JP2000258690A - 共焦点顕微鏡 - Google Patents

共焦点顕微鏡

Info

Publication number
JP2000258690A
JP2000258690A JP11063800A JP6380099A JP2000258690A JP 2000258690 A JP2000258690 A JP 2000258690A JP 11063800 A JP11063800 A JP 11063800A JP 6380099 A JP6380099 A JP 6380099A JP 2000258690 A JP2000258690 A JP 2000258690A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
confocal
image
sample
image data
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11063800A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichiro Matsuo
祐一郎 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP11063800A priority Critical patent/JP2000258690A/ja
Publication of JP2000258690A publication Critical patent/JP2000258690A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、1台の撮像手段のみで複雑な光学系
を必要としない安価な構成にできる。 【解決手段】試料に対して照明光を発する光源と、この
光源と試料との間に設けられた第1と第2の透過部と、
これら第1と第2の透過部を切換える切換え手段と、奇
数フィールドと偶数フィールドとを有し、試料からの画
像データを取得する撮像手段と、この撮像手段の撮像タ
イミングと切換え手段の切換タイミングとを同期させる
同期手段と、撮像手段で得た画像データを基に試料の共
焦点画像データを取得する画像処理手段と、この画像処
理手段で取得した共焦点画像データを基に共焦点画像を
出力する出力手段とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば試料の微小
構造や三次元構造の形状を観察・測定するのに最適な共
焦点顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】共焦点顕微鏡には、多数のピンホールを
等ピッチで螺旋状に形成されたディスクを用いたNipkow
型の共焦点顕微鏡が知られている。このNipkow型のディ
スク(以下、Nipkowディスクと称する)は、試料からの
像劣化が生じないように各ピンホール間隔をそのピンホ
ール直径の10倍程度離す様に作製されている。
【0003】このNipkowディスクを用いた共焦点顕微鏡
において共焦点効果を発揮するためには、ピンホール径
に対して10倍程度ピンホールを離さないと、隣のピン
ホールからのクロストーク(光の漏れ)がノイズとな
り、像品質を劣化させることになる。ところが、ピンホ
ールの間隔を広げると、ピンホールの密度が低下してし
まうため、Nipkowディスクに入射する光のほとんどがデ
ィスク自体によりカットされてしまう。つまり、ピンホ
ールを通過する光は、入射光に対して1/100程度に
なってしまい、検出した画像は暗い像となる。
【0004】このような問題を解決すべく、例えば特願
平9−255169号記載の共焦点顕微鏡には、各ピン
ホール間の間隔をピンホール直径と同一に形成し、かつ
ランダムに配置されたランダムピンホールディスクを用
いた技術が紹介されている。具体的にこの顕微鏡では、
ランダムピンホールを通して撮像された試料の像が非共
焦点画素成分と共焦点画像成分の和となり(非共焦点画
素成分を含む共焦点画像)、かつランダムピンホールを
通さずに撮像された試料の像が非共焦点画像成分(共焦
点画像データ)のみを含み、従って非共焦点画像成分を
含む共焦点画像データから非共焦点画像データを差分演
算することで、共焦点画像データを求め、これを基に高
い光の利用効率で共焦点画像を高速で得ることが考えら
れている。
【0005】図13はかかる共焦点顕微鏡の構成図であ
る。
【0006】回転ディスク1は、図14に示すようにラ
ンダムピンホール部1aと開口部1bとが互いに対向す
る位置に形成されている。更に回転ディスク1には、ラ
ンダムピンホール部1aと開口部1bとの間に遮光部1
c,1dが形成されている。ここでランダムピンホール
部1aは複数のピンホールがランダムに配置され、各々
のピンホール間の平均間隔がピンホール径と同一に形成
されている。
【0007】この回転ディスク1はモータ2の回転軸3
に直結されて回転するようになっている。又、ハロゲン
ランプ等の光源4が設けられ、この光源4から照射され
た光は均一光にする光学レンズ5を通ってハーフミラー
6に導かれ、このハーフミラー6で反射された光は、回
転ディスク1上に入射する。この光は回転している回転
ディスク1のランダムピンホール部1a又は開口部1bを
通過して対物レンズ7によって結像され、試料8上に照
射される。
【0008】このうちランダムピンホール部1aを通過
した光は、対物レンズ7によって結像されて試料8に入
射され、その試料8で反射された光束は再びランダムピ
ンホール部1aを通過する。又、開口部1bを通過した光
は、対物レンズ7によって結像され、試料8に入射し、
その反射した光束は再び開口部1bを通過する。
【0009】上記ハーフミラー6の透過光路上には、光
分岐手段9が傾斜して配置されている。この光分岐手段
9は、ランダムピンホール部1aを通して得られた非共
焦点画像成分及び共焦点画像成分を含む試料8からの反
射光と、開口部1bを通して得られた非共焦点画像成分
の試料8からの反射光とを別々の光路に分岐させるもの
で、例えば図15に示すように光を透過させる孔部9a
と、光をほぼ100%反射して偏向させるための高反射
の反射板9bとを回転ディスク1の回転軸3を中心にし
て対向に形成されている。さらにこの光分岐手段9は、
モータ10の回転軸10aに直結され回転するものとな
っている。
【0010】制御装置11は、各々のモータ2,10の
駆動を同期制御し回転ディスク1と光分岐手段9との回
転を同期させる機能を有しており、回転ディスク1のラ
ンダムピンホール部1aが光路上に配置されたとき、光
分岐手段9の孔部9aが光路に、回転ディスク1の開口
部1bが光路上に配置されたとき光分岐手段9の反射板
9bが光路上に入るように、回転ディスク1と光分岐手
段9との回転を同期制御する。
【0011】一方、光分岐手段9の孔部9aの光路上に
は集光レンズ12を介して第1のCCDカメラ13が配
置され、かつ反射板9bの反射光路上には集光レンズ1
4を介して第2のCCDカメラ15が配置されている。
従って光分岐手段9の孔部9aが光路上に配置されたと
き、試料8からの反射光は集光レンズ12を介して第1
のCCDカメラ13により撮像される。また、光分岐手
段9の反射板9bが光路上に配置されたとき、試料8か
らの反射光は、集光レンズ14を介して第2のCCDカ
メラ15により撮像される。
【0012】第1及び第2のCCDカメラ13,14の
各画像出力端子は、CPU等からなるコンピュータ16
に接続されている。このコンピュータ16は、第1のC
CDカメラ13から出力される非共焦点画像成分及び共
焦点画像成分を含む映像信号(非共焦点画像成分を含む
共焦点画像データ)を取り込むとともに、第2のCCD
カメラ15から出力される非共焦点画像成分の映像信号
(非共焦点画像データ)を取り込み、これらの画像デー
タを差分演算して共焦点画像データを求め、これを基に
共焦点画像を作成しモニター17に出力する。
【0013】次に、他の共焦点顕微鏡として特願平10
−135169号に記載されている技術が考えられてい
る。図16に示す構成図を参照して説明すると、ピンホ
ールディスク20は、図17に示すように内周部にラン
ダムに配置されたピンホール部21を有するもので、こ
のピンホール部21は各ピンホールの平均間隔をピンホ
ール直径とほぼ同一に形成して通常のNipkowディスクに
比べてピンホール密度が非常に高く、試料からの多くの
光を透過させることが出来るようにしている。また、ピ
ンホールディスク20はその外周部にスリット状の遮光
部22aと透過部22bとが形成されている。
【0014】なお、このピンホールディスク20のピン
ホール部21、スリット状の複数の遮光部分22a及び
透過部分22bは、ガラス材からなるディスク基板上に
クロムを蒸着させることによって形成している。
【0015】このピンホールディスク20は、モータ2
4の回転軸に取り付けられ、モータ駆動回路25の駆動
信号aによりモータ24を回転させることで回転駆動す
るようになっている。
【0016】また、ピンホールディスク20には、その
周縁部に光検出素子23が設けられている。この光検出
素子23は、ピンホールディスク20の外周部の遮光部
22aと透過部22bを検出するためのもので、ピンホ
ールディスク20の外周部を挟み込むように配置され、
ピンホールディスク20が回転して遮光部22aと透過
部22bとが交互に通過していく毎にパルス状の信号b
を出力するようになっている。このパルス信号bは位相
同期回路26に入力される。
【0017】一方、ハロゲンランプ等の光源27が設け
られ、この光源27から放射された光は、均一光にする
光学レンズ28を通ってハーフミラー29に入射し、こ
こで反射してピンホールディスク20上に入射する。そ
して、ピンホールディスク20のピンホール部21を通
過する光が、次のハーフミラー30を通過し、対物レン
ズ31を通して試料8に照射するようになっている。こ
の場合、ピンホールディスク20が一回転することで、
試料8を均一に照明できるようにピンホール部21のピ
ンホールパターンは計算されている。
【0018】そして、試料8で反射した光束は、再び対
物レンズ31を通りハーフミラー30で透過するものと
反射するものとに2分割され、このうちハーフミラー3
0を透過した光束はピンホールディスク20を通過し、
さらにハーフミラー29を透過して、集光レンズ32を
介して第1のCCDカメラ33に入射する。一方、ハー
フミラー30で反射した光束は、集光レンズ34によっ
て第2のCCDカメラ35に入射する。
【0019】これらCCDカメラ33,35は、それぞ
れ外部トリガ入力端子を有しており、トリガ信号発生回
路36よりパルス状のトリガ信号gが入力されると、内
部における撮像のための同期信号にリセットがかかり、
一番目のトリガ信号gが入力されてから二番目のトリガ
信号gが入力されるまでの間に図示しないCCDに電荷
を蓄積し、二度目のトリガ信号gが入力されると撮像し
た各映像信号k,lをコンピュータ37に出力するよう
にしている。
【0020】又、ビデオカメラ用同期信号発生器38か
ら出力される垂直同期信号hと光検出素子23から出力
されるパルス信号bを受ける上記位相同期回路26は、
両者の位相同期を取るためにモータ駆動回路25にモー
タ制御パルスeを送出するものとなっている。
【0021】又、トリガ信号発生回路36は、不図示の
微分回路、タイミング合わせ用のカウンタ及びフリップ
フロップ等からなりビデオカメラ用同期信号発生器38
の垂直同期信号hを受けると、その立下がりエッジを検
出しトリガパルスgを出力するとともに、第1及び第2
のCCDカメラ33,35から出力される各映像信号
k,lをコンピュータ37に取り込むタイミングパルス
jも出力する。
【0022】従って、コンピュータ37は、第1及び第
2のCCDカメラ33,35から出力される各映像信号
k,lをトリガ信号発生回路36から出力される画像取
り込み信号jのタイミングに基づいて内部のメモリに取
り込み、これら二つの画像信号を差分演算し、共焦点画
像の信号mを基にモニタ39に共焦点画像を出力する。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
願平9−255169号で考えられている共焦点顕微鏡
では、図13乃至図15を見て分かるようにランダムピ
ンホール部1aを通して得られた非共焦点画像成分及び
共焦点画像成分を含む試料8からの反射光と、開口部1
bを通して得られた非共焦点画像成分の試料8からの反
射光とを別々の光路に分岐するために光分岐手段9及び
そのモータ10を設けなければならない。
【0024】また、回転ディスク1のランダムピンホー
ル部1aと開口部1bとのそれぞれが光路に入ってくる
のに合わせて光分岐手段9の穴部9aと反射版9bとが
同じ光路に来るように光分岐手段9のモータ10の回転
制御を行わなければならず、制御装置11は複雑な構成
となってしまう。
【0025】さらに、非共焦点画像成分及び共焦点画像
成分を含む試料8からの反射光を第1のCCDカメラ1
3で撮像し、非共焦点画像成分のみの試料8からの反射
光を第2のCCDカメラ15で撮像するため、必ずCC
Dカメラが二台必要となり、システムが高額な物になっ
てしまう。
【0026】また、これらのCCDカメラ13,15の
各映像信号をコンピュータ16に取り込むためには、こ
のコンピュータ16に内蔵された不図示のフレームグラ
バーが二枚必要になる。つまり、一枚の共焦点画像を表
示するのに二つの光学系、二つのCCDカメラ、二つの
フレームグラバーが必要になってしまう。これらは全て
高額な物であり、かつシステム構成も複雑であるので大
変高額な共焦点顕微鏡となってしまう。
【0027】一方、特願平10−135169号で考え
られている共焦点顕微鏡においても図16で、試料8か
ら反射した光束をハーフミラー30により透過するもの
と反射するものとに2分割し、ハーフミラー30を透過
した光束をピンホールディスク20を通過させ、更にハ
ーフミラー29を透過させて、集光レンズ32を介して
第1のCCDカメラ33に入射させる。これと共に、ハ
ーフミラー30を反射した光束は、集光レンズ34によ
って第2のCCDカメラ35に入射する。この場合も非
共焦点画像成分及び共焦点画像成分を含む試料8の反射
光と非共焦点画像成分のみの試料8の反射光を別々に撮
像するため二台のCCDカメラを必要とする。従って、
この場合も高額で複雑なシステムになってしまう。
【0028】そこで本発明は、このような点に鑑み1台
の撮像手段のみで、複雑な光学系を必要としない安価な
構成にできる共焦点顕微鏡を提供することを目的とす
る。
【0029】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、試料
に対して照明光を発する光源と、この光源と試料との間
に設けられた第1と第2の透過部と、これら第1と第2
の透過部を切換える切換え手段と、奇数フィールドと偶
数フィールドとを有し、試料からの画像データを取得す
る撮像手段と、この撮像手段の撮像タイミングと切換え
手段の切換タイミングとを同期させる同期手段と、撮像
手段で得た画像データを基に試料の共焦点画像データを
取得する画像処理手段と、この画像処理手段で取得した
共焦点画像データを基に共焦点画像を出力する出力手段
とを具備し、撮像手段の各フィールドで、第1の透過部
を透過した非共焦点成分を含む共焦点画像データと第2
の透過部を透過した非共焦点成分のみの非共焦点画像デ
ータとを各々対応させて取得し、画像処理手段によって
フィールド間で各画像データの演算処理を行い試料の共
焦点画像データを取得する共焦点顕微鏡である。
【0030】請求項2によれば、請求項1記載の共焦点
顕微鏡において、切換え手段は、第1と第2の透過部を
有する回転体と、この回転体を回転させて第1と第2の
透過部を切換える駆動部と、この駆動部による回転体の
回転を検知する回転検知手段とから構成され、回転体を
回転させることで第1と第2の透過部を切換えるととも
に、同期手段で撮像手段の撮像タイミングと回転検知手
段で検知した回転体の切換えタイミングとを同期させる
ようにしたものである。
【0031】請求項3によれば、請求項1記載の共焦点
顕微鏡において、画像処理手段は、撮像手段で取得した
非共焦点画像データを出力手段に出力し、出力手段に非
共焦点画像も出力させるようにしたものである。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0033】図1は共焦点顕微鏡の構成図である。
【0034】ピンホールディスク40は、図2に示すよ
うに外周部にディスクの回転を後述する光検出素子43
で検出して回転信号を発生するための一部分に切欠きの
あるトリガリング40a、内周部にはその間隔がピンホ
ルール直径とほぼ同じ距離でかつランダムに配置されて
いるランダムピンホール部40b、光を通さない2個所
の遮光部40c、光をほぼ100%透過する透過部(開
口部)40dが形成されている。なお、このようなピン
ホールディスク40は、ガラス材からなるディスク基板
上にクロムを蒸着させることでトリガリング40a、ラ
ンダムピンホール部40b、遮光部40cを形成してい
る。このピンホールディスク40は、モータ41の回転
軸に取り付けられて回転駆動するようになっている。
【0035】このモータ41は、例えばDCブラシレス
モータであり、三相の駆動信号U,V,Wの位相及び周
波数により回転駆動するものである。また、このモータ
41の内部には不図示のホール素子が埋め込まれてお
り、ローターの回転状態を各ホール信号Ha,Hb,H
cとしてモータドライバ42に出力している。
【0036】又、ピンホールディスク40の外周部に
は、光検出素子43が設けられている。この光検出素子
43は、ピンホールディスク40の外周部にあるトリガ
リング40aの切欠き部分が通過する毎にハイレベル
(Hレベル)のパルス信号(回転検出信号)cを後述す
るPLL44に出力するようになっている。
【0037】一方、光源45には、ハロゲンランプ等が
用いられ、この光源45から放射される照明光の光路上
に、コレクタレンズ46、ハーフミラー47を配置す
る。このハーフミラー47の反射光路上には、ピンホー
ルディスク40を介して対物レンズ48、試料8が配置
される。
【0038】又、試料8で反射し、対物レンズ48、ピ
ンホールディスク40を介し、ハーフミラー47を透過
する光の光路上には、結像レンズ49を介してCCDカ
メラ50が配置される。
【0039】このCCDカメラ50は、光源45、コレ
クターレンズ46、ハーフミラー47の光路を通り、対
物レンズ48まで導かれ、対物レンズ48によって試料
8に光源45の光を照射し、その試料8からの光、ここ
では反射光を結像レンズ49で結像させCCDカメラ5
0の不図示のCCDによって撮像するものである。
【0040】このCCDカメラ50は、フィールド周期
で電荷を蓄積するフィールド蓄積モードで動作するカメ
ラであり、ごく安価で一般的な非常に入手しやすいカメ
ラである。そして、このCCDカメラ50は、NTSC
信号aをコンピュータ51とビデオシンクセパレータ5
2に出力するようになっている。
【0041】このうちビデオシンクセパレータ52は、
入力されたNTSC信号aから垂直同期信号やODD/
EVEN識別信号などを出力することのできるもので、
ワンチップ化されており、比較的安価に入手できるもの
である。又、このビデオシンクセパレータ52は、OD
D/EVEN識別信号bをPLL44に出力するように
なっている。
【0042】上記PLL44は、ビデオシンクセパレー
タ52から出力されるODD/EVEN識別信号bと光
検出素子43から出力される回転検出信号cを取り込
み、これらのODD/EVEN識別信号bと回転検出信
号cとの位相同期を取るために、これら信号に対して速
度制御と位相制御を行う機能を有している。この制御動
作を図3を用いて説明する。
【0043】同図にはビデオシンクセパレータ52から
出力されるODD/EVEN識別信号b(以下、信号b
と省略する)、光検出素子43から出力される回転検出
信号c(以下、信号cと省略する)が示されており、同
図(a)は信号bに対して信号cが遅れているつまりN
TSC信号aのフレーム周期に対してピンホールディス
ク40の回転が遅いことを示している。この場合、PL
L44は、信号bと信号cの立ち上がりエッジの周期を
内部クロックで動作するカウンタで比較する。そして、
信号cが遅れているので信号cの立ち上がりエッジ間の
パルス数が信号bのそれよりも多くなっている。さら
に、PLL44は、信号bの立ち上がりエッジと信号c
の立ち上がりエッジのずれを内部のカウンタでカウント
する。これら信号cの立ち上がりエッジ間のパルス数と
信号bに対する信号cの立ち上がりエッジのずれ量の両
者から信号cの遅れ、つまりピンホールディスク40の
回転周期を速くするためにモータドライバ42への信号
dの電圧を規定の電圧より上げて送出するものとなる。
同図(b)の場合は、信号cつまりピンホールディスク
40の回転がNTSC信号aのフレーム周期より早いた
め、ピンホールディスク40の回転周期を下げるために
信号dの電圧を規定の電圧より下げるものとなる。同図
(c)の場合はNTSC信号aのフレーム周期とピンホ
ールディスク40の回転周期が一致しているので、信号
dを規定の電圧に維持しつづけるものとなる。
【0044】上記モータドライバー42は、モータ41
から出力される各ホール信号Ha,Hb,Hcの位相に
対して励磁コイルに適切な印加電圧パターンを作成し、
PLL44からの信号dの電圧で指示される回転数でモ
ータ41を回転させる機能を有している。
【0045】コンピュータ51は、CCDカメラ50か
ら出力されるNTSC信号aを内蔵されている不図示の
フレームグラバーで取り込み、内部で1フレーム画像の
偶数フィールドと奇数フィールドとの差分演算処理を行
い信号mを出力してモニタ53に共焦点画像もしくは明
視野画像、もしくはその両方を同時表示する機能を有し
ている。
【0046】次に、上記の如く構成された共焦点顕微鏡
の動作について説明する。
【0047】光源45から放射された照明光は、光を均
一にするためのコレクターレンズ46を通りハーフミラ
ー47に導かれる。ハーフミラー47で反射された光
は、回転するピンホールディスク40のランダムピンホ
ール部40bと透過部40dとにそれぞれ照射され、対
物レンズ48によって結像されて試料8上に入射する。
【0048】次いで試料8からの光、ここでは試料8上
で反射された光束は、再び対物レンズ48を通過し、ピ
ンホールディスク40のランダムピンホール部40bと
透過部40dとを通り、それぞれハーフミラー47を透
過し、結像レンズ49でCCDカメラ50の不図示のC
CD面上に結像する。このときの照明光の光路を詳しく
説明すると、ランダムピンホール部40bを通過した光
は、対物レンズ48で結像されて試料8に入射し、試料
8上で反射された光束は再びランダムピンホール部40
bを通過する。又、透過部40dを通過した照明光は、
対物レンズ48で結像されて試料8に入射し、試料8上
で反射された光束は再び透過部40dを通過する。
【0049】CCDカメラ50は、ピンホールディスク
40のランダムピンホール部40bと透過部40dとで
それぞれ得られた試料8の各像を撮像する。このCCD
カメラ50は、フィールド周期(約1/60)毎にOD
DやEVENのNTSC信号aを出力すると同周期で不
図示のCCD面上に電荷を蓄積する。電荷蓄積スタート
タイミングはODD及びEVENの垂直帰線期間内にあ
り、各フィールドの映像信号が出力される。次いで、映
像信号が出力されたのとほぼ同時のタイミングで次のフ
ィールドの電荷の蓄積が開始される。つまり、CCDカ
メラ50は、ODDフィールド出力開始と同時に不図示
のCCDにEVENの電荷の蓄積を開始し、EVENフ
ィールド出力開始と同時に不図示のCCDにODDフィ
ールドの電荷の蓄積を開始する。
【0050】このCCDカメラ50から出力されたNT
SC信号aがビデオシンクセパレータ52に入力される
と、このビデオシンクセパレータ52はODD/EVE
N識別信号bを出力する。このODD/EVEN識別信
号bは、図4に示すようにODDフィールドの始まり、
詳細にはEVENフィールド直後の垂直帰線期間の真ん
中あたりでHレベルになり、EVENフィールドの始ま
り、詳細にはODDフィールド直後の垂直帰線期間の真
ん中あたりでローレベル(Lレベル)となる。また、こ
のビデオシンクセパレータ52は、不図示のVSYNC
端子を有しており、NTSC信号aから垂直同期信号
(VSYNC)を取り出して出力することもできる。
【0051】一方、ピンホールディスク40が回転し、
トリガリング40aの切欠部が光検出素子43を通過す
る毎に、この光検出素子43は、Hレベルの回転検出信
号cをPLL44に出力する。このPLL44は、OD
D/EVEN識別信号bと回転検出信号cを受けると、
これら信号b,cの立ち上がりエッジの位相が一致する
ように、つまりNTSC信号aのフレーム周期とピンホ
ールディスク40の回転周期が同じになるようにモータ
ドライバ42への信号dの電圧を変化させる。上記図4
はNTSC信号aとPLL44の不図示のVSYNC端
子、そしてODD/EVEN識別信号b及び光検出素子
43からの回転検出信号cの位相関係を示しており、こ
の場合、NTSC信号aのフィールド周期とピンホール
ディスク40の回転周期が完全に同期している状態であ
る。
【0052】このような状態になるとODD/EVEN
フィールドの電荷蓄積タイミングとピンホールディスク
40の回転角が常に一致するので、ランダムピンホール
部40bを通して得られた試料8の像はEVENフィー
ルド画像として出力され、透過部40dを通して得られ
た試料8の像はODDフィールド画像として出力され
る。
【0053】図5はピンホールディスク40の回転とC
CDカメラ50の電荷蓄積タイミングを示し、図6はC
CDカメラ50のNTSC信号aの出力と電荷蓄積のタ
イミングを示している。このうち図6から分かるように
ODDフィールドのNTSC信号aを出力している間、
次のEVENフィールドの電荷を蓄積し、EVENフィ
ールドのNTSC信号aを出力している間、次のODD
フィールドの電荷を蓄積する。つまり、CCDカメラ5
0は、ピンホールディスク40の透過部40dを通過し
た試料8の像を出力している間、ランダムピンホール部
40bを通して得られた試料8の像を撮像している。
【0054】そして、PLL44から出力された信号d
を受けたモータドライバ42は、図7の位相関係に示す
ようにモータ41のホール信号Ha,Hb,Hcの位相
関係を基に不図示の励磁コイルに適切な位相(U,V,
W)で、かつ信号dの指示電圧に従った回転数でモータ
41を駆動する。
【0055】以上の一連の動作によって、CCDカメラ
50は、NTSC信号aをコンピュータ51にも出力す
る。
【0056】ここで、上記の如くODDフィールドには
ピンホールディスク40の透過部40dを通して得られ
た試料8の画像が、又EVENフィールドにはランダム
ピンホール部40bを通して得られた試料8の像が撮像
されている。これにより、NTSC信号aの1フレーム
分の画像は、図8に示すように奇数ラインと偶数ライン
で交互に透過部40dとランダムピンホール部40bと
の画像で構成されることになる。なお、本実施の形態で
は、画面サイズが例えば640*480ドットとなって
いる。
【0057】このNTSC信号aがコンピュータ51に
不図示のフレームグラバーを通して不図示の画像メモリ
に取り込まれる。コンピュータ51はこの画像メモリに
取り込まれた1フレームの画像データに対してそれぞれ
対応する画素同士で{(偶数フィールド)−(奇数フィ
ールド)}の差分演算を実行して別の不図示の画像メモ
リに書き込む。その様子を図9に示す。同図(a)は画
像メモリ内の1フレーム画像データを画素レベルまで拡
大したものである。ここでコンピュータ51は、{(偶
数フィールド)−(奇数フィールド)}の差分演算をす
るために、画素(ライン2,ドット1)−画素(ライン
1,ドット1)の差分演算を行い、さらにレベル補正を
行って同図(b)に示すように別の画像メモリの画素
(ライン1,ドット1)に書き込む。次に、図9(a)
に示す画素(ライン2,ドット2)−画素(ライン1,
ドット2)の差分演算を行い、更にレベル補正を行って
同図(b)に示すメモリの画素(ライン1,ドット2)
に書き込む。
【0058】コンピュータ51は、この動作を繰り返し
て画素(ライン4,ドット1)−画素(ライン3,ドッ
ト1)の差分演算を行い、さらにレベル補正をして図9
(b)に示す画素(ライン3,ドット1)に書き込む。
このようにして図9(b)に示すような1ラインおきの
共焦点画像の信号mが完成する。
【0059】こうして作成された共焦点画像の信号m
は、モニタ53に送られ、このモニタ53上に共焦点画
像が表示される。さらに、コンピュータ51の不図示の
キーボードを操作することによってモニタ53には、共
焦点画像ではなく透過部40dを通して得られた明視野
画像を表示することも出来る。この場合、図10(a)
に示す画像メモリから奇数ラインのデータのみを取り出
して、同図(b)に示すように別のメモリに1ラインお
きに書き込むことで明視野画像を作成してモニタ53に
表示する。図11には差分演算及び共焦点画像表示の様
子をしめす。なお、明視野画像表示の場合も、差分演算
処理がなくなるだけで、基本的な原理は同じである。さ
らに、これらの原理を応用して、図12に示すようにモ
ニタ53に明視野画像と共焦点画像の両方を同時に表示
することも出来る。
【0060】さらに、モニタ53に表示される共焦点画
像または明視野画像、もしくは両者の同時表示画像は、
通常は1ラインおきのフィールド画像表示になっている
が、コンピュータ51の不図示のキーボードの操作によ
ってライン間の補完処理を行うことが出来る。その結果
ライン飛びの無いフレーム画像を得ることが出来、更に
良好な解像度の高い画像を得ることが出来る。
【0061】このように上記一実施の形態においては、
ピンホールディスク40の回転とCCDカメラ50の撮
像タイミングとを同期させて、CCDカメラ50から出
力されるNTSC信号aの偶数フィールドにピンホール
ディスク40のランダムピンホール部40bを透過した
試料像に応じた電荷を蓄積し、奇数フィールドに透過部
40dを透過した試料像に応じた電荷を蓄積し、コンピ
ュータ51においてフレーム画像の偶数フィールドに蓄
積されたランダムピンホール部40bを透過した試料像
と奇数フィールドに蓄積された透過部40dを透過した
試料像との差分演算を行って試料8の共焦点画像や明視
野画像を得るようにしたので、複雑な光学系や複数のC
CDカメラ、複数のフレームグラバーを必要とすること
無く、簡単な光学系、一台のCCDカメラ50、一枚の
フレームグラバーという安価な構成で明るく良好な共焦
点画像を得ることが出来る。また、1フレーム画像取り
込み後の差分演算処理を次のフレーム画像取り込みの前
に終わらせる事が出来れば、フルフレームの共焦点画像
を表示することが出来る。
【0062】又、上記一実施の形態では、通常のCCD
カメラ50の映像信号を用いてピンホールディスク40
の回転とCCDカメラ50の電荷蓄積タイミングとをP
LL44を用いて同期させる手段について述べたが、正
確なフレーム周期で回転するモータを用いれば、光検出
素子43によって発生する回転パルスをトリガ機能付き
のCCDカメラに入力して撮像することでPLL44な
どの回路を省略することが出来、更に安価なシステムを
提供することが出来る。
【0063】また、回転ディスクを一貫してランダムピ
ンホール部40bを有するものとしたが、ランダムピン
ホールの代わりにライン状のパターンを有した回転ディ
スクでも良い。
【0064】又、本発明は、上述した実施の形態で用い
た非共焦点成分を含む共焦点画素データと非共焦点画像
データのみを取得するためにピンホール部と透過部とを
有するディスクを用いているが、これに限るものでな
く、例えばピンホール部と透過部とを有する円筒状の部
材や、ピンホール部と透過部とを交互に表示可能な液晶
部材をもちいてもよい。なお、液晶部材を用いる場合、
液晶に表示されるパターンの切り換えとCCDカメラの
撮像タイミングとを同期させればよいので、上述した実
施の形態で必要であったディスクの回転を検出するため
の光検出素子が不要となる。
【0065】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、1
台の撮像手段のみで複雑な光学系を必要としない安価な
構成にできる共焦点顕微鏡を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる共焦点顕微鏡の一実施の形態を
示す構成図。
【図2】同顕微鏡に用いるピンホールディスクの構成
図。
【図3】同顕微鏡におけるPLLの制御動作を示す波形
図。
【図4】NTSC信号,VSYNC信号,ODD/EV
EN信号及び回転検出信号の関係を示す図。
【図5】ピンホールディスクの回転とCCDカメラの電
荷蓄積タイミングを示す図。
【図6】NTSC信号の偶数及び奇数フィールドに蓄積
される試料像を示す図。
【図7】モータのホール信号の位相関係を示す図。
【図8】NTSC信号の1フレーム分の画像の構成を示
す図。
【図9】共焦点画像の信号を得るときの1フレーム分の
画像の偶数フィールドと奇数フィールドとの差分演算を
示す模式図。
【図10】明視野画像を得るときの作用を示す模式図。
【図11】偶数フィールドと奇数フィールドとの差分演
算及び共焦点画像の表示を示す模式図。
【図12】共焦点画像と明視野画像とのモニタへの表示
例を示す図。
【図13】従来の共焦点顕微鏡の構成図。
【図14】同顕微鏡に用いる回転ディスクの構成図。
【図15】同顕微鏡に用いる光分岐手段の構成図。
【図16】従来の他の共焦点顕微鏡の構成図。
【図17】同顕微鏡に用いるピンホールディスクの構成
図。
【符号の説明】
8:試料、 40:ピンホールディスク、 40a:トリガリング、 40b:ランダムピンホール部、 40c:遮光部、 40d:透過部、 41:モータ、 42:モータドライバ、 43:光検出素子、 44:PLL、 45:光源、 46:コレクタレンズ、 47:ハーフミラー、 48:対物レンズ、 49:結像レンズ、 50:CCDカメラ、 51:コンピュータ、 52:ビデオシンクセパレータ、 53:モニタ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料に対して照明光を発する光源と、 この光源と前記試料との間に設けられた第1と第2の透
    過部と、 これら第1と第2の透過部を切換える切換え手段と、 奇数フィールドと偶数フィールドとを有し、前記試料か
    らの画像データを取得する撮像手段と、 この撮像手段の撮像タイミングと前記切換え手段の切換
    タイミングとを同期させる同期手段と、 前記撮像手段で得た画像データを基に前記試料の共焦点
    画像データを取得する画像処理手段と、 この画像処理手段で取得した前記共焦点画像データを基
    に共焦点画像を出力する出力手段とを具備し、 前記撮像手段の各フィールドで、前記第1の透過部を透
    過した非共焦点成分を含む共焦点画像データと前記第2
    の透過部を透過した非共焦点成分のみの非共焦点画像デ
    ータとを各々対応させて取得し、前記画像処理手段によ
    ってフィールド間で各画像データの演算処理を行い前記
    試料の共焦点画像データを取得することを特徴とする共
    焦点顕微鏡。
  2. 【請求項2】 前記切換え手段は、 前記第1と第2の透過部を有する回転体と、 この回転体を回転させて前記第1と第2の透過部を切換
    える駆動部と、 この駆動部による前記回転体の回転を検知する回転検知
    手段とから構成され、 前記回転体を回転させることで前記第1と第2の透過部
    を切換えるとともに、前記同期手段で前記撮像手段の撮
    像タイミングと前記回転検知手段で検知した前記回転体
    の切換えタイミングとを同期させるようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の共焦点顕微鏡。
  3. 【請求項3】 前記画像処理手段は、前記撮像手段で取
    得した非共焦点画像データを前記出力手段に出力し、前
    記出力手段に非共焦点画像も出力させるようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の共焦点顕微鏡。
JP11063800A 1999-03-10 1999-03-10 共焦点顕微鏡 Withdrawn JP2000258690A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11063800A JP2000258690A (ja) 1999-03-10 1999-03-10 共焦点顕微鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11063800A JP2000258690A (ja) 1999-03-10 1999-03-10 共焦点顕微鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000258690A true JP2000258690A (ja) 2000-09-22

Family

ID=13239821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11063800A Withdrawn JP2000258690A (ja) 1999-03-10 1999-03-10 共焦点顕微鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000258690A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005148584A (ja) * 2003-11-19 2005-06-09 Olympus Corp 共焦点レーザ顕微鏡
JP2006145634A (ja) * 2004-11-16 2006-06-08 Hamamatsu Photonics Kk 共焦点像計測システム、共焦点顕微鏡、及び共焦点像計測方法
US8159531B2 (en) 2004-04-28 2012-04-17 Perkinelmer Singapore Pte Ltd. Controlling operations in an image formation process in confocal microscope

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005148584A (ja) * 2003-11-19 2005-06-09 Olympus Corp 共焦点レーザ顕微鏡
JP4576112B2 (ja) * 2003-11-19 2010-11-04 オリンパス株式会社 共焦点レーザ顕微鏡
US8159531B2 (en) 2004-04-28 2012-04-17 Perkinelmer Singapore Pte Ltd. Controlling operations in an image formation process in confocal microscope
KR101185127B1 (ko) * 2004-04-28 2012-09-26 퍼킨엘머 싱가포르 피티이 리미티드 영상 포착의 개선
JP2006145634A (ja) * 2004-11-16 2006-06-08 Hamamatsu Photonics Kk 共焦点像計測システム、共焦点顕微鏡、及び共焦点像計測方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6778323B2 (en) Confocal microscope
CN101015442B (zh) 成像系统
US6320185B1 (en) Image detection apparatus
JP2003093341A (ja) 電子内視鏡装置
JPH11174334A (ja) 共焦点顕微鏡装置
JP2971554B2 (ja) レーザー走査方式眼底カメラ
JP3370871B2 (ja) 電子内視鏡装置
JP2000275527A (ja) 像検出装置
JPH0546928B2 (ja)
US6341035B1 (en) Confocal microscope
JP2000258690A (ja) 共焦点顕微鏡
JP2003043363A (ja) 共焦点顕微鏡
JP2000275534A (ja) 共焦点顕微鏡
JP2002098900A (ja) 共焦点顕微鏡
JP3612538B2 (ja) 共焦点顕微鏡装置
JP2002098910A (ja) 共焦点顕微鏡
JPH1195113A (ja) 共焦点顕微鏡及びこれに適用される回転ディスク
JP3403596B2 (ja) 内視鏡用ロータリーシャッタ付き光源装置
JP2672942B2 (ja) 撮像装置
JP2006352757A (ja) 撮像装置
JP2001083432A (ja) 共焦点顕微鏡
JP2539375B2 (ja) 撮像装置
JP4917258B2 (ja) 共焦点像計測システム、共焦点顕微鏡、及び共焦点像計測方法
JPS62161338A (ja) 電子内視鏡装置に用いられる照明光供給装置
JP2001169300A (ja) 色ずれ検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060606