JP2014204018A - 被処理体の冷却ユニット - Google Patents

被処理体の冷却ユニット

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貴司 重田
俊志 高岡
Shunji Takaoka
俊志 高岡
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Abstract

【課題】昇降機構等が不要で、構成が簡単かつ被処理体の冷却時間を短縮でき、さらに冷却効率の良好な被処理体の冷却ユニットを提供する。【解決手段】半導体ウェーハの受容装置1は、半導体ウェーハWを協同して支持する一対の載置台10,10を備え、一対の載置台10,10により半導体ウェーハWを支持することで、載置台10,10間と半導体ウェーハWの下面W1との間に下部開放空間180aを形成するとともに、半導体ウェーハWの上方に上部開放空間180bを形成し、下部開放空間180aの下方より半導体ウェーハWの下面W1に向けて冷却用の気体を噴射する第1の噴射ノズル116と、上部開放空間180bの上方より半導体ウェーハWの上面W2に向けて冷却用の気体を噴射する第2の噴射ノズル113と、をさらに備えるように構成される。【選択図】図2

Description

本発明は、被処理体の昇降機構等を用いることなく冷却ユニット内への被処理体の設置及び冷却ユニット内からの被処理体の持ち出しが可能であり、構成が簡単で冷却処理に掛かる時間の短い被処理体の冷却ユニットに関するものである。
半導体装置の製造工程において、被処理体としての半導体ウェーハは、例えば、処理室で処理が施された後、冷却室で冷却されてからロードロック室を介して大気圧室に搬送されてカセット等に収容される。処理室及び冷却室は通常時において真空雰囲気にあり、処理室から冷却室、及び冷却室からロードロック室への半導体ウェーハの搬送は、真空環境下において動作可能とされた真空搬送ロボットにより行われる。また、ロードロック室からカセット等への半導体ウェーハの搬送は、大気圧環境下で使用する大気搬送ロボットにより行われる。
冷却室では、例えば、処理室での処理により250℃程度の高温となった半導体ウェーハを65℃以下まで冷却する。この冷却は、大気搬送ロボットや半導体ウェーハを収容するカセット等の熱による損傷を防ぐために行われる。なお、真空搬送ロボットについては、半導体ウェーハを支持するハンド部にセラミック等の耐熱性の高い素材が用いられていることに加えて真空条件下では熱が伝わりにくいことから、高温の半導体ウェーハを搬送することによる熱損傷は起こりにくい。
特許文献1には、冷却室内において、温調水により温度が一定に保たれた冷却プレートを利用して半導体ウェーハを冷却する冷却ユニットが開示されている。特許文献1に開示の冷却ユニットには水冷プレートを上下方向に貫通する昇降可能な複数の保持ピンが設けられており、これらの保持ピンは、真空搬送ロボットにより高温状態の半導体ウェーハが載置されると下降して当該半導体ウェーハを水冷プレートに近接させる。また、半導体ウェーハの冷却が終了すると上昇し、その上昇によって生じた水冷プレートと半導体ウェーハとの間の隙間に真空搬送ロボットのハンドを挿入させて半導体ウェーハを冷却室から搬送する。
特開平5−13294号公報
このように特許文献1に開示の冷却ユニットは、被処理体と冷却プレートとの間に真空搬送ロボット等の搬送装置を挿入させる空間を形成するために上述したような保持ピンすなわち昇降機構が必要であり、さらにこの昇降機構を制御する制御手段が必要でとなる。そのため、装置構成が複雑になるとともに、昇降機構を昇降させる分だけ半導体ウェーハを冷却室に搬入してから取り出すまでの時間が長くなり、半導体ウェーハの冷却処理に掛かる時間が長くなるという問題がある。
本発明は、このような課題を有効に解決することを目的としており、具体的には、昇降機構等が不要で、構成が簡単かつ被処理体の冷却時間を短縮でき、さらに冷却効率の良好な被処理体の冷却ユニットを提供することを目的とする。
本発明は、かかる目的を達成するために次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明に係る被処理体の冷却ユニットは、高温で処理された板状の被処理体を内部に収容した状態で冷却する被処理体の冷却ユニットであって、前記被処理体を協同して支持することのできる一対の載置台を備え、一対の前記載置台により前記被処理体を支持することで、前記載置台間と当該被処理体の下面との間に、当該被処理体を移載する搬送装置のアームを挿入可能な下部開放空間を形成するとともに、前記被処理体の上方に上部開放空間を形成し、前記下部開放空間の下方より前記被処理体の下面に向けて冷却用の気体を噴射する第1の噴射ノズルと、前記上部開放空間の上方より前記被処理体の上面に向けて冷却用の気体を噴射する第2の噴射ノズルと、をさらに備えたことを特徴とする。
このように構成すると、被処理体を載置台上へ載置する際には下部開放空間を利用して搬送装置のアームを被処理体の下方から抜き取ることができるとともに、被処理体を載置台から受け取る際には下部開放空間を利用して搬送装置のアームを被処理体の下方まで進入させることができる。また、この下部開放空間及び上部開放空間が形成されることで第1の噴射ノズル及び第2の噴射ノズルにより被処理体をその上下面から冷却させることができ、冷却プレートを用いることなく被処理体の冷却を行うことができる。そのため、被処理体を昇降させる昇降機構が不要で、装置構成を簡単にすることができるとともに、被処理体を冷却ユニットに搬入させてから取り出すまでの時間を短くして冷却処理に掛かる時間を短縮することが可能となる。
また、冷却効率を高めるために前記第1の噴射ノズル及び前記第2の噴射ノズルをそれぞれ複数設けた場合に、被処理体からの伝熱により温度が上昇した冷却用の気体を上部開放空間及び下部開放空間からすばやく排出させるためには、前記噴射ノズルが、前記被処理体の縁部に向けて傾斜して設けられていることが望ましい。
冷却効率を高めるために前記第1の噴射ノズル及び前記第2の噴射ノズルをそれぞれ複数設けるとともに前記被処理体が円板状である場合に被処理体の上下面に向けて冷却用の気体が均一に分散して噴射されるようにするためには、第1の給気手段及び第2の給気手段がそれぞれ複数の噴射ノズルを有し、これらの噴射ノズルが、前記載置台により支持された前記被処理体と同心の円周上に均等に配置されていることが望ましい。
さらに、被処理体の上下面において噴射ノズルより噴射された冷却用の気体による見かけ上の支持点を増やして被処理体の振動を低減するとともに、被処理体の上下面で異なる箇所を冷却して、冷却効率を一層向上させるためには、第1の噴射ノズルと、第2の噴射ノズルとが、周方向に異なる位相となる箇所に設けられていることが望ましい。
またさらに、各噴射ノズルから噴射される気体量を適切な量に調整するためには、第1の噴射ノズル及び第2の噴射ノズルが、それぞれ4〜6本設けられていることが望ましい。
以上説明した本発明によれば、被処理体を昇降させる昇降機構が不要で装置構成を簡単にすることができるとともに、被処理体を冷却ユニットに搬入してから取り出すまでの時間を短くして冷却処理に掛かる時間を短縮することができる被処理体の冷却ユニットを提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る半導体ウェーハの受容装置を備える半導体ウェーハの処理システムの平面図。 図1におけるII−II線に沿った断面矢視図。 同受容装置の平面断面図。 真空側仕切バルブを取り外した状態で同受容装置を示す側面図。 同受容装置の模式図。 噴射ノズルの配置位置を示す図。 噴射ノズルの配置位置を示す図。 噴射ノズルを4本ずつ設けた場合における半導体ウェーハの表面温度の変化を示すグラフ。 噴射ノズルを6本ずつ設けた場合における半導体ウェーハの表面温度の変化を示すグラフ。 噴射ノズルの本数に対する半導体ウェーハの冷却時間を示すグラフ。 噴射ノズルの本数に対する半導体ウェーハの振動加速度を示すグラフ。 半導体ウェーハを大気圧作業室から真空処理室に搬送する際の処理手順を示すフローチャート。 半導体ウェーハを真空処理室から大気圧作業室に搬送する際の処理手順を示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、半導体ウェーハWの処理システム100を示している。半導体ウェーハWの処理システム100は、本実施形態に係る半導体ウェーハの受容装置(以下単に「受容装置」とも記載する)1と、受容装置1の一方側に設けられた減圧処理室である真空処理室5及び減圧搬送室である真空搬送室3と、他方側に設けられた常圧作業室である大気圧作業室2とを含む。大気圧作業室2内は常圧雰囲気、具体的には大気圧雰囲気であり、真空処理室5内及び真空搬送室3内は減圧雰囲気、具体的には真空雰囲気である。真空搬送室3には搬送装置としての真空搬送ロボット30、大気圧作業室2には搬送装置としての大気搬送ロボット20が設置されており、これらの搬送ロボット20,30は、被処理体としての円板状の半導体ウェーハWをアームの一部をなすハンド21,31上に保持して搬送することができる。
処理システム100内での半導体ウェーハWの搬送ルートは図1中の矢印に示す通りであり、具体的には、大気搬送ロボット20により大気圧作業室2から受容装置1に搬送されて受容装置1内に載置された後、真空搬送ロボット30により受容装置1から取り出され、真空搬送室3を介して真空処理室5に搬送される。また、真空搬送ロボット30により真空処理室5から真空搬送室3を介して受容装置1に搬送されて受容装置1内に載置された後、大気搬送ロボット20により大気圧作業室2に搬送されて図示しないカセット等に収容される。
このような処理システム100に備わる受容装置1は、図2,5に示すように、半導体ウェーハWを支持する一対の載置台10,10と、遮断手段16と、給気手段11と、排気手段12と、真空手段13と、冷却水循環手段17と、これらを制御する制御手段4とを含んで構成されている。また、図2に示すように受容装置1の内部には上段チャンバ14と下段チャンバ15とが形成されており、受容装置1は、上段チャンバ14内を大気圧雰囲気から真空雰囲気、又は、真空雰囲気から大気圧雰囲気に置き換えることができるとともに、真空処理室5で所定の処理が施されて高温(例えば250℃)になった半導体ウェーハWを所定温度まで冷却するものである。上記所定温度の目安としては、例えば大気搬送ロボット20等の熱損傷が起こらない65℃以下に設定することが好ましい。なお、真空処理室5における処理の種類によっては、高温になる場合であっても250℃以外になることもあり得る。
受容装置1の上記構成手段を具体的に説明すると、一対の載置台10,10は、図2,3に示すように、上段チャンバ14内において半導体ウェーハWの搬送方向(図1参照)に直交する方向に互いに離間して設けられているものであり、その上面10a,10aには、半導体ウェーハWの搬送方向に沿って載置部101が3つずつ設けられている。これら一対の載置台10,10は、載置部101に半導体ウェーハWの縁部W3を載せ、協同して半導体ウェーハWを水平に支持する。なお、半導体ウェーハWの下面W1と載置台10の上面10aとの間には所要の隙間が形成されており、例えば0.3mmである。
このような載置台10,10上に半導体ウェーハWが載置されると、図2に示すように、半導体ウェーハWの下面W1の中央部及び上面W2の中央部を開放する開放部180が形成される。具体的には、載置台10,10間と半導体ウェーハWの下面W1との間に下部開放空間180aが形成され、半導体ウェーハWの上方に上部開放空間180bが形成される。載置台10,10上に半導体ウェーハWが載置された直後には、この下部開放空間180aを利用して大気搬送ロボット20のハンド21又は真空搬送ロボット30のハンド31が載置台10,10間から引き抜かれ、載置台10,10から半導体ウェーハWを持ち上げる際には、この下部開放空間180aを利用して大気搬送ロボット20のハンド21又は真空搬送ロボット30のハンド31が載置台10,10間に挿入される。
また、図2,3に示すように、各載置台10,10の内部には冷却水が循環する循環路171,171が形成されており、冷却水供給部170,170から供給された冷却水がこの循環路171,171内を流れるように構成されている。循環路171,171及び冷却水供給部170,170は前述の冷却水循環手段17を構成するものであり、載置台10,10がこのように水冷式のウェーハ受けであることで、半導体ウェーハWの冷却効率をさらに向上させることができる。
図1,3に示す遮断手段16は、大気側仕切バルブGV1と真空側仕切バルブGV2とで構成される。大気側仕切バルブGV1は、大気圧作業室2側の壁面1dに取り付けられており、この壁面1dに形成された半導体ウェーハWを通過可能な開口14b(図2参照)を開閉可能に設けられる。真空側仕切バルブGV2は、真空処理室5側の壁面1aに取り付けられており、この壁面1aに形成された半導体ウェーハWを通過可能な開口14a(図1参照)を開閉可能に設けられる。大気側仕切バルブGV1及び真空側仕切バルブGV2により前記開口14a,14bを閉じることで、上段チャンバ14内には閉止空間181(図2,5参照)が形成される。
図2,5に示す給気手段11は、上段チャンバ14の下方に設けられた第1の給気手段111と、上段チャンバ14の上方に設けられた第2の給気手段110と、冷却用の気体を供給可能な気体供給源119に接続されることで冷却用の気体を導くことのできるガス導入配管116と、ガス導入配管116に取り付けられたガス導入バルブPV2とから構成される。給気手段11により閉止空間181内に冷却用の気体が供給されることで、半導体ウェーハWの冷却が行われるとともに受容装置1内が真空雰囲気から大気圧雰囲気に置き換わる。
第1の給気手段111は、上段チャンバ14の底壁1fの中央部に設けられた下部シャワープレート115と、下部シャワープレート115を厚み方向に貫通するように設けられた第1の噴射ノズル116と、下部シャワープレート115と底壁1fとの隙間115aから伸びてガス導入バルブPV2に接続された下部ガス導入配管117とを有する。
下部ガス噴出し穴である第1の噴射ノズル116は、図3,6(a)に示すように、載置台10,10に載置された半導体ウェーハWと同心かつ半導体ウェーハWよりも径の小さい円周上に均等に4本設けられており、これらの第1の噴射ノズル116は、前記半導体ウェーハWの縁部W3に向かって、より具体的には垂直方向に対して所定角度、具体的には45°傾斜して設けられている。併せて、図3に示すように、半導体ウェーハWの搬送方向に対して周方向に45°回転した位置に設けられている。そのため、第1の噴射ノズル116から噴射された気体は、一対の載置台10,10と半導体ウェーハWの下面W1との間に形成される下部開放空間180a内で滞留しにくくなり、下部開放空間180a外へ流れやすくなることから、冷却効率をより一層向上させることができる。
気体供給源119から供給される冷却用の気体は、下部ガス導入配管117を通って下部シャワープレート115下方の隙間115aに充満し、第1の噴射ノズル116を介して下部開放空間180aの下方より、半導体ウェーハWの下面W1に向けて噴射される。なお、冷却用の気体としては、空気、窒素、ヘリウム、水素等が挙げられ、本実施形態では空気を冷却して用いている。
第2の給気手段110は、上段チャンバ14の上壁1eの中央部に設けられた上部シャワープレート112と、上部シャワープレート112を厚み方向に貫通するように設けられた第2の噴射ノズル113と、上部シャワープレート112と上壁1eとの隙間112aから伸びて下部ガス導入配管117に接続された上部ガス導入配管114とを有する。上部ガス噴出し穴である第2の噴射ノズル113は、図6(b)に示すように、周方向に異なる位相となる箇所に設けられていること以外は第1の噴射ノズル116と同様に設けられており、気体供給源119から供給される冷却用の気体は、上部ガス導入配管114を通って上部シャワープレート112上方の隙間112aに充満し、第2の噴射ノズル113を介して上部開放空間180bの上方より半導体ウェーハWの上面W2に向けて噴射される。なお、各第2の噴射ノズル113が設けられる円周の径は、第1の噴射ノズル116が設けられる前記円周の径と等しい。
前述のように、第2の噴射ノズル113と第1の噴射ノズル116とは周方向に異なる位相となる箇所に設けられているが、具体的には、第2の噴射ノズル113は、第1の噴射ノズル116を周方向に45°回転させた位置、換言すると隣接する第1の噴射ノズル116から等距離となる位置に設けられている。なお、下部シャワープレート115及び上部シャワープレート112にそれぞれ設けられる各噴射ノズル113,116からは、ほぼ同一量の気体が噴射される。
図4,5に示す排気手段12は、上段チャンバ14の下方から側壁1c内を貫通して上方に伸びる排気口120と、排出バルブPV1と、排気口120と排出バルブPV1とに接続されたガス排気配管121とから構成される。排気口120が上段チャンバ14の下方に設けられていることから、閉止空間181内では、各第1の噴射ノズル116から上向きに噴射された気体は、半導体ウェーハWの下面W1に沿ってその縁部W3に向けて流れた後、閉止空間181の下方を流れて排気口120を介して受容装置1の外部にある図示しない排気先に向けて排出される。また、各第2の噴射ノズル113から下向きに噴射された気体は、半導体ウェーハWの上面W2に沿ってその縁部W3に向けて流れた後、閉止空間181内を下降し、閉止空間181の下方を流れて排気口120を介して受容装置1の外部にある図示しない排気先に向けて排出される。
図2,4,5に示す真空手段13は、側壁1bを貫通して上段チャンバ14内と連通する空冷エキゾースト130と、これに接続された真空用配管132と、真空用配管132に取り付けられた真空用バルブ131とを含んで構成され、真空用バルブ131が図示しない真空吸引ポンプに接続されることで真空引きを行うことが可能となっている。真空引きを行うことにより、受容装置1内を大気圧雰囲気から真空雰囲気に置き換えることができる。真空引きを行うと、閉止空間181内の気体は、空冷エキゾースト130から真空用配管132へ流れ、真空用バルブ131より真空吸引ポンプを介して排気される。なお、真空手段13の機能を排気手段12に兼用させてもよく、その場合には例えば排気手段12の近傍に真空用バルブを設けてその真空用バルブにより排気口120を介して閉止空間181内の気体を排出できるようにすれば良い。
図5に示す制御手段(コントローラ)4は、CPU、メモリ及びインターフェースを具備する通常のマイクロコンピュータユニットにより構成されて、メモリ内に半導体ウェーハWの冷却等に関する所定のプログラムが書き込まれており、CPUは適宜必要なプログラムを呼び出して実行することにより、周辺ハードリソースと協働して、所定の動作が実行される。
具体的に制御手段4は、給気手段11による気体の導入、排気手段12による気体の導出、真空手段13による気体の導出、冷却水循環手段17による冷却水の循環、遮断手段16の開閉動作等を制御するように構成されている。
本実施形態では、前述のように上部シャワープレート112及び下部シャワープレート115にそれぞれ4本の噴射ノズル113,116が設けられているが、各噴射ノズル113,116の数はこれに限定されず4〜6本の範囲が好ましい。例えば噴射ノズル113,116を6本ずつ設ける場合には、図6(b)に示すように、載置台10,10に載置された半導体ウェーハWと同心かつ半導体ウェーハWよりも径の小さい円周上に均等に設ければ良い。
以下では、噴射ノズル113,116の本数として4〜6本ずつが好ましい理由を述べる。まず、本実施形態のように噴射ノズル113,116を4本ずつ設け、閉止空間181に100リットル/分の冷却用の気体を30秒間噴射した場合、図8で示されているように23秒で半導体ウェーハWの表面全体が250℃から65℃以下まで低下する。この試験を行うにあたり、半導体ウェーハWの表面温度は、その下面W1及び上面W2にそれぞれ取り付けた図6(a)に示す熱電対P1〜P9を利用して測定した。これらのうち熱電対P1〜P4,P6〜P9は、半導体ウェーハWの下面W1及び上面W2において縁部W3に対応する位置にそれぞれ均等に配置し、熱電対P5は半導体ウェーハWの下面W1及び上面W2において中央に1個ずつ設置した。このように噴射ノズル113,116を4本ずつ設けると、処理効率を良好に維持することができる所定時間、例えば30秒間以内に半導体ウェーハWの表面温度が65℃低下まで低下させることができる。
また、図6(b)に示すように噴射ノズル113,116を6本ずつ設け、冷却用の気体の噴射量及び噴射時間を上記と同様に設定した場合、図9に示されているように30秒間で半導体ウェーハWの表面全体が65℃以下まで低下する。
さらに、図7に示すように噴射ノズル113,116の本数を1〜3本ずつに変更して冷却用の気体の噴射量及び噴射時間を上記と同様に設定した場合の測定結果と、上記4本ずつ及び6本ずつの測定結果とを比較すると、半導体ウェーハWの表面全体が65℃以下まで低下するまでに要する冷却時間は、図10に示すように2,4本ずつの場合が相対的に短く、1,3,6本ずつの場合が相対的に長くなるが、全ての場合で30秒以下となっており、65℃以下まで冷却される時間に大きく差異は生じない。しかしながら、冷却用の気体が噴射されることによって発生する半導体ウェーハWの振動に関しては、図11に示すように噴射ノズル113,116の本数が多いほど振動加速度が小さくなり低減する。半導体ウェーハWが大きく振動すると載置台10,10との間で摺動して、半導体ウェーハWの損傷やパーティクルの発生につながる可能性があることから、振動加速度は小さいことが好ましい。具体的には0.2G以下となることがより好ましく、本実施形態ではこれを所定の振動目標値として定めている。上記の試験結果からすると、振動目標値を満たすためには各噴射ノズル113,116の本数を4〜6本ずつの範囲とすることが好ましいことが分かる。
以上のような半導体ウェーハWの処理システム100を用いて、半導体ウェーハWを大気側と真空側との間で移送するための手順を以下に説明する。
まず、半導体ウェーハWを大気圧作業室2から真空処理室5に搬送する場合、図12に示すように、大気側仕切バルブGV1を開放し(ステップSP1)、大気圧雰囲気の受容装置1内に大気搬送ロボット20のハンド21を進入させる(ステップSP2)。このハンド21上には半導体ウェーハWが支持されており、ハンド21上の半導体ウェーハWを載置台10,10に載置すると(ステップSP3)、大気搬送ロボット20のハンド21を受容装置1から退出させる(ステップSP4)。その後、大気側仕切バルブGV1を閉止して(ステップSP5)、真空手段13により真空引きを行い(ステップSP6)、これによって受容装置1内が大気圧雰囲気から真空雰囲気に置き換わる。真空雰囲気に置き換わると、真空側仕切バルブGV2を開放して(ステップSP7)、受容装置1内に、真空搬送室3から真空搬送ロボット30のハンド31を進入させる(ステップSP8)。このハンド31により半導体ウェーハWを載置台10,10から持ち上げて半導体ウェーハWの受け取りを行い(ステップSP9)、半導体ウェーハWを支持したハンド31を受容装置1から退出させると(ステップSP10)、真空側仕切バルブGV2を閉止する(ステップSP11)。なお、大気搬送ロボット20及び真空搬送ロボット30の動作は図示しない制御手段により行われるものである。
このようにして真空搬送室3内に搬送された半導体ウェーハWは、真空搬送ロボット30により図1に示す真空処理室5に搬送され、そこで所定の処理が施される。この処理により高温状態となった半導体ウェーハWは、真空搬送ロボット30により真空搬送室3に持ち出されて大気圧作業室2まで搬送される。高温状態の半導体ウェーハWを真空搬送室3から大気圧作業室2まで搬送する場合には、図13に示すように、まず、真空側仕切バルブGV2を開放し(ステップSP20)、真空雰囲気の受容装置1内に真空搬送ロボット30のハンド31を進入させる(ステップSP21)。このハンド31上から載置台10,10に半導体ウェーハWを載置すると(ステップSP22)、真空搬送ロボット30のハンド31を受容装置1から退出させる(ステップSP23)。その後、真空側仕切バルブGV2を閉止すると(ステップSP24)、給気手段11により閉止空間181の上下から給気を開始し(ステップSP25)、続いて排気手段12により閉止空間181内の気体の排出を開始する(ステップSP26)。これによって、真空状態にある閉止空間181内において半導体ウェーハWに向かって給気手段11より気体を導入させつつ、排気手段12より気体の導出を行わせることになり、半導体ウェーハWの温度を低下させつつ閉止空間181内の圧力を大気圧に向かわせることができる。
受容装置1内が真空雰囲気から大気圧雰囲気に置き換わると、排気手段12による排気を停止し(ステップSP27)、続いて給気手段11による給気を停止してから(ステップSP28)、大気側仕切バルブGV1を開放する(ステップSP29)。このように排気の停止のタイミングよりも給気の停止のタイミングを遅らせて、受容装置1内の圧力が大気圧作業室2内の圧力よりも高くなるように設定する。
大気側仕切バルブGV1を開放すると、受容装置1内に、大気圧作業室2から大気搬送ロボット20のハンド21を進入させる(ステップSP30)。このハンド21により半導体ウェーハWを載置台10,10から持ち上げて導体ウェーハWの受け取りを行い(ステップSP31)、半導体ウェーハWを支持したハンド21を受容装置1から退出させると(ステップSP32)、大気側仕切バルブGV1を閉止する(ステップSP33)。
以上のように本実施形態の被処理体の冷却ユニットとしての半導体ウェーハの受容装置1は、高温で処理された板状の半導体ウェーハWを内部に収容した状態で冷却するものであって、半導体ウェーハWを協同して支持することのできる一対の載置台10,10を備え、一対の載置台10,10により被処理体としての半導体ウェーハWを支持することで、載置台10,10間と半導体ウェーハWの下面W1との間に、半導体ウェーハWを移載する搬送装置としての真空搬送ロボット30及び大気搬送ロボット20のアームの一部をなすハンド31,21を挿入可能な下部開放空間180aを形成するとともに、半導体ウェーハWの上方に上部開放空間180bを形成し、下部開放空間180aの下方より半導体ウェーハWの下面W1に向けて冷却用の気体を噴射する第1の噴射ノズル116と、上部開放空間180bの上方より半導体ウェーハWの上面W2に向けて冷却用の気体を噴射する第2の噴射ノズル113と、をさらに備えるように構成されている。
従来の冷却ユニットのように冷却プレートに半導体ウェーハW全体を近接又は接触させて冷却を行う場合には、冷却プレートと半導体ウェーハWとの間に搬送装置のハンドを挿入させる空間を形成するために半導体ウェーハWを昇降させる昇降手段が別途必要となる。そのため、昇降手段及びその制御手段4によって装置構成が複雑になるとともに、昇降手段を上下させる分だけ半導体ウェーハWを冷却ユニットに搬入させてから取り出すまでの時間が長くなるという不都合が生じる。
上記のような構成であれば、半導体ウェーハWを載置台10,10上へ載置する際には下部開放空間180aを利用して搬送ロボット20,30のハンド21,31を半導体ウェーハWの下方から抜き取ることができるとともに、半導体ウェーハWを載置台10,10から受け取る際には下部開放空間180aを利用して前記ハンド21,31を半導体ウェーハWの下方まで進入させることができる。また、この下部開放空間180a及び上部開放空間180bが形成されることで第1の噴射ノズル116及び第2の噴射ノズル113により半導体ウェーハWをその上面W2及び下面W1から冷却させることができ、冷却プレートを用いることなく半導体ウェーハWの冷却を行うことができる。そのため、半導体ウェーハWを昇降させる昇降機構が不要で、装置構成を簡単にすることができるとともに、冷却ユニットに搬入させてから取り出すまでの時間を短くして冷却処理に掛かる時間を短縮することが可能となる。
また、第1の噴射ノズル116及び第2の噴射ノズル113がそれぞれ複数設けられており、これらの噴射ノズル113,116が半導体ウェーハWの縁部W3に向けて傾斜して設けられるように構成したことから、半導体ウェーハWからの伝熱により温度が上昇した冷却用の気体を上部開放空間180b及び下部開放空間180aからすばやく排出させることができ、冷却効率を一層向上させることが可能となる。
併せて、半導体ウェーハWが円板状であって、第1の噴射ノズル116及び第2の噴射ノズル113がそれぞれ複数設けられており、これらの噴射ノズル113,116が、載置台10,10により支持された半導体ウェーハWと同心の円周上に均等に配置されるように構成したことから、半導体ウェーハWの下面W1及び上面W2に向けて冷却用の気体が均一に分散して噴射され、これら上面W2全体及び下面W1全体に気体により力が均等に作用する。そのため、半導体ウェーハWの振動を抑制することができるとともに、冷却用の気体が均一に流れることで冷却ムラの発生を抑制でき、冷却効率を向上させることが可能となる。
さらに、第1の噴射ノズル116と、第2の噴射ノズル113とが、周方向に異なる位相となる箇所に設けられるように構成したことから、半導体ウェーハWの上面W2及び下面において噴射ノズル113,116より噴射された冷却用の気体による見かけ上の支持点を増やして半導体ウェーハWの振動を低減することができるとともに、半導体ウェーハWの上面W2と下面W1とで異なる箇所を冷却して、冷却効率を一層向上させることが可能となる。
またさらに、第1の噴射ノズル116及び第2の噴射ノズル113がそれぞれ4〜6本設けられるように構成したことから、各噴射ノズル113,116から噴射される気体量を適切な量に調整することができ、冷却用の気体を噴射することによる半導体ウェーハWの振動を一層抑制することが可能となる。
なお、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではない。
例えば、噴射ノズル113,116が設けられる位置は本実施形態に記載の位置に限定されず、例えば全体的に周方向に変更されてもよい。
また、本実施形態では半導体ウェーハWの冷却を行うための冷却ユニットを、ロードロック室の機能を兼ね備えた受容装置1として構成していたが、例えば真空搬送室3に隣接するように設けた冷却室として構成しても良い。この場合においても上記と同様、内部に載置台10,10や給気手段11等を設け、これらにより半導体ウェーハWの冷却を行わせることで、前述した高い冷却効果を得ることができるとともに冷却処理に掛かる時間を短くすることができる。
また本実施形態では、冷却用の気体として安価な空気を用いているが、これとほぼ同じ特性を有するとともに安全性の高い不活性ガスである窒素を用いることがより好ましい。窒素を用いることで、閉止空間181内の冷却性能を維持しつつ半導体ウェーハW表面をより清浄に保つことが可能になる。
また、下段チャンバ15にも上段チャンバ14と同様に載置台10,10、給気手段11、排気手段12等を設けて、下段チャンバ15でも半導体ウェーハWの冷却等を行えるように構成してもよい。
また本実施形態では、噴射ノズル113,116を4本ずつ設けたが5本あるいは6本ずつ、又はこれら以外の本数ずつ設けても良い。
また、前記上部シャワープレート112及び前記下部シャワープレート115の中央にさらに噴射ノズルを設け、この噴射ノズルにより載置台10,10に支持された半導体ウェーハWの下面W1及び上面W2の中心に向けて冷却用の気体を噴射できるように構成するとともに、冷却時には、まず中央に設けた前記噴射ノズルにより半導体ウェーハWの下面W1及び上面W2の中心を冷却し、中心がある程度冷却された時点で他の4本の噴射ノズル113,116からの噴射に切り替えるように構成されてもよい。半導体ウェーハWの中央部は縁部W3よりも熱が外部に発散されにくく温度が低下しにくいことから、上記のように構成して、冷却の初期段階において最も温度が下がりにくい部分に冷却用の気体を集中させてから全体の冷却に移行することで、さらに冷却効率を向上させることができ、気体の使用量を低減して冷却時間をより短縮することができる。
さらに、空冷エキゾースト130と下部シャワープレート115下方の隙間115aとを繋ぐ循環排気ポートを設置して、冷却時に第2の噴射ノズル113から導入された気体の少なくとも一部が当該循環排気ポートを介して第1の噴射ノズル116から噴射されるように構成されてもよい。このように半導体ウェーハWの上面W2の冷却に利用した気体をすぐに排気することなく、循環させて半導体ウェーハWの下面W1に向けて噴射し再度冷却に利用することで、気体の使用量を一層低減することができる。この場合、循環排気ポートに一部、気体供給源119から直接気体を取り入れ可能な構成とすることで、循環排気ポート内にフレッシュな気体を取り入れて循環排気ポート内の気体の温度を下げて冷却効率を向上させることができる。
さらにまた、本実施形態では、大気圧作業室2内は大気圧雰囲気、真空処理室5内及び真空搬送室3内は真空雰囲気に設定されているが、これに限定されず、大気圧作業室2内は常圧雰囲気、真空処理室5内及び真空搬送室3内は減圧雰囲気に設定されていればよい。
その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…被処理体の冷却ユニット(半導体ウェーハの受容装置)
10…載置台
20,30…搬送装置(真空搬送ロボット、大気搬送ロボット)
31,21…アーム(ハンド)
113…第2の噴射ノズル
116…第1の噴射ノズル
180a…下部開放空間
180b…上部開放空間
W…被処理体(半導体ウェーハ)
W1…被処理体(半導体ウェーハ)の下面
W2…被処理体(半導体ウェーハ)の上面
W3…被処理体(半導体ウェーハ)の縁部

Claims (5)

  1. 高温で処理された板状の被処理体を内部に収容した状態で冷却する被処理体の冷却ユニットであって、
    前記被処理体を協同して支持することのできる一対の載置台を備え、
    一対の前記載置台により前記被処理体を支持することで、前記載置台間と当該被処理体の下面との間に、当該被処理体を移載する搬送装置のアームを挿入可能な下部開放空間を形成するとともに、前記被処理体の上方に上部開放空間を形成し、
    前記下部開放空間の下方より前記被処理体の下面に向けて冷却用の気体を噴射する第1の噴射ノズルと、
    前記上部開放空間の上方より前記被処理体の上面に向けて冷却用の気体を噴射する第2の噴射ノズルと、をさらに備えたことを特徴とする被処理体の冷却ユニット。
  2. 前記第1の噴射ノズル及び前記第2の噴射ノズルがそれぞれ複数設けられており、
    これらの噴射ノズルが、前記被処理体の縁部に向けて傾斜して設けられていることを特徴とする請求項1記載の被処理体の冷却ユニット。
  3. 前記被処理体が円板状であって、
    前記第1の噴射ノズル及び前記第2の噴射ノズルがそれぞれ複数設けられており、
    これらの噴射ノズルが、前記載置台により支持された前記被処理体と同心の円周上に均等に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の被処理体の冷却ユニット。
  4. 前記第1の噴射ノズルと、前記第2の噴射ノズルとが、周方向に異なる位相となる箇所に設けられていることを特徴とする請求項3記載の被処理体の冷却ユニット。
  5. 前記第1の噴射ノズル及び前記第2の噴射ノズルが、それぞれ4〜6本設けられていることを特徴とする請求項3又は4記載の被処理体の冷却ユニット。
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