JP2014203076A - トナー除去性を改善したデジタル印刷システム - Google Patents

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Abstract

【課題】現像ローラ(102)および像担持ローラ(101)を備えるデジタル印刷装置であって、残留トナーの除去性を向上させたものを提供すること。
【解決手段】 本発明のデジタル印刷装置においては、前記現像ローラ(102)が、液体トナー(107)を電荷パターンに従って前記像担持ローラ(101)上に移すように配置され、前記現像ローラ(102)と前記像担持ローラ(101)との間の回転接触領域(108)の上流側の上流側帯電器(111)と、前記領域(108)の下流側の下流側除電器(112、122、132)と、液体トナー残渣の電荷を表す特性を検出する、前記領域(108)の下流側のセンサ(200)と、前記センサ(200)からセンサデータを受け取るとともに、前記下流側除電器を制御する制御信号を与えるコントローラ(210)と、をさらに備えるデジタル印刷装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタル印刷装置、特に液体トナーを用いたシステムの分野に関し、より詳細には、請求項1の前文に記載のデジタル印刷装置に関する。
液体トナーを用いたデジタル印刷装置は、米国特許出願公開第2011/0249990号明細書にもあるとおり、周知である。周知のデジタル印刷装置は、フィードローラ(feed roller)、現像ローラ、現像ローラクリーニング手段、および像担持ローラ(image carrying roller)を備え、フィードローラは、リザーバから一定量の液体トナーを現像ローラ上に移すように配置され、現像ローラは、その一定量の液体トナーの一部を前記像担持ローラの表面上に保持された電荷パターン(charge pattern)に従って像担持ローラ上に移すように配置される。
この種のデジタル印刷システムでは、現像ローラの表面上に残る液体トナー残渣を画像化ローラ(imaging roller)(一般に、光導電面上の電荷パターンによって形成された潜像を担持するようになされる、光導電面を有するローラ)との接触後に除去する必要がある。この残渣の除去は極めて困難である。
本出願人名義の未公開欧州特許出願第12175762.9号明細書は、現像ローラ上の液体トナー残渣の機械的な除去前または除去中に、現像ローラ上の液体トナー残渣中の帯電性画像化粒子(chargeable imaging particles)を実質的にデコンパクト化する(decompactify)ように配置された振動電場の使用について記述している。
前述の米国特許出願公開第2011/0249990号明細書によるデジタル印刷装置では、上流側コロナ帯電器が、現像ローラのフィードローラとの回転接触領域の下流側にかつ現像ローラの像担持ローラとの回転接触領域の上流側に現像ローラの表面に対向して配置され、下流側コロナ除電器が、現像ローラの像担持ローラとの回転接触領域の下流側にかつ現像ローラの現像ローラクリーニング手段との回転接触領域の上流側に現像ローラの表面に対向して配置される。下流側コロナ除電器は、上流側コロナ帯電器によって印加される電荷の極性とは逆の極性の電荷を印加して、上流側コロナ帯電器によって現像ローラの表面上に残るように凝集または膠着されたトナー粒子に力を与える。得られる力は、トナー粒子が現像ローラの表面から落ちる方向に作用するとされており、これにより現像ローラの表面からの残留トナーの除去がより容易になるとされている。
しかしながら、米国特許出願公開第2011/0249990号明細書は、必ずしも残留液体トナーの最適除去にはつながらないことが見出されている。
本発明の諸実施形態の一目的は、残留トナー除去の改善を可能にするデジタル印刷システムを提供することである。
この目的は、請求項1の特徴部分の特徴で区別されるデジタル印刷装置によって達成される。デジタル印刷装置は現像ローラおよび像担持ローラを備える。上流側帯電器が、現像ローラと像担持ローラとの間の回転接触領域の上流側に配置される。下流側除電器が上記回転接触領域の下流側に配置される。センサが、上記回転接触領域の下流側に配置され、上記回転接触領域の下流側の液体トナー残渣の電荷を表す特性を検出するようになされる。コントローラが、センサからセンサデータを受け取るとともに、受け取られたセンサデータに基づいて下流側除電器を制御する制御信号を与えるように配置される。
本発明は、本発明が、画像化粒子上に固定逆電荷を与えようとするものではなく、液体トナー残渣の電荷を制御しようとするものであるという点で、米国特許出願公開第2011/0249990号明細書の教示に反している。より詳細には、本発明の諸実施形態の目的は、下流側除電器の下流側の画像化粒子上に制御された低電荷を与えて、好ましくは、下流側除電器の下流側の画像化粒子を電気的にほぼ中性にすることである。
本発明の諸実施形態は、とりわけ、現像ローラから液体トナーを効果的に除去するために、異なるが関連する下記の2つの影響が克服されなければならないという本発明の洞察に基づいている。すなわち、画像化粒子がローラの表面近くにとどまる傾向(トナーのこの「コンパクティング(compacting)」は、実際、帯電段階である程度は意図的に誘導される)、および、画像化粒子が多量に互いにくっつきあってゲル状構造を形成する傾向(「ケーキング(caking)」として知られている)である。
本発明の諸実施形態は、とりわけ、画像化粒子の平均電荷を小さい値またはゼロに戻すと現像ローラクリーニング手段の最高の効果をもたらすという発明者らによる驚くべき発見に基づいている。この発見は驚くべきものである。というのは、例えば液体トナーを未荷電のクリーニングローラに移すことにより、現像ローラの電場から液体トナーを簡単に取り出すことで、トナーが荷電画像化粒子の相互反発の結果として自発的にデコンパクトする(decompact:表面から離れる傾向)と見込まれうるからである。このことはその通りにはならない。おそらく、他の小規模の機械的影響および物理化学的影響が液体トナーを部分的に固められた形に保つ傾向があり、それによってデコンパクティング力に抵抗するからである。
センサは、閉ループ制御システムが得られるように除電器の下流側に配置されることが好ましい。本発明の次善の一形態によれば、センサは、開ループ制御システムが得られるように、下流側除電器と、現像ローラと像担持ローラとの間の回転接触領域と、の間に配置される。
コントローラは、除電器の下流側の場所にある液体トナー残渣の残留電荷が所定の範囲内となるように、下流側除電器を制御するように構成されることが好ましい。この範囲は、液体トナー残渣の画像化粒子が表面近くにとどまる傾向、および、画像化粒子が多量に互いにくっつきあう傾向が取り除かれるように選択されることが好ましい。一般に、コントローラはこの残留電荷の絶対値を最小限に抑えるように構成される。
下流側除電器は、好ましくは液体トナー残渣中に電場を生成するように構成され、除電器に送られる制御信号は、電場を生成するために印加される直流バイアス電圧または直流バイアス電流の少なくとも一方に関連する。より好ましくは、下流側除電器は振動電場を生成するように構成される。その場合、制御信号は、直流バイアス電圧または直流バイアス電流の少なくとも一方、および/または振動電場を生成するための交流電圧または交流電流の周波数、および/または振幅に関連することができる。なお、「振動」は、正弦波、方形波、三角波なども意味することに留意されたい。
可能な一実施形態によれば、除電器はコロナ式である。現像ローラは、一般に200V〜600Vの電圧でバイアスされる。直流バイアスだけが印加されるとき、コロナ除伝器に対する印加電圧は、好ましくは−2kV〜−8kVの範囲内、より好ましくは−3.5kV〜−5kVの範囲内である。交流電圧を印加するとき、交流電圧は、例えば、直流成分が+1kV〜−1.5kVの範囲内、好ましくは−300V〜−500Vの範囲内でよく、周波数が500Hz〜5kHzの範囲内、好ましくは1kHz〜2kHzの範囲内でよく、振幅が1kV〜8kVの範囲内、好ましくは3kV〜5kVの範囲内でよい。あるいは、コロナ除電器は、直流電流および/または交流電流でバイアスされてもよい。電流は、例えば50μA〜1mAの範囲内に調整されうる。帯電挙動は、電流変化に対する感受性が電圧変化に比べて低いので、電圧の代わりに電流を調節することにより、液体トナーの残留電荷の制御が容易になる。
下流側除電器は、一般にコロナ除電器であるが、除電ローラもしくは除電ブレード、またはコロナ除電器と除電ローラと除電ブレードとを組み合わせたものでもよい。除電ローラの場合、現像ローラと除電ローラとの間に印加されるべき電圧差は液体層の厚みに依存する。除電ブレードの場合、現像ローラと除電ブレードとの間に印加されるべき電圧差は、液体層の厚みとブレードに含められる電極を取り囲む絶縁層の厚みとに依存する。電圧差の適切な値は、一般に100Vより大きいであろう。
本発明によるデジタル印刷装置の一実施形態では、下流側除電器およびセンサは前記現像ローラの表面に対向して配置される。さらに上流側帯電器も、一般に前記現像ローラの表面に対向して配置される。
別の実施形態では、現像ローラクリーニング手段が設けられる。その場合、下流側除電器は、現像ローラと現像ローラクリーニング手段との間の回転接触領域の上流側に配置されることが好ましい。特定の一実施形態では、クリーニングローラが現像ローラと回転接触して配置される。その場合、下流側除電器および/またはセンサはクリーニングローラの表面に対向して配置されてもよい。
センサは、例えば、静電電圧センサまたは光学濃度センサでよい。光学濃度センサが使用される場合、センサは、液体トナー残渣クリーニング手段の下流側に配置されることが好ましい。そのように、濃度はクリーニング性能の尺度になり、したがって除電性能の尺度にもなる。言い換えると、光学濃度は液体トナーの電荷を表す特性でもある。
本発明によるデジタル印刷装置の一実施形態では、上流側帯電器は現像ローラの前記表面に正電荷を印加し、下流側除電器は現像ローラの表面に負電荷を印加する。
次に、本発明の諸実施形態のこれらおよびその他の特徴および利点について、添付図面に関連して説明する。
図1は、第1の実施形態によるデジタル印刷装置を概略的に示している。 図2は、クリーニングローラを具備する第2の実施形態によるデジタル印刷装置を概略的に示している。 図3は、スキージーローラを具備する第3の実施形態によるデジタル印刷装置を概略的に示している。 図4は、除電ローラを具備する第4の実施形態によるデジタル印刷装置を概略的に示している。 図5は、除電ブレードを具備する第5の実施形態によるデジタル印刷装置を概略的に示している。 図6は、第6の実施形態によるデジタル印刷装置を概略的に示している。 図7は、開ループ制御システムを用いて実施される第7の実施形態によるデジタル印刷装置を概略的に示している。 図8は、負コロナ除電器を用いた帯電を正コロナ帯電器を用いた帯電と比較して印加バイアス電圧の関数で示すグラフである。 図9は、トナー電荷の漸進的変化をコロナ除電器に対する印加直流バイアスの関数で示すグラフである。 スクレーパの下流側で測定された光学濃度のグラフをトナー電荷の関数で示している。
一般に、デジタル印刷装置は、フィードローラ104、現像ローラ102、および像担持ローラ101を備える。フィードローラ104は、リザーバ106から一定量の液体トナー107を現像ローラ102上に移すように配置され、現像ローラ102は、前記一定量の液体トナー107の一部を像担持ローラ101の表面上に保持された電荷パターンに従って像担持ローラ101上に移すように配置される。この種のデジタル印刷装置の動作に関するさらなる詳細については前述の引用文献を参照する。
本発明のデジタル印刷装置の第1の実施形態が図1に示されている。この実施形態では、上流側コロナ帯電器111が、現像ローラ102のフィードローラ104との回転接触領域の下流側にかつ現像ローラ102の像担持ローラ101との回転接触領域108の上流側に現像ローラ102の表面に対向して配置される。同様に、下流側コロナ除電器112が、前記現像ローラ102と前記像担持ローラ101との間の回転接触領域108の下流側にかつ前記現像ローラ102とここではスクレーパ113の形をとる現像ローラクリーニング手段との間の回転接触領域の上流側に配置される。典型的な配置では、上流側コロナ帯電器111は現像ローラ102の表面に正電荷を印加し、下流側コロナ除電器112は現像ローラ102の表面に負電荷を印加する。
センサ200は、下流側コロナ除電器112の下流側に配置され、液体トナー残渣、すなわち現像ローラ102が像担持ローラ101と接触した後で現像ローラ102上に残るトナーの残留電荷を検出するようになされる。適切なセンサの一例が静電電圧センサである。
デジタル印刷装置は、センサ200からセンサデータを受け取るとともに、下流側コロナ除電器112を制御する制御信号を与えるように配置されたコントローラ210をさらに備える。コントローラ210は、液体トナー残渣の残留電荷が所定の範囲内となるように、コロナ除電器を制御するように構成される。可能な一実施形態によれば、コントローラは残留電荷の絶対値を最小限に抑えるように構成される。言い換えると、コントローラ210は、電荷の測定値と目標値との差を最小限に抑えると見込まれる、下流側コロナ除電器112用の動作パラメータを計算する。特に、目標値は、較正後、トナー粒子のレベルで電気的中性に対応するセンサ値でよい。
現像ローラ102は、一般に200V〜600Vの電圧でバイアスされる。下流側コロナ除電器112は、直流電場か交流電場のどちらかを生成することができる。直流電場が印加される場合、印加直流電圧は、一般に−2kV〜−8kVの範囲内、好ましくは−3.5kV〜−5kVの範囲内である。下流側コロナ除電器112が交流電場を生成するように構成される場合、下記の値が使用されうる。すなわち、
+1kV〜−1.5kV、一般に−300V〜−500Vの直流電圧、
1kV〜8kV、一般に3kV〜5kVの交流実効電圧、
500Hz〜5kHz、一般に1kHz〜2kHzの周波数、
が使用されうる。
上流側コロナ帯電器111に対する印加直流電圧は、一般に2kV〜8kV、好ましくは3.5kV〜5kVの範囲内である。
あるいは、上流側コロナ帯電器111および/または下流側コロナ除電器112は直流電流および/または交流電流でバイアスされてもよい。下流側コロナ除電器112の直流電流は、例えば50μA〜1mAの範囲内に調整されうる。帯電挙動は、電流変化に対する感受性が電圧変化に比べて低いので、電圧の代わりに電流を調節することにより、液体トナーの残留電荷の制御が容易になる。
下流側コロナ除電器112に印加される直流および/または交流の電圧または電流の適切な値は、一般に、プロセス速度、トナーパラメータ、装置の幾何形状、初期トナー帯電電圧などの多数のパラメータに依存する。
一般に、振動電場の交番回数が、液体トナー残渣の適切なデコンパクティングを得るために必要となる。液体トナー残渣が下流側コロナ除電器を通過したときに受ける交番回数は、プロセス速度および交流信号の交流周波数に依存する。このことは、15mmコロナについて下表に示されている。
Figure 2014203076
トナーパラメータに応じて、例えばプロセス速度が1m/sの場合、15回の交番で十分となりうるが、その場合、周波数1kHzが使用されうる。言い換えると、プロセス速度が固定される場合、コロナ除電器を通る画像化粒子に印加される交番回数は、交流周波数を変えることによって変化することができる。そのように、液体トナー残渣のデコンパクティングは改善された方法で制御されうる。
図1の実施形態では、下流側コロナ除電器112およびセンサ200は、現像ローラ102の表面に対向して配置される。
図2の実施形態では、現像ローラクリーニング手段は、現像ローラ102と回転接触して配置されたクリーニングローラ105、およびスクレーパ114を備える。下流側コロナ除電器112およびセンサ200は、クリーニングローラ105の表面に対向して配置される。図2の実施形態の図示されていない一実施形態によれば、センサ200および下流側コロナ除電器112は現像ローラ102の表面に対向して配置することができ、あるいは、センサ200はクリーニングローラ105の表面に対向して配置することができるが、下流側コロナ除電器112は現像ローラ102の表面に対向して配置することができる。
図3に示されている第3の実施形態によれば、クリーニングローラ105はスキージーローラとすることができる。図示されている例では、センサ200はクリーニングローラ105に対向して配置されるが、下流側コロナ除電器112は現像ローラ102に対向して配置される。当業者なら、一実施形態によれば、センサ200と下流側コロナ除電器112の両方がスキージーローラ105に対向して配置されてもよく、あるいは現像ローラ102に対向して配置されてもよい。
第4の実施形態が図4に示されている。この実施形態では、下流側コロナ除電器112は除電ローラ122に置き換えられる。別の図示されていない実施形態によれば、下流側コロナ除電器112は除電ローラ122と組み合わされうる。
本発明の第5の実施形態が図5に示されている。この実施形態では、コロナ除電器は除電ブレード132に置き換えられる。この場合も、当業者は、この除電ブレード132は下流側コロナ除電器112および/または除電ローラ122と組み合わされうることを理解する。
図6は、図1の実施形態と類似しているが、センサがスクレーパ113の下流側に配置されているという点で異なる第6の実施形態を示している。この実施形態では、センサは光学濃度センサでよい。実際、スクレーパ113を通った後で現像ローラ102上に残る液体トナーの濃度は、スクレーパ113のクリーニング性能の尺度である。さらに、クリーニング性能は除電性能の尺度であり、したがって下流側コロナ除電器112の下流側の現像ローラ上に残る液体トナーの電荷の尺度である。図10のグラフは、光学濃度とトナー電荷との関係を示している。このグラフから、光学濃度はトナー電荷を表す液体トナーの特性であることが引き出されうる。
図6の実施形態を考えると、当業者は、図1、図2、図4および図5の諸実施形態でも、センサ200は、光学濃度センサとすることができ、図1、図4および図5の諸実施形態のスクレーパ113の後に、または図2の実施形態のスクレーパ114の後に配置されうることを理解する。
図7は、閉ループシステムの代わりに開ループシステムを実施する第7の実施形態を示している。この実施形態では、センサ200は下流側コロナ除電器112の上流側に配置される。
本発明の諸実施形態は、帯電および除電挙動が全く同じではないという発明者らの洞察に基づいている。このことは図8のグラフに示されており、このグラフは、0Vでバイアスされる第1の部材を有する試験構成に関して、コロナ帯電器およびコロナ除電器に対してそれぞれ正電荷および負電荷の絶対値対印加正バイアス電圧および印加負バイアス電圧の絶対値を示している。図8に示されているように、試験中のトナーに関して、負電荷が正電荷に比べて印加直流バイアスで早く立ち上がる。印加コロナ電圧に伴う負電荷の鋭い立ち上りエッジを考えると、その電圧を制御することは非常に重要になる。当業者は、図8のグラフは個別のタイプのトナーでの一実施例にすぎず、曲線は他の液体トナーおよび/またはコロナでは実質的に異なりうることを理解する。例えば、他のいくつかのトナーでは、帯電曲線は除電曲線よりも早く立ち上がることができる。さらに、帯電および除電の挙動は、プロセス速度、トナーパラメータ、幾何形状、像担持ローラ上の電荷パターンなどに依存することになる。
上記の考慮事項を考慮に入れると、本発明の提案された閉ループの実施形態は、ディスプレイ装置の動作を大幅に改善することができる。図7に示されているような開ループシステムは従来技術に対する改善であるが、図1〜図6に示されている閉ループシステムはさらなる大幅な改善につながる。
図8のグラフにおける除電カーブは帯電カーブよりも鋭いので、真の交流コロナ除電器(ゼロバイアス電圧を有する)でも、液体トナー残渣上の正電位を除電することができ、交流実効値が十分大きいときにさらなる負電荷を生成することもできる。
図9は、液体トナー残渣の電荷電圧をコロナ除電器の直流バイアス電圧の関数で示している。グラフは、20Vの電荷レベルから除電の非常に急な傾斜を示している。試験は、新しいトナーと著しく酷使されたトナーの両方を使用して2つの異なる試験装置で行われてきた。それらの試験は、同じ傾斜および除電値を示している。このグラフはさらに、上述した諸実施形態において下流側除電器112、122、132を制御することによりディスプレイ装置の動作が大幅に改善することを示している。
本発明は、正荷電トナー粒子と、これらの正荷電トナー粒子に作用し、特にこれらの正荷電トナー粒子を電気詠動的に動かすように配置された電圧または電場と、を用いた諸実施形態に関して前述してきたが、当業者は、本発明が負荷電トナー粒子を用いた実施形態に同等に適用できることを即座に理解する。後者の場合、トナー粒子に作用する電場の極性は逆にされ、同じ技術的効果を有する物理的に同等の配置をもたらす必要がある。正荷電トナー粒子で動作する実施形態に関して本明細書に言及されているすべての電圧範囲は、電圧値の符号が変化するという条件で、負荷電トナー粒子で動作する対応する実施形態にも適用するために本明細書に明記される。
本発明は特定の諸実施形態に関して上述してきたが、このことは、本発明を例示するために行われ、本発明を限定するものではなく、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲に基づいて決定されるべきである。
101…像担持ローラ、102…現像ローラ、104…フィードローラ、105…クリーニングローラ、106…リザーバ、107…液体トナー、108…回転接触領域、111…上流側コロナ帯電器、112…下流側コロナ除電器、113…スクレーパ、114…スクレーパ、122…除電ローラ、132…除電ブレード、200…センサ、210…コントローラ

Claims (16)

  1. 現像ローラ(102)と、像担持ローラ(101)とを備えるデジタル印刷装置であって、
    前記現像ローラ(102)が、一定量の液体トナー(107)の一部を前記像担持ローラ(101)の表面上に保持された電荷パターンに従って前記像担持ローラ(101)上に移すように配置され、
    上流側帯電器(111)が、前記現像ローラ(102)と前記像担持ローラ(101)との間の回転接触領域(108)の上流側に配置され、下流側除電器(112、122、132)が前記回転接触領域(108)の下流側に配置される、デジタル印刷装置において、
    前記回転接触領域(108)の下流側に配置されるセンサ(200)であって、前記回転接触領域(108)の下流側の液体トナー残渣の電荷を表す特性を検出するようになされたセンサ(200)と、
    前記センサ(200)からセンサデータを受け取るとともに、受け取られた前記センサデータに基づいて前記下流側除電器を制御する制御信号を与えるように配置されたコントローラ(210)と、
    を備えることを特徴とする、デジタル印刷装置。
  2. 前記センサが、前記下流側除電器(112、122、132)の下流側に配置される、請求項1に記載のデジタル印刷装置。
  3. 前記コントローラ(200)が、前記除電器の下流側の場所にある前記液体トナー残渣の残留電荷が所定の範囲内となるように、前記除電器を制御するように構成される、請求項1または2に記載のデジタル印刷装置。
  4. 前記コントローラ(200)が前記残留電荷の絶対値を最小限に抑えるように構成される、請求項3に記載のデジタル印刷装置。
  5. 前記下流側除電器(112、122、132)が前記液体トナー残渣中に電場を生成するように構成され、前記制御信号が、前記電場を生成するために印加される直流バイアス電圧または直流バイアス電流の少なくとも一方に関連する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のデジタル印刷装置。
  6. 前記除電器がコロナ式であり、そのコロナと前記現像ローラとの間の電圧差の絶対値が、2kV〜8kVの範囲内、好ましくは3.5kV〜5.5kVの範囲内である、請求項5に記載のデジタル印刷装置。
  7. 前記下流側除電器(112、122、132)が交流電場を生成するように構成され、前記制御信号が、直流バイアス電圧または直流バイアス電流の少なくとも一方と前記交流電場を生成するための交流電圧または交流電流の周波数および振幅とに関連する、請求項1〜6のいずれか一項に記載のデジタル印刷装置。
  8. 前記除電器がコロナ式であり、前記周波数が500Hz〜5kHzの範囲内、好ましくは1kHz〜2kHzの範囲内であり、かつ/または、前記振幅が1kV〜8kVの範囲内、好ましくは3kV〜5kVの範囲内である、請求項7に記載のデジタル印刷装置。
  9. 前記下流側除電器が、コロナ除電器(112)、除電ローラ(122)、除電ブレード(132)、または前記コロナ除電器(112)と前記除電ローラ(122)と前記除電ブレード(132)とを組み合わせたもののうちのいずれか1つである、請求項1〜8のいずれか一項に記載のデジタル印刷装置。
  10. フィードローラ(104)をさらに備え、前記フィードローラ(104)がリザーバ(106)から一定量の前記液体トナー(107)を前記現像ローラ(102)上に移すように配置され、前記上流側帯電器(111)が前記現像ローラ(102)と前記フィードローラ(104)との間の回転接触領域の下流側に配置される、請求項1〜9のいずれか一項に記載のデジタル印刷装置。
  11. 現像ローラクリーニング手段(113)をさらに備え、前記下流側除電器が前記現像ローラ(102)と前記現像ローラクリーニング手段(113)との間の回転接触領域の上流側に配置される、請求項1〜10のいずれか一項に記載のデジタル印刷装置。
  12. 前記下流側除電器(112、122、132)および前記センサ(200)が前記現像ローラの表面に対向して配置され、および/または、
    前記上流側帯電器が前記現像ローラの表面に対向して配置される、請求項1〜11のいずれか一項に記載のデジタル印刷装置。
  13. クリーニングローラ(105)が前記現像ローラと回転接触して配置され、前記下流側除電器および/または前記センサが前記クリーニングローラの表面に対向して配置される、請求項1〜9のいずれか一項に記載のデジタル印刷装置。
  14. 前記センサ(220)が静電電圧センサまたは光学濃度センサである、請求項1〜13のいずれか一項に記載のデジタル印刷装置。
  15. 液体トナー残渣クリーニング手段(113、114)を備え、前記センサ(200)が、前記液体トナー残渣クリーニング手段の下流側に配置される光学濃度センサである、請求項1〜14のいずれか一項に記載のデジタル印刷装置。
  16. 前記上流側帯電器が前記現像ローラの前記表面に正電荷を印加し、前記下流側除電器が前記現像ローラの前記表面に負電荷を印加する、請求項1〜15のいずれか一項に記載のデジタル印刷装置。
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