JP2003068725A - 加熱処理装置 - Google Patents

加熱処理装置

Info

Publication number
JP2003068725A
JP2003068725A JP2001252884A JP2001252884A JP2003068725A JP 2003068725 A JP2003068725 A JP 2003068725A JP 2001252884 A JP2001252884 A JP 2001252884A JP 2001252884 A JP2001252884 A JP 2001252884A JP 2003068725 A JP2003068725 A JP 2003068725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
chamber
exhaust
heat treatment
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001252884A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3764357B2 (ja
Inventor
Kazufumi Eguchi
和文 江口
Yasutaka Soma
康孝 相馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2001252884A priority Critical patent/JP3764357B2/ja
Publication of JP2003068725A publication Critical patent/JP2003068725A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3764357B2 publication Critical patent/JP3764357B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 筐体内での熱対流の影響を受け難く、パージ
ガスや処理ガスを筐体内に均一に供給することができる
加熱処理装置を提供すること。 【解決手段】 基板としてのウエハWを載置して加熱す
る加熱プレート62と、加熱プレート62を収容するチ
ャンバ61と、チャンバ61内に所定のガスを供給する
ガス供給機構66と、チャンバ61内を排気する排気機
構67と、ガス供給機構66からのガスをチャンバ内に
導入するガス導入部68と、チャンバ61内のガスを排
出するガス排出部74とを具備する加熱処理装置31に
おいて、ガス導入部68は、チャンバ61の天壁61a
に設けられた複数の給気口69を有し、ガス排出部74
は、チャンバの天壁61aに設けられた複数の排気口7
5を有し、給気口69と排気口75とは交互的に設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ等の
基板に例えば層間絶縁膜を形成する際のキュア処理のよ
うな加熱処理を施す熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、半導体デバイスの製造工程におい
ては、SOD(Spin on Dielectri
c)システムを用いて層間絶縁膜等の誘電体膜を形成す
ることが行われている。このSODシステムでは、半導
体ウエハ上に塗布膜をスピンコートした後、スピンコー
トされた塗布膜に対して硬化(キュア)処理を行って誘
電体膜を得ており、このようなキュア処理には加熱処理
が用いられている。
【0003】このような加熱処理は、通常、チャンバ内
に加熱プレートを配置して構成された加熱処理装置によ
って行われており、この加熱プレートの表面にウエハを
載置し、加熱プレートをヒーターにより加熱することに
よってウエハを加熱処理する。この際に、塗布膜に対し
て均一な処理が行えるようにパージガスを筐体内に導入
するとともに、加熱処理中に塗布膜から生じる揮発分を
排出しながら加熱処理を行う必要があることから、この
ような加熱処理装置として、筐体上部中央から排気し、
筐体の外周からパージガスまたは処理ガスを供給する構
造を有するものが採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな加熱処理装置では加熱プレートが加熱されて筐体内
において熱対流が発生するため、筐体内に供給されたパ
ージガスが上昇気流とともに筐体上部中央の排気口から
排出されてしまい、筐体内が均一なパージガス雰囲気と
はならず、均一な膜を得難いという問題点がある。
【0005】また、排気には昇華物が含まれているた
め、排気配管に昇華物をトラップするためのトラップ機
構が取り付けられているが、メンテナンスの際にはトラ
ップ機構までの配管等まで洗浄が必要となり、メンテナ
ンス性が悪いという問題点がある。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、筐体内での熱対流の影響を受け難く、パージ
ガスや処理ガスを筐体内に均一に供給することができる
加熱処理装置を提供することを目的とする。また、トラ
ップ機構のメンテナンス性が高い加熱処理装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の観点では、基板を載置して加熱する
加熱プレートと、前記加熱プレートを収容するチャンバ
と、前記チャンバ内に所定のガスを供給するガス供給機
構と、前記チャンバ内を排気する排気機構と、前記ガス
供給機構からのガスをチャンバ内に導入するガス導入部
と、前記チャンバ内のガスを排出するガス排出部とを具
備し、前記ガス導入部は、前記チャンバの天壁に設けら
れた複数の給気口を有し、前記ガス排出部は、前記チャ
ンバの天壁に設けられた複数の排気口を有し、前記給気
口と前記排気口とは交互的に設けられていることを特徴
とする加熱処理装置を提供する。
【0008】このような構成によれば、チャンバの天壁
に設けられた複数の給気口からガスが供給され、この給
気口と交互的に設けられた複数の排気口から排気される
ので、ガスの供給および排気を局所的な領域毎に行うこ
とができ、熱対流の影響が少なく、チャンバ内に均一に
ガスを供給することができる。
【0009】本発明の第2の観点では、塗布膜が形成さ
れた基板を載置して加熱する加熱プレートと、前記加熱
プレートを収容するチャンバと、前記チャンバ内に所定
のガスを供給するガス供給機構と、前記チャンバ内を排
気する排気機構と、前記ガス供給機構からのガスをチャ
ンバ内に導入するガス導入部と、前記チャンバに設けら
れ、前記チャンバ内のガスを排出するガス排出部と、前
記ガス排出部に着脱自在に設けられたトラップ機構とを
具備することを特徴とする加熱処理装置を提供する。
【0010】このような構成によれば、チャンバ内に設
けられたガス排出部に、トラップ機構を着脱自在に設け
たので、メンテナンスの際にはトラップ機構を取り外し
て洗浄しさえすればよく、配管等の洗浄が不要である。
このように、洗浄する部品を削減することができるの
で、メンテナンス性が高い。
【0011】上記本発明の第1の観点において、前記ガ
ス導入部は、前記チャンバの天壁にガスを導入するガス
導入口と、前記ガス導入口から前記天壁内を水平方向に
直線的に延びる主ガス導入路と、前記主ガス導入路から
前記チャンバの天壁内を同心円状に延び、前記複数の給
気口が設けられた副ガス導入路とを有し、前記ガス排出
部は、前記チャンバの天壁からチャンバ内のガスを排出
するガス排出口と、前記ガス排出口に連通するガス通路
から前記天壁内を水平方向に延びる主排気路と、前記主
排気路から前記チャンバの天壁内を同心円状に延び、前
記複数の排気口が設けられた副排気路とを有し、前記副
ガス導入路と前記副排気路とは交互に配置されている構
成とすることができる。このような構成により、チャン
バ内へのガスの供給をより均一に行うことができ、ま
た、チャンバからの排気をより均一かつ速やかに行うこ
とができる。
【0012】この場合に、前記ガス導入口は、前記チャ
ンバの天壁の周辺部に設けられ、前記主ガス導入路は、
前記ガス導入口から前記チャンバの天壁の略中央まで延
び、前記ガス排出口に連通するガス通路は、前記チャン
バの天壁の略中央に設けられ、前記主排気路は、前記チ
ャンバーの天壁の周辺部から前記ガス通路まで延びてい
る構成とすることができる。
【0013】上記のような主ガス導入路と副ガス導入路
とを有する構成において、給気口が、前記副ガス導入路
の先端に行くに従ってその径が大きくなっていること、
および/または前記副ガス導入路の先端に行くに従って
その間隔が狭くなっていることが好ましい。これにより
ガスの供給が少なくなりやすい副ガス導入路の先端部に
おいてガスを多く供給することが可能となるので、ガス
の供給をより均一に行うことができる。
【0014】また、前記ガス排出部に着脱自在に設けら
れたトラップ機構をさらに具備することにより、チャン
バ内に均一にガスを供給することができることに加え
て、メンテナンス性を高くすることができる。
【0015】上記本発明の第2の観点において、前記ト
ラップ機構を冷却する冷却機構をさらに具備することが
好ましい。これにより排気されたガスに含まれた昇華物
が固体となってトラップ機構で確実にトラップさせるこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施
形態に係る加熱処理装置を搭載したSODシステムを概
略的に示す平面図、図2は図1に示したSODシステム
を概略的に示す正面図、図3は図1に示したSODシス
テム内に装着された2個のユニット積層体および主搬送
機構を示す側面図である。このSODシステムは、大略
的に、処理ステーション1と、サイドキャビネット2
と、キャリアステーション(CSB)3とを有してお
り、処理ステーション1の両側にサイドキャビネット2
およびキャリアステーション(CSB)3が設けられて
いる。
【0017】処理ステーション1は、サイドキャビネッ
ト2側に主処理部1a、およびキャリアステーション
(CSB)3側に副処理部1bを有している。
【0018】主処理部1aは、中央に半導体ウエハ(以
下、単にウエハという)Wを搬送するための主ウエハ搬
送機構(PRA)18が設けられ、その前面側には、図
1および図2に示すように、上段に設けられた2つの塗
布処理ユニット(SCT)11,12と、下段に設けら
れた薬品等を内蔵した2つのケミカル室13,14とを
有している。また、主ウエハ搬送機構(PRA)18を
挟んでサイドキャビネット2側およびキャリアステーシ
ョン(CSB)3側には、それぞれ複数の処理ユニット
を多段に積層してなる処理ユニット群16および17が
設けられている。
【0019】主ウエハ搬送機構(PRA)18は、図3
に示すように、Z方向に延在し、垂直壁51a,51b
およびこれらの間の側面開口部51cを有する筒状支持
体51と、その内側に筒状支持体51に沿ってZ方向に
昇降自在に設けられたウエハ搬送体52とを有してい
る。筒状支持体51はモータ53の回転駆動力によって
回転可能となっており、それに伴ってウエハ搬送体52
も一体的に回転されるようになっている。ウエハ搬送体
52は、搬送基台54と、搬送基台54に沿って前後に
移動可能な3本のウエハ搬送アーム55,56,57と
を備えており、ウエハ搬送アーム55〜57は、筒状支
持体51の側面開口部51cを通過可能な大きさを有し
ている。これらウエハ搬送アーム55〜57は、搬送基
台54内に内蔵されたモータおよびベルト機構によりそ
れぞれ独立して進退移動することが可能となっている。
ウエハ搬送体52は、モータ58によってベルト59を
駆動させることにより昇降するようになっている。な
お、符号40は駆動プーリー、41は従動プーリーであ
る。
【0020】処理ユニット群16は、図3に示すよう
に、その上側から順に低温用の加熱処理ユニット(LH
P)19と、2個の硬化(キュア)処理ユニット(DL
C)20と、2個のエージングユニット(DAC)21
とが積層されて構成されている。また、処理ユニット群
17は、その上から順に2個のベーク処理ユニット(D
LB)22と、低温用の加熱処理ユニット(LHP)2
3と、2個の冷却処理ユニット(CPL)24と、受渡
部(TRS)25と、冷却処理ユニット(CPL)26
とが積層されて構成されている。なお、受渡部(TR
S)25は、クーリングプレートの機能を兼ね備えるこ
とが可能である。なお、加熱処理ユニット(LHP)1
9,23、キュア処理ユニット(DLC)20およびベ
ーク処理ユニット(DLB)22は、いずれも、加熱プ
レート上でのウエハWの加熱処理を伴うものであり、冷
却処理ユニット(CPL)24,26はクーリングプレ
ートにて冷却を行うものである。また、キュア処理ユニ
ット(DLC)20およびベーク処理ユニット(DL
B)22は、窒素ガス等の不活性ガスを供給しながら加
熱処理を行うものである。
【0021】副処理部1bは、処理ユニット群17から
キャリアステーション(CSB)3に向けて延びる搬送
路32に沿って移動可能に設けられた副搬送機構33
と、搬送路32の両側に2段ずつ積層して設けられた本
実施形態に係る加熱処理装置としての4個の冷却機能付
き高温加熱処理ユニット(HHP)31を有している。
【0022】サイドキャビネット2は、その上段に薬液
を供給するためのバブラー(Bub)27と、排気ガス
の洗浄のためのトラップ(TRAP)28とを有してい
る。また、その下段には、電力供給源(図示せず)と、
HMDSやアンモニア水(NHOH)等の薬液を貯留
するための薬液室(図示せず)と、廃液を排出するため
のドレイン(図示せず)とを有している。
【0023】キャリアステーション(CSB)3は、複
数枚(例えば25枚)のウエハWを収納可能なウエハキ
ャリア(図示せず)を他のシステムからこのシステムへ
搬入またはこのシステムから他のシステムへ搬出した
り、ウエハキャリアと処理ステーション1との間でウエ
ハWの搬送を行うためのものであり、キャリア載置台お
よびウエハ搬送機構(いずれも図示せず)を有してい
る。
【0024】このように構成されたSODシステムにお
いて適宜の誘電体膜を形成する際には、種々の方法が採
用される。例えば、ゾル−ゲル法により層間絶縁膜を形
成する場合には、塗布処理ユニット(SCT)11,1
2のいずれかで所定の塗布膜を塗布後、エージングユニ
ット(DAC)21においてサイドキャビネット2内の
バブラー(Bub)27により蒸気化された例えばアン
モニアをユニット内に供給してエージング処理が行わ
れ、低温用の加熱処理ユニット(LHP)19,23の
いずれかで加熱処理後、ベーク処理ユニット(DLB)
22によりベーク処理が行われる。また、スピードフィ
ルム法により層間絶縁膜を形成する場合には、塗布処理
ユニット(SCT)11,12のいずれかでアドヒージ
ョンプロモータの塗布を行った後、低温用の加熱処理ユ
ニット(LHP)19,23のいずれかで加熱処理を行
い、塗布処理ユニット(SCT)11,12のいずれか
で成膜用の塗布を行い、さらに低温用の加熱処理ユニッ
ト(LHP)19,23のいずれかでの加熱処理および
ベーク処理ユニット(DLB)22でのベーク処理、キ
ュア処理ユニット(DLC)20でのキュア処理がこの
順で行われる。さらに、フォックス法により層間絶縁膜
を形成する場合には、塗布処理ユニット(SCT)1
1,12のいずれかで所定の塗布膜を塗布後、さらに低
温用の加熱処理ユニット(LHP)19,23のいずれ
かでの加熱処理およびベーク処理ユニット(DLB)2
2でのベーク処理、キュア処理ユニット(DLC)20
でのキュア処理がこの順で行われる。一方、近時、低電
力で高速動作し、かつデータが不揮発であるメモリ素子
として強誘電体薄膜を用いた強誘電体メモリが注目され
ており、その製造プロセスとしてSODシステムが検討
されているが、上記SODシステムではこのような強誘
電体薄膜を形成することもでき、その場合には、まず、
主処理部1aにてウエハWに対して、塗布処理ユニット
(SCT)11,12のいずれかで加水分解型の塗布液
を塗布し、必要に応じてエージングユニット(DAC)
21でエージング処理を行った後、低温用の加熱処理ユ
ニット(LHP)19,23のいずれかで加熱処理を行
い、次いで受渡部(TRS)25を介してウエハWを副
処理部1bに搬送し、本実施形態に係る冷却機能付き高
温加熱処理ユニット(HHP)31にて650℃以上の
高温でベーク処理を行う。なお、ウエハWを所定の温度
に保持する目的で、または加熱後の冷却を目的として、
ウエハWが冷却処理ユニット(CPL)24,26にて
適宜処理される。
【0025】以上の処理は例示であって、得ようとする
誘電体膜または塗布膜の種類に応じて種々の処理が適用
され、その中で高温に加熱する必要がある処理は、本実
施形態の冷却機能付き高温加熱処理ユニット(HHP)
31にて加熱処理される。また、これら各種の方法によ
って形成される塗布膜としては有機系、無機系およびハ
イブリッド系の各種材料を用いることが可能である。
【0026】次に、本発明の一実施形態に係る加熱処理
装置である冷却機能付き高温加熱処理ユニット(HH
P)31について説明する。図4は冷却機能付き高温加
熱処理ユニット(HHP)31の概略構造を示した断面
図である。
【0027】この冷却機能付き高温加熱処理ユニット
(HHP)31は、加熱部31aと冷却部31bとを有
している。
【0028】加熱部31aは、チャンバー61と、ウエ
ハWを載置して加熱する加熱プレート62と、加熱プレ
ート62の外周を囲繞するように設けられたサポートリ
ング63と、加熱プレート62を貫通するように突没自
在に設けられた3本の昇降ピン64と昇降ピン64を昇
降させる昇降機構65とを有している。加熱プレート6
2にはヒーターが内蔵されており、ヒーターにより70
0℃程度の高温に昇温可能となっている。
【0029】また、加熱部31aは、チャンバ61内に
パージガスを供給するパージガス供給機構66と、チャ
ンバ61内を排気する排気機構67とを有している。そ
して、パージガス供給機構66からのパージガスはチャ
ンバ61の天壁61aに設けられたパージガス導入部6
8を介してチャンバ61内に導入され、チャンバ61内
のガスはチャンバ61の天壁61aに設けられたガス排
出部74を介して排出される。パージガス供給機構66
から供給されるパージガスは特に限定されないが、強誘
電体メモリ用の強誘電体薄膜を形成する場合には、O
とNとの混合ガスが用いられる。
【0030】パージガス導入部68は、天壁61aの加
熱プレート62に対向する部分に設けられた下段プレー
ト61bの全面に多数設けられた給気口69を有してい
る。この給気口69へは天壁61aの上面端部に設けら
れたパージガス導入口70およびそこから下方に延びる
パージガス通路71、ならびに以下に説明する図5に示
す主ガス導入路72および副ガス導入路73を介してパ
ージガスが供給される。一方、ガス排出部74は、同様
に下段プレート61bの全面に多数設けられた排気口7
5を有しいる。この排気口75から吸引された気体は、
図5に示す副排気路77および主排気路76から中央の
通路78a,78b、天壁61aの中央上部に設けられ
たキャップ部材79の内部空間79aおよびガス排出口
80を経て天壁61aから排出される。上記給気口69
と排気口75とは交互的に設けられている。ここで、排
気口75は給気口69よりも大きく構成されており、例
えば給気口69の2倍の径を有している。このように給
気口69を小さくすることにより、給気速度を速くして
パージガスが有効にウエハWに到達させることができ
る。
【0031】パージガス導入部68およびガス排出部7
4の詳細な構造を図5に示す。図5は、チャンバ61の
天壁61aの下段プレート61bを示す水平断面図であ
る。この図に示すように、パージガス導入部68は、下
段プレート61b内の端部のパージガス通路71の導入
部71aから中心付近にかけて水平方向に直線的に延び
る主ガス導入路72と、この主ガス導入路72から下段
プレート61b内を同心円状に延び、複数の上記給気口
69が設けられた複数の副ガス導入路73とを有してい
る。一方、ガス排出部74は、下段プレート61bの中
央の排気ガスが通る通路78aの吸引口78cから水平
方向に直線的に延びる主排気路76と、主排気路76か
ら下段プレート61b内を同心円状に延び、複数の上記
排気口75が設けられた複数の副排気路77とを有して
いる。そして、上記副ガス導入路73と上記副排気路7
7とは交互に配置されている。また、上記主ガス導入路
72と上記主排気路76とは、同心円状の副ガス導入路
73および副排気路77の直径に対応するように一直線
をなしている。なお、上述したように排気口75が給気
口69よりも大きく構成されていることから、副排気路
77は副ガス導入路73よりも幅広となっている。
【0032】チャンバ61の天壁61aにおける下段プ
レート61bの上には中央が円盤状にくりぬかれた中段
プレート61cが設けられており、その中段プレート6
1cの中央の空間部に円盤状のトラップ機構82が設け
られている。トラップ機構82の下および上にはそれぞ
れ空間81および83が設けられており、主排気路76
から上方に延びる通路78aを経て空間81に達した排
気ガスがトラップ機構82を通過して排気ガス内の昇華
物等がトラップされる。トラップ機構82を通過した排
気ガスは空間83からその上方に延びる通路78bに至
る。トラップ機構82はカートリッジタイプであり容易
に着脱可能となっている。
【0033】チャンバ61の天壁61aにおける中段プ
レート61cの上には、冷却水等の冷媒が通流する冷媒
流路84が形成された上段プレート61dが設けられて
いる。一方、チャンバ61の底部には冷媒導入ポート8
5と冷媒排出ポート86とが設けられており、冷媒導入
ポート85から導入された冷媒が上段プレート61dの
冷媒流路84を通って冷媒排出ポート86から排出され
て冷媒が循環され、これにより上記トラップ機構82を
冷却するようになっている。このようにしてトラップ機
構82が冷却されることにより、昇華物が冷却されて固
体化しやすくなり、昇華物をより有効にトラップするこ
とができる。
【0034】チャンバ61の底部にはリフレクター(反
射板)63を支持する支持ブロック88が設けられてお
り、また加熱プレート62からリフレクター63および
チャンバ61の底壁を貫通して、加熱プレート62を加
熱するヒーター(図示せず)のケーブル89aが通って
いるケーブル保護管89が設けられ、このヒーターのケ
ーブル89aはヒーター電源90に接続されている。
【0035】チャンバ61の側壁の冷却部31b側の部
分にはウエハ搬入出口87が設けられており、このウエ
ハ搬入出口87を介してチャンバー61に対するウエハ
Wの搬入出が行われるようになっている。
【0036】このウエハ搬入出口87が設けられたチャ
ンバ61の側壁にはゲートシャッタ室91が接続されて
いる。このゲートシャッタ室91には、ウエハ搬入出口
87に対応する位置に第1のウエハ通過孔92が設けら
れ、その反対側には第2のウエハ通過孔93が設けられ
ている。ゲートシャッタ室91の内部にはウエハ搬出入
口87を開閉自在にゲートシャッタ94が設けられてお
り、このゲートシャッタ94はゲートシャッタ室91の
下方に設けられたシリンダ96によりピストン95を上
下動することにより、ゲートシャッタ94を開閉するよ
うになっている。
【0037】冷却部31bは、チャンバー101と、ウ
エハWを載置して冷却する冷却プレート102と、冷却
プレート102を支持する支持部材103と、冷却プレ
ート102を貫通するように突没自在に設けられた3本
の昇降ピン104と昇降ピン104を昇降させる昇降機
構105とを有している。冷却プレート102には冷却
水等の冷媒が通流する図示しない冷媒流路が設けられて
おり、冷却プレート102の下部にはその冷媒流路に接
続された冷媒導入管107と冷媒排出管108が設けら
れている。そして、冷媒導入管107から冷却水等の冷
媒を冷媒流路に供給し、冷媒排出管108から冷媒を排
出することにより冷媒が冷媒流路を流れ冷却プレート1
02を所定の温度に制御するようになっている。
【0038】チャンバ101内の上部には水平方向に沿
ってシャワープレート109が設けられており、シャワ
ープレート109には多数のガス吐出孔が形成されてい
る。チャンバ101の上面にはパージガスを導入するパ
ージガス導入口111が形成されており、このパージガ
ス導入口111にはパージガス供給機構112が接続さ
れている。そして、パージガス供給機構112からパー
ジガス、例えばOとNとの混合ガスがチャンバ10
1内に導入される。具体的には、最初にチャンバ101
の天壁とシャワープレート109との間の空間113に
パージガスが導入され、空間113のパージガスがシャ
ワープレート109のガス吐出孔110を介して下方に
均一に吐出される。また、チャンバ101の底壁には排
気口114が設けられており、この排気口114には排
気機構115が接続されている。そして、排気機構11
5により排気口114を介してチャンバ101内を排気
する。
【0039】チャンバ101内のシャワープレート10
9と冷却プレート102との間には水平にガイドレール
116が設けられており、ガイドレール116に沿っ
て、ウエハ保持アーム117が取り付けられたスライダ
118が移動可能となっている。ウエハ保持アーム11
7は、AlN等のセラミックスで構成され、冷却プレー
ト102から数mm離隔して水平に配置されている。そ
して、ウエハ保持アーム117はウエハWを保持した状
態で図示しない駆動機構によりスライダ118をガイド
レール116に沿って移動させることにより、ウエハW
を冷却部31bのチャンバ101と加熱部31aのチャ
ンバ61との間で搬送可能となっている。
【0040】チャンバ101の加熱部31a側の側壁に
はウエハ搬送口119が形成されており、このウエハ搬
送口119を介してウエハWを冷却部31bと加熱部3
1aとの間で搬送するようになっている。
【0041】なお、この冷却機能付き高温加熱処理ユニ
ット(HHP)31に対するウエハWの搬入出は、冷却
部31bのチャンバ101に設けられた図示しないウエ
ハ搬入出口を介して副搬送機構33により行われる。
【0042】次に、このように構成された冷却機能付き
高温加熱処理ユニット(HHP)31の動作について説
明する。まず、冷却部31bの搬入出口からウエハWを
搬入する。このとき、ウエハ保持アーム117を冷却部
31bのチャンバ101内における冷却プレート102
の直上に位置させ、昇降ピン104を突出させた状態に
して、図6に示すように、副搬送機構33によりウエハ
Wを昇降ピン104上に載せ、次いで昇降ピン104を
下降させてウエハ保持アーム117上にウエハWを載置
させる。
【0043】続いて、ゲートシャッタ室91のゲートシ
ャッタ94を開にしてウエハWが載置されたウエハ保持
アーム117を加熱部31aのチャンバ61内に搬送
し、図7に示すように加熱プレート62直上に位置さ
せ、昇降ピン64を上昇させてウエハWを昇降ピン64
上に載置させる。そして、ウエハ保持アーム117を退
避させ、ゲートシャッタ94を閉じ、昇降ピン64を下
降させることにより、図4に示したようにウエハWが加
熱プレート62に載置された状態となる。
【0044】このとき、内蔵されたヒータにより加熱プ
レート62は例えば600〜700℃程度の高温に加熱
されており、チャンバ61内の空間には熱対流が生じて
いる。そして、パージガス導入部68からはパージガス
供給機構66からのパージガスがチャンバ61内に導入
され、排気機構67によりガス排出部74を介してチャ
ンバ61内が排気される。
【0045】この際にチャンバ61の天壁61aに設け
られた複数の給気口69からパージガスが供給され、こ
の給気口69と交互的に設けられた複数の排気口75か
ら排気されるので、ガスの供給および排気を局所的な領
域毎に行うことができる。したがって、チャンバ61内
に熱対流が生じていても、それによって供給されたパー
ジガスがウエハWに到達せずに排気されるおそれが少な
く、熱対流の影響は少ないから、チャンバ61内に均一
にガスを供給することができる。
【0046】また、パージガス導入部68は、水平方向
に直線的に延びる主ガス導入路72と、この主ガス導入
路72から下段プレート61b内を同心円状に延び、複
数の上記給気口69が設けられた複数の副ガス導入路7
3とを有し、ガス排出部74は、水平方向に直線的に延
びる主排気路76と、主排気路76から下段プレート6
1b内を同心円状に延び、複数の上記排気口75が設け
られた複数の副排気路77とを有し、副ガス導入路73
と副排気路77とは交互に配置されているので、チャン
バ61内へのパージガスの供給をより均一に行うことが
でき、また、チャンバ61からの排気をより均一かつ速
やかに行うことができる。
【0047】この場合に、主ガス導入路72から延びる
副ガス導入路73では先端に行くほど供給されるガス量
が少なくなるので、図8の(a)に示すように副ガス導
入路73の先端に行くほど吸気口69の径を大きくした
り、図8の(b)に示すように、副ガス導入路73の先
端に行くほど給気口69の間隔を狭くすることが好まし
い。これにより、パージガスの供給をチャンバ61内で
より均一に行うことができる。
【0048】一方、排気口75から吸引された排気ガス
は、副排気路77、主排気路76、通路78a、空間8
1を通ってトラップ機構82に至り、そこで排気ガス中
の昇華物等がトラップされる。この場合に、トラップ機
構82はチャンバ61の天壁61a内に着脱自在に設け
られているため、メンテナンスの際にはトラップ機構8
2を取り外して洗浄しさえすればよく、配管等の洗浄が
不要である。したがって、メンテナンス性が高い。ま
た、チャンバ61の天壁61aには冷却水等の冷媒が通
流されているので、トラップ機構82が冷却されてお
り、トラップ機構82において昇華物が速やかに冷却さ
れて固体になりやすく、昇華物のトラップ効率が高い。
【0049】なお、チャンバ61内の下段プレート61
bとトラップ機構82との間および下段プレート61b
と中段プレート61cとの間に断熱材を設けてもよい。
これにより、冷却されたチャンバ61内の中段プレート
61cおよびトラップ機構82の熱影響による下段プレ
ート61bの温度下降を防止し、排気口75内で昇華物
が冷却され固体化し付着するのを防止することができ
る。
【0050】以上のようにして加熱処理が終了した後、
昇降ピン64によりウエハWが持ち上げられ、ゲートシ
ャッタ94を開にして加熱部31aのチャンバ61内に
再びウエハ保持アーム117が進入してきてその上にウ
エハWが載置される。この場合にウエハWは700℃程
度の高温になっているが、ウエハ保持アーム117はセ
ラミック製であるため、熱によるダメージは生じない。
【0051】次に、ウエハWを受け取ったウエハ保持ア
ーム117を冷却部31bのチャンバ101内に移動さ
せ、ゲートシャッタ94を閉じる。チャンバ101内
は、パージガス供給機構112からパージガス導入口1
11を経て導入されたパージガス、例えばOとN
の混合ガスをシャワープレート109のガス吐出孔11
0から下方に吐出させ、排気機構115により排気口1
14を経て排気することにより、清浄なパージガス雰囲
気に維持されており、その状態でウエハ保持アーム11
7上のウエハWを冷却プレート102の直上に位置さ
せ、冷却プレート102の冷熱によりウエハWを冷却す
る。
【0052】このようにして冷却部31bでウエハWを
冷却するので、ウエハWが700℃という高温に加熱さ
れた場合でも副搬送機構33に支障なくウエハWを次工
程に搬送することが可能となる。また、ウエハ保持アー
ム117上に載置された状態で冷却されるため、工程が
簡略化される。この場合に、ウエハ保持アーム117は
冷却プレート102の直上数mmの位置にあるので、冷
却効率は高く維持される。
【0053】ウエハWの冷却が終了した後、昇降ピン1
04を上昇させてウエハWを持ち上げ、図示しない搬入
出口から副搬送機構33をウエハWの直下に挿入し、昇
降ピン104を下降させることにより、副搬送機構33
上にウエハWを載置し、ウエハWを搬出し、冷却機能付
き高温加熱処理ユニット(HHP)31での処理を終了
する。
【0054】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の思想の範囲内で種々変形可能で
ある。例えば、上記実施形態では主ガス導入路から同心
円状に延びる副ガス導入路と主排気路から同心円状に延
びる副排気路とを交互に設け、これら副ガス導入路およ
び副排気路にそれぞれ給気口および排気口を設けたが、
これに限らず、複数の給気口と排気口とが交互的に設け
られている構造であれば適用可能である。また、上記実
施形態では、冷却機能を有する高温加熱処理ユニットに
本発明を適用したが、冷却機能は必ずしも必要ではな
い。さらに、上記実施形態ではチャンバ内に供給される
ガスとしてパージガスの例について示したが、これに限
らず、他の処理を目的としたガスであってもよい。さら
にまた、処理される基板は、半導体ウエハに限定される
ものではなく、例えば、LCD基板等の他の基板であっ
ても構わない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
チャンバの天壁に設けられた複数の給気口からガスが供
給され、この給気口と交互的に設けられた複数の排気口
から排気されるので、ガスの供給および排気を局所的な
領域毎に行うことができ、熱対流の影響が少なく、チャ
ンバ内に均一にガスを供給することができ、加熱処理を
均一に行うことができる。
【0056】また、チャンバ内に設けられたガス排出部
に、トラップ機構を着脱自在に設けたので、メンテナン
スの際にはトラップ機構を取り外して洗浄しさえすれば
よく、配管等の洗浄が不要である。したがって、洗浄す
る部品を削減することができ、メンテナンス性を高くす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る加熱処理装置を搭載
したSODシステムを概略的に示す平面図。
【図2】図1のSODシステムを概略的に示す正面図。
【図3】図1に示したSODシステム内に装着された2
個のユニット積層体および主搬送機構を概略的に示す側
面図。
【図4】本発明の一実施形態に係る加熱処理装置である
冷却機能付き高温加熱処理ユニット(HHP)の概略構
造を示す断面図。
【図5】パージガス導入部およびガス排出部の詳細な構
造を示す水平断面図。
【図6】本発明の一実施形態に係る加熱処理装置である
冷却機能付き高温加熱処理ユニット(HHP)の動作を
説明するための断面図。
【図7】本発明の一実施形態に係る加熱処理装置である
冷却機能付き高温加熱処理ユニット(HHP)の動作を
説明するための断面図。
【図8】パージガス導入部における副ガス導入路の好ま
しい例を示す図。
【符号の説明】
1;処理ステーション 2;サイドキャビネット 3;キャリアステーション(CSB) 16,17;処理ユニット群 18;主ウエハ搬送機構(PRA) 31;冷却機能付き高温加熱処理ユニット(HHP)
(加熱処理装置) 31a;加熱部 31b;冷却部 61;チャンバ 61a;天壁 62;加熱プレート 66;パージガス供給機構 67;排気機構 68;パージガス導入部 69;給気口 70;ガス導入口 71;パージガス通路 72;主ガス導入路 73;副ガス導入路 74;ガス排出部 75;排気口 76;主排気路 77;副排気路 78a,78b;通路 80;ガス排出口 82;トラップ機構 84;冷媒流路 W;半導体ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F045 BB01 BB10 BB19 EB08 EF01 EF05 EF07 EF14 EF20 EJ01 EK21 EN05 HA25 5F046 KA05 KA10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を載置して加熱する加熱プレート
    と、 前記加熱プレートを収容するチャンバと、 前記チャンバ内に所定のガスを供給するガス供給機構
    と、 前記チャンバ内を排気する排気機構と、 前記ガス供給機構からのガスをチャンバ内に導入するガ
    ス導入部と、 前記チャンバ内のガスを排出するガス排出部とを具備
    し、 前記ガス導入部は、前記チャンバの天壁に設けられた複
    数の給気口を有し、前記ガス排出部は、前記チャンバの
    天壁に設けられた複数の排気口を有し、前記給気口と前
    記排気口とは交互的に設けられていることを特徴とする
    加熱処理装置。
  2. 【請求項2】 前記ガス導入部は、前記チャンバの天壁
    にガスを導入するガス導入口と、前記ガス導入口から前
    記天壁内を水平方向に直線的に延びる主ガス導入路と、
    前記主ガス導入路から前記チャンバの天壁内を同心円状
    に延び、前記複数の給気口が設けられた副ガス導入路と
    を有し、 前記ガス排出部は、前記チャンバの天壁からチャンバ内
    のガスを排出するガス排出口と、前記ガス排出口に連通
    するガス通路から前記天壁内を水平方向に延びる主排気
    路と、前記主排気路から前記チャンバの天壁内を同心円
    状に延び、前記複数の排気口が設けられた副排気路とを
    有し、 前記副ガス導入路と前記副排気路とは交互に配置されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の加熱処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ガス導入口は、前記チャンバの天壁
    の周辺部に設けられ、前記主ガス導入路は、前記ガス導
    入口から前記チャンバの天壁の略中央まで延び、 前記ガス排出口に連通するガス通路は、前記チャンバの
    天壁の略中央に設けられ、前記主排気路は、前記チャン
    バーの天壁の周辺部から前記ガス通路まで延びているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の加熱処理装置。
  4. 【請求項4】 前記給気口は、前記副ガス導入路の先端
    に行くに従って、その径が大きくなっていることを特徴
    とする請求項3に記載の加熱処理装置。
  5. 【請求項5】 前記給気口は、前記副ガス導入路の先端
    に行くに従って、その間隔が狭くなっていることを特徴
    とする請求項3または請求項4に記載の加熱処理装置。
  6. 【請求項6】 前記排気口は前記給気口よりも大きいこ
    とを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に
    記載の加熱処理装置。
  7. 【請求項7】 前記ガス排出部に着脱自在に設けられた
    トラップ機構をさらに具備することを特徴とする請求項
    1から請求項6のいずれか1項に記載の加熱処理装置。
  8. 【請求項8】 塗布膜が形成された基板を載置して加熱
    する加熱プレートと、 前記加熱プレートを収容するチャンバと、 前記チャンバ内に所定のガスを供給するガス供給機構
    と、 前記チャンバ内を排気する排気機構と、 前記ガス供給機構からのガスをチャンバ内に導入するガ
    ス導入部と、 前記チャンバに設けられ、前記チャンバ内のガスを排出
    するガス排出部と、 前記ガス排出部に着脱自在に設けられたトラップ機構と
    を具備することを特徴とする加熱処理装置。
  9. 【請求項9】 前記トラップ機構を冷却する冷却機構を
    さらに具備することを特徴とする請求項8に記載の加熱
    処理装置。
JP2001252884A 2001-08-23 2001-08-23 加熱処理装置 Expired - Fee Related JP3764357B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001252884A JP3764357B2 (ja) 2001-08-23 2001-08-23 加熱処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001252884A JP3764357B2 (ja) 2001-08-23 2001-08-23 加熱処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003068725A true JP2003068725A (ja) 2003-03-07
JP3764357B2 JP3764357B2 (ja) 2006-04-05

Family

ID=19081288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001252884A Expired - Fee Related JP3764357B2 (ja) 2001-08-23 2001-08-23 加熱処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3764357B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003133305A (ja) * 2001-10-23 2003-05-09 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置および基板処理方法
JP2005203712A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板加熱装置および基板加熱方法
WO2009031413A1 (ja) * 2007-09-06 2009-03-12 Tokyo Electron Limited 天板及びこれを用いたプラズマ処理装置
JP2010135569A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Tokyo Electron Ltd 基板加熱装置及び基板加熱方法
JP2012253171A (ja) * 2011-06-02 2012-12-20 Toppan Printing Co Ltd プリベーク装置およびプリベーク方法
JP2016119452A (ja) * 2014-11-25 2016-06-30 ズス・マイクロテック・リソグラフィ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングSuss MicroTec Lithography GmbH 溶媒含有コーティングでコーティングされたウエハのためのベーキングデバイス
JP2019009276A (ja) * 2017-06-23 2019-01-17 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03122281A (ja) * 1989-10-06 1991-05-24 Anelva Corp Cvd装置
JPH06208958A (ja) * 1993-01-11 1994-07-26 Ryoden Semiconductor Syst Eng Kk 薄膜形成装置
JPH08186079A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Nissan Motor Co Ltd 基板表面処理装置
JPH1012602A (ja) * 1996-06-26 1998-01-16 Nec Kansai Ltd 気相成長装置
JPH1012517A (ja) * 1996-06-20 1998-01-16 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板熱処理装置
JPH11300153A (ja) * 1998-04-24 1999-11-02 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 昇華成分除去ユニットおよびそれを備えた熱処理装置
JP2001102371A (ja) * 1999-09-28 2001-04-13 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03122281A (ja) * 1989-10-06 1991-05-24 Anelva Corp Cvd装置
JPH06208958A (ja) * 1993-01-11 1994-07-26 Ryoden Semiconductor Syst Eng Kk 薄膜形成装置
JPH08186079A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Nissan Motor Co Ltd 基板表面処理装置
JPH1012517A (ja) * 1996-06-20 1998-01-16 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板熱処理装置
JPH1012602A (ja) * 1996-06-26 1998-01-16 Nec Kansai Ltd 気相成長装置
JPH11300153A (ja) * 1998-04-24 1999-11-02 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 昇華成分除去ユニットおよびそれを備えた熱処理装置
JP2001102371A (ja) * 1999-09-28 2001-04-13 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003133305A (ja) * 2001-10-23 2003-05-09 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置および基板処理方法
JP2005203712A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板加熱装置および基板加熱方法
WO2009031413A1 (ja) * 2007-09-06 2009-03-12 Tokyo Electron Limited 天板及びこれを用いたプラズマ処理装置
JP2009064988A (ja) * 2007-09-06 2009-03-26 Tokyo Electron Ltd 天板構造及びこれを用いたプラズマ処理装置
CN101796615B (zh) * 2007-09-06 2012-03-21 东京毅力科创株式会社 顶板以及使用了该顶板的等离子体处理装置
JP2010135569A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Tokyo Electron Ltd 基板加熱装置及び基板加熱方法
KR101479353B1 (ko) 2008-12-04 2015-01-05 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 기판 가열 장치 및 기판 가열 방법
JP2012253171A (ja) * 2011-06-02 2012-12-20 Toppan Printing Co Ltd プリベーク装置およびプリベーク方法
JP2016119452A (ja) * 2014-11-25 2016-06-30 ズス・マイクロテック・リソグラフィ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングSuss MicroTec Lithography GmbH 溶媒含有コーティングでコーティングされたウエハのためのベーキングデバイス
US10825701B2 (en) 2014-11-25 2020-11-03 Suss Microtec Lithography Gmbh Baking device for a wafer coated with a coating containing a solvent
JP2019009276A (ja) * 2017-06-23 2019-01-17 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3764357B2 (ja) 2006-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7287920B2 (en) Semiconductor manufacturing apparatus and method
KR101018578B1 (ko) 가열 장치, 도포, 현상 장치 및 가열 방법
KR101059309B1 (ko) 가열 장치, 도포, 현상 장치 및 가열 방법
KR101061651B1 (ko) 가열 장치 및 가열 방법
US20090003977A1 (en) Substrate processing apparatus and manufacturing method of a semiconductor device
JP2003297788A (ja) 液処理装置および液処理方法
JP3769426B2 (ja) 絶縁膜形成装置
JP3585215B2 (ja) 基板処理装置
US6524389B1 (en) Substrate processing apparatus
JP3527868B2 (ja) 半導体基板の熱処理装置及び熱処理方法
JP3764357B2 (ja) 加熱処理装置
JP2003068726A (ja) 冷却機能を備えた加熱処理装置
KR100701718B1 (ko) 기판처리방법
JP3499145B2 (ja) 加熱処理方法、加熱処理装置及び処理システム
JP3624127B2 (ja) 基板処理装置
JP3599322B2 (ja) 基板処理装置及び基板処理方法
JP3623134B2 (ja) 基板処理装置
JP4073251B2 (ja) 基板処理装置
JP3657134B2 (ja) 塗布膜形成装置
JP3582584B2 (ja) 基板処理方法
JP4030860B2 (ja) 絶縁膜形成装置
JPH07201724A (ja) 塗布膜形成方法及びその装置
JP4048189B2 (ja) 基板処理装置
JP2002324790A (ja) 基板処理装置
JP4115331B2 (ja) 基板処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040706

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040906

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120127

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150127

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees