JP2006145634A - 共焦点像計測システム、共焦点顕微鏡、及び共焦点像計測方法 - Google Patents

共焦点像計測システム、共焦点顕微鏡、及び共焦点像計測方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ニポウ円盤と撮像装置との同期を好適に実現することが可能な共焦点像計測システム、共焦点顕微鏡、及び共焦点像計測方法を提供する。
【解決手段】 ニポウ円盤10によって生成される試料Sの共焦点像を取得する共焦点顕微鏡1に対し、ニポウ円盤10の回転を検出し、ニポウ円盤10による試料Sの走査周期に対応する走査トリガ信号を供給する走査トリガ供給部15と、試料Sの共焦点像を取得する画像取得装置20とを備える計測システム2を適用する。また、FT型CCD素子21を用いて画像取得装置20を構成し、走査トリガ信号によって求められる走査周期、及びCCD素子21での撮像部から蓄積部への垂直転送時間に基づいて撮像周期を設定し、該撮像周期によってCCD素子21を用いた共焦点像の取得を制御する構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ニポウ円盤を用いて試料の共焦点像を取得する共焦点像計測システム、共焦点顕微鏡、及び共焦点像計測方法に関するものである。
共焦点顕微鏡は、共焦点光学系を用いることによって高分解能で試料の画像である共焦点像を取得する顕微鏡である。また、共焦点顕微鏡によって試料の共焦点像を取得するための走査方法については、シングルビーム走査法、及びニポウ円盤を用いたマルチビーム走査法が知られている。これらのうち、マルチビーム走査法では、回転に対して所定の周期となる走査パターンでニポウ円盤に設けられた多数の微小開口のそれぞれを点光源として機能させ、そのニポウ円盤を回転させることで試料を走査して、試料の共焦点像を生成する(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許第3019754号公報 特開平11−326770号公報 特開2003−43363号公報
上記したニポウ円盤を用いる共焦点顕微鏡では、ニポウ円盤の回転と、試料の共焦点像を取得するCCDカメラなどの撮像装置での撮像動作とを同期させることが必要となる。例えば、高速、高感度の撮像装置を、ニポウ円盤を用いた共焦点顕微鏡と組み合わせて用いる場合、ニポウ円盤の回転ムラ等によって撮像装置での撮像動作との同期のずれが発生する。このような同期のずれは、得られる共焦点像におけるバンディングノイズの原因となる。
これに対して、文献1には、ニポウ円盤にスキャン始点検出用ピンホールを設ける構成が記載されている。また、文献2には、撮像装置からの垂直同期信号を用いて同期を取る構成が記載されている。しかしながら、これらの方法では、撮像装置の構成等により、ニポウ円盤と撮像装置との同期を充分に達成できない場合がある。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものであり、ニポウ円盤と撮像装置との同期を好適に実現することが可能な共焦点像計測システム、共焦点顕微鏡、及び共焦点像計測方法を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明による共焦点像計測システムは、複数の微小開口からなる走査パターンが回転に対して所定の周期で設けられたニポウ円盤を用い、ニポウ円盤によって生成される試料の共焦点像を取得する共焦点顕微鏡に用いられる共焦点像計測システムであって、(1)ニポウ円盤の回転を検出し、ニポウ円盤による試料の走査周期に対応する走査トリガ信号を供給する走査トリガ供給手段と、(2)ニポウ円盤によって生成される試料の共焦点像を取得する画像取得手段とを備え、(3)画像取得手段は、フレーム転送型のCCD素子を有し、走査トリガ供給手段からの走査トリガ信号によって求められる走査周期、及びCCD素子での撮像部から蓄積部への垂直転送時間に基づいて撮像周期を設定し、該撮像周期によってCCD素子を用いた共焦点像の取得を制御することを特徴とする。
また、本発明による共焦点顕微鏡は、(a)上記した共焦点像計測システムと、(b)試料の共焦点像を生成するためのニポウ円盤と、(c)試料を保持する試料保持手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明による共焦点像計測方法は、複数の微小開口からなる走査パターンが回転に対して所定の周期で設けられたニポウ円盤を用い、ニポウ円盤によって生成される試料の共焦点像を取得する共焦点顕微鏡に用いられる共焦点像計測方法であって、(1)ニポウ円盤の回転を検出し、ニポウ円盤による試料の走査周期に対応する走査トリガ信号を供給する走査トリガ供給ステップと、(2)ニポウ円盤によって生成される試料の共焦点像を取得する画像取得ステップとを備え、(3)画像取得ステップにおいて、フレーム転送型のCCD素子を用い、走査トリガ供給ステップによる走査トリガ信号によって求められる走査周期、及びCCD素子での撮像部から蓄積部への垂直転送時間に基づいて撮像周期を設定し、該撮像周期によってCCD素子を用いた共焦点像の取得を制御することを特徴とする。
上記した共焦点像計測システム、それを用いた共焦点顕微鏡、及び共焦点像計測方法においては、試料の共焦点像を取得する撮像装置として、フレーム転送(FT:Frame Transfer)型のCCD素子を用いている。そして、ニポウ円盤に対して設置された走査トリガ供給手段から供給される走査トリガ信号を参照するとともに、ニポウ円盤による試料の走査周期に対して、FT型CCD素子での撮像部から蓄積部への垂直転送時間を考慮してCCD素子での撮像周期を設定している。これにより、ニポウ円盤の回転とCCD素子での撮像動作との同期を好適に実現して、バンディングノイズ等の発生が抑制された良好な状態の試料の共焦点像を効率良く取得することが可能となる。
ここで、計測システムは、画像取得手段が、設定された撮像周期に対応する撮像トリガ信号を供給する撮像トリガ供給手段を有することが好ましい。同様に、計測方法は、画像取得ステップで設定された撮像周期に対応する撮像トリガ信号を供給する撮像トリガ供給ステップを備えることが好ましい。このように、FT型CCD素子での撮像周期を示すトリガ信号を出力する構成とすることにより、共焦点顕微鏡の他の装置部分を撮像周期に合わせて動作させることが可能となる。
このような撮像トリガ信号が供給される場合、具体的には、共焦点顕微鏡は、試料保持手段である試料ステージを駆動制御するステージ制御手段を備え、ステージ制御手段は、撮像トリガ供給手段からの撮像トリガ信号に基づいて駆動周期を設定し、該駆動周期によって試料ステージの駆動を制御する構成を用いることができる。同様に、計測方法は、試料を保持する試料ステージを駆動制御するステージ制御ステップを備え、ステージ制御ステップにおいて、撮像トリガ供給ステップによる撮像トリガ信号に基づいて駆動周期を設定し、該駆動周期によって試料ステージの駆動を制御する方法を用いることができる。この場合、例えば、ニポウ円盤及び画像取得手段の動作の同期に加えて、試料ステージのZ軸方向(光軸方向)への移動動作を同期させて、試料の3次元画像を高速で取得することが可能となる。
本発明による共焦点像計測システム、共焦点顕微鏡、及び共焦点像計測方法によれば、試料の共焦点像を取得する撮像装置としてFT型CCD素子を用い、ニポウ円盤に対して設置された走査トリガ供給手段から供給される走査トリガ信号を参照するとともに、試料の走査周期に対してFT型CCD素子での垂直転送時間を考慮して撮像周期を設定することにより、ニポウ円盤とCCD素子との同期を好適に実現することが可能となる。
以下、図面とともに本発明による共焦点像計測システム、共焦点顕微鏡、及び共焦点像計測方法の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
図1は、本発明による共焦点像計測システムを備える共焦点顕微鏡の一実施形態の構成を示すブロック図である。また、図2は、共焦点顕微鏡に用いられるニポウ円盤の構成の一例を示す上面図である。以下、本実施形態による共焦点像計測システム及び共焦点顕微鏡の構成について、共焦点像計測方法とともに説明する。
本実施形態による共焦点顕微鏡1は、共焦点光学系を用いることによって試料Sの共焦点像を取得するものであり、マルチビーム走査法に用いられるニポウ円盤10と、共焦点像を取得するための画像取得装置20とを備えている。また、共焦点像取得の対象となる試料Sは、試料保持手段である試料ステージ30上に、ニポウ円盤10に対して所定の位置関係となるように保持されている。なお、図1においては、計測光を供給する計測光源等については図示を省略している。
ニポウ円盤10には、図2に破線によって示すように、試料Sのマルチビーム走査に用いられる走査パターン部10bが、その回転軸10aを中心として設けられている。走査パターン部10bは、ニポウ円盤10の回転に対して所定の周期で設けられた複数の微小開口(ピンホール)の走査パターンからなる。ここでは、一例として、ニポウ円盤10の1回転に対して4周期の走査パターンが形成されていることとする。ただし、この走査パターンの周期は任意に設定してよく、例えば1回転に対して1周期としても良い。また、図2においては、走査パターンが形成されている領域に斜線を付して示し、具体的な走査パターンについては図示を省略している。
また、このニポウ円盤10には、回転軸10aを中心とした走査パターン部10bの外側に、走査始点検出用のピンホール10cが設けられている。図2の構成例においては、上記した4周期の走査パターンに対応して、回転軸10aからみて90°おきに合計4つの検出用ピンホール10cが設けられている。ニポウ円盤10の回転軸10aには、ニポウ円盤10を回転させる回転モータ11が接続されている。また、この回転モータ11の駆動は、モータコントローラ12によって制御されている。
ニポウ円盤10を用いたマルチビーム走査によって生成される試料Sの共焦点像は、画像取得装置20によって取得される。本実施形態においては、画像取得装置20は、フレーム転送(FT)型のCCD素子21と、CCD素子21による撮像動作を制御する撮像制御部22とを有している。
ここで、ニポウ円盤10及び画像取得装置20を用いた共焦点顕微鏡1における試料Sの共焦点像の取得方法について簡単に説明しておく。ニポウ円盤10に対して試料ステージ30上に載置された試料Sとは反対側から計測光が照射されると、走査パターン部10bに設けられたピンポールを通過した光が対物レンズ36などの所定の光学系を介して試料Sに照射される。このとき、走査パターン部10bの複数のピンホールは、それぞれ点光源として機能する。
試料Sで反射された光は、再び対物レンズ36によって集束されてニポウ円盤10の同一のピンホールを通過する。そして、ピンホールを通過した光は、ビームスプリッタ35で直角方向に偏向され、リレーレンズ38を介して画像取得装置20のCCD素子21によって検出される。また、試料Sを保持している試料ステージ30に対して、ステージコントローラ31が設けられている。このステージコントローラ31によって試料ステージ30を駆動することにより、試料Sにおける計測対象位置が変更される。このような計測を、ニポウ円盤10を回転させつつ行うことにより、試料Sがマルチビーム走査されて、その共焦点像が取得される。
図1に示した共焦点顕微鏡1においては、ニポウ円盤10に対して、ニポウ円盤10の回転を検出し、ニポウ円盤10による試料Sの走査周期に対応する走査トリガ信号を供給する走査トリガ供給部15が設けられている。本実施形態においては、走査トリガ供給部15は、回転センサ16と、走査トリガ生成回路17とによって構成されている。また、この走査トリガ供給部15と、FT型CCD素子21を有する画像取得装置20とによって、共焦点顕微鏡1に用いられる共焦点像計測システム2が構成されている。
回転センサ16は、例えばフォトダイオードなどの光検出器から構成され、図1に示すように、ニポウ円盤10の検出用ピンホール10cを通過した光を検出することによってニポウ円盤10の回転を検出する。走査トリガ生成回路17は、回転センサ16から入力される検出信号に応じて、ニポウ円盤10による試料Sの走査周期の始点に対応する走査トリガ信号を生成して出力する(走査トリガ供給ステップ)。図2に示した構成例では、ニポウ円盤10の1回転に対して、走査トリガ信号が4回出力される。
走査トリガ生成回路17から出力された走査トリガ信号は、画像取得装置20へと入力されている。画像取得装置20の撮像制御部22は、走査トリガ供給部15からの走査トリガ信号によって求められるニポウ円盤10による試料Sの走査周期と、画像取得に用いられるFT型CCD素子21での撮像部から蓄積部への垂直転送時間とに基づいて、撮像周期を設定する。そして、撮像制御部22は、この設定された撮像周期によって、CCD素子21を用いた共焦点像の取得を制御する(画像取得ステップ)。
また、走査トリガ生成回路17からの走査トリガ信号は、モータコントローラ12へも入力されている。モータコントローラ12は、走査トリガ信号によって求められるニポウ円盤10の回転周期、あるいはニポウ円盤10による試料Sの走査周期を参照し、回転モータ11での回転駆動を制御する。
ここで、図3は、図1に示した共焦点顕微鏡1に用いられるFT型CCD素子21の構成の一例を示す模式図である。FT型CCD素子21は、垂直シフトレジスタからなる撮像部211及び蓄積部212と、水平シフトレジスタ213とを有している。撮像部211において斜線の部分は入射光の検出に用いられる単位画素210を示しており、撮像部211は、複数の画素210が2次元マトリクス状に配列されて構成されている。
また、蓄積部212は、撮像部211と同様の画素構造を有しており、撮像部211と水平シフトレジスタ213との間に設けられている。蓄積部212は、不透明な金属などによってマスクされて光の検出には用いられず、撮像部211の各画素210で生成された電荷の蓄積、及び水平シフトレジスタ213への電荷の転送に用いられる。なお、撮像部211、蓄積部212におけるマトリクス状の画素数は適宜設定して良いが、例えば、512×512画素の構成を用いることができる。
このような構成を有するFT型CCD素子21では、まず、撮像部211に対して光像が入射されると、複数の画素210のそれぞれにおいて入射光に対応する電荷が生成されることによって画像取得(露光)が行われる。次に、撮像部211の各画素210で生成された電荷が蓄積部212へと垂直転送され、撮像部211で取得された画像データが蓄積部212に蓄積される。続いて、蓄積部212、及び出力レジスタである水平シフトレジスタ213による蓄積された画像データの読み出しが行われる。また、この電荷の読み出しと並行して、撮像部211において、次の画像取得が開始される。
また、図3に示した構成例では、水平シフトレジスタ213に加えて、電子増倍機能を有する増倍レジスタ215が設けられている。これにより、CCD素子21は、電子増倍型CCD(EMCCD:Electron Multiplying CCD)の構成となっている。このような構成では、撮像部211の各画素210から水平シフトレジスタ213へと転送された電荷が、さらに接続レジスタ214を介して増倍レジスタ215へ転送されることにより所定の増倍率で増倍される。
FT型CCD素子21においては、上記した露光、垂直転送、読み出しの動作を繰り返して行うことにより、複数の画像が所定の時間周期で取得される。また、上記した動作により、CCD素子21では、撮像部211での露光を終えた後、取得された画像データの電荷が蓄積部212へと転送される垂直転送期間内には露光は行われない。
これに対して、図1に示した共焦点顕微鏡1における画像取得装置20では、上記したように、走査トリガ供給部15からの走査トリガ信号によって求められるニポウ円盤10による試料Sの走査周期と、画像取得に用いられるFT型CCD素子21での撮像部から蓄積部への垂直転送時間とに基づいて、撮像周期を設定している。これにより、ニポウ円盤10による試料Sの走査周期と、FT型CCD素子21を用いた画像取得装置20による撮像周期との同期が取られる。
また、この画像取得装置20には、撮像トリガ供給部23が設けられており、この撮像トリガ供給部23において、撮像制御部22で設定された撮像周期に対応する撮像トリガ信号が生成されて、外部へと供給される(撮像トリガ供給ステップ)。図1に示す構成では、この画像取得装置20からの撮像トリガ信号は、試料ステージ30を駆動制御するステージ制御手段であるステージコントローラ31へと入力されている。
ステージコントローラ31は、撮像トリガ供給部23から供給された撮像トリガ信号に基づいて、駆動周期を設定する。そして、ステージコントローラ31は、この設定された駆動周期によって、試料ステージ30の駆動、及びそれによる試料Sにおける計測対象位置の変更を制御する(ステージ制御ステップ)。これにより、試料Sの共焦点像を取得するためのニポウ円盤10による走査周期と、画像取得装置20による撮像周期と、試料ステージ30の駆動周期との同期が取られる。なお、これらの動作周期の設定、同期等については、具体的には後述する。
本実施形態による共焦点像計測システム、共焦点顕微鏡、及び共焦点像計測方法の効果について説明する。
上記した計測システム2、共焦点顕微鏡1、及び計測方法においては、試料Sの共焦点像を取得する撮像装置として、撮像部211及び蓄積部212を有するFT型のCCD素子21を用いている。そして、ニポウ円盤10に対して設置された走査トリガ供給部15から供給される走査トリガ信号を参照するとともに、ニポウ円盤10による試料Sの走査周期に対して、撮像部211から蓄積部212への電荷の垂直転送時間を考慮してCCD素子21での撮像周期を設定している。これにより、ニポウ円盤10の回転とCCD素子21での撮像動作との同期を好適に実現して、走査ムラによるバンディングノイズ等の発生が抑制された良好な状態の試料Sの共焦点像を効率良く取得することが可能となる。
また、図1に示した共焦点顕微鏡1では、画像取得装置20において、FT型CCD素子21に対して設定された撮像周期に対応する撮像トリガ信号を供給する撮像トリガ供給部23を設けている。このように、CCD素子21での撮像周期を示すトリガ信号を出力する構成とすることにより、共焦点顕微鏡1の他の装置部分を撮像周期に合わせて動作させることが可能となる。
具体的には、上記構成においては、撮像トリガ供給部23からの撮像トリガ信号をステージコントローラ31に入力する構成とし、ステージコントローラ31において撮像トリガ信号に基づいて設定された駆動周期によって試料ステージ30の駆動を制御している。このような構成では、例えば、ニポウ円盤10と画像取得装置20との動作の同期に加えて、試料ステージ30のZ軸方向(光軸方向)への移動動作を同期させて、試料Sの3次元画像を高速で取得することができる。
なお、本実施形態においては、図3に示したように、増倍レジスタ215を有するEMCCDをCCD素子21として用いている。このようなEMCCDの増倍レジスタ215では、電荷は通常よりも高い電圧で転送され、その転送エネルギーで1個の電子が他の電子を発生させることによって電荷が増倍される。電子の発生確率はおよそ1〜2%であるが、増倍レジスタ215での電荷転送は通常数100段にわたって行われるため、平均で例えば2000倍にも及ぶ増倍率を得ることが可能である。このような増倍レジスタ215は、微弱な光像を取得する場合等に非常に有利である。ただし、CCD素子21としては、電子増倍機能を有しない通常のFT型CCDを用いても良い。
図1に示した共焦点顕微鏡1におけるニポウ円盤10、画像取得装置20、及び試料ステージ30の動作周期の設定等について、さらに具体的に説明する。
図4は、CCD素子21での撮像動作の一例を示すタイミングチャートである。このタイミングチャートでは、(a)走査トリガ供給部15からの走査トリガ信号、(b)FT型CCD素子21における撮像部211から蓄積部212への垂直転送期間、(c)蓄積部212及び水平シフトレジスタ213による読み出し期間、(d)撮像部211による露光(画像取得)期間、及び(e)撮像トリガ供給部23からの撮像トリガ信号を示している。
走査トリガは、ニポウ円盤10の回転周期、及びニポウ円盤10の走査パターン部10bに形成された走査パターンの1回転あたりの周期数によって決まる走査周期T1に対応して出力される(走査トリガ供給ステップ)。図4に示す動作例では、この走査トリガによる最初の走査期間A1に対して、FT型CCD素子21において、始点の走査トリガと同時に垂直転送時間T2での撮像部211から蓄積部212への電荷の垂直転送を開始する。この垂直転送期間内では、電荷の読み出し及び露光は行われない。
電荷の垂直転送が終了すると、続いて、読み出し時間T3での蓄積部212及び水平シフトレジスタ213(あるいはさらに接続レジスタ214、増倍レジスタ215)による電荷の読み出し、及び露光時間T4での撮像部211による画像取得が並行して行われる(画像取得ステップ)。ここでは、T3<T4であり、蓄積部212からの電荷の読み出しは撮像部211での露光よりも先に終了するようになっている。また、撮像部211による露光時間T4については、ニポウ円盤10の走査パターンの1周期分について画像を取得する必要があるため、ニポウ円盤10による試料Sに対する走査周期T1と等しく設定される(T4=T1)。
以上により、FT型CCD素子21を用いた画像取得装置20での撮像周期T5は、走査トリガによって求められる走査周期T1に対して垂直転送時間T2を加えた周期(T5=T1+T2)に設定される。このため、以後の走査期間A2、A3、…では、この走査周期T1と撮像周期T5との差T2により、図4に示すように、ニポウ円盤10の回転動作と、CCD素子21での撮像動作とが1走査期間につき時間T2だけずれていくことになる。このような場合でも、ニポウ円盤10での周期的な走査パターンにより、試料Sの共焦点像は正しく取得することができる。
また、CCD素子21での撮像周期T5は、撮像部211での露光終了を示す時間間隔T5の撮像トリガとして画像取得装置20の撮像トリガ供給部23から出力される(撮像トリガ供給ステップ)。図1の構成においては、この撮像トリガは、ステージコントローラ31に供給されている。ステージコントローラ31は、この撮像トリガに対応するように駆動周期T5を設定し、ニポウ円盤10及び画像取得装置20と同期をとりつつ、試料ステージ30をZ軸方向に駆動する(ステージ制御ステップ)。このように、試料SをZ軸方向に順次移動させることにより、試料Sの3次元画像を取得することができる。
図5は、CCD素子21での撮像動作の他の例を示すタイミングチャートである。図4に示した動作例では、ニポウ円盤10での1周期分の走査パターンに対応するようにCCD素子21での撮像動作を制御しているが、このような撮像動作は、画像取得装置20で取得する画像に必要とされる輝度などに応じて、複数周期分の走査パターンに対応するように制御することが可能である。
図5に示す動作例では、走査トリガは、図4と同様に1周期分の走査パターンに対応する走査周期T1で出力されている。これに対して、画像取得装置20では、その2周期分の時間2×T1を1回の走査期間として、試料Sの画像取得を行っている。すなわち、本動作例では、最初の走査期間B1に対して、FT型CCD素子21において、始点の走査トリガと同時に垂直転送時間T2での撮像部211から蓄積部212への電荷の垂直転送を開始する。
電荷の垂直転送が終了すると、続いて、読み出し時間T3での蓄積部212及び水平シフトレジスタ213による電荷の読み出し、及び露光時間T6での撮像部211による画像取得が並行して行われる。ここでは、T3<T6であり、蓄積部212からの電荷の読み出しは撮像部211での露光よりも先に終了する。また、撮像部211による露光時間T6については、上記した走査期間に対応して、ニポウ円盤10の走査パターンの2周期分に相当する走査周期T1の2倍の周期に設定される(T6=2×T1)。
以上により、FT型CCD素子21を用いた画像取得装置20での撮像周期T7は、走査トリガによって求められる走査周期の2倍の周期2×T1に対して垂直転送時間T2を加えた周期(T7=2×T1+T2)に設定される。このため、以後の走査期間B2、B3、…では、この2倍の走査周期2×T1と撮像周期T7との差T2により、図5に示すように、ニポウ円盤10の回転動作と、CCD素子21での撮像動作とが1走査期間につき時間T2だけずれていくことになる。
また、CCD素子21での撮像周期T7は、撮像部211での露光終了を示す時間間隔T7の撮像トリガとして画像取得装置20の撮像トリガ供給部23から出力され、ステージコントローラ31に供給される。ステージコントローラ31は、この撮像トリガに対応するように駆動周期T7を設定し、ニポウ円盤10及び画像取得装置20と同期をとりつつ試料ステージ30をZ軸方向に駆動する。これにより、試料Sの3次元画像を取得することができる。
本発明による共焦点像計測システム、共焦点顕微鏡、及び共焦点像計測方法は、上記した実施形態及び構成例に限られるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、共焦点顕微鏡の具体的な構成、あるいはニポウ円盤に対して設置される走査トリガ供給手段の具体的な構成等については、図1に示した構成以外にも様々な構成を用いて良い。また、走査トリガ供給手段から供給される走査トリガ信号については、一般には、ニポウ円盤による試料の走査周期に対応するものであれば良く、例えば、実際に用いられる動作方法に応じて、走査周期のn倍の時間間隔で走査トリガ信号が供給される構成であっても良い。
また、ニポウ円盤10及び画像取得装置20の具体的な動作については、図4及び図5はその例を示すものであり、他にも様々な動作方法を用いることが可能である。例えば、図5の動作例においては、走査周期T1の2周期分の時間を1回の走査期間として設定しているが、一般に、n周期分の時間n×T1を1回の走査期間として設定する場合、撮像周期は、走査周期のn倍の周期n×T1に対して垂直転送時間T2を加えた周期n×T1+T2に設定すれば良い。
本発明は、ニポウ円盤と撮像装置との同期を好適に取ることが可能な共焦点像計測システム、共焦点顕微鏡、及び共焦点像計測方法として利用可能である。
共焦点像計測システムを備える共焦点顕微鏡の一実施形態の構成を示すブロック図である。 共焦点顕微鏡に用いられるニポウ円盤の構成の一例を示す上面図である。 共焦点顕微鏡に用いられるCCD素子の構成の一例を示す模式図である。 CCD素子での撮像動作の一例を示すタイミングチャートである。 CCD素子での撮像動作の他の例を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1…共焦点顕微鏡、2…共焦点像計測システム、10…ニポウ円盤、10a…回転軸、10b…走査パターン部、10c…検出用ピンホール、11…ニポウ円盤回転モータ、12…モータコントローラ、15…走査トリガ供給部、16…回転センサ、17…走査トリガ生成回路、20…画像取得装置、21…FT型CCD素子、211…撮像部、212…蓄積部、213…水平シフトレジスタ、214…接続レジスタ、215…増倍レジスタ、22…撮像制御部、23…撮像トリガ供給部、30…試料ステージ、31…ステージコントローラ、35…ビームスプリッタ、36…対物レンズ、38…リレーレンズ。

Claims (7)

  1. 複数の微小開口からなる走査パターンが回転に対して所定の周期で設けられたニポウ円盤を用い、前記ニポウ円盤によって生成される試料の共焦点像を取得する共焦点顕微鏡に用いられる共焦点像計測システムであって、
    ニポウ円盤の回転を検出し、前記ニポウ円盤による試料の走査周期に対応する走査トリガ信号を供給する走査トリガ供給手段と、
    前記ニポウ円盤によって生成される前記試料の共焦点像を取得する画像取得手段とを備え、
    前記画像取得手段は、フレーム転送型のCCD素子を有し、前記走査トリガ供給手段からの前記走査トリガ信号によって求められる走査周期、及び前記CCD素子での撮像部から蓄積部への垂直転送時間に基づいて撮像周期を設定し、該撮像周期によって前記CCD素子を用いた前記共焦点像の取得を制御することを特徴とする共焦点像計測システム。
  2. 前記画像取得手段は、設定された前記撮像周期に対応する撮像トリガ信号を供給する撮像トリガ供給手段を有することを特徴とする請求項1記載の共焦点像計測システム。
  3. 請求項1記載の共焦点像計測システムと、
    前記試料の前記共焦点像を生成するための前記ニポウ円盤と、
    前記試料を保持する試料保持手段と
    を備えることを特徴とする共焦点顕微鏡。
  4. 前記試料保持手段である試料ステージを駆動制御するステージ制御手段を備え、
    前記画像取得手段は、設定された前記撮像周期に対応する撮像トリガ信号を供給する撮像トリガ供給手段を有するとともに、
    前記ステージ制御手段は、前記撮像トリガ供給手段からの前記撮像トリガ信号に基づいて駆動周期を設定し、該駆動周期によって前記試料ステージの駆動を制御することを特徴とする請求項3記載の共焦点顕微鏡。
  5. 複数の微小開口からなる走査パターンが回転に対して所定の周期で設けられたニポウ円盤を用い、前記ニポウ円盤によって生成される試料の共焦点像を取得する共焦点顕微鏡に用いられる共焦点像計測方法であって、
    ニポウ円盤の回転を検出し、前記ニポウ円盤による試料の走査周期に対応する走査トリガ信号を供給する走査トリガ供給ステップと、
    前記ニポウ円盤によって生成される前記試料の共焦点像を取得する画像取得ステップとを備え、
    前記画像取得ステップにおいて、フレーム転送型のCCD素子を用い、前記走査トリガ供給ステップによる前記走査トリガ信号によって求められる走査周期、及び前記CCD素子での撮像部から蓄積部への垂直転送時間に基づいて撮像周期を設定し、該撮像周期によって前記CCD素子を用いた前記共焦点像の取得を制御することを特徴とする共焦点像計測方法。
  6. 前記画像取得ステップで設定された前記撮像周期に対応する撮像トリガ信号を供給する撮像トリガ供給ステップを備えることを特徴とする請求項5記載の共焦点像計測方法。
  7. 前記試料を保持する試料ステージを駆動制御するステージ制御ステップを備え、
    前記ステージ制御ステップにおいて、前記撮像トリガ供給ステップによる前記撮像トリガ信号に基づいて駆動周期を設定し、該駆動周期によって前記試料ステージの駆動を制御することを特徴とする請求項6記載の共焦点像計測方法。
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