JP2014197092A - 倒立顕微鏡システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスク走査型共焦点光学系における観察位置の変更を行うことができるとともに、全反射照明観察光学系およびディスク走査型共焦点光学系を有する場合の作業スペースの確保、および振動による影響を抑制した観察が可能である倒立顕微鏡システムを提供すること。
【解決手段】少なくとも標本からの観察光を集光する対物レンズを保持する対物レンズ保持手段と、対物レンズが集光した観察光を結像する結像レンズと、対物レンズと結像レンズとの間に設けられ、全反射照明を用いて標本からの観察光を観察する全反射照明観察光学系と、共焦点開口が形成された回転ディスクを有し、対物レンズの焦点位置と略共役な位置に共焦点開口を配置したディスク走査型共焦点光学系と、を備え、対物レンズの焦点位置と略共役な位置との相対距離が変更可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明光を標本に照射し、標本から反射した光を受光して標本の観察を行う倒立顕微鏡システムに関するものである。
従来、医学や生物学等の分野では、細胞等の観察に、標本を照明して観察する顕微鏡が用いられている。また、工業分野においても、金属組織等の品質管理や、新素材の研究開発、電子デバイスや磁気ヘッドの検査等、種々の用途で顕微鏡システムが利用されている。
標本からの蛍光を観察するために用いられる光学系として、標本を載置するガラス界面で照明光を全反射させて、この全反射照明により発生するエバネッセント光によってガラス界面のごく近傍の標本のみを照明し、発生する蛍光を観察することが可能な全反射照明観察光学系がある。
全反射照明観察光学系の適用例として、チャネルロドプシン等を用いた光刺激による細胞膜内へのイオンの出し入れが注目されている。上述したガラスに張り付いた細胞の細胞膜周辺のみを照明観察することに加え、チャネルロドプシンを用いた局所的な光刺激を行うことができる。
ここで、ガラスに張り付いている細胞が、チャネルロドプシンによりイオン濃度変化が起きて興奮状態になると、その興奮が周りの細胞にも伝播していく現象がある。ここで言う周りの細胞とは、ガラスに張り付いている細胞よりもガラス面に対して上層に存在している細胞である。しかしながら、上述した全反射照明観察光学系による観察範囲は、ガラス界面からエバネッセント光の届く数百nmまでであるため、全反射照明観察光学系ではその伝播の現象を観察することができない。
これに対し、標本からの蛍光を観察するために用いられる他の光学系として、標本面(対物レンズ焦点位置)と共役な位置にスリットやピンホールといった共焦点開口を配置したディスクを高速回転させることで、標本面からの蛍光のみをリアルタイムで観察することが可能なディスク走査型共焦点光学系がある。
ディスク走査型共焦点光学系では、ディスク上のスリットやピンホールを通して標本を照射し、観察したい断面からの蛍光像だけをリアルタイムに観察することができる。FRET(Fluorescence resonance energy transfer;蛍光共鳴エネルギー移動)等の観察においては、細胞が興奮したことを蛍光の色で判断することができ、ディスク走査型共焦点光学系の特徴であるセクショニング効果により、光軸方向に興奮状態が伝播していくような実験系でも、その興奮状態の変化の強さを色の変化として断面ごとにカウントすることができる。
伝播の開始点を局所的に光刺激し、細胞の局所光刺激に伴う細胞興奮状態の伝播を観察する技術として、全反射照明観察光学系とディスク走査型共焦点光学系とを組み合わせた顕微鏡が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。この技術では、標本の下側に全反射照明観察光学系、標本の上側にディスク走査型共焦点光学系を配置している。
特開2005−24647号公報
しかしながら、特許文献1が開示する技術では、比較的大きいスペースが必要なディスク走査型共焦点光学系が標本の上側に配置されるため、標本直上の作業スペースの減少や、顕微鏡の重心が顕微鏡の載置面から高くなることに起因する安定性の低下により、外乱やディスク回転等に伴う振動の影響を受けやすい。また、特許文献1が開示する技術では、ディスク走査型共焦点光学系による観察において、観察している断面よりさらに奥側の断面を観察するために観察位置を変更する構成は開示されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、ディスク走査型共焦点光学系における観察位置の変更を行うことができるとともに、全反射照明観察光学系およびディスク走査型共焦点光学系を有する場合の作業スペースの確保、および振動による影響を抑制した観察が可能である倒立顕微鏡システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる倒立顕微鏡システムは、少なくとも標本からの観察光を集光する対物レンズを保持する対物レンズ保持手段と、前記対物レンズが集光した前記観察光を結像する結像レンズと、前記対物レンズと前記結像レンズとの間に設けられ、全反射照明を用いて前記標本からの観察光を観察する全反射照明観察光学系と、共焦点開口が形成された回転ディスクを有し、前記対物レンズの焦点位置と略共役な位置に前記共焦点開口を配置したディスク走査型共焦点光学系と、を備え、前記対物レンズの焦点位置と前記略共役な位置との相対距離が変更可能であることを特徴とする。
また、本発明にかかる倒立顕微鏡システムは、上記の発明において、前記回転ディスクの位置が前記観察光の光路に沿って移動することによって、前記対物レンズの焦点位置と共役な位置が移動することを特徴とする。
また、本発明にかかる倒立顕微鏡システムは、上記の発明において、前記結像レンズの位置が光路に沿って移動することによって、前記対物レンズの焦点位置と共役な位置が移動することを特徴とする。
また、本発明にかかる倒立顕微鏡システムは、上記の発明において、前記ディスク走査型共焦点光学系は、前記全反射照明観察光学系の光路の一部を通過することを特徴とする。
また、本発明にかかる倒立顕微鏡システムは、上記の発明において、前記ディスク走査型共焦点光学系は、前記結像レンズに対して前記対物レンズ側と異なる側で構成されることを特徴とする。
また、本発明にかかる倒立顕微鏡システムは、上記の発明において、前記結像レンズと前記回転ディスクとの間に、少なくとも一つの光路分割部材を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる倒立顕微鏡システムは、上記の発明において、前記回転ディスクの前記共焦点開口を、前記結像レンズの焦点位置に配置したことを特徴とする。
また、本発明にかかる倒立顕微鏡システムは、上記の発明において、前記ディスク走査型共焦点光学系は、前記対物レンズ保持手段および前記結像レンズを保持する本体部に着脱自在であることを特徴とする。
本発明によれば、少なくとも標本からの観察光を集光する対物レンズを保持する対物レンズ保持手段と、対物レンズが集光した観察光を結像する結像レンズと、対物レンズと結像レンズとの間に設けられ、全反射照明を用いて標本からの観察光を観察する全反射照明観察光学系と、共焦点開口が形成された回転ディスクを有し、対物レンズの焦点位置と略共役な位置に共焦点開口を配置したディスク走査型共焦点光学系と、を備え、対物レンズの焦点位置と略共役な位置との相対距離が変更可能となるようにしたので、ディスク走査型共焦点光学系における観察位置の変更を行うことができるとともに、全反射照明観察光学系およびディスク走査型共焦点光学系を有する場合の作業スペースの確保、および振動による影響を抑制した観察が可能であるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる倒立顕微鏡システムの全体構成を示す模式図である。 図2は、本発明の実施の形態にかかる倒立顕微鏡システムの内部構造を示す側面図である。 図3は、本発明の実施の形態にかかる倒立顕微鏡システムの要部の構成を示す模式図である。 図4は、本発明の実施の形態にかかる倒立顕微鏡システムにおける全反射照明観察光学系を説明する図である。 図5は、本発明の実施の形態にかかる倒立顕微鏡システムの要部の構成を示す模式図である。 図6は、本発明の実施の形態にかかる倒立顕微鏡システムの要部の構成を模式的に示す部分断面図である。 図7は、本発明の実施の形態にかかる倒立顕微鏡システムの要部の構成を示す模式図である。 図8は、本発明の実施の形態の変形例にかかる倒立顕微鏡システムの要部の構成を示す模式図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面と共に詳細に説明する。なお、以下の実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明において参照する各図は、本発明の内容を理解し得る程度に形状、大きさ、および位置関係を概略的に示してあるに過ぎない。すなわち、本発明は各図で例示された形状、大きさ、および位置関係のみに限定されるものではない。
まず、本発明の実施の形態にかかる倒立顕微鏡システムについて、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施の形態にかかる倒立顕微鏡システムの全体構成を示す模式図である。図2は、図1に示した倒立顕微鏡システムの内部構造を示す側面図である。
倒立顕微鏡システムは、観察対象となる標本Sを、この標本Sの下から観察する倒立型の顕微鏡であって、顕微鏡本体1(本体部)と、顕微鏡本体1に支持されたステージ2と、ステージ2の上に載置された標本Sを下から観察する観察光学系3とを備えている。なお、倒立顕微鏡システムは、倒立顕微鏡システム全体の制御を行う制御部(図示せず)の制御のもとで駆動する。
顕微鏡本体1は、箱状を呈しており、前後方向に延びる基部1aと、基部1aの後縁部から上方に延びる後壁部1bと、基部1aの前縁部から上方に延びる前壁部1cと、後壁部1bの上部と前壁部1cの上部とを相互に接続する梁部1dとを有している。そして、上方域に対物レンズ31の取付領域が画成されている。
後壁部1bの上面1b1と前壁部1cの上面1c1とは、水平方向に延びる同一平面を構成しており、ステージ2は、後壁部1bの上面1b1と前壁部1cの上面1c1とに跨って取り付けられ、支持される。
ステージ2は、上面と下面とがそれぞれ平坦な板状体であって、その上面に標本が載置される。また、ステージ2のほぼ中央には、標本が落下しない程度の開口(透孔)2aが設けてあり、励起光、または標本Sからの観察光が通過するようになっている。
取付領域を画成する梁部1dの上面には、レボルバ4(対物レンズ保持手段)と準焦装置5とが取り付けてある。レボルバ4は、回転可能かつ昇降可能であって、互いに倍率の異なる複数の対物レンズ31が装着可能である。そして、レボルバ4に装着された対物レンズ31のうち一個の対物レンズ31が光軸上に配置される。準焦装置5は、対物レンズ31の焦点を標本Sに合わせるためのもので、準焦装置5を操作することにより、レボルバ4が昇降し、レボルバ4に装着した対物レンズ31の焦点が標本に合焦する。
一方、梁部1dの下方域には、全反射照明光学ユニット6a、全反射照明用観察光学ユニット6bおよび自動合焦光学ユニット7の装着領域が画成されている。装着領域を画成する後壁部1bの内側と前壁部1cの内側とには、例えば前後で対になる嵌合溝がそれぞれ形成され、この嵌合溝により、全反射照明光学ユニット6a、全反射照明用観察光学ユニット6bおよび自動合焦光学ユニット7を着脱自在に装着することができる。また、基部1aには、ディスク走査型共焦点光学系80を有する共焦点ユニット8が着脱自在に接続されている。
全反射照明光学ユニット6aは、内部において全反射照明光学系60aを形成している。また、全反射照明用観察光学ユニット6bは、内部において全反射照明用観察光学系60bを形成している。全反射照明光学系60aと全反射照明用観察光学系60bとにより、全反射照明観察光学系60が構成される。
全反射照明観察光学系60は、標本Sを載置するガラス100の界面で照明光を全反射させて、この全反射照明により発生するエバネッセント光によってガラス界面のごく近傍の標本のみを照明し、発生する蛍光を観察することが可能である。
自動合焦光学ユニット7は、内部において自動合焦光学系70を形成している。自動合焦光学系70は、標本Sを観察するためのものではなく、検鏡者が行う標本Sへの焦準操作を自動で行うためのものであり、例えば、内部に図示しない自動合焦用の光源、合焦信号を得るための検出器、各種光学部品等を備える。自動合焦光学系70は、ダイクロイックミラー71を介して自動合焦用光源からの光の標本S方向への照射、その戻り光の検出を行い、得られた検出信号を用いて、制御部の制御のもと、準焦機構5を駆動制御し、標本Sに対する焦準操作を自動で行う。
図2に示すように、観察光学系3は、標本の観察を可能にするもので、顕微鏡本体1と顕微鏡本体1に取り付けられた鏡筒9とにわたって設けられている。観察光学系3は、上述した対物レンズ31のほか、結像レンズ32、ミラー33、リレーレンズ34、結像レンズ35、接眼レンズ36を有している。
結像レンズ32、ミラー33、リレーレンズ34は、顕微鏡本体1の内部に取り付けてあり、対物レンズ31を通過することにより平行光束となった観察光は、結像レンズ32を通過することにより結像され、ミラー33、リレーレンズ34を経由して鏡筒9に入射する。
結像レンズ35は鏡筒9の内部に取り付けてあり、接眼レンズ36は鏡筒9に取り付けられている。これにより、顕微鏡本体1から入射した観察光は、結像レンズ35を通過することにより結像され、接眼レンズ36を覗くことにより観察される。
また、結像レンズ32とミラー33(リレーレンズ34)との間には、光路を分割する光路分割部材37が設けられている。光路分割部材37は、例えば反射と透過との分割比率が1:1のビームスプリッターやハーフミラーが用いられ、光が光軸N方向(紙面下方)に光路分割部材37を透過して、鏡筒9に導かれる光路と、光路分割部材37によって対物レンズ31の光軸Nから紙面と直交する方向に折り曲げられた光路に分割する。対物レンズ31の光軸Nから紙面と直交する方向に折り曲げられた光路は、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサからなる撮像素子に接続される外部ポート1eに入射する。
外部ポート1eには、共焦点ユニット8が接続されている。共焦点ユニット8の内部には、ディスク走査型共焦点光学系80が形成されている。ディスク走査型共焦点光学系80は、標本Sにおける照明光の照射面(対物レンズ31の焦点位置)と共役位置にスリットやピンホールといった共焦点開口を設けたディスクを配置して高速回転させることで、照射面からの蛍光のみをリアルタイムで観察することが可能である。
次に、全反射照明観察光学系60およびディスク走査型共焦点光学系80について、図面を参照して説明する。図3は、本発明の実施の形態にかかる倒立顕微鏡システムの要部の構成を示す模式図であって、全反射照明観察光学系60およびディスク走査型共焦点光学系80の構成を示す図である。
全反射照明観察光学系60は、全反射照明光学系60aおよび全反射照明用観察光学系60bにより構成される。全反射照明光学系60aは、レーザ光源61と、レンズ62,63と、励起フィルタ64と、ダイクロイックミラー65と、を有する。レーザ光源61は、所定の波長の光を含むレーザ光を出射する。
励起フィルタ64は、レーザ光源61からのレーザ光のうち、標本Sを蛍光標識している蛍光色素を励起するための励起光の波長に応じた光を透過する。
ダイクロイックミラー65は、所定の波長の光を選択的に反射または透過する。ダイクロイックミラー65は、例えば、標本Sを蛍光標識している蛍光色素を励起するための励起光の波長に応じた光を反射するとともに、該波長以外の波長の光を透過する。
また、全反射照明用観察光学系60bは、ダイクロイックミラー66と、吸収フィルタ67と、結像レンズ68と、撮像素子69と、を有する。
ダイクロイックミラー66は、所定の波長の光を選択的に反射または透過する。ダイクロイックミラー66は、例えば、標本Sを蛍光標識している蛍光色素からの観察光の波長に応じた光を反射するとともに、該波長以外の波長の光を透過する。
吸収フィルタ67は、標本Sを蛍光標識している蛍光色素からの観察光(蛍光)の波長に応じた光を選択的に透過するとともに、該波長以外の波長の光を吸収する。
撮像素子69は、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサからなり、結像レンズ68によって結像された観察光を受光して、画像信号を生成する。
図4は、本実施の形態にかかる倒立顕微鏡システムにおける全反射照明観察光学系60を説明する図であって、対物レンズ31近傍を示す図である。レーザ光源61から出射され、ダイクロイックミラー65によって反射されたレーザ光L1は、対物レンズ31の外縁部に入射して屈折し、ガラス100と標本Sとの境界において全反射する角度でガラス100に入射する。この際、レーザ光L1を対物レンズ31の後ろ側焦点位置P1に集光させることで、レーザ光L1が平行光としてガラス100に入射するようにしている。ガラス100と標本Sとの境界で全反射したレーザ光L1は、再び対物レンズ31の外縁部に入射する。なお、対物レンズ31とガラス100との間は、イマージョンオイル101で満たされている。
レーザ光L1がガラス100と標本Sとの境界で全反射した際、レーザ光L1の全反射の際、ガラス100から標本S側の数百nm程度の範囲にはエバネッセント光L2が染み出しており、このエバネッセント光L2により、ガラス100界面近傍の標本Sだけを局所的に照明することができる。エバネッセント光L2により励起されて発生した蛍光L3は、対物レンズ31およびダイクロイックミラー65を通過するとともに、ダイクロイックミラー66に反射されて撮像素子69に導かれる。このように、全反射照明観察光学系60ではエバネッセント光以外の余計な照明光が無いため、非常にコントラストの良い画像が得られ、かつ標本Sに優しく、蛍光色素の退色も極力抑えることができる。
図5は、本実施の形態にかかる倒立顕微鏡システムの要部の構成を示す模式図であって、ディスク走査型共焦点光学系80の構成を説明する図である。なお、説明のため、光路分割部材37を省略している。ディスク走査型共焦点光学系80は、光源81と、レンズ82と、励起フィルタ83と、ダイクロイックミラー84と、回転ディスク85と、吸収フィルタ86と、結像レンズ87と、撮像素子88とを有する。また、ディスク走査型共焦点光学系80は、結像レンズ32に対して対物レンズ31側と異なる側であって、観察光学系3の結像レンズ32より先で構成される。
光源81は、例えば水銀光源が用いられ、白色光を出射する。
励起フィルタ83は、光源81からの白色光のうち、標本Sが保持する発光物質を励起するための励起光の波長に応じた光を透過する。
ダイクロイックミラー84は、所定の波長の光を選択的に反射または透過する。ダイクロイックミラー84は、例えば、標本Sを蛍光標識している蛍光色素からの観察光の波長に応じた光を透過するとともに、該波長以外の波長の光を反射する。
回転ディスク85は、スリットやピンホールといった共焦点開口が複数設けられた板状をなすディスク部85aと、ディスク部85aの主面と直交する軸を中心軸としてディスク部85aを回転させる駆動部85bと、を有する。回転ディスク85は、標本Sにおける照明光の照射面(対物レンズ31の焦点位置)と略共役な中間像位置(結像レンズ32の焦点位置)にディスク部85aの共焦点開口が位置するように設けられる。ディスク部85aは、駆動部85bにより、一定の速度で回転する。駆動部85bには、例えばディスク部85aの主面の中心を通過する中心軸まわりにディスク部85aを回転させるモータが用いられる。
吸収フィルタ86は、標本Sを蛍光標識している蛍光色素からの観察光(蛍光)の波長に応じた光を選択的に透過するとともに、該波長以外の波長の光を吸収する。
撮像素子88は、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサからなり、結像レンズ87によって結像された観察光を受光して、画像信号を生成する。
つづいて、ディスク走査型共焦点光学系80における照明光の照射および観察光の取得について説明する。光源81から出射された照明光は、レンズ82、励起フィルタ83を通過して所定波長の照明光となった後、ダイクロイックミラー84で折り返され、回転ディスク85に入射する。
回転ディスク85のディスク部85aは、駆動部85bの駆動により一定速度で回転しており、ディスク部85a上の複数の共焦点開口を通過した照明光は、結像レンズ32、対物レンズ31を経てガラス100上の標本S(照明位置P2)に複数の共焦点開口像として投影、照射される。
照明光の照射により励起された標本Sを蛍光標識している蛍光色素から発せられた観察光(蛍光)は、同様に対物レンズ31、結像レンズ32、回転ディスク85上の共焦点開口を通過し、ダイクロイックミラー84を透過する。その後、ダイクロイックミラー84を透過した観察光は、吸収フィルタ86を経て、結像レンズ87により撮像素子88上に集光される。ディスク走査型共焦点光学系80では、照明光および観察光が、全反射照明観察光学系60の光路の一部を通過する。
上述したように、ディスク部85aの配設位置と照明位置P2(=対物レンズ焦点位置)とが共役位置の関係にあるため、撮像素子88上には対物レンズ31で観察している照明位置P2における標本面からの光のみが集光する。よって、光軸方向のセクショニング効果が高い共焦点画像をリアルタイムで得ることができる。
また、照明光は、回転ディスク85を通過することで光源81から出射された照明光の光量の数%程度に減衰するが、発生する蛍光は回転ディスク85を通ってもほとんど減衰しないため、標本Sに優しく、蛍光色素の退色も極力抑えることができる。
つづいて、外部ポート1eと共焦点ユニット8との接続について、図面を参照して説明する。図6は、本実施の形態にかかる倒立顕微鏡システムの要部の構成を模式的に示す部分断面図である。外部ポート1eには、共焦点ユニット8と接続するための接続部1fが形成されている。
接続部1fは、凹形状をなす丸アリであって、凹の底部に開口が形成されている。接続部1fは、この開口の中心軸上に、光路分割部材37に入射する光または光路分割部材37によって折り曲げられた光が通過するように配設されている。
共焦点ユニット8は、上述したディスク走査型共焦点光学系80が内部に設けられた筐体部801と、回転ディスク85から出射または回転ディスク85に入射する光の光軸と一致する中心軸を有する開口を有し、筐体部801の側面から突出する突出部802と、突出部802および接続部1fとそれぞれ着脱自在に設けられる連結部803と、を有する。
突出部802は、筐体部801に連結する基部802aと、基部802aから突出する円筒状をなす円筒部802bと、を有する。
連結部803は、円筒部802bの外周の径と略同等の内径を有する筒状の筒状部803aと、筒状部803aの中心軸方向の一端に設けられ、接続部1fの丸アリと嵌合可能な凸状の丸アリ形状をなすアダプタ部803bと、を有する。
ここで、連結部803では、円筒部802bが筒状部803aに挿嵌され、筒状部803aの側面に形成された貫通孔を介して固定ビス804により両者の相対位置が固定される。また、接続部1fとアダプタ部803bとは、互いの丸アリ形状によって嵌合するとともに、接続部1fの側面に形成された貫通孔を介して固定ビス1gにより両者の相対位置が固定される。
円筒部802bには、筒状部803aに対する相対位置を示す目盛りが付与されており、この目盛りに合わせて位置を調整することによって、筒状部803aに対する相対位置を決定することができる。ここで、回転ディスク85のディスク部85aの配設位置と照明位置P2(=対物レンズ焦点位置)とが、共役な位置関係となっている時の円筒部802bの位置を基準位置として、その時のディスク部85aの端面から接続部1fの端面までの距離をd1とすると、この距離d1に対応する目盛位置に円筒部802bの位置を調整すれば、基準位置を再現することができる。これにより、固定ビス804を緩めて筒状部803aに対する円筒部802bの位置を任意に変更すること、および変更した位置を基準位置に戻すことができる。なお、上記目盛りの代わりに、厚さの異なるスペーサ部品を挟んで位置調整を行うような方式でもよい。この場合、上記の距離d1に対応する厚さのスペーサ部品の時、基準位置の状態となる。
図7は、本実施の形態にかかる倒立顕微鏡システムの要部の構成を示す模式図であって、ディスク走査型共焦点光学系80による照明位置の変更を説明するための図である。円筒部802bを筒状部803aに対して移動させると、ディスク部85aの端面位置P3が、光路に沿って端面位置P4に移動する。この移動によって、共焦点開口の位置B1が位置B2にずれたとすると、対物レンズ31の焦点位置に投影されていた共焦点開口像の投影位置も投影位置E1から投影位置E2にずれる(図7中の二点鎖線)。
円筒部802bによるずらし量(ディスク部85aの移動量)をd2、対物レンズ31側の共役位置のずれ量をd3とすると、ずれ量d3は、d3=d2/(対物レンズ倍率の2乗)の関係を満たす。例えば、ディスク部85aの移動量d2を2mm、対物レンズ31の倍率を60倍とすると、対物レンズ31側の共役位置のずれ量d3は、約550nmとなり、元の共役位置であった対物レンズ31の焦点位置(=標本面)に対し、約550nm奥側に共焦点画像が得られることとなる。上述した操作により、ディスク走査型共焦点光学系80における観察位置の変更を行うことができる。
このとき、ずらし量d2とずれ量d3とは異なるため、投影位置E1から共焦点開口の位置B1までの距離と、投影位置E2から共焦点開口の位置B2までの距離とが異なる。すなわち、ディスク部85aが移動することによって、対物レンズ31の焦点位置とこの焦点位置に略共役な位置との相対距離が変わる。
上述した本実施の形態によれば、結像レンズ32とディスク走査型共焦点光学系80のディスク部85aとの相対位置を変更して、対物レンズ31の焦点位置とこの焦点位置に略共役な位置との相対距離を変更することによって、ディスク走査型共焦点光学系80における観察位置を変更するようにしたので、ディスク走査型共焦点光学系における観察位置の変更を行うことができる。
また、上述した本実施の形態によれば、ディスク走査型共焦点光学系80を、全反射照明観察光学系60と共通の光路を含むとともに、観察光学系3の結像レンズ32より先の光路に配置したことで、標本直上の作業スペースが十分確保され、システム全体の重心バランスへの影響も小さい倒立顕微鏡システムを提供することができる。これにより、作業スペースの確保、およびシステムの重心位置を低くして振動による影響を抑制した観察が可能となる。
また、上述した本実施の形態によれば、全反射照明観察光学系60とディスク走査型共焦点光学系80とが一つの対物レンズ31を共用するため、より安価に提供することができる。
なお、上述した本実施の形態では、光路を切り換える光学素子(光路分割部材)として反射と透過との分割比率が1:1のビームスプリッターやハーフミラーを挙げて説明したが、誘電体多層膜等のコーティングにより、反射率と透過率がある比率に設定されているダイクロイックミラーやビームスプリッター、反射光路のみとなる直角プリズムやミラー等を用いてもよい。
また、上述した本実施の形態では、光路分割部材37が顕微鏡本体1において一つ設けられるものとして説明したが、反射と透過との分割比率が異なる複数の光路分割部材を設けるものであってもよい。例えば、上述したビームスプリッターに加え、共焦点観察側を重視した直角プリズム(反射光路のみ)や、目視観察側を重視した円柱プリズム(透過光路のみ)といった複数の光路分割部材を設け、観察法により適宜切り換えて使用してもよい。
図8は、本実施の形態の変形例にかかる倒立顕微鏡システムの要部の構成を示す模式図であって、ディスク走査型共焦点光学系80における観察位置の変更を説明する図である。上述した実施の形態では、顕微鏡本体1と共焦点ユニット8との相対位置を変更して、ディスク走査型共焦点光学系80における観察位置の変更を行うものとして説明したが、変形例のように、結像レンズを移動させてディスク走査型共焦点光学系80における観察位置の変更を行うものであってもよい。
図8に示す変形例では、結像レンズ32aが、対物レンズ31の光軸Nに沿って移動可能に設けられている。具体的には、例えば、図示しない駆動部によって移動することや、複数の嵌合孔を設けて、観察位置に応じた嵌合孔に結像レンズを挿入することで、ディスク走査型共焦点光学系80における観察位置の変更を行うことができる。また、上述した実施の形態と同じく、変更した観察位置は図示しない目盛り等により、元の基準位置に戻すことができる。
例えば、結像レンズ32aの中心が位置P5から光軸Nに沿って距離d4離れた位置P6に移動したとすると、対物レンズ31の焦点位置に投影されていた共焦点開口像の投影位置も投影位置E3から投影位置E4にずれる(図8中の二点鎖線)。
対物レンズ31側の共役位置のずれ量(投影位置E3と投影位置E4との間の距離)をd5とすると、ずれ量d5は、d5=d4/(対物レンズ倍率の2乗)の関係を満たす。例えば、結像レンズ32aの移動量である距離d4を2mm、対物レンズ31の倍率を60倍とすると、対物レンズ31側の共役位置のずれ量d5は、約550nmとなり、元の共役位置であった対物レンズ31の焦点位置(=標本面)に対し、約550nm奥側の共焦点画像が得られることとなる。上述した操作により、ディスク走査型共焦点光学系80における観察位置の変更を行うことができる。
このとき、距離d4とずれ量d5とは異なるため、投影位置E3から共焦点開口までの距離と、投影位置E4から共焦点開口までの距離とが異なる。すなわち、結像レンズ32aが移動することによって、対物レンズ31の焦点位置とこの焦点位置に略共役な位置との相対距離が変わる。
以上のように、本発明にかかる倒立顕微鏡システムは、ディスク走査型共焦点光学系における観察位置の変更が可能であるとともに、全反射照明観察光学系およびディスク走査型共焦点光学系を有する場合の作業スペースの確保、および振動による影響を抑制した観察を行うのに有用である。
1 顕微鏡本体
1a 基部
1b 後壁部
1b1,1c1 上面
1c 前壁部
1d 梁部
1e 外部ポート
1f 接続部
1g,804 固定ビス
2 ステージ
3 観察光学系
4 レボルバ
5 準焦装置
6a 全反射照明光学ユニット
6b 全反射照明用観察光学ユニット
7 自動合焦光学ユニット
8 共焦点ユニット
9 鏡筒
31 対物レンズ
32,35,68,87 結像レンズ
33 ミラー
34 リレーレンズ
36 接眼レンズ
37 光路分割部材
60 全反射照明観察光学系
60a 全反射照明光学系
61 レーザ光源
62,63,82 レンズ
64 励起フィルタ
65,66,71,84 ダイクロイックミラー
60b 全反射照明用観察光学系
67,86 吸収フィルタ
69,88 撮像素子
70 自動合焦光学系
80 ディスク走査型共焦点光学系
81 光源
83 励起フィルタ
85 回転ディスク
85a ディスク部
85b 駆動部
100 ガラス
801 筐体部
802 突出部
802a 基部
802b 円筒部
803 連結部
803a 筒状部
803b アダプタ部

Claims (8)

  1. 少なくとも標本からの観察光を集光する対物レンズを保持する対物レンズ保持手段と、
    前記対物レンズが集光した前記観察光を結像する結像レンズと、
    前記対物レンズと前記結像レンズとの間に設けられ、全反射照明を用いて前記標本からの観察光を観察する全反射照明観察光学系と、
    共焦点開口が形成された回転ディスクを有し、前記対物レンズの焦点位置と略共役な位置に前記共焦点開口を配置したディスク走査型共焦点光学系と、
    を備え、
    前記対物レンズの焦点位置と前記略共役な位置との相対距離が変更可能であることを特徴とする倒立顕微鏡システム。
  2. 前記回転ディスクの位置が前記観察光の光路に沿って移動することによって、前記対物レンズの焦点位置と前記略共役な位置との相対距離を変更することを特徴とする請求項1に記載の倒立顕微鏡システム。
  3. 前記結像レンズの位置が光路に沿って移動することによって、前記対物レンズの焦点位置と前記略共役な位置との相対距離を変更することを特徴とする請求項1に記載の倒立顕微鏡システム。
  4. 前記ディスク走査型共焦点光学系は、前記全反射照明観察光学系の光路の一部を通過することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の倒立顕微鏡システム。
  5. 前記ディスク走査型共焦点光学系は、前記結像レンズに対して前記対物レンズ側と異なる側で構成されることを特徴とする請求項4に記載の倒立顕微鏡システム。
  6. 前記結像レンズと前記回転ディスクとの間に、少なくとも一つの光路分割部材を備えたことを特徴とする請求項4に記載の倒立顕微鏡システム。
  7. 前記回転ディスクの前記共焦点開口を、前記結像レンズの焦点位置に配置したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の倒立顕微鏡システム。
  8. 前記ディスク走査型共焦点光学系は、前記対物レンズ保持手段および前記結像レンズを保持する本体部に着脱自在であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の倒立顕微鏡システム。
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