JP2014200160A - 搬送装置、搬送装置の制御方法及び制御プログラム - Google Patents

搬送装置、搬送装置の制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】モータの制御性を向上させる。
【解決手段】搬送装置1は、被搬送体7を搬送する搬送部2と、搬送部2を駆動するモータ3と、被搬送体7の位置を検出するセンサ4と、被搬送体7を目標位置まで搬送するための指示信号を生成する指示部5と、指示信号、モータ3の回転速度情報、被搬送体7の位置情報及びセンサ4の設置位置を含む基準位置情報に基づいて速度フィードバック制御を行い、被搬送体7の位置が検出されてからモータ3に制御内容が反映されるまでの遅延を打ち消すようにモータ3を制御する制御部6とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、紙等の被搬送体を目標位置まで搬送する装置等に関する。
プリンタ等の画像形成装置、その他各種機器において、用紙、紙幣等の被搬送体を目標位置まで搬送する搬送装置が用いられている。
特許文献1は、用紙の搬送装置を備えた画像形成装置を開示している。当該画像形成装置は、複数の潜像担持体に線速差を設けた状態で位置ズレ検知用画像又は速度変動検知用画像を形成することにより生ずる位置ズレ補正、位相の調整精度等の悪化を回避することを目的として、複数の潜像担持体を等速で駆動した状態で位置ズレ検知用画像又は速度変動検知用画像を形成するものである。
特許文献2は、券売機等において紙幣等の紙葉類を搬送する紙葉類処理装置を開示している。当該紙葉類処理装置は、紙葉類の枚数に応じたモータの負荷、温度等の変動により制御に用いる目標値として設定すべき適正な値が変化する場合であっても紙葉類を搬送する往復搬送部を目標位置に適切に停止させることができるようにすることを目的として、往復搬送部の移動制御がなされる度に、予め定めた基準用検知位置を用いて停止位置と目標停止位置との位置ズレをなくすように目標値を補正するものである。
特許文献3は、印刷媒体を搬送する搬送ローラを駆動するモータの制御において、停止位置精度を向上させることを目的として、減速領域において目標停止位置までの残パルス数が閾値以下になったときに速度フィードバック制御を終了し、位置フィードバック制御を行う技術を開示している。
用紙等の被搬送体を目標位置まで適確に搬送し停止させるためには、ローラ等の搬送体を駆動するモータの回転速度を正確に制御する必要がある。上記特許文献2は、予め定めた基準用検知位置を用いて往復搬送部の停止位置の目標値を補正するものであるが、モータの回転速度の制御性を向上させるものではない。また、上記特許文献3は、残パルス数に基づいて位置フィードバック制御を行うため、位置フィードバック制御の開始から目標停止位置に到達するまでの時間がモータの負荷に応じて変動してしまうという問題を有する。
そこで、本発明は、モータの制御性を向上させることを目的とする。
上記課題を解決し目的を達成するために、本発明にかかる搬送装置は、被搬送体を搬送する搬送手段と、搬送手段を駆動するモータと、被搬送体の位置を検出するセンサと、被搬送体を目標位置まで搬送するための指示信号を生成する指示手段と、指示信号、モータの回転速度情報、被搬送体の位置情報及び前記センサの設置位置を含む基準位置情報に基づいて速度フィードバック制御を行い、被搬送体の位置が検出されてからモータに制御内容が反映されるまでの遅延を打ち消すようにモータを制御する制御手段とを備えるものである。
本発明によれば、センサの設置位置を示す変動のない基準位置情報を利用してモータの回転速度が制御されるため、モータの制御性を向上させることができる。
図1は、本発明の実施の形態にかかる搬送装置の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態にかかる搬送装置のハードウェア構成を例示する図である。 図3は、本発明の実施の形態にかかるスレーブ制御部を含むモータの駆動系の構成を例示する図である。 図4は、一般的な搬送装置における制御の遅延の問題を例示する図である。 図5は、一般的な搬送装置におけるモータの停止位置のずれに関する問題を例示する図である。 図6は、一般的な搬送装置におけるモータの停止位置のずれに関する問題を例示する図である。 図7は、一般的な搬送装置の位置フィードバック制御における時間と残パルス数との関係を示すものであり、残パルス数に基づいて位置フィードバック制御を行う場合の問題を例示する図である。 図8は、一般的な搬送装置の位置フィードバック制御における時間と残パルス数との関係を示すものであり、残パルス数に基づいて位置フィードバック制御を行う場合の問題を例示する図である。 図9は、本発明の実施の形態におけるモータの回転速度制御の流れを例示するフローチャートである。 図10は、本発明の実施の形態におけるモータの停止位置制御の流れを例示するフローチャートである。 図11は、本実施の形態において指定パルス数に基づく位置フィードバック制御処理における時間と残パルス数との関係を例示する図である。 図12は、本発明の実施の形態にかかるモータの駆動制御の具体例を示す図である。 図13は、本発明の実施の形態にかかる搬送装置が適用可能なADF(Auto Document Feeder)の構成を例示する図である。 図14は、本発明の実施の形態にかかる搬送装置が適用可能な画像形成装置の構成を例示する図である。
以下に添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる搬送装置1の基本的な構成を示している。搬送装置1は、搬送部2、モータ3、センサ4、指示部5、及び制御部6を有する。
搬送部2は、被搬送体7を搬送する機構である。被搬送体7とは、例えば紙等である。搬送部2としては、例えばプリンタ、コピー機、FAX、MFP(Multi Function Printer)等の画像形成装置において用紙を搬送するローラ、ATM(Automated Teller Machine)等に用いられる紙幣搬送部等が挙げられる。
モータ3は、搬送部2を駆動するための動力を発生させる機構である。モータ3としては、例えば外部から供給される制御信号の周波数、電圧、電流等の変化に応じて回転速度、回転量、回転方向等の変更が可能なブラシレスモータ等が挙げられる。
センサ4は、被搬送体7の搬送路に配置され、被搬送体7の位置を検出するものである。センサ4としては、例えば光位置センサ、超音波センサ等の各種のセンサを用いることができる。また、搬送部2又はモータ3が被搬送体7と共に変位する場合には、搬送部2又はモータ3を検出することによっても被搬送体7の位置を検出することができる。
指示部5は、被搬送体7を所定の目標位置まで搬送するための指示信号を生成するものである。指示部5は、例えば所定の制御プログラムに従って動作するASIC(Application Specific Integrated Circuit)等である。一般的には、ユーザによる入力操作、上位制御部等からの指示に応じて被搬送体7の目標位置、搬送部2の動作等を決定し、制御部6に対する指示信号を生成するASIC等が想定される。
制御部6は、指示部5からの指示信号、モータ3からフィードバックされるモータ3の回転速度に関する情報(回転速度情報)、センサ4により検出された被搬送体7の位置に関する情報(被搬送体位置情報)及び当該被搬送体7を検出するセンサ4の設置位置を含む基準位置情報に基づいて、モータ3に対して速度フィードバック制御を行う。この速度フィードバック制御において、制御部6は、被搬送体7(又は搬送部2若しくはモータ3)がセンサ4の設置位置を通過してからモータ3に制御内容が反映されるまでの遅延を打ち消すようにモータ3の回転速度等を制御する。また、制御部6は、被搬送体7の位置と指示信号により指示された目標位置との差が閾値以下となった場合に、モータ3からフィードバックされるモータ3の位置(状態)に関する情報(モータ位置情報)及び予め定めた一定値である指定パルス数に基づいて、モータ3に対して位置フィードバック制御を行う。この位置フィードバック制御において、制御部6は、上記被搬送体7の位置と目標位置との差が上記閾値以下となった時点から被搬送体7が目標位置に到達するまでの時間が一定となるようにモータ3の回転速度等を制御する。尚、制御部6は、モータ3の回転速度の他に、回転量、回転方向、回転の開始・停止等を制御するものであってもよいことは無論である。制御部6は、例えば所定の制御プログラムに従って動作するASIC等である。
尚、指示部5及び制御部6は、例えばCPU(Central Processing Unit)等の処理装置にプログラムを実行させること、即ちソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
上記構成によれば、センサ4の設置位置を示す変動のない基準位置情報を利用して、制御の遅延を考慮した速度フィードバック制御によりモータが制御される。これにより、搬送部2の動作を高精度で制御することができる。また、被搬送体7の位置と目標位置との差が閾値以下となった場合には、予め定めた指定パルス数を利用した位置フィードバック制御により、被搬送体7が目標位置に到達するまでの時間が一定となるようにモータ3が制御される。このように、位置フィードバック制御において、被搬送体7の位置と目標位置との差を示す残パルス数ではなく、予め定めた指定パルス数を用いることにより、被搬送体7が目標位置に到達する時間を保証することができる。
図2は、本実施の形態にかかる搬送装置1のハードウェア構成を例示している。本例にかかる搬送装置1は、画像形成装置の用紙搬送系に用いられるものであり、コントローラ10、マスタ制御部11、スレーブ制御部12、レジストセンサ13、搬送センサ14、モータ駆動部15A、モータ駆動部15B、レジストモータ30A、及び搬送モータ30Bを有する。
コントローラ10は、例えば画像形成装置の外面部に設けられる操作ユニットであって、ユーザによる印刷指示等の操作を受けて、要求信号等を出力する。マスタ制御部11は、コントローラ10からの信号に応じた指示信号を出力し、スレーブ制御部12は、当該指示信号、レジストセンサ13の出力、搬送センサ14の出力等に基づいて、モータ駆動部15A,15Bを制御し、レジストモータ30A及び搬送モータ30Bを制御する。
マスタ制御部11は、上記指示部5の一実施例であり、CPU、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備え、ROMに記憶されたプログラムに従い、RAMをワークメモリとして動作し、所定の処理を実行する。マスタ制御部11のCPUは、コントローラ10が出力した要求信号等に応じて指示信号(コマンド)を生成し、当該指示信号をスレーブ制御部12に出力する。このようにして、マスタ制御部11は、画像形成装置全体の印刷動作等を制御する。
スレーブ制御部12は、上記制御部6の一実施例であり、マスタ制御部11からの指示信号に従い、図示しないインターフェイスを介して接続されるモータ駆動部15A,15Bを制御する。図2の例においては、スレーブ制御部12は、用紙の位置合わせを制御するためのレジストモータ30Aを駆動するモータ駆動部15Aと、用紙を搬送するための搬送モータ30Bを駆動するモータ駆動部15Bとに接続している。スレーブ制御部12は、マスタ制御部11からの指示信号に従ってこれらモータ駆動部15A,15Bを制御し、用紙の搬送を制御する。また、スレーブ制御部12は、レジスト部での用紙(レジストモータ30Aが用紙と共に変位する場合には当該モータ30A)の位置を検知するレジストセンサ13、搬送系における用紙(搬送モータ30Bが用紙と共に変位する場合には当該モータ30B)の位置を検知する搬送センサ14等の各種センサからの信号を入力する。
マスタ制御部11及びスレーブ制御部12は、それぞれ独立したASICで構成される。尚、以上においては、1つのマスタ制御部11に1つのスレーブ制御部12が接続する例を示したが、1つのマスタ制御部11に複数のスレーブ制御部12を接続してもよい。
図3は、本実施の形態にかかるスレーブ制御部12を含むモータ3の駆動系の構成を例示している。ここで、図3においては、図2で示した2つのモータ駆動部15A,15Bについて、1つのモータ駆動部15を代表として説明する。また、レジストモータ30A及び搬送モータ30Bについて、1つのモータ30を代表として説明する。
当該モータ3の駆動系においては、スレーブ制御部12が出力する制御信号(PWM信号、CW/CCW信号、及びBRAKE信号)に基づきプリドライバ20が各スイッチング素子Q1〜Q4に駆動信号を出力することにより、モータ30の回転を制御する。本実施の形態にかかるモータ30は、ブラシレスDCモータであり、スレーブ制御部12が出力する制御信号は、PWM信号である。
スレーブ制御部12は、PWM生成部120、制御I/F121、エンコーダ(ENC)I/F122、マスタI/F123、CPU124、ROM125、RAM126、及びクロック生成部(CLK)127を有する。これら各部は、バスにより互いに通信可能に接続されている。
クロック生成部127が生成するクロック信号は、スレーブ制御部12内で用いられると共に、図示しない経路を介してモータ駆動系の各部に供給される。
マスタI/F123は、マスタ制御部11に対するインターフェイスである。マスタI/F123は、マスタ制御部11が出力する指示信号をCPU124に伝達する。この指示信号は、モータ30の目標速度、目標位置、及び回転方向、並びにモータ30に対する起動要求及び停止要求を含む。指示信号は、パルス等の信号であってもよいし、テーブル情報としてマスタ制御部11からスレーブ制御部12に転送するものであってもよい。
PWM生成部120は、CPU124が指定するデューティー比のPWM信号を生成する。制御I/F121は、CPU124が生成したモータ30の回転方向を制御するCW/CCW信号及びモータ30をブレーキ制御するBRAKE信号を出力し、モータ30からの電流をモニタする電流モニタ信号を入力する。
エンコーダI/F122は、エンコーダ(ENC)32が出力するモータ30の状態を示すエンコーダ信号(ENC信号)を入力する。スレーブ制御部12は、マスタ制御部11が出力する指示信号とエンコーダ32が出力するエンコーダ信号とに基づきフィードバック制御を行い、プリドライバ20に送信する各制御信号を生成する。
プリドライバ20は、ロジック回路22、カウンタ23、及びホール信号検出部24を有する。スレーブ制御部12が出力するPWM信号は、ロジック回路22に入力する。ロジック回路22には、更にモータ30に設けられたホール素子31が出力するホール信号、スレーブ制御部12が出力するCW/CCW信号及びBRAKE信号が入力する。
ロジック回路22は、スレーブ制御部12が出力するPWM信号と、ホール素子31が出力するホール信号と、スレーブ制御部12が出力するCW/CCW信号又はBRAKE信号とに基づき、モータ30を駆動するための駆動信号を出力する。本例においては、ロジック回路22は、U、V、W相の3相の駆動信号によってモータ30を駆動する。また、ホール信号も3相の信号として出力される。
モータ30は、スレーブ制御部12が出力するPWM信号のデューティー比に応じた回転速度で駆動する。例えば、モータ30は、PWM信号のデューティー比が100%のときに最高速度で回転し、デューティー比が0%のときに停止する。
ホール信号検出部24は、ホール素子31が出力するホール信号の変化を検出する。
カウンタ23は、所定のクロック、例えばプリドライバ20の内部クロックCLKをカウントしたカウント値Cを計上する。また、カウンタ23は、CW/CCW信号又はBRAKE信号によりカウント値Cをリセットする。更に、カウンタ23は、ホール信号検出部24からホール信号の変化を検出したことを示す検出信号を受信したときにカウント値Cをリセットする。
カウンタ23は、カウント値Cを閾値Cthと比較し、カウント値Cが閾値Cthを超えるとモータ30がロック状態になったと判定し、ロジック回路22に対してモータ30がロック状態にあることを示すロック状態検知信号を出力する。ロジック回路22は、ロック状態検知信号を受信すると、モータ30に対する駆動信号の供給を遮断し、モータ30、ドライバ回路等の保護を図る。
モータ30は、例えばFET(Field-Effect Transistor)を用いたスイッチング素子Q1〜Q4によるHブリッジ回路からなるドライバ回路により駆動される。尚、本例においては、ドライバ回路の例として2相のHブリッジ回路を示しているが、3相で駆動する場合には、モータ30に対してスイッチング素子のペアが1組追加される。
ロジック回路22が出力するU相、V相、及びW相の各相の駆動信号が各スイッチング素子Q1〜Q4のゲートに入力すると共に、駆動電圧Vddがドライバ回路に供給される。各相の駆動信号により各スイッチング素子Q1〜Q4を所定のタイミングで制御することにより、モータ30は回転駆動する。
ロジック回路22は、CW/CCW信号に応じて3相のモータ駆動信号の出力先を入れ替えると共に、ホール信号の順序を内部で入れ替えることにより、モータ30の回転方向を第1又は第2の方向に制御することができる。また、ロジック回路22は、BRAKE信号に応じて例えばモータ30の端子を短絡させることにより、モータ30を停止させることができる。
ホール素子31は、モータ30に内蔵され、モータ30における磁界の強度に応じたアナログ信号によるホール信号を出力する。ホール素子31から出力されるホール信号は、図示しない信号処理回路で増幅等の信号処理を施され、ホール信号検出部24及びロジック回路22に入力する。
エンコーダ32は、モータの状態を検知し、検知結果としてエンコーダ信号(回転軸等の変位量に応じたパルス数)を出力する。具体的には、エンコーダ32は、例えばモータ30の軸上に設けられ、モータ30の回転に応じたA相及びB相の2相のエンコーダ信号を出力する。当該エンコーダ信号は、スレーブ制御部12に入力する。スレーブ制御部12のCPU124は、入力したエンコーダ信号に基づきモータ30の回転速度、回転量、及び回転方向をモニタすることができる。
なお、エンコーダ32は、モータ30の軸上に限らず、例えばモータ30により駆動制御される制御対象と同期して動く部位に設けてもよい。また、モータ30の回転速度等の検出は、エンコーダ32の代わりにホール素子31が出力するホール信号を用いて行われてもよい。この場合、速度検出用のセンサとしてエンコーダ32を省略できるので、コストを削減することができる。
抵抗Rは、モータ30に流れる合成電流をスレーブ制御部12でモニタするためのシャント抵抗である。抵抗Rによる電流のモニタ出力は、スレーブ制御部12に入力する。
図4は、一般的な搬送装置における制御の遅延の問題を例示している。信号線35は、被搬送体の存否に応じて変化するセンサの検出信号を示している。時点Aは、被搬送体がセンサを通過し始めた時点を示している。信号線36は、センサが信号線35の変化を読み取る周期を示している。被搬送体の通過の検出は、時点A以降の時点Bから時点Cの間に行われる。信号線37は、モータ制御を行う周期を示している。被搬送体の通過に応じたモータ制御は、時点C以降の時点Dから時点Eまでの間に行われる。信号線38は、エンコーダの入力信号を示している。上記制御がモータに反映されるのは、時点E以降の時点Fからである。
このように、一般的な搬送装置においては、被搬送体がセンサを通過してから実際にモータの制御が開始されるまでには遅延Tが発生する。遅延Tは、時点Aが時点Bから時点Cまでの読取周期の開始直前であった場合には短くなり、時点Aが当該読取周期の終了直後であった場合には長くなる。また、遅延Tは、時点Cが時点Dから時点Eまでのモータの制御周期の開始直前であった場合には短くなり、時点Cが当該制御周期の終了直後であった場合には長くなる。
また、図5及び図6は、一般的な搬送装置におけるモータの停止位置のずれに関する問題を例示している。図5は、モータ3が所定の場所に固定され、その回転に伴い被搬送体(用紙)7が搬送される場合を示している。図6は、被搬送体(図示せず)の搬送に伴いモータ3が変位する場合を示している。図5中、被搬送体7の実線で示す部分は、理想的な停止位置(目標位置)であり、一点鎖線で示す部分は望ましくない停止位置である。図6中、モータ3の実線で示す部分は、理想的な停止位置(目標位置)であり、一点鎖線で示す部分は望ましくない停止位置である。
画像形成装置においては、生産性(単位時間あたりの印刷枚数)を確保するため、モータ3が停止してから即時に加速を開始する場合が多い。また、印刷精度を確保するため、図5に示すように、被搬送体7を目標位置で停止状態に維持すること、図6に示すように、変位するモータ3を2つの目標位置の間で往復動させること等が高い精度で求められる。このような動作を実現するためには、被搬送体7又はモータ3を定められた時間内に確実に目標位置に到達させることが必要となる。具体的には、例えばモータ3を制御するためのPWM制御信号を生成する際に元にする目標位置(1制御周期における目標位置:プロファイル目標位置)が、定められた時間内に図5及び図6で実線で示すような最終的な目標位置に到達することが必要となる。プロファイル目標位置が定められた時間内に目標位置に到達できない場合、モータ3が停止してから即時に加速を開始することができなくなるため、生産性が低下する。また、被搬送体7が望ましくない位置に保持されることにより用紙をたるませる量が不揃いになったり、モータ3が望ましくない範囲を往復動することにより動作開始位置が不揃いになったりするため、印刷精度が低下する。
図7及び図8は、一般的な搬送装置の位置フィードバック制御における時間と残パルス数との関係を示すものであり、残パルス数に基づいて位置フィードバック制御を行う場合の問題を例示している。本例では、被搬送体7又はモータ3が目標位置に到達するまでの残パルス数がある閾値以下となった場合に、速度フィードバック制御を停止し、残パルス数に基づいて位置フィードバック制御を行う場合を想定している。具体的には、例えばモータ3を制御するためのPWM制御信号を生成する際に、残パルス数に基づいてプロファイル目標位置を生成するものである。図7及び図8は、当該位置フィードバック制御が開始された後の状態を示している。図7及び図8中、1つの矢印60は、位置フィードバック制御における1制御周期あたりの残パルス数の変化量を示している。図7は、モータ負荷が小さい場合を示し、図8は、モータ負荷が大きい場合を示している。
図7に示すように、モータ負荷が小さい場合における目標位置に到達するまでに要する制御周期は8であるのに対し、図8に示すように、モータ負荷が大きい場合における目標位置に到達するまでに要する制御周期は3である。これは、モータ負荷が小さい場合にはモータ3の動きが早く(反応が大きく)なるため、現在位置が進みやすくなり、モータ負荷が大きい場合にはモータの動きが鈍く(反応が小さく)なるため、現在位置が進みにくくなるからである。このように、残パルス数に基づいて位置フィードバック制御を行う(プロファイル目標位置を生成する)場合には、モータの負荷に応じて目標位置に到達するまでに要する制御周期数が変動する。従って、位置フィードバック制御が開始されてから目標位置に到達するまでの時間を保証できないという問題が発生する。目標位置に到達するまでの時間を保証できないということは、上述のように生産性及び印刷精度の低下の原因となる。
図9は、本実施の形態におけるモータ3の回転速度制御の流れを例示している。先ず、制御部6(スレーブ制御部12)は、指示部5(マスタ制御部11)からの指示信号に基準位置情報、即ちセンサ4(13,14)の設置位置を示す情報に基づいてモータ3(30,30A,30B)の速度を変更する要求が含まれているか否かを判定する(S1)。ステップS1において、基準位置情報に基づく速度制御の要求がない場合(No)には、例えば被搬送体7の目標位置、モータ3の駆動量と被搬送体7の移動量との関係等のデフォルトデータに基づいて適宜の速度制御が行われる(S5)。
一方、ステップS1において、基準位置情報に基づく速度制御の要求がある場合(Yes)には、基準位置情報を取得済みか否かが判定される(S2)。例えば、被搬送体7を検出するセンサ4の設置位置を示す基準位置情報がスレーブ制御部12のRAM126に格納されているか否か等が判定される。ステップS2において、基準位置情報が未取得である場合(No)には、当該センサ4に関する基準位置情報を取得する処理が行われる(S3)。当該基準位置情報を取得する処理としては、例えばセンサ4の識別番号と基準位置情報とが対応付けられたテーブルをROMに格納しておき、センサ4が出力する識別番号情報をキーとして対応する基準位置情報を抽出する処理、各センサ4が自らの基準位置情報を保持しており、これを適宜制御部6に出力する処理、ENC32(図3参照)から取得される位置情報に基づき基準位置で割り込みを発生させる処理等が考えられる。
その後、被搬送体7が基準位置(センサ4の設置位置)に到達したか否かが判定され(S4)、到達した場合(Yes)には、目標位置を含む指示信号、モータ3からフィードバックされる回転速度情報、センサ4から得られる被搬送体7の位置情報及び上記基準位置情報に基づいて速度フィードバック制御を行い、上記遅延Tを打ち消すようにモータ3の回転速度が制御される(S5)。
このように、センサ4の設置位置に基づく固定された基準位置情報を考慮してモータ3の速度制御を行うことにより、被搬送体7を搬送する動作を高精度で行うことができる。また、上述したような被搬送体7がセンサ4を通過してから実際にモータ3の制御が開始されるまでの遅延T(図4参照)をなくすための制御も、基準位置情報を考慮した速度制御を行うことにより、高い精度で行うことができる。
図10は、本実施の形態におけるモータ3の停止位置制御の流れを例示している。当該ルーチンは、上記ステップS5における速度フィードバック制御処理の実行時に実行される。先ず、制御部6(スレーブ制御部12)は、モータ3からのフィードバック信号(ENC32が出力するENC信号)と目標位置とから求められる残パルス数が閾値以下であるか否かを判定し(S11)、残パルス数が閾値以下でない場合(No)には、速度フィードバック制御処理(S5)に戻る。
一方、ステップS11において、残パルス数が閾値以下である場合(Yes)には、速度フィードバック制御処理を停止し(S12)、予め定めた指定パルス数に基づく位置フィードバック制御処理(S13)を実行する。その後、残パルス数が0に到達したか否かを判定し(S14)、達していない場合(No)にはステップS13に戻り、達した場合(Yes)にはモータ3を停止させる(S15)。
図11は、指定パルス数に基づく位置フィードバック制御処理における時間と残パルス数との関係を例示している。矢印65は、1制御周期あたりの残パルス数の変化量を示している。矢印66は、指定パルス数を示している。矢印67は、位置誤差を示している。本例においては、1制御周期あたりの残パルス数の変化量(プロファイル目標位置)は、指定パルス数と位置誤差との和になっている。すなわち、位置フィードバック制御処理におけるプロファイル目標位置は、指定パルス数と位置誤差とに基づいて生成される。これにより、目標位置(理想的な停止位置)に到達するまでに要する制御周期数は、モータ3の負荷に応じて変動することはなく、目標位置に到達するまでの時間を保証することが可能となる。
図12は、本実施の形態にかかるモータ30の駆動制御の具体例を示している。マスタ制御部11は、コントローラ10からの制御信号に応じて、時点t10で、スレーブ制御部12に対してモータ30の起動を要求するコマンド(指示信号)を発行する。この起動要求コマンドには、モータ30の回転速度の指定が含まれる。スレーブ制御部12は、この起動要求コマンドを時点t11で受け取り、時点t12でこの起動要求コマンドによる制御を実行する。モータ30は、時点t13で起動される。モータ30は、起動後所定時間経過後に起動要求コマンドに指定された速度に達する。
マスタ制御部11は、モータ30に対する起動要求コマンドの発行の時点t10より後の時点t14において、モータ30の停止を要求する予約コマンドをスレーブ制御部12に対して発行する。この予約コマンドは、例えばモータ30を停止させる制御を、モータ30の状態が所定の条件を満たした場合に実行するように、予めスレーブ制御部12に対して予約するコマンドである。この予約コマンドは、スレーブ制御部12に受け取られ、例えばRAM126に保持される。例えば、予約コマンドは、モータ30の状態に対する条件として、モータ30の回転による移動距離(回転速度の累積値)を指定するものである。
スレーブ制御部12は、各センサのセンサ信号に基づきモータの状態、被搬送体7の位置等を監視し、モータ30の状態が予約コマンドに示される状態になったか否かを判定する。より具体的には、スレーブ制御部12は、エンコーダ32から供給されるエンコーダ信号に基づきモータ30の回転角を累積し、累積結果に基づきモータ30の回転による移動距離が、予約コマンドにより指示された指定移動距離に達したか否かを判定する。
尚、当該距離の判定は、モータ30の減速期間における移動期間を考慮して行うことが好ましい。例えば、スレーブ制御部12は、モータ30の回転速度と減速の際の加速度とに基づきモータ30が減速を開始してから停止するまでにモータ30の回転により移動する移動距離を求める。そして、制御部12は、モータ30の回転による移動距離が、マスタ制御部11からの予約コマンドに指定される移動距離から、求められた減速の際の移動距離を減じた距離(見做し指定移動距離)に達したか否かを判定する。
また、スレーブ制御部12は、上記基準位置情報をモータ30の回転速度制御に利用する。例えば、スレーブ制御部12は、被搬送体7を検出したセンサの基準位置情報に基づいて被搬送体7の位置、移動距離等を測定する。これにより、スレーブ制御部12は、モータ30の回転による移動距離が上記見做し指定移動距離に達したか否か等を正確に判定することが可能となる。このように、センサの設置位置を示す変動のない基準位置情報を各種パラメータの生成等に利用することにより、回転速度制御の精度を向上させることができる。
ここで、モータ30の回転による移動距離が、時点tcで見做し指定移動距離に達したものとする。スレーブ制御部12は、エンコーダ32からのエンコーダ信号に基づきモータの状態を確認し、モータ30の回転による移動距離が見做し指定移動距離に達したと判定した場合、モータ30を停止させる制御を実行する。この停止制御によるモータ30の理想動作は、図6に例示されるように、モータによる移動距離が見做し指定移動距離に達した時点tcから減速が開始される動作となる。
例えば、スレーブ制御部12のCPU124は、時点t15でモータ30の回転による移動距離が見做し指定移動距離に達したと判定し、スレーブ制御部12の内部処理に応じた遅延の後にモータ30の停止制御を行う(時点t16)。停止制御は、例えば時点t16においてPWM生成部120がデューティー比0%のPWM信号を生成するように制御すると共に、CPU124が制御I/F121を介してプリドライバ20にBRAKE信号を出力することにより行う。
この停止制御によるモータの実動作は、図6において一点鎖線で示されるように、時点t16の直後の時点tdから減速が開始される動作となる。このとき、モータ30の制御に対して理想動作による減速開始の時点tcと実動作による減速開始の時点tdとの間には差分(遅延)が発生する。しかし、当該差分は、上記予約コマンドを発行せずマスタ制御部11がモータの状態確認を行いその確認結果をスレーブ制御部12に通知する場合に比べ、十分小さいものとなる。
尚、本実施の形態にかかる搬送装置1で実行される制御プログラムは、ROM125に予め組み込まれて提供されることが好ましい。また、当該制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。更に、当該制御プログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。更にまた、当該制御プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
図13は、本実施の形態にかかる搬送装置1が適用可能なADF(Auto Document Feeder)51の構成を例示している。ADF51は、載置部52、搬送経路53、ローラ54、センサ55、排紙トレイ56等を有する。各ローラ54は、同図においては図示しないモータにより回転される。載置部52に載置された被搬送体7としての用紙は、各ローラ54の回転により搬送経路53に沿って搬送される。搬送経路53の途中には複数のセンサ55が設置・固定されている。各センサ55は、用紙の存否(通過)を検出する。各センサ55の検出結果に基づいて用紙の位置を特定することができる。各ローラ54の回転の回転速度等は、上記モータの制御により制御される。
本実施の形態にかかる搬送装置1は、上述した各ローラ54を駆動する駆動系の動力として用いることができる。これにより、従来よりも高精度な搬送動作を実現することができ、より紙間を詰めた搬送、高速搬送等を実現することができる。
図14は、本実施の形態にかかる搬送装置1が適用可能な画像形成装置100の構成を例示している。画像形成装置100は、タンデム型カラープリンタである。画像形成装置100本体の上方にあるボトル収容部101には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つのトナーボトル102Y、102M、102C、102Kが着脱自在(交換自在)に設置されている。
ボトル収容部101の下方には中間転写ユニット85が配設されている。その中間転写ユニット85の中間転写ベルト78に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部74Y、74M、74C、74Kが並設されている。
各作像部74Y、74M、74C、74Kには、それぞれ、感光体ドラム75Y、75M、75C、75Kが配設されている。また、各感光体ドラム75Y、75M、75C、75Kの周囲には、それぞれ、帯電部73、現像部76、クリーニング部77、除電部(図示しない)などが配設されている。そして、各感光体ドラム75Y、75M、75C、75Kで、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)が行われて、各感光体ドラム75Y、75M、75C、75K上に各色の画像が形成されることになる。
感光体ドラム75Y、75M、75C、75Kは、図示されない駆動モータによって図14中の時計方向に回転駆動される。そして、帯電部73の位置で、感光体ドラム75Y、75M、75C、75Kの表面が一様に帯電される(帯電工程)。
その後、感光体ドラム75Y、75M、75C、75Kの表面は、露光部103から発せられたレーザ光の照射位置に達して、この位置での露光走査によって各色に対応した静電潜像が形成される(露光工程)。
その後、感光体ドラム75Y、75M、75C、75Kの表面は、現像部76との対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、各色のトナー像が形成される(現像工程)。
その後、感光体ドラム75Y、75M、75C、75Kの表面は、中間転写ベルト78及び1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム75Y、75M、75C、75K上のトナー像が中間転写ベルト78上に転写される(1次転写工程)。このとき、感光体ドラム75Y、75M、75C、75K上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
その後、感光体ドラム75Y、75M、75C、75Kの表面は、クリーニング部77との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム75Y、75M、75C、75K上に残存した未転写トナーがクリーニング部77のクリーニングブレードによって機械的に回収される(クリーニング工程)。
最後に、感光体ドラム75Y、75M、75C、75Kの表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム75Y、75M、75C、75K上の残留電位が除去される。こうして、感光体ドラム75Y、75M、75C、75K上で行われる、一連の作像プロセスが終了する。
その後、現像工程を経て各感光体ドラム上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト78上に重ねて転写する。こうして、中間転写ベルト78上にカラー画像が形成される。
ここで、中間転写ユニット85は、中間転写ベルト78、4つの1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79K、2次転写バックアップローラ82、クリーニングバックアップローラ83、テンションローラ84、中間転写クリーニング部80、等で構成される。中間転写ベルト78は、3つのローラ82〜84によって張架および支持されると共に、ローラ82の回転駆動によって図14中の矢印方向に無端移動される。
4つの1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kは、それぞれ、中間転写ベルト78を感光体ドラム75Y、75M、75C、75Kとの間に挟み込んで1次転写ニップを形成している。そして、1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kに、トナーの極性とは逆の転写バイアスが印加される。
そして、中間転写ベルト78は、矢印方向に走行して、各1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kの1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム75Y、75M、75C、75K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト78上に重ねて1次転写される。
その後、各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト78は、2次転写ローラ89との対向位置に達する。この位置では、2次転写バックアップローラ82が、2次転写ローラ89との間に中間転写ベルト78を挟み込んで2次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト78上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された記録媒体P上に転写される。このとき、中間転写ベルト78には、記録媒体Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。
その後、中間転写ベルト78は、中間転写クリーニング部80の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト78上の未転写トナーが回収される。こうして、中間転写ベルト78上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
ここで、2次転写ニップの位置に搬送された記録媒体Pは、画像形成装置100の下方に配設された給紙部104から、給紙ローラ97やレジストローラ対98等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、給紙部104には、転写紙等の記録媒体Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ97が図14中の反時計方向に回転駆動されると、一番上の記録媒体Pがレジストローラ対98のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ対98に搬送された記録媒体Pは、回転駆動を停止したレジストローラ対98のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト78上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対98が回転駆動されて、記録媒体Pが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、記録媒体P上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写された記録媒体Pは、定着装置90の位置に搬送される。そして、この位置で、定着ローラ91および加圧ローラ92による熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像が記録媒体P上に定着される。
その後、記録媒体Pは、排紙ローラ対99のローラ間を経て、装置外へと排出される。排紙ローラ対99によって装置外に排出された記録媒体Pは、出力画像として、スタック部93上に順次スタックされる。こうして、画像形成装置100における、一連の画像形成プロセスが完了する。
本実施の形態にかかる搬送装置1は、上述したレジストローラ対98や、用紙搬送系の各ローラ(例えば給紙ローラ97)を駆動する駆動系の動力として用いることもできる。これにより、従来よりも高精度な搬送動作を実現することができ、より紙間を詰めた搬送、高速搬送等を実現することができる。
本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能なものである。
1 搬送装置
2 搬送部
3 モータ
4 センサ
5 指示部
6 制御部
7 被搬送体
10 コントローラ
11 マスタ制御部
12 スレーブ制御部
13 レジストセンサ
14 搬送センサ
15A,15B モータ駆動部
20 プリドライバ
22 ロジック回路
23 カウンタ
24 ホール信号検出部
30 モータ
30A レジストモータ
30B 搬送モータ
31 ホール素子
32 エンコーダ
51 ADF
52 載置部
53 搬送経路
54 ローラ
55 センサ
73 帯電部
74Y、74M、74C、74K 作像部
75Y、75M、75C、75K 感光体ドラム
76 現像部
77 クリーニング部
78 中間転写ベルト
79Y、79M、79C、79K 1次転写バイアスローラ
80 中間転写クリーニング部
82 2次転写バックアップローラ
83 クリーニングバックアップローラ
84 テンションローラ
85 中間転写ユニット
89 2次転写ローラ
91 定着ローラ
92 加圧ローラ
93 スタック部
97 給紙ローラ
98 レジストローラ対
99 排紙ローラ対
100 画像形成装置
101 ボトル収容部
102Y、102M、102C、102K トナーボトル
104 給紙部
120 PWM生成部
121 制御I/F
122 エンコーダI/F
123 マスタI/F
124 CPU
125 ROM
126 RAM
127 CLK
P 記録媒体
Q1,Q2,Q3,Q4 スイッチング素子
特開2007−316608号公報 特開2012−177971号公報 特開2009−73181号公報

Claims (9)

  1. 被搬送体を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段を駆動するモータと、
    前記被搬送体の位置を検出するセンサと、
    前記被搬送体を目標位置まで搬送するための指示信号を生成する指示手段と、
    前記指示信号、前記モータの回転速度情報、前記被搬送体の位置情報及び前記センサの設置位置を含む基準位置情報に基づいて速度フィードバック制御を行い、前記被搬送体の位置が検出されてから前記モータに制御内容が反映されるまでの遅延を打ち消すように前記モータを制御する制御手段と、
    を備える搬送装置。
  2. 前記制御手段は、前記被搬送体の位置と前記目標位置との差が閾値以下となった場合に、前記モータの位置情報及び予め定めた指定パルス数に基づいて位置フィードバック制御を行い、前記差が前記閾値以下となった時点から前記被搬送体が前記目標位置に到達するまでの時間が一定となるように前記モータを制御する、
    請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記制御手段は、前記指定パルス数に基づいて1制御周期あたりの目標位置を生成する、
    請求項2に記載の搬送装置。
  4. 互いに独立したハードウェアから構成される第1の制御手段及び第2の制御手段を備え、
    前記第1の制御手段は、前記指示手段を備え、
    前記第2の制御手段は、前記制御手段を備える、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の搬送装置。
  5. 前記制御手段は、前記指示信号に前記基準位置情報に基づく制御を行う要求が含まれているか否かを判定し、当該要求が含まれていない場合には、前記基準位置情報を考慮せずに前記モータを制御する、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の搬送装置。
  6. 前記搬送手段又は前記モータが前記被搬送体と共に変位する場合において、
    前記センサは、前記搬送手段又は前記モータの位置に基づいて前記被搬送体の位置を検出する、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の搬送装置。
  7. 画像形成装置の自動給紙装置に用いられる、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の搬送装置。
  8. 搬送手段により搬送される被搬送体を目標位置まで搬送するための指示信号を生成する工程と、
    前記指示信号、前記搬送手段を駆動させるモータの回転速度情報、センサにより検出された前記被搬送体の位置情報及び前記センサの設置位置を含む基準位置情報に基づいて速度フィードバック制御を行い、前記被搬送体の位置が検出されてから前記モータに制御内容が反映されるまでの遅延を打ち消すように前記モータを制御する工程と、
    を含む搬送装置の制御方法。
  9. コンピュータに、
    搬送手段により搬送される被搬送体を目標位置まで搬送するための指示信号を生成する処理と、
    前記指示信号、前記搬送手段を駆動させるモータの回転速度情報、センサにより検出された前記被搬送体の位置情報及び前記センサの設置位置を含む基準位置情報に基づいて速度フィードバック制御を行い、前記被搬送体の位置が検出されてから前記モータに制御内容が反映されるまでの遅延を打ち消すように前記モータを制御する処理と、
    を実行させるための制御プログラム。
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