JP2014198691A - 皮膚外用剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の解決しようとする問題点は、高い美白作用を有する皮膚外用剤を供給することである。【解決手段】本発明は、モノアセチンとビタミンC及び/またはその誘導体等の美白剤を合わせて含有させることにより美白作用が相乗的に向上することを見出し、極めて高い美白効果を有する皮膚外用剤を提供することが可能となる。

Description

本発明は、美白皮膚外用剤に関し、詳しくは、モノアセチンと美白剤とを含有してなる美白皮膚外用剤に関する。
技術背景
従来より美白効果を有した素材を配合した皮膚外用剤の検討が種々なされている。例えば、アスコルビン酸誘導体や種々の植物抽出物、又はそれらを組合わせて配合した皮膚外用剤が特許文献1、特許文献2に記載されている。
しかしながら、アスコルビン酸,システイン,ハイドロキノンは、酸化還元反応を受けやすく不安定であり、胎盤抽出物や植物,藻類よりの抽出物は有効量を配合すると美白用皮膚組成物に好ましくない臭いや色を付与する等の問題点があり、効果の高いメラニン産生抑制物質の開発が望まれていた。
また、アスコルビン酸およびその誘導体は、上記の安定性上の問題点以外にも、高配合することでべたつきなどの使用感上の問題点もあり、アスコルビン酸およびその誘導体を高配合した化粧料、皮膚外用剤の開発は困難であった。
以上のような背景から、安定性、使用感に優れたメラニン産生抑制効果を発揮する薬剤の開発が望まれていた。
また制汗組成物として、モノアセチンが配合された皮膚外用剤も特許文献3に報告されている。しかし、本発明のような美白効果に関する研究は今まで行われていなかった。
特許第3531734号公報 特開2003−360424号公報 特表2003−507401
本発明は、高い美白作用を有する皮膚外用剤を供給することを目的としている。
本発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、モノアセチンと美白剤を含有することにより、飛躍的に美白作用が向上することを見出し、本発明を完成するに至った。即ち、本発明は、モノアセチンとビタミンC及び/
又はその誘導体等の美白剤を併せて含有させることにより美白作用が相乗的に向上することを見出し、極めて高い美白効果を有する皮膚外用剤を提供するに至った。
本発明による皮膚外用剤は、必須の有効成分としてモノアセチン及び美白剤を含有することを特徴とし、これらの必須成分の相乗作用により、紫外線などの外的刺激で生じる炎症や皮膚メラニンの生成・沈着を抑制するものである。
本発明による皮膚外用剤は、極めて高い美白効果を有することに加え、美白剤を大量に配合することによる使用感や製剤の安定性の悪化を抑制し、美白効果の高い皮膚外用剤や化粧料の提供を可能とした。
本発明の皮膚外用剤を構成する有効成分の一つであるモノアセチンは下記化1の構造式を有する化合物である。
本願で用いられるモノアセチンは多価アルコールに分類される化合物であり、和光純薬工業株式会社より購入が可能である。従来は食品乳化剤、溶剤、可塑剤、香料固定剤、潤滑剤等に利用されていた。
本願発明の皮膚外用剤中におけるモノアセチンの配合量は、0.001〜10質量%、好ましくは0.005〜1質量%の範囲である。この範囲で特に相乗効果を奏する。
本願発明で用いる美白剤は、トラネキサム酸及びその誘導体、t−シクロアミノ酸誘導体、コウジ酸及びその誘導体、アスコルビン酸及びその誘導体、ハイドロキノン誘導体、エラグ酸及びその誘導体、レゾルシノール誘導体、胎盤抽出物、システイン、ソウハクヒ抽出物、ユキノシタ抽出物、ハマメリス抽出物、イタドリ抽出物、甘草抽出物、ゲンノショウコ抽出物、ナツメ抽出物、シャクヤク抽出物、トウキ抽出物、モモ抽出物、緑藻類、紅藻類又は褐藻類の海藻の抽出物、リノール酸及びその誘導体もしくは加工物(例えばリノール酸メントールエステルなど)、2,5−ジヒドロキシ安息香酸誘導体等がある。
本願発明の皮膚外用剤中における美白剤の配合量は、0.001〜10質量%、好ましくは0.005〜2質量%の範囲である。この範囲で特に相乗効果を奏する。
本願発明のモノアセチンと美白剤を配合してなる皮膚外用剤としては、例えば乳液、クリーム、ローション、エッセンス、パック、洗顔料などの基礎化粧料、口紅、ファンデーション、リキッドファンデーション、メイクアッププレストパウダーなどのメイクアップ化粧料、洗顔料、ボディーシャンプー、石鹸などの清浄用化粧料等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
本発明の皮膚外用剤には、上記の化合物以外にも、通常皮膚外用剤に用いられる配合成分、例えば油性成分、界面活性剤、湿潤剤、増粘剤、防腐・殺菌剤、粉体成分、紫外線吸収剤、色素、香料を必要に応じて適宜配合できる。
ここで、油性成分としては、例えばオリーブ油、ホホバ油、ヒマシ油、大豆油、米油、米胚芽油、ヤシ油、パーム油、カカオ油、メドウフォーム油、シアーバター、ティーツリー油、アボガド油、マカデミアナッツ油、植物由来スクワランなどの植物由来の油脂類;ミンク油、タートル油などの動物由来の油脂類;ミツロウ、カルナウバロウ、ライスワックス、ラノリンなどのロウ類;流動パラフィン、ワセリン、パラフィンワックス、スクワランなどの炭化水素類;ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、cis−11−エイコセン酸などの脂肪酸類;ラウリルアルコール、セタノール、ステアリルアルコールなどの高級アルコール類;ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸ブチル、2−エチルヘキシルグリセライド、高級脂肪酸オクチルドデシル(ステアリン酸オクチルドデシル等)などの合成エステル類及び合成トリグリセライド類等が挙げられる。
界面活性剤としては,例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステルなどの非イオン界面活性剤;脂肪酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン脂肪酸アミン硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、α−スルホン化脂肪酸アルキルエステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩などのアニオン界面活性剤;第四級アンモニウム塩、第一級〜第三級脂肪酸アミン塩、トリアルキルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、2−アルキル−1−アルキル−1−ヒドロキシエチルイミダゾリニウム塩、N,N−ジアルキルモルフォルニウム塩、ポリエチレンポリアミン脂肪酸アミド塩などのカチオン界面活性剤;N,N−ジメチル−N−アルキル−N−カルボキシメチルアンモニオベタイン、N,N,N−トリアルキル−N−アルキレンアンモニオカルボキシベタイン、N−アシルアミドプロピル−N′,N′−ジメチル−N′−β−ヒドロキシプロピルアンモニオスルホベタインなどの両性界面活性剤等を使用することができる。
保湿剤としては、本願で用いるモノアセチン以外に、例えばグリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコールなどのグリコール類、マルチトール、ソルビトール、キシリトール、トレハロース、グルコース等の糖類、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸菌発酵米、ムコ多糖類(例えば、ヒアルロン酸及びその誘導体、コンドロイチン及びその誘導体、ヘパリン及びその誘導体など)、エラスチン及びその誘導体、コラーゲン及びその誘導体、加水分解シルク蛋白質、NMF関連物質、乳酸、尿素、高級脂肪酸オクチルドデシル、フィトステロール、大豆リン脂質、イソステアリン酸コレステリル、海藻抽出物、各種アミノ酸及びそれらの誘導体等が挙げられる。
増粘剤としては、例えばアルギン酸、寒天、カラギーナン、フコイダン、ファーセララン等の褐藻、緑藻或いは紅藻由来成分、ビャッキュウ抽出物、ペクチン、ローカストビーンガム、アロエ多糖体等の多糖類、キサンタンガム、トラガントガム、グアーガム等のガム類、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸共重合体等の合成高分子類;ヒアルロン酸及びその誘導体、ポリグルタミン酸及びその誘導体、グルコシルトレハロースと加水分解水添デンプンを主体とする糖化合物等が挙げられる。
防腐・殺菌剤としては、例えばパラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチルなどのパラオキシ安息香酸エステル類;フェノキシエタノール、ジクロロフェン、ヘキサクロロフェン、塩酸クロルヘキシジン、塩化ベンザルコニウム、サリチル酸、エタノール、ウンデシレン酸、フェノール類、ジャーマル(イミダゾデイニールウレア)、1,2−ペンタンジオール、各種精油類、樹皮乾留物、プロポリスエキス等がある。
粉体成分としては、例えばセリサイト、酸化チタン、タルク、カオリン、ベントナイト、酸化亜鉛、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、無水ケイ酸、雲母、6−又は12−ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダー、シルクパウダー、セルロース系パウダー等がある。
紫外線吸収剤としては、例えばパラアミノ安息香酸エチル、パラジメチルアミノ安息香酸エチルヘキシル、サリチル酸アミル及びその誘導体、パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル、桂皮酸オクチル、オキシベンゾン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸塩、4−ターシャリーブチル−4−メトキシベンゾイルメタン、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル、アロエ抽出物等がある。
さらに必要ならば、本発明で用いる化合物の作用効果及び特長を損なわない範囲で、他の活性成分(抗酸化剤、皮膚老化防止・肌荒れ改善剤、抗炎症剤等)を配合してもよく、かかるものとしては、例えば、抗酸化剤としては、スーパーオキシドディスムターゼ(Superoxide dismutase)、カタラーゼなどの生体内活性酸素分解酵素、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、没食子酸プロピル、ユビデカレノン(ユビキノン)、ルチン、ルチングルコシド、γ−オリザノール等が、皮膚老化防止・肌荒れ改善成分であれば、動物又は魚由来のコラーゲン及びその誘導体、エラスチン及びその誘導体、セラミドなどの細胞間脂質、ニコチン酸及びその誘導体、グリチルリチン酸及びその誘導体(ジカリウム塩等)、ビタミンA前駆体、ビタミンA及びその誘導体、ビタミンE及びその誘導体、アラントイン、α−ヒドロキシ酸類、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸、アデノシン、α−リポ酸、リコピン、カルニチン及びその誘導体、ゲンチアナエキス、甘草エキス、ハトムギエキス、カミツレエキス、ニンジンエキス、アロエエキスなどの生薬抽出エキス、米発酵エキス、緑藻類、紅藻類又は褐藻類の海藻の抽出物、ソウハクヒエキス、ブナ抽出物、キダチアロエ抽出物、マンネンロウ抽出物、イチョウ抽出物、スギナ抽出物、ベニバナ抽出物、オタネニンジン抽出物、セイヨウニワトコ抽出物、ハゴロモグサ抽出物、レンゲ抽出物、マンゴー抽出物、卵殻膜抽出タンパク質、デオキシリボ核酸カリウム塩、紫蘭根抽出物、ムラサキシキブ抽出物、イネ抽出物等が、又抗炎症成分であれば、例えばグアイアズレンスルホン酸ナトリウム、グアイアズレンスルホン酸エチルなどのアズレン誘導体、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルレチン酸ステアリルなどのグリチルリチン酸誘導体、アラントイン、カンゾウ抽出物、クジン抽出物、シャクヤク抽出物、ボタンピ抽出物、レンギョウ抽出物、リュウタン抽出物、トウキンセンカ抽出物、パセリ抽出物、オトギリソウ抽出物等が挙げられる。
以下、本発明におけるモノアセチンの効果試験の実施例を示す。さらに、モノアセチンを用いた皮膚組成物への応用処方例等について述べるが、ここに記載された実施例に限定されるものではない。なお、以下において、部はすべて質量部を、また%はすべて質量%を意味する。
〔細胞の培養〕
メラニン産生量の評価を行った。マウスメラノーマ細胞のトリプシン処理を行ない、5%牛胎児血清を含有するDMEM(Invitrogen社)培地で細胞を分散させ、12well plateに5×10/wellを播種し、1日間、37℃で培養を行なう。培地量は各wellあたり1mlになるように添加し培養する。
1日間培養を行った後、モノアセチン、アスコルビン酸リン酸マグネシウム塩(Vc-PMg)、アルブチン、コウジ酸、またモノアセチンの構造類似物質としてグリセリンをそれぞれ終濃度が表1のようになるように添加し、3日間培養を行った。
〔評価方法〕
細胞内に産生されたメラニン量の測定は培養後、細胞を2N−NaOHに溶解し405nmの吸光度を測定した。また、細胞増殖度は2N−NaOHに溶解した細胞溶解液の一部を
BCA法によるタンパク測定法により540nmの吸光度で測定し、タンパク量に換算した。メラニン産生度は、単位タンパク量あたりのメラニン量の割合で計算した。
〔計算式:メラニン産生度(%)=(試料添加区の405nmの吸光度値/試料添加区の540nmの吸光度値)/(無添加区の405nmの吸光度値/無添加区の540nmの吸光度値)×100〕
表2に、モノアセチンをメラノーマ細胞に添加した場合のメラニン産生量の結果を示した。モノアセチンは、単独でもNo.1と比較して有意な効果を発揮し、濃度が上がるほどその差は顕著になった。また他の美白剤との併用ではより高い効果が確認でき、なかでもVc−PMgとの併用で最も効果が確認された。また、構造類似物質のグリセリンと各種美白剤の併用ではメラニンの産生は抑制されず、本発明品による高い効果が確認された。また、これらの傾向は美白効果のある植物エキスにおいても同様にみられた。
次に、本発明の各種成分を配合した皮膚外用剤の処方例の例を示すが、本発明はこれに限定されるものでない。
皮膚外用剤の処方例
処方例( 1 ) 化粧用クリーム ( 質量%

a ) ミツロウ・・・2.0
b ) ステアリルアルコール・・・5.0
c ) ステアリン酸・・・8.0
d ) スクワラン・・・10.0
e ) 自己乳化型グリセリルモノステアレート・・・3.0
f ) ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.)
・・・1.0
g ) モノアセチン・・・0.5
h ) アスコルビン酸リン酸マグネシウム・・・2.0
i ) 1,3−ブチレングリコール・・・5.0
j ) 水酸化カリウム・・・0.3
k ) 防腐剤・酸化防止剤・・・適量
l ) 精製水・・・残部
製法 a)〜f)までを加熱溶解し、80℃
に保つ。g)〜l) までを加熱溶解し、80℃ に保ち、a)〜f)に加えて乳化し、40℃ まで撹拌しながら冷却する。
処方例( 2 ) 乳液 ( 質量%

a ) ミツロウ・・・0.5
b ) ワセリン・・・2.0
c ) スクワラン・・・8.0
d ) ソルビタンセスキオレエート・・・0.8
e ) ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20E.O.)・・・1.2
f ) モノアセチン・・・0.5
g ) アスコルビン酸リン酸マグネシウム・・・2.0
h ) 1,3− ブチレングリコール・・・7.0
i ) カルボキシビニルポリマー・・・0.2
j ) 水酸化カリウム・・・0.1
k ) 精製水・・・残部
l ) 防腐剤・酸化防止剤・・・適量
m ) エタノール・・・7.0
製法 a)〜e)までを加熱溶解し、80℃に保つ。h)〜l)までを加熱溶解し、80℃に保ち、a)〜e)に加えて乳化し、50℃まで撹拌しながら冷却する。50℃ でf)、g)、m)を添加し、40℃ まで攪拌、冷却する。
処方例( 3 ) 化粧水(質量%)
a ) モノアセチン・・・0.5
b ) アスコルビン酸リン酸マグネシウム・・・1.0
c ) グリセリン・・・5.0
d ) ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート(20E.O.)・・・1.0
e ) エタノール・・・6.0
f ) 香料・・・適量
g ) 防腐剤・酸化防止剤・・・適量
h ) 精製水・・・残部
製法 a)〜h) までを混合し、均一に溶解する。
処方例( 4 ) 洗顔剤
( 質量% )
a ) モノアセチン・・・0.5
b ) アスコルビン酸グルコシド・・・2.0
c ) タルク・・・残部
d ) セルロース・・・20.0
e ) ミリスチン酸カリウム・・・30.0
f ) ラウリルリン酸ナトリウム・・・10.0
g ) 香料・・・適量
h ) 防腐剤・・・適量
製法 a)〜h)までを混合し、よく撹拌、分散させ均一にする。
処方例( 5 )パウダーファンデーション
( 質量% )
a )セリサイト・・・30
b )マイカ・・・10
c )酸化チタン・・・10
d )タルク・・・残部
e )ベンガラ・・・適量
f )黄酸化鉄・・・適量
g )黒酸化鉄・・・適量
h )アスコルビン酸グルコシド・・・2.0
i )シリコーンオイル・・・3.5
j )2−エチルヘキサン酸セチル・・・2
k )吸着精製ラノリン・・・1
l )モノアセチン・・・0.5
m )防腐剤・・・適量
n )酸化防止剤・・・適量
製法
a )〜h )をヘンシェルミキサーにて撹拌混合後、粉砕を行い、混合溶解したi )〜n )を加えて、再び撹拌混合、粉砕し金皿容器にプレスした
各処方例1〜5の製剤は、いずれも優れた美白効果が認められた。
以上詳述したごとく、本発明による皮膚外用剤は、シミ改善効果に優れ、広く美白皮膚外用剤に応用が期待できる

Claims (2)

  1. モノアセチンと美白剤を含有することを特徴とする皮膚外用剤。
  2. 前記美白剤がアスコルビン酸又はその誘導体、アルブチン、コウジ酸から選ばれる一種以上であることを特徴とする請求項1記載の皮膚外用剤。
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