JP2014205224A - 両面研磨装置および研磨方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】加工終了時の上定盤姿勢を保持し、次の着盤時に作用する負荷を小さく抑えて品質低下を回避する両面研磨装置および研磨方法を提供する。
【解決手段】吊板11の側方に水平方向に張架されているワイアロープ15を把持する把持装置17を吊板11の円周方向へ略等間隔に少なくとも3ヵ所設ける両面研磨装置とした。把持装置17がワイアロープ15を把持することで上定盤16の姿勢が保持される。また、このような両面研磨装置を用いる研磨方法とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、ラッピング、ポリッシング等の平面加工を行なう上定盤ワイア吊り方式の遊星歯車方式の両面研磨装置およびこの両面研磨装置を用いる研磨方法に関する。
両面研磨装置は、ワークの両面に対してラッピング、ポリッシング等の平面加工を行う装置である。このような両面研磨装置の一具体例である3−ウェイの遊星歯車方式の両面研磨装置について図を参照しつつ説明する。この従来技術は本出願人の先願の特許出願に係る特許文献1(特許第3262808号公報、発明の名称「遊星歯車方式平面加工盤」)にも開示されている。この従来技術について図も参照しつつ説明する。図6は3−ウェイの遊星歯車方式の両面研磨装置の要部の斜視図、図7は同じく要部の断面図、図8は両面研磨装置のキャリアの平面図である。この両面研磨装置100は、ワーク200に対し、ラッピングまたはポリッシングを行う。
続いて各構成について説明する。
下定盤101は環状円板であり、上面にワーク200を研磨するラップ面/ポリッシュ面を有する。なお、図示しないが、下定盤101の上面に図示しない研磨布を貼り付け、研磨布によりワークを研磨することもある。このような下定盤101はワーク200の下面に対してラッピングまたはポリッシングを行う機能を有し、図示しない下定盤回転駆動部により回転する。
複数のキャリア102は、図8で示すように、下定盤101の上に放射状に配置される。
キャリア102は、外周に歯が形成されており、内歯車103および太陽歯車104に噛み合っている。キャリア102においてワーク200を保持するワーク保持孔102aが形成されている。キャリア102はワーク200に応じて各種用意されており、1個のキャリア102に1個のワーク保持孔が形成されるものであったり、または、複数個のワーク保持孔が形成されるものであったりする。キャリア102にはキャリア切り欠き102bやキャリア番号および保持孔番号などが穿設されている。
内歯車103は下定盤101の外周側に配置されており、図示しない内歯車回転駆動部により回転する。内歯車103の内周側には歯が形成されおり、キャリア102の外周の歯と噛合う。
太陽歯車104は下定盤101の内周側(中心側)に配置されており、太陽歯車駆動軸105により回転駆動される。太陽歯車104の外周側には歯が形成されており、キャリア102の外周の歯と噛合う。
太陽歯車駆動軸105は図示しない太陽歯車回転駆動部により回転し、太陽歯車104に駆動力を伝達する。
上定盤106は環状円板であり、下面にワーク200を研磨するラップ面/ポリッシュ面を有する。なお、図示しないが、上定盤106の下面に図示しない研磨布を貼り付け、研磨布によりワークを研磨することもある。このような上定盤106はワーク200の上面に対してラッピングまたはポリッシングを行う機能を有する。下定盤101および上定盤106は、共通回転軸を回転中心として回転するように支持される。
プーリー107は上側の第1のプーリー群を構成する。
吊板108は五角形状の板体である。上側の第1のプーリー群が吊板108の側面に軸支される。なお、吊板108は五角形状の板体のみならず、他の多角形形状(例えば、四角形形状や六角形形状)もあり得る。
プーリー109は下側の第2のプーリー群を構成する。
リング110は支持部材であって円環状に構成されている。下側の第2のプーリー群がリング110の側面に軸支される。
軸受111は吊板108の中心に配置される。
ワイア112はプーリー107、109間に掛け渡される。
ピン113は上定盤106に立設される。
ストッパー114は棒体である。
ブラケット115はストッパー114を軸支する。
シリンダーロッド116はエアーシリンダーにより昇降されるロッドであり、その先端が軸受111に軸支される。
このような両面研磨装置100は、吊板108とリング110との間を上下の第1、第2プーリー群を介してエンドレスのワイア112で掛け渡した構造であり、図示しない、例えばエアーシリンダー等の上定盤昇降部により上定盤106を上昇させると、シリンダーロッド116に対して軸受111により回転自在の吊板108からワイア112を介して上定盤106が吊り下げられた状態となる。上定盤106が上下方向に移動して最適位置に配置され、キャリア102に装着されたワーク200に適切な荷重を与える。
そして、上定盤106の上面の外周寄りの位置であって互いに対向する位置に、複数個(本形態では例示的に2個)のピン113が立設されている。さらに、盤本体(図示せず)に一体的に取り付けられているブラケット115にストッパー114が軸支され、ブラケット115に対してストッパー114が起倒するように構成されている。このストッパー114の先端を上定盤106の上側に下降させることで、ピン113の側面にストッパー114が当接する。
このような回り止めのピン113は、上定盤106の上面外周寄り位置に突設して複数個が設けられる。また、同数のストッパー114が設けられて、盤本体側に支持されて回り止めのピン113の側面に当接して上定盤106の回転を止めるように構成される。
このような両面研磨装置では上定盤106は回転しない構造となり、下定盤101の回転、キャリア102の自転、キャリア102の公転を合わせた3つの運動要素から構成されることで、3−ウェイ方式の両面研磨装置と称されている。
また、吊板108とリング110との間を上下の第1、第2プーリー群を介してエンドレスのワイア112で掛け渡した構造であるため、ワイア112により上定盤106のワーク200および下定盤101への追従性を改善した構造となっている。
続いて、両面研磨装置100の具体的な加工動作について説明する。まず、ワークキャリア102にワーク200を設置する設置工程が行われる。この設置工程では、ワークキャリア102に穿設されたワーク保持孔102a内に、ワーク200が装着される。この装着は例えばワークハンドリングロボットを用いる。ワークキャリア102へのワーク200の装着とワークキャリア102からのワーク200の取り出しについては自動化しても良い。
続いて、上定盤106を下降させて最適位置にてワーク200に当接させた状態とし、研磨を開始する。ワーク200の研磨時には、これら下定盤101、内歯車103、太陽歯車104は、それぞれ、下定盤回転駆動部、内歯車回転駆動部、太陽歯車回転駆動部により回動が制御され、回動速度を調節して最適な速度で回転する。さらに、自動化仕様の研磨機では、内歯車回転駆動部および太陽歯車回転駆動部は位置決め制御が可能なようにサーボモータおよびその制御装置が搭載されている。
なお、キャリア102の公転に伴い、ワーク200から上定盤106に力が加わって上定盤106を同方向に回転させようとするが、ピン113がストッパー114に当接しているので回転が阻止され、上定盤106は停止状態に保持される。
したがって、上定盤106を回転させることなく下定盤101を回転させると同時に、内歯車103および太陽歯車104を回転させる。この際、上定盤106に設けられた供給孔(図示せず)からリンスやスラリーが供給される。これにより下定盤101と上定盤106とにより挟持されるワーク200が装着されたキャリア102が自転しつつ公転する遊星運動を行い、ワーク200の両面が研磨される。
このような両面研磨がなされている最中で、ワーク200の研磨が進行してワーク200の上面レベルが低下した場合には、ワーク200の上面に作用する加圧力を一定に保持するようにシリンダー117が僅かに伸長することにより、ワーク200に常時最適な面圧にて両面加工を行うことができる。最後に、研磨が終了したワーク200を取り出す。
このような両面研磨装置100では上定盤106を回転させないため、遠心力などを考慮しなくてよく、上記のように上定盤106を吊り下げる形態にできる。このように下定盤101を回転させる一方で上定盤106を回転させない機構を採り上定盤106の回転駆動によって生じる慣性モーメントによる影響を排除して、上定盤106の重力による自然降下つまり下定盤101への追従を容易にしている。
そして、上定盤106をワイア112で吊り下げることにより、ワーク200の表面に対する上定盤106の追従性を高め、上定盤106が常に下定盤101に対し平行になるようにしている。従来技術の3−ウェイの遊星歯車方式の両面研磨装置はこのようなものである。
また、両面研磨装置の他の具体例である4−ウェイの遊星歯車方式の両面研磨装置について図を参照しつつ説明する。この従来技術は本出願人の先願の特許出願に係る特許文献2(特開2011−152622号公報、発明の名称「両面研磨装置」)にも開示されている。この従来技術について図も参照しつつ説明する。図9は4−ウェイの遊星歯車方式の両面研磨装置の要部の断面図、図10は上定盤駆動ドラムの斜視外観図である。
この両面研磨装置も、ワーク200に対し、ラッピングまたはポリッシングを行うが、図6〜図8の3−ウェイの遊星歯車方式の両面研磨装置と比較すると、さらに上定盤106を回転駆動する点が相違する。なお、他の構成は先の図6〜図8を用いて説明した両面研磨装置と同じであり、以下相違点について説明する。
ドラム駆動軸300は上定盤駆動ドラム301を回転駆動する。上定盤駆動ドラム301の円周側面には、図10で示すように、嵌合溝301aが形成されている。また、上定盤106に固定されるリング110には軸支部302が固定されている。この軸支部302には回動式駆動ツメ303が起倒可能に支持されている。上定盤駆動ドラム301の嵌合溝301aに回動式駆動ツメ303が入り込んでドラム駆動軸300と上定盤106が連結される。そして、図示しない上定盤駆動装置によりドラム駆動軸300および上定盤駆動ドラム301が回転駆動され、連結された上定盤106が回転制御される。
ワーク200の研磨時には、これら下定盤101、内歯車103、太陽歯車104、上定盤106は、それぞれ、下定盤回転駆動部、内歯車回転駆動部、太陽歯車回転駆動部、上定盤回転駆動部により回動が制御され、回動速度を調節して最適な速度で回転する。従来技術の4−ウェイの遊星歯車方式の両面研磨装置はこのようなものである。
さてこれらのような両面研磨装置に対し、加工品質(厚み精度、平坦度など)の高精度化の要求が近年益々高まっている(品質高精度化)。しかしながら、上記したようなワイア吊構造の両面研磨装置では、プーリー部での摩擦抵抗(プーリー自身の回動摩擦、プーリー&ワイア間の接触抵抗など)が不均一になったり、加工後上定盤を上昇させるときに貼り付き状態が不均一となる場合、傾いた状態で上定盤が上昇することがある。このような場合、傾いた状態のままで次の加工時に下定盤へ着盤することがあり、最悪の場合にはワークを破損することがあった。そこで、上定盤の姿勢を水平に保つようにしてワークの平行度を向上させたいという要請があった。
上定盤の姿勢を水平に保つ従来技術も各種開発されている。このような従来技術として、例えば、特許文献3(実開昭55−31511号公報、発明の名称「ラップ定盤、特に上定盤の水平保持装置」)に記載されたものが知られている。このラップ定盤は、自由に首振り可能な上定盤を有し、研磨時に上定盤は引上げ軸に対して拘束がない状態(姿勢自由)で下定盤面へ倣うものであるが、特に上定盤を吊り上げたときは水平な状態を保つようにするものである。
そこで、引上げ軸下端の上定盤支持部にエアー駆動シリンダー構造により昇降されるエアー作動式昇降カラー部材を設け、カラー部材が下降すると姿勢拘束により引上げ軸に対して上定盤を直角姿勢とし、また、カラー部材が上昇すると上定盤は姿勢拘束がなくなり自由となる構成を採用した。これにより上定盤の姿勢を着盤時に水平状態として、ワークへ作用する負荷を小さく抑えて品質低下を回避する。
また、上定盤の姿勢を水平に保つ他の従来技術として特許文献4(特開2000−79557、「平面研磨装置の上定盤水平バランス機構」)が知られている。この平面研磨装置は、上定盤を下降してウェハを挟持する時に、上定盤を下定盤に対して偏って下降するのを防止するようにバランスさせるものである。
そこで、上定盤水平下降機構ユニットは、作動部が上下方向に出没するシリンダー等の作動部材115と、作動部材の作動部に回転可能に設けられたローラ116とからなり、定盤外周側から複数のシリンダー軸を突出させてこのローラが上定盤と少なくとも3ヵ所で当接する構成を有しており、シリンダー軸が同一出没量の場合に水平状態で姿勢を固定する。これにより上定盤吊上げ軸に対して垂直にすることで上定盤の姿勢を着盤時に水平状態として、ワークへ作用する負荷を小さく抑えて品質向上を図る。
特許第3262808号公報 特開2011−152622号公報 実開昭55−31511号公報 特開2000−79557号公報
これら特許文献3、4の従来技術は加工終了時の上定盤姿勢を固定・保持して「水平を保証する為の構造」なので、大きな保持力を発現するため、大きくてやや煩雑な構造体に装置構造を組み込む必要があり、コスト高となる。また、機能部材を既設機に設置することは周辺部を大幅に改造する必要があって構造の追加は難しく、かつ当然コスト高であって事実上不可であり、既設機へは対応できない。
また、下定盤と上定盤固定時(上定盤拘束時)の姿勢は必ずしも一致しないので 、下定盤と上定盤引上げ軸が垂直なら問題ないが、上定盤を固定した状態で下定盤上へ着盤しても姿勢は一致している保証はない。また、上定盤姿勢固定時は上定盤引上げ軸に対して上定盤が直角姿勢になるので下定盤との平行度の保障にはならない。
そこで、本発明は上記した問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、加工終了直前あるいは加工終了時の上定盤姿勢を保持し、次の着盤時に作用する負荷を小さく抑えて品質低下を回避する両面研磨装置および研磨方法を提供することにある。
本発明の請求項1に係る発明は、
外周に歯面を形成するとともにワーク保持孔を穿設したワークキャリアを、水平面内に配置された太陽歯車と内歯車との間に複数個噛合わせておき、このワーク保持孔にワークを挿入したワークキャリアの表裏両面を、下定盤と、上定盤昇降部により昇降可能に支持される上定盤と、の間に挟み込んだ状態にして、太陽歯車と内歯車とを回転させることでワークキャリアを遊星運動させ、同時に下定盤および上定盤をワークキャリアに対して相対的に回転させてワークをラッピングまたはポリッシングする遊星歯車方式の両面研磨装置において、
前記上定盤昇降部により上下方向へ移動するようになされる吊板と、
前記吊板の側面から突出する複数の回転軸に軸支される第1のプーリー群と、
前記上定盤に固定される支持部材と、
前記支持部材の側面から突出する複数の回転軸に軸支される第2のプーリー群と、
前記上定盤の垂直方向の荷重を分割して均等に支持するように前記第1のプーリー群を構成するプーリーと前記第2のプーリー群を構成するプーリーとの間に張架されるエンドレス状のワイアロープと、
前記吊板の円周方向へ略等間隔に少なくとも3ヵ所設けられ、前記吊板側方に水平方向あるいは鉛直方向に張架されているワイアロープを把持する複数の把持装置と、
を備えることを特徴とする両面研磨装置とした。
また、本発明の請求項2に係る発明は、
請求項1に記載の両面研磨装置において、
前記把持装置は、固定側のワイアロープ受け台と、移動側のジャッキヘッドと、ジャッキヘッド駆動装置と、を備えることを特徴とする両面研磨装置とした。
また、本発明の請求項3に係る発明は、
請求項1または請求項2に記載の両面研磨装置を用いる研磨方法であって、
研磨加工が終了し、各駆動軸が減速状態あるいは停止状態で前記把持装置を一斉に駆動して前記ワイアロープを把持した後、前記上定盤を上昇させて次のワークを装填し、再度前記上定盤を下降させて前記下定盤上へ着盤させた時点で前記把持装置を解除し、加工を開始することを特徴とする研磨方法とした。
このような本発明によれば、加工終了直前あるいは加工終了時の上定盤姿勢を保持し、次の着盤時に作用する負荷を小さく抑えて品質低下を回避する両面研磨装置および研磨方法を提供することができる。
本発明を実施するための形態の両面研磨装置のうちの上定盤吊り上げ装置の全体図である。 上定盤吊り上げ装置のうちの上定盤支持装置の斜視外観図である。 上定盤吊り上げ装置のうちの上定盤支持装置の断面図である。 上定盤支持装のうちの把持装置の断面図である。 上定盤吊り上げ装置のうちの上定盤支持装置の要部の平面図である。 3−ウェイの遊星歯車方式の両面研磨装置の要部の斜視図である。 3−ウェイの遊星歯車方式の両面研磨装置の要部の断面図である。 両面研磨装置のキャリアの平面図である。 4−ウェイの遊星歯車方式の両面研磨装置の要部の断面図である。 上定盤駆動ドラムの斜視外観図である。
続いて、本発明の両面研磨装置を実施するための形態について、図1〜図5を参照しつつ説明する。本発明は先に図6〜図8を用いて説明した3−ウェイの遊星歯車方式の両面研磨装置のうちで特に上定盤吊り上げ装置に特徴があるものであり、その他の構成(下定盤101、キャリア102、内歯車103、太陽歯車104、太陽歯車駆動軸105、ピン113、ストッパー114、ブラケット115)については先の説明と同一であるものとして重複する説明を省略し、上定盤吊り上げ装置について重点的に説明する。
上定盤吊り上げ装置は、図1で示すように、上定盤支持装置1、発信制御部2、赤外線発信部3、シリンダーロッド116、シリンダー117、片持ち支持部118、支持柱119を備える。上定盤支持装置1は、発信制御部2の赤外線発信部3と赤外線通信により制御を行うようになされている。
支持柱119は、両面研磨装置に一体に固定された塔状の構造体である。片持ち支持部118はこの支持柱119の上端にその一端が固定されている構造体であり、他端が下定盤の上側まで突出している。シリンダー117はこの片持ち支持部118の端部に固定されている。このような支持柱119および片持ち支持部118は、重量物であるシリンダー117や上定盤106を支持できる機械構造体である。シリンダー117はシリンダーロッド116を昇降する装置であり、このシリンダーロッド116は、上定盤支持装置1を吊り下げるように支持する。シリンダーロッド116、シリンダー117は、本発明の上定盤昇降部の具体例である。
上定盤支持装置1は、図2、図3で示すように、ロッド支持部10、吊板11、プーリー12、プーリー取付板13、プーリー14、ワイアロープ15、上定盤16、把持装置17、給電装置18、制御盤19、赤外線受信部20、バッテリー21を備える。
ロッド支持部10は、吊板11に固定されており、シリンダーロッド116の先端を支持するようになされている。例えば軸受けを内蔵し、この軸受けによりシリンダーロッド116を軸として上定盤支持装置1が回転可能となるように軸支する。
吊板11は五角形状の板体である。プーリー12は吊板11の側面で回転軸に回転可能に軸支されており、第1のプーリー群を構成する。プーリー取付板13は、本発明の支持部材であって円板である。プーリー14は、プーリー取付板13の側面で回転軸に回転可能に軸支されており、第2のプーリー群を構成する。上定盤16はプーリー取付板13に固定される。ワイアロープ15は、プーリー12、14間に掛け渡される。
これら吊板11、プーリー12、プーリー取付板13、プーリー14、ワイアロープ15、上定盤16により吊り下げ機構を構成する。
特に五角形の吊板11の外周面には各辺につき2個ずつ計10個のプーリー12が水平な回転軸に取り付けられている。また、吊板11の下方には、プーリー取付板13が位置しており、上定盤16の上面の内周寄りの位置に同心状のプーリー取付板13が上定盤16と一体となるように固定されており、このプーリー取付板13の外周面には、5個のプーリー14が水平な回転軸に等間隔に取り付けられている。上から見て72°毎に取り付けられる。
吊板11のプーリー12と、プーリー取付板13のプーリー14との間には、両端を連結してエンドレス状態としたワイアロープ15が張架されており、このワイアロープ15によってプーリー取付板13および上定盤16が吊板11から均等な力で吊り下げ支持されている。本形態では2個のプーリー12と1個のプーリー14とを交互に掛け渡して、ワイアロープ15により上下方向に10箇所で吊り下げられている。
このように10箇所でプーリー12とプーリー14との間にワイアロープ15が渡されて上定盤16を吊り下げている。換言すれば1箇所のプーリー12とプーリー14との間のワイアロープ15は上定盤16の重さの1/10の張力が加わっていることとなる。このようにして、上定盤16がワイアロープ15により回転方向に等間隔でM箇所で吊り下げられることにより、水平面と平行となる位置で上定盤16が安定する。吊り下げ機構はこのようなものである。
把持装置17は、さらにワイアロープ受け台171、ジャッキヘッド昇降機構172、減速ギヤ部173、ギアードモータ174を備える。ジャッキヘッド昇降機構172は、さらに図3、図4で示すように、ジャッキヘッド172a、ジャッキボルト172bを備える。減速ギヤ部173は、さらにギヤボックス173a、大歯車173b、小歯車173cを備える。
把持装置17の動作について説明する。ギアードモータ(電動モータ)174からのトルクは小歯車173cから大歯車173bへと伝達されることでさらに高トルクとなっており、送りねじであるジャッキボルト172bを高トルクで回転させる。すると、ねじ送りによりジャッキヘッド172aを昇降させる。ジャッキヘッド172aが上昇するとワイアロープ受け台171とジャッキヘッド172aとがワイアロープ15を挟持し、ワイアロープ15は移動ができなくなる。このような送りねじ機構によりクランプすると、比較的大きなクランプ保持力(把持力)を得ることができる。
このような吊板11上に設けられる把持装置17はワイアクランプ機能を有しており、ワイアロープ15のうちの水平方向箇所を上下からクランプ(把持)する。このような把持装置17を、図5でも示すように、少なくとも3ヵ所に設ける。なお、把持箇所はワイアロープ15のうちの水平方向箇所に限定する趣旨ではなく、ワイアロープ15のうちの垂直箇所を選択しても良い。
給電装置18は、さらに図2、図3で示すように、下電極181、電極ホルダー182、ホルダー183、摺動電極184、スリップリング185、スリップリングカバー186を備える。
給電装置18は、ギアードモータ174の駆動用電源を外部から供給するために設けられる。定常的な使用形態としては、バッテリー21への給電は上定盤16が上昇限にあるときに行い、加工中に把持装置17を作動させる電源はバッテリー21とする。このスリップリング185を経由してバッテリー21が蓄電され、このバッテリー21から把持装置17のギアードモータ174へ電源が供給される。
赤外線受信部19は、赤外線による信号を受信する。
制御盤20は、赤外線受信部19が受信した信号に基づいて、把持装置17のギアードモータ174の動作制御を行う。
バッテリー21は、モータ駆動用電源としてギアードモータ174に接続され、また、制御用電源として赤外線受信部19や制御盤20に接続される。なお、給電装置18が常時機能していれば給電装置18がギアードモータ174、赤外線受信部19や制御盤20に常時電源を供給することも可能であるが、スリップリング185の種類によっては火花等の発生により環境を汚染したり、機器としての寿命を縮めてしまう可能性がある。よって、本形態ではバッテリー21があるものとして以下説明する。
続いて、把持装置17の具体的な固定動作について説明する。ここにワーク200の研磨が終了し、上定盤16がワーク200に当接した状態で下定盤101や各キャリア102の回転が停止寸前の状態(減速状態)または完全に停止した状態(停止状態)にあるものとする。そして、図示しない信号処理部が発信制御部2を介して赤外線発信部3に赤外線の駆動信号を発信させる。この駆動信号は、赤外線受信部19を介して制御盤20へ到達する。制御盤20はこの駆動信号に基づいてギアードモータ(電動モータ)174を制御し、ワイアロープ15の把持を開始する。
把持装置17は複数台同時に把持動作を開始する。把持装置17では、ギアードモータ(電動モータ)174からのトルクは小歯車173cから大歯車173bへと伝達され、送りねじであるジャッキボルト172bを高トルクで回転させる。すると、ジャッキヘッド172aが上昇してワイアロープ受け台171とジャッキヘッド172aとがワイアロープ15を挟持し、ワイアロープ15は移動ができなくなる。このような把持が、例えば3カ所で行われる。
これにより上定盤16の姿勢を保持する。この際の上定盤16は、ワークの研磨終了直前または研磨終了後であって下定盤101に対して平行な状態であり、上定盤16が最適位置にある。このような状態で上定盤昇降部のシリンダー117へ供給する流体圧力を制御する圧力制御弁へ出力することで上定盤16を昇降させる。次のワーク加工直前までワークの把持を維持し、上定盤は下定盤に対して平行な状態を維持する。
続いて、新たに加工前のワークを設置後、上定盤16は下定盤101に対して平行な状態を維持したまま下定盤101の上へ着盤させる。そして、着盤完了後に図示しない信号処理部が発信制御部2を介して赤外線発信部3に赤外線の駆動信号を発信させる。この駆動信号は、赤外線受信部19を介して制御盤20へ到達する。制御盤20は把持装置17のギアードモータ174を制御し、ワイアロープ15の解放を開始する。全ての把持装置17では、ギアードモータ174を駆動させて送りねじであるジャッキボルト172bを回転させ、ジャッキヘッド172aを下降させる。ジャッキヘッド172aが下降するとワイアロープ受け台171とジャッキヘッド172aとがワイアロープ15を解放し、ワイアロープ15は移動が可能になる。この状態で再度加工を開始する。このように把持装置17がワイアロープ15を解放して上定盤16をフリーな状態として加工時に下定盤へ倣うようにする。
このような研磨方法にすると、上定盤を上昇させるときに、下定盤と上定盤とで平行を維持しつつワイアロープを固定するので、プーリー部での摩擦抵抗(プーリー自身の回動摩擦、プーリー&ワイア間の接触抵抗など)が不均一になったり、加工後上定盤を上昇させるときに貼り付き状態が不均一になったとしても、ワイアロープが固定されている上定盤は平行位置が維持される。
以上、本発明の両面研磨装置および加工方法について説明した。 なお、本発明は各種の変形形態が可能である。例えば、本形態では赤外線を適用した制御信号送受信装置を備えるものとして説明した。しかしながら、スリップリングを介して制御信号を送受信することが可能である。このようにスリップリングを採用して送受信を行う場合は赤外線による送受信装置、具体的には発信制御部2、赤外線発信部3、赤外線受信部20を省略することができる。
また、本形態では電動モータ(ギアードモータ)でジャッキボルトを昇降させる構造を備えるものとして説明した。しかしながら、加圧エアーや油圧等を外部から供給して、其々空気圧シリンダーあるいは油圧シリンダーで前記ジャッキボルト(把持シリンダー)を圧力流体により駆動してもよく、装置内の設置スペースや把持力の設定レベルなどを勘案して最適な駆動装置を選定すればよい。
このような本発明では、上定盤の姿勢を任意のタイミングで固定するだけであり、比較的小さな保持力と小さな動作範囲で姿勢保持機能を実現することができる。また、構造が簡易であり、既存の装置を殆ど改造する必要がなく、既設の装置への設置も容易である。当然ながら装置の設置コストは安価である。
また、加工開始前の上定盤着盤時に下定盤との平行度を保持することにより、着盤時のワークへの作用負荷が均一化・平準化して、損傷防止や負荷低減による品質の向上が実現できる。
また、特許文献3、4の装置と比較しても、下定盤との平行度を保持する効果が高く、着盤時のワークへの作用負荷が均一化・平準化する効果はより大きくなる。また、加工終了時の姿勢を保持した状態で上定盤を微速度で上昇させることにより、上定盤へのワークの貼り付きを防止することができる。
続いて4−ウェイ方式の遊星歯車方式の両面研磨装置に適用する形態について説明する。例えば、本発明は先に図9,図10を用いて説明した4−ウェイ方式の両面研磨装置のうちで特に図1〜図5の上定盤吊り上げ装置を採用するものであり、その他の構成(下定盤101、キャリア102、内歯車103、太陽歯車104、太陽歯車駆動軸105、ドラム駆動軸300、上定盤駆動ドラム301、軸支部302、回動式駆動ツメ303)については先の説明と同一のものとした。この形態では上定盤106が回転し、給電装置18では上定盤106とともに回転するスリップリング185に摺動電極184が接して電源が供給される点が相違する以外は同じ動作をする。このような4−ウェイ方式の遊星歯車方式の両面研磨装置に適用しても本発明は全く同様の効果がある。
以上のような本発明に係る両面研磨装置および加工方法は、ラッピング、ポリッシング等の精度の高い平面加工に適している。
100:両面研磨装置
1:上定盤支持装置
2:発信制御部
3:赤外線発信部
10:ロッド支持部
11:吊板
12:プーリー
13:プーリー取付板
14:プーリー
15:ワイアロープ
16:上定盤
17:把持装置
171:ワイアロープ受け台
172:ジャッキヘッド昇降機構
172a:ジャッキヘッド
172b:ジャッキボルト
173:減速ギヤ部
173a:ギヤボックス
173b:大歯車
173c:小歯車
174:ギアードモータ
18:給電装置
181:下電極
182:電極ホルダー
183:ホルダー
184:接触部
185:スリップリング
186:スリップリングカバー
19:制御盤
20:赤外線受信部
21:バッテリー
101:下定盤
102:キャリア
102a:ワーク保持孔
102b:キャリア切り欠き
103:内歯車
104:太陽歯車
105:太陽歯車駆動軸
106:上定盤
107:プーリー
108:プーリー取付板
109:プーリー
110:吊板
111:軸受
112:ワイア
113:ピン
114:ストッパー
115:ブラケット
116:シリンダーロッド
117:シリンダー
118:片持ち支持部
119:支持柱
300:ドラム駆動軸
301:上定盤駆動ドラム
301a:嵌合溝
302:軸支部
303:回動式駆動ツメ
200:ワーク

Claims (3)

  1. 外周に歯面を形成するとともにワーク保持孔を穿設したワークキャリアを、水平面内に配置された太陽歯車と内歯車との間に複数個噛合わせておき、このワーク保持孔にワークを挿入したワークキャリアの表裏両面を、下定盤と、上定盤昇降部により昇降可能に支持される上定盤と、の間に挟み込んだ状態にして、太陽歯車と内歯車とを回転させることでワークキャリアを遊星運動させ、同時に下定盤および上定盤をワークキャリアに対して相対的に回転させてワークをラッピングまたはポリッシングする遊星歯車方式の両面研磨装置において、
    前記上定盤昇降部により上下方向へ移動するようになされる吊板と、
    前記吊板の側面から突出する複数の回転軸に軸支される第1のプーリー群と、
    前記上定盤に固定される支持部材と、
    前記支持部材の側面から突出する複数の回転軸に軸支される第2のプーリー群と、
    前記上定盤の垂直方向の荷重を分割して均等に支持するように前記第1のプーリー群を構成するプーリーと前記第2のプーリー群を構成するプーリーとの間に張架されるエンドレス状のワイアロープと、
    前記吊板の円周方向へ略等間隔に少なくとも3ヵ所設けられ、前記吊板側方に水平方向あるいは鉛直方向に張架されているワイアロープを把持する複数の把持装置と、
    を備えることを特徴とする両面研磨装置。
  2. 請求項1に記載の両面研磨装置において、
    前記把持装置は、固定側のワイアロープ受け台と、移動側のジャッキヘッドと、ジャッキヘッド駆動装置と、を備えることを特徴とする両面研磨装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の両面研磨装置を用いる研磨方法であって、
    研磨加工が終了し、各駆動軸が減速状態あるいは停止状態で前記把持装置を一斉に駆動して前記ワイアロープを把持した後、前記上定盤を上昇させて次のワークを装填し、再度前記上定盤を下降させて前記下定盤上へ着盤させた時点で前記把持装置を解除し、加工を開始することを特徴とする研磨方法。
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