JP2014201375A - 巻取用リール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1及び第2の巻取用リール13,24は、巻芯30の軸方向両端から該巻芯30の径方向に突出するように設けられた側板31を備えるとともに、一対の側板31の外面31cに、指を掛止可能な掛止部40を備える。掛止部40は、側板31の外面31cに直交するように立設された第1掛止リブ41と、該第1掛止リブ41において側板31の外面31cから離間した位置より巻芯30の軸に向かって立設された第2掛止リブ42と、を有する。
【選択図】図5
Description
本発明は、作業性及び運搬性を向上させることができる巻取用リールを提供することにある。
これによれば、巻取用リールが床に置かれた状態や、巻芯に製造装置のシャフトが挿通されている状態において、側板の周方向のいずれの位置にも掛止部があることになる。このため、作業者は、巻取用リールを持ち上げるときや、巻取用リールをシャフトから取り外すとき、掛止部を探したり、掛止部が持ちやすい位置にくるように巻取用リールを移動させる必要がない。
これによれば、巻取用リールを床に置いたとき、側板の外周縁と第1掛止片とで巻取用リールの重さを支承することができる。よって、例えば、側板の外周縁だけで巻取用リールの重さを支承する場合と異なり、側板の変形等が生じない。
これによれば、例えば、第1掛止リブが巻芯の軸に近付くように傾斜して立設されている場合と比べると、隙間が狭くなったり、浅くなったりせず、指が隙間に挿入しやすくなる。
これによれば、指を第2掛止片に確実に引っ掛けることができる。
図1に示すように、電極の製造装置12は、活物質の塗布されていない金属箔11aの一方の面に活物質を塗布して活物質層11bを形成するための装置である。製造装置12は、帯状の金属箔11aが予め巻取られた第1の巻取用リール13がセットされ、第1の巻取用リール13から金属箔11aを供給可能とする供給機構部14を備えている。供給機構部14は、第1の巻取用リール13をセットするためのシャフト14aを備える。また、供給機構部14の上方には、供給される金属箔11aの一方の面に活物質ペースト15を塗布する塗布装置20が設けられている。金属箔11aに塗布する活物質ペースト15は、活物質、導電剤、バインダ、溶媒を混練したものが用いられる。
図2、図3及び図4に示すように、第1及び第2の巻取用リール13,24は、それぞれ中空状であり、かつ円筒状の巻芯30を備え、巻芯30はステンレス鋼管製である。この巻芯30には、供給機構部14又は巻取機構部27のシャフト14a,27aが挿通可能になっている。第1の巻取用リール13では巻芯30の外周面に金属箔11aが巻取られ、第2の巻取用リール24では巻芯30の外周面に活物質層11bが形成された金属箔11aが巻取られる。巻芯30の軸Lに沿う方向(以下、巻芯30の軸方向とする)への長さは、金属箔11aの短手方向への長さより長くなっている。
図5に示すように、金属箔11aの巻かれた第1の巻取用リール13、又は金属箔11aの巻かれていない第1の巻取用リール13を運搬する際、作業者は一対の掛止部40の第2掛止リブ42に指を引っ掛けて作業する。また、電極を巻取る前の第2の巻取用リール24、又は電極を巻取った第2の巻取用リール24を運搬する際、作業者は一対の掛止部40の第2掛止リブ42に指を引っ掛けて作業する。
(1)各巻取用リール13,24が備える一対の掛止部40は、第1掛止リブ41と第2掛止リブ42を有する。そして、作業者は、第2掛止リブ42に指を掛止し、かつ第2掛止リブ42を手で掴みながら各巻取用リール13,24を運搬することができる。よって、例えば、第2掛止リブ42が無く、第1掛止リブ41を下方から持ち上げて運搬する場合と比べると、各巻取用リール13,24を簡単に運搬することができる。また、作業者は、第2掛止リブ42に指を掛止し、かつ第2掛止リブ42を手で挟みながら各巻取用リール13,24を各シャフト14a,27aに対してスライド移動させることができる。よって、例えば、第2掛止リブ42が無く、第1掛止リブ41を指で摘んでスライド移動させる場合と比べると、各巻取用リール13,24の着脱作業を簡単に行うことができる。さらに、各巻取用リール13,24の運搬時や、スライド移動時に、手が滑ったりしても、第2掛止リブ42に指が引っ掛かるため、手が掛止部40から外れることを防止できる。
(7)巻取用リール13,24は、ステンレスによって形成されているため、所要の剛性を有しながら、軽量化も図ることができる。
○ 第2掛止リブ42の、第1掛止リブ41からの巻芯30の軸Lに向けた立設長さは、巻芯30に対するシャフト14a,27aの着脱に支障を来さなければ適宜変更してもよい。
○ 掛止部40は、側板31の周方向の1箇所だけに設けられていてもよいし、側板31の周方向に間隔を空けて複数箇所に設けられていてもよい。この場合、掛止部40は、側板31の周方向の一部に沿って延びる板状の第1掛止片と、この第1掛止片から延びる板状の第2掛止片とから断面L型に形成される。
○ 掛止部40において、第2掛止リブ42は、第1掛止リブ41の先端縁よりも側板31側に寄った位置から立設されていてもよい。
○ 一対の側板31は、巻芯30の軸方向両端でなく、巻芯30の両端よりも軸方向に沿って中央に寄った位置に設けられていてもよい。
○ 側板31は、対向する内面31b間の距離が径方向に沿って変化していてもよい。
○ 第1掛止リブ41は、側板31の外面31cに直交して立設していなくてもよく、外面31cに対し傾斜して立設していてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
Claims (5)
- 金属箔、又は金属箔の少なくとも一面に活物質を有する電極を巻取る巻取用リールであって、
巻芯の軸方向両側から該巻芯の径方向に突出するように設けられた側板を備えるとともに、
一対の前記側板の外面に、指を掛止可能な掛止部を備え、
前記掛止部は、前記側板の外面に交差するように立設された第1掛止片と、該第1掛止片において前記側板の外面から離間した位置より前記巻芯の軸に向かって立設された第2掛止片と、を有することを特徴とする巻取用リール。 - 一対の前記側板は円板であり、前記掛止部は前記側板の全周に亘って設けられている請求項1に記載の巻取用リール。
- 前記第1掛止片は、前記側板の外周縁から立設されている請求項1又は請求項2に記載の巻取用リール。
- 前記第1掛止片は、前記側板の外面に直交するように立設されている請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の巻取用リール。
- 前記第1掛止片からの前記巻芯の軸に向けた前記第2掛止片の立設長さは少なくとも10mmに設定されている請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の巻取用リール。
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2013
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