JP2014205394A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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【課題】サイドウォール部の表面に現れる凹凸をより目立たなくさせる目隠し効果を有する装飾模様を具えた空気入りタイヤを提供する。【解決手段】サイドウォール部2の表面2Sに、装飾模様3が形成された空気入りタイヤ1であって、装飾模様3は、複数の単位模様6を含み、各単位模様6は、タイヤ半径方向の中央部Scと、中央部Scに連続する外側部Soと内側部Siとを含み、中央部Scは、直線状模様7であり、外側部Soは、タイヤ周方向の一方側に凸となる円弧状模様8であり、内側部Siは、タイヤ周方向の他方側に凸となる円弧状模様9であり、外側部So及び内側部Siは、曲率半径の異なる複数の円弧状模様8、9を含み、装飾模様3は、外側部So及び内側部Siにおいて、隣り合う単位模様6が交差する複数の交点Pを含み、中央部Scは交点Pを有していない。【選択図】図3

Description

本発明は、サイドウォール部の表面に、装飾模様が形成された空気入りタイヤに関する。
一般に、空気入りタイヤのサイドウォール部は、例えば、厚さが小さなゴムで覆われている。このため、サイドウォール部の表面には、タイヤの内部構造材であるカーカスの継ぎ目や残留空気等により、バルジやデントと呼ばれる局部的な凹凸が現れ易い。
従来、凹凸を目立たなくさせるため、サイドウォール部の表面に、タイヤ周方向に沿ってのびる帯状の装飾模様が形成された空気入りタイヤが提案されている。例えば、下記特許文献1では、図6に示されるように、タイヤ半径方向にのびる曲線状模様bと、曲線状模様bと交差する形状の異なる線上模様cとがタイヤ周方向に繰り返し配されて形成された装飾模様aが提案されている。
特開2004−17828号公報
しかしながら、近年、タイヤの転がり抵抗を減らすために、サイドウォール部がより厚さの小さいゴムで覆われる傾向にある。このため、サイドウォール部の表面には、前記凹凸が現れ易くなり、従来の装飾模様aでは、凹凸を目立たなくさせる十分な目隠し効果を得難いという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑み案出なされたもので、サイドウォール部の表面に現れる凹凸をより目立たなくさせる目隠し効果を有する装飾模様を具えた空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1に記載の発明は、サイドウォール部の表面に、タイヤ周方向に沿ってのびる帯状の装飾模様が形成された空気入りタイヤであって、前記装飾模様は、タイヤ周方向に繰り返し配置された複数の単位模様を含み、前記各単位模様は、タイヤ半径方向の中央部と、前記中央部のタイヤ半径方向外側に連続する外側部と、前記中央部のタイヤ半径方向内側に連続する内側部とを含み、前記中央部は、直線状模様であり、前記外側部は、タイヤ周方向の一方側に凸となる円弧状模様であり、前記内側部は、タイヤ周方向の他方側に凸となる円弧状模様であり、前記外側部及び前記内側部は、曲率半径の異なる複数の円弧状模様を含み、前記装飾模様は、前記外側部及び内側部において、隣り合う単位模様が交差する複数の交点を含み、前記中央部は前記交点を有していないことを特徴とする空気入りタイヤである。
また請求項2に記載の発明は、前記各単位模様は、タイヤ半径方向の内端と外端とを結ぶ直線が、タイヤ半径方向線上に位置する請求項1記載の空気入りタイヤである。
また請求項3に記載の発明は、前記直線状模様は、タイヤ半径方向に対して45°以下の角度である請求項1又は2記載の空気入りタイヤである。
また請求項4に記載の発明は、前記単位模様のタイヤ半径方向の長さLと前記中央部のタイヤ半径方向の長さL1との比(L1/L)は、0.04〜0.19の範囲である請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
また請求項5に記載の発明は、前記外側部及び前記内側部は、最も小さな曲率半径の第1円弧状模様と、最も大きな曲率半径の第2円弧状模様と、前記第1円弧状模様と前記第2円弧状模様との間の曲率半径の第3円弧状模様とを含み、前記第1円弧状模様の曲率半径R1と前記第3円弧状模様の曲率半径R3との比(R1/R3)は、0.36〜0.93の範囲であり、前記第2円弧状模様の曲率半径R2と前記第3円弧状模様の曲率半径R3との比(R3/R2)は、0.31〜0.81の範囲である請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
本発明の空気入りタイヤは、装飾模様が、タイヤ周方向に繰り返し配置された複数の単位模様を含んでいる。各単位模様は、タイヤ半径方向の中央部と、前記中央部のタイヤ半径方向外側に連続する外側部と、前記中央部のタイヤ半径方向内側に連続する内側部とを含んでいる。前記中央部は、直線状模様であり、前記外側部は、タイヤ周方向の一方側に凸となる円弧状模様であり、前記内側部は、タイヤ周方向の他方側に凸となる円弧状模様である。前記外側部及び前記内側部は、それぞれ、曲率半径の異なる複数の円弧状模様を含んでいる。前記装飾模様は、前記外側部及び内側部において、隣り合う単位模様が交差する複数の交点を含み、前記中央部は前記交点を有していない。
前記各単位模様の外側部及び内側部は、円弧状模様であり、中央部の直線状模様に比して複雑な形状である。さらに、装飾模様は、前記外側部及び内側部において、複数の交点を含み、模様密度に変化が付与されている。模様密度の低い部分では、影が形成され難い。逆に、模様密度の高い部分では、より多くの影が形成される。
従って、本発明の空気入りタイヤでは、装飾模様のコントラスト性を高め、装飾模様を目立たせ、サイドウォール部のバルジやデント等の凹凸を目立たなくさせる目隠し効果が向上される。
さらに、外側部と内側部とは、円弧の突出する向きが互いに異なるので、サイドウォール部に照射された光は、異なる方向に反射される。このため、外側部の円弧状模様と内側部の円弧状模様とは、異なる高さを有するものとして視認され易い。このような効果は、前記凹凸の視認をより困難とさせる。従って、本発明の空気入りタイヤでは、前記目隠し効果をより一層向上しうる。
本実施形態の空気入りタイヤの側面を拡大した部分側面図である。 図1のサイドウォール部のA−A断面の概略図である。 図1の装飾模様の部分拡大図である。 図3の単位模様の拡大平面図である。 図4のB−B端面図である。 従来の装飾模様を示すサイドウォール部の部分拡大図である。
以下、本発明の実施の一形態が、図面に基づき説明される。
図1には、本実施形態の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」と記載される場合がある)1の側面を拡大した部分側面図が示されている。図2には、タイヤ回転軸を含むタイヤ子午線断面であり、図1のA−A断面の概略図が示されている。
図1又は図2に示されるように、タイヤ1のサイドウォール部2の表面2Sには、装飾模様3が形成されている。
本明細書において、特に断りがない場合、タイヤ1の各部の寸法は、正規状態での値である。前記「正規状態」とは、タイヤ1が、正規リム(図示省略)にリム組みされかつ正規内圧が充填されしかも無負荷の状態である。
前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えば、JATMAであれば"標準リム"、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" である。
前記「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、例えば、JATMAであれば"最高空気圧"、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。
サイドウォール部2は、例えば、カーカス5と、カーカス5のタイヤ軸方向外側に配されたサイドウォールゴム2Gとを具えている。サイドウォール部2の表面2Sは、サイドウォールゴム2Gにより形成されている。
装飾模様3は、サイドウォール部2の表面2Sにおいて、タイヤ周方向に沿って帯状にのびている。前記「帯状」には、タイヤ周方向へ環状に連続してのびるもの、及び、タイヤ周方向の一部をなす円弧状のものの双方が含まれる。本実施形態では、装飾模様3は、例えば、タイヤ周方向に連続した環状に形成されている。
装飾模様3は、サイドウォールゴム2の表面2Sに、例えば、加硫成形又は切削加工等によって形成される模様である。本実施形態の装飾模様3は、耐久性及び生産性の観点から、例えば、加硫成形により形成されている。
装飾模様3のタイヤ半径方向の内側、外側又は両側には、例えば、タイヤ周方向にのびるリブ4が形成されている。本実施形態のリブ4は、装飾模様3のタイヤ半径方向の両端を起点としたクラック等の発生を抑制するために、外側リブ4A又は内側リブ4Bを含んでいる。外側リブ4A及び内側リブ4Bは、それぞれ、タイヤ軸方向外側に突出している。
図3には、図1の装飾模様3が拡大された部分拡大図が示されている。図3に示されるように、装飾模様3は、タイヤ周方向に繰り返し配置された複数の単位模様6を含んでいる。
図4には、図3の単位模様6の1つが拡大された拡大平面図が示されている。図3又は図4に示されるように、各単位模様6は、タイヤ半径方向の中央部Scと、中央部Scのタイヤ半径方向外側に連側する外側部Soと、中央部Scのタイヤ半径方向内側に連続する内側部Siとを含んでいる。
単位模様6において、中央部Scは、直線状模様7であり、外側部Soは、タイヤ周方向の一方側に凸となる円弧状模様8である。内側部Siは、タイヤ周方向の他方側に凸となる円弧状模様9である。
本実施形態の外側部Soは、曲率半径の異なる複数の円弧状模様を含んでいる。本実施形態の外側部Soは、例えば、最も小さな曲率半径R1の第1円弧状模様8Aと、最も大きな曲率半径R2の第2円弧状模様8Bと、第1円弧状模様8Aと第2円弧状模様8Bとの間の曲率半径R3の第3円弧状模様8Cとを含んでいる。
本実施形態の内側部Siは、外側部Soと同様に、曲率半径の異なる複数の円弧状模様を含んでいる。本実施形態の内側部Siは、例えば、最も小さな曲率半径R1の第1円弧状模様9Aと、最も大きな曲率半径R2の第2円弧状模様9Bと、第1円弧状模様9Aと第2円弧状模様9Bとの間の曲率半径R3の第3円弧状模様9Cとを含んでいる。
直線状模様7及び円弧状模様8、9は、例えば、凸条として形成されている。単位模様6において、直線状模様7の外端Y1と円弧状模様8の内端とが接続されている。同様に、直線状模様7の内端Y2と円弧状模様9の外端とが接続されている。
図3に示されるように、外側部So及び内側部Siは、隣り合う単位模様6が交差する複数の交点Pを含んでいる。他方、中央部Scは、交点Pを有していない。
各単位模様6の外側部So及び内側部Siは、円弧状模様8、9である。これは、中央部Scの直線状模様7に比して複雑な形状である。さらに、外側部So及び内側部Siは、複数の交点Pを含み、模様密度に変化が付与されている。一般的に、模様密度の低い部分には、影が形成され難い。逆に、模様密度の高い部分には、より多くの影が形成される。従って、本実施形態のタイヤ1では、装飾模様3のコントラストが高められ、装飾模様3をより目立たせることで、サイドウォール部2のバルジやデント等の凹凸を目立たなくさせる目隠し効果が向上される。
また、外側部Soと内側部Siとは、円弧の突出する向きが互いに異なるので、サイドウォール部2に照射された光は、異なる方向に反射される。このため、外側部Soの円弧状模様8と内側部Siの円弧状模様9とは、異なる高さを有するものとして視認され易い。このような効果は、サイドウォール部2の凹凸の視認をより困難とさせる。従って、本実施形態のタイヤ1では、前記目隠し効果をより一層向上しうる。
図4に示されるように、各単位模様6は、タイヤ半径方向の外端Y3と内端Y4とを結ぶ直線Gが、例えば、タイヤ半径方向線上に位置している。つまり、直線Gをタイヤ半径方向内方に延長させた場合、タイヤ回転軸と交差する。このような単位模様6は、タイヤ半径方向へ放射状に、かつ、タイヤ周方向に繰り返してバランス良く配される。このため、装飾模様3は、感性品質がより一層向上される。
中央部Scの直線状模様7の模様密度が高くなると、前記目隠し効果が十分に発揮されないおそれがある。このため、直線状模様7は、例えば、タイヤ半径方向に対して45°以下の角度θであるのが望ましい。これにより、直線状模様7の長さが小さく抑えられ、模様密度が高くなることを抑制できる。同様の観点から、例えば、直線状模様7の外端Y1が、円弧状模様8のタイヤ周方向に突出する方向と同じ向きにタイヤ周方向へ傾斜するのが望ましい。
単位模様3のタイヤ半径方向の長さLと中央部Scのタイヤ半径方向の長さL1との比(L1/L)は、例えば、0.04〜0.19の範囲であるのが望ましい。前記比(L1/L)の値が0.04より小さい場合、中央部Scが小さく、模様密度の変化を確認できないおそれがある。逆に、前記比(L1/L)の値が0.19より大きい場合、模様密度の低い中央部Scが大きく、サイドウォール部2の凹凸が中央部Scに生じた際、前記目隠し効果が十分に発揮されないおそれがある。
外側部Soのタイヤ半径方向の長さL2は、例えば、タイヤ1の感性品質の向上の観点から、内側部Siのタイヤ半径方向の長さL3と同程度であるのが望ましい。なお、外側部Soの長さL2と内側部Siの長さL3とが異なる場合、例えば、中央部Scのタイヤ半径方向長さL1が、前記比(L1/L)の範囲内であれば、本実施形態と同様の前記目隠し効果を発揮しうる。
第1円弧状模様8A、9Aの曲率半径R1と第3円弧状模様8C、9Cの曲率半径R3との比(R1/R3)は、例えば、0.36〜0.93の範囲であるのが望ましい。第2円弧状模様8B、9Bの曲率半径R2と第3円弧状模様8C、9Cの曲率半径R3との比(R3/R2)は、例えば、0.31〜0.81の範囲であるのが望ましい。これらの比(R1/R3)及び比(R3/R2)の値が前記範囲外となる場合、外側部So及び内側部Siにおいて、いずれも部分的な模様密度が過剰に高められ、円弧状模様8、9を形成するのが困難となるおそれがある。
図5には、図4のB−B端面図が示されている。図5に示されるように、単位模様6の凸条の高さhは、特に限定されないが、例えば、0.1〜1.0mmであるのが望ましい。高さhが0.1mm未満の場合、サイドウォール部2の表面2Sにおいて、単位模様6の凸条の視認が困難となり、凹凸を目立たなくさせる目隠し効果が十分に発揮されないおそれがある。逆に、高さhが1.0mmより大きい場合、単位模様6の凸条の耐久性が低下し、前記凸条を起点にクラックが生じるおそれがある。
単位模様6の凸条の長手方向と直角な幅Wも、特に限定されないが、例えば、0.4〜1.5mmであるのが望ましい。幅Wが0.4mm未満の場合、装飾模様3の形成が困難となり、生産性が低下するおそれがある。逆に、幅Wが1.5mmを超える場合、目隠し効果が低下するおそれがある。
装飾模様3を加硫金型により成形する場合、単位模様6は、加硫金型の溝状の成形部により形成される。このような成形部は、金型内の空気排出用のベントラインとして機能する。従って、サイドウォール部2の表面2Sの凹凸を抑制するのに役立つ。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
表1の仕様に基づいて、図3に示された装飾模様を有する空気入りタイヤが試作され、その性能がテストされた。また、図6に示された装飾模様を有する空気入りタイヤ(比較例)が試作され、同様にテストされた。
共通仕様は、下記の通りである。
タイヤサイズ:195/65R15
装飾模様のタイヤ半径方向の長さL:38.5mm
直線状模様及び円弧状模様(凸条)の高さh:0.3mm
直線状模様及び円弧状模様(凸条)の幅W:0.3mm
各テスト方法は下記の通りである。
<目隠し性能>
各テストタイヤのサイドウォール部において、凹凸を肉眼で確認し、凹凸の識別性について、テスターの官能により5点法で評価された。評価は、点数が大きい程、凹凸の識別が困難であり、目隠し性能に優れることを示す。
<成形性能>
各テストタイヤの加工に必要な時間とコストに基づいて、5点法で評価された。評価は、点数が大きい程、加工に必要な時間とコストが少なく、成形性能に優れる。
Figure 2014205394
テストの結果、実施例のタイヤは、目隠し性能及び成形性能に優れることが確認できた。
1 空気入りタイヤ
2 サイドウォール部
2S 表面
3 装飾模様
6 単位模様
7 直線状模様
8 円弧状模様
9 円弧状模様

Claims (5)

  1. サイドウォール部の表面に、タイヤ周方向に沿ってのびる帯状の装飾模様が形成された空気入りタイヤであって、
    前記装飾模様は、タイヤ周方向に繰り返し配置された複数の単位模様を含み、
    前記各単位模様は、タイヤ半径方向の中央部と、前記中央部のタイヤ半径方向外側に連続する外側部と、前記中央部のタイヤ半径方向内側に連続する内側部とを含み、
    前記中央部は、直線状模様であり、
    前記外側部は、タイヤ周方向の一方側に凸となる円弧状模様であり、
    前記内側部は、タイヤ周方向の他方側に凸となる円弧状模様であり、
    前記外側部及び前記内側部は、曲率半径の異なる複数の円弧状模様を含み、
    前記装飾模様は、前記外側部及び内側部において、隣り合う単位模様が交差する複数の交点を含み、前記中央部は前記交点を有していないことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記各単位模様は、タイヤ半径方向の内端と外端とを結ぶ直線が、タイヤ半径方向線上に位置する請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記直線状模様は、タイヤ半径方向に対して45°以下の角度である請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記単位模様のタイヤ半径方向の長さLと前記中央部のタイヤ半径方向の長さL1との比(L1/L)は、0.04〜0.19の範囲である請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記外側部及び前記内側部は、最も小さな曲率半径の第1円弧状模様と、最も大きな曲率半径の第2円弧状模様と、前記第1円弧状模様と前記第2円弧状模様との間の曲率半径の第3円弧状模様とを含み、
    前記第1円弧状模様の曲率半径R1と前記第3円弧状模様の曲率半径R3との比(R1/R3)は、0.36〜0.93の範囲であり、
    前記第2円弧状模様の曲率半径R2と前記第3円弧状模様の曲率半径R3との比(R3/R2)は、0.31〜0.81の範囲である請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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