洋風便器のオツリ防止装置 |
JPH09316979A (ja) * | 1996-05-30 | 1997-12-09 | Inax Corp | 便器の飛沫防止方法及び装置 |
JP2002250067A (ja) * | 2001-02-23 | 2002-09-06 | Toto Ltd | 便器装置 |
JP3128026U (ja) * | 2006-10-10 | 2006-12-21 | 敏行 市井 | 洋式便器 |
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JP2014168491A (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-18 | Hotta Shokusan Co Ltd | 洋式便器の小便飛散防止装置 |
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