JP2003043363A - 共焦点顕微鏡 - Google Patents

共焦点顕微鏡

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JP2003043363A
JP2003043363A JP2001228490A JP2001228490A JP2003043363A JP 2003043363 A JP2003043363 A JP 2003043363A JP 2001228490 A JP2001228490 A JP 2001228490A JP 2001228490 A JP2001228490 A JP 2001228490A JP 2003043363 A JP2003043363 A JP 2003043363A
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Yasuhisa Nishiyama
泰央 西山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】セクショニング効果を生かしつつ、簡単な構成
で、様々な表面状態の試料に対しても明るさむらの無い
3次元画像を、短時間で効率良く構築できる共焦点顕微
鏡を提供すること。 【解決手段】光源(21)からの照明光を、所定のパタ
ーンが変化動作するマスクパターン部材(22)から対
物レンズ(23)を介して試料(7)に結像し、前記試
料(7)からの光を再び前記対物レンズ(23)から前
記マスクパターン部材(22)を介して撮像手段(2
5)に入射して前記試料(7)の観察像を得る共焦点顕
微鏡において、前記撮像手段(25)の連続する垂直同
期信号と、前記マスクパターン部材(22)の変化動作
に同期して前記照明光の光量を制御する制御手段(2
7)を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共焦点顕微鏡に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に共焦点顕微鏡は、ディスクスキャ
ン型とレーザー走査型の二つがよく知られている。この
うちディスクスキャン型共焦点顕微鏡は、通常の顕微鏡
と比較して横方向分解能が高いだけでなく、試料の高さ
方向(Z軸方向)に対して非常に高いセクショニング効
果を持つという大きな特徴を有している。このディスク
スキャン型共焦点顕微鏡と画像処理技術とを組み合わせ
ることによって、試料の3次元画像構築が可能であると
いう優れた効果が奏される。
【0003】図6は、従来のディスクスキャン型共焦点
顕微鏡の代表的な構成を示す図である。このディスクス
キャン型共焦点顕微鏡では、目視観察と撮像装置(CC
Dカメラ)による観察との2通りの観察方法を行なえる
が、以下ではCCDカメラを用いた例を示す。
【0004】光源1から放射された照明光は、コリメー
タレンズ2を介してハーフミラー3に入射し、ここで反
射されてマスクパターン部材、ここでは回転ディスク2
0に照射される。この回転ディスク20は、例えばニポ
ウディスクと呼ばれる螺旋状に複数のピンホールが形成
されたものである。回転ディスク20は、その中心がモ
ーター5の回転軸5aに取り付けられており、モーター
5によって所定の回転速度で回転する。回転ディスク2
0に照射された照明光は、前記複数のピンホールを通過
し、対物レンズ6によって試料7上に集光される。
【0005】試料7からの反射光は、再び対物レンズ
6、回転ディスク20のピンホールを介してハーフミラ
ー3を透過し、集光レンズ8によりCCDカメラ9に入
射する。CCDカメラ9は、試料7からの反射光を撮像
してその画像信号を出力する。コンピュータ10は、C
CDカメラ9から出力された画像信号を取り込み、画像
処理を行なって所望の画像データを記憶するとともに、
モニタ11に試料7の観察像を表示する。
【0006】上記の構成では、CCDカメラ9で試料7
の観察像を撮像する場合、CCDカメラ9の露光時間と
回転ディスク20の回転速度とを適切な関係にしない
と、撮像した画像に明るさむらが発生することになる。
CCDカメラ9の露光時間は、回転ディスク20が観察
している視野全体を均一に走査する最小時間の整数倍に
なっている必要がある。従って、例えば回転ディスク2
0の回転速度が決まっているなら、CCDカメラ9の露
光時間を最適化する必要があり、逆に露光時間が決まっ
ているなら、回転ディスク20の回転速度を最適化する
必要がある。
【0007】この点を鑑みて構成されたディスクスキャ
ン型共焦点顕微鏡としては、例えば特開平9−8031
5号公報及び特開平9−297267号公報に開示され
ているものがある。これらはニポウディスクと撮像素子
とを使用し、ディスクの回転と撮像素子との同期を取っ
て、画像に明るさむらが生じることを防止するよう構成
されている。
【0008】また、例えば複数のピンホールから成るパ
ターンがランダムに形成されたパターン付き明部と、パ
ターンの形成されていないパターン無し明部と、遮光を
行なう遮光部とが混在するディスクを使用し、上記二つ
の明部を通して撮像された画像を基に画像処理を行なう
ことで共焦点画像を得る方法を用いたものもある。この
場合も、当然のことながらディスクの回転と撮像素子と
の同期は必須である。
【0009】また、このようなディスクスキャン型共焦
点顕微鏡の持つセクショニング効果を利用して、試料7
の3次元画像を構築するには、対物レンズ6と試料7と
の相対的距離をある程度微小なステップ量で移動させな
がら、そのステップ毎に明るさむらの無い共焦点画像を
得る必要がある。そのために、特開2000−2755
34号公報に開示されている共焦点顕微鏡においては、
図7に示すような制御を行ない、回転ディスクの回転と
CCDカメラの露光とZ軸の移動とを同期させる手法が
取られている。
【0010】図7の制御方法によれば、回転ディスクの
1回転を検出するセンサの信号(DISK)を用いて、
CCDカメラヘのトリガ信号(Trigger)を回転
ディスクが2回転する毎に1回生成する。そして、CC
Dカメラが露光を終了し、画像を転送している間にZ軸
の移動(Z)を完了するようにして、明るさむらの無い
共焦点画像を複数枚取得し、3次元画像を構築するよう
にしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法によれば、図7に示すようにCCDカメラの露光と
画像の転送とが順次交互に行なわれている(非同期トリ
ガーモード:Asynchronous Reset Mode)。このた
め、CCDカメラの持つ画像転送レートが充分に生かさ
れておらず、さらなる高速な3次元画像の構築が望まれ
ている。特に、かかる共焦点顕微鏡を半導体検査ライン
等においてインライン検査に用いる場合には、検査時間
の短縮は重要な課題であり、画像構築時間の短縮は必須
である。
【0012】また、試料の表面状態や反射率等、様々な
検査対象を考慮すると、画像のS/N比の低下を防止す
るために、例えば反射率が低い試料に対してはCCDカ
メラの露光時間を延ばす等の制御を行なう必要がある。
しかし、そうした場合、CCDカメラの露光と同期する
必要がある回転ディスクの回転速度も制御する必要が生
じるなど、煩雑な制御が必要になる。さらには、検査対
象の表面状態によって画像構築時間が変わってしまい、
その結果、検査時間も変わってしまうという不都合も生
じる。
【0013】本発明の目的は、共焦点顕微鏡の特徴であ
るセクショニング効果を生かしつつ、簡単な構成で、様
々な表面状態の試料に対しても明るさむらの無い3次元
画像を、短時間で効率良く構築できる共焦点顕微鏡を提
供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】課題を解決し目的を達成
するために、本発明の共焦点顕微鏡は以下の如く構成さ
れている。
【0015】(1)本発明の共焦点顕微鏡は、光源から
の照明光を、所定のパターンが変化動作するマスクパタ
ーン部材から対物レンズを介して試料に結像し、前記試
料からの光を再び前記対物レンズから前記マスクパター
ン部材を介して撮像手段に入射して前記試料の観察像を
得る共焦点顕微鏡において、前記撮像手段の連続する垂
直同期信号と、前記マスクパターン部材の変化動作に同
期して前記照明光の光量を制御する制御手段を備えてい
る。
【0016】(2)本発明の共焦点顕微鏡は上記(1)
に記載の顕微鏡であり、かつ光学系の一部或いは全体と
前記試料とを光軸方向に相対的に移動させる焦点方向駆
動手段を備え、前記制御手段は、前記垂直同期信号と前
記マスクパターン部材の変化動作に同期して前記光量及
び前記焦点方向駆動手段を制御する。
【0017】上記手段を講じた結果、それぞれ以下のよ
うな作用を奏する。
【0018】(1)本発明の共焦点顕微鏡によれば、共
焦点顕微鏡の特徴であるセクショニング効果を生かし
て、明るさむらの無い試料の3次元画像を短時間で効率
良く構築できる。
【0019】(2)本発明の共焦点顕微鏡によれば、撮
像時間や画質を犠牲にすることなく、簡単な構成で光量
ダイナミックレンジを拡張でき、様々な表面状態の試料
に対して明るさむらの無い3次元画像を構築することが
可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0021】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係るディスクスキャン型共焦点顕微鏡
の構成を示す図である。図1において図6と同一な部分
には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0022】図1に示すディスクスキャン型共焦点顕微
鏡においては、光源としてのLED21から照射された
照明光がコリメータレンズ2とハーフミラー3を介し
て、マスクパターン部材、ここでは回転ディスク22に
照射される。この回転ディスク22に形成された複数の
ピンホールを通過した照明光は、結像レンズ23、対物
レンズ24によって試料7上に集光される。
【0023】試料7からの反射光は、再び対物レンズ2
4、結像レンズ23、回転ディスク22のピンホールを
介してハーフミラー3を透過し、集光レンズ8によりC
CDカメラ25に入射する。
【0024】回転ディスク22は、その中心がモーター
5の回転軸5aに取り付けられており、モーター5によ
って所定の回転速度で回転する。回転ディスク22上に
は、図2に示すような4つの透過孔30が形成されてい
る。これら透過孔30がフォトインタラプタ26を横切
ることで、回転検出信号Qが生成される。
【0025】コントローラ27は、フォトインタラプタ
26の回転検出信号QとCCDカメラ25の垂直同期信
号(パルス信号)Uを取り込むとともに、光源21の点
灯/消灯を制御する信号Pを出力する機能と、結像レン
ズ23の焦点方向への駆動機構を制御する信号Rを出力
する機能を有している。コントローラ27は、これら各
信号のタイミングを制御している。
【0026】コンピュータ28は、CCDカメラ25か
ら出力される画像信号Sを取り込み、必要に応じて画像
処理等を施し、画像或いは演算結果をモニタ29に表示
する。またコンピュータ28は、コントローラ27に対
して通信路を介してコマンドTを発行する機能を有して
いる。
【0027】図3は、各信号のタイムチャートを示す図
である。CCDカメラ25は、所定のタイミングで露
光、画像転送を行なっている。外部同期を必要としない
場合、図3に示すように、CCDカメラ25は所定の間
隔で発生する垂直同期信号Uに合わせて露光を開始し、
次の垂直同期信号に合わせて先に露光した画像を転送す
ると同時に次の画像を露光する。このように画像転送と
次の露光が同時に行なわれ、代表的な例として通常は1
秒あたり30枚の画像が転送される。つまり、垂直同期
信号Uの時間間隔は約0.033秒ということになる。
【0028】回転ディスク22は、観察している視野全
体を均一に走査する最小時間単位で回転検出信号(パル
ス信号)Qを出力する。回転ディスク22には、図2に
示すように円周付近に4つの透過孔30が等間隔で設け
られているので、4分の1回転毎にパルス信号が出力さ
れる。回転ディスク22は、モーター5によって、2つ
の垂直同期信号U間で回転検出信号Qが複数回出力され
るような回転速度になる。例えば図3では、2つの垂直
同期信号U間で回転検出信号Qが8回出力されている。
この場合、回転ディスク22は毎秒約60回転の速度で
回転するようになっている。
【0029】次に、上記のように構成されたディスクス
キャン型共焦点顕微鏡の作用について説明する。コント
ローラ27は、コンピュータ28から3次元画像の取り
込みを指示されると、連続して発生するCCDカメラ2
5の垂直同期信号Uを受けた直後の回転検出信号Qに同
期して、LED21へ信号Pを出力してLED21を点
灯させる。
【0030】続いてコントローラ27は、所定回数(4
回)の回転検出信号Qを受けた後に、LED21へ信号
Pを出力してLED21を消灯させる。この場合、CC
Dカメラ25は、垂直同期信号Uを出力後に所定の時間
だけ露光しており、LED21が点灯している間のみ試
料7からの反射光を蓄積する。
【0031】コントローラ27は、LED21を消灯さ
せると同時に、結像レンズ23へ信号Rを出力して、結
像レンズ23を次に画像を取得する位置まで光軸方向
(Z軸方向)へ移動させる。
【0032】以上の動作を所定の回数だけ繰り返すこと
により、試料7の3次元画像が構築される。この場合、
毎回同条件で露光されるので、明るさむらの無い3次元
画像の構築が可能となる。
【0033】また、コントローラ27は、LED21を
点灯する期間をCCDカメラ25の露光時間内において
自由に設定できる。つまり、試料7からの反射光量が大
きい場合は短期間、反射光量が小さい場合は長期間にL
ED21の点灯期間を設定できるので、光量のダイナミ
ックレンジが拡張可能で、様々な表面状態の試料に対し
て適用できる。
【0034】このように本第1の実施の形態において
は、コントローラ27は、CCDカメラ25を連続撮像
モード(Continuous Mode)によりCCDカメラ25自
身の持つ最高画像転送レートにて動作させ、CCDカメ
ラ25の垂直同期信号と回転ディスク22の回転に同期
してLED21を点灯させて照明光の照射を開始し、回
転ディスク22が所定の回転数だけ回転する期間のみL
ED21から照明光を照射させ、CCDカメラ25にお
いて露光させる。さらにコントローラ27は、CCDカ
メラ25のシャッターが閉じた時に結像レンズ23を移
動させるのではなく、LED21を消灯させた時つまり
CCDカメラ25の露光終了と同時に結像レンズ23を
移動させる。このため、共焦点顕微鏡の特徴であるセク
ショニング効果を生かしつつ、明るさむらの無い試料の
3次元画像を短時間で効率良く構築できる。
【0035】さらに、試料の表面状態に応じてLED2
1の点灯時間(回転ディスク22の回転数)を制御でき
るので、光量のダイナミックレンジの拡張が容易であ
り、様々な試料に適用できる。
【0036】(第2の実施の形態)図4は、本発明の第
2の実施の形態に係るディスクスキャン型共焦点顕微鏡
の構成を示す図である。図4において図1と同一な部分
には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0037】本第2の実施の形態が第1の実施の形態と
異なる点は、コントローラ37の機能と、LED31
と、コントローラ37からLED31に対して出力され
る制御信号P’にある。コントローラ37は、第1の実
施の形態に示したコントローラ27と同様にLED31
の点灯/消灯を制御する機能とともに、発光光量を制御
する機能を有し、制御信号P’を出力する。LED31
は、制御信号P’に基づいて点灯/消灯が可能であると
ともに、発光光量の調節が可能である。
【0038】図5は、各信号のタイムチャートを示す図
である。以下、図5を用いて本第2の実施の形態による
ディスクスキャン型共焦点顕微鏡の作用について説明す
る。コントローラ37には、予め観察する試料7の情報
が与えられている。その情報とは、各試料面における反
射率の情報であり、例えば、底面は高反射率を有し、試
料面に形成されている突起物の頂上付近は低反射率を有
する等の情報である。これらの情報を基に、コントロー
ラ37は撮像するZ方向毎にLED31に対して点灯/
消灯の制御とともに発光光量の制御を行なう。例えば、
図5の51〜53に示す部分では発光光量が多く、5
4,54に示す部分では発光光量が少なくなっている。
【0039】さらに、第1の実施の形態によるディスク
スキャン型共焦点顕微鏡と同様に、LED31を点灯す
る期間をCCDカメラ25の露光時間内において自由に
設定できるので、第1の実施の形態によるディスクスキ
ャン型共焦点顕微鏡に比べてさらに光量ダイナミックレ
ンジを拡張でき、様々な表面状態の試料に対して適用で
きる。
【0040】このように本第2の実施の形態において
は、撮像時間の延長や画像の劣化等を引き起こすことな
く、第1の実施の形態に比べてさらに光量ダイナミック
レンジを拡張することができ、共焦点顕微鏡の特徴であ
るセクショニング効果を生かしつつ、明るさむらの無い
試料の3次元画像を短時間で効率良く構築できる。
【0041】なお、本発明は上記各実施の形態のみに限
定されず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施で
きる。
【0042】例えば、上記第1、第2の実施の形態にお
いては、マスクパターン部材として回転ディスクを用い
ているが、これに限らず、回転ディスクが回転している
のと同様に、液晶表示装置にピンホールを回転表示させ
たり、所定の範囲で揺動表示させることで実現してもよ
い。また、液晶表示装置にラインパターンを回転表示、
若しくは90度の範囲で揚動表示させてもよい。
【0043】また、上記第1、第2の実施の形態におい
ては、結像レンズ23を光軸方向に移動させて焦点方向
の移動を行なっているが、対物レンズ24を移動させる
か、或いは試料7を載置した図示しないステージを移動
させることでも実現できる。また、光源は高速な照射/
非照射の制御あるいは発光光量の制御が可能なものであ
ればLEDに限らず、他の手段を用いてもよい。例え
ば、光源には通常のハロゲンランプを用いて、ハロゲン
ランプから照射される照明光を、光路中の液晶表示装置
等を用いた高速シャッタによって遮断するか、あるいは
発光光量を制御するようにしてもよい。
【0044】本発明の共焦点顕微鏡は、以下の構成をな
す [1]光源からの照明光を、所定のパターンが変化動作
するマスクパターン部材から対物レンズを介して試料に
結像し、前記試料からの光を再び前記対物レンズから前
記マスクパターン部材を介して撮像手段に入射して前記
試料の観察像を得る共焦点顕微鏡において、前記撮像手
段の連続する垂直同期信号と、前記マスクパターン部材
の変化動作に同期して前記照明光の光量を制御する制御
手段を備えたことを特徴とする共焦点顕微鏡。
【0045】[2]光学系の一部或いは全体と前記試料
とを光軸方向に相対的に移動させる焦点方向駆動手段を
備え、前記制御手段は、前記垂直同期信号と前記マスク
パターン部材の変化動作に同期して前記光量及び前記焦
点方向駆動手段を制御することを特徴とする上記[1]
に記載の共焦点顕微鏡。
【0046】[3]前記制御手段は、前記垂直同期信号
と前記マスクパターン部材の変化動作に同期して前記光
源のON/OFFを制御することを特徴とする上記
[1]または[2]に記載の共焦点顕微鏡。
【0047】[4]前記光源のON時間を、前記マスク
パターン部材の変化動作の回数に応じて設定可能である
ことを特徴とする上記[1]乃至[3]のいずれかに記
載の共焦点顕微鏡。
【0048】[5]前記試料の情報を記憶する記憶手段
を備え、前記制御手段は、前記記憶手段の情報に基づき
前記光源の発光光量が調節可能であることを特徴とする
上記[1]乃至[4]のいずれかに記載の共焦点顕微
鏡。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、共焦点顕微鏡の特徴で
あるセクショニング効果を生かしつつ、簡単な構成で、
様々な表面状態の試料に対しても明るさむらの無い3次
元画像を、短時間で効率良く構築できる共焦点顕微鏡を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るディスクスキ
ャン型共焦点顕微鏡の構成を示す図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る回転ディスク
の構成を示す図。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る各信号のタイ
ムチャートを示す図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るディスクスキ
ャン型共焦点顕微鏡の構成を示す図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る各信号のタイ
ムチャートを示す図。
【図6】従来例に係るディスクスキャン型共焦点顕微鏡
の代表的な構成を示す図。
【図7】従来例に係るディスクスキャン型共焦点顕微鏡
の制御方法を示す図。
【符号の説明】
2…コリメータレンズ 3…ハーフミラー 5…モーター 7…試料 8…集光レンズ 21…LED(光源) 22…回転ディスク 23…結像レンズ 24…対物レンズ 25…CCDカメラ 26…フォトインタラプタ 27…コントローラ 28…コンピュータ 29…モニタ 30…透過孔 31…LED(光源) 37…コントローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源からの照明光を、所定のパターンが変
    化動作するマスクパターン部材から対物レンズを介して
    試料に結像し、前記試料からの光を再び前記対物レンズ
    から前記マスクパターン部材を介して撮像手段に入射し
    て前記試料の観察像を得る共焦点顕微鏡において、 前記撮像手段の連続する垂直同期信号と、前記マスクパ
    ターン部材の変化動作に同期して前記照明光の光量を制
    御する制御手段を備えたことを特徴とする共焦点顕微
    鏡。
  2. 【請求項2】光学系の一部或いは全体と前記試料とを光
    軸方向に相対的に移動させる焦点方向駆動手段を備え、 前記制御手段は、前記垂直同期信号と前記マスクパター
    ン部材の変化動作に同期して前記光量及び前記焦点方向
    駆動手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の
    共焦点顕微鏡。
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