JP2014197130A5 - 撮影レンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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本発明の撮像装置は、物体側より像側へ順に配置された、第1レンズ群、開口絞り、正の屈折力第2レンズ群から構成される撮影レンズであって、前記第2レンズ群に含まれるレンズの材料のd線を基準とした屈折率をN2a、アッベ数をν2a、部分分散比をθ2a、d線における温度変化に対する屈折率変化をdn2a/dTrelativeとすると、前記第2レンズ群は、
62<ν2a
N2a<1.63
0.605−(ν2a/1000)<θ2a
dn2a/dTrelative<−2.4×10-6
なる条件を満足する正レンズを有し
全系の焦点距離をf、前記レンズが1枚のときはその焦点距離、前記正レンズが2枚以上のときはその合成焦点距離をf2a、前記撮影レンズの全長をTD、前記撮影レンズのバックフォーカスをBFとしたとき、
0.20<f/f2a<0.80
3.00<TD/BF<6.50
なる条件式を満足することを特徴とする。
本発明の撮像レンズ及びそれを有する撮像装置は、物体側より順に正、または負の屈折力を有する第1レンズ群、絞り、正の屈折力を有する第2レンズ群で構成される。前記第2レンズ群は1枚以上の正レンズを含み、全ての前記正レンズのd線における屈折率をN2a、アッベ数をν2a、部分分散比をθ2a、d線における温度による相対屈折率変化をdn2a/dTrelativeとすると、
62<ν2a ・・・・(d)
N2a<1.63 ・・・・(f)
0.605−(ν2a/1000)<θ2a ・・・・(g)
dn2a/dTrelative <−2.4×10-6 ・・・・(h)
なる条件を満足し、全系の焦点距離をf、第2レンズ群に含まれる条件式(d)、(e)、(f)、(g)を満足する材料を用いた前記正レンズの焦点距離をf2a、前記撮像レンズの全長をTD、前記撮像レンズの最も像側に配置されるレンズの像側の面から撮像面までの距離をBFとしたとき、以下の条件式を満足する。
0.20<f/f2a<0.80 ・・・(1)
3.00<TD/BF<6.50 ・・・(2)
なお、第2レンズ群に含まれる条件式(d)、(e)、(f)、(g)を満足する材料を用いた前記正レンズの焦点距離f2aは、前記正レンズが1枚である場合はその焦点距離、正レンズ2枚以上の場合はその合成焦点距離とする。
)式の上限を超えると、全系の焦点距離が長焦点化し過ぎてしまい、広角化が達成できない。()式の下限を超えると、全系の焦点距離が短焦点化し過ぎてしまい、歪曲収差を含む諸収差を補正することが困難となる。また、過焦点距離が長くなり、ピントの合う被写体距離範囲が狭くなってしまう。更に、(3)式は、次の如く設定するのが好ましい。
0.64<f2/(Y×Fno)<2.40 (単位:mm)・・・(3−a)
図1は本発明の実施例1(数値実施例1)の撮像レンズのレンズ断面図である。実施例1(数値実施例1)の撮像レンズは、物体側から順に、第1レンズ群G1、開口絞りSP、正の屈折力の第2レンズ群G2から構成される。第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸の負メニスカスレンズL1及びL2、正レンズL3から構成される。第2レンズ群G2は、物体側から順に、負レンズL4と正レンズL5とが接合された接合レンズ、正レンズL6、正レンズL7とから構成される。尚、正レンズL5、L6は異常分散性を有する硝子を使用しており、正レンズL5、L6を条件式(d)、(e)、(f)、(g)を満足する材料を用いた正レンズとして構成している。
図3は本発明の実施例2(数値実施例2)の撮像レンズのレンズ断面図である。レンズ構成は実施例1と全く同様である。尚、L5は異常分散性を有する硝子を使用しており、L5を条件式(d)、(e)、(f)、(g)を満足する材料を用いた正レンズとして構成している。
図5は本発明の実施例3(数値実施例3)の撮像レンズのレンズ断面図である。レンズ構成は実施例1と全く同様である。尚、L5、L6は異常分散性を有する硝子を使用しており、L5、L6を条件式(d)、(e)、(f)、(g)を満足する材料を用いた正レンズとして構成している。
図7は本発明の実施例4(数値実施例4)の撮像レンズのレンズ断面図である。実施例4の撮像レンズは、物体側から順に、第1レンズ群G1、開口絞りSP、正の屈折力の第2レンズ群G2から構成される。第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸の負メニスカスレンズL1及びL2、正レンズL3から構成される。第2レンズ群G2は、物体側から順に、正レンズL4と負レンズL5が接合された接合レンズ、非球面を有する正レンズL6とから構成される。尚、正レンズL4は異常分散性を有する硝子を使用しており、正レンズL4を条件式(d)、(e)、(f)、(g)を満足する材料を用いた正レンズとして構成している。
図9は本発明の実施例5(数値実施例5)の撮像レンズのレンズ断面図である。レンズ構成は実施例4と全く同様である。尚L4、L6は異常分散性を有する硝子を使用しており、L4、L6を条件式(d)、(e)、(f)、(g)を満足する材料を用いた正レンズとして構成している。
尚、各レンズ間隔及びバックフォーカスを規制する鏡筒部材の材質はアルミニウムである。
各条件式(1)〜(10)について、実施例の対応値を表1に示す。数値実施例はいずれの条件式も満足しており、小型軽量、広角、明るいFナンバー、色収差が良好に補正され、且つ温度による結像位置の変化が抑制された撮像レンズを実現している。

Claims (11)

  1. 物体側より像側へ順に配置された、第1レンズ群、開口絞り、正の屈折力第2レンズ群から構成される撮影レンズであって
    前記第2レンズ群に含まれるレンズ材料のd線を基準とした屈折率をN2a、アッベ数をν2a、部分分散比をθ2a、温度変化に対する屈折率変化をdn2a/dTrelativeとすると、前記第2レンズ群は、
    62<ν2a
    N2a<1.63
    0.605−(ν2a/1000)<θ2a
    dn2a/dTrelative<−2.4×10−6
    なる条件を満足する正レンズを有し
    全系の焦点距離をf、前記正レンズが1枚のときはその焦点距離、前記正レンズが2枚以上のときはその合成焦点距離をf2a、前記撮影レンズの全長をTD、前記撮影レンズのバックフォーカスをBFとしたとき、
    0.20<f/f2a<0.80
    3.00<TD/BF<6.50
    なる条件式を満足することを特徴とする撮影レンズ
  2. 前記第2レンズ群は負レンズと2枚以上の正レンズを有し、前記第2レンズ群の焦点距離をf2としたとき、
    0.20 <f/f2<0.70
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮影レンズ。
  3. 前記第2レンズ群に含まれる正レンズの材料のアッベ数の平均値をν2p、前記第2レンズ群に含まれる負レンズの材料のアッベ数の平均値ν2nとしたとき
    2.00<ν2p/ν2n<6.00
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の撮影レンズ
  4. 前記第2レンズ群は負レンズと正レンズが接合された接合レンズ有し、前記接合レンズを構成する負レンズの材料の屈折率をncn、前記接合レンズを構成する正レンズの材料の屈折率ncpとしたとき、
    0.20<ncn−ncp<0.60
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の撮影レンズ
  5. 前記第1レンズ群は、物体側から像側へ順に配置された、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズ、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズ、正レンズから構成され、前記第2レンズ群は負レンズと2枚以上の正レンズを含むことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の撮影レンズ。
  6. 前記第1レンズ群の焦点距離をf1としたとき
    −0.25<f/f1<0.25
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の撮影レンズ。
  7. 前記第1レンズ群に含まれる正レンズの材料のアッベ数の平均値をν1p、前記第1レンズ群に含まれる負レンズの材料のアッベ数の平均値をν1nとしたとき、
    0.20<ν1p/ν1n<0.70
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃6の何れか1項に記載の撮影レンズ。
  8. 前記第1レンズ群に含まれる正レンズの材料のd線を基準とした屈折率をn1pとしたとき、
    1.85<n1p<2.40
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の撮影レンズ
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮影レンズと、該撮影レンズによって形成される像を受光する撮像素子と、を有することを特徴とする撮像装置。
  10. 前記撮影レンズのバックフォーカスを規制する鏡筒部材をさらに有し、該鏡筒部材の材質の線膨張係数をαとしたとき、
    1.50×10 −5 <α<2.50×10 −5
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記撮像素子における最大像高をY、無限遠に合焦しているときにおける前記撮影レンズのFナンバーをFnoとしたとき、
    0.40<f 2 /(Y×Fno)<3.00(単位:mm)
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項9または10に記載の撮像装置。
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