JP2009073181A - プリンタ、駆動制御方法およびプリンタのモータ制御プログラム - Google Patents

プリンタ、駆動制御方法およびプリンタのモータ制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】停止位置の精度を良好にすることが可能なモータ制御装置、プリンタおよびモータ制御方法を提供すること。
【解決手段】被搬送物Pを搬送する駆動力を与えるモータ31と、モータ31の駆動による被搬送物Pの現在位置を算出する位置算出手段141と、モータ31の駆動による被搬送物の現在速度を算出する速度算出手段122と、位置算出手段141により算出される現在位置と目標位置とに基づいて、モータ31をフィードバック制御する位置制御手段140と、速度算出手段121により算出される現在速度と目標速度とに基づいて、モータ31をフィードバック制御する速度制御手段120と、モータ31の駆動の目標停止位置から所定だけ手前の部位に到達した場合に、速度制御手段120から位置制御手段140へとモータ31の制御を切り替える切替手段101と、を具備している。
【選択図】図5

Description

本発明は、プリンタ、駆動制御方法およびプリンタのモータ制御プログラムに関する。
インクジェット式のプリンタにおいては、印刷媒体を搬送するための搬送駆動ローラおよび搬送従動ローラ等を具備しており、そのうち搬送駆動ローラは、DCモータ等のモータ(以下、PFモータ31とする。)により駆動させられる。このPFモータ31の駆動制御は、比例要素、積分要素および微分要素を組み合わせたPID制御が用いられることが多い。このPID制御では、目標速度と実際の速度との間の速度偏差(速度差)を算出し、その偏差に基づいて比例要素、積分要素および微分要素の計算を行い、PFモータ31の制御値(Duty比)を決定している(特許文献1〜3参照)。
特開2006−240212号公報 特開2003−48351号公報 特開2003−79177号公報
ところで、上述のPID制御では、速度偏差に基づいて制御値を決定しているが、目標速度は、到達する位置に応じて変化する。ここで、目標位置に到達すると、PFモータ31に印加するDuty比を、PFモータ31の停止時のDuty比とするが、その場合、目標位置で実際に停止しているか否かというフィードバックがないため、停止位置の精度が良好なものとはなっていない。また、PFモータ31に負荷変動が生じた場合にも、変動する負荷に対する追従性が良好ではなく、その結果、停止位置の精度が良好なものとはなっていない。それにより、画質が良好なものとはならない。
本発明は上記の事情にもとづきなされたもので、その目的とするところは、停止位置の精度を良好にして、画質を良好にすることが可能なプリンタ、駆動制御方法およびモータ制御プログラムを提供しよう、とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、被搬送物を搬送する駆動力を与えるモータと、モータの駆動による被搬送物の現在位置を算出する位置算出手段と、モータの駆動による被搬送物の現在速度を算出する速度算出手段と、位置算出手段により算出される現在位置と目標位置とに基づいて、少なくともPI制御によってモータを制御する位置制御手段と、速度算出手段により算出される現在速度と目標速度とに基づいて、少なくともPI制御によってモータを制御する速度制御手段と、モータの駆動の目標停止位置から所定だけ手前の段階で、速度制御手段から位置制御手段へとモータの制御を切り替える切替手段と、を具備するものである。
このように構成する場合、切替手段により、モータは、速度制御手段で少なくともPI制御から、位置制御手段で少なくともPI制御に切り替えられる。それにより、モータの停止位置精度を良好にすることが可能となる。また、切替手段での切り替え後は位置制御手段での制御となるため、負荷が変動する場合であっても、停止位置精度を良好にすることが可能となる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、位置制御手段と速度制御手段においては、両者の制御手段でのゲインの合わせ込みを行うようにしても良い。
このように構成する場合、ゲインの合わせ込みによって、切替手段での切り替えが良好となる。それにより、切り替え時におけるモータの速度変動が少なくなり、モータの停止位置精度を良好にすることができる。また、停止位置精度が良好になることにより、印刷画質を良好にすることも可能となる。
さらに、他の発明は、上述の発明に加えて更に、合わせ込みは、位置制御手段と速度制御手段での偏差の調整に基づくようにしても良い。
このように構成する場合、両者の偏差の差が調整されることにより、切り替え時におけるモータの速度変動を少なくすることが可能となる。
また、他の発明は、上述の各発明に加えて更に、切替手段は、位置算出手段での現在位置の算出に基づき、目標停止位置から所定距離の部位に到達した場合に、速度制御手段から位置制御手段へとモータの制御を切り替えるようにしても良い。
このように構成する場合、目標停止位置から所定距離の部位に到達したことを、位置算出手段で算出することにより、切替手段により速度制御手段から位置制御手段へとモータの制御が切り替えられる。それにより、確実な切り替えが実現可能となる。
さらに、他の発明は、上述の発明に加えて更に、被搬送物は、少なくともA3サイズ以上の大きさを有する印刷媒体としても良い。
このように構成する場合、特に張力や搬送時の負荷の大きな大判の印刷媒体において、停止位置精度を良好にすることが可能となる。それにより、大判の印刷媒体において、印刷画質を良好にすることが可能となる。
また、他の発明は、被搬送物を搬送する駆動力を与えるモータを制御する駆動制御方法であって、速度算出手段で算出される被搬送物の現在速度と目標速度とに基づいて、少なくともPI制御によってモータを制御する速度制御ステップと、モータの駆動の目標停止位置から所定だけ手前の段階に到達したか否かを検出する検出ステップと、検出ステップで所定だけ手前の段階であることが検出された場合に、位置算出手段で算出される被搬送物の現在位置と目標位置とに基づいて、少なくともPI制御によってモータを制御する位置制御ステップと、を具備するものである。
このように構成する場合、検出ステップで目標停止位置から所定だけ手前の部位に到達したことが検出された場合に、モータは、速度制御ステップでの少なくともPI制御から、位置制御ステップでの少なくともPI制御に切り替えられる。それにより、モータの停止位置精度を良好にすることが可能となる。また、切り替え後は位置制御ステップでの制御となるため、負荷が変動する場合であっても、停止位置精度を良好にすることが可能となる。
さらに、他の発明のプリンタのモータ制御プログラムは、被搬送物を搬送する駆動力を与えるモータの駆動による被搬送物の現在位置を算出する位置算出手順と、モータの駆動による被搬送物の現在速度を算出する速度算出手順と、位置算出手順により算出される現在位置と目標位置とに基づいて、少なくともPI制御によってモータを制御する位置制御手順と、速度算出手順により算出される現在速度と目標速度とに基づいて、少なくともPI制御によってモータを制御する速度制御手順と、モータの駆動の目標停止位置から所定だけ手前の段階で、速度制御手順から位置制御手順へとモータの制御を切り替える切替手順と、を実行させるようにしても良い。
このように構成する場合、切替手順により、モータは、速度制御手順で少なくともPI制御から、位置制御手順で少なくともPI制御に切り替えられる。それにより、モータの停止位置精度を良好にすることが可能となる。また、切替手順での切り替え後は位置制御手順での制御となるため、負荷が変動する場合であっても、停止位置精度を良好にすることが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態に係るモータ制御装置(主として制御部100)を備えるプリンタ10および駆動制御方法について、図1から図9に基づいて説明する。なお、本実施の形態のプリンタ10は、インクジェット式のプリンタであるが、かかるインクジェット式プリンタは、インクを吐出して印刷可能な装置であれば、いかなる吐出方法を採用した装置でも良い。
また、本実施の形態におけるプリンタ10は、A3サイズ以上の印刷媒体P(いわゆる大判の用紙)に印刷を行うことが可能なプリンタであるが、A3以下のサイズのみの印刷媒体Pに印刷を行うようなプリンタであっても良い。
また、以下の説明においては、下方側とは、プリンタ10が設置される側を指し、上方側とは、設置される側から離間する側を指す。また、印刷媒体Pが供給される側を給送側(後端側)、印刷媒体Pが排出される側を排紙側(手前側)として説明する。
<プリンタ10の概略構成>
図1に示すように、プリンタ10は、不図示の筐体部と、キャリッジ駆動機構20と、用紙搬送機構30と、ロータリエンコーダ40と、リニアエンコーダ50と、制御部100と、を主要な構成要素としている。
これらのうち、キャリッジ駆動機構20は、キャリッジ21と、キャリッジモータ(CRモータ22)と、ベルト23と、歯車プーリ24、従動プーリ25およびキャリッジ軸26を備えている。キャリッジ21は、各色のインクカートリッジ27を搭載可能としている。また、図1および図2に示すように、キャリッジ21の下面には、インク滴を吐出可能な印刷ヘッド28が設けられている。また、ベルト23は、無端ベルトであり、その一部がキャリッジ21の背面に固定されている。このベルト23は、歯車プーリ24と従動プーリ25とによって張設されている。
上述の印刷ヘッド28には、各インクに対応づけられた不図示のノズル列が設けられていて、このノズル列を構成するノズルには、不図示のピエゾ素子が配置されている。このピエゾ素子の作動により、インク通路の端部にあるノズルからインク滴を吐出することが可能となっている。なお、印刷ヘッド28は、ピエゾ素子を用いたピエゾ駆動方式に限られず、例えばインクをヒータで加熱し、発生する泡の力を利用するヒータ方式、磁歪素子を用いる磁歪方式、ミストを電界で制御するミスト方式等を採用しても良い。また、カートリッジ27に充填されるインクは、染料系インク/顔料系インク等、いずれの種類のインクを搭載しても良い。
図1等に示すように、用紙搬送機構30は、被搬送物としての印刷媒体P等を搬送するための、モータおよび搬送モータとしてのPFモータ31、および普通紙等の給紙に対応する給紙ローラ32を具備している。また、給紙ローラ32よりも排紙側には、印刷媒体Pを搬送/挟持するためのPFローラ対33が設けられている。また、PFローラ対33の排紙側には、プラテン34および上述の印刷ヘッド28が上下に対向する様に配設されている。プラテン34は、載置部に対応すると共に、PFローラ対33によって印刷ヘッド28の下へ搬送されてくる印刷媒体Pを、下方側から支持する。また、プラテン34よりも排紙側には、上述のPFローラ対33と同様の、排紙ローラ対35が設けられている。この排紙ローラ対35のうち、排紙駆動ローラ35aには、PF駆動ローラ33aと共に、PFモータ31からの駆動力が伝達される。なお、CRモータ22およびPFモータ31は、DCモータとなっている。
また、図1に示すように、ロータリエンコーダ40は、位置検出手段に対応し、円盤状スケール41と、ロータリセンサ42と、を具備している。これらのうち、円盤状スケール41は、その周方向に沿って一定の間隔毎に、光を透過させる透光部と、光の透過を遮断する遮光部とを有している。この円盤状スケール41は、PFモータ31によって回転させられる。
また、ロータリセンサ42は、不図示の発光素子と、同じく不図示の受光素子とを主要な構成要素としている。これらのうち、発光素子は、例えば発光ダイオードといった光を出射させることが可能な部材から構成されている。また、発光素子と、受光素子との間には、不図示のコリメータレンズが介在している。そして、発光素子から出射される光は、コリメータレンズの通過により平行光に整形された後に、円盤状スケール41に入射される。
また、受光素子に入力される光は、所定の光電変換を行って電気信号に変換された後に、不図示の信号処理回路において処理され、さらに不図示のコンパレータに処理後の信号が出力される。また、コンパレータでは、入力されるそれぞれの信号を比較し、その比較によって、図3に示すようなパルス信号(A相のENC信号,B相のENC信号;検出信号に対応)を出力する。ここで、出力されるA相のENC信号、B相のENC信号は、互いに位相が90度だけ異なっている。そのため、CRモータ22が正転状態にあるとき(キャリッジ21がホームポジションから離れる向きに移動しているとき)、A相のENC信号は、B相のENC信号よりも90度だけ位相が進行する。また、CRモータ22が逆転状態にあるとき、A相のENC信号は、B相のENC信号よりも90度だけ位相が遅れる。
また、リニアエンコーダ50は、プリンタ10の副走査方向に沿って延伸するリニアスケール51を具備すると共に、上述のロータリエンコーダ40と同様のフォトセンサ(リニアセンサ52)を具備している。このリニアエンコーダ50においては、リニアスケール51が長尺状である以外は、ロータリエンコーダ40と同様の構成となっているため、その詳細についての説明は省略する。
なお、プリンタ10は、その他、印刷媒体Pの幅を検出する紙幅検出センサ、印刷ヘッド28とプラテン34との間の距離を検出するギャップ検出センサ等、その他のセンサを備えている。
次に、制御部100について、図4、図5等に基づいて説明する。制御部100は、各種の制御を行う部分である。この制御部100は、上述のロータリセンサ42、リニアセンサ52、不図示の紙幅検出センサ、不図示のギャップ検出センサ、プリンタ10の電源をオン/オフする電源スイッチ等の各出力信号が入力される。
図1に示すように、制御部100は、CPU101、ROM102、RAM103、PROM104、ASIC105、モータドライバ106等を具備していて、これらが例えばバス等の伝送路107を介して接続されている。そして、これらのハードウエアと、ROM102やPROM104に記憶されているソフトウエアおよび/またはデータの協働、または特有の処理を行う回路や構成要素の追加等によって、図4のブロック図に示す構成(速度制御手段120)、および図5のブロック図に示す構成(位置制御手段140)、位置算出手段(主として位置演算部121,141が対応)、速度算出手段(主として、速度演算部122,142が対応)、切替手段(主としてCPU101が対応)が機能的に実現されている。
また、CPU101は、速度制御手段120、または位置制御手段140のいずれで制御を行うかの切り替えを行う。この切り替えは、CPU101がROM102またはPROM104から所定のプログラムおよびデータを読み込むことにより行われる。より具体的には、CPU101には、ASIC105の位置演算部(図4の位置演算部121、図5の位置演算部141と同様)で算出される、現在位置を示す信号が入力される。そして、CPU101では、この現在位置を示す信号に基づいて、目標停止位置(図6参照)から規定だけ手前の切り替え位置に到達したか否かを判断し、到達したと判断される場合には、図4に示す速度制御手段120に基づく制御から、位置制御手段140に基づく制御へと、PFモータ31の制御を切り替える。
図4に示すように、速度制御手段120は、位置演算部121と、速度演算部122と、第1減算部123と、目標速度発生部124と、第2減算部125と、比例要素126と、積分要素127と、微分要素128と、比例補正部129と、積分補正部130と、微分補正部131と、加算部132と、PWM信号出力部133と、を具備している。
これらのうち、位置演算部121は、ロータリセンサ42から入力される、矩形波である出力信号(図3参照)のエッジをカウントすることにより、印刷媒体P(被搬送物に対応)の送り量を算出する。また、速度演算部122には、ロータリセンサ42から入力される、矩形波である出力信号のエッジをカウントすると共に、不図示のタイマで計測される時間(周期)に関する信号も入力される。そして、カウントしたエッジと時間(周期)に基づいて、印刷媒体Pの送り速度を算出する。
また、第1減算部123は、位置演算部121から出力される送り量(現在位置)に関する情報と、ROM102またはPROM104等のメモリから出力される目標位置(目標停止位置)に関する情報とに基づき、目標位置(目標停止位置)から現在位置を減算して位置偏差を算出する。目標速度発生部124には、第1減算部123から出力される位置偏差に関する情報が入力される。そして、目標速度発生部124は、この位置偏差に応じた目標速度に関する情報を出力する。なお、この目標速度に関する情報は、図6に示すような速度テーブルに関するものである。
第2減算部125は、目標速度から現在のPFモータ31の送り速度(現在速度)を減算して、速度偏差ΔVを算出し、比例要素126、積分要素127および微分要素128にそれぞれ出力する。比例要素126、積分要素127および微分要素128は、入力される速度偏差ΔVに基づいて、以下の比例制御値QPと、積分制御値QIと、微分制御値QDとを算出する。
QP(j)=ΔV(j)×Kp …(式1)
QI(j)=QI(j−1)+ΔV(j)×Ki …(式2)
QD(j)={ΔV(j)−ΔV(j−1)}×Kd …(式3)
ここで、jは、時間であり、Kpは比例ゲイン、Kiは積分ゲイン、Kdは微分ゲインである。
また、比例補正部129には、比例要素126から(式1)の比例制御値QPが入力されると共に、積分補正部130から補正後の積分制御値QI’が入力される。比例補正部129は、比例要素126からの比例制御値QPと、積分補正部130からの補正後の積分制御値QI’に所定の比率(例えば、0.95)を掛けた値との大小関係を比較する。そして、補正後の積分制御値QI’に所定の比率を掛けた値よりも比例制御値QPの方が小さい場合は、その比例制御値QPを加算部132へ出力する一方、補正後の積分制御値QI’に所定の比率を掛けた値の方が小さい場合は、その値を加算部132へ出力する。
微分補正部131には、微分制御値QDが微分要素から入力されると共に、積分補正部130から補正後の積分制御値QI’が入力される。微分補正部131は、微分要素128からの微分制御値QDと、積分補正部130からの補正後の積分制御値QI’に所定の比率(例えば、0.95)を掛けた値との大小関係を比較する。そして、補正後の積分制御値QI’に所定の比率を掛けた値よりも微分制御値QDの方が小さい場合は、その微分制御値QDを加算部132へ出力する一方、補正後の積分制御値QI’に所定の比率を掛けた値の方が小さい場合は、その値を加算部132へ出力する。
また、積分補正部130は、本実施の形態では、積分要素127から入力される信号をそのまま加算部132へ出力する。
加算部132は、比例補正部129、積分補正部130、および微分補正部131から出力される制御値を加算し、その加算により求めた制御値の和をPWM信号出力部133へ出力する。PWM信号出力部133は、加算部132から供給される制御値の和を換算して得たデューティー比のPWM信号を出力する。なお、このPWM信号出力部133には、デューティー比の上限値が設定されており、制御値を換算して得たデューティー比がその上限値(例えば、95パーセント)を超えたときは、その上限値のデューティー比を出力する。
また、モータドライバ106は、PWM信号出力部133から出力されるPWM信号に基づいて、PFモータ31をPWM制御にて、制御駆動する。
また、図5に示すように、位置制御手段140は、位置演算部141と、速度演算部142と、第1減算部143と、位置ゲイン乗算部144と、第3減算部145と、比例要素146と、積分要素147と、微分要素148と、比例補正部149と、積分補正部150と、微分補正部151と、加算部152と、PWM信号出力部153と、を具備している。
これらのうち、位置演算部141、速度演算部142、第1減算部143、比例要素146、積分要素147、微分要素148、比例補正部149、積分補正部150、微分補正部151、加算部152、PWM信号出力部153は、上述の速度制御手段120の対応する構成(位置演算部121、速度演算部122、第1減算部123、比例要素126、積分要素127、微分要素128、比例補正部129、積分補正部130、微分補正部131、加算部132、PWM信号出力部134)と同様であるため、その説明を省略する。
位置ゲイン乗算部144は、第1減算部143で算出された位置偏差ΔL(=目標停止位置−現在位置)に、所定の位置ゲインを乗じた値を算出する部分である。また、第3減算部145は、第1減算部143で算出された値から、現在速度を減算して、偏差ΔHを算出する部分である。なお、位置ゲインをG、現在速度をV、現在周期をTとすると、偏差ΔHを式に示すと、以下のようになる。
ΔH=ΔL(j)×G−V(j) …(式4)
=ΔL(j)×G−1/T(j)
<PFモータ31の制御方法>
以上のような構成を有するプリンタ10における、PFモータ31の制御方法について、以下に説明する。
プリンタ10の電源オン中に、例えば印刷の実行等に際して、CPU101からPFモータ31に駆動指令が発せられると、当該PFモータ31は、図6に示すような速度テーブルに従って、駆動させられる。すると、CPU101は、最初に、速度制御手段120でPFモータ31を制御駆動させる。それにより、PFモータ31は、目標速度と現在速度との間の速度偏差ΔVに基づく、速度PID制御により制御駆動させられる。すなわち、PFモータ31は、図6に示す目標速度の速度テーブルに収束するようにPID制御させられる。
そして、PFモータ31の加速領域、および定速領域の間は、速度PID制御が為されると共に、減速領域においても、図6に示す切り替え位置の手前側(左側;図6では実線で示される部分)までは、速度PID制御が為される。
また、PFモータ31の駆動に際しては、CPU101には、ASIC105の位置演算部(図4等の位置演算部121と同様)で算出される、現在位置を示す信号が入力される。そして、CPU101では、この現在位置を示す信号に基づいて、目標停止位置(図6参照)から規定だけ手前の切り替え位置に到達したか否かを判断する。すなわち、位置演算部でのカウント値が規定の値に達したか否かを、CPU101は判断する。なお、この切り替え位置は、速度テーブルにおける減速領域となるように設定されている。また、位置演算部でのカウント値が規定の値に達したとCPU101が判断する場合、後述するような切り替え時の特有の制御を行う。
この判断において、切り替え位置に到達したと判断される場合、CPU101は、速度制御手段120に基づく制御から、位置制御手段140に基づく制御へと、PFモータ31の制御を切り替える。
そして、切り替えの後は、式(4)に基づいて偏差ΔHを算出する。この式(4)等から明らかなように、切り替え後、位置偏差ΔLは、PFモータ31が進行するにつれて、徐々に小さくなっていく。また、一般に、PID制御は、偏差が0(ゼロ)となるように制御するものなので、上述の式(4)の位置PID制御においては、位置偏差ΔLが小さくなっていけば、その位置偏差ΔLを解消する(ゼロとする)ための現在速度も小さくなっていく。なお、切り替え後は、速度テーブルに基づく制御駆動ではなくなるため、図6では、切り替え後の速度と位置との関係を、仮想的なものとして破線で示している。
ところで、PFモータ31の進行により、位置偏差ΔLが0(ゼロ)となる場合(すなわち、現在位置が目標停止位置であり、目標停止位置に到達した状態)、現在速度が0(ゼロ)であれば、偏差ΔHは0(ゼロ)となり、そのためPWM信号出力部153からの出力が0(ゼロ)となってPFモータ31は停止し続ける。しかしながら、位置偏差ΔLが0(ゼロ)となる場合の現在速度が0(ゼロ)でない場合には、当該偏差ΔHを0(ゼロ)とする向きの、位置PID制御に基づく出力が、PWM信号出力部153から為される。それにより、最終的には、一度偏差ΔHが0(ゼロ)の状態となった以後であっても、偏差ΔHが0(ゼロ)の状態を維持可能となる。
以上のようにして、PFモータ31の制御駆動が為され、その停止位置は、目標停止位置に対して、非常に高精度なものとなる。
<切り替え時の特有の制御について>
図6に示すような、速度PID制御から位置PID制御へと、制御を切り替える場合、速度偏差と位置偏差との間で、差異(偏差の差)が生じていると、切り替え時に外乱的に速度が変動してしまう。この様子を、図7に示す。図7は、切り替え後の偏差が、切り替え前の1.5倍となったときの、Dutyの変化と速度の変動の様子を示している。
この図7に示すように、偏差が1.5倍となる場合、切り替え直後に大きな偏差が生じた状態と同等となり、その大きな偏差を解消するためにDuty比の値が大きくなる(図7(A)参照)。そのため、切り替え直後の速度は、大きくなる向きに、外乱的に変動するような状態となっている。なお、図7〜図9では、共通して(A)の縦軸がDuty比の値(単位:cnt;なお、5000cnt がDuty100%に対応)、(B)の縦軸が速度の値(単位:IPS;Inch per second)を示している。
一方、図8では、切り替え後の偏差が、切り替え前の0.5倍となったときの、Dutyの変化と速度の変動の様子を示している。この図8に示すように、偏差が0.5倍となる場合、切り替え直後に、今まで存在していた偏差が急に小さな偏差となった状態と同等となり、その偏差の急激な減少に追従させるためにDutyの値も急激に小さくなる(図8(A)参照)。そのため、切り替え直後の速度は、小さくなる向きに、外乱的に変動するような状態となっている。
これに対して、図9は、切り替え直後の偏差の差が0となったときの、Dutyの変化と速度の変動の様子を示している。ここで、目標速度をVt、現在速度をVc、目標位置をPt、現在位置をPc、位置ゲインをGとすると、
速度偏差ΔVは、ΔV=(Vt−Vc) …(式5)
位置偏差ΔHは、ΔH=(Pt−Pc)×G−Vc …(式6)
(式5)と(式6)の偏差の差が0となる場合、
ΔV−ΔH=0 …(式7)
(Vt−Vc)=(Pt−Pc)×G−Vc
∴G=Vt/(Pt−Pc) …(式8)
以上の条件を満たすように、ゲインGを調整すれば、速度PIDから位置PIDに切り替えた直後の偏差の差を0とすることが可能となる。なお、上述の(式7)において、出ΔV−K・ΔH=0を満たすK(このときのKは、1ではない値であるとする)が、図9に示すような速度の変動を実現するものである場合、この(式7)を満たす位置ゲインGを用いて、制御を行うようにしても良い。
なお、上述の図7〜図9に示すような、切り替え後の偏差が、切り替え前の0倍、0.5倍、および1.5倍の場合における、停止位置精度に関する結果(単位は1/4EP;EPはエンコーダパルス)を、図10に示す。この図10に示すように、偏差の差が0のとき、偏差の差が0.5倍および偏差の差が1.5倍のときよりも、PFモータ31の停止位置の精度は明らかに高い、と言える。
<本発明による効果>
上述のような構成のプリンタ10によると、PFモータ31は、CPU101により、速度制御手段120でのフィードバック制御から、位置制御手段140でのフィードバック制御に切り替えられる。それにより、PFモータ31の停止位置精度を良好にすることが可能となる。また、切り替え後は位置制御手段140での制御となるため、負荷が変動する場合であっても、停止位置精度を良好にすることが可能となる。
また、本実施の形態では、目標停止位置から所定距離だけ手前の切り替え位置に到達したとCPU101が判断すると、CPU101は、速度制御手段120から位置制御手段140へとPFモータ31の制御を切り替える。このように、位置の検出に基づけば、速度制御手段120から位置制御手段140へと確実に切り替え可能となる。
さらに、位置制御手段140では、PFモータ31に対して位置PID制御を行う。それにより、PFモータ31の停止位置精度を高精度にすることが可能となる。また、位置PID制御であるため、外乱に強く、しかも現在位置と目標停止位置との間の残留偏差を取り除くことも可能となる。それにより、目標停止位置へのPFモータ31の停止状態を維持可能となる。
また、速度制御手段120では、PFモータ31に対して速度PID制御を行う。それにより、速度制御手段120でPFモータ31が制御されている間のうち、特に定速領域では発振し難くなり、PFモータ31の挙動を安定化させることが可能となる。また、速度PID制御であるため、外乱に強く、しかも現在速度と目標速度との間の残留偏差を取り除くことも可能となる。それにより、目標速度でPFモータ31を駆動させることが可能となる。
また、本実施の形態では、式(4)に示すように、位置制御手段140は、現在位置の算出後、目標停止位置と現在位置との間の位置偏差ΔLに所定の位置ゲインを乗じた値を算出し、その値から現在速度を減算した偏差ΔHに基づいて、PFモータ31をPID制御している。そのため、偏差ΔHは、位置偏差を含んでいるので、PFモータ31の停止位置精度を良好にすることが可能となる。
さらに、本実施の形態では、CPU101は、PFモータ31の減速領域において、速度制御手段120から位置制御手段140へとPFモータ31の制御を切り替えている。このため、速度テーブルにおける定速領域で、位置制御手段140へと切り替えた場合に生じがちな、PFモータ31の駆動の発振を抑えることが可能となる。また、PFモータ31に印加する電力も徐々に小さくして、PFモータ31の高精度な停止を実現可能となる。
また、上述のように、速度制御手段120でのフィードバック制御から、位置制御手段140でのフィードバック制御に切り替えられ、PFモータ31の停止位置精度を良好にすることが可能となるため、印刷媒体Pにおける印刷画質を良好にすることが可能となる。
特に、プリンタ10は、A3サイズ以上の大判の印刷媒体Pに印刷を行うことが可能となっている。そのため、特に張力や搬送時の負荷が大きくなっている、大判の印刷媒体Pにおいて、停止位置精度を良好にすることが可能となる。ここで、位置制御においては、目標とする停止位置にPFモータ31を停止させるべく、目標停止位置を挟んで行き来する場合があるが、メカ的な搬送誤差や張力等の関係で、そのような行き来に際して、目標停止位置からずれが生じる場合があるが、本実施の形態では、速度制御から位置制御へと切り替える際に、偏差の差を小さくすることで、上述のような行き来を極力少なくすることが可能となる。そのため、大判の印刷媒体Pにおいて、特に印刷画質を良好にすることが可能となる。
また、位置制御手段140と速度制御手段120においては、両者の制御手段120,140でのゲインの合わせ込みが為されている。そのため、速度制御から位置制御へと切り替えた時点におけるPFモータ31の速度変動が少なくなり、PFモータ31の停止位置精度を良好にすることができる。また、停止位置精度が良好になることにより、印刷画質を良好にすることも可能となる。
さらに、上述の合わせ込みは、位置制御手段140と速度制御手段120での偏差の調整に基づくように為されている。そのため、制御の切り替え時におけるPFモータ31の速度変動を少なくすることが可能となる。
<変形例>
以上、本発明の一実施の形態について述べたが、本発明は、種々変形可能である。以下、それについて述べる。
上述の実施の形態においては、制御部100は、CPU101と、ASIC104とを備えている。しかしながら、制御部100としては、ASIC104のみでPFモータ31の制御を司るように構成しても良く、また、これら以外に種々の周辺機器が組み込まれた1チップマイコン等を組み合わせて、制御部100を構成するようにしても良い。
また、上述の実施の形態においては、PFモータ31に関して、速度制御手段120での制御から位置制御手段140での制御に切り替えるようにしている。しかしながら、かかる制御の切り替えは、PFモータ31には限られずに、他のモータに適用することは勿論可能である。他のモータとしては、例えばCRモータ、印刷ヘッド28を吸引するポンプを駆動するためのポンプモータ、その他、必要に応じて設けられる、給紙モータ、プラテンギャップ用モータ等がある。
さらに、上述の実施の形態では、速度制御手段120および位置制御手段140は、PID制御を行うように構成されている。しかしながら、PFモータ31の制御は、PID制御には限られない。PID制御以外の制御としては、PI制御、PD制御、P制御等のフィードバック制御、その他、フィードフォワード制御とフィードバック制御の併用等がある。
また、上述の実施の形態では、切り替え位置は、速度テーブルの減速領域のみに存在している。しかしながら、例えば、加速領域に位置制御手段140で制御する部位を設け、その後定速領域に到達する前に速度制御手段120での制御へと切り替え(この切り替える部位が第1の切り替え位置)、再び減速領域の部位で位置制御手段140での制御へと切り替える(この切り替える部位が第2の切り替え位置)ようにしても良い。
また、上述の実施の形態では、切り替え位置に到達したか否かを判断して、速度制御手段120での制御から位置制御手段140での制御に切り替えるようにしている。しかしながら、かかる制御の切り替えは、切り替え位置に到達したか否かではなく、別のトリガ(例えば、規定の時間が経過したか否か等)を用いるようにしても良い。また、上述の実施の形態では、モータ制御装置は、プリンタ10に適用されている。しかしながら、モータ制御装置は、プリンタへの適用には限られず、モータを用いる種々の装置(例えば、スキャナ、デジタルカメラ等)に適用可能である。
また、上述の実施の形態では、速度PID制御と位置PID制御の組み合わせのみについて述べているが、その他、オープン制御を組み合わせるようにしても良い。また、上述の実施の形態では、速度制御手段120、位置制御手段140では、PID制御を用いて、PFモータ31の制御を行っている。しかしながら、PID制御に代えて、PI制御を行うようにしても、PFモータ31において上述の停止位置精度を良好にするための制御を実現することが可能であり、印刷画質を良好にすることが可能である。
本発明の一実施の形態に係るプリンタの側面構成を示す概略図である。 図1のプリンタのリア給送機構の外観を示す斜視図である。 ENC信号を示す図である。 速度制御手段の概略構成を示すブロック図である。 速度制御手段の概略構成を示すブロック図である。 速度テーブルの速度と位置の関係を示す図である。 速度制御から位置制御へ切替時の偏差差1.5倍の状態を示す図である。 速度制御から位置制御へ切替時の偏差差0.5倍の状態を示す図である。 速度制御から位置制御へ切替時の偏差差0の状態を示す図である。 PFモータの停止位置精度に関して説明する図である。
符号の説明
10…プリンタ、20…キャリッジ機構、30…用紙搬送機構、31…PFモータ(モータに対応)、32…給紙ローラ、40…ロータリエンコーダ、50…リニアエンコーダ、100…制御部(位置算出手段、速度算出手段、切替手段に対応)、101…CPU、120…速度制御手段、140…位置制御手段、P…印刷媒体(被搬送物に対応)

Claims (7)

  1. 被搬送物を搬送する駆動力を与えるモータと、
    上記モータの駆動による上記被搬送物の現在位置を算出する位置算出手段と、
    上記モータの駆動による上記被搬送物の現在速度を算出する速度算出手段と、
    上記位置算出手段により算出される上記現在位置と目標位置とに基づいて、少なくともPI制御によって上記モータを制御する位置制御手段と、
    上記速度算出手段により算出される上記現在速度と目標速度とに基づいて、少なくともPI制御によって上記モータを制御する速度制御手段と、
    上記モータの駆動の目標停止位置から所定だけ手前の段階で、上記速度制御手段から上記位置制御手段へと上記モータの制御を切り替える切替手段と、
    を具備することを特徴とするプリンタ。
  2. 前記位置制御手段と前記速度制御手段においては、両者の制御手段でのゲインの合わせ込みを行うことを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  3. 前記合わせ込みは、前記位置制御手段と前記速度制御手段での偏差の調整に基づくことを特徴とする請求項2記載のプリンタ。
  4. 前記切替手段は、前記位置算出手段での前記現在位置の算出に基づき、前記目標停止位置から所定距離の部位に到達した場合に、前記速度制御手段から前記位置制御手段へと前記モータの制御を切り替えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のプリンタ。
  5. 前記被搬送物は、少なくともA3サイズ以上の大きさを有する印刷媒体であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のプリンタ。
  6. 被搬送物を搬送する駆動力を与えるモータを制御する駆動制御方法であって、
    速度算出手段で算出される上記被搬送物の現在速度と目標速度とに基づいて、少なくともPI制御によって上記モータを制御する速度制御ステップと、
    上記モータの駆動の目標停止位置から所定だけ手前の段階に到達したか否かを検出する検出ステップと、
    上記検出ステップで上記所定だけ手前の段階であることが検出された場合に、位置算出手段で算出される上記被搬送物の現在位置と目標位置とに基づいて、少なくともPI制御によって上記モータを制御する位置制御ステップと、
    を具備することを特徴とする駆動制御方法。
  7. 被搬送物を搬送する駆動力を与えるモータの駆動による上記被搬送物の現在位置を算出する位置算出手順と、
    上記モータの駆動による上記被搬送物の現在速度を算出する速度算出手順と、
    上記位置算出手順により算出される上記現在位置と目標位置とに基づいて、少なくともPI制御によって上記モータを制御する位置制御手順と、
    上記速度算出手順により算出される上記現在速度と目標速度とに基づいて、少なくともPI制御によって上記モータを制御する速度制御手順と、
    上記モータの駆動の目標停止位置から所定だけ手前の段階で、上記速度制御手順から上記位置制御手順へと上記モータの制御を切り替える切替手順と、
    を実行させるためのプリンタのモータ制御プログラム。
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