JP2019097091A - 電子機器、画像形成装置、電子機器の制御方法及びプログラム - Google Patents

電子機器、画像形成装置、電子機器の制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】操作キーの誤操作が生じにくい電子機器、画像形成装置、電子機器の制御方法及びプログラムを提供する。【解決手段】電子機器1は、操作パネル2と、通信部3と、処理部と、を備える。操作パネル2は、規定領域21内に第1操作キー201及び第2操作キー202を有する。通信部3は、規定領域21に対向する状態にある携帯端末9との間で無線通信を行うための部位であって、操作パネル2の規定領域21内に配置される。処理部は、第1操作キー201が操作された場合に第2操作キー202の操作結果を無効とするように、第1操作キー201及び第2操作キー202の操作に基づいて第2操作キー202の操作結果の有効/無効を決定する。【選択図】図1

Description

本開示は、一般に電子機器、画像形成装置、電子機器の制御方法及びプログラムに関し、より詳細には複数の操作キーを有する操作パネルを備えた電子機器、画像形成装置、電子機器の制御方法及びプログラムに関する。
従来、例えば、複合機(MFP:MultiFunction Peripheral)を含む画像形成装置等の電
子機器において、ユーザ操作を受け付けるための操作パネルを備える機器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1においては、携帯端末(スマートフォン等)でも電子機器(複合機)を操作可能となるように、電子機器は、携帯端末と無線通信する通信部(無線通信部)を備える。通信部は、近距離無線通信(NFC:Near Field Communication)等を利用して、携帯端
末と通信する。特許文献1では、通信部(アンテナ部)は、画像出力を実行するための操作キー(スタートボタン)等と共に、操作パネルに設けられている。
特開2016−76962号公報
特許文献1に記載のような電子機器において、例えば、ユーザが通信部に携帯端末をかざした際に、操作パネルの操作キーに携帯端末等が触れ、操作キーが誤操作されることが懸念される。
本開示は上記事由に鑑みてなされており、操作キーの誤操作が生じにくい電子機器、画像形成装置、電子機器の制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る電子機器は、操作パネルと、通信部と、処理部と、を備える。前記操作パネルは、規定領域内に第1操作キー及び第2操作キーを有する。前記通信部は、前記規定領域に対向する状態にある携帯端末との間で無線通信を行うための部位であって、前記操作パネルの前記規定領域内に配置される。前記処理部は、前記第1操作キーが操作された場合に前記第2操作キーの操作結果を無効とするように、前記第1操作キー及び前記第2操作キーの操作に基づいて前記第2操作キーの前記操作結果の有効/無効を決定する。
本開示の一態様に係る画像形成装置は、前記電子機器を備え、前記電子機器は、画像形成機能を有する。
本開示の一態様に係る電子機器の制御方法は、規定領域内に第1操作キー及び第2操作キーを有する操作パネルと、通信部と、を備える電子機器の制御方法である。前記通信部は、前記規定領域に対向する状態にある携帯端末との間で無線通信を行うための部位であって、前記操作パネルの前記規定領域内に配置される。前記電子機器の制御方法は、前記第1操作キーが操作された場合に前記第2操作キーの操作結果を無効とするように、前記第1操作キー及び前記第2操作キーの操作に基づいて前記第2操作キーの前記操作結果の
有効/無効を決定する。
本開示の一態様に係るプログラムは、コンピュータシステムに、前記電子機器の制御方法を実行させるためのプログラム。
本開示は、操作キーの誤操作が生じにくい、という利点がある。
図1Aは、実施形態1に係る電子機器を備えた画像形成装置の操作パネル及びその周辺を示す平面図、図1Bは、同上の画像形成装置の操作パネル及びその周辺を示し、操作パネルに携帯端末をかざした状態の平面図である。 図2は、同上の画像形成装置の外観を示す概略斜視図である。 図3は、同上の画像形成装置の内部構成を示す概略断面図である。 図4は、同上の電子機器の要部の構成を示すブロック図である。 図5Aは、同上の操作パネル及びその周辺を示す平面図、図5Bは、同上の操作パネルを示す一部破断した側面図である。 図6は、同上の電子機器の動作を示すフローチャートである。 図7A〜図7Cは、同上の電子機器の動作を示すタイミングチャートである。 図8Aは、実施形態1の変形例に係る電子機器を備えた画像形成装置の操作パネル及びその周辺を示す平面図、図8Bは、同上の画像形成装置の操作パネル及びその周辺を示し、操作パネルに携帯端末をかざした状態の平面図である。 図9A及び図9Bは、実施形態1の変形例に係る電子機器の操作パネル及びその周辺を示す平面図である。 図10A及び図10Bは、実施形態1の変形例に係る電子機器の操作パネルを示す一部破断した側面図である。 図11は、実施形態1の変形例に係る電子機器を備えた画像形成装置の操作パネル及びその周辺を示す平面図である。 図12A及び図12Bは、実施形態2に係る電子機器の動作を示すフローチャートである。 図13A及び図13Bは、同上の電子機器の動作を示すタイミングチャートである。 図14は、実施形態3に係る電子機器の動作を示すフローチャートである。 図15は、同上の電子機器の動作を示すタイミングチャートである。
(実施形態1)
(1)概要
本実施形態に係る電子機器1は、図2に示すように、画像形成装置100の本体を構成する。言い換えれば、画像形成装置100は電子機器1を備え、電子機器1は画像形成機能を有している。画像形成装置100は、例えば、電子写真方式により記録用紙等に画像を形成する装置である。本実施形態では一例として、画像形成装置100は、複写機(コピー機)、プリンタ、イメージスキャナ及びファクシミリ等の機能が1つの装置に集約された複合機(MFP:MultiFunction Peripheral)である。画像形成装置100は、例えば
、オフィス、教育機関、又はコンビニエンスストア等の店舗等に設置される。
この種の電子機器1は、図1Aに示すように、ユーザの操作を受け付けるための操作パネル2を備えている。操作パネル2は、規定領域21内に、第1操作キー201及び第2
操作キー202を含む複数の操作キーを有している。以下、複数の操作キーを特に区別しない場合、複数の操作キーの各々を「操作キー200」と呼ぶこともある。すなわち、電子機器1は、操作パネル2が受け付けたユーザの操作に従って、様々な処理を実行するように構成されている。
ところで、本実施形態に係る電子機器1は、携帯端末9との間で無線通信を行うための通信部3を備えている。通信部3は、操作パネル2における規定領域21内に配置されている。通信部3は、図1Bに示すように、操作パネル2の規定領域21に対向する状態にある携帯端末9との間で無線通信を行うように構成されている。通信部3は、一例として、近距離無線通信(NFC:Near Field Communication)等により携帯端末9と通信する。
すなわち、ユーザ8が操作パネル2に設けられた通信部3に携帯端末9をかざすことにより、通信部3と携帯端末9との間で無線通信可能な状態となる。本開示でいう「かざす」とは、ユーザ8が手に持った又は身に着けた物(ここでは携帯端末9)で対象(ここでは通信部3)を覆うようにすることを意味している。
このように、操作パネル2の規定領域21内に通信部3が配置されていることで、電子機器1における操作パネル2以外の部位に通信部3が配置される場合に比べて、ユーザ8が通信部3に携帯端末9をかざしやすく、利便性の向上が期待できる。一方で、ユーザ8が通信部3に携帯端末9をかざした際に、操作パネル2の操作キー200に携帯端末9等(携帯端末9、ユーザ8の手、又は携帯端末9に付属のケース若しくはストラップ等)が触れることが考えられる。
そこで、本実施形態に係る電子機器1は、操作キー200に携帯端末9等が触れた場合に操作キー200の誤操作を生じにくくするために、第2操作キー202の操作結果の有効/無効を決定する処理部4(図4参照)を更に備えている。処理部4は、第1操作キー201が操作された場合に第2操作キー202の操作結果を無効とするように、第1操作キー201及び第2操作キー202の操作に基づいて第2操作キー202の操作結果の有効/無効を決定する。
例えば、操作パネル2の規定領域21が携帯端末9に覆われた状態で、規定領域21内の第2操作キー202に携帯端末9等が触れることがあっても、同じく規定領域21内の第1操作キー201が操作されていれば、第2操作キー202の操作結果は無効化される。すなわち、ユーザ8が通信部3に携帯端末9をかざした状態では、規定領域21内にある第2操作キー202だけでなく、同じく規定領域21内にある第1操作キー201にも携帯端末9等が触れることがある。そして、第1操作キー201が携帯端末9等によって操作された場合、第2操作キー202の操作結果は処理部4にて無効にされるので、結果的に、少なくとも第2操作キー202については、携帯端末9等が触れることによる誤操作が生じにくくなる。
(2)構成
(2.1)全体構成
以下ではまず、本実施形態に係る電子機器1を備えた画像形成装置100の全体構成について説明する。
本実施形態では、画像形成装置100は、電子写真方式により記録用紙等に画像を形成する装置であって、上述したように複写機(コピー機)を含む複数の機能が1つの装置に集約された複合機である。
画像形成装置100は、図2及び図3に示すように、画像読取部110と、画像形成部120と、給紙部130と、操作パネル2と、を備えている。また、画像形成装置100
は、画像読取部110の一部、画像形成部120及び給紙部130を収納する1つの筐体140を、更に備えている。本実施形態では、画像読取部110、画像形成部120、給紙部130、筐体140及び操作パネル2は全て電子機器1の構成要素に含まれている。
画像読取部110は、原稿台111と、自動原稿送り装置(ADF:Automatic Document Feeder)112と、原稿画像読取ユニット113と、を有している。原稿台111は、筐体140の天板を構成する透明ガラスからなる。自動原稿送り装置112は、原稿台111上へ自動的に原稿を供給する。原稿画像読取ユニット113は、原稿台111上に置かれた原稿、又は自動原稿送り装置112にて原稿台111上に供給された原稿の画像を、走査して読み取る。
画像形成部120は、画像読取部110の下方に配置されており、電子写真プロセスを行う複数のユニットを有している。ここでは、画像形成部120は、図3に示すように、感光体ドラム121と、帯電ユニット122と、光走査ユニット123と、現像ユニット124と、転写ユニット125と、クリーニングユニット126と、定着ユニット127と、を有している。帯電ユニット122、光走査ユニット123、現像ユニット124、転写ユニット125及びクリーニングユニット126は、この順で、感光体ドラム121の周囲に図3における反時計回りに並ぶように配置されている。また、画像形成部120は、感光体ドラム121の周囲におけるクリーニングユニット126と帯電ユニット122との間に配置され、感光体ドラム121を除電するための除電ユニット(図示せず)を更に有している。
帯電ユニット122は、感光体ドラム121の表面が一様に所定電位となるように、感光体ドラム121を帯電させる。光走査ユニット123は、帯電された感光体ドラム121の表面に光(レーザー光)を照射し感光体ドラム121の表面を走査して、感光体ドラム121の表面に静電潜像を形成する。現像ユニット124は、感光体ドラム121の表面に形成された静電潜像に、帯電したトナーを付着させ、静電潜像を顕像化してトナー像を形成する。転写ユニット125は、顕像化されたトナー像を、記録用紙に転写する。クリーニングユニット126は、感光体ドラム121上に残留した現像剤及びトナーを除去して、感光体ドラム121上に新たな画像(トナー像)を形成可能な状態とする。除電ユニットは、クリーニング後の感光体ドラム121の表面を除電し、感光体ドラム121の帯電性を一様にする。定着ユニット127は、転写ユニット125で記録用紙に転写されたトナー像を、熱及び/又は圧力等により記録用紙に定着(固着)させる。
給紙部130は、画像形成部120の下方に配置されており、画像形成部120への記録用紙の供給を行う。給紙部130は、少なくとも1つの用紙カセット131と、手差給紙トレイ132と、レジストローラ133と、を有している。画像形成装置100は、少なくとも1つの用紙カセット131及び手差給紙トレイ132のいずれかから記録用紙を1枚取り出して、記録用紙の先端がレジストローラ133のニップ部に挟まる位置まで、記録用紙を搬送する。レジストローラ133は、感光体ドラム121への静電潜像の書き込み開始位置が、記録用紙へのトナー像の転写開始位置と一致するタイミングで、転写ユニット125に記録用紙が到達するように、記録用紙を搬送する。
上述の画像形成装置100は、給紙部130から画像形成部120に記録用紙を供給し、トナー像が定着された記録用紙を、筐体140内の第1搬送経路151を通して排紙トレイ150に排出する。また、画像形成装置100は、記録用紙の裏面印刷時に、記録用紙をスイッチバック搬送するための第2搬送経路152を筐体140内に有している。
操作パネル2は、上述したようにユーザの操作を受け付けるためのユニットである。操作パネル2は、図2に示すように、筐体140の上端部の前面から前方に突出する。本実
施形態では、操作パネル2は、操作パネル2の操作面20の向きを上下方向に可変とするチルト機能を有している。つまり、操作パネル2は、筐体140に対して相対的に首振り可能な状態で、筐体140に保持されている。
(2.2)操作パネル
次に、本実施形態に係る電子機器1を備えた画像形成装置100のうち、操作パネル2に関連する構成について、さらに詳しく説明する。本実施形態では、図2に示すように、操作パネル2の操作面20が上方を向いた状態、つまり操作パネル2の操作面20が操作パネル2の上面を構成する状態を想定して説明する。そのため、以下では、画像形成装置100の手前に立つユーザ8から見た方向(奥行方向及び左右方向)を用いて説明するが、これらの方向は、画像形成装置100の設置状態等を制限する趣旨ではない。
操作パネル2は、図1Aに示すように、複数の操作キー200(第1操作キー201及び第2操作キー202)と、矩形状の画面51を有する表示部5と、を有している。第1操作キー201及び第2操作キー202は、表示部5の画面51と共に、操作パネル2の操作面20に配置されている。また、操作パネル2の操作面20には、携帯端末9との間で無線通信を行うための通信部3が更に設けられている。また、筐体140における第2操作キー202の奥(図1A中の上方)には、電子機器1の通電状態を切り替えるための電源ボタン160が配置されている。
第1操作キー201及び第2操作キー202は、それぞれユーザ8の操作を受け付ける操作キー200を構成する。操作キー200の出力は、操作キー200の操作によって変化する。本実施形態では、操作キー200の出力は、操作キー200が操作されているときに「オン」となり、操作キー200が操作されていないときに「オフ」となる。本開示でいう「操作」とは、操作キー200が押しボタン式のメカニカルスイッチである場合はユーザ8が操作キー200を押すことを意味し、操作キー200がタッチスイッチ(タッチセンサ)の場合はユーザ8が操作キー200にタッチすることを意味する。本実施形態では一例として、第1操作キー201及び第2操作キー202は、いずれも静電容量式スイッチ、つまり静電容量式のタッチスイッチである。
本実施形態では、第1操作キー201はホームキーであって、第2操作キー202は節電キーである。ホームキーは、表示部5の画面51にホーム画面を表示させるための操作キー(ボタン)である。節電キーは、電子機器1の動作モードをスリープモードに移行させるための操作キー(ボタン)である。電子機器1の動作モードがスリープモードにある場合、少なくとも通信部3を含む電子機器1の特定の部位(デバイス)への電力供給が停止し、待機電力等による電子機器1の電力消費が抑制される。言い換えれば、節電キー(第2操作キー202)は、少なくとも通信部3の通電状態に関する操作のための操作キー200である。これに対して、ホームキー(第1操作キー201)は、通信部3の通電状態に関する操作以外の操作のための操作キー200である。
通信部3は、例えば、電波を伝送媒体とする近距離無線通信、又は赤外線等の光を伝送媒体とする光通信等の無線通信により、通信部3から比較的近距離(一例として10〔cm〕程度)にある携帯端末9と通信する。ここで、通信部3は、携帯端末9との間で実際に伝送媒体(電波又は光等)を授受する部位である。例えば、通信方式が近距離無線通信である場合には、電波を送受波するアンテナが通信部3に相当し、通信方式が光通信である場合には、発光部及び/又は受光部が通信部3に相当する。
通信部3の通信相手となる携帯端末9は、ユーザ8が携帯(又は装着)している端末であって、例えば、スマートフォン、タブレット端末、スマートウォッチ等のウェアラブル端末、又はIC(Integrated Circuit)カード等である。本実施形態では一例として、通
信部3の通信方式が近距離無線通信であり、携帯端末9がユーザ8の所有するスマートフォンであることと仮定する。さらに、通信部3は、近距離無線通信用のアンテナ一体型モジュールICにて構成されており、携帯端末9との間で双方向に通信可能である。
すなわち、図1Bに示すように、ユーザ8が、操作パネル2に設けられた通信部3に、スマートフォンからなる携帯端末9をかざすことにより、通信部3と携帯端末9との間で双方向に通信可能な状態となる。通信部3による携帯端末9との通信の開始及び停止等の制御は、後述する制御部6(図4参照)にて制御部6にて行われる。図1Bでは、ユーザ8の手を想像線(2点鎖線)で表している。
電子機器1は、通信部3にて携帯端末9と無線通信することにより、携帯端末9との間で種々の情報の授受が可能となる。通信部3から携帯端末9に送信される情報の一例として、通信部3とは別の通信機能に係る電子機器1と携帯端末9とのペアリングに必要な通信設定情報がある。要するに、電子機器1が、通信部3とは別に、例えば、Wi−Fi(登録商標)等に準拠した通信機能にて携帯端末9と連携可能に構成されている場合、この通信機能の設定に必要な通信設定情報を、通信部3から携帯端末9に送信することが可能である。
また、通信部3から携帯端末9に送信される情報は、通信設定情報に限らず、例えば、画像形成装置100のイメージスキャナの機能により画像読取部110で読み取った原稿の画像情報等であってもよい。携帯端末9から通信部3に送信される情報としては、例えば、携帯端末9に記憶されている写真及び/又は文書等の画像情報等がある。要するに、携帯端末9から通信部3に画像情報が送信されることにより、画像形成装置100では、携帯端末9に記憶されている写真及び/又は文書等の画像をプリンタの機能により記録用紙に形成することが可能である。
表示部5は、例えば、フルカラーの液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display
)モジュールからなる。本実施形態では、表示部5は、タッチ操作検出用のセンサと一体化された、タッチパネルディスプレイである。したがって、操作パネル2は、表示部5の画面51に任意の画像を表示する機能と、表示部5の画面51に表示されるアイコン等のオブジェクトのタッチ操作(タップ、スワイプ及びドラッグ等)を検出する機能と、を有している。つまり、表示部5の画面51に表示されるオブジェクトもまた、第1操作キー201及び第2操作キー202と同様に、ユーザ8の操作を受け付ける操作キー200を構成する。表示部5の画面51に表示されるオブジェクトからなる操作キー200は、例えば、複写(コピー)に際して、複写処理の開始、停止、用紙サイズ、濃度、倍率及びカラーモード等を指示するためのユーザ8の操作を受け付ける。
本実施形態では、第1操作キー201(ホームキー)が操作されることにより、表示部5の画面51にはホーム画面が表示される。ホーム画面は、例えば、複写機(コピー機)、ファクシミリ又はイメージスキャナ等の機能を選択するための、複数のオブジェクト(アイコン)を含んでいる。
以上説明した第1操作キー201、第2操作キー202及び通信部3は、操作パネル2の操作面20のうち、規定領域21内に配置されている。言い換えれば、操作パネル2の操作面20の少なくとも一部の領域であって、第1操作キー201、第2操作キー202及び通信部3が配置されている領域が、規定領域21を構成する。本実施形態では、図1Aに示すように、操作パネル2の操作面20のうち、表示部5の画面51の右側の領域が、規定領域21を構成する。ここでは、規定領域21は、奥行方向(図1A中の上下方向)に長い長方形状の領域である。
そのため、ユーザ8が、操作パネル2に設けられた通信部3に携帯端末9をかざした状態では、携帯端末9は少なくとも一部が操作パネル2における規定領域21と対向する。よって、通信部3は、規定領域21に対向する状態にある携帯端末9との間で無線通信を行うことになる。
ここにおいて、規定領域21は、操作パネル2の操作面20内に設定されているため、第1操作キー201と、第2操作キー202と、通信部3とは、操作パネル2の一面側に配置されることになる。本実施形態では、操作面20が操作パネル2の上面を構成する状態を想定しているので、第1操作キー201と、第2操作キー202と、通信部3とは、操作パネル2の上面側(上側)に配置される。言い換えれば、第1操作キー201と、第2操作キー202と、通信部3とは、いずれも操作パネル2から見て同じ向き(上方)を向いた面(操作面20)に設けられている。操作パネル2から見て同じ向きを向いた面とは、少なくとも通信部3にかざした状態の携帯端末9と対向する面であればよく、同一平面だけでなく、それぞれの法線の成す角度が鋭角(90度以下)となる連続した複数の面を含む。
ところで、操作パネル2には、図4に示すように、第1操作キー201、第2操作キー202、通信部3及び表示部5に加えて、処理部4及び制御部6が設けられている。つまり、本実施形態に係る電子機器1は、処理部4及び制御部6を更に備えている。
制御部6は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ及びメモリを有する
コンピュータシステムを主構成とする。制御部6には、通信部3及び表示部5が電気的に接続されている。制御部6は、通信部3及び表示部5について種々の制御を実行する。また、制御部6には、第1操作キー201及び第2操作キー202が電気的に接続されている。ただし、第2操作キー202については、処理部4を介して間接的に制御部6に接続されている。制御部6は、第1操作キー201及び第2操作キー202の操作結果に基づいて、通信部3及び表示部5を含む電子機器1の各部の制御を実行する。制御部6は、第1操作キー201(又は第2操作キー202)の操作結果が「オン状態」になると、第1操作キー201(又は第2操作キー202)に対応付けられた制御を実行する。
処理部4は、CPU等のプロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムを主構成とする。処理部4は、第2操作キー202と制御部6との間に電気的に接続されており、第2操作キー202の操作結果の有効/無効を決定する。すなわち、制御部6に入力される第2操作キー202の操作結果は第2操作キー202の出力のみでは決まらず、第2操作キー202の出力が「オン」であっても、制御部6に入力される第2操作キー202の操作結果は「オフ状態」となることもある。言い換えれば、処理部4は、ハードウェアとしての第2操作キー202が操作された際でも、第2操作キー202の操作結果をソフトウェア上で無効(オフ状態)にすることがある。第2操作キー202の出力が「オン」で、かつ処理部4にて第2操作キー202の操作結果が有効と決定された場合にのみ、制御部6に入力される第2操作キー202の操作結果が「オン状態」となる。
処理部4には、第1操作キー201が電気的に接続されている。処理部4は、第1操作キー201が操作された場合に、第2操作キー202の操作結果を無効とするように、第1操作キー201及び第2操作キー202の操作に基づいて、第2操作キー202の操作結果の有効/無効を決定する。すなわち、処理部4は、第2操作キー202の操作だけでなく、第1操作キー201の操作も含めて、第2操作キー202の操作結果の有効/無効を決定する。そのため、処理部4は、第1操作キー201及び第2操作キー202の両方の操作に係る判定アルゴリズムに従って、制御部6に出力する第2操作キー202の操作結果を決定する。判定アルゴリズムは、処理部4のメモリ等の非一時的記録媒体に記録された(コンピュータ)プログラムによって実現される。プログラムは、処理部4のメモリ
等に予め記録されていてもよいし、電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の外部記録装置を介して提供されてもよい。具体的な判定アルゴリズムについては、「(3)処理部の動作」の欄で説明する。
以下、第1操作キー201、第2操作キー202及び通信部3の配置及び形状について、図5A及び図5Bを参照して更に詳しく説明する。図5Bは、図5AのX1−X1線の位置で破断した右側面図である。
第1操作キー201と、第2操作キー202と、通信部3とは、図5Aに示すように、表示部5の画面51の一辺(右辺)に沿って配置されている。ここで、第1操作キー201と、第2操作キー202と、通信部3とは、ある程度の間隔を空けて配置されている。本実施形態では特に、第1操作キー201、第2操作キー202及び通信部3は、規定領域21内において、奥行方向に延びる一直線上に配置されている。
さらに、第1操作キー201、第2操作キー202及び通信部3は、手前(図5A中の下方)から奥(図5A中の上方)に向かって通信部3、第1操作キー201、第2操作キー202の順に並んで配置されている。言い換えれば、通信部3の奥に第1操作キー201が位置し、第1操作キー201の更に奥に第2操作キー202が位置している。そのため、通信部3から第1操作キー201までの距離は、通信部3から第2操作キー202までの距離よりも短い。よって、図5Aに示すように、通信部3を中心として第1操作キー201付近を通る仮想円C1の径は、通信部3を中心として第2操作キー202付近を通る仮想円C2の径より小さくなる。第1操作キー201は仮想円C1の内側に位置し、第2操作キー202は仮想円C2と仮想円C1との間に位置する。
第1操作キー201は、平面視において円形状に形成されている。第2操作キー202は、平面視において第1操作キー201よりも径が小さい円形状に形成されている。通信部3は、平面視において矩形状に形成されている。また、図5Bに示すように、第1操作キー201、第2操作キー202及び通信部3の各々は、その表面が操作パネル2の操作面20に対して僅かに窪んでいる。したがって、ユーザ8が、操作パネル2に設けられた通信部3に携帯端末9をかざした際に、第1操作キー201及び第2操作キー202に対して携帯端末9等が触れにくくなる。
(3)処理部の動作
次に、上述した電子機器1における処理部4の動作について、図6〜図7Cを参照して説明する。
本実施形態では、処理部4は、第1操作キー201の操作の開始時点から、第1操作キー201の操作の終了時点までの期間からなる無効期間T1(図7A参照)に第2操作キー202が操作された場合、第2操作キー202の操作結果を無効とする。つまり、第1操作キー201の操作の開始から終了までの期間が、第2操作キー202の操作結果を無効とするための無効期間T1となる。
具体的には、処理部4は、図6のフローチャートに従って、制御部6に出力する第2操作キー202の操作結果を決定する。すなわち、第2操作キー202が操作されて第2操作キー202の出力がオンになると(S1)、処理部4は、第1操作キー201の出力がオンか否かを判断する(S2)。このとき、第1操作キー201が操作されており、第1操作キー201の出力がオンであれば(S2:Yes)、処理部4は、第2操作キー202の操作結果を無効化し(S3)、処理部4の処理は、ステップS1に戻る。この場合、制御部6に入力される第2操作キー202の操作結果は「オフ状態」である。
一方、第1操作キー201が操作されておらず、第1操作キー201の出力がオフであれば(S2:No)、処理部4は、第2操作キー202の操作結果を有効化する(S4)。これにより、制御部6に入力される第2操作キー202の操作結果は「オン状態」になる(S5)。
上述した処理部4の動作によれば、例えば、図7Aに示すように、第2操作キー202が操作された時点で、第1操作キー201が操作されていれば(つまり無効期間T1であれば)、処理部4は、第2操作キー202の操作結果を無効(オフ状態)にする。
一方、例えば、図7Bに示すように、第1操作キー201の操作の開始前(つまり無効期間T1の開始前)に、第2操作キー202が操作されれば、処理部4は、第2操作キー202の操作結果を有効(オン状態)にする。同様に、例えば、図7Cに示すように、第1操作キー201の操作の終了後(つまり無効期間T1の終了後)に、第2操作キー202が操作されれば、処理部4は、第2操作キー202の操作結果を有効(オン状態)にする。
ここで、処理部4は、操作キー200の出力がオンか否かの判断を、所定のサンプリング周期で行っており、所定のサンプリング回数、連続して操作キー200の出力がオンであった場合に、操作キー200の出力がオンであると判断する。そのため、操作キー200の出力のチャタリングを除去するためのチャタリング除去時間は、サンプリング周期とサンプリング回数との積で表される。第1操作キー201の出力がオンか否かの判断については、第2操作キー202の出力がオンか否かの判断に比べて、チャタリング除去時間が短いことが好ましい。これにより、第1操作キー201と第2操作キー202とが全く同時に操作された場合でも、処理部4は、第2操作キー202よりも先に、第1操作キー201について出力がオンと判断でき、第2操作キー202の操作結果を無効化できる。
以上説明した電子機器1によれば、携帯端末9等が触れることによる操作キー200の誤操作が生じにくくなる。例えば、図1Bに示すように、ユーザ8が通信部3に携帯端末9をかざす際、操作パネル2上に載せ置かれた携帯端末9等によって規定領域21内の操作キー200が操作される可能性がある。このとき、携帯端末9は、操作パネル2の規定領域21を覆うので、規定領域21内の第2操作キー202に携帯端末9等が触れることがあっても、同じく規定領域21内の第1操作キー201が操作されていれば、第2操作キー202の操作結果は無効化される。すなわち、ユーザが通信部3に携帯端末9をかざした状態では、規定領域21内にある第2操作キー202だけでなく、同じく規定領域21内にある第1操作キー201にも携帯端末9等が触れることがある。そして、第1操作キー201が携帯端末9等によって操作された場合、第2操作キー202の操作結果は処理部4にて無効にされるので、結果的に、少なくとも第2操作キー202については、携帯端末9等が触れることによる誤操作が生じにくくなる。
また、例えば、操作キー200が静電容量式スイッチである場合等においては、携帯端末9等が操作キー200に触れなくても、携帯端末9の導電性の金属部等に操作キー200が反応し、操作キー200が操作されることがある。このような場合でも、本実施形態に係る電子機器1では、少なくとも第2操作キー202については、携帯端末9等に起因した誤操作が生じにくくなる。
(4)変形例
実施形態1は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。実施形態1は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、電子機器1の処理部4と同様の機能は、電子機器1の制御方法、コンピュータプログラム、又はプログラムを記録した非一時的記録媒体等で具現化されてもよい。一態様に係る電子機器1の制御方法
は、規定領域21内に第1操作キー201及び第2操作キー202を有する操作パネル2と、通信部3と、を備える電子機器1の制御方法である。通信部3は、規定領域21に対向する状態にある携帯端末9との間で無線通信を行うための部位であって、操作パネル2の規定領域21内に配置される。この電子機器1の制御方法は、第1操作キー201が操作された場合に第2操作キー202の操作結果を無効とするように、第1操作キー201及び第2操作キー202の操作に基づいて第2操作キー202の操作結果の有効/無効を決定する。一態様に係る(コンピュータ)プログラムは、コンピュータシステムに、上記電子機器1の制御方法を実行させるためのプログラムである。
以下、実施形態1の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
実施形態1で説明した処理部4の動作(判定アルゴリズム)は一例に過ぎず、判定アルゴリズムは適宜変更可能である。また、処理部4は、第2操作キー202の操作結果をソフトウェア上で無効(オフ状態)にする構成に限らない。例えば、第2操作キー202と制御部6との間にスイッチ素子が電気的に接続されている場合に、処理部4は、このスイッチ素子をオフすることにより、第2操作キー202の操作結果を無効にしてもよい。また、処理部4の機能は、制御部6に組み込まれていてもよい。すなわち、処理部4は、制御部6と一体化されていてもよい。さらに、処理部4及び制御部6の少なくとも一部は、例えば、操作パネル2でなく筐体140内に設けられていてもよい。
また、第1操作キー201及び第2操作キー202の各々は、静電容量式スイッチに限らず、例えば、メカニカルスイッチ(いわゆる「ハードキー」)、又は抵抗膜方式のタッチスイッチ等であってもよい。勿論、第1操作キー201と第2操作キー202とで、異なる方式のスイッチが採用されてもよい。例えば、第1操作キー201が静電容量式スイッチ、第2操作キー202がメカニカルスイッチであってもよいし、第1操作キー201がメカニカルスイッチ、第2操作キー202が静電容量式スイッチであってもよい。
また、第1操作キー201及び第2操作キー202の少なくとも一方は、複数設けられていてもよい。例えば、図8Aに示すように、表示部5の画面51に表示される複数のオブジェクト(アイコン)203〜206のうち1つのオブジェクト206が、第1操作キーであってもよい。言い換えれば、図8Aのように、規定領域21が表示部5の画面51の一部に重複するように設定されている場合、この規定領域21内のオブジェクト206は第1操作キーとして機能する。したがって、図8Bに示すように、第1操作キーとしてのオブジェクト206と第1操作キー201との少なくとも一方が携帯端末9等により操作された状態では、第1操作キー201の操作時と同様に、第2操作キー202の操作結果が無効化される。
また、規定領域21における第1操作キー201、第2操作キー202及び通信部3の配置についても、実施形態1で説明した配置に限らず、適宜変更可能である。例えば、第1操作キー201、第2操作キー202及び通信部3は、一直線上になくてもよく、図9A及び図9Bに示すように、左右方向においてばらけて配置されてもよい。ただし、図9A及び図9Bの例に比べると、第1操作キー201、第2操作キー202及び通信部3が一直線上に配置された実施形態1では、規定領域21を小さくでき、操作パネル2の小型化を図ることが可能である。
また、第1操作キー201、第2操作キー202及び通信部3の並び順についても、実施形態1の構成に限らない。第1操作キー201、第2操作キー202及び通信部3は、例えば、手前から奥に向かって第1操作キー201、通信部3、第2操作キー202の順に並んで配置されていてもよい。さらに、第1操作キー201、第2操作キー202及び
通信部3の各々は、その表面が操作パネル2の操作面20に対して窪んだ形状でなくてもよい。
また、規定領域21が設定される操作面20は平面状に限らず、例えば、図10A及び図10Bに示すように、屈曲又は湾曲した面であってもよい。図10A及び図10Bは、図5AのX1−X1線に相当する位置で破断した右側面図である。特に、図10Aに示すように、第1操作キー201と第2操作キー202との間に稜線を有する操作面20であれば、ユーザ8が、通信部3に携帯端末9をかざした際に、第2操作キー202に携帯端末9等が触れにくくなる。また、図10Bに示すように、第1操作キー201と通信部3との間に稜線を有する操作面20であっても、ユーザ8が、通信部3に携帯端末9をかざした際に、第2操作キー202に携帯端末9等が触れにくくなる。図10A及び図10Bの例でも、実施形態1と同様に、第1操作キー201、第2操作キー202及び通信部3は、操作パネル2の一面(上面)側、つまり操作パネル2から見て同じ向き(上方)を向いた面(操作面20)に配置されている。つまり、第1操作キー201と、第2操作キー202と、通信部3とは、操作パネル2の一面(操作面20)側に集約して配置されていればよく、同一平面上になくてもよい。
また、操作パネル2における規定領域21の位置についても、実施形態1で説明した位置に限らず、適宜変更可能である。例えば、図11に示すように、操作パネル2の操作面20のうち、表示部5の画面51の手前側の領域が、規定領域21を構成してもよい。図11の例では、第1操作キー201と、第2操作キー202と、通信部3とは、表示部5の画面51の一辺(下辺)に沿って一直線上に配置されている。第1操作キー201、第2操作キー202及び通信部3は、右から左に向かって通信部3、第1操作キー201、第2操作キー202の順に並んで配置されている。
また、電子機器1は、操作パネル2を備える構成であればよく、画像形成装置100に限らず、例えば、テレビ受像機、オーディオ機器又はその他の家電機器等であってもよい。
また、実施形態1では、通信部3と携帯端末9との間の通信は双方向通信であるが、この構成に限らず、通信部3と携帯端末9との間の通信は、通信部3から携帯端末9、又は携帯端末9から通信部3への片方向通信であってもよい。
また、電源ボタン160は、操作キー200として操作パネル2に設けられていてもよい。この場合、電源ボタン160は、通信部3の通電状態に関する操作のための操作キー200であるので、第1操作キーではなく第2操作キーを構成することが好ましい。
また、第1操作キー201は、隠れキーを含んでいてもよい。隠れキーは、ユーザ8が何らかの操作の目的をもって意図的に操作する操作キー200ではなく、例えば、操作パネル2の外観上は分からない態様で配置される操作キーである。そのため、隠れキーには、第2操作キー202の操作結果を無効にするためのセンサとしての機能が割り当てられていればよく、他の操作キー200のように電子機器1の操作に係る何らかの機能が割り当てられていることは必須でない。
また、電子機器1は、画像形成装置100のうち操作パネル2の部分のみで構成されていてもよい。この場合、画像形成装置100は、電子機器1と、筐体140内の画像形成機能を有する各ユニットと、を備えることになる。
また、操作パネル2は、筐体140に組み込まれていてもよい。すなわち、操作パネル2は、筐体140と一体化されていてもよい。
また、実施形態1では、近距離無線通信用のアンテナ及びモジュールICの両方が、操作パネル2の規定領域21内に配置されているが、この構成に限らず、例えば、モジュールICは規定領域21外に配置されてもよい。すなわち、通信部3は、携帯端末9との間で実際に伝送媒体(電波又は光等)を授受する部位であるので、アンテナとモジュールICとが別体である場合には、少なくとも通信部3を構成するアンテナが、規定領域21内に配置されていればよい。
また、第2操作キー202は、実施形態1では、少なくとも通信部3の通電状態に関する操作のための節電キーであるが、これに限らず、例えば、リセットキー等であってもよい。リセットキーのように、通信部3の通電状態に関わらずとも、通信部3と携帯端末9との通信に関する一連の操作を反故にするような操作キー200については、第2操作キー202として、処理部4にて、操作結果が適宜無効化されることが好ましい。要するに、通信部3と携帯端末9との通信に影響を与える操作キー200の操作結果が、処理部4にて無効化されることにより、ユーザ8が通信部3に携帯端末9をかざした際に、特に避けるべき操作キー200の誤操作を回避可能となる。
(実施形態2)
本実施形態に係る電子機器1は、処理部4の動作が、実施形態1に係る電子機器1と相違する。実施形態1と同様の構成については、共通の符号を付して適宜説明を省略する。
処理部4は、第1操作キー201の操作の開始時点から、第1操作キー201の操作の終了時点の一定時間後の時点までの期間からなる無効期間T2(図13A参照)に第2操作キー202が操作された場合、第2操作キー202の操作結果を無効とする。つまり、第1操作キー201の操作の開始時点から、第1操作キー201の操作が終了し、更に一定時間T0(図13A参照)が経過するまでの期間が、無効期間T2となる。この無効期間T2内に第2操作キー202が操作された場合、第2操作キー202の操作結果は無効となる。一定時間T0は、一例として、0.1秒以上かつ1.0秒以下の範囲で設定される。
具体的には、処理部4は、図12Aのフローチャートに従って、制御部6に出力する第2操作キー202の操作結果を決定する。すなわち、第2操作キー202が操作されて第2操作キー202の出力がオンになると(S11)、処理部4は、第2操作キー202の操作結果が無効化されているか否かを判断する(S12)。このとき、第2操作キー202の操作結果が無効化されていれば(S12:Yes)、処理部4の処理は、ステップS11に戻る。この場合、制御部6に入力される第2操作キー202の操作結果は「オフ状態」である。
一方、第2操作キー202の操作結果が有効化されていれば(S12:No)、処理部4は、そのときの第2操作キー202の出力(オン)に従って操作結果を決定する。これにより、制御部6に入力される第2操作キー202の操作結果は「オン状態」になる(S13)。
ところで、ステップS12での判断に用いる第2操作キー202の操作結果の無効/有効については、処理部4は、図12Bのフローチャートに示す無効判定処理にて判定を行う。すなわち、第1操作キー201が操作されて第1操作キー201の出力がオンになると(S121)、処理部4は、第2操作キー202の操作結果を無効化する(S122)。そして、第1操作キー201の操作が終了して第1操作キー201の出力がオフになると(S123)、処理部4は、一定時間T0をカウントする(S124)。一定時間T0のカウントが終了すると、処理部4は、第2操作キー202の操作結果を有効化する(S
125)。無効判定処理での判定値、つまり第2操作キー202の操作結果の無効/有効は、本実施形態では、判定フラグにて表される。
上述した処理部4の動作によれば、例えば、図13Aに示すように、第2操作キー202が操作された時点で、判定フラグが「無効」であれば(つまり無効期間T2であれば)、処理部4は、第2操作キー202の操作結果を無効(オフ状態)にする。判定フラグは、第1操作キー201が操作されている間だけでなく、第1操作キー201の操作の終了時点から一定時間T0が経過するまでの間も「無効」である。
一方、例えば、図13Bに示すように、第1操作キー201の操作の開始前(つまり無効期間T2の開始前)に、第2操作キー202が操作されれば、処理部4は、第2操作キー202の操作結果を有効(オン状態)にする。つまり、第2操作キー202が操作された時点で、判定フラグが「有効」であれば、第2操作キー202の操作結果はオン状態になる。
本実施形態の構成によれば、第2操作キー202が操作された時点で、必ずしも第1操作キー201が操作されていなくても、判定フラグが「無効」であれば、第2操作キー202の操作結果を無効にすることが可能である。
実施形態2で説明した構成は、実施形態1で説明した構成(変形例を含む)と適宜組み合わせて適用可能である。
(実施形態3)
本実施形態に係る電子機器1は、処理部4の動作が、実施形態2に係る電子機器1と相違する。実施形態2と同様の構成については、共通の符号を付して適宜説明を省略する。
本実施形態では、処理部4は、第2操作キー202が操作されている状態が、無効期間T2に重複することなく、所定時間T10(図15参照)継続した場合、第2操作キー202の操作結果を有効とする。また、処理部4は、第2操作キー202が操作されている状態が、所定時間T10継続する前に、第1操作キー201が操作された場合、第2操作キー202の操作結果を無効とする。つまり、第2操作キー202が長押しされることにより、第2操作キー202が操作されている状態が所定時間T10継続し、かつその間(所定時間T10)に無効期間T2が重複しない場合にのみ、第2操作キー202の操作結果が有効となる。所定時間T10は、一例として、1.0秒以上かつ5.0秒以下の範囲で設定される。
具体的には、処理部4は、図14のフローチャートに従って、制御部6に出力する第2操作キー202の操作結果を決定する。この例では、所定時間T10は、ポーリング周期とポーリング回数との積で表される。すなわち、第2操作キー202が操作されて第2操作キー202の出力がオンになると(S21)、処理部4は、まず所定のポーリング周期をカウントし(S22)、続けて第2操作キー202の出力がオンか否かを判断する(S23)。
このとき、第2操作キー202が操作されており、第2操作キー202の出力がオンであれば(S23:Yes)、処理部4は、第2操作キー202の操作結果が無効化されているか否かを判断する(S24)。このとき、第2操作キー202の操作結果が有効化されていれば(S24:No)、処理部4は、検知回数をカウントアップする(S25)。その後、処理部4は、検知回数が所定のポーリング回数以上か否かを判断する(S26)。検知回数がポーリング回数以上であれば(S26:Yes)、そのときの第2操作キー202の出力(オン)に従って操作結果を決定する。これにより、制御部6に入力される
第2操作キー202の操作結果は「オン状態」になる(S27)。
一方、第2操作キー202の出力がオフである(S23:No)、又は第2操作キー202の操作結果が無効化されていれば(S24:Yes)、処理部4は、検知回数をクリアして「0」とし(S28)、処理部4の処理は、ステップS21に戻る。この場合、制御部6に入力される第2操作キー202の操作結果は「オフ状態」である。また、検知回数がポーリング回数未満であれば(S26:No)、処理部4の処理は、ステップS22に戻る。
ステップS24での判断に用いる第2操作キー202の操作結果の無効/有効については、処理部4は、実施形態2と同様の無効判定処理にて判定を行う(図12B参照)。
上述した処理部4の動作によれば、例えば、図15に示すように、第2操作キー202が所定時間T10に亘って長押しされている間に、一時的にでも判定フラグが「無効」になれば、処理部4は、第2操作キー202の操作結果を無効(オフ状態)にする。つまり、第2操作キー202の長押しを検知している期間(所定時間T10)に無効期間T2が重複すれば、第2操作キー202の操作結果はオフ状態になる。
本実施形態の構成によれば、第1操作キー201よりも先に第2操作キー202が操作された場合でも、第2操作キー202の操作が所定時間T10継続する前に第1操作キー201が操作されれば、第2操作キー202の操作結果を無効にすることが可能である。
実施形態3では、処理部4は、無効判定処理において、実施形態2と同様の無効期間T2を採用しているが、この例に限らず、実施形態1と同様の無効期間T1を採用してもよい。つまり、処理部4では、第1操作キー201の操作の開始時点から、第1操作キー201の操作の終了時点までの期間を、無効期間T1としてもよい。
実施形態3(変形例を含む)で説明した構成は、実施形態1及び実施形態2で説明した構成(変形例を含む)と適宜組み合わせて適用可能である。
(まとめ)
以上説明したように、第1の態様に係る電子機器(1)は、操作パネル(2)と、通信部(3)と、処理部(4)と、を備える。操作パネル(2)は、規定領域(21)内に第1操作キー(201)及び第2操作キー(202)を有する。通信部(3)は、規定領域(21)に対向する状態にある携帯端末(9)との間で無線通信を行うための部位であって、操作パネル(2)の規定領域(21)内に配置される。処理部(4)は、第1操作キー(201)が操作された場合に第2操作キー(202)の操作結果を無効とするように、第1操作キー(201)及び第2操作キー(202)の操作に基づいて第2操作キー(202)の操作結果の有効/無効を決定する。
この構成によれば、規定領域(21)内の第2操作キー(202)に携帯端末(9)等が触れることがあっても、同じく規定領域(21)内の第1操作キー(201)が操作されていれば、第2操作キー(202)の操作結果は無効化される。結果的に、操作キー(200)の誤操作が生じにくい。
第2の態様に係る電子機器(1)では、第1の態様において、第1操作キー(201)と、第2操作キー(202)と、通信部(3)とは、操作パネル(2)の一面側に配置されている。
この構成によれば、ユーザ(8)は、第1操作キー(201)又は第2操作キー(20
2)を操作するのと同様に、通信部(3)に対して携帯端末(9)をかざす姿勢をとりやすい。
第3の態様に係る電子機器(1)では、第1又は2の態様において、操作パネル(2)は、矩形状の画面(51)を有する表示部(5)を有している。第1操作キー(201)と、第2操作キー(202)と、通信部(3)とは、画面(51)の一辺に沿って配置されている。
この構成によれば、第1操作キー(201)と、第2操作キー(202)と、通信部(3)とが、画面(51)の一辺に沿っていない場合に比べて、第1操作キー(201)、第2操作キー(202)及び通信部(3)を画面(51)に近い位置に配置できる。
第4の態様に係る電子機器(1)では、第1〜3のいずれかの態様において、第2操作キー(202)は、通信部(3)の通電状態に関する操作のための操作キー(200)である。第1操作キー(201)は、通信部(3)の通電状態に関する操作以外の操作のための操作キー(200)である。
この構成によれば、通信部(3)の通電状態に関する操作のための操作キー(200)の誤操作が生じにくくなるので、通信部(3)と携帯端末(9)との通信中に通信部(3)の通電が停止するような事態が生じにくくなる。
第5の態様に係る電子機器(1)では、第1〜4のいずれかの態様において、第1操作キー(201)と、第2操作キー(202)と、通信部(3)とは、一直線上に配置されている。
この構成によれば、第1操作キー(201)と、第2操作キー(202)と、通信部(3)とが、一直線上にない場合に比べて、操作パネル(2)の小型化を図ることができる。
第6の態様に係る電子機器(1)では、第1〜5のいずれかの態様において、通信部(3)から第1操作キー(201)までの距離は、通信部(3)から第2操作キー(202)までの距離よりも短い。
この構成によれば、携帯端末(9)等は、第2操作キー(202)に比べて通信部(3)に近い第1操作キー(201)に触れやすいので、携帯端末(9)等に起因した第2操作キー(202)の誤操作がより生じにくくなる。ここで、第1操作キー(201)が複数ある場合、通信部(3)から第1操作キー(201)までの距離は、複数の第1操作キー(201)のうち通信部(3)に最も近い第1操作キー(201)から通信部(3)までの距離である。
第7の態様に係る電子機器(1)では、第1〜6のいずれかの態様において、第1操作キー(201)及び第2操作キー(202)の少なくとも1つは静電容量式スイッチである。
この構成によれば、第1操作キー(201)及び第2操作キー(202)の少なくとも1つは可動部分を有さないため、第1操作キー(201)又は第2操作キー(202)の故障を低減できる。
第8の態様に係る電子機器(1)では、第1〜7のいずれかの態様において、処理部(4)は、無効期間(T1,T2)に第2操作キー(202)が操作された場合、第2操作
キー(202)の操作結果を無効とするように構成されている。無効期間(T1,T2)は、第1操作キー(201)の操作の開始時点から、第1操作キー(201)の操作の終了時点、又は終了時点の一定時間(T0)後の時点までの期間からなる。
この構成によれば、第1操作キー(201)が操作されている間、又は第1操作キー(201)の操作の開始時点から操作の終了後の一定時間(T0)にかけて、第2操作キー(202)の操作結果を無効とすることができる。
第9の態様に係る電子機器(1)では、第8の態様において、処理部(4)は、第2操作キー(202)が操作されている状態が、無効期間(T1,T2)に重複することなく、所定時間(T10)継続した場合、第2操作キー(202)の操作結果を有効とする。処理部(4)は、第2操作キー(202)が操作されている状態が、所定時間(T10)継続する前に、第1操作キー(201)が操作された場合、第2操作キー(202)の操作結果を無効とするように構成されている。
この構成によれば、第1操作キー(201)より先に第2操作キー(202)が操作された場合でも、第2操作キー(202)の操作が所定時間(T10)継続する前に第1操作キー(201)が操作されれば、第2操作キー(202)の操作結果を無効にできる。
第10の態様に係る画像形成装置(100)は、第1〜9のいずれかの態様に係る電子機器(1)を備え、電子機器(1)は、画像形成機能を有する。
この画像形成装置(100)によれば、規定領域(21)内の第2操作キー(202)に携帯端末(9)等が触れることがあっても、同じく規定領域(21)内の第1操作キー(201)が操作されていれば、第2操作キー(202)の操作結果は無効化される。結果的に、操作キー(200)の誤操作が生じにくい。
第11の態様に係る電子機器(1)の制御方法は、規定領域(21)内に第1操作キー(201)及び第2操作キー(202)を有する操作パネル(2)と、通信部(3)と、を備える電子機器(1)の制御方法である。通信部(3)は、規定領域(21)に対向する状態にある携帯端末(9)との間で無線通信を行うための部位であって、操作パネル(2)の規定領域(21)内に配置される。電子機器(1)の制御方法は、第1操作キー(201)が操作された場合に第2操作キー(202)の操作結果を無効とするように、第1操作キー(201)及び第2操作キー(202)の操作に基づいて第2操作キー(202)の操作結果の有効/無効を決定する。
この電子機器(1)の制御方法によれば、規定領域(21)内の第2操作キー(202)に携帯端末(9)等が触れることがあっても、同じく規定領域(21)内の第1操作キー(201)が操作されていれば、第2操作キー(202)の操作結果は無効化される。結果的に、操作キー(200)の誤操作が生じにくい。
第12の態様に係るプログラムは、コンピュータシステムに、第11の態様に係る電子機器(1)の制御方法を実行させるためのプログラムである。
このプログラムによれば、規定領域(21)内の第2操作キー(202)に携帯端末(9)等が触れることがあっても、同じく規定領域(21)内の第1操作キー(201)が操作されていれば、第2操作キー(202)の操作結果は無効化される。結果的に、操作キー(200)の誤操作が生じにくい。
上記態様に限らず、実施形態1〜3に係る電子機器(1)の種々の構成(変形例を含む
)は、電子機器(1)の制御方法、プログラム、又はプログラムを記録した非一時的記録媒体等で具現化可能である。
第2〜9の態様に係る構成については、電子機器(1)に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
1 電子機器
2 操作パネル
3 通信部
4 処理部
9 携帯端末
20 操作面(操作パネルの一面)
21 規定領域
100 画像形成装置
201 第1操作キー
202 第2操作キー
T0 一定時間
T1,T2 無効期間
T10 所定時間

Claims (12)

  1. 規定領域内に第1操作キー及び第2操作キーを有する操作パネルと、
    前記規定領域に対向する状態にある携帯端末との間で無線通信を行うための部位であって、前記操作パネルの前記規定領域内に配置される通信部と、
    前記第1操作キーが操作された場合に前記第2操作キーの操作結果を無効とするように、前記第1操作キー及び前記第2操作キーの操作に基づいて前記第2操作キーの前記操作結果の有効/無効を決定する処理部と、を備える
    電子機器。
  2. 前記第1操作キーと、前記第2操作キーと、前記通信部とは、前記操作パネルの一面側に配置されている
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記操作パネルは、矩形状の画面を有する表示部を有しており、
    前記第1操作キーと、前記第2操作キーと、前記通信部とは、前記画面の一辺に沿って配置されている
    請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記第2操作キーは、前記通信部の通電状態に関する操作のための操作キーであって、
    前記第1操作キーは、前記通信部の通電状態に関する操作以外の操作のための操作キーである
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記第1操作キーと、前記第2操作キーと、前記通信部とは、一直線上に配置されている
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記通信部から前記第1操作キーまでの距離は、前記通信部から前記第2操作キーまでの距離よりも短い
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記第1操作キー及び前記第2操作キーの少なくとも1つは静電容量式スイッチである
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 前記処理部は、
    前記第1操作キーの操作の開始時点から、前記第1操作キーの操作の終了時点、又は前記終了時点の一定時間後の時点までの期間からなる無効期間に前記第2操作キーが操作された場合、前記第2操作キーの前記操作結果を無効とするように構成されている
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 前記処理部は、
    前記第2操作キーが操作されている状態が、前記無効期間に重複することなく、所定時間継続した場合、前記第2操作キーの前記操作結果を有効とし、
    前記第2操作キーが操作されている状態が、前記所定時間継続する前に、前記第1操作キーが操作された場合、前記第2操作キーの前記操作結果を無効とするように構成されている
    請求項8に記載の電子機器。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の電子機器を備え、
    前記電子機器は、画像形成機能を有する
    画像形成装置。
  11. 規定領域内に第1操作キー及び第2操作キーを有する操作パネルと、
    前記規定領域に対向する状態にある携帯端末との間で無線通信を行うための部位であって、前記操作パネルの前記規定領域内に配置される通信部と、を備える電子機器の制御方法であって、
    前記第1操作キーが操作された場合に前記第2操作キーの操作結果を無効とするように、前記第1操作キー及び前記第2操作キーの操作に基づいて前記第2操作キーの前記操作結果の有効/無効を決定する
    電子機器の制御方法。
  12. コンピュータシステムに、
    請求項11に記載の電子機器の制御方法を実行させる
    ためのプログラム。

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