JP2014203435A - 機能設定装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
少ない操作回数、指の少ない移動で機能の設定を行なうことができる機能設定装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】
複数の機能項目のうちの少なくとも一部である複数の機能項目からなる第1の画面の中からいずれか1つの機能項目を選択して該1つの機能項目の選択を確定させ、次いで、1つの機能項目についての複数の機能値からなる、各機能項目ごとに設定された第2の画面のうちの、確定させた機能項目に関する第2の画面の中からいずれか1つの機能値を選択して該1つの機能値の選択を確定させる操作を行なう第1の操作子と、1つの機能項目が割り付けられ、初回の操作により、割り付けられている機能項目の選択を確定させ、該初回の操作に続く2回目以降の各操作ごとに、確定させた機能項目についての第2の画面を構成する複数の機能値の中のいずれか1つの機能値を選択させる第2の操作子とを備えた。
【選択図】 図18

Description

本発明は、機能設定装置および画像形成装置に関する。
特許文献1には、十字キーの左右キーでモードを選択することで、モード毎の値変更を少ない数のキーで簡単に行える技術が開示されている。
特許文献2には、タッチパネルを兼ねる画面上に選択可能な選択肢すべてを表示して、選択を容易にする「操作部表示方法」の技術が開示されている。
特許文献3には、画面に装置全体のイラストを表示して、イラストの各部分と該当する機能の関係を予め決めておいて、イラストの該当する部分(位置)がタッチされることにより該当する機能の設定が行え、該当する機能の設定を表現するアイコンも表示される「表示入力」の技術が開示されている。
特許文献4には、あるユーザによって、所要の機能に係るショートカットキーが操作されると、差分抽出部が、機能登録部から読み出した当該ショートカットキーに係る設定情報と、デフォルトに係る設定情報との差分を抽出し、これを受けて表示制御部が、差分抽出部で抽出された差分に係る設定情報を、当該各機能に係る項目の設定情報並びに当該各機能が属するグループに係る識別情報によって、タッチパネル部に一覧表示させる技術が開示されている。
特許文献5には、ショットカットキーの登録は数に制限があり、登録不便に対して、自由に登録できる方法の技術が開示されている。
特許文献6には、基本画面とシンプル画面において、シンプル画面のカスタマイズも行えるようにすることで、使い勝ってを改善する技術が開示されている。
特許文献7には、全機能を表示する標準画面と簡易画面の切換表示を可能としたGUIにおいて、簡易画面に表示する機能の数や種類をユーザのニーズに合わせてカスタマイズすること、簡易画面に表示する機能キーをユーザが入力画面を介して登録可能とすることが開示されている。
特開2003−107963号公報 特開平06−035282号公報 特開平11−134156号公報 特開2009−225184号公報 特開2002−149011号公報 特開2005−074717号公報 特開2007−068040号公報
本発明は、少ない操作回数、指の少ない移動で機能の設定を行なうことができる機能設定装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1は、複数の機能項目からなる第1の画面の中からいずれか1つの機能項目を選択して該1つの機能項目の選択を確定させ、次いで、1つの機能項目についての複数の機能値からなる、各機能項目ごとに設定された第2の画面のうちの、確定させた機能項目に関する第2の画面の中からいずれか1つの機能値を選択して該1つの機能値の選択を確定させる操作を行なう第1の操作子と、
1つの機能項目が割り付けられ、初回の操作により、割り付けられている機能項目の選択を確定させ、該初回の操作に続く2回目以降の各操作ごとに、確定させた機能項目についての前記第2の画面を構成する複数の機能値の中のいずれか1つの機能値を選択させる第2の操作子とを備えたことを特徴とする機能設定装置である。
請求項2は、前記第2の操作子の操作により計時を開始し、該第2の操作子の次の操作がないままあらかじめ定められた時間が経過することにより、該第2の操作子の操作により選択されている1つの機能値の選択を確定させるタイマを備えたことを特徴とする請求項1記載の機能設定装置である。
請求項3は、互いに別々の機能項目が割り付けられる複数の前記第2の操作子を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の機能設定装置である。
請求項4は、前記複数の第2の操作子のうちの1つの第2の操作子を1回以上操作し次いで別の第2の操作子を操作した場合に、該別の第2の操作子が、該1つの第2の操作子に割り付けられている機能項目の機能値の選択を確定させるとともに該別の第2の操作子に割り付けられている機能項目の選択を確定させるものであることを特徴とする請求項3記載の機能設定装置である。
請求項5は、前記第2の操作子に機能項目を変更自在に割り付ける手段を備えたことを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項記載の機能設定装置である。
請求項6は、前記第2の操作子に割り付けた機能項目を前記第1のメニューから削除するとともに、該第2の操作子への割り付けが解除された機能項目を前記第1のメニューに追加する手段を備えたことを特徴とする請求項5記載の機能設定装置である。
請求項7は、前記タイマによる計時開始から機能値の選択の確定までの時間を変更自在に設定する手段を備えるとともに、当該時間の初期値は変更自在な範囲の中心値よりも短い値が設定されていることを特徴とする請求項2から6のうちいずれか1項記載の機能設定装置である。
請求項8は、複数の機能項目それぞれについて機能値の設定を受け、画像データを取得して該画像データに基づいて、全機能項目についての機能値により調整された画像を形成する画像形成部と、
前記複数の機能項目のうちの少なくとも一部である複数の機能項目からなる第1の画面の中からいずれか1つの機能項目を選択して該1つの機能項目の選択を確定させ、次いで、1つの機能項目についての複数の機能値からなる、各機能項目ごとに設定された第2の画面のうちの、確定させた機能項目に関する第2の画面の中からいずれか1つの機能値を選択して該1つの機能値の選択を確定させる操作を行なう第1の操作子および、1つの機能項目が割り付けられ、初回の操作により、割り付けられている機能項目の選択を確定させ、該初回の操作に続く2回目以降の各操作ごとに、確定させた機能項目についての前記第2の画面を構成する複数の機能値の中のいずれか1つの機能値を選択させる第2の操作子とを有する設定部を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
請求項1の機能設定装置および請求項8の画像形成装置によれば、第2の操作子に割り付けられている機能項目について、機能項目の確定と機能値の選択が別々の押しボタン等に割り振られている場合と比較して、少ない操作回数および指の少ない移動で、設定しようとしている機能値を選択することができる。
請求項2の機能設定装置によれば、第2の操作子の操作により選択された機能値が新たな操作なしで確定する。
請求項3の機能設定装置によれば、少ない操作回数および指の少ない移動で機能値を選択することのできる機能項目が増える。
請求項4の機能設定装置によれば、ある機能項目についての機能値を確定させるための独立した操作なしで、次の機能項目の機能値の選択に移行することができる。
請求項5の機能設定装置によれば、そのユーザにとって機能値の変更の頻度の高い機能項目を第2の操作子に割り付けることができる。
請求項6の機能設定装置によれば、第2の操作子には割り付けられていない機能項目の機能値の選択が容易となる。
請求項7の機能設定装置によれば、そのユーザの操作速度に合わせた時間を設定することができる。
複合機の一例を示すブロック図である。 図1に示す複合機を構成する操作パネルの構成図である。 複合機の電源立上時やリセットキーが押された時に表示される基本画面を示した図である。 機能項目「トレイ」に対応する機能リスト画面を示した図である。 機能項目「濃度」に対応する機能リスト画面を示した図である。 機能項目「濃度」に対応する機能リスト画面であって、カーソルを機能値「やや濃い」に移動させた後の状態を示した図である。 機能項目「原稿種別」に対応する機能リスト画面を示した図である。 ダイレクトキー(両面)を押下したときに表示される、機能項目「両面」に対応する機能リスト画面である。 ダイレクトキー(ソート/解像度)を押下したときに表示される機能リスト画面である。 機能値の選択,確定によるメモリ内容の変化を示す図である。 ユーザ設定画面を示した図である。 ダイレクトキー割付け画面を示した図である。 ダイレクトキー(濃度)への機能項目の割付け画面を示した図である。 再度表示された基本画面を示した図である。 ダイレクトキーへの機能項目の割付けテーブルを示した図である。 ダイレクトキーへの機能項目の割付けテーブルを示した図である。 タイマ(確定用)の時間選択画面を示す図である。 本実施形態に特徴的な、ダイレクトキーによる機能値設定処理のフローチャートである。 比較例としての、ダイレクトキーによる機能値設定処理のフローチャートである。 機能値変更に要する操作ステップ数を比較して示した図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、複合機の一例を示すブロック図である。
この図1に示す複合機10は、本発明の機能設定装置および画像形成装置の各一例に相当する。
この図1に示す複合機10には、画像読取りユニット11,操作パネル12,コントロールユニット13,画像形成ユニット14,ファックス送受信ユニット15およびネットワークユニット16を備えている。
画像読取りユニット11は、原稿から画像を読み取って画像データを生成するユニットである。この画像読取りユニット11で得られた画像データは、コントロールユニット13を構成するメモリ132に一旦格納される。
また、操作パネル12は、LCD表示画面121と操作キー122とを有する。
LCD表示画面121上には後述する種々の画面が表示される。操作キー122は、後述する図2に示す多数のキーの集合であって、LCD表示画面121上に表示された画面上から機能項目や機能値を設定する押ボタンである。
この操作パネル12上で設定された各機能項目ごとの機能値は、コントロールユニット13内のメモリ132に格納される。
コントロールユニット13は、CPU131とメモリ132を備えている。
メモリ132には、CPU131で実行されるプログラムや操作パネル12で設定された各機能項目ごとの機能値等が記憶されている。またこのメモリ132には、画像データも一時的に格納される。CPU131は、メモリ132に格納されているプログラムを実行し、またそのメモリ132に格納されている各機能項目ごとの機能値に従ってこの複合機10の各ユニットを制御する。
画像形成ユニット14は、メモリ132に一旦格納された画像データに基づく画像を用紙上に形成するユニットである。ここでは、いわゆる電子写真方式の画像形成ユニットを想定しているが、電子写真方式に限らず、インクジェット方式等他の画像形成方式を採用した画像形成ユニットであってもよい。
ファックス送受信ユニット15は、電話回線に接続されてファックスの送受信を担うユニットである。この複合機10はファックスモードを有し、ファックスモードでは、画像読取りユニット11での読取りにより得られた画像データがメモリ132に一旦格納された後、ファックス送受信ユニット15に送られ、ファックス送受信ユニット15からファックス送信される。
また、ファックス受信時には、電話回線を経由して送信されてきた画像データが受信され一旦メモリ132に格納され、画像形成ユニット14が空いているタイミングで画像形成ユニット14でその画像データに基づく画像が用紙上に形成される。このファックスの受信はこの複合機10がファックスモード以外のモードで動作しているときにも並行して行なわれる。
また、ネットワークユニット16は、通信ネットワークに接続されて、例えばその同じ通信ネットワークに接続されているパーソナルコンピュータ(以下「PC」と略記する)との間で画像データ等の送受信を行なうユニットである。
この図1に示す複合機10は、スキャンモードを有し、このスキャンモードでは、画像読取りユニット11での読取りにより得られた画像データが、メモリ132を介してネットワークユニット16に送られ、ネットワークユニット16からPCに向けて、その画像データが送信される。
この図1に示す複合機10は、上述のファックスモードとスキャンモードのほか、さらにコピーモードを有する。コピーモードでは、画像読取りユニット11での読取りにより得られた画像データがメモリ132に一旦格納された後、画像形成ユニット14に送られ、画像形成ユニット14でその画像データに基づく画像が用紙上に形成される。
図2は、図1に示す複合機10に搭載される操作パネル12の構成図である。
図2には、図1に示すLCD表示画面121と、多数のキーが示されている。
LCD表示画面121は、図3以降の複数の図に表わされているように4ラインの表示を行なう小面積の表示画面である。
図1に1つのブロックで示す操作キー122は、以下に説明する各種のキーの総称である。
図2に示す操作パネル12には、モード切替キー(コピー)21_1,モード切替キー(スキャン)21_2およびモード切替キー(ファックス)21_3からなるモード切替キー21が備えられている。
モード切替キー(コピー)21_1,モード切替キー(スキャン)21_2およびモード切替キー(ファックス)21_3は、図1に示す複合機10を、それぞれコピーモード,スキャンモードおよびファックスモードに切り替える押ボタンである。
また、この図2に示す操作パネル12には、第2の操作子の一例としてのダイレクトキー(濃度)22_1,ダイレクトキー(原稿種別)22_2,ダイレクトキー(両面)22_3およびダイレクトキー(ソート/解像度)22_4からなる4つのダイレクトキー22が備えられている。これらのダイレクトキー22は押ボタンで構成されている。これらのダイレクトキー22には、( )内に記載した機能項目が割り付けられている。これらのダイレクトキー22の機能については詳細は後述するが本実施例におけるダイレクトキーとは当該キーを押すことにより、割り付けられた機能項目の選択が確定され、かつ当該機能項目内の機能値の設定するための手段であれば良い。
図2に示す操作パネル12の、各ダイレクトキー22の上部には窪み39が形成されており、各窪み39には、対応するダイレクトキー22に初期に割り付けられている機能項目の名称(「濃度」など)が印刷されている。
また、この図2に示す操作パネル12には、第1の操作子の一例としてのカーソルキー(上)23_1,カーソルキー(下)23_2,カーソルキー(左)23_3およびカーソルキー(右)23_4からなるカーソルキー23、並びに確定キー24が示されている。カーソルキー23は、LCD表示画面121上のカーソルを上下左右に移動させる押ボタンであり、確定キー24は、LCD表示画面121上のカーソルにより選択されている内容の選択を確定させるための押ボタンである。本実施例におけるカーソルキーは機能項目および機能値を選択するための手段と選択した機能項目および機能値を確定するための手段を有していれば良い。
また、この図2に示す操作パネル12には、カーソルキー23の周りに、ユーザ設定キー25や戻るキー26等が配置されている。
さらに、この図2に示す操作パネル12には、テンキー27,クリアキー28,リセットキー29およびスタートキー30が配置されている。
テンキー27は、ファックス送信先のファックス番号やコピーの枚数等を入力するための押ボタンである。クリアキー28は、テンキー27での入力をリセットするための押ボタンである。リセットキー29は、この複合機10を初期状態にリセットするための押ボタンである。さらにスタートキー30は、モード切替キー21で切り替えられている現在のモードに従う動作の開始を指示する押ボタンである。この複合機10は、上述の通り、コピーモード,スキャンモードおよびファックスモードを有する。これらのモードは、いずれも、画像読取りユニット11(図1参照)での原稿上の画像の読取りを伴うモードであり、したがってスタートキー30が押されると画像読取りユニット11での原稿画像の読取りが開始される。
図2に示す操作パネル12上には、以上に説明したキー以外にも複数のキーが配置されているが、以下での説明には不要であるため、ここでのそれらのキーの説明は省略する。
図3は、この複合機10の電源立上時やリセットキー29が押された時に表示される基本画面を示した図である。この基本画面上のメニューが本発明にいう第1のメニューに相当し、そのメニューに並ぶ個々の項目が本発明にいう機能項目の一例に相当する。
LCD表示画面121は、1ライン目33_1〜4ライン目33_4からなる4ライン33の表示部であり、1ライン目33_1には、タイトル31、アイコン32、および部数35が表示されている。
タイトル31の欄には、この画面のタイトルが表示される。この複合機10では、初期状態ではコピーモードが選択されるように設定されており、ここでは、このタイトル31として、コピーモードを表わす「コピー」の文字が表示されている。
アイコン32の欄には、図2に示す4つのダイレクトキー22にそれぞれ対応する4つのアイコン32_1〜32_4が示されている。
アイコン32_1は、ダイレクトキー(濃度)22_1に対応しており、ここには、機能項目「濃度」の機能値を図案化したアイコンが表示される。この図3に表示されているアイコン32_1は、現在設定されている初期機能値としてのコピー濃度が「普通」であることを示している。コピー濃度は、「普通」,「やや濃い」,「濃い」などの複数種類の機能値の中から選択することができ(図5,図6参照)、現在選択されている「普通」に代えて、「やや濃い」又は「濃い」など他の機能値を選択すると、アイコン32_1もその新たに選択された機能値に対応したアイコンに変更される。図6には、アイコン32_1として「やや濃い」に対応するアイコンが表示されている。
アイコン32_2は、ダイレクトキー(原稿種別)22_2に対応しており、ここには、機能項目「原稿種別」の機能値を図案化したアイコンが表示される。この図3に表示されているアイコン32_2は、現在設定されている初期機能値としての原稿種別が「文字」であることを示している。原稿種別は、「文字」,「写真」,「文字&写真」の3種類の機能値の中から選択することができる。現在選択されている「文字」に代えて、「写真」又は「文字&写真」など他の機能値を選択すると、アイコン32_2もその新たに選択された機能値に対応したアイコンに変更される。
尚、「文字」,「写真」,「文字&写真」は、画像読取りユニット11における原稿画像の読取り方法を、それぞれ文字,写真,文字と写真との両者に適した読取り方法に調整するための機能値である。
アイコン32_3は、ダイレクトキー(両面)22_3に対応している。このアイコン32_3は、機能項目「両面」の機能値を図案化したアイコンである。ここでいう機能項目としての「両面」は、原稿が表面のみか、表裏両方かの選択と、用紙への印字が表面のみか、表裏両面かを選択することができる機能項目であることを意味している。
この機能項目「両面」では、図8に示すように、「片面→片面」、「片面→両面」、「両面→両面」、および「両面→片面」の4種類の機能値の中から選択することができる。ただし、LCD表示画面121の表示ライン数の制約上、この図8には、「両面→片面」については示されていない。
「片面→片面」は、原稿の片面に記録されている画像を用紙の片面にコピーすることを意味している。また、「片面→両面」は、複数枚の原稿の片面にそれぞれ記録されている画像を、原稿2枚をひと組として用紙の表裏両面にコピーすることを意味している。また、「両面→両面」は、原稿の表裏両面に記録されている画像を用紙の表裏両面にコピーすることを意味している。さらに、「両面→片面」は、原稿の表裏両面に記録されている画像を2枚の用紙の片面に1つずつコピーすることを意味している。
この図3に表示されているアイコン32_3は、機能項目「両面」として機能値「片面→片面」が設定されていることを示している。機能値「片面→片面」に代えて、「片面→両面」、「両面→両面」、又は「両面→片面」が選択されると、アイコン32_3も「片面→両面」、「両面→両面」、又は「両面→片面」に対応したアイコンに変更される。
さらに、この図3に表示されているアイコン32_4は、ダイレクトキー(ソート/解像度)22_4に対応している。
このダイレクトキー(ソート/解像度)22_4は、コピーモードでは機能項目「ソート」に対応しており、このアイコン32_4は、機能項目「ソート」の機能値を図案化したアイコンである。この機能項目「ソート」では、図9に示すように、「ソート」,「スタック」,「ソート(回転)」の3種類の機能値の中から選択することができる。
例えば3ページの原稿を5部コピーする場合を考えると、「ソート」は、1ページ目→2ページ目→3ページ目の順に、これらの3枚を1部として5部(合計3ページ×5部=15枚)画像を形成するモードであり、「スタック」は、1ページ目×5枚→2ページ目×5枚→3ページ目×5枚、の順に画像を形成するモードである。また「ソート(回転)」は、画像形成の順序は上記の「ソート」と同じがだが、用紙の排出にあたり、最初の、1ページ目→2ページ目→3ページ目からなる1部については、用紙を例えば縦向きに排出し、次の1部は、横向きとなるように用紙を90°回転させて排出し、次の1部は用紙を再び縦向きに排出し、というように、1部ずつ交互に向きを変えながら排出するモードである。図1に示す本実施形態の複合機10を構成する画像形成ユニット14は、この「ソート(回転)」を実現するように、用紙の向きを回転させる機能を有している。
図3に表示されているアイコン32_4は、機能項目「ソート」として機能値「ソート」が設定されていることを意味している。機能値「ソート」に代えて、「スタック」又は「ソート(回転)」が設定されると、アイコン32_4も「スタック」又は「ソート(回転)」に対応したアイコンに変更される。
図3の1ライン目33_1の右隅に表示されている部数35は、コピーの枚数を表わしている。ここでは、初期値としての部数「1」が表示されている。この部数はテンキー27(図2参照)を操作して変更することができ、部数が変更されると、この部数35の欄にはその変更後の部数が表示される。
図3の4ライン33のうちの2ライン目33_2〜4ライン目33_4には、4つのダイレクトキー22(図2参照)に割り付けられている機能項目を除く機能項目が表示されている。
カーソルキー(下)23_2を押すごとに図3に示す基本画面上のカーソル(図3に示したハッチング)が1ラインずつ下に移動する。カーソルキー(下)23_2を押し続けると、この図3に示されている3つの機能項目「トレイ」,「倍率」,「原稿サイズ」以外の機能項目、例えば「Nアップ」,「枠消し」等の機能項目もこの画面上に表われる。これらの、図3にはあらわれていない機能項目についての詳細説明は省略する。ただし、ダイレクトキー22に割り付けられている機能項目についてはカーソルキー23をどのように操作しても、この基本画面上には表われない。
図3では、この基本画面上のカーソル(図3に示したハッチング)は、機能項目「トレイ」が表示された2ライン目33_2に置かれている。上述の通り、図2のカーソルキー(下)を押すと、画面上のカーソルが3ライン目33_3に移動し、もう一度押すと4ライン目33_4に移動する。カーソルキー(下)をさらに押すと、画面上のカーソルは3ライン目33_3にとどまったまま、2ライン目33_2〜33_4の表示が1段上にスクロールして4ライン目33_4に新たな機能項目(例えば「Nアップ」)が表示される。カーソルキー(上)23_1を押すと画面上のカーソルが4ライン目33_4から3ライン目33_3に移動し、もう一度押すと3ライン目33_3から2ライン目33_2に移動する。カーソルキー(上)23_1をさらに押すと、画面上のカーソルは2ライン目33_2にとどまったまま、2ライン目33_2〜4ライン目33_4の表示が1段下にスクロールされる。
このようにして所望の機能項目にカーソルを合わせることによってその機能項目を選択し、図2の確定キー24を押す。すると、カーソルで選択されている機能項目の選択が確定し、その機能項目に対応する機能リスト画面に移行する。
図4は、機能項目「トレイ」に対応する機能リスト画面を示した図である。
図3に示す基本画面上で、この図3に示す通り、機能項目「トレイ」にカーソルを合わせて確定ボタン24を押すと、LCD表示画面121上に、図3の基本画面に代えて、図4に示す機能リスト画面が表示される。
この機能リスト画面の1ライン目33_1のタイトル31には、この機能リスト画面が機能項目「トレイ」に対応する機能リスト画面であることを表わす「トレイ」の文字が表示されている。
図1には図示省略したが、画像形成ユニット14には、画像形成前の用紙が収容される3つのトレイが備えられており、ここではそれら3つのトレイのうちのトレイ1〜3には、それぞれ、A4サイズの横向きの用紙、A4サイズの縦向きの用紙、A4サイズの横向きの用紙が収容されている。
この図4に示す機能リスト画面上で「トレイ1」,「トレイ2」,「トレイ3」からなる3つの機能値のうちのいずれか1つの機能値にカーソルを合わせることによりその機能値を選択して確定ボタン24を押すと、その機能値が確定する。すなわち、これ以降、画像形成ユニット14では、その新たに選択されたトレイからそのトレイに収容されている用紙が送り出されて、その用紙上に画像が形成される。
ダイレクトキー22に割り付けられている機能項目については、そのダイレクトキー22を押下することにより、カーソルキー23の操作なしに機能リスト画面に移動する。
図5は、機能項目「濃度」に対応する機能リスト画面を示した図である。
図2に示す4つのダイレクトキー22のうちのダイレクトキー(濃度)22_1を押下すると、LCD表示画面121上には図5に示す機能項目「濃度」に対応する機能リスト画面が表示される。
図5では、カーソルは、現在選択されている初期値としての機能値「普通」に重なっている。
このカーソルを移動させるにあたっては、今回押下したダイレクトキー(濃度)22_1から別のキーに指を動かすことなく、そのダイレクトキー(濃度)22_1をもう一度押下する。すると、図5の機能リスト画面上のカーソルが機能値「普通」から機能値「やや濃い」に移動する。
図6は、機能項目「濃度」に対応する機能リスト画面であって、カーソルを機能値「やや濃い」に移動させた後の状態を示した図である。
この図6に示すように、カーソルが機能値「やや濃い」に移動すると、ダイレクトキー(濃度)22_1に対応するアイコン32_1も、機能値「やや濃い」を表わすアイコンに変化する。
ダイレクトキー(濃度)22_1をさらに押下すると、カーソルが機能値「濃い」に移動し、さらに押下を繰り返すと、図5,図6には表われていない機能値「うすい」、「ややうすい」が順に選択され、その後は元に戻って、機能値「普通」が選択される。
すなわち、ダイレクトキー(濃度)22_1を何度も押下すると、機能項目「濃度」を構成する全ての機能値が順次に循環的に選択される。
本実施形態では、このようにしてダイレクトキー(濃度)22_1から別のキーに指を動かすことなく、機能項目「濃度」についての所望の機能値を選択することができる。他のダイレクトキーに割り付けられている機能項目についても同様である。
このようにしてダイレクトキー22の押下により選択された機能値を確定させるにあたり、本実施形態では複数の選択肢が存在する。
1つには、前述のカーソルキー23の操作の場合と同様、確定キー24を押す。すると、選択されている機能値が確定し、図3に示す基本画面の表示に戻る。
また、例えば図6に示すように、機能値「やや濃い」が選択されている状態のままスタートキー30を押す。すると、機能値「やや濃い」が確定し、続いてコピー動作が開始される。このコピー動作で用紙上に形成される画像は機能値「やや濃い」が反映された画像である。
また、本実施形態では、あるダイレクトキーの押下により機能値を選択しておいてそのまま他のダイレクトキーを押下した場合もその機能値が確定する。例えば、ダイレクトキー(濃度)22_1を押して、図6に示すように機能値「やや濃い」を選択しておいてダイレクトキー(原稿種別)22_2を押した場合について説明する。
図7は、機能項目「原稿種別」に対応する機能リスト画面を示した図である。
図6に示すように機能値「やや濃い」を選択しておいてダイレクトキー(原稿種別)22_2を押すと、機能値「やや濃い」が確定し、次いでLCD表示画面121上に、図7に示す、機能項目「原稿種別」に対応する機能リスト画面が表示される。
この図7に示す機能リスト画面上のアイコン32_1は、機能項目「濃度」の現在の機能値が「やや濃い」であることを表わしている。
本実施形態ではさらに、選択されている機能値は、あらかじめ定められた時間の経過により確定する。この時間はダイレクトキー22の押下により計時が開始される。ダイレクトキー22の次の押下操作がないまま、そのあらかじめ定められた時間が経過した時点で、選択されたままになっている機能値が確定する。
本実施形態では、一例として図1の複合機10の出荷時にはこの時間は2秒間に設定されており、ユーザは、その時間(2秒間)では短か過ぎると感じたら、3秒,4秒,又は5秒に変更することができる。この変更操作については後述する。
ここでは、選択可能な範囲の一番短い時間(2秒)に初期設定されているため、この時間(2秒)で十分と考えるユーザにとっては、機能値が速やかに確定されることになる。
本実施形態では、上記の4種類の確定方法(確定キー24の押下、スタートキー30の押下、他のダイレクトキー22の押下、および時間経過)のいずれかを満たすことにより機能値が確定する。
この実施形態では、さらにもう1つのタイマ(リセット用)が作用する。このタイマ(リセット用)は、例えば2分間等、上記の機能値の確定のためのタイマ(確定用)の2秒〜5秒よりもずっと長く、分単位等の時間が設定されるタイマである。
このタイマ(リセット用)は、キーの操作終了や、例えばコピー動作等の動作終了時点で計時が開始される。このタイマ(リセット用)による時間が経過すると、キー操作による機能値の変更が無効となり、初期設定の状態に戻される。
4つのダイレクトキー22のうちの残りである、ダイレクトキー(両面)22_3、ダイレクトキー(ソート/解像度)22_4についても同様である。
図8は、ダイレクトキー(両面)を押下したときに表示される、機能項目「両面」に対応する機能リスト画面である。
また図9は、ダイレクトキー(ソート/解像度)22_4を押下したときに表示される機能リスト画面である。このダイレクトキー(ソート/解像度)22_4は、コピーモードでは機能項目「ソート」に対応しており、スキャンモードおよびファックスモードでは機能項目「解像度」に対応している。ここでは、コピーモードを取り挙げて説明しており、したがって図9に示す機能リスト画面上のタイトル31の欄には、コピーモードにおいて対応している機能項目「ソート」が表示されている。
機能値の選択や確定の操作については、図5,図6を参照して説明した機能項目「濃度」の機能値の選択や確定の操作と同様であり、ここでの重複説明は省略する。
以上では、機能値の「選択」と「確定」とを区別して説明してきたが、ここで「選択」と「確定」の概念の相違について説明しておく。
図10は、機能値の選択,確定によるメモリ内容の変化を示す図である。
図10(A)は、メモリ132(図1参照)内の初期設定値格納領域を示している。この図10(A)初期設定値記憶領域には、図1に示す複合機10の出荷時に既に書き込まれていた初期設定値、又は、ユーザの使い勝手を考慮してあらかじめ設定された初期設定値が半永久的に記憶されている。
また、図10(B)は、メモリ132内の、実際のコピー動作の際に参照される参照領域を示している。ここには、現在有効となっている(確定している)機能値が書き込まれている。図10(B)の参照領域に縦に並ぶ、図10(B1)〜図10(B4)は、この参照領域に書き込まれている内容の時間変化を示している。
また図10(C)は、メモリ132内の、一時的な作業領域を表わしている。ここには、機能リスト画面上のカーソル位置を変更することによって、そのカーソル位置に対応した機能値が書き込まれる。この図10(C)作業領域に縦に並ぶ図10(C1)〜図10(C3)は、この作業領域に書き込まれている内容の時間変化を示している。
ここでは、機能項目「濃度」の機能値に着目して説明する。図10(A)の初期設定値格納領域には、機能項目「濃度」の機能値として「普通」が記憶されている。
この複合機10の電源立上げ時に、図10(A)の初期設定値記憶領域に記憶されている初期設定値が、図10(B)の参照領域に、図10(B1)のようにコピーされる(コピー1)。
この複合機10は、コピー動作にあたっては、この図10(B)の参照領域に書き込まれている機能値を参照しながら動作する。したがって、電源を立ち上げ、機能値を変更せずにコピー動作を開始すると、図10(B1)に示した内容に従ってコピー動作が実行される。
ここで、機能値を変更するものとする。ここでは機能項目「濃度」の機能値を「普通」から「やや濃い」に変更する場面について説明する。
機能値を変更しようと操作を開始すると、図10(B1)の内容が図10(C)の作業領域にコピーされて、図10(C1)が作成される(コピー2)。キー操作により「濃度」の機能値として、「やや濃い」が選択されると、図10(C2)に示すように作業領域上の濃度の機能値の欄に「やや濃い」が記録される。これは、上述の通り、機能リスト画面上のカーソル位置を変更することによって行なわれる。この時点では、図10(B2)に示す通り、この複合機10がコピー動作において実際に参照される参照領域(図10(B))は、そのまま(図10(B1)と同じ内容)に保たれている。
上述の4種類の確定手段のいずれか、例えば数秒の時間経過を満足すると、作業領域の
内容(図10(C3)に示す内容)が参照領域(図10(B))にコピーされる(コピー3)。これにより、図10(B3)に示すように、その選択された機能値(ここでは「やや濃い」)の選択が確定する。複合機10は、これ以降は、その確定した機能値(図10(B3))に従ってコピー動作を実行する。
リセットボタン29(図2参照)が押下されるか、あるいは操作や動作が終了してから数分程度経過してリセツト用のタイマがタイムアツプすると、図10(A)に示す初期設定値記憶領域に記憶されている初期設定値が図10(B)の参照領域にコピーされ(コピー4)、図10(B4)に示すように初期状態(図10(B1)と同じ内容)に戻る。
以上が、「選択」と「確定」の概念である。
次に、ダイレクトキー22への機能項目の割り付けについて説明する。ここで、コピーモードを例に挙げて説明する。
図11は、ユーザ設定画面を示した図である。
図3に示す、コピーモードについての基本画面がLCD表示画面121に表示されている状態において、図2に示す操作パネル12上のユーザ設定キー25を押下する。すると、LCD表示画面121上に、図11に示すユーザ設定画面が表示される。このユーザ設定画面上の1ライン目33_1には、この画面がユーザ設定画面であることを表わす「ユーザ設定」の文字が表示され、2ライン目以降に各種のユーザ設定項目が表示される。ここには、ユーザ設定項目として、2ライン目33_2に「ダイレクトキー割付け」,3ライン目33_3に「タイマ(確定用)」,4ライン目33_4に「タイマ(リセット用)」が表示されている。
ダイレクトキーへの割り付ける機能項目を変更するには、「ダイレクトキー割付け」にカーソルを合わせて確定キー24を押下する。するとLCD表示画面121上に、今度は、ダイレクトキー割付け画面が表示される。ここでは、図3に示す、コピーモードについての基本画面がLCD表示画面121上に表示されている状態から出発しており、したがってここで表示されるダイレクトキー割付け画面はダイレクトキーにコピーモードにおける機能項目を割り付けるための画面である。
図12は、コピーモードに関するダイレクトキー割付け画面を示した図である。
1ライン目33_1には、この画面がダイレクトキー割付け画面であることを表わす、「ダイレクトキー割付け」の文字が表示されている。
一番下の4ライン目33_4には、4つのダイレクトキー22_1〜22_4(図2参照)にそれぞれ対応する4つのボタンマークが表示されている。
1つ上の3ライン目33_3には、4つのボタンマークのうちのひとつを指し示す、逆三角形のカーソルが示されている。この図12では、そのカーソルは、4つのボタンマークのうちの「1」の文字が記入されたボタンマークを指し示している。さらにその上の2ライン目33_2には、カーソルが指し示しているボタンマークに対応するダイレクトキーを表わす数字と、そのダイレクトキーに割り付けられている機能項目が表示される。図12の場合、ダイレクトキー(濃度)22_1を表わす数字「1」と、そのダイレクトキー(濃度)22_1に現在割り付けられている機能項目「濃度」を表わす「濃度」の文字とを組み合わせた、「1:濃度」が表示されている。
図2に示すカーソルキー(左)(右)23_3,23_4を操作すると、ボタンマークを選択し直すことができる。例えば、「2」の数字が記入されたボタンマークにカーソルを合わせると、2ライン目に「2:原稿種別」が表示される。他のボタンマークについても同様である。
ここでは、ダイレクトキー(濃度)22_1に「濃度」以外の機能項目を割り付けるものとし、図12に示すように「1」の文字が記入されたボタンマークにカーソルを合わせて確定キー24を押下する。すると、ダイレクトキー(濃度)22_1への機能項目の割り付け画面が表示される。
図13は、ダイレクトキー(濃度)22_1への機能項目の割付け画面を示した図である。
1ライン目33_1には、この画面のタイトルが表示されており、2ライン目33_2以降に、ダイレクトキー(濃度)22_1への割り付けが可能な機能項目が並べられている。ここで、いずれかのダイレクトキー22に既に割り付けられている機能項目は、このダイレクトキー(濃度)22_1に割り付け可能な機能項目のリストから除外されている。異なる2つのダイレクトキー22に同一の機能項目が割り付けられるのを防止するためである。
ここでは、一例として、図13に示す通り、ダイレクトキー(濃度)22_1に新たに割り付ける機能項目として「トレイ」が選択され、確定キー24の押下によってその機能項目「トレイ」の割り付けを確定させる。
確定キー24の押下により、機能項目の割り付けを確定させると、LCD表示画面121上の表示は図12に示すダイレクトキー割付け画面に戻る。この戻ったときの2ライン目33_2の表示は、「1:トレイ」となる。
この図12に示すダイレクトキー割付け画面が表示されている状態で戻るキー26を押下すると、図11に示すユーザ設定画面に戻り、戻るキー26をもう一度押下すると基本画面の表示に戻る。
図14は、このようにして再度表示された基本画面を示した図である。
この図14に示す基本画面上には、図3に示す基本画面上には表われていなかった機能項目「濃度」が表われている。
一方、この図14に示す基本画面上からは、スクロールにより表われる領域を含め、図3に示す基本画面上に表われている機能項目「トレイ」が消えている。これは、今回のダイレクトキー(濃度)22_1に、機能項目「濃度」に代えて機能項目「トレイ」が割り付けられたことに伴うものである。ダイレクトキーに割り付けられている機能項目を基本画面で選択可能な機能項目から外すことにより、基本画面の見やすさや基本項目の選択のしやすさが図られている。
また、図14の基本画面上の1ライン目33_1には、ダイレクトキー(濃度)22_1に対応するアイコン32_1として、トレイ1を表わす「1」の文字が記入されたアイコンが表われている。このように、この1ライン目33_1に並ぶ4つのアイコン32_1〜32_4は、この順に、4つのダイレクトキー32_1〜32_4にそれぞれ割り付けられている機能項目に対応している。このように、ダイレクトキー32_1〜32_4のいずれかへの機能項目の割付けを変更すると、その割付けが変更されたダイレクトキーに対応するアイコンも、その変更後の機能項目の、現在設定されている機能値を示すアイコンに変更される。
図15,図16は、ダイレクトキーへの機能項目の割付けテーブルを示した図である。このテーブルは、図1に示すメモリ132に格納されている。図15は、ダイレクトキーへの今回の割付け変更前の割付けテーブル、図16は、今回の割り付け変更後の割付けテーブルである。
図15に示すように、今回の割り付け変更前は、ダイレクトキー(濃度)22_1には、コピーモードにおける機能項目として機能項目「濃度」が割り付けられていたが、今回の割付け変更により、図16に示すように機能項目「トレイ」が割り付けられている。
この例に示すように、本実施形態ではダイレクトキー22には機能項目を変更自在に割り付けることができる。尚、ここではコピーモードについて説明したが、スキャンモードやファックスモードでも同様である。
尚、ダイレクトキー(濃度)22_1は、「濃度」に代えて「トレイ」が割り付けられた後は「ダイレクトキー(トレイ)」とでも称すべきダイレクトキーであるが、ここでは混乱を避けるため「ダイレクトキー(濃度)」に統一して説明している。図2に示す操作パネル12上の、ダイレクトキー(濃度)22_1の直ぐ上には操作パネル12の表面の窪み39に「濃度」の文字が印刷されている。このダイレクトキー(濃度)22_1への機能項目の割り付けを変更したときは、この濃度の印刷の上に、新たに割り付けた機能項目を表わす文字等を表示したシールが貼付される。
図17は、タイマ(確定用)の時間選択画面を示す図である。
このタイマ(確定用)は、ダイレクトキー22の押下により選択した機能値を、キーを押さずにそのまま放置しておいたときに、その選択されている機能値が確定されるまでの時間である。このタイマ(確定用)で設定した時間が経過すると、何の操作を行なわなくても選択されている機能値が確定し、基本画面の表示に移行する。
ユーザ設定キー25を押下して図11に示すユーザ設定画面を表示させ、そのユーザ設定画面上で「タイマ(確定用)」にカーソルを合わせて確定キー24を押すと、LCD表示画面121上に、この図17に示すタイマ(確定用)の時間選択画面が表示される。
このタイマ(確定用)の時間選択画面の1ライン目33_1には、この画面のタイトル「タイマ(確定用)」が表示され、2ライン目33_2以降に選択可能な時間2秒,3秒,4秒が表示されている。このタイマ(確定用)としては、5秒の時間も選択可能であるが、このLCD表示画面121の表示ライン数の制約から、この図17には、5秒の文字は表示されていない。カーソルを移動させていくことによって「5秒」の文字も表示される。所望の時間(秒数)にカーソルを合わせて確定キー24を押下すると、その時間(秒数)が設定される。この複合機10の出荷時には、機能値が速やかに確定されるよう最短の秒数(2秒)に設定されているが、例えばゆっくりとした操作を好むユーザにとっては、もう少し長い秒数を好むことも有り得るため、ここでは上記のように秒数の選択を可能としている。
図17に示すタイマ(確定用)の時間設定画面が表示されている状態で確定キー24が押されると、秒数が設定されるとともに図11に示すユーザ設定画面の表示に戻る。この図11のユーザ設定画面が表示されている状態で戻るキー26を押下すると、図3又は図14に示すような基本画面の表示に戻る。
図11に示すユーザ設定画面には、「タイマ(リセット用)」も表示されているが、この「タイマ(リセット用)」は、時間の長さが例えば数分等、「タイマ(確定用)」と比べ長時間であることを除き、設定方法は「タイマ(確定用)」と同一であり、この「タイマ(リセット用)」を取り挙げての図示および説明は省略する。
図18は、本実施形態に特徴的な、ダイレクトキーによる機能値設定処理のフローチャートである。
図18に示す機能値設定処理は、図2に示す4つのダイレクトキー22のうちのいずれか1つのダイレクトキーが押下されることにより開始される。ここでは、ダイレクトキー(濃度)22_1が押下されたものとして説明する。また、このダイレクトキー(濃度)22_1には、図11〜図13を参照して説明した割り付け変更よりも前の、機能項目「濃度」が割り付けられているものとして説明する。
ダイレクトキーが押下されると、LCD表示画面121上の表示が、押下されたダイレクトキーに対応する機能リスト画面に切り替えられる(ステップS101)。ここでは、ダイレクトキー(濃度)22_1が押下されたものとして説明しており、この場合、LCD表示画面121上には、図5に示す、機能項目「濃度」に対応する機能リスト画面が表示される。
次に、今回押下されたダイレクトキーと同一のダイレクトキーが押下されたか(ステップS102)、他のダイレクトキーが押下されたか(ステップS103)、スタートキー30が押下されたか(ステップS104)、確定キーが押下されたか(ステップS105)、およびタイマ(確定用)がタイムアップしたか(ステップS106)が、順次繰り返しモニタされる。
ステップS102で同一のダイレクトキー(ここではダイレクトキー(濃度)22_1)が押下されたと判定されると、機能リスト画面上のカーソルが次の機能値に移動する(ステップS107)。例えば図5において機能値「普通」を選択しているカーソルが、図6に示すように次の機能値「やや濃い」を選択するように移動する。
同一のダイレクトキーを押し続けると、順次、次の機能値が選択されるようにカーソルが移動し、リスト内の最後の機能値まで移動すると、次には先頭の機能値に移動するように、機能値が循環的に選択される。
尚、ここでは、同一のダイレクトキーの押下により機能リスト画面上のカーソルを移動させているが、同一のダイレクトキーの押下に加え、カーソルキー23の押下操作によっても機能リスト画面上のカーソルを移動させるように構成してもよい。
他のダイレクトキー22(例えばダイレクトキー(原稿種別)22_2)が押下されると(ステップS103)、機能リスト画面で選択中の機能値の選択が確定し(ステップS108)、ステップS101に戻って、LCD表示画面121上の表示が今回新たに押下されたダイレクトキー(例えばダイレクトキー(原稿種別)22_2)に対応する機能リスト画面の表示に切り替えられる(図7参照)。
また、スタートキー30が押下されると(ステップS104)、機能リスト画面上で選択中の機能値の選択が確定し(ステップS109)、現在のモード(例えばコピーモード)に応じた動作が開始される(ステップS110)。
さらに、確定キー24が押下されるか(ステップS105)、タイマ(確定用)がタイムアップすると(ステップS106)、機能リスト画面上で選択中の機能値の選択が確定し(ステップS111)、次いで、LCD表示画面121上の表示が、機能リスト画面から基本画面(図3又は図14参照)に切り替えられる(ステップS112)。
図19は、後述する比較例2で採用されるダイレクトキーによる機能値設定処理のフローチャートである。この図19に示す機能値設定処理において、選択された機能値を確定させるのは基本的には確定キー24のみであり、タイマ等では確定しない。また同一のダイレクトキーを押して今回の機能リスト画面を閉じてからでないと次の機能項目についての機能リスト画面を表示させることはできない構造となっている。
ここでも、ダイレクトキー(濃度)22_1に相当するダイレクトキーが押下されたものとして説明する。
ダイレクトキーが押下されると、LCD表示画面121上の表示が基本画面から、その押下されたダイレクトキーに割り付けられている機能項目に対応する機能リスト画面に切り替えられる(ステップS201)。例えば、ダイレクトキー(濃度)22_1が押下されると、LCD表示画面121上に、図5に示す、機能項目「濃度」に対応する機能リスト画面が表示される。
次いでカーソルキー23が押下されたか(ステップS202)、確定キー24が押下されたか(ステップS203)、および、ステップS201で押下されたダイレクトキーと同一のダイレクトキーが押下されたか(ステップS204)が順次に判定される。ここでは、ステップS201で押下されたダイレクトキーとは異なるダイレクトキーが押下されても、その押下操作は無視される。
カーソルキー23が押下されると、機能リスト画面上のカーソルがその押下されたカーソルキー23に応じた方向に移動する。例えば図5に示す「濃度」に関する機能リスト画面が表示されているときにカーソルキー(下)23_2が押下されると、「普通」を選択しているカーソルが図6に示すように「やや濃い」を選択するように移動する。
確定キー24が押下されると(ステップS203)、機能リスト画面上で選択中の機能値の選択が確定する(ステップS206)。ただし、LCD表示画面121上に表示されている画面は機能リスト画面のままであって、その後、ステップS201で押下したダイレクトキーと同一のダイレクトキーが押下されると(ステップS207)、LCD表示画面121上の表示が機能リスト画面から基本画面に切り替えられる(ステップS208)。
確定キー24が押されることなく、同一のダイレクトキーが押下されたときは(ステップS204)、機能リスト画面上のカーソルで選択されている機能値の選択を確定させることなく、基本画面に切り替えられる(ステップS208)。この場合、従前に設定されている機能値が引き続き有効となる。
このように、この図19に示す機能値設定処理によれば、選択された機能値を確定させるのは基本的には確定キー24のみであり、タイマ等では確定しない。また同一のダイレクトキーを押して今回の機能リスト画面を閉じてからでないと次の機能項目についての機能リスト画面を表示させることはできない構造となっている。
図20は、本実施例による機能値変更に要する操作ステップ数を比較例1および比較例2と比較して示した図である。ここでは、機能項目「濃度」を「普通」から「やや濃い」に変更する場面について説明する。
(A)比較例1は、図14に示すように、ダイレクトキー22には機能項目「濃度」は割り付けられておらず、機能項目「濃度」が基本画面内のみ存在する構成である。ここでは、図14に示す通り、機能項目「濃度」が上から3番目に並んでいる場合について説明する。
この場合、図14に示す基本画面が表示されている状態において、先ずカーソルキー(下)23_2が2回押下され、これにより機能項目「濃度」が選択される。次いで確定キー24が押下されることにより、今度は、図5に示す、濃度に関する機能リスト画面が表示される、次に、カーソルキー(下)22_2が1回押下されて「やや濃い」が選択され、確定キー24の押下により機能値「やや濃い」が確定し、基本画面に戻る。
この(A)比較例1の場合、機能値「やや濃い」を確定させて基本画面に戻るまでに5ステップの操作を必要とし、かつあるキーから別のキーへの指の移動が3回必要となる。
(B)比較例2は、図19に示す機能値設定処理を採用した構成である。
この場合、基本画面が表示されている状態において、先ずダイレクトキー(濃度)22_1が押下される。すると、図5に示す、機能項目「濃度」に関する機能リスト画面が表示される。次にカーソルキー(下)23_2を押下することにより機能値「やや濃い」が選択され、確定キー24を押下することにより、その選択されている機能値「やや濃い」の選択が確定する。次にダイレクトキー(濃度)22_1をもう一度押下することにより基本画面の表示に戻る。
この(B)の比較例2の場合、基本画面から出発して再び基本画面に戻るまでに4ステップの操作を必要とし、あるキーから別のキーへの指の移動は3回必要となる。
(C)実施例の場合、以下の通りとなる。
先ずダイレクトキー(濃度)22_1が押下される。これにより図5に示す機能リスト画面の表示に移行する。次にもう一度、ダイレクトキー(濃度)22_1が押下される。これにより、図6に示すように、機能値「やや濃い」が選択される。次いで確定キー24の押下により、その選択されている機能値「やや濃い」の選択が確定するとともに基本画面の表示に戻る。
この場合、3ステップの操作で機能値「やや濃い」が設定されるとともに基本画面の表示に戻る。また、あるキーから別のキーへの指の移動は1回で済む。
ここに例示したように、ダイレクトキー22に割り付けられている機能項目に関し、少ない操作回数、かつ指の少ない移動で所望の機能値を設定することができる。したがって設定変更の可能性が高い機能項目をダイレクトキー22に割り付けておくことにより操作性が向上する。
尚、(C)実施例では、確定キー24の押下により機能値の選択を確定させる旨、説明したが、前述の通り、本実施形態の場合、タイマ(確定用)のタイムアップによっても機能値の選択が確定し、かつ基本画面の表示に移行する。したがってタイマ(確定用)のタイムアップによって機能値の選択を確定させる場合には、確定キー24の押下により機能値の選択を確定させる場合に比べ、更に少ないステップ数で、かつ同一のダイレクトキーの押下操作のみによって、所望の機能値を設定することができる。
尚、ここでは、図1に示すコピーモードのほか、スキャンモードやファックスモードを有する複合機に本発明を適用した例について説明したが、本発明は、例えば画像読取りユニット11を持たず、したがってスキャンモードやファックスモードの存在しないプリンタや、画像読取りユニット11を備えているものの、スキャンモードやファックスモードの存在しないコピー専用機等にも適用することができる。
10 複合機
11 画像読取りユニット
12 操作パネル
13 コントロールユニット
14 画像形成ユニット
15 ファックス送受信ユニット
16 ネットワークユニット
21 モード切替キー
21_1 モード切替キー(コピー)
21_2 モード切替キー(スキャン)
21_3 モード切替キー(ファックス)
22 ダイレクトキー
22_1 ダイレクトキー(濃度)
22_2 ダイレクトキー(原稿種別)
22_3 ダイレクトキー(両面)
22_4 ダイレクトキー(ソート/解像度)
23 カーソルキー
23_1 カーソルキー(上)
23_2 カーソルキー(下)
23_3 カーソルキー(左)
23_4 カーソルキー(右)
24 確定キー
25 ユーザ設定キー
26 戻るキー
27 テンキー
28 クリアキー
29 リセットキー
30 スタートキー
31 タイトル
32,32_1〜32_4 アイコン
33 4ライン
33_1〜33_4 1ライン目〜4ライン目
35 部数
39 窪み
121 LCD表示画面
122 操作キー
131 CPU
132 メモリ

Claims (8)

  1. 複数の機能項目からなる第1の画面の中からいずれか1つの機能項目を選択して該1つの機能項目の選択を確定させ、次いで、1つの機能項目についての複数の機能値からなる、各機能項目ごとに設定された第2の画面のうちの、確定させた機能項目に関する第2の画面の中からいずれか1つの機能値を選択して該1つの機能値の選択を確定させる操作を行なう第1の操作子と、
    1つの機能項目が割り付けられ、初回の操作により、割り付けられている機能項目の選択を確定させ、該初回の操作に続く2回目以降の各操作ごとに、確定させた機能項目についての前記第2の画面を構成する複数の機能値の中のいずれか1つの機能値を選択させる第2の操作子とを備えたことを特徴とする機能設定装置。
  2. 前記第2の操作子の操作により計時を開始し、該第2の操作子の次の操作がないままあらかじめ定められた時間が経過することにより、該第2の操作子の操作により選択されている1つの機能値の選択を確定させるタイマを備えたことを特徴とする請求項1記載の機能設定装置。
  3. 互いに別々の機能項目が割り付けられる複数の前記第2の操作子を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の機能設定装置。
  4. 前記複数の第2の操作子のうちの1つの第2の操作子を1回以上操作し次いで別の第2の操作子を操作した場合に、該別の第2の操作子が、該1つの第2の操作子に割り付けられている機能項目の機能値の選択を確定させるとともに該別の第2の操作子に割り付けられている機能項目の選択を確定させるものであることを特徴とする請求項3記載の機能設定装置。
  5. 前記第2の操作子に機能項目を変更自在に割り付ける手段を備えたことを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項記載の機能設定装置。
  6. 前記第2の操作子に割り付けた機能項目を前記第1のメニューから削除するとともに、該第2の操作子への割り付けが解除された機能項目を前記第1のメニューに追加する手段を備えたことを特徴とする請求項5記載の機能設定装置。
  7. 前記タイマによる計時開始から機能値の選択の確定までの時間を変更自在に設定する手段を備えるとともに、当該時間の初期値は変更自在な範囲の中心値よりも短い値が設定されていることを特徴とする請求項2から6のうちいずれか1項記載の機能設定装置。
  8. 複数の機能項目それぞれについて機能値の設定を受け、画像データを取得して該画像データに基づいて、該複数の機能項目についての機能値により調整された画像を形成する画像形成部と、
    前記複数の機能項目のうちの少なくとも一部である複数の機能項目からなる第1の画面の中からいずれか1つの機能項目を選択して該1つの機能項目の選択を確定させ、次いで、1つの機能項目についての複数の機能値からなる、各機能項目ごとに設定された第2の画面のうちの、確定させた機能項目に関する第2の画面ーの中からいずれか1つの機能値を選択して該1つの機能値の選択を確定させる操作を行なう第1の操作子および、1つの機能項目が割り付けられ、初回の操作により、割り付けられている機能項目の選択を確定させ、該初回の操作に続く2回目以降の各操作ごとに、確定させた機能項目についての前記第2の画面を構成する複数の機能値の中のいずれか1つの機能値を選択させる第2の操作子とを有する機能設定部を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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