JP2003095910A - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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武嗣 小平
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な美白及び/又は美肌効果を有するとと
もに、保存安定性が良好な皮膚外用剤を提供する。 【解決手段】 シダ目のシシガシラ科(Blechna
ceae)、オシダ科(Dryopteridacea
e)、コバノイシカグマ科(Dennstaedtia
ceae)及びへゴ科(Cyatheaceae)に属
するシダ植物からなる群から選ばれる一種又は二種以上
の植物の抽出物を含有することを特徴とする皮膚外用剤
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シダ目のシシガシ
ラ科(Blechnaceae、以下、科を示すラテン
語表記は省略する)、オシダ科(Dryopterid
aceae、以下、科を示すラテン語表記は省略す
る)、コバノイシカグマ科(Dennstaedtia
ceae、以下、科を示すラテン語表記は省略する)又
はへゴ科(Cyatheaceae、以下、科を示すラ
テン語表記は省略する)に属する植物から得られた抽出
物を含有することにより、色素沈着を予防及び改善し、
合せて肌の透明感を改善する等、美白効果や美肌効果に
優れた皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、乳液、クリーム、化粧水、美
容液、パック、洗浄料、分散液、軟膏、液剤、エアゾー
ル剤、貼布剤、パップ剤、リニメント剤等の皮膚外用剤
には、これらに所定の薬効を付与することを目的として
種々の薬剤が加えられている。例えば、日焼け等により
生じる皮膚の黒化、色素沈着によって生ずるシミ、ソバ
カス等の現象を予防又は改善するために、アスコルビン
酸、胎盤抽出物、グルタチオン、ハイドロキノン等の美
白剤が加えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の美白剤では、美白効果が十分でなかったり、あるい
は、製剤中で変質するなどして所期の薬効が得られない
場合があり、その改善が望まれていた。
【0004】本発明の課題は、良好な美白及び/又は美
肌効果を有するとともに、保存安定性が良好な皮膚外用
剤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、優れた美
白効果を有し、皮膚外用剤の薬効成分として使用できる
天然成分について種々検討を重ねた結果、シダ目のシシ
ガシラ科、オシダ科、コバノイシカグマ科、へゴ科に属
するシダ植物から得られた抽出物が、高いメラニン生成
抑制作用を有していることを見出した。そして、この抽
出物は、美白及び/又は美肌成分として皮膚外用剤に配
合できるとともに、他の薬効剤と組み合わせることによ
り皮膚外用剤として更に優れた効果が得られることを見
出し、本発明を完成するに至った。
【0006】即ち、本発明は、シダ目のシシガシラ科、
オシダ科、コバノイシカグマ科及びへゴ科に属するシダ
植物からなる群から選ばれる一種又は二種以上の植物の
抽出物を含有する皮膚外用剤を提供するものである。
【0007】本発明の好ましい態様として、前記抽出物
を、美白及び/又は美肌成分として含有する上記皮膚外
用剤;(A)シダ目のシシガシラ科、オシダ科、コバノ
イシカグマ科及びへゴ科に属するシダ植物からなる群か
ら選ばれる一種又は二種以上の植物の抽出物と、(B)
美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤及び紫外線防
止剤から選ばれる薬効剤の一種又は二種以上とを含有す
る上記皮膚外用剤;が提供される。又、別の観点から
は、本発明により、上記植物の抽出物をメラニン生成抑
制剤として含む皮膚外用剤が提供される。
【0008】なお、本明細書において「美肌」の用語
は、例えば、色素沈着の抑制、肌のくすみ、日やけなど
による皮膚の黒化、シミ、ソバカスの防止及び改善など
を含めて最も広義に解釈する必要があり、「美白」がそ
の範囲に含まれることを理解すべきである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の皮膚外用剤は、シダ目の
シシガシラ科、オシダ科、コバノイシカグマ科及びへゴ
科に属するシダ植物からなる群から選ばれる一種又は二
種以上の植物(以下、単に「シダ植物」という場合があ
る)の抽出物(以下、単に「シダ植物抽出物」という)
を用いる。
【0010】本発明に用いられるシダ目のシシガシラ科
に属する植物には、ヒリュウシダ属(Blechnu
m)等があり、これに属するものとしては、例えば、ブ
レクナム カペンセ(Blechnum capens
e)、ブレクナム ディスカラー(Blechnum
discolor)、ブレクナム プロセラム(Ble
chnum procerum)、ブレクナム フルヴ
ィアタイル(Blechnum fluviatil
e)、ブレクナム モンタナム(Blechnummo
ntanum)、ブレクナム デュラム(Blechn
um durum)、ブレクナム アマバイル(Ble
chnum amabile)、ブレクナム バチエニ
イ(Blechnum buchtienii)、ブレ
クナム カスタニュウム(Blechnum cast
aneum)、ブレクナム コレンソイ(Blechn
um colensoi)、ブレクナム サイカディフ
ォリウム(Blechnum cycadifoliu
m)、ブレクナム ハンコッキイ(Blechnum
hancockii)、ブレクナム ハステイタム(B
lechnum hastatum)、ブレクナム イ
ンディキューム(Blechnum indicu
m)、ブレクナム ニグラム(Blechnumnig
rum)、ブレクナム ナイポニクム(Blechnu
m niponicum)、ブレクナム オリエンテー
ル(Blechnum orientale)等が挙げ
られる。
【0011】又、オシダ科に属する植物には、イノデ属
(Polystichum)等があり、これに属するも
のとしては、例えば、ポリスティチューム ヴェスティ
タム(Polystichum vestitum)、
ポリスティキューム ポリブレップバラム(Polys
tichum polyblepbarum)、ポリス
ティキューム フィブリロソパレアセウム(Polys
tichum fibrillosopaleaceu
m)、ポリスティキューム ロンジフロンス(Poly
stichum longifrons)、ポリスティ
キューム オーバエ(Polystichum oba
e)、ポリスティキューム ロンチティス(Polys
tichum lonchitis)、ポリスティキュ
ーム エキシミウム(Polystichum exi
mium)、ポリスティキュームアトキンソニイ(Po
lystichum atkinsonii)、ポリス
ティキューム ピセオパレアセウム(Polystic
hum piceopaleaceum)等が挙げられ
る。
【0012】コバノイシカグマ科に属する植物には、ワ
ラビ属(Pteridium)等があり、これに属する
ものとしては、例えば、プテリディウム エスクレンタ
ム(Pteridium esculentum)、プ
テリディウム スコポリ(Pteridium sco
poli)等が挙げられる。
【0013】へゴ科に属する植物には、ヘゴ属(Cya
thea)等があり、これに属するものとしては、例え
ば、キャセア スミシー(Cyathea smith
ii)、キャセア レベッカエ(Cyathea re
beccae)、キャセアドレゲイ(Cyathea
dregei)、キャセア ハンコッキイ(Cyath
ea hancockii)、キャセア ウールシアナ
(Cyatheawoollsiana)、キャセア
スピヌローサ(Cyathea spinulos
a)、キャセア メルテンシアナ(Cyathea m
ertensiana)、キャセア レピフェラ(Cy
athea lepifera)、キャセア ポドフィ
ーラ(Cyathea podophylla)等が挙
げられる。これらのシダ植物は、かつては民間薬として
食用、口内炎薬、健胃薬、傷薬として使用されていた。
【0014】本発明に用いられる前記シダ植物抽出物に
おいて、抽出部位について特に制限がなく、前記シダ植
物の根、茎、幹、葉、胞子等いずれの部分の抽出物であ
ってもよい。又、本発明の皮膚外用剤には、前記シダ植
物の2箇所以上の部分から得られた抽出物を混合して用
いてもよく、あるいは2箇所以上の部分から異なる溶媒
により抽出された抽出物を二種以上混合して用いてもよ
い。
【0015】前記シダ植物抽出物は、シダ植物の根、
茎、幹、葉、胞子等の1箇所又は2箇所以上を、適当な
溶媒によって抽出することによって得られる。これらの
部分に乾燥、細切、圧搾、又は発酵などの適宜の処理を
施した後、抽出処理を施してもよい。抽出は、前記シダ
植物を低温ないし加温下で溶媒中に所定の時間浸漬する
ことによって実施できる。抽出溶媒としては特に限定さ
れないが、例えば水;メチルアルコール、エチルアルコ
ール等の低級1価アルコール;グリセリン、プロピレン
グリコール、1,3−ブチレングリコール等の液状多価
アルコール;アセトン等のケトン類;エチルエーテル等
のエーテル類;酢酸エチル等のエステル類;等の一種又
は二種以上を用いることができる。
【0016】前記シダ植物抽出物は、そのまま皮膚外用
剤に配合してもよいし、適宜の期間そのまま放置し、熟
成させた後に用いることもできる。必要ならば、効果に
影響のない範囲で、さらに、濾過やイオン交換樹脂等に
よる脱臭、脱色等の精製処理を施した後に用いることも
できる。又、液体クロマトグラフィー等の分離手段を用
いて、活性の高い画分のみを用いることもできる。
【0017】前記シダ植物の好ましい抽出方法の例とし
ては、前記シダ植物を含水濃度0〜100体積%のエチ
ルアルコールや1,3−ブチレングリコール又は水を用
い、室温で、又は加温して1〜5日間抽出を行った後、
濾過し、得られた濾液をさらに1週間程放置して熟成さ
せ、再び濾過を行う方法が挙げられる。但し、抽出法は
これに限定されるものではない。
【0018】前記シダ植物抽出物は、液状、ペースト
状、ゲル状等いずれの形態で皮膚外用剤に含有させても
よい。液状等の抽出物を、乾固させて固体状とした後、
又はスプレードライ等により乾燥させて粉末状とした
後、皮膚外用剤に含有させることもできる。
【0019】本発明の皮膚外用剤における前記シダ植物
抽出物(乾燥固形物)の含有量は、好ましくは0.00
001〜5質量%(以下単に「%」で示す)であり、よ
り好ましくは0.001〜0.5%である。この範囲内
であれば、前記シダ植物抽出物を安定に配合することが
でき、かつ高い美白及び/又は美肌効果を発揮すること
ができる。又、溶液として抽出物を使用する場合は、溶
質である乾燥固形分の含有量が上記範囲内であれば、そ
の抽出物溶液濃度は何ら限定されるものではない。
【0020】本発明の皮膚外用剤は、前記シダ植物抽出
物を常法に従い、種々の形態の基剤に配合して、製剤化
することにより調製することができる。特に前記シダ植
物抽出物を美白及び/又は美肌成分として配合するのが
好ましい。さらに、前記シダ植物抽出物を他の薬効剤の
一種又は二種以上と組み合わせて配合することによっ
て、より美白及び/又は美肌効果の優れた皮膚外用剤を
調製することもできる。
【0021】本発明の好ましい実施形態として、(A)
成分として前記シダ植物抽出物の一種又は二種以上と、
(B)成分として美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦
活剤及び紫外線防止剤から選ばれる薬効剤の一種又は二
種以上とを含有する皮膚外用剤が挙げられる。本実施形
態において(B)成分として用いられる薬効剤は、美白
剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤及び紫外線防止剤
から選ばれるものであるが、具体的な薬効剤としては、
それぞれ以下に示すものが例示される。なお、以下の具
体例において、「誘導体」には形成可能な塩が含まれ
る。又、2以上の薬効を有する化合物については、各薬
効剤の具体例として重複して例示した。
【0022】(美白剤)美白剤としては、ビタミンC及
びその誘導体(ジパルミチン酸L−アスコルビル、テト
ライソパルミチン酸L−アスコルビル等のL−アスコル
ビン酸アルキルエステル、L−アスコルビン酸リン酸エ
ステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル等)、胎盤抽
出物、グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソ
リクイリチン及びこれらを含有するカンゾウ抽出物、ヨ
クイニン(ハトムギ)抽出物、コガネバナ(オウゴン)
抽出物、海藻抽出物(コンブ、マコンブ、ワカメ、ヒジ
キ、ヒバマタ、スジメ、トロロコンブ、カジメ、ツルア
ラメ、チガイソ、ホンダラワ、ジャイアントケルプ等の
褐藻類;テングサ、オオキリンサイ、キリンサイ、ツノ
マタ、スギノリ、ウスバノリ、アサクサノリ、マツノ
リ、トサカマツ、フノリ、オゴノリ、カイメンソウ、イ
ギス、エゴノリ等の紅藻類;クロレラ、アオノリ、ドナ
リエラ、クロロコッカス、アナアオサ、カワノリ、マリ
モ、シオグサ、カサノリ、フトジュズモ、タマジュズ
モ、ヒトエグサ、アオミドロ等の緑藻類;スピルリナ等
の藍藻類等)、ビャクレン抽出物、センプクカ抽出物、
ブドウ抽出物、コムギ抽出物、トマト抽出物、カロチノ
イド(カロチン、リコピン、アスタキサンチン等)、ア
ガロース、オリゴサッカライド、ネオアガロビオース、
ハイドロキノン及びその誘導体、システイン及びその誘
導体、アスパラガス抽出物、アセロラ抽出物、イブキト
ラノオ抽出物、ノイバラ(エイジツ)抽出物、エゾウコ
ギ抽出物、エンドウ豆抽出物、カミツレ抽出物、カムカ
ム抽出物、ケイケットウ抽出物、オレンジ抽出物、キイ
チゴ抽出物、キウイ抽出物、クララ(クジン)抽出物、
コーヒー抽出物、ゴマ油、エゴマ油、ゴカヒ抽出物、コ
メ抽出物、コメヌカ抽出物、サイシン抽出物、サンザシ
抽出物、サンペンズ(カワラケツメイ)抽出物、シャク
ヤク抽出物、シラユリ抽出物、クワ(ソウハクヒ)抽出
物、トウキ抽出物、ブナノキ抽出物、ブナの芽抽出物、
ブラックカラント抽出物、ホップ抽出物、マイカイカ
(マイカイ、ハマナス)抽出物、モッカ(ボケ)抽出
物、ユキノシタ抽出物、茶抽出物(烏龍茶、紅茶、緑茶
等)、霊芝抽出物、微生物発酵代謝産物、大豆抽出物、
糖蜜抽出物、羅漢果抽出物等が挙げられる。なお、抽出
物の具体例においては、括弧内は植物の別名、生薬名等
を示す。
【0023】これらの美白剤のうち、特に好ましいもの
としては、ビタミンC及びその誘導体、胎盤抽出物、カ
ンゾウ抽出物、ハトムギ(ヨクイニン)抽出物、コムギ
抽出物、ビャクレン抽出物、海藻抽出物、茶抽出物が挙
げられる。
【0024】(抗酸化剤)抗酸化剤としては、ビタミン
E及びその誘導体(dl−α(β、γ)−トコフェロー
ル、酢酸dl−α−トコフェロール、ニコチン酸−dl
−α−トコフェロール、リノール酸−dl−α−トコフ
ェロール、コハク酸dl−α−トコフェロール等のトコ
フェロール及びその誘導体、ユビキノン類等)、ビタミ
ンA及びその誘導体(パルミチン酸レチノール、酢酸レ
チノール等のレチノール及びその誘導体、デヒドロレチ
ナール等のレチナール及びその誘導体等)、カロチノイ
ド(カロチン、リコピン、アスタキサンチン等)、ビタ
ミンB及びその誘導体(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸
塩、リボフラビン、酢酸リボフラビン、塩酸ピリドキシ
ン、ピリドキシンジオクタノエート、フラビンアデニン
ジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン
酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コリ
ン類等)、ビタミンC及びその誘導体(ジパルミチン酸
L−アスコルビル、テトライソパルミチン酸L−アスコ
ルビル等のL−アスコルビン酸アルキルエステル、L−
アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫
酸エステル等)、ビタミンD及びその誘導体(エルゴカ
ルシフェロール、コレカルシフェロール、ジヒドロキシ
スタナール等)、ルチン及びその誘導体、チオタウリ
ン、タウリン、ハイドロキノン及びその誘導体、ヒスチ
ジン、カテキン及びその誘導体、グラブリジン、グラブ
レン、リクイリチン、イソリクイリチン及びこれらを含
有するカンゾウ抽出物、グルタチオン及びその誘導体、
没食子酸及びその誘導体、コレステロール及びその誘導
体、スーパーオキサイドディスムターゼ、マンニトー
ル、キュウリ抽出物、ケイケットウ抽出物、ゲンチアナ
(リンドウ)抽出物、ゲンノショウコ抽出物、サンザシ
抽出物、シャクヤク抽出物、イチョウ抽出物、コガネバ
ナ(オウゴン)抽出物、ニンジン抽出物、マイカイカ
(マイカイ、ハマナス)抽出物、サンペンズ(カワラケ
ツメイ)抽出物、トルメンチラ抽出物、パセリ抽出物、
ブドウ抽出物、ボタン(ボタンピ)抽出物、モッカ(ボ
ケ)抽出物、メリッサ抽出物、ヤシャジツ(ヤシャ)抽
出物、ユキノシタ抽出物、ローズマリー(マンネンロ
ウ)抽出物、レタス抽出物、茶抽出物(烏龍茶、紅茶、
緑茶等)、微生物発酵代謝産物、海藻抽出物、霊芝抽出
物、卵殻膜抽出物、胎盤抽出物、羅漢果抽出物等が挙げ
られる。なお、抽出物の具体例においては、括弧内は植
物の別名、生薬名等を示す。
【0025】これらの抗酸化剤のうち、特に好ましいも
のとしては、ビタミンE及びその誘導体、ビタミンC及
びその誘導体、ルチン及びその誘導体、ヤシャジツ抽出
物、ユキノシタ抽出物、マイカイカ抽出物、スーパーオ
キサイドディスムターゼ、イチョウ抽出物、グルタチオ
ン及びその誘導体、ヒスチジン、マンニトール、カロチ
ノイドが挙げられる。
【0026】(抗炎症剤)抗炎症剤としては、グリチル
リチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸及びその誘
導体、ビタミンB及びその誘導体(チアミン塩酸塩、チ
アミン硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボフラビン、塩酸
ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート、フラビ
ンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸
類、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチ
ン酸類、コリン類等)、アロエ抽出物、アシタバ抽出
物、アルテア抽出物、アルニカ抽出物、イオウ及びその
誘導体、イラクサ抽出物、インチンコウ(カワラヨモ
ギ)抽出物、ウコン抽出物、キハダ(オウバク)抽出
物、オトギリソウ抽出物、カミツレ抽出物、コンフリー
(ヒレハリソウ)抽出物、スイカズラ(キンギンカ)抽
出物、クレソン抽出物、サルビア(セージ)抽出物、ワ
レモコウ(ジユ)抽出物、シコン(ムラサキ)抽出物、
シソ抽出物、シラカバ抽出物、ニワトコ抽出物、ガマ
(ホオウ)抽出物、ムクロジ抽出物、ユーカリ抽出物、
ヨモギ抽出物、レンゲソウ抽出物、コンドロイチン硫酸
及びその誘導体、酸化亜鉛等が挙げられる。なお、抽出
物の具体例においては、括弧内は植物の別名、生薬名等
を示す。
【0027】これらの抗炎症剤のうち、特に好ましいも
のとしては、グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチ
ルレチン酸及びその誘導体、ビタミンB及びそれらの誘
導体が挙げられる。
【0028】(細胞賦活剤)細胞賦活剤としては、カロ
チノイド(カロチン、リコピン、アスタキサンチン
等)、ビタミンA及びその誘導体(パルミチン酸レチノ
ール、酢酸レチノール等のレチノール及びその誘導体;
デヒドロレチナール等のレチナール及びその誘導体
等)、ビタミンC及びその誘導体(ジパルミチン酸L−
アスコルビル、テトライソパルミチン酸L−アスコルビ
ル等のL−アスコルビン酸アルキルエステル、L−アス
コルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エ
ステル等)、ビタミンB及びその誘導体(チアミン塩酸
塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボフラビ
ン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエー
ト、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミ
ン、葉酸類、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等
のニコチン酸類、コリン類等)、リボ核酸及びその塩、
デオキシリボ核酸及びその塩、α−及びγ−リノレン
酸、キサンチン及びその誘導体(カフェイン等)、アミ
ノ酸及びその誘導体(セリン、グルタミン酸、テアニ
ン、ヒドロキシプロリン、ピロリドンカルボン酸等)、
ドコサヘキサエン酸及びその誘導体、エイコサペンタエ
ン酸及びその誘導体、クエン酸、乳酸、リンゴ酸、コハ
ク酸、アーモンド抽出物、アスパラガス抽出物、アンズ
(キョウニン)抽出物、イチョウ抽出物、キハダ(オウ
バク)抽出物、オオムギ(バクガ)抽出物、キウイ抽出
物、キュウリ抽出物、シイタケ抽出物、スギナ抽出物、
センブリ抽出物、ダイズ抽出物、ナツメ(タイソウ)抽
出物、ツボクサ抽出物、トウガラシ抽出物、トウキンセ
ンカ抽出物、トマト抽出物、ニンニク抽出物、ニンジン
抽出物、ヒノキチオール、ブクリョウ抽出物、ブドウ種
子油、ブナノキ抽出物、ブナの芽抽出物、モモ抽出物、
ユーカリ抽出物、ユリ抽出物、レタス抽出物、レモン抽
出物、ローズマリー(マンネンロウ)抽出物、麦芽根抽
出物、動物由来抽出物(イカスミ等軟体動物抽出物、貝
殻抽出物、貝肉抽出物、魚肉抽出物、鶏冠抽出物、ロー
ヤルゼリー、シルクプロテイン及びその分解物、胎盤抽
出物、血清除蛋白抽出物、ラクトフェリン又はその分解
物等)、酵母抽出物、微生物発酵代謝産物(乳酸菌、ビ
フィズス菌等由来)、霊芝抽出物等が挙げられる。な
お、抽出物の具体例においては、括弧内は植物の別名、
生薬名等を示す。
【0029】これらの細胞賦活剤のうち、特に好ましい
ものとしては、ビタミンA及びその誘導体、ビタミンC
及びその誘導体、ビタミンB及びそれらの誘導体、乳
酸、クエン酸、リンゴ酸、ピロリドンカルボン酸、鶏冠
抽出物、血清除蛋白抽出物、酵母抽出物、微生物発酵代
謝産物(乳酸菌、ビフィズス菌等由来)、霊芝抽出物等
から選ばれる抽出物が挙げられる。
【0030】(紫外線防止剤)紫外線防止剤としては、
パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル、4−te
rt−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オ
キシベンゾン及びその誘導体(2−ヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ
ベンゾフェノン−5−スルホン酸、2−ヒドロキシ−4
−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム
等)、酸化チタン、酸化亜鉛等が挙げられる。又、酸化
チタン、酸化亜鉛等の無機粉体は微粒子のものを用いる
とより高い効果が発揮される。
【0031】これらの紫外線防止剤のうち、特に好まし
いものとしては、パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘ
キシル、酸化チタン、微粒子酸化チタン、酸化亜鉛が挙
げられる。
【0032】本発明の美白用皮膚外用剤における上記
(B)成分の薬効剤の好ましい配合量は、薬効剤の種類
により相違するが、以下に示す範囲とすることが好まし
い。この範囲であれば、(A)成分のシダ植物抽出物と
組み合わせた場合、製剤及び製剤中の(A)成分の経時
安定性に影響を及ぼすことがなく、より高い美白効果及
び/又は美肌効果を発揮させることができる。
【0033】すなわち、本発明の皮膚外用剤における美
白剤の配合量は、好ましくは0.00001〜5%であ
り、より好ましくは0.0001〜3%の範囲である。
抽出物を溶液のまま用いる場合は、乾燥固形分としてこ
の範囲であればよい。この範囲であればより優れた美白
及び/又は美肌効果を示し、かつ使用感の良好な皮膚外
用剤が得られる。
【0034】本発明の皮膚外用剤における抗酸化剤の配
合量は、好ましくは0.00001〜5%、より好まし
くは0.0001〜3%の範囲である。抽出物を溶液の
まま用いる場合は、乾燥固形分としてこの範囲であれば
よい。この範囲であればより優れた抗酸化効果がみら
れ、かつ、優れた美白及び/又は美肌効果を示す皮膚外
用剤が得られる。
【0035】本発明の皮膚外用剤における抗炎症剤の配
合量は、0.00001〜5%の範囲が好ましく、より
好ましくは0.0001〜3%の範囲である。抽出物を
溶液のまま用いる場合は、乾燥固形分としてこの範囲で
あればよい。この範囲であれば優れた抗炎症効果がみら
れ、かつ、優れた美白及び/又は美肌効果を示す皮膚外
用剤が得られる。
【0036】本発明の皮膚外用剤における細胞賦活剤の
配合量としては、好ましくは0.00001〜5%、よ
り好ましくは0.0001〜3%の範囲である。抽出物
を溶液のまま用いる場合は、乾燥固形分としてこの範囲
であればよい。この範囲であればより優れた肌荒れ改善
効果が発現し、かつ、優れた美白及び/又は美肌効果を
示す皮膚外用剤が得られる。
【0037】本発明の皮膚外用剤における紫外線防止剤
の配合量としては、好ましくは0.001〜20%、よ
り好ましくは0.01〜10%の範囲である。この範囲
であればより優れた紫外線防止効果が発現し、かつ、優
れた美白及び/又は美肌効果を示す皮膚外用剤が得られ
る。
【0038】これらの美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細
胞賦活剤及び紫外線防止剤は、一種又は二種以上を組み
合わせて用いることができる。
【0039】皮膚外用剤の配合形態の例としては、特に
限定されず、例えば、乳液、クリーム、化粧水、パッ
ク、美容液、洗浄料、メーキャップ化粧料、分散液、軟
膏、液剤、エアゾール剤、貼布剤、パップ剤、リニメン
ト剤等のいずれの形態の化粧料であっても外用医薬品等
であってもよい。
【0040】又、本発明の皮膚外用剤には、前記(A)
及び(B)成分以外に、本発明の効果を損なわない範囲
で、通常、化粧料や医薬部外品、外用医薬品等の製剤に
使用される成分、水(精製水、温泉水、深層水等)、油
剤、界面活性剤、金属セッケン、ゲル化剤、粉体、アル
コール類、水溶性高分子、皮膜形成剤、樹脂、包接化合
物、抗菌剤、香料、消臭剤、塩類、pH調整剤、清涼
剤、植物・動物・微生物由来の抽出物、活性酸素除去
剤、血行促進剤、収斂剤、抗脂漏剤、保湿剤、キレート
剤、角質溶解剤、酵素、ホルモン類、ビタミン類等を必
要に応じて加えることができる。これらの中の具体例を
以下に示す。
【0041】油剤としては、基剤の構成成分又は使用
性、使用感を良化するものとして、通常の化粧料に使用
されるものであれば、天然系油であるか、合成油である
か、或いは、固体、半固体、液体であるか等の性状は問
わず、例えば、スクワラン、ワセリン等の炭化水素類、
オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、ミンク油、マカデミ
アンナッツ油、杏仁油、パーシック油、サフラワー油、
ヒマワリ油、アボガド油、メドゥホーム油、ツバキ油、
アーモンド油、エゴマ油、ゴマ油、ボラージ油、カカオ
脂、シア脂等の植物や動物由来の油脂、ミツロウ、カル
ナウバロウ、キャンデリラロウ、ゲイロウ等のロウ類、
脂肪酸類、高級アルコール類、エステル油、シリコーン
油類、フッ素系油類等を使用することができる。
【0042】界面活性剤は、油剤等の乳化や可溶化等の
ために用いられ、アニオン性、カチオン性、非イオン性
及び両性の界面活性剤を用いることができる。
【0043】粉体は、主としてメーキャップ化粧料にお
ける着色や皮膚の隠蔽、又は使用感を良化するため等多
目的に用いられ、通常の化粧料に使用されるものであれ
ば、その形状(球状、針状、板状、等)や粒子径(煙霧
状、微粒子、顔料級等)、粒子構造(多孔質、無孔質
等)を問わず、いずれのものも使用することができる。
例えば、無機粉体としては、タルク、雲母、マイカ、カ
オリン、セリサイト、無水ケイ酸、セラミックスパウダ
ー、窒化ホウ素等が挙げられ、有機粉体としては、ポリ
エチレンパウダー、ナイロンパウダー等が挙げられ、有
色顔料としては、酸化鉄、カーボンブラック、酸化クロ
ム、紺青、群青等の無機系顔料、タール系色素や天然色
素をレーキ化したもの等が挙げられ、パール顔料として
は、雲母、タルク、マイカ等を酸化チタン等で被覆した
物、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等、その他タール色
素、カルミン酸等の天然色素等が挙げられる。これらの
粉体を複合化したり、油剤やシリコーン、又はフッ素化
合物等で表面処理を行ってもよい。
【0044】アルコール類としては一価の低級アルコー
ルの他、ポリエチレングリコール等種々の多価アルコー
ルが挙げられる。
【0045】水溶性高分子は、系の安定化や使用性、使
用感を良化するために用いられ、又保湿効果を得るため
にも用いられる。カラギーナン、寒天等の植物系高分
子;キサンタンガム等の微生物系高分子;カゼイン、ゼ
ラチン等の動物系高分子;デンプン等のデンプン系高分
子;エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等
のセルロース系高分子;アルギン酸ナトリウム等のアル
ギン酸系高分子;カルボキシビニルポリマー等のビニル
系高分子;ポリオキシエチレン系高分子;ポリアクリル
酸ナトリウム等のアクリル系高分子;等が挙げられる。
又、この中には、ポリビニルアルコールやポリビニルピ
ロリドン等の皮膜形成剤も含まれる。
【0046】抗菌剤としては、安息香酸、安息香酸ナト
リウム、パラオキシ安息香酸エステル、パラクロルメタ
クレゾール、塩化ベンザルコニウム、フェノキシエタノ
ール、イソプロピルメチルフェノール等が挙げられる。
【0047】活性酸素除去剤は、スーパーオキサイドデ
ィスムターゼ、クエルセチン、カテキン及びその誘導
体、チアミン類(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩)、
リボフラビン類(リボフラビン、酢酸リボフラビン
等)、ピリドキシン類(塩酸ピリドキシン、ピリドキシ
ンジオクタノエート等)、ニコチン酸類(ニコチン酸ア
ミド、ニコチン酸ベンジル等)等のビタミンB類、ジブ
チルヒドロキシトルエン及びブチルヒドロキシアニソー
ル等が挙げられる。
【0048】保湿剤としては、グリセリン、1,3−ブ
チレングリコール、タンパク質又はその誘導体もしくは
加水分解物並びにそれらの塩(コラーゲン、エラスチ
ン、ケラチン等)、ムコ多糖及びその誘導体(ヒアルロ
ン酸、コンドロイチン硫酸等)、アミノ酸及びその誘導
体(ヒスチジン、セリン、グリシン、テアニン、アスパ
ラギン酸、アルギニン、ピロリドンカルボン酸等)、糖
類(ソルビトール、エリスリトール、トレハロース、イ
ノシトール、グルコース、キシリトール、蔗糖及びその
誘導体、デキストリン及びその誘導体、ハチミツ等)、
D−パンテノール及びその誘導体、糖脂質、セラミド、
温泉水、アマチャ抽出物、アーモンド抽出物、アシタバ
抽出物、アボカド抽出物、アルテア抽出物、アルニカ抽
出物、アロエ抽出物、ウスベニアオイ抽出物、コガネバ
ナ(オウゴン)抽出物、オウレン抽出物、オトギリソウ
抽出物、オドリコソウ抽出物、オノニス抽出物、カミツ
レ抽出物、カラスムギ抽出物、グラブリジン、グラブレ
ン、リクイリチン、イソリクイリチン及びこれらを含有
するカンゾウ抽出物、キイチゴ抽出物、スイカズラ(キ
ンギンカ)抽出物、クインスシード(マルメロ)抽出
物、クララ(クジン)抽出物、クチナシ抽出物、クマザ
サ抽出物、グレープフルーツ抽出物、クレソン抽出物、
ゲンチアナ(リンドウ)抽出物、ゲンノショウコ抽出
物、ゴボウ抽出物、ゴマ抽出物、コムギ抽出物、コンフ
リー(ヒレハリソウ)抽出物、サイシン抽出物、サボテ
ン抽出物、サボンソウ抽出物、サルビア(セージ)抽出
物、サンザシ抽出物、ジオウ抽出物、シソ抽出物、シモ
ツケ抽出物、シャクヤク抽出物、ショウガ抽出物、ショ
ウブ抽出物、シラカバ抽出物、ハッカ(ペパーミント、
ミドリハッカ、スペアミント等)抽出物、ゼニアオイ
(ウスベニタチアオイ)抽出物、センキュウ抽出物、ク
ワ(ソウハクヒ)抽出物、タチジャコウソウ(タイム)
抽出物、ツバキ抽出物、トウキ抽出液、トウチュウカソ
ウ抽出物、トウモロコシ抽出物、ドクダミ抽出物、トル
メンチラ抽出物、パセリ抽出物、ハトムギ(ヨクイニ
ン)抽出物、ハマメリス(ウイッチヘーゼル)抽出物、
バラ抽出物、ヒノキ抽出物、ヒマワリ抽出物、フキタン
ポポ抽出物、ブッチャーズブルーム抽出物、ブドウ抽出
物、プルーン(スモモ)抽出物、ヘチマ抽出物、ボダイ
ジュ抽出物、ボタン(ボタンピ)抽出物、ホップ抽出
物、ホホバ油、マカデミアナッツ油、オリーブ油、杏仁
油、パーシック油、サフラワー油、ヒマワリ油、アボガ
ド油、メドゥホーム油、ツバキ油、アーモンド油、エゴ
マ油、ゴマ油、ボラージ(ルリジサ)油、カカオ脂、シ
ア脂、マツ抽出物、マロニエ抽出物、ムクロジ抽出物、
ムチン、ムラサキ(シコン)抽出物、メリッサ抽出物、
ヤグルマソウ抽出物、ユキノシタ抽出物、ユリ抽出物、
ライム抽出物、ラベンダー抽出物、リンゴ抽出物、リン
ドウ(リュウタン)抽出物、リン脂質(大豆、卵黄等由
来)、レンゲソウ抽出物、ワレモコウ(ジユ)抽出物、
茶(烏龍茶、緑茶、紅茶等)抽出物、尿素、羅漢果抽出
物、海藻抽出物(コンブ、マコンブ、ワカメ、ヒジキ、
ヒバマタ、スジメ、トロロコンブ、カジメ、ツルアラ
メ、チガイソ、ホンダラワ、ジャイアントケルプ等の褐
藻類;テングサ、キリンサイ、ツノマタ、スギノリ、ウ
スバノリ、アサクサノリ、マツノリ、トサカマツ、フノ
リ、オゴノリ、カイメンソウ、イギス、エゴノリ等の紅
藻類;クロレラ、アオノリ、ドナリエラ、クロロコッカ
ス、アナアオサ、カワノリ、マリモ、シオグサ、カサノ
リ、フトジュズモ、タマジュズモ、ヒトエグサ、アオミ
ドロ等の緑藻類;スピルリナ等の藍藻類等)等が挙げら
れる。
【0049】血行促進剤としては、ビタミンE及びその
誘導体等の他、γ―オリザノール等が挙げられ、酵素と
してはリパーゼ、パパイン等が挙げられる。
【0050】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明の範囲は下記の実施例に限定され
ることはない。
【0051】(例1:シダ植物抽出物の製造)表1に示
した、シダ目のシシガシラ科、オシダ科、コバノイシカ
グマ科、へゴ科に属するシダ植物の葉及び茎の混合物各
500gに、精製水、50体積%含水エチルアルコール
及びエチルアルコールをそれぞれ別々に3L加え、室温
又は加温して1日間抽出を行った後、濾過し、得られた
濾液中の溶媒を留去して乾固し、固形分である各シダ植
物の精製水抽出物、50体積%含水エチルアルコール抽
出物、エチルアルコール抽出物を得た。
【0052】(例2:ヨクイニン抽出物の製造)ヨクイ
ニン(日局)10gに、70体積%含水エチルアルコー
ル100mLを加え、室温にて3日間抽出を行った後、
濾過してヨクイニン抽出物を得た。この時、ヨクイニン
抽出物の乾燥固形分は0.8%であった。
【0053】(例3:細胞培養によるメラニン生成抑制
効果(白色化率)及び細胞生存率試験)マウス由来のB
16メラノーマ培養細胞を使用し、例1で得られた各シ
ダ植物の精製水抽出物を検体として、メラニン生成抑制
効果及び細胞生存率を調べた。具体的には、2枚の6穴
シャーレに10%FBS含有MEM培地を適量とり、B
16メラノーマ細胞を播種し、37℃、二酸化炭素濃度
5%中にて静置した。翌日、例1で得られた各シダ植物
の精製水抽出物を精製水に溶解して、その最終濃度が0
(対照)、100及び300μg/mLとなるように検
体調製液を添加し混和した。培養5日目に培地を交換
し、再度検体調製液を添加した。翌日、培地を除き、1
枚のシャーレについて、細胞をリン酸緩衝液にて洗浄し
た後、回収し、B16メラノーマ培養細胞の白色化度を
以下の基準にて評価した。又、比較例として、メラニン
生成抑制作用のあることが知られているヨクイニン抽出
物についても同様の試験を行った。ヨクイニン抽出物に
ついては、効果の確認のため最終濃度、500及び10
00μg/mLについても行った。
【0054】(判定基準) ++:対照に対してきわめて白色である。 +:対照に対してあきらかに白色である。 ±:対照に対してやや白色である。 −:対照と同じ黒色である。
【0055】残りの1枚のシャーレについて、細胞をホ
ルマリン固定後、1%クリスタルバイオレット溶液に添
加し染色した。各検体濃度に対する生存細胞率をモノセ
レーター(オリンパス社製)で測定した。これらの結果
を表1に示した。
【0056】
【表1】
【0057】表1に示す結果から明らかなごとく、本発
明のシダ植物抽出物は、ヨクイニン抽出物より低濃度で
高いメラニン生成抑制能を有し、かつB16メラノーマ
培養細胞に対する毒性が低いことが認められた。従っ
て、該シダ植物抽出物を配合した本発明の皮膚外用剤
は、これを肌に適用することにより、極めて優れたメラ
ニン生成抑制作用を発揮し、日焼けによる肌の黒色化、
シミ、ソバカスなどを効果的に抑制し美白及び美肌効果
を得ることができる。
【0058】(例4:クリーム)下記表2に示す組成の
クリームを以下の方法により各々調製した。まず、表2
に示す成分(1)〜(6)および(12)を混合し、加
熱して70℃に維持した。この混合物に、成分(14)
の一部を加熱して70℃に維持したものを加え乳化し、
さらに、(14)の残部で溶解した(7)〜(11)及
び(13)を混合した。その後、冷却してクリームを各
々得た。
【0059】得られた各々のクリームについて、美白及
び美肌効果を以下の試験方法により評価した。被験クリ
ーム1品につき27〜54才の女性15名をパネルと
し、毎日、朝と夜の2回、12週間にわたって洗顔後に
被験クリームの適量を顔面に塗布顔面に塗布し、塗布に
よる美白及び美肌効果を以下の基準で評価した。結果を
表2に示す。なお、表中の評価欄の数は人数を示す。 <評価> <内 容> 有 効 肌のくすみが目立たなくなった。 やや有効 肌のくすみがあまり目立たなくなった。 無 効 使用前と変化なし。
【0060】
【表2】
【0061】表2に示した結果から、本発明のシダ植物
抽出物を含有する本発明品は、これらを皮膚に適用する
ことにより、肌の「くすみ」等を防止及び改善すること
ができ、美白及び美肌効果があることが明らかとなっ
た。
【0062】(例5:クリーム)下記表3に示す組成の
クリームを下記製法で各々調製した。まず、成分(1)
〜(6)、(10)、(13)及び(14)を混合し、
加熱して70℃に維持した。この混合物に、成分(1
6)の一部を加熱して70℃に維持したものを混合して
乳化し、さらに、この混合物に、成分(7)〜(8)
と、成分(16)の残部で溶解した(9)、(11)及
び(12)と、(15)とを混合した後、冷却してクリ
ームを得た。
【0063】得られた各々のクリーム(シシガシラ科の
ブレクナム カペンセ(Blechnum capen
se)の精製水抽出物と美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、
細胞賦活剤又は紫外線防止剤を併用したクリーム)の美
白及び美肌効果を、以下の試験方法により評価した。被
験クリーム1品につき27〜54才の女性15名をパネ
ルとし、毎日朝と夜の2回、12週間にわたって洗顔後
に被験クリームの適量を顔面に塗布し、塗布による美白
及び美肌効果を以下の基準で評価した。評価結果を表3
に示す。なお、表中の評価欄の数は人数を示す。 <評価> <内 容> 有 効 肌のくすみが目立たなくなった。 やや有効 肌のくすみがあまり目立たなくなった。 無 効 使用前と変化なし。
【0064】
【表3】
【0065】シシガシラ科のブレクナム カペンセ(B
lechnum capense)の精製水抽出物を配
合した本発明品1のクリームは、これらを皮膚に適用す
ることにより肌の「くすみ」等を防止及び改善すること
ができ、美しい肌とすることが明らかであるが、表3の
結果に示される如く、さらに、上記シダ植物の精製水抽
出物と美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤、紫外
線防止剤を併用して配合した本発明5〜10のクリーム
を皮膚に適用することにより、前記のシダ植物から得ら
れた精製水抽出物を単独で配合したクリームを適用した
場合に比べてより優れた肌の「くすみ」等の防止及び改
善効果を発揮し、透明感のある美しい肌とすることが明
らかとなった。
【0066】(例6:化粧水)下記成分(3)、
(4)、(6)及び(7)を混合溶解した溶液と、成分
(1)、(2)、(5)及び(8)を混合溶解した溶液
とを混合して均一にし、化粧水を得た。 (処方) (%) (1)グリセリン 5.0 (2)1,3−ブチレングリコール 6.5 (3)ポリオキシエチレン(20E.O.) ソルビタンモノラウレート 1.2 (4)エチルアルコール 8.0 (5)フ゛レクナム フルウ゛ィアタイル(blechnum fluviatile) の精製水抽出物*1 0.001 (6)防腐剤 適量 (7)香料 適量 (8)精製水 残量 *1 例1で製造したもの
【0067】(例7:乳液)下記成分(11)及び(1
3)を加熱混合して70℃に維持した混合物を、下記成
分(1)〜(6)及び(9)を加熱混合して70℃に維
持した混合物に加えて、乳化した。冷却後、(7)、
(8)、(10)、(12)及び(14)を加え、均一
に混合して乳液を得た。 (処方) (%) (1)ポリオキシエチレン(10E.O.) ソルビタンモノステアレート 1.0 (2)ポリオキシエチレン(60E.O.) ソルビットテトラオレエート 0.5 (3)グリセリルモノステアレート 1.0 (4)ステアリン酸 0.5 (5)ベヘニルアルコール 0.5 (6)スクワラン 8.0 (7)フ゛レクナム テ゛ィスカラー(Blechnum discolor) の50体積%含水エチルアルコール抽出物*1 0.05 (8)胎盤抽出物*2 5.0 (9)防腐剤 適量 (10)カルボキシビニルポリマー 0.1 (11)水酸化ナトリウム 0.05 (12)エチルアルコール 5.0 (13)精製水 残量 (14)香料 適量 *1 例1で製造したもの *2 ニチレイ社製
【0068】例6で調製した化粧水及び例7で調製した
乳液は、いずれも経時安定性に優れ、皮膚に適用するこ
とにより、日焼けによる肌の「くすみ」やシミやソバカ
スを防止し、透明感のある美しい肌にする化粧水及び乳
液であった。
【0069】(例8:軟膏)下記成分(3)、(4)及
び(9)の一部を加熱混合し、75℃に維持した混合物
を、下記成分(1)、(2)、(7)及び(8)を加熱
混合し、75℃に維持した混合物に徐々に加え、これを
冷却しながら成分(9)の残部で溶解した(5)及び
(6)を加え、軟膏を得た。 (処方) (%) (1)ステアリン酸 18.0 (2)セタノール 4.0 (3)トリエタノールアミン 2.0 (4)グリセリン 5.0 (5)フ゛レクナム フ゜ロセラム(Blechnum procerum) のエチルアルコール抽出物*1 1.0 (6)グリチルリチン酸ジカリウム*2 0.5 (7)酢酸dl−α−トコフェロール*3 0.2 (8)防腐剤 適量 (9)精製水 残量 *1 例1で製造したもの *2 日本ロシュ社製 *3 エーザイ社製
【0070】例8で製造した軟膏は経時安定性に優れ、
皮膚に適用することにより、肌の「くすみ」やシミやソ
バカスを防止し、透明感のある美しい肌にする軟膏であ
った。
【0071】(例9:パック)下記成分(1)、
(3)、(4)及び(9)を混合し、70℃に加熱し、
撹拌して混合物を得た。この混合物に、成分(2)及び
(7)を混合して得た混合物を混合し、冷却した後、
(5)、(6)及び(8)を均一に混合してパックを得
た。 (処方) (%) (1)ポリビニルアルコール 20.0 (2)エチルアルコール 20.0 (3)グリセリン 5.0 (4)カオリン 6.0 (5)ホ゜リスティキューム ウ゛ェスティタム(Polystichum vestitum) の精製水抽出物*1 0.0001 (6)キャセア スミシー(Cyathea smithii) の精製水抽出物*1 0.0001 (7)防腐剤 適量 (8)香料 適量 (9)精製水 残量 *1 例1で製造したもの
【0072】例9で調製したパックは経時安定性に優
れ、皮膚に適用することにより、肌の「くすみ」やシミ
を防止し、透明感のある美しい肌にするパックであっ
た。
【0073】(例10:リキッドファンデーション)下
記成分(1)〜(6)及び(20)を混合溶解した溶液
に、下記成分(11)〜(16)を加え、均一に混合
し、70℃に維持した。この溶液に、成分(7)〜(1
0)を均一に溶解し、70℃に維持した溶液を添加し
て、均一に乳化した。その乳化物を冷却後、下記成分
(17)〜(19)を添加してリキッドファンデーショ
ンを得た。 (処方) (%) (1)ラノリン 7.0 (2)流動パラフィン 5.0 (3)ステアリン酸 2.0 (4)セタノール 1.0 (5)パラメトキシケイ皮酸 −2−エチルヘキシル 3.0 (6)セスキオレイン酸ソルビタン 0.5 (7)グリセリン 5.0 (8)トリエタノールアミン 1.0 (9)カルボキシメチルセルロース 0.7 (10)精製水 残量 (11)酸化チタン 8.0 (12)微粒子酸化チタン 2.0 (13)酸化亜鉛 4.0 (14)マイカ 1.0 (15)タルク 4.0 (16)着色顔料 3.0 (17)フ゜テリテ゛ィウム エスクレンタム(Pteridium esculentum)の 50体積%含水エチルアルコール抽出物*1 0.01 (18)ヨクイニン抽出物*2 0.5 (19)香料 適量 (20)防腐剤 適量 *1 例1で製造したもの *2 例2で製造したもの
【0074】例10で調製したリキッドファンデーショ
ンは経時安定性に優れ、皮膚に適用することにより、日
焼け等による肌の黒化やシミやソバカスを防止するリキ
ッドファンデーションであった。
【0075】
【発明の効果】以上のごとく、本発明のシダ植物抽出物
を含有する皮膚外用剤は、優れたメラニン生成抑制作用
を有しており、色素沈着に対し高い抑制効果を発揮し、
肌のくすみ、日やけなどによる皮膚の黒化、シミ、ソバ
カスの防止及び改善等に有効である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 三佐子 東京都北区栄町48番18号 株式会社コーセ ー研究本部内 (72)発明者 吉田 雅毅 東京都中央区日本橋富沢町11番7号 新日 本薬業株式会社内 (72)発明者 藤本 雅代 東京都中央区日本橋富沢町11番7号 新日 本薬業株式会社内 (72)発明者 小平 武嗣 東京都中央区日本橋富沢町11番7号 新日 本薬業株式会社内 Fターム(参考) 4C083 AA072 AA082 AA111 AA112 AB032 AB212 AB242 AB432 AB442 AC022 AC062 AC072 AC122 AC242 AC302 AC392 AC442 AC482 AC542 AD092 AD112 AD272 AD512 AD532 AD662 BB47 CC02 CC04 CC05 CC07 CC12 DD22 DD23 DD31 EE35

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シダ目のシシガシラ科(Blechna
    ceae)、オシダ科(Dryopteridacea
    e)、コバノイシカグマ科(Dennstaedtia
    ceae)及びへゴ科(Cyatheaceae)に属
    する植物の群から選ばれる一種又は二種以上の植物の抽
    出物を含有する皮膚外用剤。
  2. 【請求項2】 前記抽出物を、美白及び/又は美肌成分
    として含有する請求項1に記載の皮膚外用剤。
  3. 【請求項3】 さらに、美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、
    細胞賦活剤及び紫外線防止剤から選ばれる薬効剤の一種
    又は二種以上を含有する請求項1又は2に記載の皮膚外
    用剤。
  4. 【請求項4】 前記植物が、シシガシラ科(Blech
    naceae)ヒリュウシダ属(Blechnum)、
    オシダ科(Dryopteridaceae)イノデ属
    (Polystichum)、コバノイシカグマ科(D
    ennstaedtiaceae)ワラビ属(Pter
    idium)及びへゴ科(Cyatheaceae)ヘ
    ゴ属(Cyathea)に属する植物の群から選ばれる
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の皮膚外用剤。
  5. 【請求項5】 前記シシガシラ科(Blechnace
    ae)ヒリュウシダ属(Blechnum)に属する植
    物が、ブレクナム カペンセ(Blechnumcap
    ense)、ブレクナム ディスカラー(Blechn
    um discolor)、ブレクナム プロセラム
    (Blechnum procerum)及びブレクナ
    ム フルヴィアタイル(Blechnum fluvi
    atile)から選ばれるものである請求項4に記載の
    皮膚外用剤。
  6. 【請求項6】 前記オシダ科(Dryopterida
    ceae)イノデ属(Polistichum)に属す
    る植物が、ポリスティキューム ヴェスティタム(Po
    lystichum vestitum)である請求項
    4又は5に記載の皮膚外用剤。
  7. 【請求項7】 前記コバノイシカグマ科(Dennst
    aedtiaceae)ワラビ属(Pteridiu
    m)に属する植物が、プテリディウム エスクレンタム
    (Pteridium esculentum)である
    請求項4〜6のいずれか1項に記載の皮膚外用剤。
  8. 【請求項8】 前記へゴ科(Cyatheaceae)
    ヘゴ属(Cyathea)に属する植物が、キャセア
    スミシー(Cyathea smithii)である請
    求項4〜7のいずれか1項に記載の皮膚外用剤。
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