JPS62161338A - 電子内視鏡装置に用いられる照明光供給装置 - Google Patents

電子内視鏡装置に用いられる照明光供給装置

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JPS62161338A
JPS62161338A JP61001444A JP144486A JPS62161338A JP S62161338 A JPS62161338 A JP S62161338A JP 61001444 A JP61001444 A JP 61001444A JP 144486 A JP144486 A JP 144486A JP S62161338 A JPS62161338 A JP S62161338A
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千▲かま▼ 俊夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、内視鏡とモニターテレビとを接続した電子
内視鏡装置に用いられる照明光供給装置に関する。
(従来の技術) 公知の電子内視鏡装置について詳述すると、内視鏡の挿
入部を被検者の体腔内に挿入し、この挿入部の先端に設
けられた照明窓から照明光を照射し、この照明光が体腔
内壁に反射して戻ってきた光を、挿入部の先端に設けら
れた観察窓から入光し、この反射光を観察窓の内側に配
置したCCD等の固体撮像素子の受光部で受けて充電変
換し、これ−二よって得られた各画素の画像信号として
の電荷を一度に固体撮像素子の記憶部に転送する(転送
時開は非常に短くて0 、1 m5ec程度である)。
固体撮像素子の記憶部に記憶された各画素の画像信号を
順次映像回路に送出する。映像回路ではこの画像信号を
テレビ映像信号に変換して、モニターテレビに送り、こ
のモニターテレビで体腔内の映像を表示する。
上記モニターテレビに対しては、一般のテレビ信号送受
方式と同様に飛び越し走査を行なっている。すなわち、
奇数回目および偶数回目の2回のフィールド走査で、1
フレーム走査を行なっている。まず、奇数回目のフィー
ルド走査で粗く水平走査し、偶数回目のフィールド走査
で上記水平走査線の間を水平走査する。上記飛び越し走
査では、各フィールド走査に洪されるベト画像信号が固
体撮像素子から映像回路は送出され、映像回路では、上
記画像信号に基づいて奇偶のフィールド走査のだめのテ
レビ映像信号を順に出力する。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、従来の電子内視鏡装置では、照明光量か一定で
あるため、内視鏡の使用態様に応して映像の明かるさが
大きく異なる欠点があった。詳述すると、体腔の内壁が
明色調であったり内壁を接近して観察する場合には反射
効率が高いため、固体撮像素子では多量の電荷を蓄える
ことになり、モニターテレビの映像は明かる過ぎてしま
う。他方、内壁が暗色調であった1)、内壁を遠方観察
する場合には、反射効率が低く、固体撮像素子では少量
の電荷しか蓄えないから、モニターテレビの映像は暗過
ぎてしまう。
また、従来の電子内視鏡装置では、精密な診断をする必
要がある場合、フレームメモリーで1フレーム走査分の
テレビ映像信号を記憶し、このテレビ映像信号に基づい
てモニターテレビで静止映像を映し出して観察したり、
光学ディスクに記録したり、カメラで撮影しているが、
上記静止映像が鮮明にならず、精密な診断が困難となる
場合がある。その理由として次のことが挙げられる。
照明光は、照明窓から体腔内に連続的に照射されている
。固体撮像素子の受光部の各画素では、1回のフィール
ド走査時間(1/60秒)にわたって反射光を連続的に
受光し、受光量の積分値に対応する電荷が蓄えられる。
したがって、観察対象の動きが速い場合には1フイール
ド走査時間における観察対象の動き量が画像のブレとな
って記憶されてしまい、1フイールに走査の映像自体の
鮮明度が充分でない。この原理は、カメラのシャッター
の開ぎ時間と撮影像の鮮明度との関係に鉄でいる。すな
わち、カメラではシャッターが開いている時間にフィル
ムに画像情報が連続して蓄積されるtこめ、上記間と時
間が長いと動きの速い撮影対象の像が不鮮明になる。
しかも、モニターテレビに映し出される静止映像は、2
回のフィールド走査の映像が重ね合わされて構T#、さ
れるため、結局、1フレーム走査時間(1/30秒)に
おける観察対象の勤外景がブレとなって現われてしまう
(問題点を解決するための手段) この発明は上記問題点を解決するためになされたもので
、その要旨は、内視鏡の観察窓から入った画像を固体撮
像素子で受け、この固体撮像素子からの画像信号を、映
像回路でテレビ映像信号に変換し、このテレビ映像信号
に基づいてモニターテレビで映像を表示するようにした
電子内視鏡装置に用いられる照明光供給装置において、
(イ)内視鏡の照明光伝達光学系の端部と光源との間に
配置され、照明光の光束の面積を無段階で調節する絞り
部材と、(ロ)上記映像の明度を検出する明度検出手段
と、(ハ)上記明度検出手段で得られる検出明度信号に
基づいて上記絞り部材を駆動する絞り駆動機溝と、(ニ
)上記絞り部材および絞り駆動数構からなる絞り系の可
動部分の位置を・検出して、光束面積が上記絞り部材で
調布すべぎ範囲の境界値にあることを検出する絞すセン
サと、(ホ)上記照明光伝達光学系の端部と光源との間
に配置され、少なくとも一つの窓を有するチョッパと、
(へ)チョツバの窓が照明光の光束を横切るようにチク
ツバを回転させるモータと、(ト)上記絞すセンサから
の境界値検出信号に基づいてチョッパを照明光の光束と
交叉する方向に移動させる移動機構とを備えブユことを
特徴とする電子内視鏡装置に用いられる照明光供給装置
にある。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を@1図〜第4図を参照して説
明する。第1図中10は内視鏡であり、この内視鏡10
は、接眼部を持たない操作本体11と、この繰作本体1
1の前端から延出された挿入部12とを有している。挿
入部12は長尺で柔軟性を有し、その先端側には湾曲部
12aを有し、さらにその先端側には硬性の先端構成部
12bを有している。先端構成部12bの端面には、m
察窓14および照明窓15が設けられている。先端構成
部12b内にはCODからなる固体撮像素子16が配置
されており、この固体撮像素子16の受光部16aと観
察窓14は、凸レンズ17を介して光学的に接続されて
いる。固体撮像素子16には信号FAI3が接続されて
いる。上記照明窓15は光学繊維束18(照明光伝達光
学系)の一方の端部18aと光学的に接続されている。
繰作本体11の下面にはケーブル19の一端部か連結さ
れており、このケーブル19の他端部は処理ボ/クス(
図示しない)に連結されている。光学繊維束18および
信号線13は、挿入部12、繰作本体11、ケーブル1
つを通って処理ボックス内に至る。
処理ボックスには、照明光供給装置20が内蔵されてい
る。照明光供給装置20は、光源となる電球21を有し
ている。電球21は凹面鏡からなる笠22の中央に取り
付けられており、電球21からの照明光はこの笠22に
反射されて集光し上記光学繊維束18の他方の端部18
11に供給される。
また、照明光供給装置20は、上記電球21と光学#f
1.維束18の端部18bとの間に配置された一対の絞
り部材23と、円盤状のチョッパ30とを有している。
一対の絞り部材23は、中途部を軸23aに上り回動可
能に支持されており、一端に上記照明光の光束Xを遮る
幅広の遮蔽部23bが形成されており、他端にはピン2
3cが取り付けられている。
このピン23cには、スプリング24が掛けられていて
、ピン23cを互いに近付ける方向に引っ張っている。
一対の絞り部材23の遮蔽部23bは、互いに接近した
り離れたりして、光束Xの面積を変え、照明光の単位時
間当たりの通過光量を変えるようになっている。
上記絞り部材23を駆動するための絞り駆動機構25は
、モータ26(以下、絞り用モータと称する)と、絞り
用モータ26の出力軸26aの中途部に固定された検出
板27(可動部分)と、出力軸26aの端部に固定され
たカム28とを有している。カム28は、一対のカム面
28aを有してお1)、第2図に示す上うに、上記一対
の絞り部材23に設けたピン23cにそれぞれ接するよ
うになっている。
検出板27は、円盤状をなし、その周辺部には所定の角
度範囲において他の部位より径の大きな遮蔽部27aが
形成されている。上記検出板27の近傍には、反射型の
光電スイッチからなる絞すセンサ29a、29bが配置
されている。これら絞すセンサ29a、29bは、検出
板27の遮蔽部27aのそれぞれ異なる側縁27a’ 
、27a″の位置を検出するものである。
絞すセンサ29a、29bのセット位置は、カム28の
回動角度範囲、換言すれば絞り部材23の絞りによる照
明光の通過光量の調節範囲における境界値としての下限
値La、および上限値Lbを決定するものである。
上記チョッパ30の中央部は、回転用モータ38の出力
軸38aに、固定されている。第2図に示すようにチョ
ッパ′30には、互いに連なる第1窓31aお上り第2
窓32aが形成されている。詳述すると、チョッパ30
の周辺部を比較的広い角度e2例えば180°で切り欠
くことにより第2窓32aが形成されており、この第・
2窓32aと同径をなす池の周辺部が第2遮蔽部32b
となっている。また、第2窓32aより中心側には、こ
の第2窓32aと連なる@1窓31aが形成されている
この第1窓31aの角度e1は第2窓32aより狭く例
えば90”である。第1窓31aと同径をなす池の部位
が第1遮蔽部31bとなる。
チョッパ30の各遮蔽部31b、32bの特定箇所には
、マグネット33.34が取付られている。
また、チョッパ30の近傍には、近接スイッチからなる
位置センサ35が配置されており、チョッパ30上のマ
グネット33またはマグネット34の位置を検出するよ
うになっている。
回転用モータ38およびチョッパ30は、移動機構40
によって、照明光の光束Xの光軸と直交する方向(第1
図中A−B方向)に移動されるようになっている。移動
機構40は、ステッピングモータ41(以下、移動用モ
ータと称する)と、移動用モータ41の出力軸41aに
固定されたピニオン42と、ピニオン42と噛み合うラ
ック43と、ランク43をその長手方向に案内するがイ
ド(図示しない)とを備えている。ラック43の一端が
上記回転用モータ38に連結されている。
処理ボックス内には、第3図に示すように、映像回路5
0やその池の電気回路が内蔵されている。
映像回路50は上記信号線13を介して固体撮像素子1
6に接続されている。この映像回路50には、処理回路
51を介してフレームメモリー52か接続されるととも
にモニターテレビ53が接続されている。これら映像回
路50.処理回路51゜フレームメモリー52.モニタ
ーテレビ53は公知であるので、詳細な説明を省略する
映像回路50には、同期回路54を介して回転用モータ
制御回路55が接続されている。この回転用モータ制御
回路55により、回転用モータ38が駆動制御されるよ
うになっている。同期回路54には、位置センサ35が
接続されている。また、回転用モータ制御回路55には
、モータ38の出力軸38aに設けられたタフジェネレ
ータ39(第3図にのみ示す)が接続されている。
さらに、映像回路50には、積分回路56(明文検出手
段)が接続されており、この積分回路56には、絞り用
モータ制御回路57が接続されている。この絞り用モー
タ制御回路57により、絞り用モータ26の駆動制御が
なされる。
前述した絞りセンサ29a、29bは、移動用モータ制
御回路58に接続されている。移動用モータ制御回路5
8は、移動用モータ41を駆動制御上記構成をなす電子
内視鏡装置の作用を説明する。術者は内視鏡10の操作
本体11を手で持ち、挿入部12を被検者の体腔内に挿
入する。例えば口から食道や胃へ挿入する。電球21の
光は光学繊維束18を通って、照明窓15から体腔内に
照射される。体腔の内壁からの反射光は、観察窓14、
凸レンズ17を通って固体撮像素子16に達する。この
結果、体腔内壁の像が固体撮像素子16の受光部16a
に結像される。
固体撮像素子16の受光部16aでは、上記投影像を充
電変換し画像信号を電荷として貯える。
そして、固体撮像素子16では、映像回路50からの転
送タイミング信号により1フイールド走査分の電荷が受
光部16aから記憶部16bへ短時間で転送される。映
像回路50では、固体撮像素子16の記憶部16aから
の画像信号Sgを受け、これをNTSCテレビ映像信号
Stに変換し、モニターテレビ53に送る。この結果、
モニターテレビ53では飛び越し走査方式で体腔内壁の
映像が映し出される。術者はモニターテレビ53を見な
がら内視鏡10を繰作し、体腔内を観察する。
ところで、前述したように体腔内壁が明色調であったり
近接観察する場合には、反射効率が高く、すなわち、照
明窓15から照射される照明光のうち内壁で反射して観
察窓14から入光する光量の割合が高いため、照明光の
供給が一定であればモニタ、−テレビ43の映像が明か
るくなり過ぎてしまう。また、体腔内壁が暗色調であっ
たり遠方観察する場合には、反射効率が低く、照明窓1
5から照射される照明光のうち内壁で反射して観察窓1
4から入光する光量の割合が低いため、照明光が一定で
あればモニターテレビ43の映像が暗くなり過ぎてしま
う。しかし、本発明装置では、照明光の供給を調節する
ため、このような映像の明度の著しい変動は生じず、適
正なレベルを維持できる。
詳述すると、映像の明度は固体撮像素子16の受光部1
6aに1フイールド走査時間毎に蓄えられる電荷の量と
比例関係にあり、この蓄えられる電荷の量は、単位時間
当たりの照明光量に反射効率を乗じた値(すなわち固体
撮像素子16で受ける単位時間当たりの反射光量)を照
明光供給時間で積分して得られる。したがって、反射効
率が高い場合には、単位時間当たりの照明光量または照
明光供給時間を減らし、反射効率が低い場合には、単位
時間当たりの照明光量または照明光供給時間を増やすこ
とによって、映像の明度を適正レベルに維持することが
可能である。本発明装置では、絞り部材23で単位時間
当たりの照明光の通過光量を所定範囲にわたって無段階
に微調整し、チョッパ30の移動で照明光の供給時間を
段階的に粗調整する。絞1)部材23による絞り駆動は
、映像の明度に応じて行なわれ、チョッパ30の移動は
絞り部材23の絞り度合に応じて行なわれ、両者は連携
して調節を行なう。
まず、映像の明度に基づく絞り部材23による微調部に
ついて説明する。映像回路50の映像信号が積分回路5
6で積分されて、映像の明度が検出される。この積分回
路56からの検出明度信号Smは、絞り用モータ制御回
路57に送られる。
絞り用モータ制御回路57では、この明度信号S「nが
設定レベルになるように、絞り用モータ26を駆動制御
する。絞り用モータ26の駆動によりカム28が回ると
、絞り部材23の遮蔽部23bの開ぎが変わって光束X
の面積が変わり、照明光の単位時間当たりの通過光量が
、無段階で微調整される。反射効率が高くなると、カム
28が第1図中時計回り方向に回動し、ピン23cが互
いに遠ざかり遮蔽部23bが互いに近付いて照明光の通
過光量が少なくなる。反射効率が低くなると、カム28
が反時計回り方向に回動し、遮蔽部23bが互いに離れ
て通過光量が増大する。この結果、映像のレベルを一定
にすることができる。
次に、チョッパ30による粗調整について説明する。チ
ョッパ30は、回転用モータ38の駆動により1回のフ
レーム走査時間毎に1回転する。
また、チョッパ30は移動機構40により光束Xに対す
る位置関係を変えられる。すなわち、移動用モータ41
を正逆回転させることにより、ビニオン42とラック4
3を介して、回転用モータ38およびチョッパ30が一
定量ずつ段階的に第1図中A−B方向に移動される。
上記移動によって、照明光の供給時間が3段階で制御さ
れる。まず、第1段階の照明光供給について説明する。
回転用モータ38およびチョッパ30が第1図において
最もへ方向寄りの位置にある状態では、チョッパ30の
第1窓31aと第1遮蔽部31bの回転軌跡上に光束X
が位置し、第1遮蔽部31bが光束Xを遮ぎっている時
には、照明窓15から照明光が体腔内に供給されず、第
1窓31aが光束Xの位置にある時にのみ照明光の供給
がなされる。この結果、第4図に示すように、照明光パ
ルスが間欠的に供給されることになる。第1窓31aは
角度elが90”と狭いので、照明光パルスの供給時間
は短くなる。
次に、第2段階の照明光供給について説明する。
回転用モータ38およびチョッパ30が中間位置にある
状態では、ちょうど第20に示すようにチョッパ30の
第2窓32aと第2遮蔽部32bの回転軌跡上に光束X
が位置し、第2遮蔽部32bが光束Xを遮ぎっている時
には、照明窓15から照明光が本腔内に供給されず、第
2窓32aが光束Xの位置にある時にのみ照明光の供給
がなされる。
この結果、第2図に示すように、照明光パルスが間欠的
に供給されることになる。第2窓32aは角度θ2が1
80°と広いので、照明光パルスの供給時間は比較的長
くちょうど第1段階の2倍である。
次に第3段階の照明光供給について説明する。
回転用モータ38およびチョッパ30が第1図中量もB
方向寄りに位置する状態では、チョッパ30の回転軌跡
から光束Xが外れており、この結果、第4図に示すよう
に、照明光はパルスとならず、連続して供給される。こ
の段階では、角度e、=360°の窓が光束Xを通過す
るものと考えることかでと、したがって、第2段階の2
倍の照明光供給時間となる。
次に、絞り部材23の絞りによる微調整と、チョッパ3
0の移動による粗調整との関係について説明する。前述
したように、絞り部材を通過する光量を少なくするよう
にカム28が時計回りに回動して、通過光量が下限値L
aに達した時、カム28と連動する検出板27の遮蔽部
27aの一側縁27a′が絞すセンサ29aによって検
出される。
この下限値検出信号S目よ、移動用モータ制御回路58
に送られ、これによって、移動用モータ41が一定量正
回転し、回転用モータ26及びチョッパ30を第1図の
矢印A方向に移動させ、照明光の供給時間が半減するよ
うに粗調整する。
また、通過光量を多くするようにカム28が時計回りに
回動して、通過光量の上限値Lbに達した時、検出板2
7の遮蔽部27aの観測縁27a”が絞すセンサ29b
によって検出される。この上限値検出信号Sjは、移動
用モータ制御回路58に送られ、これによって、移動用
モータ41が一定量逆回転し、回転用モータ26及びチ
ョッパ30を第1図の矢印B方向に移動させ、照明光の
供給時間が倍になるように粗調整する。
次に、上記調節をより具体的に説明する。例えば、チョ
ッパ30が第2段階の照明光供給を実行している状態す
なわち、第2窓32aと第2遮蔽部32[)とが光束X
を通過する状態にあるとき、内視鏡10の観察窓14が
内壁に接近すると、反射効率が増大し、これに対応して
絞り部材23が閉じ方向に作動する。そして、通過光量
が下限値Laになった時に、チョッパ30がA方向に移
動して、第1段階の照明光供給に移行し、第1窓31a
と第1遮蔽部31bが光束Xを通過する状態となる。こ
の移動直後に、照明光供給時間が窓31a、32aの角
度比e1/θ2に応じて半減するので、固体撮像素子1
6で蓄えられる電荷が半減し、明度信号Smの明度レベ
ルも一時的に半減する。この時、絞り用モータ制御回路
57がこの明度信号S mに応じて絞り用モータ38を
制御することにより、絞り部材23を開いて、通過光量
を増大させ、映像明度を適正レベルに復帰させる。した
がって、通過光量は、上記角度比θ、/θ2の逆数に対
応して増大し、チョッパ30の移動直前に比べて2倍と
なる。
また、チョッパ30が上記と同様に第2段階の照明光供
給を実行している状態で内視鏡10の観察窓14が内壁
から離れると、反射効率が低くなり、これに対応して絞
り部材23が開き方向に作動する。そして、通過光量が
上限値Lbとなった時に、チョッパ30がB方向に移動
して、第3段階の照明光供給に移行する。この移動直後
に、照明光供給時間が角度比θ、/e2に応じて2倍に
なり、明度信号S mの明度レベルも一時的に2倍にな
る。この時、絞り部材23を閉じて通過光量を減少させ
、映像明度を適正レベルに復帰させる。
したがって、通過光量は上記角度比θ3/θ2の逆数に
対応して減少し、チョッパ30の移動直前に比べて半分
となる。
以上の動作において、通過光量比Lb/Laを角度比e
2/eいθ、/θ2より天外<シて、いわゆるヒ又テリ
シス特性を持たせる必要かある。なぜなら、Lb/La
が上記角度比と等しいか小さいと、絞り部材23による
絞りが、チョッパ30の移動による明度レベルの変化に
対応できず、ハンティングを生じる。すなわち、チョッ
パ30が八方向に移動した時、絞り部材23での通過光
量は下限値Laから上限値Lbに達してしまう。そこで
、再びチョッパ30がB方向に移動し、これを際限なく
繰り返してしまう。なお、Lb/Laを上記角度比に対
して過度に大きくすると、チョッパ30の作用効果が薄
れる。また、両者の値を近付けると、わずかな反射効率
の変化たとえば、心臓の拍動あるいは呼吸等の影響で頻
繁にチョッパ30が往復移動してしまう。したがって、
Lb/Laを上記角度比より大きい範囲で適宜選択する
。なお、Lb/Laとの関係を維持するため、各段階の
角度比は常に一定であるのが好ましい。この実施例では
角度比は1対2であるが、これは任意に選択でこる。
上記のようにして、使用態様によって異なる反射効率に
応じて、照明光パルスの供給時間および単位時間当たり
の光量を調節でト、映像の明かるさを適度なレベルに維
持することができる。
また、絞り部材23は無段階で調節されるので、反射効
率の微少の変動に対処できる。
さらlこ、絞I)部材23による通過光量の調節は、光
束Xの周辺を中央部より多く遮蔽することによって行な
うので、モニターテレビ53での映像において、周辺部
が暗くなる。このため、絞1)範囲に制約かあるが、上
記のようにチョッパ30によって、照明光の供給時間を
大きく変化させることによって、反射効率の大きな変動
に対処できる。
なお、第1段階での照明光供給において、反射効率がさ
らに上昇した場合、絞り部材による通過光量は下限値L
aよりもさらに少なくなる。同様に、第3段階において
反射効率がさらに低下した場合、通過光量は上限値Lb
ら多くなり、絞l)部材23が全開になることもある。
ところで、精密検査を必要とする時は、上記テレビ映像
信号Stの1フレーム走査分を処理回路51の指令でフ
レームメモリー52に記憶し、処理回路51で繰り返し
読み出してモニターテレビ53に送ることにより、モニ
ターテレビ53に静止映像を映し出す。この静止映像は
、照明光供給が第1段階または第2段階にあるときには
、照明光かパルスとなるので従来に比べてブレが少ない
以下、その理由と、照明光パルスの供給タイミングにつ
いて説明する。
上記@1段階および第2段階における照明光パルスの供
給のタイミングは次のようにして制@される。すなわち
、同期回路54では、映像回路50からのテレビ映像信
号Sしの内、1フレーム走査時間当たり1回生しるフレ
ーム同期信号、例えば奇数回目のフィールド走査が開始
される前に発生する垂直同期信号を検出する。一方、位
置センサ35では、回転しているチョッパ30のマグネ
ット33まtこは34を検出し、検出位置信号Spoを
同期回路54に送出する。なお、第1段階の照明光(J
l:給の際には、外側のマグネット34の回転軌跡上に
位置センサ35が配置されて、このマグネット34の位
置を検出でき、第2段階の照明光供給の際には、内側の
マグネット33の回転軌跡上に位置センサ35が配置さ
れて、このマグネット33の位置を検出できる。同期回
路54では、上記フレーム同期信号と、位置センサ35
がらの検出位置信号Spoとを比較してその位相差を検
出し、これを設定位相差と比較して、位相差偏差信号S
reを回転用モータ制御回路55に送出する。回転用モ
ータ制御回路55では、タコジェネレータ39からの検
出速度信号Svと、上記位相差偏差信号Sreに基づい
て、回転用モータ38を制御し、チョッパ30の回転速
度を制御する。
この結果、第4図に示すように、チョッパ30の窓部3
1a、32aの中央部が光束Xの中央部を通過する時点
を、奇数フィールド走査に供すべき画像信号の転送時点
と一致させる。換言すれば、この転送時点を境にして照
明光パルスの供給時間を半分に分ける。
上記のようなタイミングで照明光パルスを供給した場合
、固体撮像素子16の受光部16aでは、各フィールド
走査期間において照明光パルスが供給されない時は暗視
野となるため電荷(すなわち画像信号)を貯えることな
く、照明光パルスの供給時間の半分の期間だけの受光量
に対応する電荷を貯えることになる。また、奇数フィー
ルド走査に供されるべき画像信号の蓄積期間と、その後
の偶数フィールド走査に供されるべき画像信号の蓄積期
間とが隣接している。この結果、モニターテレビ53に
映し出された1フレーム走査分の静止映像は、照明光パ
ルス供給時間の各半分の時間で蓄積された奇偶フィール
ド走査分の映像の重ね合わせによって構成される。
したがって、前述した第1段階および第2段階の照明光
供給において、静止映像は、照明光パルスの供給時間に
蓄積された画像情報に基づくものであり、従来のような
1フレーム走査期間に蓄積された画像情報に基づく映像
に比べて、ブレが少なく、鮮明にすることができる。
本発明は上記実施例に制約されず種々の態様が可能であ
る。光量絞り範囲の境界値を検出する絞すセンサは、絞
り駆動機構の池の可動部分たとえばカムの特定位置を検
出するようにしてもよいし、絞り部材の特定位置を検出
してもよい。また、絞り用モータの出力軸やカム軸に絞
りセンサとしてポテンショメータを設けて境界値信号を
得てもよい。さらに、絞り部材は任意の形状を採用する
ことができる。
また、窓の中央部に狭い遮蔽部を設けてもよい。
この遮蔽部により、照明光供給パルスが短い時間間隔を
おいて2分割される。したがって、この照明光供給のな
い短い時間間隔の範囲で、回転用モータの同期にずれが
あっても、各フィールド走査毎に均等に照明光を供給で
きる。
明度検出手段として、サンプリングによる明度検出を行
なうものでもよい。
1つの窓だけ形成したチョッパを2段階で移動するよう
にしてもよい。この場合、第1段階では、窓と遮蔽部が
交互に照明光の光束を横切って照明光パルスが得られる
が、第2段階では、チョッパの回転軌跡から光束が外れ
、照明光は連続的に供給される。
チョッパの位置センサは近接スイッチに限らず、充電ス
イッチ等であってもよい。
チョッパの窓は、同径の部位において等角度間隔をなし
て複数あってもよい。この場合、チョッパが1回転する
際に、窓の数のフレーム走査を行なう。
また、接眼部を備えた従来の内視鏡を用いて、観察−か
ら入射した光を光学繊維束やレンズを介して接[部に送
り、この接眼部にモニターテレビ用のテレビカメラを装
着してもよい。
モニターテレビの静止映像を光学ディスクで記録したり
、フード付きカメラで撮影してもよい。
また、フレームメモリーを用いずに、モニターテレビに
映し出された動映像のうち1フレーム走査分をフード付
外カメラで撮影してもよい。
本発明の電子内視鏡装置は工業用の検査にも適用できる
(発明の効果) 以上説明したように、この発明て゛は、絞り部材により
照明光の光束の面積を変えて単位時間当たりの照明光量
を無段階で微調部し、チョッパを照明光の光束と交叉す
る方向に移動させることにより、照明光の供給時間を段
階的に祖調節することにより、映像の明かるさを適正レ
ベルに確実に維持できる。また、チョッパにより、1フ
レーム走査毎に照明光パルスを供給でき、動きの激しい
撮影対象であっても、1フレーム走査分の映像を鮮明に
することかで外る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示すものであり、
第1図は電子内視鏡装置における内視鏡と照明光供給装
置を示す一部分解斜視図、第2図は絞り部材とチョッパ
と照明光の光束の位置関係を示す正面図、第3図は電子
内視鏡装置の電気回路図、第4図はタイムチャート図で
ある。 10・・・内視鏡、11・・・振作本体、12・・・挿
入部、16・・・固体撮像素子、16a・・・受光部、
161〕・・・記憶部、18・・・光学wL維束(照明
光伝達光学系)、20・・・照明光供給装置、21・・
・電球(光源)、23・・・絞り部材、25・・・絞り
駆動機構、26・・・絞り用モータ、27・・・検出板
(可動部分)、29a、29b・・・センサ、30・・
・チョッパ、31a、32a・・・窓、31b、32b
・・・遮蔽部、38・・・回転用モータ、40・・・移
動機構、50・・・映像回路、53・・・モニターテレ
ビ56・・・積分回路(明度検出手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 内視鏡の観察窓から入った画像を固体撮像素子で受け、
    この固体撮像素子からの画像信号を、映像回路でテレビ
    映像信号に変換し、このテレビ映像信号に基づいてモニ
    ターテレビで映像を表示するようにした電子内視鏡装置
    に用いられる照明光供給装置において、 (イ)内視鏡の照明光伝達光学系の端部と光源との間に
    配置され、照明光の光束の面積を無段階で調節する絞り
    部材と、 (ロ)上記映像の明度を検出する明度検出手段と、(ハ
    )上記明度検出手段で得られる検出明度信号に基づいて
    上記絞り部材を駆動する絞り駆動機構と、(ニ)上記絞
    り部材および絞り駆動機構からなる絞り系の可動部分の
    位置を検出して、光束面積が上記絞り部材で調節すべき
    範囲の境界値にあることを検出する絞りセンサと、 (ホ)上記照明光伝達光学系の端部と光源との間に配置
    され、少なくとも一つの窓を有するチョッパと、 (へ)チョッパの窓が照明光の光束を横切るようにチョ
    ッパを回転させるモータと、 (ト)上記絞りセンサからの境界値検出信号に基づいて
    チョッパを照明光の光束と交叉する方向に移動させる移
    動機構 とを備えたことを特徴とする電子内視鏡装置に用いられ
    る照明光供給装置。
JP61001444A 1985-11-11 1986-01-09 電子内視鏡装置に用いられる照明光供給装置 Expired - Lifetime JPH0658459B2 (ja)

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