JP2014200025A - 振動素子、振動子、発振器、電子機器および移動体 - Google Patents

振動素子、振動子、発振器、電子機器および移動体 Download PDF

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Abstract

【課題】加速度等の外力による振動特性の変化を抑制し、安定した振動特性を発揮することのできる振動素子、振動子、発振器、電子機器および移動体を提供すること。【解決手段】振動素子1は、振動部21と、振動部21よりも厚みが厚い厚肉部22とを含む圧電基板2を有している。また、厚肉部22は、振動部21の第1外縁211に沿って設けられている第1厚肉部23と、第2外縁212に沿って設けられている第2厚肉部24と、第3外縁213に沿って設けられている第3厚肉部25とを有し、第2厚肉部24の振動方向の平均長さは、100μm以下である。【選択図】図1

Description

本発明は、振動素子、振動子、発振器、電子機器および移動体に関するものである。
ATカット水晶振動素子は、励振する主振動の振動モードが厚みすべり振動であり、小型化、高周波数化に適し、且つ周波数温度特性が優れた三次曲線を呈するので、圧電発振器、電子機器等の多方面で使用されている。
特許文献1には、薄肉の振動部と、振動部の全周に設けられた厚肉部とを有する逆メサ構造のATカット水晶振動素子が開示されており、このATカット水晶振動素子は、前記厚肉部の一端部において接着材を介してパッケージに固定される。ATカット水晶振動素子が片持ち支持された状態では、ATカット水晶振動素子に対して厚み方向の加速度が加わると、先端部(振動部)が変形し、振動特性(周波数特性)が安定しないという問題がある。特に、特許文献1に記載されているATカット水晶振動素子では、振動部の全周囲に厚肉部が形成されていて、先端部の重量が重いため、加速度に対する影響が大きく、その分、周波数のずれ量も大きくなってしまう。なお、上記のような先端部(振動部)の変形を低減するために、厚肉部の厚みを厚くして剛性を高めることが考えられるが、厚肉部の厚みを厚くすると、ウエットエッチングによる振動部の形成精度が低下し、得られた振動素子の振動特性が所定の特性に収まらなくなるという問題が生じる。
特開2002−198772号公報
本発明の目的は、大型化(厚肉化)を低減しつつ、加速度(振動)等の外力による振動特性の変化を低減し、安定した振動特性を発揮することのできる振動素子、振動子、発振器、電子機器および移動体を提供することにある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本発明の振動素子は、厚み滑り振動で振動する振動領域を含む第1領域、及び前記第1領域と一体化され、前記第1領域よりも厚さが厚い第2領域を含む基板と、
前記振動領域の表裏面にそれぞれ設けられている励振電極と、
を含み、
前記第1領域は、
前記厚み滑り振動の振動方向に離間し、前記振動方向と交差する第1外縁および第2外縁と、
前記振動方向に直交する方向に離間している第3外縁および第4外縁と、
を含み、
前記第4外縁は、露出しており、
前記第2領域は、
前記第1外縁に沿って設けられ、対象物に固定される固定部が設けられている第1厚肉部と、
前記第2外縁に沿って設けられている第2厚肉部と、
前記第3外縁に沿って設けられ、かつ、前記第1厚肉部および前記第2厚肉部と接続されている第3厚肉部と、
を含み、
前記第2厚肉部の前記振動方向に沿った平均長さは、100μm以下であることを特徴とする。
これにより、先端側(固定部と反対側)の質量が低減され、加速度(振動)等の外力による振動特性の変化を抑制し、安定した振動特性を発揮することのできる振動素子が得られる。また、厚肉部の厚みを抑えることができ、振動素子の大型化を低減することができる。
[適用例2]
本発明の振動素子では、前記第2厚肉部の前記振動方向に沿った平均長さは、40μm以上であることが好ましい。
これにより、振動素子の剛性の過度な低下を防止することができる。
[適用例3]
本発明の振動素子では、前記第2領域の平均厚さは、50μm以上、70μm以下であることが好ましい。
これにより、振動素子の剛性を高めつつ、第1領域の形成を精度よく行うことができる。
[適用例4]
本発明の振動素子では、前記第3厚肉部の前記振動方向と交差する方向に沿った平均長さは、200μm以上であることが好ましい。
これにより、振動素子の剛性を十分に高めることができる。
[適用例5]
本発明の振動素子では、前記基板は、水晶の結晶軸である、電気軸としてのX軸、機械軸としてのY軸、および光学軸としてのZ軸のうち、前記X軸を回転軸として、前記Z軸を前記Y軸の−Y方向へ+Z側が回転するように傾けた軸をZ’軸、前記Y軸を前記Z軸の+Z方向へ+Y側が回転するように傾けた軸をY’軸とし、前記X軸及び前記Z’軸を含む面を主面とし、前記Y’軸に沿った方向を厚さとする水晶板であることが好ましい。
これにより、温度特性に優れた振動素子が得られる。
[適用例6]
本発明の振動子は、本発明の振動素子と、
前記振動素子が収容されているパッケージと、
を備えていることを特徴とする。
これにより、高い信頼性を有する振動子が得られる。
[適用例7]
本発明の発振器は、本発明の振動素子と、
前記振動素子を駆動する発振回路と、を備えていることを特徴とする。
これにより、高い信頼性を有する発振器が得られる。
[適用例8]
本発明の電子機器は、本発明の振動素子を備えていることを特徴とする。
これにより、高い信頼性を有する電子機器が得られる。
[適用例9]
本発明の移動体は、本発明の振動素子を備えていることを特徴とする。
これにより、高い信頼性を有する移動体が得られる。
本発明の第1実施形態にかかる振動素子の斜視図である。 図1に示す振動素子の平面図である。 ATカット水晶基板と水晶の結晶軸との関係を説明する図である。 図1に示す振動素子を対象物に固定した状態を示す側面図である。 第2厚肉部の幅とG感度との関係を示すグラフである。 第2厚肉部の幅と撓み量の関係を示すグラフである。 厚肉部の厚みとG感度との関係を示すグラフである。 第3厚肉部の幅とG感度との関係を示すグラフである。 振動素子の先端部の質量を低減するパターンを示す図である。 図9に示す各パターンの除去部のモーメントとG感度との関係を示すグラフである。 水晶の結晶軸と応力感度との関係を示すグラフである。 本発明の第2実施形態にかかる振動素子の斜視図である。 本発明の振動子の好適な実施形態を示す断面図である。 本発明の発振器の好適な実施形態を示す断面図である。 本発明の電子機器を適用したモバイル型(またはノート型)のパーソナルコンピューターの構成を示す斜視図である。 本発明の電子機器を適用した携帯電話機(PHSも含む)の構成を示す斜視図である。 本発明の電子機器を適用したディジタルスチルカメラの構成を示す斜視図である。 本発明の移動体の一例としての自動車を概略的に示す斜視図である。
以下、本発明の振動素子、振動子、発振器、電子機器および移動体を図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
1.振動素子
まず、本発明の振動素子について説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態にかかる振動素子の斜視図である。図2は、図1に示す振動素子の平面図である。図3は、ATカット水晶基板と水晶の結晶軸との関係を説明する図である。図4は、図1に示す振動素子を対象物に固定した状態を示す側面図である。図5は、第2厚肉部の幅とG感度との関係を示すグラフである。図6は、第2厚肉部の幅と撓み量の関係を示すグラフである。図7は、厚肉部の厚みとG感度との関係を示すグラフである。図8は、第3厚肉部の幅とG感度との関係を示すグラフである。図9は、振動素子の先端部の質量を低減するパターンを示す図である。図10は、図9に示す各パターンの除去部のモーメントとG感度との関係を示すグラフである。図11は、水晶の結晶軸と応力感度との関係を示すグラフである。なお、以下では、説明の便宜上、図2中の右側を先端、左側を基端とも言う。
図1および図2に示すように、振動素子1は、圧電基板(基板)2と、圧電基板2上に形成された電極3とを有している。
(圧電基板)
圧電基板2は、板状の水晶基板である。ここで、圧電基板2の材料である水晶は、三方晶系に属しており、図3に示すように互いに直交する結晶軸X、Y、Zを有している。X軸、Y軸、Z軸は、それぞれ、電気軸、機械軸、光学軸と呼称される。本実施形態の圧電基板2は、XZ面をX軸の回りに所定の角度θ回転させた平面に沿って切り出された「回転Yカット水晶基板」であり、たとえばθ=35°15’だけ回転させた平面に沿って切り出された場合の基板は「ATカット水晶基板」という。このような水晶基板を用いることにより優れた温度特性を有する振動素子1となる。ただし、圧電基板2としては、厚みすべり振動を励振することができれば、ATカットの圧電基板に限定されず、例えば、BTカットの圧電基板を用いてもよい。
なお、以下では、角度θに対応してX軸まわりに回転したY軸およびZ軸を、Y’軸およびZ’軸とする。すなわち、圧電基板2は、Y’軸方向に厚みを有し、XZ’面方向に広がりを有する。
圧電基板2は、平面視にて、X軸に沿った方向を長辺とし、Z’軸に沿った方向を短辺とする略長手形状をなしている。また、圧電基板2は、−X軸方向を先端側とし、+X軸方向を基端側としている。
図1および図2に示すように、圧電基板2は、薄肉の振動領域(振動エネルギーが閉じ込められる領域)219を含む振動部(第1領域)21と、振動部21と一体化され、振動領域219よりも厚みが厚い厚肉部(第2領域)22とを有している。振動部21は、例えば、水晶基板の+Y’軸側の主面にウエットエッチングによって凹陥部を形成することにより形成することができる。
図1および図2に示すように、振動部21は、圧電基板2の中央に対して、−X軸方向側および−Z’軸方向側に片寄っており、その外縁の一部が厚肉部22から露出している。具体的には、振動部21は、振動素子1の平面視にて、X軸方向(厚み滑り振動の振動方向)に離間し、Z’軸方向(X軸方向と交差する方向)に延在する第1外縁211および第2外縁212と、Z’軸方向に離間し、X軸方向に延在する第3外縁213および第4外縁214とを有している。第1、第2外縁211、212のうち、第1外縁211が+X軸側に位置し、第2外縁212が−X軸側に位置している。また、第3、第4外縁213、214のうち、第3外縁213が+Z’軸側に位置し、第4外縁214が−Z’軸側に位置している。
このような振動部21の三方を囲むようにして厚肉部22が設けられている。図1に示すように、厚肉部22の表面(+Y’軸方向側の主面)は、振動部21の表面(+Y’軸方向側の主面)よりも+Y’軸方向側へ突出して設けられている。一方、厚肉部22の裏面(−Y’軸方向側の主面)は、振動部21の裏面(−Y’軸方向側の主面)と同一平面上に設けられている。
図1および図2に示すように、厚肉部22は、第1外縁211に沿って配置された第1厚肉部23と、第2外縁212に沿って配置された第2厚肉部24と、第3外縁213に沿って配置され、第1、第2厚肉部23、24に接続された第3厚肉部25とを有している。そのため、厚肉部22は、平面視で、振動部21に沿って曲がった構造を備え、略コ字状をなしている。一方、振動部21の第4外縁214には、厚肉部22が形成されておらず、第4外縁214は、厚肉部22から露出している。このように、厚肉部22を振動部21の外縁に部分的に設けて略コ字とし、第4外縁214に沿って設けないことで、振動素子1(振動部21)の剛性を保ちつつ、振動素子1の先端側の質量を低減することができる。また、振動素子1の小型化を図ることができる。
ここで、第3厚肉部25を振動部21に対して+Z’軸側に設けることによって、第3厚肉部25を−Z’軸側に設けた場合と比較して、後述する傾斜部251の幅(Z’軸方向の長さ)を短くすることができる。そのため、このような厚肉部22によれば、振動素子1の小型化を図ることができる。
第1厚肉部23は、第1外縁211に連設され、+X軸方向に向けて厚みが漸増する傾斜部(残渣部)231と、傾斜部231の+X軸方向側の端縁に連接する厚みがほぼ一定の厚肉部本体232とを備えている。同様に、第2厚肉部24は、第2外縁212に連設され、−X軸方向に向けて厚みが漸増する傾斜部(残渣部)241と、傾斜部241の−X軸方向側の端縁に連接する厚みがほぼ一定の厚肉部本体242とを備えている。同様に、第3厚肉部25は、第3外縁213に連設され、+Z’軸方向に向けて厚みが漸増する傾斜部(残渣部)251と、傾斜部251の+Z’軸方向側の端縁に連接する厚みがほぼ一定の厚肉部本体252とを備えている。
第1厚肉部23の厚肉部本体232の表面、すなわち、振動素子1の基端側には、マウント部(固定部)29が設けられている。図4に示すように、振動素子1は、このマウント部29にて、接着材91を用いて対象物92に固定される。なお、マウント部29の位置としては、特に限定されず、例えば、厚肉部本体232の裏面に設けられていてもよい。
(電極)
電極3は、一対の励振電極31、32と、一対のパッド電極33、34と、一対の引出電極35、36とを有している。励振電極31は、振動領域219の表面に形成されている。一方、励振電極32は、振動領域219の裏面に、励振電極31と対向して配置されている。励振電極31、32は、それぞれ、X軸方向を長手とし、Z’軸方向を短手とする略矩形である。また、裏面側の励振電極32の面積は、表面側の励振電極31よりも大きく、振動素子1の平面視にて、励振電極32内に、励振電極31の全域が位置している。
パッド電極33は、厚肉部本体232の表面のマウント部29に形成されている。一方、パッド電極34は、厚肉部本体232の裏面に、パッド電極33と対向して形成されている。
励振電極31からは、引出電極35が延出しており、この引出電極35を介して励振電極31とパッド電極33とが電気的に接続されている。また、励振電極32からは、引出電極36が延出しており、この引出電極36を介して励振電極31とパッド電極34とが電気的に接続されている。引出電極36は、平面視で、圧電基板2を介して引出電極35と重ならないように設けられている。これにより、引出電極35、36間の静電容量を抑えることができる。
このような電極3の構成としては、特に限定されないが、例えば、Cr(クロム)、Ni(ニッケル)等の下地層に、Au(金)やAl(アルミ)、およびAu(金)やAl(アルミ)を主成分とする合金を積層した金属被膜で構成することができる。
以上、振動素子1の基本的な構成について説明した。次に、振動素子1の厚肉部22の厚みTと、第2厚肉部24の幅W24と、第3厚肉部25の幅W25とについて詳細に説明する。なお、厚み(Y’軸方向の平均厚み)Tは、厚肉部22の厚肉部本体232、242、252の平均厚みを言い、幅W24は、厚肉部本体242の平均幅(X軸方向の平均長さ)を言い、幅W25は、厚肉部本体252の平均幅(Z’軸方向の平均長さ)を言う。また、以下に記載する厚みT、幅W24、幅W25の値は、それぞれ、振動素子1の外形(長さL、幅W)が所定範囲内にある場合に特に有効な値となる。この所定範囲は、L≦5mmなる関係を満足し、かつ、W≦3mmなる関係を満足する範囲を言う。
まず、厚肉部本体242の幅W24について説明する。幅W24は、100μm以下に設定されている。これにより、第2厚肉部24の質量を十分に低減することができ、振動素子1の先端側の質量を小さくすることができる。そのため、図4に示すように、マウント部29において接着材を介して対象物に固定されている状態で、振動素子1にY’軸方向の角速度が加わった際の振動素子1の先端側(振動部21)の撓み量を小さくすることができる。その結果、Y’軸方向の加速度に起因する振動特性の変化を小さく抑えることができ、振動素子1のY’軸方向の加速度に対する感度を鈍くすることができる。したがって、振動素子1は、Y’軸方向の加速度が加わっているか否かにかかわらず、安定した振動特性を発揮することができる。
Y’軸方向の加速度を加えたときの幅W24の違いによるG感度特性の変化を図5のグラフに示す。図5に示すように、幅W24が小さくなる程、周波数変化が小さくなり、Y’軸方向の加速度に対する感度が鈍くなっていることが分かる。また、幅W24が異なる2つの振動素子の、−Y’軸方向の加速度負荷が加わった時の撓み量の違いを図6に示す。図6では、実線で示す振動素子の幅W24が、鎖線で示す振動素子の幅W24よりも小さく設定されており、実線で示す振動素子の方が撓み量が小さい。そのため、幅W24が小さい方が振動素子1のY’軸方向の加速度に対する感度が鈍いことが分かる。なお、図5および図6は、それぞれ、一例を挙げて振動素子1の傾向を示すグラフであり、振動素子1は、図5および図6中の数値に限定されるものではない。
ここで、振動素子1の先端部の質量低減効果の観点からすれば、幅W24は、小さい程好ましいが、幅W24が小さすぎると、厚肉部22の厚みTによっては、振動素子1の強度が過度に低下してしまい、振動素子1が破損してしまうおそれがある。そのため、振動素子1の機械的強度を確保する観点で、幅W24は、40μm以上であることが好ましい。すなわち、40μm≦W24≦100μmなる関係を満足することによって、振動素子1の機械的強度を確保しつつ、振動素子1の先端部の質量を小さくすることができる。これにより、振動素子1にY’軸方向の角速度が加わった際の振動素子1の先端側の撓み量をより小さくすることができ、振動素子1は、Y’軸方向の加速度が加わっているか否かにかかわらず、より安定した振動特性を発揮することができる。さらに、45μm≦W24≦55μmなる関係を満足することによって、上述の効果をより顕著に発揮することができる。
次に、厚肉部22の厚みTについて説明する。厚みTは、特に限定されないが、50μm≦T≦70μmなる関係を満足していることが好ましい。これにより、振動素子1の剛性を確保しつつ、振動部21の形成を精度よく行うことができる。そのため、振動素子1は、所望の振動特性を安定して発揮することができる。これに対して、厚みTが上記下限値未満であると、振動素子1の質量(長さLおよび幅W等)によっては、振動素子1の剛性が不足し、振動素子1にY’軸方向の角速度が加わった際の振動素子1の先端部(振動部21)の撓み量を十分に小さくすることができない場合がある。反対に、厚みTが上記上限値を超えると、振動素子1の過度な大型化を招いたり、振動素子1の歩留まりの低下を招いたりするおそれがある。具体的には、前述したように、振動部21は、ウエットエッチングによって+Y’側の主面に凹陥部を形成することによって得られるが、厚みTが大きくなると、その分、凹陥部が深くなり、それに伴って、傾斜部231、241、251の幅も広くなる。そのため、振動素子1の大型化を招いてしまう。また、厚みTが大きくなるほど凹陥部の深さ(エッチング深さ)が深くなり、エッチング精度が低下する。そのため、振動部21を所望の厚みに整えることが困難となり、その結果、振動素子の歩留まりが低下する。
Y’軸方向の加速度を加えたときの厚みTの違いによるG感度特性の変化を図7のグラフに示す。図7に示すように、厚みTが大きくなる程、周波数変化が小さくなり、Y’軸方向の加速度に対する感度が鈍くなっていることが分かる。なお、図7では、4つのサンプルの結果を表示している。また、図7は、一例を挙げて振動素子1の傾向を示すグラフであり、振動素子1は、図7中の数値に限定されるものではない。
次に、厚肉部本体252の幅W25について説明する。幅W25は、特に限定されないが、200μm以上であるのが好ましい。これにより、振動素子1の剛性を十分に確保することができ、振動素子1にY’軸方向の角速度が加わった際の振動素子1の先端側(振動部21)の撓み量を小さくすることができる。したがって、振動素子1は、Y’軸方向の加速度が加わっているか否かにかかわらず、安定した振動特性を発揮することができる。特に、振動素子1では、第1厚肉部23がX軸方向から振動部21を支持し、第3厚肉部25がZ’軸方向から振動部21を支持しているため、振動部21のY’軸方向の撓みをより効果的に抑制することができる。なお、幅W25の上限値としては、特に限定されず、振動部21を所望のサイズで形成することができる限り大きいのが好ましい。これにより、上述の効果をより顕著に発揮することができる。
Y’軸方向の加速度を加えたときの幅W25の違いによるG感度特性の変化を図8のグラフに示す。図8に示すように、幅W25が大きくなる程、周波数変化が小さくなり、Y’軸方向の加速度に対する感度が鈍くなっていることが分かる。なお、図8は、一例を挙げて振動素子1の傾向を示すグラフであり、振動素子1は、図8中の数値に限定されるものではない。
以上のように、本実施形態の振動素子1によれば、先端側の質量が低減され、Y’軸方向の加速度が加わることによる振動特性の変化が低減され、安定した振動特性を発揮することができる。
ここで、図9(a)に示す振動素子の先端部の質量を小さくするには、図9(b)に示すように、厚肉部本体242の幅を小さくしたり、図9(c)に示すように、厚肉部本体252の幅を小さくしたり、図9(d)に示すように、先端部の+Z’軸側の端部を除去したり、図9(e)に示すように、先端部の−Z’軸側の端部を除去したりする場合が考えられる。なお、以下では、図9(b)をパターンP1とも言い、図9(c)をパターンP2とも言い、図9(d)をパターンP3とも言い、図9(e)をパターンP4とも言う。
これら各パターンP1〜P4がG感度特性に与える影響を図10に示す。図10のグラフの横軸は、[除去部(鎖線囲まれた部分)の質量]×[除去部の重心と始点(マウント部29)との離間距離]の値であり、以下では「モーメント」と呼ぶ。図10のグラフの縦軸は、規格化G感度であり、図9(a)に示す振動素子のG感度を1として各パターンP1〜P4のG感度を規格化した値である。
図10から、パターンP1〜P4でそれぞれG感度特性の変化が異なっていることが分かる。例えば、パターンP1、P3、P4では、除去部が大きくなるに連れてG感度が低下するのに対して、パターンP2では、反対に、除去部が大きくなるに連れてG感度が高くなる。また、パターンP1、P3、P4において、パターンP1、P3では、除去部の大きさに比例してG感度が飽和することなく線形的に低下しているのに対して、パターンP4では、除去部の大きさが一定以上となるとG感度の低下がほぼ飽和してしまう。このような各パターンP1〜P4のG感度特性変化の異なりは、水晶の結晶軸と、振動素子の形状とに起因するものと考えられる。
図11は、水晶振動子に加わる力Fによる共振周波数の変位との関係を表すグラフである。力Fと水晶のX軸との交差角度をψとしたとき、ψ=0°のとき、力Fは、X軸の方向に沿って作用し、ψ=90°のとき、力Fは、Z’軸の方向に沿って作用することになる。
そして、図11から分かるように、X軸とZ’軸の応力感度(Kf)が正負逆となっている。このことが一因となり、パターンP1とパターンP2の違いが生じていると考えられる。また、パターンP3、P4は、それぞれ、パターンP1、P2の複合であると考えられるため、パターンP1、P2とは異なった特性を示していると考えられる。また、パターンP3、P4の違いは、前記応力感度の他、振動素子1の形状の違いにも起因していると考えられる。すなわち、パターンP3では、除去部の大きさに関わらず、除去部の全体を厚肉部22が占めているため、除去部の大きさに対して線形的にG感度が鈍くなる。一方、パターンP4では、除去部が大きくなるに連れて、除去部に占める振動部21の割合が大きくなり、質量低減効果が減って、G感度の低下が飽和してしまう。
このように、振動素子の先端部の質量をどのようにして低減するかによって、G感度変化のさせ方を選択することができることを発明者らは発見した。振動素子1では、パターンP1〜P4のうちから、パターンP1を選択することで、先端部の質量を低減し、G感度特性の向上を図っている。パターンP1は、G感度の低下が飽和することなく発揮される点で好ましい。また、パターンP1は、他のパターンP2〜P4と比較して、振動素子1のX軸方向の長さを短くすることができ、小型化を図ることができる点でも有効である。また、前述したように、幅W25を大きくすることによって、パターンP2の効果の発現を阻止することができ、G感度の上昇を抑えることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の振動素子の第2実施形態について説明する。
図12は、本発明の第2実施形態にかかる振動素子の斜視図である。
以下、第2実施形態の振動素子について、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
本発明の第2実施形態にかかる振動素子は、圧電基板の構成が異なる以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、前述した第1実施形態と同様の構成には、同一符号を付してある。
図12に示すように、本実施形態の振動素子1では、圧電基板2の両主面に凹陥部を形成することによって、振動部21が形成されている。言い換えると、厚肉部22の表面(−Y’軸方向側の主面)は、振動部21の表面(+Y’軸方向側の主面)よりも+Y’軸方向側へ突出して設けられており、厚肉部22の裏面(−Y’軸方向側の主面)は、振動部21の裏面(−Y’軸方向側の主面)よりも−Y’軸方向側へ突出して設けられている。このように、圧電基板2の両主面に凹陥部を形成して振動部21を形成することによって、例えば、前述した第1実施形態と比較して、凹陥部のエッチング深さを浅くすることができる。そのため、エッチングをより精度よく行うことができ、圧電基板2の外形形状をより高精度に得ることができる。
このような第2実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
2.振動子
次に、前述した振動素子1を適用した振動子(本発明の振動子)について説明する。
図13は、本発明の振動子の好適な実施形態を示す断面図である。
図13に示す振動子10は、前述した振動素子1と、振動素子1を収容するパッケージ4とを有している。
(パッケージ)
パッケージ4は、上面に開放する凹部411を有する箱状のベース41と、凹部411の開口を塞いでベース41に接合された板状のリッド42とを有している。そして、凹部411がリッド42によって塞がれることにより形成された収容空間Sに振動素子1が収納されている。収容空間Sは、減圧(真空)状態となっていてもよいし、窒素、ヘリウム、アルゴン等の不活性ガスが封入されていてもよい。
ベース41の構成材料としては、特に限定されないが、酸化アルミニウム等の各種セラミックスを用いることができる。また、リッド42の構成材料としては、特に限定されないが、ベース41の構成材料と線膨張係数が近似する部材であると良い。例えば、ベース41の構成材料を前述のようなセラミックスとした場合には、コバール等の合金とするのが好ましい。なお、ベース41とリッド42の接合は、特に限定されず、例えば、接着材を介して接合してもよいし、シーム溶接等により接合してもよい。
ベース41の凹部411の底面には、接続電極451、461が形成されている。また、ベース41の下面には、外部実装端子452、462が形成されている。接続電極451は、ベース41に形成された図示しない貫通電極を介して外部実装端子452と電気的に接続されており、接続電極461は、ベース41に形成された図示しない貫通電極を介して外部実装端子462と電気的に接続されている。
接続電極451、461、外部実装端子452、462の構成としては、それぞれ、導電性を有していれば、特に限定されないが、例えば、Cr(クロム)、W(タングステン)などのメタライズ層(下地層)に、Ni(ニッケル)、Au(金)、Ag(銀)、Cu(銅)などの各被膜を積層した金属被膜で構成することができる。
収容空間S内に収容されている振動素子1は、表面をベース41側に向けて、マウント部29において、導電性接着材51によってベース41に固定されている。導電性接着材51は、接続電極451とパッド電極33とに接触して設けられている。これにより、導電性接着材51を介して接続電極451とパッド電極33とが電気的に接続される。導電性接着材51を用いて振動素子1を一カ所(一点)で支持することによって、例えば、ベース41と圧電基板2の熱膨張率の差によって振動素子1に発生する応力を抑えることができる。
導電性接着材51としては、導電性および接着性を有していれば特に限定されず、例えば、シリコーン系、エポキシ系、アクリル系、ポリイミド系、ビスマレイミド系等の接着材に導電性フィラーを分散させたものを用いることができる。
振動素子1のパッド電極34は、ボンディングワイヤー52を介して接続電極461に電気的に接続されている。前述したように、パッド電極34は、パッド電極33と対向して配置されているため、振動素子1がベース41に固定されている状態では、導電性接着材51の直上に位置している。そのため、ワイヤーボンディング時にパッド電極34に与える振動(超音波振動)の漏れを抑制することができ、パッド電極34へのボンディングワイヤー52の接続をより確実に行うことができる。
3.発振器
次に、本発明の振動素子を適用した発振器(本発明の発振器)について説明する。
図14は、本発明の発振器の好適な実施形態を示す断面図である。
図14に示す発振器100は、振動子10と、振動素子1を駆動するためのICチップ110とを有している。以下、発振器100について、前述した振動子との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図14に示すように、発振器100では、ベース41の凹部411にICチップ110が固定されている。ICチップ110は、凹部411の底面に形成された複数の内部端子120と電気的に接続されている。複数の内部端子120には、接続電極451、461と接続されているものと、外部実装端子452、462と接続されているものがある。ICチップ110は、振動素子1の駆動を制御するための発振回路を有している。ICチップ110によって振動素子1を駆動すると、所定の周波数の信号を取り出すことができる。
4.電子機器
次に、本発明の振動素子を適用した電子機器(本発明の電子機器)について説明する。
図15は、本発明の電子機器を適用したモバイル型(またはノート型)のパーソナルコンピューターの構成を示す斜視図である。この図において、パーソナルコンピューター1100は、キーボード1102を備えた本体部1104と、表示部2000を備えた表示ユニット1106とにより構成され、表示ユニット1106は、本体部1104に対しヒンジ構造部を介して回動可能に支持されている。このようなパーソナルコンピューター1100には、フィルター、共振器、基準クロック等として機能する振動子10(振動素子1)が内蔵されている。
図16は、本発明の電子機器を適用した携帯電話機(PHSも含む)の構成を示す斜視図である。この図において、携帯電話機1200は、複数の操作ボタン1202、受話口1204および送話口1206を備え、操作ボタン1202と受話口1204との間には、表示部2000が配置されている。このような携帯電話機1200には、フィルター、共振器等として機能する振動子10(振動素子1)が内蔵されている。
図17は、本発明の電子機器を適用したディジタルスチルカメラの構成を示す斜視図である。なお、この図には、外部機器との接続についても簡易的に示されている。ここで、通常のカメラは、被写体の光像により銀塩写真フィルムを感光するのに対し、ディジタルスチルカメラ1300は、被写体の光像をCCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子により光電変換して撮像信号(画像信号)を生成する。
ディジタルスチルカメラ1300におけるケース(ボディー)1302の背面には、表示部が設けられ、CCDによる撮像信号に基づいて表示を行う構成になっており、表示部は、被写体を電子画像として表示するファインダーとして機能する。また、ケース1302の正面側(図中裏面側)には、光学レンズ(撮像光学系)やCCDなどを含む受光ユニット1304が設けられている。
撮影者が表示部に表示された被写体像を確認し、シャッターボタン1306を押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、メモリー1308に転送・格納される。また、このディジタルスチルカメラ1300においては、ケース1302の側面に、ビデオ信号出力端子1312と、データ通信用の入出力端子1314とが設けられている。そして、図示されるように、ビデオ信号出力端子1312にはテレビモニター1430が、デ−タ通信用の入出力端子1314にはパーソナルコンピューター1440が、それぞれ必要に応じて接続される。さらに、所定の操作により、メモリー1308に格納された撮像信号が、テレビモニター1430や、パーソナルコンピューター1440に出力される構成になっている。このようなディジタルスチルカメラ1300には、フィルター、共振器等として機能する振動子10(振動素子1)が内蔵されている。
なお、本発明の振動素子を備える電子機器は、図15のパーソナルコンピューター(モバイル型パーソナルコンピューター)、図16の携帯電話機、図17のディジタルスチルカメラの他にも、例えば、インクジェット式吐出装置(例えばインクジェットプリンター)、ラップトップ型パーソナルコンピューター、テレビ、ビデオカメラ、ビデオテープレコーダー、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳(通信機能付も含む)、電子辞書、電卓、電子ゲーム機器、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニター、電子双眼鏡、POS端末、医療機器(例えば電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシミュレーター等に適用することができる。
5.移動体
次に、本発明の振動素子を適用した移動体(本発明の移動体)について説明する。
図18は、本発明の移動体の一例としての自動車を概略的に示す斜視図である。自動車1500には、振動子10(振動素子1)が搭載されている。振動子10は、キーレスエントリー、イモビライザー、カーナビゲーションシステム、カーエアコン、アンチロックブレーキシステム(ABS)、エアバック、タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)、エンジンコントロール、ハイブリッド自動車や電気自動車の電池モニター、車体姿勢制御システム、等の電子制御ユニット(ECU:electronic control unit)に広く適用できる。
以上、本発明の振動素子、振動子、発振器、電子機器および移動体について、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。また、前述した各実施形態を適宜組み合わせてもよい。
また、前述した実施形態では、圧電基板として水晶基板を用いているが、これに替えて、例えば、ニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウム等の各種圧電基板を用いてもよい。
1…振動素子 10…振動子 100…発振器 110…ICチップ 120…内部端子 2…圧電基板 21…振動部 211…第1外縁 212…第2外縁 213…第3外縁 214…第4外縁 219…振動領域 22…厚肉部 23…第1厚肉部 231…傾斜部 232…厚肉部本体 24…第2厚肉部 241…傾斜部 242…厚肉部本体 25…第3厚肉部 251…傾斜部 252…厚肉部本体 29…マウント部 3…電極 31、32…励振電極 33、34…パッド電極 35、36…引出電極 91…接着材 92…対象物 4…パッケージ 41…ベース 411…凹部 42…リッド 451、461…接続電極 452、462…外部実装端子 51…導電性接着材 52…ボンディングワイヤー 1100…パーソナルコンピューター 1102…キーボード 1104…本体部 1106…表示ユニット 1200…携帯電話機 1202…操作ボタン 1204…受話口 1206…送話口 1300…ディジタルスチルカメラ 1302…ケース 1304…受光ユニット 1306…シャッターボタン 1308…メモリー 1312…ビデオ信号出力端子 1314…入出力端子 1430…テレビモニター 1440…パーソナルコンピューター 1500…自動車 2000…表示部 L…長さ W、W24、W25…幅 T…厚み S…収容空間 P1、P2、P3、P4…パターン
ATカット水晶振動素子は、励振する主振動の振動モードが厚みすべり振動であり、小型化、高周波数化に適し、且つ周波数温度特性が優れた三次曲線を呈するので、圧電発振器、電子機器等の多方面で使用されている。
特許文献1には、薄肉の振動部と、振動部の全周に設けられた厚肉部とを有する逆メサ構造のATカット水晶振動素子が開示されており、このATカット水晶振動素子は、前記厚肉部の一端部において接着材を介してパッケージに固定される。ATカット水晶振動素子が片持ち支持された状態では、ATカット水晶振動素子に対して厚み方向の加速度が加わると、先端部(振動部)が変形し、振動特性(周波数特性)が安定しないという問題がある。特に、特許文献1に記載されているATカット水晶振動素子では、振動部の全周囲に厚肉部が形成されていて、先端部の重量が重いため、加速度に対する影響が大きく、その分、周波数のずれ量も大きくなってしまう
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本発明の振動素子は、厚み滑り振動で振動する振動領域を含む第1領域、及び前記第1領域と一体化され、前記第1領域よりも厚さが厚い第2領域を含む基板と、
前記振動領域の表裏面にそれぞれ設けられている励振電極と、
を含み、
前記第1領域は、
前記厚み滑り振動の振動方向の一方に設けられている第1外縁および他方に設けられている第2外縁を含み、
前記第1外縁および前記第2外縁は、前記振動方向と交差する方向に延在し、
前記振動方向と交差する方向の一方に設けられている第3外縁および他方に設けられている第4外縁を含み、
前記第4外縁は、前記基板の断面視にて露出しており、
前記第2領域は、
前記第1外縁に沿って設けられ、対象物に固定される固定部が設けられている第1厚肉部と、
前記第2外縁に沿って設けられている第2厚肉部と、
前記第3外縁に沿って設けられ、かつ、前記第1厚肉部および前記第2厚肉部と接続されている第3厚肉部と、
を含み、
前記第2厚肉部の前記振動方向に沿った最大寸法をLmax、最小寸法をLminとしたとき、(Lmax + Lmin)/2 とする平均寸法は、100μm以下であることを特徴とする。
これにより、先端側(固定部と反対側)の質量が低減され、加速度(振動)等の外力による振動特性の変化を抑制し、安定した振動特性を発揮することのできる振動素子が得られる。また、厚肉部の厚みを抑えることができ、振動素子の大型化を低減することができる。
[適用例2]
本発明の振動素子では、前記第2厚肉部の前記平均寸法は、40μm以上であることが好ましい。
これにより、振動素子の剛性の過度な低下を防止することができる。
[適用例3]
本発明の振動素子では、前記第2領域の最大厚さをTmax、最小厚さをTminとしたとき、(Tmax + Tmin)/2 とする平均厚さは、50μm以上、70μm以下であることが好ましい。
これにより、振動素子の剛性を高めつつ、第1領域の形成を精度よく行うことができる。
[適用例4]
本発明の振動素子では、前記第3厚肉部の前記振動方向と直交する方向に沿った最大寸法をL’max、最小寸法をL’minとしたとき、(L’max + L’min)/2 とする平均寸法は、200μm以上であることが好ましい。
これにより、振動素子の剛性を十分に高めることができる。
[適用例5]
本発明の振動素子では、前記基板は、水晶の結晶軸である、電気軸としてのX軸、機械軸としてのY軸、および光学軸としてのZ軸のうち、前記X軸を回転軸として、前記Z軸を前記Y軸の−Y方向へ+Z側が回転するように傾けた軸をZ’軸、前記Y軸を前記Z軸の+Z方向へ+Y側が回転するように傾けた軸をY’軸とし、前記X軸及び前記Z’軸を含む面を主面とし、前記Y’軸に沿った方向を厚さとする水晶板であることが好ましい。
これにより、温度特性に優れた振動素子が得られる。
以上、振動素子1の基本的な構成について説明した。次に、振動素子1の厚肉部22の厚みTと、第2厚肉部24の幅W24と、第3厚肉部25の幅W25とについて詳細に説明する。なお、厚みTは、厚肉部22の厚肉部本体232、242、252の平均厚み(Y’軸方向の最大厚みをTmax、最小厚みをTminとしたとき、 (Tmax + Tmin)/2 からなる厚さ)を言い、幅W24は、厚肉部本体242の平均幅(X軸方向の最大寸法をLmax、最小寸法をLminとしたとき、 (Lmax + Lmin)/2 からなる平均寸法)を言い、幅W25は、厚肉部本体252の平均幅(Z’軸方向の最大寸法をL’max、最小寸法をL’minとしたとき、 (L’max + L’min)/2 からなる平均寸法)を言う。また、以下に記載する厚みT、幅W24、幅W25の値は、それぞれ、振動素子1の外形(長さL、幅W)が所定範囲内にある場合に特に有効な値となる。この所定範囲は、L≦5mmなる関係を満足し、かつ、W≦3mmなる関係を満足する範囲を言う。

Claims (9)

  1. 厚み滑り振動で振動する振動領域を含む第1領域、及び前記第1領域と一体化され、前記第1領域よりも厚さが厚い第2領域を含む基板と、
    前記振動領域の表裏面にそれぞれ設けられている励振電極と、
    を含み、
    前記第1領域は、
    前記厚み滑り振動の振動方向に離間し、前記振動方向と交差する第1外縁および第2外縁と、
    前記振動方向に直交する方向に離間している第3外縁および第4外縁と、
    を含み、
    前記第4外縁は、露出しており、
    前記第2領域は、
    前記第1外縁に沿って設けられ、対象物に固定される固定部が設けられている第1厚肉部と、
    前記第2外縁に沿って設けられている第2厚肉部と、
    前記第3外縁に沿って設けられ、かつ、前記第1厚肉部および前記第2厚肉部と接続されている第3厚肉部と、
    を含み、
    前記第2厚肉部の前記振動方向に沿った平均長さは、100μm以下であることを特徴とする振動素子。
  2. 前記第2厚肉部の前記振動方向に沿った平均長さは、40μm以上である請求項1に記載の振動素子。
  3. 前記第2領域の平均厚さは、50μm以上、70μm以下である請求項1または2に記載の振動素子。
  4. 前記第3厚肉部の前記振動方向と交差する方向に沿った平均長さは、200μm以上である請求項1ないし3のいずれか1項に記載の振動素子。
  5. 前記基板は、水晶の結晶軸である、電気軸としてのX軸、機械軸としてのY軸、および光学軸としてのZ軸のうち、前記X軸を回転軸として、前記Z軸を前記Y軸の−Y方向へ+Z側が回転するように傾けた軸をZ’軸、前記Y軸を前記Z軸の+Z方向へ+Y側が回転するように傾けた軸をY’軸とし、前記X軸及び前記Z’軸を含む面を主面とし、前記Y’軸に沿った方向を厚さとする水晶板である請求項1ないし4のいずれか1項に記載の振動素子。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の振動素子と、
    前記振動素子が収容されているパッケージと、
    を備えていることを特徴とする振動子。
  7. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の振動素子と、
    前記振動素子を駆動する発振回路と、を備えていることを特徴とする発振器。
  8. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の振動素子を備えていることを特徴とする電子機器。
  9. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の振動素子を備えていることを特徴とする移動体。
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