JP2015034922A - 広角レンズ - Google Patents

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忠史 小宮山
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Abstract

【課題】130?以上の画角を確保する場合でも、メニスカスレンズからなる第1レンズを製造しやすいレンズ形状とするとともに、収差をさらに改善することのできる広角レンズを提供すること。【解決手段】広角レンズ100において、第1レンズ110は、像側に凹面を向けた負のパワーを有する。第2レンズ120は、像側に凹面を向けた非球面の負のプラスチックレンズである。第3レンズ130は、物体側に凹面を向けた非球面の負のプラスチックレンズである。第4レンズ140は、像側に凸面を向けた正のパワーを有する。第5番目の第5レンズ150、および第6番目の第6レンズ160は、双方が非球面のプラスチックレンズで、正のパワーを有する接合レンズ170を構成している。有効焦点距離fと、第3レンズ130の焦点距離をf3とは、|f/f3| < 0.2の関係を満たしている。【選択図】図1

Description

本発明は、各種撮像系に用いられる広角レンズに関するものである。
監視用カメラ、車載用カメラ、携帯機器用カメラに搭載されるレンズに関しては、広角かつ解像度が高いものが要求されている。そこで、物体側から像側に向けて、負のパワーを有する第1レンズ、負のパワーを有する第2レンズ、正のパワーを有する第3レンズ、絞り、および正のパワーを有する接合レンズ(第4レンズおよび第5レンズ)を備えた4群5枚の広角レンズが提案されている(特許文献1参照)。
特開2009−63877号公報
しかしながら、特許文献1に記載のレンズ構成では、130°以上の画角を確保しようとすると、第1レンズの像側のレンズ面が半球に近い形状となってしまうため、歩留まりや生産性が低下してしまい、コストが増大する等の問題点がある。特に、第1レンズがガラスレンズである場合、加工が難しく、それ故、コストが高くなりやすい。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、130°以上の画角を確保する場合でも、メニスカスレンズからなる第1レンズを製造しやすいレンズ形状とするとともに、収差をさらに改善することのできる広角レンズを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る広角レンズは、水平画角が130°以上であって、5群6枚のレンズ構成を有し、
物体側から第1番目の第1レンズは、物体側に凸面を向け、像側に凹面を向けた負のパワーを有するプラスチックレンズまたはガラスレンズであり、
物体側から第2番目の第2レンズは、像側に凹面を向けた負のパワーを有するプラスチックレンズで、物体側のレンズ面および像側のレンズ面の少なくとも一方が非球面であり、
物体側から第3番目の第3レンズは、物体側に凹面を向けた負のパワーを有するプラスチックレンズで、物体側のレンズ面および像側のレンズ面の少なくとも一方が非球面であり、
物体側から第4番目の第4レンズは、像側に凸面を向けた正のパワーを有するプラスチックレンズまたはガラスレンズであり、
物体側から第5番目の第5レンズ、および物体側から第6番目の第6レンズは、双方がプラスチックレンズで、正のパワーを有する接合レンズを構成しており、
前記第4レンズと前記接合レンズとの間に絞りが配置され、
有効焦点距離をfとし、前記第3レンズの焦点距離をf3としたとき、有効焦点距離fおよび焦点距離f3は、以下の関係
|f/f3| < 0.2
を満たすことを特徴とする。
本発明では、負のパワーを有する2枚のレンズ(第1レンズおよび第2レンズ)に加えて、負のパワーを有する第3レンズを有するため、第1レンズおよび第2レンズの負のパワーを第3レンズによって補うことができる。このため、第1レンズおよび第2レンズの像側の凹面に対する接線が光軸となす角度(接線角)を大きくすることができ、かかる凹面の形状であれば、レンズを製造しやすい。従って、第1レンズおよび第2レンズのコストを低減することができる。また、第3レンズを非球面レンズとし、かつ、上記条件式を満たすように構成したので、非点収差やコマ収差(横収差)を低減することができるとともに、F値を明るく設定した場合でも、収差の補正を行うことができる。
本発明において、前記第5レンズの像側のレンズ面、および前記第6レンズの物体側のレンズ面の曲率半径をr52・61とし、前記第5レンズの焦点距離をf5としたとき、曲率半径r52・61および焦点距離f5は、以下の関係
|r52・61/f5| < 0.5
を満たすことが好ましい。かかる構成によれば、色収差を低減することができる。
本発明において、前記第3レンズのアッベ数をν3としたとき、アッベ数ν3は、以下の関係
ν3 > 50
を満たすことが好ましい。かかる構成によれば、色収差を低減することができる。
本発明において、前記第1レンズの像側のレンズ面に対する接線が光軸と成す角度をθとしたとき、角度θは、以下の関係
θ > 20°
を満たすことが好ましい。かかる構成によれば、第1レンズの像側の凹面に対する接線が光軸となす角度(接線角)を大きくすることができ、かかる凹面の形状であれば、レンズを製造しやすい。従って、第1レンズのコストを低減することができる。
本発明において、前記第4レンズはガラスレンズであることが好ましい。かかる構成によれば、温度変化に伴う解像度の低下を抑制することができる。
本発明において、前記プラスチックレンズのレンズ面うち、前記第1レンズの物体側のレンズ面以外のレンズ面は、全て非球面であることが好ましい。かかる構成によれば、収差をより効果的に低減することができる。
本発明では、負のパワーを有する2枚のレンズ(第1レンズおよび第2レンズ)に加えて、負のパワーを有する第3レンズを有するため、第1レンズおよび第2レンズの負のパワーを第3レンズによって補うことができる。このため、第1レンズおよび第2レンズの像側の凹面に対する接線が光軸となす角度(接線角)を大きくすることができ、かかる凹面の形状であれば、レンズを製造しやすい。従って、第1レンズおよび第2レンズのコストを低減することができる。また、第3レンズを非球面レンズとし、かつ、有効焦点距離fと、第3レンズの焦点距離f3とが以下の関係
|f/f3| < 0.2
を満たしているので、非点収差やコマ収差(横収差)を低減することができるとともに、F値を明るく設定した場合でも、収差の補正を行うことができる。
本発明の実施例1に係る広角レンズの説明図である。 本発明の実施例1に係る広角レンズの各画角における横収差のシミュレーション結果を示す説明図である。 本発明の実施例2に係る広角レンズの説明図である。 本発明の実施2に係る広角レンズの各画角における横収差のシミュレーション結果を示す説明図である。 本発明の実施例3に係る広角レンズの説明図である。 本発明の実施例3に係る広角レンズの各画角における横収差のシミュレーション結果を示す説明図である。 本発明の実施例4に係る広角レンズの説明図である。 本発明の実施例4に係る広角レンズの各画角における横収差のシミュレーション結果を示す説明図である。 本発明の実施例5に係る広角レンズの説明図である。 本発明の実施例5に係る広角レンズの各画角における横収差のシミュレーション結果を示す説明図である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した広角レンズの実施例を説明する。
[実施例1]
(概略構成)
図1は、本発明の実施例1に係る広角レンズの説明図であり、図1(a)、(b)、(c)、(d)は、レンズ構成を示す説明図、非点収差とディストーションのシミュレーション結果を示す説明図、球面収差のシミュレーション結果を示す説明図、および倍率色収差のシミュレーション結果を示す説明図である。図2は、本発明の実施例1に係る広角レンズの各画角における横収差のシミュレーション結果を示す説明図であり、図2(a)、(b)、(c)、(d)、(e)は、画角が0°における横収差の説明図、26.91°における横収差の説明図、49.78°における横収差の説明図、71.63°における横収差の説明図、および96.01°における横収差の説明図である。ディストーションとは、撮像中央部と周辺部における像の変化比率を示し、ディストーションをあらわす数値の絶対値が小さいほど、高精度なレンズといえる。
図1(a)では、各面1〜12を、括弧付で示すとともに、非球面には「*」を付してある。また、収差に関しては、赤色光R(波長656nm)、緑色光G(波長588nm)、青色光B(波長486nm)の収差を示してある。また、図1(b)にはサジタル方向の特性にはSを付し、タンジェンシャル方向の特性にはTを付してある。なお、後述する図3、図5、図7、図9でも同様である。
図1(a)に示すように、本発明を適用した広角レンズ100は、水平画角が130°以上であって、物体側より像側に向かって第1レンズ110、第2レンズ120、第3レンズ130、第4レンズ140、絞り190、および接合レンズ170(第5レンズ150および第6レンズ160)を有する5群6枚のレンズ構成を有している。接合レンズ170に対して像側にはフィルタ181や撮像素子186が配置されている。
物体側から第1番目の第1レンズ110は、物体側に凸面を向け、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負のパワーを有するプラスチックレンズまたはガラスレンズである。物体側から第2番目の第2レンズ120は、像側に凹面を向けた負のパワーを有するプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面および像側のレンズ面の少なくとも一方が非球面である。物体側から第3番目の第3レンズ130は、物体側に凹面を向けた負のパワーを有するプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面および像側のレンズ面の少なくとも一方が非球面である。物体側から第4番目の第4レンズ140は、像側に凸面を向けた正のパワーを有するプラスチックレンズまたはガラスレンズである。物体側から第5番目の第5レンズ150、および物体側から第6番目の第6レンズ160は、双方がプラスチックレンズで、正のパワーを有する接合レンズ170を構成している。第4レンズ140と接合レンズ170との間には絞り190が配置されている。
このように構成した広角レンズ100の各構成は、表1に示す通りであり、表1の上欄には、広角レンズ100の以下の項目が示されている。
Figure 2015034922
有効焦点距離=f
物像間距離=TTL
第3レンズ130の焦点距離=f3
第5レンズ150の像側のレンズ面、および第6レンズ160の物体側のレンズ面の曲率半径=r52・61
第5レンズ150の焦点距離=f5
また、表1の下欄には、広角レンズ100の以下の項目が示されている。
有効焦点距離と物像間距離との比=f/TTL
第3レンズ130のアッベ数=ν3
有効焦点距離と第3レンズ130の焦点距離との比=f/f3
曲率半径r52・61と第5レンズ150の焦点距離との比の絶対値=|r52・61/f5
第1レンズ110の像側のレンズ面の接線角θの最小値=θmin
ここで、接線角θとは、第1レンズ110の像側のレンズ面に対する接線が光軸Lとなす角度を意味し、接線角θの最小値θminとは、第1レンズ110の像側のレンズ面の最も外周側に対する接線が光軸Lとなす角度に相当する。なお、表1には、本例(実施例1)の広角レンズ100の各構成の他、後述する実施例2〜5の広角レンズ100の各構成も示してある。また、表1における焦点距離等の単位はmmである。
表1から分かるように、本発明を適用した広角レンズ100において、有効焦点距離fおよび第3レンズ130の焦点距離f3は、以下の関係
|f/f3| < 0.2
を満している。
また、本発明を適用した広角レンズ100において、第5レンズ150の像側のレンズ面、および第6レンズ160の物体側のレンズ面の曲率半径r52・61、および第5レンズ150の焦点距離をf5は、以下の関係
|r52・61/f5| < 0.5
を満たしている。
また、本発明を適用した広角レンズ100において、第3レンズ130のアッベ数をν3としたとき、アッベ数ν3は、以下の関係
ν3 > 50
を満たしている。
また、本発明を適用した広角レンズ100においては、接線角θの最小値θminが20°以上であるため、第1レンズ110の像側のレンズ面(面2)に対する接線が光軸Lと成す角度(接線角θ)は、第1レンズ110の像側のレンズ面(面2)のいずれの位置でも、以下の関係
θ > 20°
を満たしている。
(具体的構成)
本発明の実施例1に係る広角レンズ100の具体的な構成を表2に示してある。
Figure 2015034922
表2の上欄には、以下の項目
レンズ系全体の有効焦点距離f(Effective Focal Length)
物像間距離(Total Track)
レンズ系全体のF値(Image Space F/#)
最大画角(Max. Field Angle)
水平画角(Horizontal Field Angle)
が示されている。
表2の中欄には、各面の以下の項目
曲率半径(Radius)
厚さ(Thickness)
屈折率Nd
アッベ数νd
焦点距離fn
が示されている。
表2の下欄には、非球面の形状を下式(数1)で表した際の非球面係数A4〜A10が示されている。下式においては、光軸L方向の軸をz、光軸Lと垂直方向の高さをr、円錐係数をkとしてある。
Figure 2015034922
ここで、曲率半径、厚さ、焦点距離の単位はいずれもmmである。なお、後述する表3〜表6でも同様である。
図1(a)および表2からわかるように、本例の広角レンズ100は水平画角が192°である。本例の広角レンズ100において、第1レンズ110は、物体側に凸面を向け、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負のパワーを有するガラスレンズであり、物体側のレンズ面(面1)および像側のレンズ面(面2)の双方が球面である。第2レンズ120は、物体側に凸面を向け、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負のパワーを有するプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面(面3)および像側のレンズ面(面4)の双方が非球面である。第3レンズ130は、物体側に凹面を向け、像側に凸面を向けたメニスカス形状の負のパワーを有するプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面(面5)は非球面であり、像側のレンズ面(面6)は球面である。第4レンズ140は、物体側に凸面を向け、像側に凸面を向けたガラスレンズであり、物体側のレンズ面(面7)および像側のレンズ面(面8)の双方が球面である。
第5レンズ150は、物体側に凸面を向け、像側に凹面を向けた負のパワーを有するプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面(面10)および像側のレンズ面(面11)の双方が非球面である。第6レンズ160は、物体側に凸面を向け、像側に凸面を向けたプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面(面11)および像側のレンズ面(面12)の双方が非球面である。第5レンズ150の像側のレンズ面と第6レンズ160の物体側のレンズ面とが接合されて正のパワーを有する接合レンズ170が構成されている。
このように、本例の広角レンズ100においては、負のパワーを有する2枚のレンズ(第1レンズ110および第2レンズ120)に加えて、負のパワーを有する第3レンズ130を有するため、第1レンズ110および第2レンズ120の負のパワーを第3レンズ130によって補うことができる。このため、第1レンズ110および第2レンズ120の像側の凹面に対する接線が光軸Lとなす角度(接線角θ)を大きくすることができ、かかる凹面の形状であれば、レンズを製造しやすい。従って、第1レンズ110および第2レンズ120のコストを低減することができる。
特に、第1レンズ110の像側のレンズ面(面2)に対する接線角θの最小値θminは、38.0°であり、第1レンズ110の像側のレンズ面(面2)では、いずれの個所でも接線角θが20°を超える値である。このため、第1レンズ110は製造しやすい形状を有しているので、第1レンズ110のコストを低減することができる。
また、本例では、第3レンズ130を非球面レンズとしてある。また、有効焦点距離fと第3レンズ130の焦点距離f3との比の絶対値|f/f3|は、0.135であり、0.2未満である。このため、図1(b)、(c)および図2に示すように、非点収差やディストーション、球面収差、コマ収差(横収差)、を低減することができるとともに、F値を明るく設定した場合でも、収差の補正を行うことができる。
また、第3レンズ130はガラスレンズからなるため、温度変化に伴う解像度の低下を抑制することができる。
また、第5レンズ150の像側のレンズ面、および第6レンズ160の物体側のレンズ面の曲率半径r52・61と、第5レンズ150の焦点距離f5との比の絶対値|r52・61/f5|は、0.401であり、0.5未満である。また、第3レンズ130のアッベ数ν3は、55.8であり、50以上である。このため、図1(d)に示すように、色収差を低減することができる。
[実施例2]
図3は、本発明の実施例2に係る広角レンズの説明図であり、図3(a)、(b)、(c)、(d)は、レンズ構成を示す説明図、非点収差とディストーションのシミュレーション結果を示す説明図、球面収差のシミュレーション結果を示す説明図、および倍率色収差のシミュレーション結果を示す説明図である。図4は、本発明の実施例2に係る広角レンズの各画角における横収差のシミュレーション結果を示す説明図であり、図4(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)は、画角が0°における横収差の説明図、30.86°における横収差の説明図、56.01°における横収差の説明図、77.16°における横収差の説明図、97.26°における横収差の説明図、および103.35°における横収差の説明図である。なお、図4には、赤色光R(波長656nm)、緑色光G(波長588nm)、青色光B(波長486nm)の収差をまとめて示してある。
図3(a)に示すように、本例の広角レンズ100も、実施例1と同様、物体側より像側に向かって第1レンズ110、第2レンズ120、第3レンズ130、第4レンズ140、絞り190、および接合レンズ170(第5レンズ150および第6レンズ160)を有する5群6枚のレンズ構成を有している。接合レンズ170に対して像側にはフィルタ181や撮像素子186が配置されている。このように構成した広角レンズ100の各構成は、表3に示す通りである。
Figure 2015034922
図3(a)および表3からわかるように、本例の広角レンズ100は水平画角が195°である。本例の広角レンズ100において、第1レンズ110は、物体側に凸面を向け、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負のパワーを有するプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面(面1)は球面であり、像側のレンズ面(面2)は非球面である。第2レンズ120は、物体側に凹面を向け、像側に凹面を向けた負のパワーを有するプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面(面3)および像側のレンズ面(面4)の双方が非球面である。第3レンズ130は、物体側に凹面を向け、像側に凸面を向けた負のパワーを有するプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面(面5)および像側のレンズ面(面6)の双方が非球面である。第4レンズ140は、物体側に凸面を向け、像側に凸面を向けたプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面(面7)および像側のレンズ面(面8)の双方が非球面である。
第5レンズ150は、物体側に凸面を向け、像側に凹面を向けたプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面(面10)および像側のレンズ面(面11)の双方が非球面である。第6レンズ160は、物体側に凸面を向け、像側に凸面を向けたプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面(面11)および像側のレンズ面(面12)の双方が非球面である。第5レンズ150の像側のレンズ面と第6レンズ160の物体側のレンズ面とが接合されて正のパワーを有する接合レンズ170が構成されている。
このように、本例の広角レンズ100においても、実施例1と同様、負のパワーを有する2枚のレンズ(第1レンズ110および第2レンズ120)に加えて、負のパワーを有する第3レンズ130を有するため、第1レンズ110および第2レンズ120の像側の凹面に対する接線が光軸Lとなす角度(接線角θ)を大きくすることができる。特に、第1レンズ110の像側のレンズ面(面2)に対する接線角θの最小値θminは、24.2°であり、第1レンズ110の像側のレンズ面(面2)では、いずれの個所でも接線角θが20°を超える値である。このため、第1レンズ110は製造しやすい形状を有しているので、第1レンズ110のコストを低減することができる。
また、本例では、第3レンズ130を非球面レンズとしてある等、プラスチックレンズについては、第1レンズ110の物体側のレンズ面(面1)を除く全ての面が非球面である。また、有効焦点距離fと第3レンズ130の焦点距離f3との比の絶対値|f/f3|は、0.027であり、0.2未満である。このため、図3(b)、(c)および図4に示すように、非点収差やディストーション、球面収差、コマ収差(横収差)、を低減することができるとともに、F値を明るく設定した場合でも、収差の補正を行うことができる。
また、第5レンズ150の像側のレンズ面、および第6レンズ160の物体側のレンズ面の曲率半径r52・61と、第5レンズ150の焦点距離f5との比の絶対値|r52・61/f5|は、0.410であり、0.5未満である。また、第3レンズ130のアッベ数ν3は、55.8であり、50以上である。このため、図3(d)に示すように、色収差を低減することができる。
[実施例3]
図5は、本発明の実施例3に係る広角レンズの説明図であり、図5(a)、(b)、(c)、(d)は、レンズ構成を示す説明図、非点収差とディストーションのシミュレーション結果を示す説明図、球面収差のシミュレーション結果を示す説明図、および倍率色収差のシミュレーション結果を示す説明図である。図6は、本発明の実施例3に係る広角レンズの各画角における横収差のシミュレーション結果を示す説明図であり、図6(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)は、画角が0°における横収差の説明図、24.17°における横収差の説明図、43.79°における横収差の説明図、60.51°における横収差の説明図、75.53°における横収差の説明図、および89.24°における横収差の説明図である。
図5(a)に示すように、本例の広角レンズ100も、実施例1と同様、物体側より像側に向かって第1レンズ110、第2レンズ120、第3レンズ130、第4レンズ140、絞り190、および接合レンズ170(第5レンズ150および第6レンズ160)を有する5群6枚のレンズ構成を有している。接合レンズ170に対して像側にはフィルタ181や撮像素子186が配置されている。このように構成した広角レンズ100の各構成は、表4に示す通りである。
Figure 2015034922
図5(a)および表4からわかるように、本例の広角レンズ100は水平画角が151°である。本例の広角レンズ100において、第1レンズ110は、物体側に凸面を向け、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負のパワーを有するガラスレンズであり、物体側のレンズ面(面1)および像側のレンズ面(面2)の双方が球面である。第2レンズ120は、物体側に凹面を向け、像側に凹面を向けた負のパワーを有するプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面(面3)および像側のレンズ面(面4)の双方が非球面である。第3レンズ130は、物体側に凹面を向け、像側に凹面を向けた負のパワーを有するプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面(面5)は非球面であり、像側のレンズ面(面6)は球面である。第4レンズ140は、物体側に凸面を向け、像側に凸面を向けたガラスレンズであり、物体側のレンズ面(面7)および像側のレンズ面(面8)の双方が球面である。
第5レンズ150は、物体側に凸面を向け、像側に凹面を向けた負のパワーを有するプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面(面10)および像側のレンズ面(面11)の双方が非球面である。第6レンズ160は、物体側に凸面を向け、像側に凸面を向けたプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面(面11)および像側のレンズ面(面12)の双方が非球面である。第5レンズ150の像側のレンズ面と第6レンズ160の物体側のレンズ面とが接合されて正のパワーを有する接合レンズ170が構成されている。
このように、本例の広角レンズ100においても、実施例1と同様、負のパワーを有する2枚のレンズ(第1レンズ110および第2レンズ120)に加えて、負のパワーを有する第3レンズ130を有するため、第1レンズ110および第2レンズ120の像側の凹面に対する接線が光軸Lとなす角度(接線角θ)を大きくすることができる。特に、第1レンズ110の像側のレンズ面(面2)に対する接線角θの最小値θminは、25.4°であり、第1レンズ110の像側のレンズ面(面2)では、いずれの個所でも接線角θが20°を超える値である。このため、第1レンズ110は製造しやすい形状を有しているので、第1レンズ110のコストを低減することができる。
また、本例では、第3レンズ130を非球面レンズとしてある。また、有効焦点距離fと第3レンズ130の焦点距離f3との比の絶対値|f/f3|は、0.085であり、0.2未満である。このため、図5(b)、(c)および図6に示すように、非点収差やディストーション、球面収差、コマ収差(横収差)、を低減することができるとともに、F値を明るく設定した場合でも、収差の補正を行うことができる。
また、第4レンズ140はガラスレンズからなるため、温度変化に伴う解像度の低下を抑制することができる。
また、第5レンズ150の像側のレンズ面、および第6レンズ160の物体側のレンズ面の曲率半径r52・61と、第5レンズ150の焦点距離f5との比の絶対値|r52・61/f5|は、0.454であり、0.5未満である。また、第3レンズ130のアッベ数ν3は、55.8であり、50以上である。このため、図5(d)に示すように、色収差を低減することができる。
[実施例4]
図7は、本発明の実施例4に係る広角レンズの説明図であり、図7(a)、(b)、(c)、(d)は、レンズ構成を示す説明図、非点収差とディストーションのシミュレーション結果を示す説明図、球面収差のシミュレーション結果を示す説明図、および倍率色収差のシミュレーション結果を示す説明図である。図8は、本発明の実施例4に係る広角レンズの各画角における横収差のシミュレーション結果を示す説明図であり、図8(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)は、画角が0°における横収差の説明図、24.54°における横収差の説明図、46.42°における横収差の説明図、64.64°における横収差の説明図、80.45°における横収差の説明図、および94.93°における横収差の説明図である。
図7(a)に示すように、本例の広角レンズ100も、実施の形態1と同様、物体側より像側に向かって第1レンズ110、第2レンズ120、第3レンズ130、第4レンズ140、絞り190、および接合レンズ170(第5レンズ150および第6レンズ160)を有する5群6枚のレンズ構成を有している。接合レンズ170に対して像側にはフィルタ181や撮像素子186が配置されている。このように構成した広角レンズ100の各構成は、表5に示す通りである。
Figure 2015034922
図7(a)および表5からわかるように、本例の広角レンズ100は水平画角が161°である。本例の広角レンズ100において、第1レンズ110は、物体側に凸面を向け、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負のパワーを有するプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面(面1)は球面であり、像側のレンズ面(面2)は非球面である。第2レンズ120は、物体側に凸面を向け、像側に凹面を向けた負のパワーを有するプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面(面3)および像側のレンズ面(面4)の双方が非球面である。第3レンズ130は、物体側に凹面を向け、像側に凸面を向けた負メニスカス形状のプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面(面5)および像側のレンズ面(面6)の双方が非球面である。第4レンズ140は、物体側に凸面を向け、像側に凸面を向けたプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面(面7)および像側のレンズ面(面8)の双方が非球面である。
第5レンズ150は、物体側に凸面を向け、像側に凹面を向けたプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面(面10)および像側のレンズ面(面11)の双方が非球面である。第6レンズ160は、物体側に凸面を向け、像側に凸面を向けたプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面(面11)および像側のレンズ面(面12)の双方が非球面である。第5レンズ150の像側のレンズ面と第6レンズ160の物体側のレンズ面とが接合されて正のパワーを有する接合レンズ170が構成されている。
このように、本例の広角レンズ100においても、実施例1と同様、負のパワーを有する2枚のレンズ(第1レンズ110および第2レンズ120)に加えて、負のパワーを有する第3レンズ130を有するため、第1レンズ110および第2レンズ120の像側の凹面に対する接線が光軸Lとなす角度(接線角θ)を大きくすることができる。特に、第1レンズ110の像側のレンズ面(面2)に対する接線角θの最小値θminは、24.2°であり、第1レンズ110の像側のレンズ面(面2)では、いずれの個所でも接線角θが20°を超える値である。このため、第1レンズ110は製造しやすい形状を有しているので、第1レンズ110のコストを低減することができる。
また、本例では、第3レンズ130を非球面レンズとしてある等、プラスチックレンズについては、第1レンズ110の物体側のレンズ面(面1)を除く全ての面が非球面である。また、有効焦点距離fと第3レンズ130の焦点距離f3との比の絶対値|f/f3|は、0.061であり、0.2未満である。このため、図7(b)、(c)および図8に示すように、非点収差やディストーション、球面収差、コマ収差(横収差)、を低減することができるとともに、F値を明るく設定した場合でも、収差の補正を行うことができる。
また、第5レンズ150の像側のレンズ面、および第6レンズ160の物体側のレンズ面の曲率半径r52・61と、第5レンズ150の焦点距離f5との比の絶対値|r52・61/f5|は、0.418であり、0.5未満である。また、第3レンズ130のアッベ数ν3は、55.8であり、50以上である。このため、図7(d)に示すように、色収差を低減することができる。
[実施例5]
図9は、本発明の実施例5に係る広角レンズの説明図であり、図9(a)、(b)、(c)、(d)は、レンズ構成を示す説明図、非点収差とディストーションのシミュレーション結果を示す説明図、球面収差のシミュレーション結果を示す説明図、および倍率色収差のシミュレーション結果を示す説明図である。図10は、本発明の実施例5に係る広角レンズの各画角における横収差のシミュレーション結果を示す説明図であり、図10(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)は、画角が0°における横収差の説明図、19.82°における横収差の説明図、38.39°における横収差の説明図、56.21°における横収差の説明図、74.56°における横収差の説明図、および97.34°における横収差の説明図である。
図9(a)に示すように、本例の広角レンズ100も、実施例1と同様、物体側より像側に向かって第1レンズ110、第2レンズ120、第3レンズ130、第4レンズ140、絞り190、および接合レンズ170(第5レンズ150および第6レンズ160)を有する5群6枚のレンズ構成を有している。接合レンズ170に対して像側にはフィルタ181や撮像素子186が配置されている。このように構成した広角レンズ100の各構成は、表6に示す通りである。
Figure 2015034922
図9(a)および表6からわかるように、本例の広角レンズ100は水平画角が149°である。また、広角レンズ100において、第1レンズ110は、物体側に凸面を向け、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負のパワーを有するプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面(面1)は球面であり、像側のレンズ面(面2)は非球面である。第2レンズ120は、物体側に凸面を向け、像側に凹面を向けた負のパワーを有するプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面(面3)および像側のレンズ面(面4)の双方が非球面である。第3レンズ130は、物体側に凹面を向け、像側に凸面を向けた負メニスカス形状のプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面(面5)および像側のレンズ面(面6)の双方が非球面である。第4レンズ140は、物体側に凸面を向け、像側に凸面を向けたプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面(面7)および像側のレンズ面(面8)の双方が非球面である。
第5レンズ150は、物体側に凸面を向け、像側に凹面を向けたプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面(面10)および像側のレンズ面(面11)の双方が非球面である。第6レンズ160は、物体側に凸面を向け、像側に凸面を向けたプラスチックレンズであり、物体側のレンズ面(面11)および像側のレンズ面(面12)の双方が非球面である。第5レンズ150の像側のレンズ面と第6レンズ160の物体側のレンズ面とが接合されて正のパワーを有する接合レンズ170が構成されている。
このように、本例の広角レンズ100においても、実施例1と同様、負のパワーを有する2枚のレンズ(第1レンズ110および第2レンズ120)に加えて、負のパワーを有する第3レンズ130を有するため、第1レンズ110および第2レンズ120の像側の凹面に対する接線が光軸Lとなす角度(接線角θ)を大きくすることができる。特に、第1レンズ110の像側のレンズ面(面2)に対する接線角θの最小値θminは、45.0°であり、第1レンズ110の像側のレンズ面(面2)では、いずれの個所でも接線角θが20°を超える値である。このため、第1レンズ110は製造しやすい形状を有しているので、第1レンズ110のコストを低減することができる。
また、本例では、第3レンズ130を非球面レンズとしてある等、プラスチックレンズについては、第1レンズ110の物体側のレンズ面(面1)を除く全ての面が非球面である。また、有効焦点距離fと第3レンズ130の焦点距離f3との比の絶対値|f/f3|は、0.049であり、0.2未満である。このため、図9(b)、(c)および図10に示すように、非点収差やディストーション、球面収差、コマ収差(横収差)、を低減することができるとともに、F値を明るく設定した場合でも、収差の補正を行うことができる。
また、第5レンズ150の像側のレンズ面、および第6レンズ160の物体側のレンズ面の曲率半径r52・61と、第5レンズ150の焦点距離f5との比の絶対値|r52・61/f5|は、0.431であり、0.5未満である。また、第3レンズ130のアッベ数ν3は、55.8であり、50以上である。このため、図9(d)に示すように、色収差を低減することができる。
100・・広角レンズ
110・・第1レンズ
120・・第2レンズ
130・・第3レンズ
140・・第4レンズ
150・・第5レンズ
160・・第6レンズ
170・・接合レンズ
190・・絞り

Claims (6)

  1. 水平画角が130°以上であって、5群6枚のレンズ構成を有し、
    物体側から第1番目の第1レンズは、物体側に凸面を向け、像側に凹面を向けた負のパワーを有するプラスチックレンズまたはガラスレンズであり、
    物体側から第2番目の第2レンズは、像側に凹面を向けた負のパワーを有するプラスチックレンズで、物体側のレンズ面および像側のレンズ面の少なくとも一方が非球面であり、
    物体側から第3番目の第3レンズは、物体側に凹面を向けた負のパワーを有するプラスチックレンズで、物体側のレンズ面および像側のレンズ面の少なくとも一方が非球面であり、
    物体側から第4番目の第4レンズは、像側に凸面を向けた正のパワーを有するプラスチックレンズまたはガラスレンズであり、
    物体側から第5番目の第5レンズ、および物体側から第6番目の第6レンズは、双方がプラスチックレンズで、正のパワーを有する接合レンズを構成しており、
    前記第4レンズと前記接合レンズとの間に絞りが配置され、
    有効焦点距離をfとし、前記第3レンズの焦点距離をf3としたとき、有効焦点距離fおよび焦点距離f3は、以下の関係
    |f/f3| < 0.2
    を満たすことを特徴とする広角レンズ。
  2. 前記第5レンズの像側のレンズ面、および前記第6レンズの物体側のレンズ面の曲率半径をr52・61とし、前記第5レンズの焦点距離をf5としたとき、曲率半径r52・61および焦点距離f5は、以下の関係
    |r52・61/f5| < 0.5
    を満たすことを特徴とする請求項1に記載の広角レンズ。
  3. 前記第3レンズのアッベ数をν3としたとき、アッベ数ν3は、以下の関係
    ν3 > 50
    を満たすことを特徴とする請求項1または2に記載の広角レンズ。
  4. 前記第1レンズの像側のレンズ面に対する接線が光軸と成す角度をθとしたとき、角度θは、以下の関係
    θ > 20°
    を満たすことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の広角レンズ。
  5. 前記第4レンズはガラスレンズであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の広角レンズ。
  6. 前記プラスチックレンズのレンズ面うち、前記第1レンズの物体側のレンズ面以外のレンズ面は、全て非球面であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の広角レンズ。
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