JP2014198759A - ポリカーボネート樹脂組成物及び成形品 - Google Patents
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Abstract
Description
加えて、本発明者の検討によれば、従来のポリカーボネート樹脂組成物では発色性、耐光性が不十分であり、また、着色剤含有量が増加すると機械的強度も低下するとの課題が見出された。
即ち、本発明の要旨は以下のとおりである。
[2] 前記環状エーテル構造を有するジヒドロキシ化合物が、下記式(1)で表されるジヒドロキシ化合物である前記[1]に記載のポリカーボネート樹脂組成物。
[3] 前記ポリカーボネート樹脂が、脂肪族炭化水素のジヒドロキシ化合物に由来する構造単位を有するポリカーボネート樹脂である前記[1]又は[2]に記載のポリカーボネート樹脂組成物。
[4] 前記脂肪族炭化水素のジヒドロキシ化合物が、シクロヘキサンジメタノール類である前記[3]に記載のポリカーボネート樹脂組成物。
[5] 前記ポリカーボネート樹脂が、環状エーテル構造を有するジヒドロキシ化合物を含むジヒドロキシ化合物と、炭酸ジエステルとの重縮合により得られた構造単位を有するポリカーボネート樹脂である前記[1]乃至[4]のいずれかに記載のポリカーボネート樹脂組成物。
[6] 前記白色顔料が酸化チタン、チタン酸ストロンチウム、チタン酸カルシウム、硫化亜鉛、及び酸化亜鉛からなる群から選ばれる少なくとも1種以上の白色顔料である前記[1]乃至[5]のいずれかに記載のポリカーボネート樹脂組成物。
[7] 前記白色顔料が酸化チタンであり、さらにその表面が、有機ケイ素化合物、アルミナ、シリカ、ジルコニア、炭素数6〜24の脂肪酸及びその金属塩、炭素数6〜24の脂肪酸のエステル、炭素数6〜24の脂肪酸のアミドからなる群から選ばれる少なくとも1種以上の材料で被覆されている酸化チタンである前記[1]乃至[6]のいずれかに記載のポリカーボネート樹脂組成物。
[8] 前記ポリカーボネート樹脂100質量部に対して前記赤色顔料を0.001質量部以上1質量部以下含有する前記[1]乃至[7]のいずれかに記載のポリカーボネート樹脂組成物。
[9] 前記赤色顔料がペリレン化合物、Fe2O3化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種の赤色顔料である前記[1]乃至[8]のいずれかに記載のポリカーボネート樹脂組成物。
[10] 前記ポリカーボネート樹脂100質量部に対して前記黄色顔料を0.001質量部以上1質量部以下含有する前記[1]乃至[9]のいずれかに記載のポリカーボネート樹脂組成物。
[11] 前記黄色顔料がイソインドリノン化合物である前記[1]乃至[10]のいずれかに記載のポリカーボネート樹脂組成物。
[12] 前記ポリカーボネート樹脂100質量部に対して、さらに耐光安定剤を0.0001質量部以上3質量部以下含有する前記[1]乃至[11]のいずれかに記載のポリカーボネート樹脂組成物。
[13] 前記ポリカーボネート樹脂100質量部に対して、さらに酸化防止剤を0.0001質量部以上3質量部以下含有する前記[1]乃至[12]のいずれかに記載のポリカーボネート樹脂組成物。
[14] 前記ポリカーボネート樹脂100質量部に対して、さらに離型剤を0.001質量部以上3質量部以下含有する前記[1]乃至[13]のいずれかに記載のポリカーボネート樹脂組成物。
[15] 前記[1]乃至[14]のいずれかに記載のポリカーボネート樹脂組成物を成形してなるポリカーボネート樹脂成形品。
[16] 前記ポリカーボネート樹脂成形品が、射出成形法により成形されたものである前記[15]に記載のポリカーボネート樹脂成形品。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物は、環状エーテル構造を有するジヒドロキシ化合物に由来する構造単位を含むポリカーボネート樹脂と、白色顔料、赤色顔料および黄色顔料とを含有することを特徴とする。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物は、白色顔料を含有することを特徴とする。白色顔料としては、可視光での反射率が高く、白色度が高い点から、酸化チタン、チタン酸ストロンチウム、チタン酸カルシウム、硫化亜鉛、及び酸化亜鉛、炭酸カルシウム、アルミナが好ましく、酸化チタン、硫化亜鉛、酸化亜鉛が特に好ましい。
白色顔料の具体例としては、Pigment White 6、Pigment White 7、Pigment White 4、Pigment White 18、Pigment White 24が挙げられ、これらの中でも、白色度が高い点から、Pigment White 6、Pigment White 4、Pigment White 7が好ましく、Pigment White 6が特に好ましい。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物は、赤色顔料を含有することを特徴とする。赤色顔料としては、着色性の点から、ペリレン化合物、Fe2O3化合物、モノアゾ化合物、キナクリドン化合物、ジケトピロロピロール化合物が好ましく、ペリレン化合物、Fe2O3化合物系顔料が特に好ましい。
赤色顔料の具体例としては、Pigment Red 101、Pigment Red 122、Pigment Red 144、Pigment Red 168、Pigment Red 177、Pigment Red 178、Pigment Red 179が挙げられ、これらの中でも、着色性が鮮色性である点から、Pigment Red 101、Pigment Red 177、Pigment Red 178、Pigment Red 179が好ましく、Pigment Red 101、Pigment Red 178が特に好ましい。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物における、赤色顔料の含有量は、本発明のポリカーボネート樹脂100質量部に対して0.001質量部以上1質量部以下であることが好ましく、0.005質量部以上0.5質量部以下であることがより好ましく、0.01質量部以上0.1質量部以下であることが特に好ましい。赤色顔料の含有量が少な過ぎると赤色顔料による着色性が発現しにくくなり、一方、多過ぎると機械強度の低下や色替えに時間を要することが問題となるおそれがある。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物は、黄色顔料を含有することを特徴とする。黄色顔料としては、着色性の点からイソインドリノン化合物、モノアゾ化合物、ジアゾ化合物が好ましく、イソインドリノン化合物系顔料が特に好ましい。
黄色顔料の具体例としては、Pigment Yellow 24、Pigment Yellow 110、Pigment Yellow 123、Pigment Yellow 137、Pigment Yellow 147が挙げられ、これらの中でも、着色性が鮮色性である点から、Pigment Yellow 110が好ましい。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物における、黄色顔料の含有量は、本発明のポリカーボネート樹脂100質量部に対して0.001質量部以上1質量部以下であることが好ましく、0.005質量部以上0.5質量部以下であることがより好ましく、0.01質量部以上0.1質量部以下であることが特に好ましい。黄色顔料の含有量が少な過ぎると黄色顔料による着色性が発現しにくくなり、一方、多過ぎると機械強度の低下や色替えに時間を要することが問題となるおそれがある。
本発明には、上記の白色顔料、赤色顔料および黄色顔料に加え、さらに有機顔料を用いることができる。このような有機顔料としては、例えば、アゾレーキ顔料、ベンゾイミダゾロン顔料、ジアリリド顔料、縮合アゾ系顔料などのアゾ系顔料、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン等のフタロシアニン系顔料、イソインドリノン顔料、キノフタロン顔料、キナクリドン顔料、ペリレン顔料、アントラキノン顔料、ペリノン顔料、ジオキサジンバイオレット等が挙げられる。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物は、必要に応じて、さらにその他の顔料を含有していてもよい。その他の顔料を含有する場合、着色性の点から、ベンズイミダゾロン系顔料、ピラゾロン系顔料が挙げられる。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物には、本発明の目的を達成できる範囲で有機染料を含有していてもよい。有機染料として例えば、ニトロソ染料、ニトロ染料、アゾ染料、スチルベンアゾ染料、ケトイミン染料、トリフェニルメタン染料、キサンテン染料、アクリジン染料、キノリン染料、メチン/ポリメチン染料、チアゾール染料、インダミン/インドフェノール染料、アジン染料、オキサジン染料、チアジン染料、硫化染料、アミノケトン/オキシケトン染料、アントラキノン染料、インジゴイド染料、フタロシアニン染料、ピラゾロン染料、ペリノン染料、キノフタロン染料等が挙げられる。
また、480〜550nmの範囲に極大吸収波長を少なくとも有する有機染料を含んでも良い。
本発明においては、ポリカーボネート樹脂組成物に配合する白色顔料、赤色顔料および黄色顔料とその他必要に応じて含有させる有機顔料、有機染料等が熱可塑性樹脂によってマスターバッチ化された上で該組成物中に含まれていることが、本発明のポリカーボネート樹脂組成物中にこれらの顔料や染料等を均一に分散させて、色ムラの発生を抑制する観点から好ましい。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物に用いるポリカーボネート樹脂は、環状エーテル構造を有するジヒドロキシ化合物(以下、「本発明のジヒドロキシ化合物」と称す場合がある。)に由来する構造単位を含むものである。
本発明のジヒドロキシ化合物としては、下記式(1)、(2)及び(3)に代表されるような環状エーテル構造を有するジヒドロキシ化合物類が挙げられる。
これらのジヒドロキシ化合物のなかでも、耐熱性を高めるという観点から、下記式(1)に代表される無水糖アルコール構造を有する化合物類、及び下記式(2)、(3)に代表されるスピログリコール構造を有する化合物類が好ましく、特にはこれらのなかでも下記式(1)及び下記式(2)に代表されるような複数の環構造を有するものが好ましい。
その他のジヒドロキシ化合物としては、構造の一部に下記式(4)で表される構造を有するジヒドロキシ化合物を用いることができる。
脂環式炭化水素のジヒドロキシ化合物として具体的には、1,2−シクロヘキサンジメタノール、1,3−シクロヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジメタノール等のシクロヘキサンジメタノール類;トリシクロデカンジメタノール、ペンタシクロペンタデカンジメタノール、2,6−デカリンジメタノール、1,5−デカリンジメタノール、2,3−デカリンジメタノール、2,3−ノルボルナンジメタノール、2,5−ノルボルナンジメタノール、1,3−アダマンタンジメタノール等が挙げられる。
本発明に用いるポリカーボネート樹脂は、上述した本発明のジヒドロキシ化合物を含むジヒドロキシ化合物と炭酸ジエステルを原料として、エステル交換反応により重縮合させて得ることができる。
本発明に用いるポリカーボネート樹脂の製造方法は特に限定されるものではないが、代表例としては、環状エーテル構造を有する本発明のジヒドロキシ化合物を含むジヒドロキシ化合物と、上記式(5)で表される炭酸ジエステルとをエステル交換反応させてポリカーボネート樹脂を製造する方法が挙げられる。より詳細には、エステル交換反応触媒の存在下でエステル交換反応により重縮合を行い、エステル交換反応の際に副生するモノヒドロキシ化合物等を系外に除去する方法が挙げられる。
以下、本発明のポリカーボネート樹脂を製造する方法について詳述する。
本発明のポリカーボネート樹脂は、例えば、本発明のジヒドロキシ化合物を含むジヒドロキシ化合物と前記式(5)で表される炭酸ジエステルとをエステル交換反応により重縮合させることによって得られるが、原料であるジヒドロキシ化合物と炭酸ジエステルは、エステル交換反応前に均一に混合することが好ましい。
このモル比率が小さくなると、製造されたポリカーボネート樹脂の末端水酸基が増加して、ポリマーの熱安定性に影響を与え、成形時に着色を招いたり、エステル交換反応の速度が低下したり、所望する高分子量体が得られ難い可能性がある。
本発明において、反応器が2つ以上であれば、その反応器中で、更に条件の異なる反応段階を複数持たせる、連続的に温度・圧力を変えていく、などしてもよい。
ペレット化の方法は限定されるものではないが、最終重合反応器から溶融状態で抜き出し、ストランドの形態で冷却固化させてペレット化させる方法、最終重合反応器から溶融状態で一軸又は二軸の押出機に樹脂を供給し、溶融押出しした後、冷却固化させてペレット化させる方法、又は、最終重合反応器から溶融状態で抜き出し、ストランドの形態で冷却固化させて一旦ペレット化させた後に、再度一軸又は二軸の押出機に樹脂を供給し、溶融押出しした後、冷却固化させてペレット化させる方法等が挙げられる。
また、押出されたポリカーボネート樹脂を冷却しチップ化する際は、空冷、水冷等の冷却方法を使用するのが好ましい。空冷の際に使用する空気は、ヘパフィルター等で空気中の異物を事前に取り除いた空気を使用し、空気中の異物の再付着を防ぐのが望ましい。水冷を使用する際は、イオン交換樹脂等で水中の金属分を取り除き、さらにフィルターにて、水中の異物を取り除いた水を使用することが望ましい。用いるフィルターの目開きは、99%除去の濾過精度として10μm〜0.45μmであることが好ましい。
上述のポリカーボネート樹脂の製造方法で得られる本発明のポリカーボネート樹脂の分子量は、還元粘度で表すことができ、本発明で用いるポリカーボネート樹脂の還元粘度は、通常0.30dL/g以上であり、0.35dL/g以上が好ましく、一方、通常1.20dL/g以下であり、1.00dL/g以下が好ましく、0.80dL/g以下がより好ましい。ポリカーボネート樹脂の還元粘度が低すぎると得られる成形品の機械的強度が小さい可能性があり、高すぎると、成形する際の流動性が低下し、生産性や成形性を低下させる傾向がある。
尚、ポリカーボネート樹脂の還元粘度は、溶媒として塩化メチレンを用い、ポリカーボネート樹脂濃度を0.6g/dLに精密に調整し、温度20.0℃±0.1℃でウベローデ粘度管を用いて測定する。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物は、上述のような本発明のポリカーボネート樹脂と白色顔料、赤色顔料および黄色顔料とを含有するものである。
また、好ましくは白色顔料、赤色顔料および黄色顔料とその他有機顔料、有機染料等を含む前述のマスターバッチを、上記の各種の添加剤の添加時期、添加方法と同様にして添加すればよいが、特に、ポリカーボネート樹脂ペレットと混合した後、押出機中で加熱混練することが好ましい。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物には、本発明の目的を損なわない範囲で、耐光安定剤を配合することができ、ポリカーボネート樹脂100質量部に対して耐光安定剤を0.0001質量部以上5質量部以下含有することが好ましい。耐光性改良効果と着色、成形時付着物発生の点から、ポリカーボネート樹脂100質量部に対して耐光安定剤を0.0001質量部以上含有することが好ましく、0.001質量部以上含有することがより好ましく、0.01質量部以上含有することが更に好ましい。一方、3質量部以下含有することが好ましく、2質量部以下含有することがより好ましく、1質量部以下含有することが更に好ましい。
本発明で用いる耐光安定剤としては、好ましくは紫外線吸収剤とヒンダードアミン系光安定剤を挙げることができる。これらは単独で用いても良いが、紫外線吸収剤とヒンダードアミン系光安定剤とを併用すると変色と表層の白化劣化が同時に防止され耐光性が一層向上するためより好ましい。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物は、着色剤の光退色を抑制するために、ポリカーボネート樹脂100質量部に対して、紫外線吸収剤を0.005質量部以上5質量部以下含有することが好ましい。紫外線吸収剤の含有量は、ポリカーボネート樹脂100質量部に対して0.01質量部以上が好ましく、0.05質量部以上が更に好ましい。一方、3質量部以下が好ましく、1質量部以下が更に好ましい。紫外線吸収剤の含有量が少なすぎると紫外線吸収剤を含有することによる耐候性向上の効果が低くなり、多すぎると紫外線吸収剤のブリードアウトによる外観不良が生ずるおそれがある。
これらの紫外線吸収剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
本発明のポリカーボネート樹脂中のヒンダードアミン系光安定剤の含有量は、ポリカーボネート樹脂100質量部に対して、通常0.005質量部以上3質量部以下であり、好ましくは、0.01質量部以上、より好ましくは0.05質量部以上で、一方、好ましくは2質量部以下、より好ましくは1質量部以下である。
これらは、1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物には、本発明の目的を損なわない範囲で、酸化防止剤を配合することができ、酸化防止効果と着色、成形時付着物発生の点から、ポリカーボネート樹脂100質量部に対して酸化防止剤を0.0001質量部以上含有することが好ましく、0.001質量部以上含有することがより好ましく、0.01質量部以上含有することが更に好ましい。一方、3質量部以下含有することが好ましく、2質量部以下含有することがより好ましく、1質量部以下含有することが更に好ましい。
ホスファイト系酸化防止剤としては、トリフェニルホスファイト、トリス(ノニルフェニル)ホスファイト、トリス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスファイト、トリデシルホスファイト、トリオクチルホスファイト、トリオクタデシルホスファイト、ジデシルモノフェニルホスファイト、ジオクチルモノフェニルホスファイト、ジイソプロピルモノフェニルホスファイト、モノブチルジフェニルホスファイト、モノデシルジフェニルホスファイト、モノオクチルジフェニルホスファイト、ビス(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト、2,2−メチレンビス(4,6−ジ−tert−ブチルフェニル)オクチルホスファイト、ビス(ノニルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト、ビス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト、ジステアリルペンタエリスリトールジホスファイト等が挙げられる。
フェノール系酸化防止剤としては、例えばペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトプロピオネート)、ペンタエリスリトールテトラキス(3−ラウリルチオプロピオネート)、グリセロール−3−ステアリルチオプロピオネート、トリエチレングリコール−ビス[3−(3−tert−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、1,6−ヘキサンジオール−ビス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、ペンタエリスリトール−テトラキス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、オクタデシル−3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−tert−ブル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、N,N−ヘキサメチレンビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシンナマイド)、3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−ベンジルホスホネート−ジエチルエステル、トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート、4,4’−ビフェニレンジホスフィン酸テトラキス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)、3,9−ビス{1,1−ジメチル−2−[β−(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニルオキシ]エチル}−2,4,8,10−テトラオキサスピロ(5,5)ウンデカン等の化合物が挙げられる。
イオウ系酸化防止剤としては、例えば、ジラウリル−3,3’−チオジプロピオン酸エステル、ジトリデシル−3,3’−チオジプロピオン酸エステル、ジミリスチル−3,3’−チオジプロピオン酸エステル、ジステアリル−3,3’−チオジプロピオン酸エステル、ラウリルステアリル−3,3’−チオジプロピオン酸エステル、ペンタエリスリトールテトラキス(3−ラウリルチオプロピオネート)、ビス[2−メチル−4−(3−ラウリルチオプロピオニルオキシ)−5−tert−ブチルフェニル]スルフィド、オクタデシルジスルフィド、メルカプトベンズイミダゾール、2−メルカプト−6−メチルベンズイミダゾール、1,1’−チオビス(2−ナフトール)などを挙げることができる。上記のうち、ペンタエリスリトールテトラキス(3−ラウリルチオプロピオネート)が好ましい。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物には、本発明の目的を損なわない範囲で、離型剤を配合することができる。本発明のポリカーボネート樹脂組成物においては、良好な離型性と金型付着物量のバランスから、ポリカーボネート樹脂100質量部に対して離型剤を0.001質量部以上含有することが好ましく、0.005質量部以上含有することがより好ましく、0.01質量以上含有することが更に好ましい。一方、2質量部以下含有することが好ましく、1質量部以下含有することがより好ましく、0.5質量部以下含有することがさらに好ましい。
これらの離型剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物には、前記の各成分以外に、本発明の目的が損なわれない範囲で、必要に応じ、ブルーイング剤、蛍光増白剤、充填剤、帯電防止剤、難燃剤等の添加剤;熱劣化抑制剤としての酸性化合物;及び本発明で使用するポリカーボネート樹脂以外の樹脂成分、耐衝撃改良剤等を適宜含有させることができる。これらは単独で用いても良く、複数を併用して用いても良い。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物には、重合体や紫外線吸収剤に基づくレンズの黄色味を打ち消すためにブルーイング剤を配合することができる。これらのブルーイング剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。これらブルーイング剤は、通常、ポリカーボネート樹脂組成物全体に対して、1×10-6〜1×10-2質量%の割合で配合される。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物においては、良好な色相を得ること及び光反射率や耐光性を高める目的で、本発明の効果を損ねない範囲で従来公知の任意の蛍光増白剤を含有することができる。本発明に使用される蛍光増白剤は、成形品を明るく見せるため、成形品に加えられる顔料あるいは染料であり、成形品の黄色味を消し、明るさを増加させる添加剤であるが、ブルーイング剤が黄色光を除去するのに対して、蛍光増白剤は紫外線を吸収し、そのエネルギーを可視部青紫色の光線に変えて放射する点で異なっている。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物には本発明の目的を損なわない範囲で充填剤を配合することができる。本発明のポリカーボネート樹脂組成物に配合することのできる充填剤としては無機充填剤及び有機充填剤が挙げられる。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物においては、本発明の目的を損なわない範囲で帯電防止剤を含有することができる。本発明のポリカーボネート樹脂組成物に帯電防止剤を配合する場合、帯電防止剤の含有量はポリカーボネート樹脂100質量部に対し、0.001〜5質量部が好ましい。帯電防止剤の含有量が上記下限より少ないと帯電防止効果が得られず、上記上限より多いと耐加水分解性や熱安定性が悪化することがあり好ましくない。
また、本発明のポリカーボネート樹脂組成物は、難燃剤を含有することができる。
この場合、難燃剤の配合量は、難燃剤の種類や要求される難燃性の程度に応じて選択されるが、ポリカーボネート樹脂100質量部に対し、難燃剤が通常0.01質量部以上、好ましくは0.02質量部以上であり、通常30質量部以下、好ましくは25質量部以下の範囲である。難燃剤を配合することにより、難燃性に優れたポリカーボネート樹脂組成物が得られる。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物には、成形加工性や諸物性のさらなる向上・調整を目的として、ポリカーボネート樹脂以外の樹脂(以下、単に「その他の樹脂」と称することがある。)を使用することも出来る。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物は、このポリカーボネート樹脂組成物から成形された厚さ3mmの射出成形板に、波長300nm〜400nmの放射照度1.5kw/m2の光を100時間照射する前後において、JIS K7105に従って測定した色差ΔEが7以下であることが好ましい。このΔEが7を超えると、耐光性が十分でなく、ポリカーボネート樹脂組成物の彩度が急激に低下する可能性がある。ΔEの値は、より好ましくは6以下であり、特に好ましくは5以下である。
本発明のポリカーボネート樹脂成形品は、上述した本発明のポリカーボネート樹脂組成物を成形することにより得られる。
以下の実施例・比較例において用いた原料は以下の通りである。なお、以下の記載の中で用いた化合物の略号は次の通りである。
・ISB:イソソルビド
・CHDM:1,4−シクロヘキサンジメタノール
・DPC:ジフェニルカーボネート
ISB/CHDMのmol比6:4のポリカーボネート樹脂(ジヒドロキシ化合物としてISB、CHDM、炭酸ジエステルとしてDPCを用いて得られたものである(ガラス転移温度Tg:110℃)。)
2112:ADEKA社製アデカスタブ2112(ホスファイト系酸化防止剤)
AO−60:ADEKA社製アデカスタブAO−60(フェノール系酸化防止剤)
329:BASF社製TINUVIN329(ベンゾトリアゾール系UVA)
770DF:BASF社製TINUVIN770DF(HALS)
E−275:日油社製ユニスターE−275(エチレングリコール−ジステアレート)
Pigment White 6:酸化チタン
Solvent Orange 60:ペリノン系染料
Solvent Red 135:ペリノン系染料
Solvent Red 52:ナフトキノリン系染料
Disperse Yellow 160:キノリン系染料
Pigment Yellow 110:イソインドリノン系顔料
Pigment Red 178:ペリレン系顔料
Pigment Red 101:Fe2O3
ポリカーボネート樹脂組成物の白色度及び白色維持度は下記に記載する方法により測定評価した。
各実施例に記載した方法で得られた平板状成形品についてJIS K7105に準拠し、分光色差計(日本電色工業社製SE2000)を使用し、C/2光源反射法(2°視野)にてL*,a*,b*値を測定した。
各実施例に記載した方法で得られた平板状成形品について東洋精機製作所社製アトラス・ウェザーメーターCi4000を用いて、ブラックパネル温度89℃、相対湿度50%の条件下、光源としてキセノンアークランプを、インナーフィルターとしてタイプSポロシリケイトを、またランプの周囲にアウターフィルターとしてタイプSポロシリケイトを取り付け、波長300nm〜400nmの放射照度100w/m2になるように設定し、上記で得られた射出成形板の正方形の面に対して、放射露光量200MJ/m2まで照射処理を行い、照射処理前後において上記の分光測色方法で測定したL*,a*,b*値を用いて色差を求めた。照射前の値をL0 *,a0 *,b0 *、照射後の値をL*、a*、b*とし、下記の式で色差ΔE*を求めた。色差の値がそれぞれ小さいほど耐光性に優れることを意味する。
ΔL*=|L*−L0 *|
Δa*=|a*−a0 *|
Δb*=|b*−b0 *|
ΔE*=[(ΔL*)2+(Δa*)2+(Δb*)2]1/2
上記ポリカーボネート樹脂と、更に表1に示した組成となるように離型剤としてE−275、酸化防止剤としてAO−60及び2112と、耐光安定剤として329及び770DFと、着色剤としてPigment White 6とPigment Yellow 110とPigment Red 178とPigment Red 101とを2つのベント口を有する日本製鋼所社製2軸押出機(TEX30HSS−32)を用いて、出口の樹脂温が250℃になるようにストランド状に押し出し、水で冷却固化させた後、回転式カッターでペレット化した。この際、ベント口は真空ポンプに連結し、ベント口での圧力が500Paになるように制御した。得られたポリカーボネート樹脂組成物のペレットを、熱風乾燥機を用いて、90℃で6時間乾燥した。次に、乾燥したポリカーボネート樹脂組成物のペレットを射出成形機(日本製鋼所社製J75EII型)に供給し、樹脂温度240℃、金型温度60℃、成形サイクル40秒間の条件で、射出成形板(幅60mm×長さ60mm×厚さ3mm)を成形し、上記方法で評価し、結果を表1に示した。
実施例1において、表1に示した組成となるように着色剤を、Pigment White 6、Solvent Orange 60、Solvent Red 52およびDisperse Yellow 160に変更した以外は、実施例1と同様に評価し、結果を表1に示した。
実施例1において、表1に示した組成となるように着色剤をPigment White 6、Solvent Orange 60、Solvent Red 135、Disperse Yellow 160およびPigment Black 7に変更した以外は、実施例1と同様に評価し、結果を表1に示した。
Claims (16)
- 環状エーテル構造を有するジヒドロキシ化合物に由来する構造単位を有するポリカーボネート樹脂と、白色顔料、赤色顔料および黄色顔料とを含有することを特徴とするポリカーボネート樹脂組成物。
- 前記ポリカーボネート樹脂が、脂肪族炭化水素のジヒドロキシ化合物に由来する構造単位を有するポリカーボネート樹脂である請求項1又は2に記載のポリカーボネート樹脂組成物。
- 前記脂肪族炭化水素のジヒドロキシ化合物が、シクロヘキサンジメタノール類である請求項3に記載のポリカーボネート樹脂組成物。
- 前記ポリカーボネート樹脂が、環状エーテル構造を有するジヒドロキシ化合物を含むジヒドロキシ化合物と、炭酸ジエステルとの重縮合により得られた構造単位を有するポリカーボネート樹脂である請求項1乃至4のいずれか1項に記載のポリカーボネート樹脂組成物。
- 前記白色顔料が酸化チタン、チタン酸ストロンチウム、チタン酸カルシウム、硫化亜鉛、及び酸化亜鉛からなる群から選ばれる少なくとも1種以上の白色顔料である請求項1乃至5のいずれか1項に記載のポリカーボネート樹脂組成物。
- 前記白色顔料が酸化チタンであり、さらにその表面が、有機ケイ素化合物、アルミナ、シリカ、ジルコニア、炭素数6〜24の脂肪酸及びその金属塩、炭素数6〜24の脂肪酸のエステル、炭素数6〜24の脂肪酸のアミドからなる群から選ばれる少なくとも1種以上の材料で被覆されている酸化チタンである請求項1乃至6のいずれか1項に記載のポリカーボネート樹脂組成物。
- 前記ポリカーボネート樹脂100質量部に対して前記赤色顔料を0.001質量部以上1質量部以下含有する請求項1乃至7のいずれか1項に記載のポリカーボネート樹脂組成物。
- 前記赤色顔料がペリレン化合物、Fe2O3化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種の赤色顔料である請求項1乃至8のいずれか1項に記載のポリカーボネート樹脂組成物。
- 前記ポリカーボネート樹脂100質量部に対して前記黄色顔料を0.001質量部以上1質量部以下含有する請求項1乃至9のいずれか1項に記載のポリカーボネート樹脂組成物。
- 前記黄色顔料がイソインドリノン化合物である請求項1乃至10のいずれか1項に記載のポリカーボネート樹脂組成物。
- 前記ポリカーボネート樹脂100質量部に対して、さらに耐光安定剤を0.0001質量部以上3質量部以下含有する請求項1乃至11のいずれか1項に記載のポリカーボネート樹脂組成物。
- 前記ポリカーボネート樹脂100質量部に対して、さらに酸化防止剤を0.0001質量部以上3質量部以下含有する請求項1乃至12のいずれか1項に記載のポリカーボネート樹脂組成物。
- 前記ポリカーボネート樹脂100質量部に対して、さらに離型剤を0.001質量部以上3質量部以下含有する請求項1乃至13のいずれか1項に記載のポリカーボネート樹脂組成物。
- 請求項1乃至14のいずれか1項に記載のポリカーボネート樹脂組成物を成形してなることを特徴とするポリカーボネート樹脂成形品。
- 前記ポリカーボネート樹脂成形品が、射出成形法により成形されたものである請求項15に記載のポリカーボネート樹脂成形品。
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