JP2000165574A - 原稿読取記録装置 - Google Patents

原稿読取記録装置

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JP2000165574A JP10338579A JP33857998A JP2000165574A JP 2000165574 A JP2000165574 A JP 2000165574A JP 10338579 A JP10338579 A JP 10338579A JP 33857998 A JP33857998 A JP 33857998A JP 2000165574 A JP2000165574 A JP 2000165574A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 それぞれの使用者にとっての操作性を向上さ
せることが可能な原稿読取記録装置を提供する。 【解決手段】 操作部12には、各種の機能を割り付け
可能な操作キーが設けられている。操作キーには、各使
用者ごとに、その使用者の操作によって各種の機能が割
り付けられる。この操作キーと割り付けられた機能の対
応は、使用者ごとにキー割付テーブル20に格納してお
く。使用者が装置を使用する際には、操作部12から使
用者コードを入力する。この使用者コードに従って、キ
ー割付テーブル20から操作キーと機能の割付情報を読
み出し、キー割付を変更する。操作キーに割り付けられ
た機能は、表示部12に表示させることができる。使用
者は、各自が行ったキー割付の状態で各種の機能の操作
を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の設定機能を
有するとともに複数の操作キーを備えた原稿読取記録装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】原稿上の画像を読み取り、記録紙上に読
み取った画像を形成する原稿読取記録装置においては、
近年の高機能化とともに、様々な機能が付加されてきて
いる。例えば、両面コピー、倍率指定などといった基本
的な設定機能のほか、枠消去、反転印字、複数原稿を1
枚に記録する集約コピーなどといった各種の機能が付加
されている。
【0003】このように多くの機能を付加した場合、こ
れらの機能を使用者が取捨選択して設定する必要があ
る。これらの機能設定のために、それぞれの機能に対し
てそれぞれ操作キーを割り当てると、操作キーの数が多
くなりすぎて操作困難となり、また、操作パネルが大型
化してしまうという問題がある。
【0004】上述のような付加機能の中には、頻繁に利
用される機能もあるが、たまにしか利用されない機能も
ある。そのため、頻繁に利用される機能については操作
キーに割り付け、あまり利用されない機能については所
定の操作キーにまとめて割り付けるなどの回避策がとら
れている。しかし、使用者によっては他の使用者があま
り利用しない機能であっても好んで利用するなど、使用
者間で利用する機能に偏りがある。そのため、従来のよ
うに固定的に操作キーに機能を割り付けると、使用者に
よっては非常に操作性が悪くなってしまうという問題が
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたものであり、それぞれの使用者にと
っての操作性を向上させることが可能な原稿読取記録装
置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の設定機
能を有するとともに複数の操作キーを備えた原稿読取記
録装置において、使用者別に設定機能と操作キーの割付
情報を記憶する記憶手段と、使用者の識別情報に従って
記憶手段が記憶する割付情報に基づいて操作キーに対す
る設定機能の割付を変更する制御手段を具備したことを
特徴とするものである。使用者別に設定機能と前記操作
キーの割付情報を記憶するので、各使用者ごとに利用す
る機能が異なっていても、各使用者にとって使いやすい
操作キーの割付を行うことができる。例えばその使用者
がよく利用する機能を利用しやすい操作キーに割り付け
ることによって、その使用者にとっての操作性を向上さ
せることができる。
【0007】このように操作キーに対する設定機能を変
更すると、各操作キーに対して現在割り当てられている
機能がわからなくなる可能性もある。そのため、操作キ
ーに対して割り付けた設定機能に関する情報を表示手段
に表示させるように構成することができる。これによっ
て、各操作キーに割り付けられている機能を確認して容
易に操作することができるようになる。
【0008】このような操作キーに対する設定機能の割
り当ては、設定機能の数が操作キーの数よりも多い場合
に特に有効であり、少ない操作キーによって使用者ごと
に利用頻度の高い機能の設定を実現することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の原稿読取記録装
置の実施の一形態を含むファクシミリ装置の一例を示す
ブロック図である。図中、11は主制御部、12は表示
部、13は操作部、14は読取部、15は記録部、16
はNCU、17はモデム、18は画像メモリ、19はR
AM、20はキー割付テーブル、21はROM、22は
バスである。
【0010】主制御部11は、装置全体を制御し、各部
を動作させて、画像送受信機能、コピー機能などを実現
する。コピー機能としては、用紙選択や濃度選択、画質
選択、倍率指定、部数指定などの基本的な機能選択に従
ったコピーの実行のほか、様々な付加機能を備えてい
る。例えば、両面コピー、ソート、ステープル、枠消
去、枠センター、反転印字、鏡像変換、複数原稿を1枚
に記録する集約コピー、1枚の原稿を複数枚に記録する
ページ連写、同じ画像を1枚に複数記録するリピート機
能、小冊子コピー、縦横独立変倍など、様々な付加機能
を実現する。また、操作部13から使用者コードが入力
されると、その使用者コードに対応してキー割付テーブ
ル20に格納されている操作キーと機能の対応を取得
し、操作部13における操作キーとその操作キーが操作
されたときに実行する機能との対応付けを変更する。こ
のとき、操作部13における各操作キーに割り付けられ
た機能を表示部12に表示させることができる。さら
に、このような操作キーと機能との対応を、使用者ごと
に変更できるようにしている。
【0011】表示部12は、使用者に対するメッセージ
や、装置の状態を示すメッセージ、操作ガイダンスな
ど、種々の情報を表示することができる。また、操作部
13における各種の操作キーに割り付けられている機能
に関する表示を行うことができる。
【0012】操作部13は、使用者が表示部12ととも
に利用して、各種の設定や指示などを行うことができ
る。操作部13には多数の操作キーが設けられており、
そのうちの一部または全部に割り付けられている機能を
各使用者ごとに変更することができる。以下の説明で
は、使用者ごとの機能の割付を行うことができる操作キ
ーをソフトキーと呼ぶことがある。そのほか、例えばテ
ンキーなどを有しており、各種の設定に使用するほか、
使用者コードの入力に用いることができる。さらに、フ
ァクシミリ機能とコピー機能を切り替えるためのモード
キーや、ソフトキーに割り付けられた機能を切り替える
ためのメニューキー、ソフトキーに機能を割り付けるこ
とを指示するための割付設定キーなど、各種のキーを有
している。また各種の操作キーは、押しボタンやキーボ
ードのように機械的に上下動するキースイッチに限ら
ず、表示部12上に配置されたタッチパネルのような電
気的なスイッチや、画面上に表示されている仮想的なボ
タンをポインティングデバイスで指示するものなど、様
々な入力手法を適用することができる。
【0013】読取部14は、イメージスキャナやデジタ
ルカメラなどの画像入力装置によって構成されており、
送信あるいはコピーすべき画像情報を読み取る。記録部
15は、受信した画像あるいはコピー画像などを、主制
御部11の制御に従って記録紙上に記録する。記録方法
としては、例えば電子写真方式やインクジェット方式な
ど、種々の方式を採用することができる。なお、両面コ
ピーを実現するための反転給送機構やソータなど、各種
の付加機構を有していてもよい。
【0014】NCU16は、回線を制御して外部機器と
の通信を行う。また、モデム17は、送受信する画像デ
ータの変復調を行う。
【0015】画像メモリ18は、送信する画像データや
受信した画像データ、読取部14で読み取った画像デー
タ、記録部15で記録すべき画像データ、その他処理中
の画像データなどを蓄積する。
【0016】RAM19は、主制御部11や他の各部の
処理においてデータの保存が必要なときに用いられる。
RAM19には、キー割付テーブル20が格納されてい
る。キー割付テーブル20には、各使用者ごとに、操作
部13に設けられたソフトキーと、そのソフトキーを操
作したときに実行すべき機能との対応が割付情報として
登録されている。なお、このキー割付テーブル20は、
装置の電源が切断されても消去されない領域に格納して
おくとよい。
【0017】ROM21は、主制御部11の動作を規定
したプログラムや、固定的なデータなどが格納されてい
る。キー割付テーブル20を、このROM21の書き換
え可能な領域に格納してもよい。
【0018】バス22は、主制御部11、表示部12、
操作部13、読取部14、記録部15、NCU16、モ
デム17、画像メモリ18、RAM19、ROM21等
を相互に接続しており、これらの間のデータ転送を可能
にしている。もちろん、これらのほか、外部記憶装置な
ど、各種の機器がバス22に接続されていてもよい。
【0019】次に、本発明の原稿読取装置の実施の一形
態における動作について説明する。図2は、本発明の原
稿読取記録装置の実施の一形態を含むファクシミリ装置
の一例における使用者ごとのキー割付処理の一例を示す
フローチャートである。使用者ごとにソフトキーに対し
て機能を割り付ける際には、まずコピー待機画面におい
て、ソフトキー割付設定の操作を行う。これによって、
キー割付処理が開始する。
【0020】まずS31において、使用者は操作部13
から使用者コードを入力する。なお、このソフトキー割
付設定に移行する前に使用者コードが設定されている場
合には、改めて入力せずに設定されている使用者コード
を用いてもよい。
【0021】S31で使用者コードが入力されると、入
力された使用者コードに従ってキー割付テーブル20か
らその使用者に対応して格納されているソフトキーと機
能の対応を示す割付情報を取得する。そして取得した割
付情報をもとに、S32において、割付あるいは削除可
能なソフトキーを表示部12に表示する。このとき、例
えば1つのソフトキーにN個の機能を割り付けて、切り
換えキーによって割り付けられている機能を切り換える
構成の場合もある。このような場合には、削除可能な機
能としてN個の機能を表示するとともに、割付可能なソ
フトキーとしてN+1個目を選択可能として、表示部1
2に表示することができる。
【0022】S33において、使用者は、機能を割り付
けたいソフトキー、あるいは、機能を削除したいソフト
キーを選択する。ソフトキーの選択の際には、ソフトキ
ーに1つずつの機能を割り付けている場合にはそのソフ
トキーそのものを選択すればよい。また、例えば1つの
ソフトキーにN個の機能が割り付けられているときに
は、表示されている機能のうちから選択すればよい。
【0023】S34において、使用者はS33で選択さ
れたソフトキーあるいはソフトキーに割り付けられてい
る機能の位置への「割付」か、選択された機能の「削
除」かを選択する。使用者が「削除」を選択した場合、
S35において、選択されている機能を削除し、割り付
けられている機能を1つずつ詰める。
【0024】S34で使用者が「割付」を選択した場合
には、S36において、割付可能な機能の一覧を表示部
12に表示し、どの機能を割り付けるかを使用者が選択
する。このとき、割り付ける機能においてよく設定する
パラメータなども含めて割付を行い、ショートカットキ
ーのような動作を設定することができる。また、コピー
の際の付加機能のほかにも、例えばPCプリントリセッ
トなどのようによく利用する機器設定なども割付可能な
機能として含めてもよい。
【0025】割り付ける機能を使用者が選択すると、S
37において、S33で選択したソフトキー(あるいは
ソフトキーに割り付けられている機能の位置)を参照
し、すでに機能が割り付けられているか否かを判定す
る。機能が割り付けられていないソフトキー(あるいは
機能が割り付けられていない位置)を使用者が選択して
いる場合には、S38において、選択されたソフトキ
ー、あるいはソフトキーに割り付けられている機能の最
後に、S36で選択された機能を割り付ける。また、機
能が割り付けられているソフトキー、あるいはソフトキ
ーの機能が割り付けられている位置を使用者が選択して
いる場合には、S39において、選択されているソフト
キーあるいは選択されている機能の位置に、S36で選
択した機能を割り付け、それ以降の機能については1個
ずつずらす。このようにして新たに選択された機能を割
り込ませて挿入することができる。
【0026】機能の割付後、S40においてソフトキー
と機能の新たな対応を、その使用者の割付情報としてキ
ー割付テーブル20に格納する。このようにして、ソフ
トキーへの機能の割付および割り付けられた機能の削除
を行うことができる。使用者は、自己の利便性を考慮し
て、各ソフトキーへの機能の割付を行うことができる。
そのため、ソフトキーへの割付を変更しても他の使用者
の迷惑になることはなく、各自の利用しやすいキー操作
の環境を整えることが可能である。
【0027】なお、この例では1個の機能について、そ
の割り付けおよび削除を行うのみの処理しか記していな
いが、例えばS38,S39において機能の割付を行っ
た後、あるいはS35で機能の削除を行った後、S32
に戻って複数の機能について割付、削除を行えるように
構成してもよい。また、S40において使用者ごとの割
付情報をキー割付テーブル20に格納する前に、使用者
に対して確認メッセージを表示し、確認を取るようにし
てもよい。
【0028】図3は、本発明の原稿読取記録装置の実施
の一形態を含むファクシミリ装置の一例における使用者
ごとのキー割付を利用する場合の処理の一例を示すフロ
ーチャートである。上述のようにして各使用者ごとにソ
フトキーに対して割り付けた機能を利用する場合には、
まずS51において、使用者は操作部13から使用者コ
ードを入力する。S52において、入力された使用者コ
ードをもとにキー割付テーブル20からその使用者の割
付情報を読み出し、各ソフトキーに各機能を割り付け
る。そしてS53において、各ソフトキーと割り付けら
れた機能の対応に応じて、表示部12に対してソフトキ
ーの機能表示を行う。
【0029】以後、ソフトキーを操作することによっ
て、割り付けられている機能を実行させることができ
る。各使用者がそれぞれ設定した機能がソフトキーに割
り付けられているので、例えば利用頻度の高い機能を先
に表示されるように割り付けておけば、その使用者にと
って使いやすい操作により各機能の設定を行うことが可
能になる。また、この機能は使用者ごとに割り付けられ
たものであるから、使用者が異なれば同じソフトキーの
操作であっても実行される機能は異なる。そのため、各
使用者が各自の使いやすい機能の割付およびキー配置な
どにより装置を使用することができる。また、使用する
操作キーをソフトキーによって少なくすることができる
ので、操作性も向上させることができる。
【0030】なお、1つのソフトキーに複数の機能が割
り付けられている場合には、例えば所定のキーを操作す
ることによって、各ソフトキーに割り付けられている機
能を変更し、変更された機能を表示部12に表示させる
ことができる。この場合、各ソフトキーに割り付けられ
ている機能の先頭から順次変更していくことによって、
利用頻度に応じた順序で機能を変更していくことができ
る。また、ソフトキーに最初に対応づけられている機能
を固定しておき、所定のキー操作により各使用者ごとの
割付に変更されるように構成してもよい。
【0031】図4は、本発明の原稿読取記録装置の実施
の一形態を含むファクシミリ装置の一例における表示部
および操作部の具体例の説明図である。図中、23は機
能表示部、24はソフトキー、25はメニューキーであ
る。この例では、ソフトキー24が3つ設けられている
場合を示している。表示部12には、ソフトキー24に
割り付けられた機能を表示する機能表示部23が設けら
れている。また、ソフトキー24に割り付けられなかっ
た機能のうち、画質や倍率といった基本的な機能を除く
多数の応用機能については、メニューキー25を押下す
ることによって選択可能に構成している。
【0032】図4(A)に示す例は、使用者Aが使用す
る際のソフトキーへの機能の割付を示している。使用者
Aは、ソフトキー24に対して左側からズーム、ソー
ト、枠消去の各機能が設定されている。
【0033】一方、使用者Bは、枠消去機能はあまり利
用しないが、両面コピーの機能はよく利用する。このよ
うな場合には、使用者Bのソフトキーの割付として、例
えば上述の図2に示したような処理によって右端のソフ
トキー24に両面コピーを割り付け、キー割付テーブル
20に記憶させておく。使用者Bは、使用する前に使用
者Bの使用者コードを入力することによって、図4
(B)に示すように、ソフトキー24に対して左からズ
ーム、ソート、両面コピーが割り付けられる。これによ
り、使用者Bは、よく利用する両面コピー機能を、ソフ
トキー24の押下によって利用することができ、使用者
Bにとっての操作性が向上する。なお、使用者Bがソフ
トキー24にない枠消去機能を利用する場合には、メニ
ューキー25を押下すればよい。
【0034】図4(B)に示したように使用者Bにより
ソフトキー24に対して各機能が割り付けられていて
も、使用者Aが使用者コードを入力すれば、使用者Aは
図4(A)に示す機能の割付によってソフトキー24を
利用することができる。
【0035】ここではソフトキー24が3つの場合を示
したが、個数は限定されない。また、上述のようにキー
は機械的なスイッチでなくてもよく、表示部12に設け
られた機能表示部23を直接指などで指示するタッチス
イッチなどで構成してもよく、キーの構成は任意であ
る。また、ソフトキー24に複数の機能を割り付けてお
き、例えば次画面キー、前画面キー等によって割り付け
られている機能を切り換えることもできる。
【0036】図5は、メニューキーを押下した場合の機
能一覧表示の処理の一例を示すフローチャートである。
図4に示した具体例において、メニューキー25を押下
した場合、まずS61においてコピーモードかファクシ
ミリモードかを判定した後、コピーモードであればS6
2において、応用コピー機能の一覧を表示部12に表示
する。さらにこのときには、ソフトキー24に対して、
応用コピー機能の初期値などの設定を行う「コピー設
定」や、図2に示したようなソフトキーへの機能割り付
けを行う「割付設定」などの機能を割り付けておくこと
ができる。ファクシミリモードの場合には、S63にお
いて、応用通信機能の一覧を表示部12に表示させるこ
とができる。この場合には、ソフトキー24に対して、
ファックスに関連する各種の設定や登録などを行うため
の「ファックス設定」などの機能を割り付けておくこと
ができる。
【0037】このように、使用頻度の少ない付加機能に
ついては、このメニューキー25のような1つのキーに
まとめて登録しておくことが可能である。この場合、ソ
フトキーから削除されたり、新たな機能の割付によって
割り付けられなくなった機能については、このキーによ
って利用することができる。
【0038】図1に示した例では、コピー機能を有する
ファクシミリ装置に本発明を適用した例を示したが、本
発明はこれに限られるものではない。例えば通信機能を
有しない複写装置に適用することもできる。また、本発
明のようなソフトキーへの機能の割付は、ファクシミリ
機能を使用する際にも適用することが可能である。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、使用者ごとに機能のキーへの割付を変更する
ことができるので、使用者ごとに異なる利用形態に対応
し、各使用者にとって操作性のよい装置を提供すること
が可能になるという効果がある。このとき、少ない操作
キーに対してよく利用する機能を割り付け、あまり使用
しない機能については他のキーに一括して割り付けてお
くことができるので、操作パネルが煩雑にならず、操作
性を向上させることができる。また、機能の追加によっ
て操作パネルを変更しないですむという利点もある。さ
らに、このように各操作キーは使用者ごとに機能が異な
るので、現在のキー割付を表示することによって、機能
を確認して実行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原稿読取記録装置の実施の一形態を含
むファクシミリ装置の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の原稿読取記録装置の実施の一形態を含
むファクシミリ装置の一例における使用者ごとのキー割
付処理の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の原稿読取記録装置の実施の一形態を含
むファクシミリ装置の一例における使用者ごとのキー割
付を利用する場合の処理の一例を示すフローチャートで
ある。
【図4】本発明の原稿読取記録装置の実施の一形態を含
むファクシミリ装置の一例における表示部および操作部
の具体例の説明図である。
【図5】メニューキーを押下した場合の機能一覧表示の
処理の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11…主制御部、12…表示部、13…操作部、14…
読取部、15…記録部、16…NCU、17…モデム、
18…画像メモリ、19…RAM、20…キー割付テー
ブル、21…ROM、22…バス、23…機能表示部、
24…ソフトキー、25…メニューキー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の設定機能を有するとともに複数の
    操作キーを備えた原稿読取記録装置において、使用者別
    に前記設定機能と前記操作キーの割付情報を記憶する記
    憶手段と、使用者の識別情報に従って前記記憶手段が記
    憶する前記割付情報に基づいて前記操作キーに対する前
    記設定機能の割付を変更する制御手段を具備したことを
    特徴とする原稿読取記録装置。
  2. 【請求項2】 さらに表示手段を有し、前記制御手段
    は、前記操作キーに対して割り付けた前記設定機能に関
    する情報を表示手段に表示させることを特徴とする請求
    項1に記載の原稿読取記録装置。
  3. 【請求項3】 前記設定機能の数は前記操作キーの数よ
    りも多いことを特徴とする請求項1に記載の原稿読取記
    録装置。
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