JPS63194237A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPS63194237A
JPS63194237A JP2642687A JP2642687A JPS63194237A JP S63194237 A JPS63194237 A JP S63194237A JP 2642687 A JP2642687 A JP 2642687A JP 2642687 A JP2642687 A JP 2642687A JP S63194237 A JPS63194237 A JP S63194237A
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JP
Japan
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lens
camera
section
view
eye
Prior art date
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Pending
Application number
JP2642687A
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English (en)
Inventor
Hajime Tachikawa
立川 肇
Masao Kako
加来 雅郎
Hiroo Nakamura
啓夫 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS63194237A publication Critical patent/JPS63194237A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オートフォーカス機構を備えたカメラに関す
る。
〔従来の技術〕
オートフォーカス機構は20年以上前から各種方式がス
チルカメラ、シネカメラ、ビデオカメラのメーカなどで
研究開発され、昭和52年に35ミリカメラに導入商品
化されて以来、急に脚光を浴び現在では各種のカメラに
装備されている。実用化された主なものの距離測定方式
を挙げると、以下のようなものがある。すなわち、 (1)二重像合成形の三角測量方式 この方式は特公昭57−49884号公報、特開昭58
−66918号公報などに記載されており、2組の受光
センサアレイに結像する像が合致する振動ミラーの角度
により測距するものである。
なお、この方式の発展形として、振動ミラーをなくし、
一方の受光センサアレイの素子数を多くして振動ミラー
が走査する全範囲の被写体像を受けるように構成したS
STタイプや、受光センサアレイの一方をなくし、シャ
ッターを設けて最初に2重像でない像を記憶し、次にシ
ャッターを開いて記憶した像と相似形になるように制御
するFCMタイプがある。
(2)赤外線投光形の三角測量方式 この方式は特公昭46−28’500号公報、特開昭5
7−64217号公報などに記載されており、投光器か
ら赤外線の細いビームを被写体に照射し、反射光を受光
器で受けて三角測量を行なうものであって、受光器ある
いは投光器を回転して測距するものである。
(3)超音波測距方式 この方式は特開昭55−11275号公報、特開昭58
−187916号公報などに記載されており、高指向性
の10−3秒程度の超音波パルスを放射し、その反射波
が返ってくるまでの時間により測距し、このデータにも
どすいて撮影レンズの位置を変えるものである。
(4)コントラスト形焦点検出方式 この方式は特公昭39−5265号公報、特開昭56−
51164号公報などに記載されており、被写体像を光
電変換した映像信号の高周波成分がコントラストの大き
な輪郭部分の鮮明度に比例していることを利用し、この
高周波成分が最大となるようにヘリコイドを制御するも
のである。
(5)位相形態点検出方式 この方式は「写真工業J  1983年度、第41巻、
第6号、pp、82〜86、日本光学工業カメラ設計部
による論文「ニコンF3AFJに記載され、また、「写
真工業J 19B6年度、第44巻、第5号、pp、8
4〜95、同設計部による論文「ニコンF−501AF
Jとして記載されており、撮影レンズの空中がフィルム
等価面の前にあるか後にあるかを像の空間的な位相のズ
レから調べる方式である。−例としては、像をセパレー
タレンズなどによって部分して光電変換素子に導き、こ
の変電変換素子上の2つの像の間隔の差から焦点位置を
検出するものである。
なお、これらについてのバリエーションは「写真工業J
  1982年度、第40巻、第12号、pp21〜3
3の山本晃著の論文「−眼レフAFはどう完成されるか
」や、同じく「写真工業」1983年度、第41巻、第
13号、pp、31〜35の上田・森著の論文「特許か
ら見た一眼レフの最新技術」などに概要が記載されてい
る。
以上の様な各方式によるオートフォーカス機構によって
、各種カメラはより使い易(撮影の失敗が少ないものと
なり、初心者にも簡単にかつ安心して撮影することがで
きるようになった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の技術では、合焦可能な範囲が
ビューファインダでのぞいた視野内の中央部分に固定さ
れており、このために、合焦させようとする主たる被写
体が視野内のこの範囲からずれている場合には、これに
合焦させることができないという問題があった。その対
策の一例として、フォーカスロック機構を設け、撮影者
は一旦主たる被写体がビューファインダの視野内申央部
に収まるようにカメラを向け、オートフォーカス機構を
動作させてこの被写体に合焦させた後に、フォーカスロ
ック機構を働らかせて焦点を固定し、再び構図を戻して
撮影をするといった方法がとられている。
しかし、この方法を用いると、撮影に手間がかかるとい
う問題がある。しかも、ビューファインダの視野内の任
意の被写体に合焦させる場合には、この被写体までの距
離をR1撮像レンズの光軸と被写体とのなす角度をθと
すると、撮像レンズの光軸上Rcosθの位置に合焦さ
せなければならないが、上記方法によると、撮像レンズ
の光軸上Rの距離に合焦させることになる。このために
、これらの差によるいわゆるコサイン誤差が生じ、焦点
ずれを避けることができないという問題もあった。
さらに、ビューファインダ内の視野内の任意の被写体に
合焦させる他の方法として、オートフォーカス機構によ
る合焦動作範囲を可変とする機構を付加することも考え
られるが、この可変機構を撮影者が操作するのでは、さ
らに使い勝手が悪くなってしまうことになる。
本発明の目的は、かかる問題点を解消し、ビューファイ
ンダによる視野内の任意の位置にある被写体に容易に合
焦させることができるようにしたカメラを提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
ところで、視野映像上に眼の注視点を正確かつ鮮明に表
示し、ビデオ記録すると同時に眼の注視点の座標値を出
力して人がどこを見ているか“を解明する装置が知られ
ている(たとえば、NAC社の“アイマークレコーダV
#)、。この装置は全く新しい映像メディア、アイセン
サーであり、人間工学・心理学の研究や医学応用などの
分野において重要な役割を果たしている。この装置の注
視点検出法の原理は、電気通信学会発行 福島邦彦著 
「視覚の生理とバイオニクス」 (コロナ社)pp、2
15−216に記載されるように、眼球の角膜に光を照
射し、その反射光を凸レンズで結像させて光源の実像を
小さな輝点とするものであり、角膜の曲率の中心と眼球
の回転の中心が一致していないために、眼球が回転する
と、レンズで結像した光源の実像の位置も移動すること
がら、この実像の位置によって注視点の検出を行なうも
のである。
上記目的を達成するために、本発明は、かかる装置の原
理にもとづいてビューファインダでの撮影者の眼の注視
点(視線の方向)を検出する注視点検出手段と、その検
出出力に応じてオートフォーカス手段の合焦動作をなす
空間的な範囲または方向を制御する制御手段を設けたも
のである。
〔作用〕
ビューファインダの視野は撮像範囲と一致しく但し、透
視ファインダはバララックスの補正が必要である)、ビ
ューファインダをのぞく撮像者の眼の注視点(視線の方
向)には、その構図上での撮像者が意図する主たる被写
体があるのが常である。このことから、上記注視点検出
手段が注視点を検出することにより、撮像範囲での主た
る被写体の方向が検出される。上記制御手段は、注視点
検出手段の検出出力に応じて、つまり、主たる被写体の
方向に応じて、撮像レンズの光軸を変えることなく、オ
ートフォーカス手段の合焦動作可能な空間的範囲、方向
を変化させる。これにより、ビューファインダの視野内
のいかなる位置に主たる被写体があっても、この主たる
被写体に合焦することになる。
〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は本発明によるカメラの第1の実施例を示すブロ
ック図であって、1はカメラ回路部、2はレンズ機構、
3はバイパスフィルタ、4は画角ゲート、5は検波部、
6は積分部、7はA/D変換部、8はXカウンタ、9は
Yカウンタ、10はディジタルコンパレータ、11はマ
イクロコンピュータ(以下、マイコンという)、12は
レンズ状態検出部、13はレンズ駆動部、14は電子ビ
ューファインダ、15はグイクロイックミラー、16は
赤外発光部、17は凸レンズ、18はカメラ回路部、1
9は輝点(注視点)座標検出部、20は眼である。
この実施例はコントラスト形焦点検出方式のオートフォ
ーカス手段を備えたビデオカメラである。
第1図において、自己走査形2次元イメージセンサ(図
示しないが、以下、撮像素子という)を含むカメラ回路
部1、レンズ機構2および電子ビューファインダ14が
ビデオカメラの主構成要素をなしている。また、バイパ
スフィルタ3、画角ゲート4、検波部5、積分部6、A
/D変換部7、Xカウンタ8、Yカウンタ9、ディジタ
ルコンパレータ10、マイコン11.レンズ状態検出部
12、レンズ駆動部13がコントラスト形焦点検出方式
のオートフォーカス手段を構成している。
撮影用のレンズ機構2を通った被写体からの光はカメラ
回路部1の撮像素子に入射され、その撮像面に被写体像
が結像される。このカメラ回路部1では、図示しない基
準発振器の出力クロック信号を分周して得られる撮像面
を水平方向に画素順に走査するための水平走査信号H,
と1水平期間毎に発生されて水平走査信号H2による撮
像面での水平走査を垂直方向にシフトするための垂直走
査信号■1とにより、被写体像が走査されて映像信号に
変換され、所定の処理がなされて映像信号P1として出
力される。この映像信号P1は、図示しないが、ビデオ
カメラから出力されるとともに、小型ブラウン管などか
らなる電子ビューファインダ14に供給され、この小型
ブラウン管に映出される画像がグイクロイックミラー1
5を介して撮影者の眼20によって観察される。
この映像信号P、は、さらに、バイパスフィルタ3に供
給され、その高周波成分が抽出される。
この高周波成分は画角ゲート4に供給され、ディジタル
コンパレータ10から偶フイールド期間毎に供給される
ゲート信号Gによって偶フィールドの所定期間の高周波
成分が抽出される。画角ゲート4で抽出された高周波成
分は検波部5で検波され、積分部6で積分される。積分
部にはカメラ回路部1から奇フィー・ルドで“I4“ 
(高レベル)、偶フィールドで“L“ (低レベル)と
なるフィールド判別信号FAも供給され、このフィール
ド判別信号FAが“H“のとき、積分部6はリセットさ
れる。したがって、この積分部6は検波部5の出力信号
を偶フイールド期間積分する。積分部6の積分出力■1
.はA/D変換部7でディジタル値(以下、ディジタル
積分値という)に変換され、フィールド判定信号FAに
より、奇フイールド期間にこのディジタル積分値がマイ
コン11に取り込まれる。
マイコン11はこの取り込んだディジタル積分値と前回
取り込んだ偶フィールドのディジタル値とを比較し、そ
の比較結果にもとづき、レンズ駆動部13を介してレン
ズ機構2のレンズを1ステツプだけ移動させる。このレ
ンズの移動後、マイコン11は同様にしてA/D変換部
7で得られたディジタル積分値を取り込み、前回取り込
んだディジタル積分値と比較し、その比較結果にもどづ
いてレンズを1ステツプ移動させる。
このようにして、マイコン11はディジタル積分値の比
較とレンズ機構のレンズの1ステツプ移動とを交互に行
なうが、このレンズの移動方向は、比較される2つのデ
ィジタル積分値のうち後に取り込んだディジタルに積分
値が前回取り込んだディジタル積分値よりも大きいとき
には、後に取り込んだディジタル積分値の取り込み直前
のレンズ移動方向と同方向であり、逆のときには、後に
取り込んだディジタル積分値の取り込み直前のレンズ移
動方向とは逆になる。これにより、ディジタル積分値が
最大となるように、すなわち、画角ゲート4で抽出され
た高周波成分の量が最大となる方向に、レンズ機構2の
レンズが移動する。
画角ゲート4に供給されるゲート信号Gは次のように形
成される。すなわち、カメラ回路部1で形成される水平
走査信号H,はクロック信号としてXカウンタ8に供給
され、同じく垂直走査信号vIはリセット信号としてX
カウンタ8に供給される。そこで、Xカウンタ8は垂直
走査信号■1毎にリセットされつつ、水平走査信号H1
をカウントする。そのカウント値Xは電子ビューファイ
ンダ14の画面上水平走査方向の位置を表わしてオリ、
ディジタルコンパレータ10に供給される。
また、垂直走査信号V、はクロック信号としてXカウン
タ9に供給され、上記フィールド判別信号FAはリセッ
ト信号としてXカウンタ9に供給される。そこで、Xカ
ウンタ9はフィールド判別信号FAが“H“となる奇フ
イールド期間リセット状態にあり、フィールド判別信号
FAがL″となる偶フイールド期間垂直走査信号V、を
カウントする。Xカウンタ9のカウント値Yは電子ビュ
ーファインダ2の画面上垂直走査方向の位置を表わして
おり、ディジタルコンパレータ10に供給される。
ディジタルコンパレータ10にはマイコン11から画角
設定データCAも供給される。この画角設定データC0
は電子ビューファインダ14の画面上の四角状のある領
域(すなわち、画角)の2つの水平走査方向の境界位置
を表わす値と2つの垂直走査方向の境界位置を表わす値
とからなり、これら2つの水平走査方向の境界を表わす
値とカウント値Xとを比較することにより、この画角の
水平走査方向範囲を表わすゲート信号を形成し、また、
2つの垂直走査方向の境界を表わす値とカウント値Yと
を比較することにより、この画角の垂直方向範囲を表わ
すゲート信号を形成する。これらのゲート信号が画角ゲ
ート4に供給されるゲート信号Gである。したがって、
画角ゲート4では映像信号P、の画角内の高周波成分が
抽出され、この高周波成分の量が最大になる方向にレン
ズ機構2のレンズが移動する。そして、この高周波成分
の量が最大となったとき、マイコン11はレンズ機構2
のレンズを停止させる。このとき、ビデオカメラは画角
内の主たる被写体に合焦したことになる。
ところで、従来のオートフォーカス機構では、第2図に
示すように、画角へ〇はその中心が電子ビューファイン
ダ14の画面の中心Q。に一致するように設定される。
このために、画角設定データCAは一定であってディジ
タルコンパレータ10に設定されている。
これに対して、この実施例では、この画角は電子ビュー
ファインダ14の画面の任意の位置に設定できるように
したものであって、第2図において、点Q、に合焦させ
るべき主たる被写体像があるとすると、この点Q1に中
心があるように画角A1が設定できる。このように画角
を設定するために、主たる被写体の方向を検出する注視
点検出手段が設けられている。
この注視点検出手段はグイクロイックミラー15、赤外
発光部16、凸レンズ17、カメラ回路部18、輝点座
標検出部19からなっている。
赤外発光部16は赤外スポット光を発光しており、撮影
者が電子ビューファインダ14の画像をみると、赤外発
光部16から出力される赤外スポット光は直接眼20に
照射される。眼20からの反射光はグイクロイックミラ
ー15で反射され、凸レンズ17により、カメラ回路部
18内の自己走査形イメージセンサ(図示せず)上に焦
光される。この自己走査形イメージセンサは、カメラ回
路部1からの同期信号5YNCにより、カメラ回路部1
内の自己走査形2次元イメージセンサと同期して走査す
る。
ここで、赤外発光部16、グイクロイックミラー15、
凸レンズ17およびカメラ回路部18はアイカメラを構
成しており、眼20が注視する電子ビューファインダ1
4の画面上の位置に応じて眼20による赤外スポット光
の反射方向が異なる。
カメラ回路部18内の自己走査形イメージセンサ上には
、反射された赤外スポット光の凸レンズ17による焦光
により、眼20による赤外スポット光の反射方向に応じ
た位置に赤外発光部16の実像の小さなスポットが生ず
るが、このスポットの位置は、また、眼20の電子ビュ
ーファインダ14上の注視点に対応している。
カメラ回路部18からはこの輝点を表わす映像信号P2
が出力され、カメラ回路部18における水平走査信号H
1′、垂直走査信号v1 ′、フィールド判別信号FA
′とともに輝点座標検出部19に供給される。輝点座標
検出部19では、これら信号からカメラ回路部18での
輝点の位置座標値を検出し、さらにこれをカメラ回路部
1での位置座標値(x+、y+)に変換して出力する。
この位置座標値(X+、)’+)は偶フイールド毎に得
られ、次の位置座標値が得られるまで出力され続ける。
マイコン11はこの位置座標値(x+、y+)を順次取
り込み、これに応じた画角データC1をディジタルコン
パレータ10に出力する。
ここで、電子ビューファインダ14上の画面ヲたとえば
3×3に等分し、これによる各区分を画角とすることが
できる。このような画角とする場合には、各画角を表わ
すデータがマイコン11に記憶されており、マイコン1
1は、これらデータにより、取り込んだ位置座標値(x
+、y+)がどの画角に含まれるかを判定し、該当する
画角に対するデータから画角設定データCAを形成して
出力する。たとえば、第3図に示すように、電子ビュー
ファインダ14の画面を3×3に区分してA、〜A33
の画角を設定したとき、取り込まれた位置座標値Qz 
 (XI、y+ )が画角Alffに含まれているとす
ると、この画角A 12に対する上記画角設定データC
Aが形成されてディジタルコンパレータ10に出力され
る。このことは合焦しようとする主たる被写体の像がこ
の画角A13内に含まれることになり、これに合焦作用
する。
なお、眼20が一点を注視するといっても、その眼球は
停止しているのではなく常に微動する。
しかし、このように大きな領域を画角とすると、注視点
はほとんど1つの画角内に含まれ、これによって主たる
被写体に合焦させることができる。
また、上記のように予じめ画角を定めてお(のではなく
、第4図に示すように、眼球の微動も考慮して複数の位
置座標値を取り込み、これらの平均を位置座標値Q3 
 (XI、)’l )とし、これにもとすいて画角A、
としてもよい。
撮影者が電子ビューファインダ14の画像を見ていない
ときには、カメラ回路部18への眼20からの反射赤外
スポット光はない。この場合には、カメラ回路18から
出力される映像信号P2に輝点を表わす成分は存在しな
い。このときには、輝点座標検出部19はカメラ回路部
1での画面の中心を表わす位置座標値(Xo、)’o)
(第2図における点Q0の位置座標値)を出力し、マイ
コン11はこれにもとづいて画角を設定する。このため
に、ビデオカメラはレンズ機構2のレンズの光軸近傍に
対して合焦作用がなされる。
レンズ状態検出部12はポテンシオメータなどからなり
、レンズ機構2の絞り状態、ズーム倍率、レンズ位置な
どを検出する。マイコン11はこのレンズ状態検出部1
2の検出データを順次取り込み、レンズ位置を常時監視
していてレンズの移動可能範囲の限界などを検出する。
第5図は第1図における輝点座標検出部19の一興体例
を示すブロック図であって、21〜24は入力端子、2
5は浮動2値化回路部、26は単安定マルチバイブレー
ク、27はXカウンタ、28はYカウンタ、29はラッ
チ回路部、30はROM  (リードオンリメモリ)、
31は出力端子である。
同図において、カメラ回路部18(第1図)のイメージ
センサの画素(図示せず。)を駆動する水平走査信号H
1’は入力端子22からXカウンタ27にクロック信号
として供給され、この水平走査信号H1’の発生位置を
垂直方向にシフトする垂直走査信号y、lは入力端子2
3からXカウンタ27にリセット信号として、また、X
カウンタ28にクロック信号として供給される。さらに
、偶数フィールドのときにだけ#L“になるフィールド
判別信号FA ′が入力端子24からXカウンタ28に
リセット信号として供給される。Xカウンタ27は垂直
走査信号v1 ′が供給される毎にリセットされて水平
走査信号H1’をカウントする。したがって、Xカウン
タ27はl水平走査期間をイメージセンサの1画素毎の
駆動時間で分割したX座標値を発生する。また、Xカウ
ンタ28はフィールド判別信号FA ′が供給される毎
にリセットされて、垂直走査信号V%をカウントする。
Xカウンタ28がリセットされるのはフィールド判別信
号FA ′が#H“のときである。したかって、Xカウ
ンタ28は、偶数フィールド期間だけ、1垂直走査期間
を垂直走査信号v、Lで分割したY座標値を発生する。
これらX座標値、Y座標値はラッチ回路部29に入力デ
ータとして供給される。
一方、カメラ回路部3から出力された映像信号P2は入
力端子21から浮動2値化回路部25に供給され、浮動
しきい値法により2値化されて2値化信号CKとなり、
ラッチ回路部29にクロック入力として供給される。ま
た、この2値化信号CKは単安定マルチバイブレーク2
6にもトリガ入力として供給される。なお、この2値化
信号c1は輝点の始端部でレベルが#L“から“H#に
変化するものである。
単安定マルチバイブレーク26の出力信号Rアは安定時
に#L#であり、2値化信号CKの立上りエツジでトリ
ガーされて1フレ一ム期間に相当する期間だけ“H“と
なる。この出力信号RTはラッチ回路部29にリセット
入力として供給される。ラッチ回路部29はリセット入
力信号RTが#L“のときにリセットされてその出力信
号A。
を(0,O)とし、2値化信号Cうが#L#からH“に
なると(リセット入力信号RTも#H″となるので)、
データ入力であるXカウンタ27、Xカウンタ28から
のX、Y座標値(x+、yt)を一時記憶し、その出力
信号AMをROM30にアドレス入力(x+、yt)と
して供給する。
さて、このX、Y座標値(x+、yt)をカメラ回路部
1の座標系の座標値(Xz、)’z)に変換する手段で
あるが、一般的には光学的条件、機械的・電気的条件か
ら相関関数の式を設け、この式に(xl、yt)を代入
して注視点の座標値(X!。
yz)を算出する。しかし、ここでは、処理時間などを
考慮して、パターン発生方式によって変換することとし
た。つまり、電子ビューファインダ14のブラウン管上
での座標値(Xz、yz)の位置を眼20が見たとき、
ラッチ回路部29で得られる座標値(x+、)’+)を
実験的に求めておく。
そして、座標値(x+、yt)で決まるROM30のア
ドレスに予かしめ座標値(Xzo、y2)をデータとし
て記憶させておくわけである。この結果、ラッチ回路部
29からの出力信号AS、すなわち座標値(x+、yt
)がROMにアドレス入力として供給されると、すぐに
ROM30のこのアドレスに記憶されているデータD?
、すなわち座標値(xz、)’2)が読み出され、マイ
コン11(第1図)へ供給することになる。
以上のような回路構成により、コントラスト形焦点検出
方式のオートフォーカス機能を備えたビデオカメラでは
、電子ビューファインダ14の視野内の任意の位置に映
出される主たる被写体に対して合焦動作が行なえるよう
になる。
なお、第1図において、マイコン11が出力する画角設
定データCAをディジタルコンパレーク10に供給する
代りに、ディジタルコンパレータ10の基準値を一定と
し、マイコン11で輝点座標検出部19からの座標値(
x+、)’+)に応じたX、 Yプリセット値を形成し
、Xプリセット値をXカウンタ8に、Yプリセット値を
Yカウンタ9に供給して、Xカウンタ8では、垂直走査
信号V。
によってこのXプリセット値にプリセットされ、Yカウ
ンタ9では、フィールド判別信号FAの立下りエツジで
Yプリセット値にプリセットされるようにしてもよい。
また、カメラ回路部1.18は同期して動作するから、
第5図の入力端子22,23.24にカメラ回路部1か
らの水平走査信号H1、垂直走査信号■3、フィールド
判別信号FAを供給するようにしてもよいし、第1図に
おけるXカウンタ8のカウント値X、Yカウンタ9のカ
ウント値をラッチ回路部29に供給してXカウンタ27
、Xカウンタ28を省略することもできる。
さらに、カメラ回路部1.18の一部または全部を兼用
することも可能であり、全部を兼用する場合には、主た
る被写体と眼20の撮影を時分割で行なう。この時分割
において、眼20を撮影する時間は主たる被写体を撮影
する時間に対して十分に短かくし、眼20を撮影してい
る時にはVTRに記録しないようにする。
さらに、第5図において、ROM30の代りに、他の形
式のメモリ、例えばランダムアクセスメモリ(RAM)
や磁気ディスクメモリなどを用いてもよい。
第6図は本発明によるカメラの第2の実施例を示す構成
図であって、32は描像レンズ、33はレンズ鏡筒、3
4はフィルム面、35は光軸、36.36’は赤外発光
部、37は投光レンズ、38は光軸、39は赤外スポッ
ト光、40は対物レンズ、41は光軸、42は一視野枠
板、43は接眼レンズ、44は眼、45はグイクロイッ
クミラー、46は焦光レンズ、47は全反射ミラー、4
8は赤外受光部、49は光ファイバ、50はカメラ回路
部、51は輝点座標検出部、52はマイコン、53は受
光部駆動部、54は主たる被写体である。
この実施例はカメラが35ミリのスチルカメラであり、
オートフォーカスの手段として、赤外線投光形三角測量
方式を採用し、アルバダ形ブライトフレーム(透視)フ
ァインダを用いているものである。
同図において、撮影レンズ32、レンズ鏡筒33、フィ
ルム面34がカメラの基本的な撮影光学系である。また
、対物レンズ40、視野枠板42、接眼レンズ43がア
ルバダ形ブライトフレームファインダを構成している。
赤外発光部36は投光レンズ37の中心を中心とする球
面上を2次元的に往復運動する。これにより、赤外発光
部36から出射した赤外スポット光39は投光レンズ3
7によってビーム状となり、フィルム面34からの視野
全体を2次元的に走査する。
なお、投光レンズ37の光軸38と対物レンズ40の光
軸41は撮影レンズ32の光軸35と平行であり、光軸
38,41は基線距離りだけ隔てられている。
一方、対物レンズ40の後方には、赤外線を選択的に反
射するダイクロイックミラー45が斜設されている。対
物レンズ40を通った赤外線はダイクロイックミラー4
5によって反射され、集光レンズ46と全反射ミラー4
7を介して赤外受光部48に入射する。赤外受光部48
はその受光面に垂直な方向に指向性を有しており、この
指向特性の範囲内にある反射赤外スポット光のみが受光
される。このために、実際には、上記のように赤外スポ
ット光39はフィルム面34からの視野全域を走査する
が、赤外受光部48の指向性により、第7図に示すよう
に、ファインダの視野55における視野枠板42の視野
枠42A〜42Dで決まる領域(すなわち、フィルム面
34からみた視野)56内の一部の領域57のみが合焦
のために走査されていることになる。この領域57を画
角ということにする。
従来技術では、赤外受光部48の指向性方向がファイン
ダの光軸41上の被写体54からの反射赤外スポット光
の方向と一致するように固定されていた。そこで、ファ
インダの光軸41を被写体54の方向に向け、赤外発光
部36を発光させて赤外スポット光39によりフィルム
面34での視野内の走査域を走査すると、その反射光は
上記のようにして赤外受光部48に入射する。赤外受光
部48に入射する赤外スポット光の光量が最大になる場
合は、通常、赤外発光部36からの赤外スポット光39
が被写体54によって反射された場合であるので、この
ときの赤外発光部36の投光レンズ37の光軸38方向
からの回動角θから、カメラと被写体54との距離りが
L=D/lanθによって求まる。この処理を図示しな
い自動焦点検出部によって行ない、撮影レンズ32をバ
ネまたはモータなどから構成されるレンズ駆動部(図示
せず。)の動力で、矢印aの方向に移動させる。これら
一連の動作によって、この35ミリのカメラの基本的な
オートフォーカス機能が達成されるものである。
さて、アルバダ形ブライトフレームファインダによる影
像は撮影者の眼44に到達する。同時に、赤外発光部3
6による走査の一部で赤外スポット光が光ファイバ49
を介して眼44に照射され、眼44からの反射光が接眼
レンズ43、視野枠板42、ダイクロイックミラー45
を介してカメラ回路部50に供給される。この接眼レン
ズ43により、カメラ回路部50内の自己走査形イメー
ジセンサ(図示せず。)上に、赤外発光部36の実像の
小さな輝点が発生する。
ここで、赤外発光部36、光ファイバ49、接眼レンズ
43、ダイクロイックミラー45、カメラ回路部50は
アイカメラを構成しており、上記の輝点は注視点(眼4
4の視線の方向)に対応している。
カメラ回路部50は注視点に対応した輝点を撮影し、こ
の林度を表わす映像信号と座標発生のための信号を輝点
く注視点)座標検出部51に供給する。輝点座標検出部
51は第5図に記載したものと同様の構成をなしており
、供給された各信号からカメラ回路部50における輝点
のX、Y座標値(x+、y+)を抽出する。そして、さ
らに、この抽出したX、Y座標値を眼44の視線の方向
の座標値(ex、e、)に変換してマイコン52に供給
する。この変換方法は第5図で説明したことと同様であ
って、眼44の眼球回転角θ8およびθ。
に対する座標値(xl、y+)を実験的に求めでおき、
座標値(x+、yI)をアドレスとしてROMに予かし
め角度の座標値(eX、θy)をデータとして記憶させ
ておくわけである。マイコン52は眼44の視線の方向
の座標データ(eX、θy)にもとづいてモータなどか
ら構成される受光部駆動部53を制御する。この結果、
赤外受光部48は矢印Cに示す方向に移動する。そして
、その移動の仕方は眼25の眼球回転と同様に回転する
ものである。
ところで、カメラから被写体54までの距離りを上記の
ようにL=D/lanθとしたのは、被写体54がファ
インダの光軸41上(すなわち、ファインダの視野の中
心)にある場合である。しかし、合焦させようとする主
たる被写体がファインダの視野内(すなわち、撮影しよ
うとする構図)の中心からずれている場合には、上記の
式によってカメラから主たる被写体までの距離が求めら
れない。そこで、この実施例では、マイコン52の座標
データ(θ8.θy)にもとづいて赤外受光部48を矢
印Cの方向に回動させて、その指向性を主たる被写体か
らの反射赤外スポット方向に向け、この赤外発光部48
に関するデータに用いて上式1、=D/lanθの補正
を行なうものである。
この補正を第8図により説明する。同図は、説明を簡単
にするために、各光軸35. 38. 41を含む水平
面上に主たる被写体54′があり、また、投光レンズ3
7の光軸38をZ軸、赤外発光部36′がある位置を原
点(0,0)、この原点(0,0)でZ軸に垂直な方向
をX軸とし、このX軸上の原点(0,0)から基線距離
りだけ離れた位置(D、  0)に赤外受光部48が置
かれているものとしている′。なお、第6図に対応する
部分には同一符号をつけている。
いま、マイコン52の座標データ(θ8.θy)により
、赤外発光部48はその指向性が光軸41から08だけ
回動される。そして、上記の赤外発光部36が赤外スポ
ット光39によって走査し、赤外発光部48の出力レベ
ルが最大となった時点を検出し、赤外検出部4日の出力
レベルが最大となったときの赤外スポット光39のZ軸
からのずれ角θを検出する。また、赤外発光部48の回
動角θ8をファインダ光学系の条件に応じて補正し、こ
の補正された回動角をθ8 ′とする。
そこで、いま、主たる被写体54′の位置を(X、  
Z)とすると、赤外発光部36から出射される赤外スポ
ット光39の軌跡により、Z=Xcotθ  ・・・・
・・・・・・・・(1)となり、また、反射赤外スポッ
ト光39′の軌道により、 Z= (X−D)co tθ8′ ・・・・・・・・・
(2)が成立する。そして、被写体54′の位置(X。
Z)はこれら(1)式と(2)式の交点として表わされ
る。すなわち、そのX座標値は であり、またX座標値は ane となる。) このようにして、被写体54′の位置が判明するわけで
あるが、オートフォーカスのために必要な距離は、本来
、被写体54′の位置をファインダの光軸41または投
光レンズ37の光軸38へ投影させた位置54′までの
距離りであり、(4)式のZがこの距1%’lLを示し
ている。
なお、第6図では2次元で説明したが、3次元でも同様
にして更に回動角θ、′を含んだ式を得ることができる
。この場合、回動角θ、′は、眼44の視線の方向の座
標データθ、を、ファインダ光学系の条件で補正したも
のである。
さて、自動焦点検出部(図示せず。)の処理内容を説明
したので、第6図の説明に戻ることにする。赤外発光部
48が矢印Cに示すように移動し、角度の座標値(θ8
.θy)となると、前記の自動焦点検出部はこの値を検
出し、補正を行なってデンズ駆動部(図示せず)の動力
で撮影レンズ32を矢印aの方向に移動させる。
以上のようにして、赤外線投光形三角測量方式のオート
フォーカス機能を備えた35ミリカメラは、アルバダ形
ブライトフレームファインダの視野内の任意の位置にあ
る主たる被写体に対して合焦動作が行なえるようになる
なお、この実施例においては、赤外受光部48を回動さ
せる代りに、全反射ミラー47を回動させるようにして
もよい。マイコン52の出力データで赤外発光部36の
向きを制御し、赤外発光部48で視野全域を走査するよ
うにしてもよいし、また、赤外発光部36と赤外受光部
48の位置を入れ換え、いずれか一方で走査し、他方を
マイコン52の出力データで制御するようにしてもよい
いずれの場合も、走査または指向性の制御を全反射ミラ
ー47で行なうようにしてもよい。さらに、カメラ回路
部50を赤外受光部48に兼用し、時分割でこれらの動
作を行なうようにすることもできる。
第9図は本発明によるカメラの第3の実施例を示す構成
図であって、16′は赤外発光部、55はハーフミラ−
156は対物レンズ、57はノ\−フミラー、58は接
眼レンズ、59はすりガラスからなる採光窓、60は視
野枠板、61は中間レンズ、62は振動ミラー、63は
半固定ミラー、64はプリズム、65.66はレンズ、
67゜68は受光部(受光素子プレイ)、69はグイク
ロイックフィルタ、70は凸レンズ、71は半固定ミラ
ー駆動部、72はファインダの光軸、73゜74は入射
光であり、第6図に対応する部分には同一符号をつけて
いる。
この実施例は35ミリカメラであって、オートフォーカ
スの手段として2重像合致形三角測量方式を採用し、ま
た、採光形ブライトフレーム(透視)ファインダを用い
ているものである。
同図において、撮影レンズ32、レンズ鏡筒33、フィ
ルム面34がカメラの基本的な撮影光学系である。また
、対物レンズ56、ハーフミラ−57、接眼レンズ58
、採光窓59、視野枠板60、中間レンズ61、ハーフ
ミラ−55が採光形ブライトフレームファインダを構成
している。このファインダでは、ハーフミラ−55、対
物レンズ56、ハーフミラ−57、接眼レンズ5Bでも
ってファインダ視野内の画像が眼によって見ることがで
きるが、さらに、入射光74は採光窓59によって白色
光となり、これが視野枠板60、中間レンズ61、ハー
フミラ−57、接眼レンズ58を介して眼44に達する
ので、ファインダ視野内にフィルム面34からの視野を
決める視野枠も見ることができる。さらに、一対の受光
部(受光素子アレイ)67.68、プリズム64、およ
びレンズ65.66などから測距モジュールが構成され
ている。
主たる被写体54を含む構図からの光は、これら半固定
ミラー63、振動ミラー62を介して図示の如く測距モ
ジュールに入射する。なお、半固定ミラー63はハーフ
ミラ−55を通った光を測距モジュールのプリズム64
に送り、振動ミラー63は入射光73の光量の半分をプ
リズム64に送るように設定しである。そして、振動ミ
ラー62は矢印dのように回動し得るように設置され、
無限遠方に対応する角度から近距離に対応する角度まで
の範囲(すなわち、フィルム面34からみた視野全域)
を往復走査する。また、半固定ミラー63は基本的には
ファインダの光軸72の向きに設定されており、かつ、
振動ミラー62と基線距離りだけ隔てて配置されている
。そこで、2つの受光部67.68に結像する像が合致
するときの振動ミラー62の回動角θからカメラと被写
体54との距離りを求め、撮影レンズ32を矢印aの方
向に移動させる。これら一連の動作によって、この35
ミリカメラの基本的なオートフォーカス機能が達成され
るものである。
さて、採光形ブライトフレームファインダによる撮像は
撮影者の眼44に到達する。同時に、赤外発光部16′
が発生した赤外スポット光が直接に眼44に到達し、眼
44からの反射赤外スポット光が、グイクロイックフィ
ルタ69を介して凸レンズ70に到達する。なお、グイ
クロイックフィルタ69は赤外線を選択的に通過させる
ものである。そして、凸レンズ70は入射した反射赤外
スポット光を集光し、カメラ回路部50の自己走査形イ
メージセンサ(図示せず。)上に赤外発光部16′の実
像の小さな輝点を発生させる。ここで、赤外発光部16
′、グイクロイックフィルタ69、凸レンズ70、カメ
ラ回路部50はアイカメラを構成しており、上記の輝点
は眼44の視線の方向に対応している。カメラ回路部5
0はこの視線の方向に対応した輝点を撮影して映像信号
と座標発生のための信号を輝点(注視点)座標検出部5
1に供給する。
輝点座標検出部51は第5図に記載したものと同様の構
成なしており、供給された各信号からカメラ回路部50
における輝点のX、Y座標値(x Iny+)を抽出す
る。そして、さらに、この抽出されたX、Y座標値を視
線の方向の座標値(θ8゜ey)に変換してマイコン5
2に供給する。この変換方法は第6図で説明したように
、眼44の眼球回転角度θ8およびθ、に対する座標値
(xl。
y、)を実験的に求めておき、座標値(X+、)’+)
をアドレスとしてROMに予かしめ角度の座標値(θ−
、ey)をデータとして記憶させるものである。
マイコン52は、この座標データ(θ−、ey)にもと
づいて、モータなどから構成される半固定ミラー駆動部
71を制御する。この結果、半固定ミラー63は矢印e
に示すように回動する。そして、その回動の仕方は、眼
44の眼球回転に応じたものである。
なお、半固定ミラー63の向きがかわることによってカ
メラと被写体との距離を求める処理がかわるが、これは
第8図において述べた方法と同様である。つまり、第8
図において、36を振動ミラー62とし、48を半固定
ミラー63とすればよい。
以上のようにして、2重像合致形三角測量方式のオート
フォーカス機能を備えた35ミリカメラは、採光形ブラ
イトフレームファインダの視野内の任意の位置の主たる
被写体に対して合焦動作が行なえるようになる。
なお、第9図において、ファインダ光学系の対物レンズ
56をハーフミラ−55の前(被写体54側)に設置し
、かつ、同様の対物レンズを振動ミラー62の前に設置
するようにしてもよい。
また、ブライトフレーファインダは採光形の方がアルバ
ダ形よりフレームの鮮明度が高いので良いが、スペース
をとるために、オートフォーカス付の中級機種カメラで
は従来アルバダ形が用いられている。しかし、第9図の
光学系の配置によると、採光形で構成してもスペースが
比較的に大きくならないという効果がある。
第1θ図は本発明によるカメラの第4の実施例を示す構
成図であって、12′はレンズ状態検出部、75はメイ
ンミラー、76はピントグラス、77はコンデンサレン
ズ、78はペンタゴナルダハプリズム、79は接眼レン
ズ、80.80’は超音波センサ、81はグイクロイッ
クミラー、82は雲台駆動部であり、第9図に対応する
部分には同一符号をつけている。
この実施例は1眼レフカメラであって、オートフォーカ
スの手段としては超音波測距方式を採用し、また、当然
ながら、1眼レフレツクスフアインダを用いているもの
である。
第10図において、撮影レンズ32、レンズ鏡筒33、
フィルム面34がカメラの基本的な撮影光学系である。
また、メインミラー75、ピント。
グラス76、コンデンサレンズ77、ペンタゴナルダハ
プリズム78、接眼レンズ79は、撮影レンズ33を対
物レンズとして、1眼レフレツクスフアインダを構成し
ている。
超音波センサ80がパルス的に発生する指向性゛の高い
超音波の進行波は矢印gで示す方向に進むわけであるが
、この進行方向は、基本的には、ファインダの光軸35
と平行に設定される。この光軸35の方向にある被写体
54によって進行波は反射され、その反射波は矢印り方
向に進んで超音波センサ80へ向って戻ってくる。
ところで、温度T(”C)の空気中における音速V7 
 (m/5ec)は、  Vy −332+0.617
で表わされる。そこで、超音波センサ80から発生した
超音波が被写体54に反射して戻るまでの時間t(se
c)から、カメラと被写体54との距離L (m)が、 L= (332+0.61T)  □ ・・・・・・(
5)によって求まる。この処理を図示しない自動焦点検
出部によって行ない、バネまたはモータなどから構成さ
れるレンズ駆動部(図示せず。)の動力で↑最影レンズ
33を矢印a方向に移動させる。これら一連の動作によ
って、この1眼レフカメラの基本的なオートフォーカス
機能が達成されるものである。
さて、1眼レフレツクスフアインダによる影像は過影者
の眼44に到達する。同時に、赤外発光部16′が発光
し、赤外スポット光を接眼レンズ79および赤外線を選
択的に反射するダイクロイックミラー81を介して眼4
4に照射する。眼44で反射した赤外スポット光は赤外
線を選択的に通過させるグイクロイックフィルタ69を
介して凸レンズ70に到達する。凸レンズ70は入射し
た赤外スポット光を集光し、カメラ回路部50内の自己
走査形イメージセンサ(図示せず)上に小さな輝点を発
生させる。ここで、赤外発光部 16′、グイクロイッ
クフィルタ69、凸レンズ70、カメラ回路部50、接
眼レンズ79およびダイクロイックミラー81はアイカ
メラを構成しており、上記の輝点は眼44の視線の方向
(注視点)に対応している。カメラ回路部50はこの視
線の方向に対応した輝点を撮影し、映像信号と座標発生
のための信号を輝点(注視点)座標検出部51に供給す
る。
輝点座標検出部51は第5図に記載したものと同様の構
成をなしており、供給された信号からカメラ回路部50
における視点のX、 Y座標値(xl。
y+)を抽出する。そして、さらに、この抽出したX、
Y座標値を視線の方向の座標値(θ8.○y)に変換し
てマイコン52に供給する。この変換方法は第6図、第
8図で述べた実施例と同様であるので説明を省略する。
一方、撮影レンズ32の位置・焦点距離・ズーム倍率や
絞り値などの情報をポテンショメータやレンズ鏡筒33
に組込まれたROMなどからなるレンズ状態検出部12
′が検出してマイコン52に供給している。なお、この
レンズ状態検出部12′は図示しない自動焦点検出部に
も上記の情報を供給している。マイコン52は視線の方
向の座標データ(eX、ey)を、レンズ状p:、検出
部部12′から供給された情報により、つまりファイン
ダ光学系の条件によって補正した角度の座標データ(0
M ’ +  eV ’ )に変換する。そして、さら
に、マイコン52は、この座標データ(θ8.′θ、′
)にもとづいて、モータなどから構成される雲台駆動部
82を制御する。この結果、図示しない超音波センサ8
0が搭載された雲台がパン(またはチルト)動作し、こ
れにともなって超音波センサ80は矢印rに示すように
回動する。この回動の仕方は眼44の眼球回転に応じた
ものであって、例えば、破線80′によって示すように
、矢印gの方向に対して角度θ8 ′だけパン動作する
といったものである。
ところで、合焦しようとする主たる被写体がファインダ
の光軸35上にあるときには、この被写体とカメラとの
間の距離りは上記式(5)から求まる。しかし、この被
写体54が光軸35からずれた任意の位置にあるときに
は、80′のように、超音波センサ80の向きが矢印g
で示す方向からずれるために、主たる被写体に合焦させ
るためのこの被写体とカメラとの間の距離は式(5)か
ら求めることができない。
そこで、この実施例では、超音波センサ80の矢印g方
向からの回動角θ8 ′を用いて測距補正を行なうもの
であるが、これを第11図によって説明する。なお、同
図において、超音波センサ80の設置位置を原点とし、
ファインダの光軸35をZ軸、これに垂直な方向をX軸
として、説明を簡単にするために、合焦しようとする主
たる被写体54′はXZ平面内にあるものとする。また
、撮影レンズ32と超音波センサ80の位置間の基線距
離りは主たる被写体54′の実寸法よりも充分小さいも
のとしており、実用上、撮影レンズ32の位置に超音波
センサ80があると仮定してよい場合について示したも
のである。
いま、撮影者の眼44がファインダを介して主たる被写
体54′を見たとすると、超音波センサ80は角度θ、
′だけパン動作して被写体54′に向き、パルス的に指
向性の高い超音波を発生する。送り出された超音波は矢
印g′方向に進み、やがて被写体54′によって反射さ
れ、反射波は、矢印h′で示すように、超音波センサ8
0へ向って戻ってくる。この発射してから戻ってくるま
での時間tによって、カメラと被写体54′との間の距
離Rが上記(5)式によって求まる。そこで、被写体5
4′の位置を(X、Z)とすると、X座標値は、 X=Rsinθ8′ ・・・・・・・・・・・・(6)
であり、またZ座標値は Z=Rc o sθ、′ ・・・・・・・・・・−(7
)となる。(なお、θ8 ′=0のときはZ=R=(3
32+0.61T)  □となる。)このようにして、
被写体54′の位置が判明するわけであるが、オートフ
ォーカスのために必要な距離は、本来、被写体54′の
位置をファインダの光軸35へ投影させた位置54#ま
での距離りであり、(7)式のZがこの距離りとなる。
なお、2次元で説明したが、3次元でも同様にしてさら
に角度θ、′を含んだ式を得ることができる。
このようにして自動焦点検出部は距離りを求め、レンズ
駆動部(図示せず。)の動力で撮影レンズ32を矢印a
の方向に移動させる。
以上のようにして、超音波測距方式のオートフォーカス
機能を備えた1眼レフカメラは、1眼レフレツクスフア
インダの視野内の任意の位置にある主たる被写体に対し
て合焦動作が行なえるようになる。
なお、第10図において、注視点の検出を超音波の反射
あるいは屈折を利用して行なう場合には、超音波センサ
80の一部または全部を兼用することも可能であり、全
部を兼用する場合には時分割使用を行なう。
また、超音波センサ80を回転させる場合について示し
たが、昨今では、超音波素子アレイにより電気的に指向
性などを変え得るようになった。
このように、電気的に超音波の進行方向を変えてもよい
第12図は本発明によるカメラの第5の実施例を示す構
成図であって、83はハーフミラ−184,84’はA
Fセンサモジュール、85は駆動部であり、第10図に
対応する部分には同一符号をつけている。
この実施例は1眼レフカメラであり、オートフォーカス
の手段として位相多焦点検出方式を採用し、また当然な
がら、l眼しフレックスファインダを用いているもので
ある。
第12図において、撮影レンズ32、レンズ鏡筒33、
フィルム面34がカメラの基本的な撮影光学系である。
また、メインミラー75、ピントグラス76、コンデン
サレンズ77は、ペンタゴナルダハプリズム78、接眼
レンズ79は、撮影レンズ32を対物レンズとして、1
眼レフレツクスフアインダを構成している。
そして、撮影レンズ32を通った被写体54の影像は、
メインミラー75、ピントグラス76、コンデンサレン
ズ77、ハーフミラ−83を介してAFセンサモジュー
ル84に入射される。このAFセンサモジュール84は
、「写真工業」1986年、第44巻、第5号に日本光
学工業カメラ設計部署「ニコンF−501A、FJ  
(pp。
84〜95)として記載されるカメラに使用されている
ものと同様のものであって、影像の空間的な位相のズレ
から焦点位置を検出するものである。
AFセンサモジュール84の出力信号は図示しない自動
焦点検出部によって処理され、バネまたはモータなどか
ら構成されるレンズ駆動部(図示せず、)の動力で撮影
レンズ32を矢印a方向に移動させる。このようにして
基本的なオートフォーカス機能が達成される。    
      ′さて、1眼レフレツクスフアインダによ
る影像は撮影写の眼44に到達する。同時に、赤外発光
部16′が発光して赤外スポット光を眼44に照射する
。眼44から反射した赤外スポット光が、赤外線を選択
的に通過させるダイクロイックフィルタ69を介し、凸
レンズ70に入射する。凸レンズ70は入射した赤外ス
ポット光を集光して、カメラ回路部50内の自己走査形
イメージセンサ(図示せず。)上に、小さな輝点を発生
させる。
ここで、赤外発光部16′、ダイクロイックフィルタ6
9、凸レンズ70、カメラ回路部50はアイカメラを構
成しており、上記の輝点は眼44の視線の方向(注視点
)に対応している。カメラ回路部50はこの輝点をI最
影し、映像信号と座標発生のための信号を輝点(注視点
)座標検出部51に供給する。
輝点座標検出部51は第5図に記載したものと同様の構
成であって、供給された信号からカメラ回路部50にお
ける輝点のX、 Y座標値(x+、y+)を抽出する。
そして、さらに、この抽出したX。
Y座標値を視線の方向の座標値(θ8.θy)に変換し
てマイコン52に供給する。この変換方法は、第6図で
示した実施例で述べたものと同様であるので、説明を省
く。
一方、レンズ鏡筒33に予かしめ組込まれたROMやポ
テンショメータなどからなるレンズ状態検出部12′は
撮影レンズ32の焦点距離・位置・ズーム倍率・絞り値
などの情報を検出してマイコン52に供給している。マ
イコン52は視線の方向の座標データ(θ、、e、)を
、レンズ状態検出部12′から供給された情報によって
、つまりファインダ光学系の条件にって補正した角度の
座標データ(θ11 ’l e、 ’)に変換する。そ
して、マイコン52は座標データ(θ8′、θy)にも
とづいてモータなどから構成される駆動部85を制御す
る。この結果、AFセンサモジュール84は矢印iに示
すようにシフトしくペンタゴナルダハプリズム78の前
後の違いにより、視線の方向の変化とは逆方向に、かつ
直線的にシフトし)、例えば、84′で示すように、位
置をかえる。なお、jはこのときの撮影者が見ている方
向(eX ’。
θ、′)からの入射光を示している。
ここで、撮影者が見ている方向jとAFセンサモジュー
ル84の位置との関係を第13図を用いて説明する。同
図においては、説明を簡単にするために、撮像レンズ3
2の光軸35を含む水平面上に合焦しようとする主たる
被写体があるものとしている。
いま、撮像レンズ32の焦点距離をFとし、撮像レンズ
32の光軸35上にある主たる被写体54に合焦してい
るものとする。このとき、撮像レンズ32の中心から主
たる被写体54までの距離をり、とし、光軸35上撮像
レンズ32の中心から主たる被写体54とは反対側の距
離R1の位置にAFセンサモジュール84に設けられて
いるとすると、主たる被写体54の影像が撮像レンズ3
2によってAFセンサモジュール66の表面に実像を結
んでいる。
そこで、被写体54が構図内を光軸32に垂直な方向に
移動して被写体54Aになったとすると、このときの撮
影者が見ている方向θ8 ′の被写体54Aからの入射
光は、やはり、撮像レンズ32から距離R+の位置に結
像している。しがしながら、その結像の位置は光軸35
から離れており、AFセンサモジュール84はこれを受
光し得ない。
そこで、駆動部85(第12図)によってAFセンサモ
ジュール84を矢印kに示すようにシフトされ、主たる
被写体54Aの結像位置に一致したAFセンサモジュー
ル84′とする。
この状態で主たる被写体54Aと同一方向θ、′であっ
て撮影レンズ32の中心からの距離がL2である主たる
被写体54Bとなると、この主たる被写体54Bの結像
位置は、撮像レンズ32の中心と主たる被写体54Bと
を結ぶ直線上にあって、撮像レンズ32の中心から距離
R2の位置である。
なお、AFセンサモジュールは、先の公知例に示すよう
に、撮像レンズを通った光束を右半分と左半分(以下、
右光束、左光束という)とに分割するフライアイレンズ
と2つのCODを1対とする複数対のCOD対群とを有
しており、各CCD対にフライアイレンズが対向してい
る。合焦時には、フライアイレンズで形成された右光束
と左光束とはこのフライアイレンズに対向した同−CC
D対の別々のCODに入射されるが、合焦してないない
ときには、これら右、左光束を形成したフライアイレン
ズに対向するCCD対(以下、5刻CCD対という)と
は異なるCODに入射する。
この場合、合焦ずれ量が大きい程合、左光束は当該CC
D対からはなれたCODに入射し、また、前ピントと後
ピントとでは光束が入射するCCD対のCCDが異なる
。以上によって合焦ずれの方向、大きさが検出できる。
ところで、かかるAFセンサモジュール84が、符号8
4′のように、撮像レンズ32の光軸35の垂直方向に
シフトすると、入射光が撮像レンズ32の光軸35に対
して角度eX′だけ傾いて入射されるために、AFセン
サモジュール84′内のフライアイレンズによって得ら
れる右光束と左光束との実像は形状が異なり、また、撮
像レンズ32からの光軸35に平行な方向の結像位置が
異なる。このために、たとえば合焦時においては、右左
光束がAFセンサモジュール84′の同−CCD対の異
なるCODに入射されるとしても、これらCODの出力
レベルが異なってしまう。
この対策としては、AFセンサモジュール84を撮像レ
ンズ32の光軸35に垂直な方向にシフトさせるととも
に、COD対群の表面が入射光方向に垂直となるように
、すなわち、AFセンサモジュール84が主たる被写体
54A、54Bの方向を向くように、AFセンサをモジ
ュール84を回動させればよい。しかしながら、このよ
うにすると機構が非常に複雑となり、このために、この
実施例では、AFセンサモジュール84中の出力レベル
が最も大きな2つのCODを検出し、この検出結果から
合焦ずれの大きさ、方向を検出する。
すなわち、従来の方法は、AFセンサモジュール84が
固定され、かつ描像レンズの光軸上の主たる被写体に合
焦させるものであることから、左、右光束による結像パ
ターンの合致によって合焦が否かの判定をするのに対し
、この実施例では、これら結像パターンの最大となる一
部を検出するようにしたものである。
なお、AFセンサモジュール84をシフトするかわりに
、モジュール84の画素数(CCD対数)を増やし、多
方向からの光を受けるようにするとともに、合焦動作の
ための画素範囲をシフトするようにしてもよいが、コス
ト面から問題がある。
さて、このようにしてAFセンサモジュール84がシフ
トされ、その出力信号が自動焦点検出部によって処理さ
れてレンズ駆動部が動作し、撮影レンズ32は矢印aの
方向に1門動する。
以上のようにして、位相形無点検出方式のオートフォー
カス機能を備えた1眼レフカメラは、1眼レフレツクス
フアインダの視野内の任意の位置にある主たる被写体に
対して合焦動作が行なえるようになる。
なお、以上説明した実施例では、撮像素子(イメージセ
ンサ)やフィルムがある場合について述べてきたが、こ
れらがない場合、たとえば顕微鏡などにも本発明を適用
することもできる。
また、これら実施例においては、撮影レンズ系を移動し
て合焦させる方式がとられているが、イメージセンサま
たはフィルム面を移動させる方式やレンズの誘電率を変
化させる方式を用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、ビューファイン
ダの視野内の任意の位置にある主たる被写体に自動的に
合焦させることができ、所望の構図で主たる被写体に正
確に合焦した画像を簡単な操作で得ることができるとい
う優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるカメラの第1の実施例を示す構成
図、第2図〜第4図は夫々この第1の実施例での画角の
説明図、第5図は第1図における輝点座標検出部の一興
体例を示すブロック図、第6図は本発明によるカメラの
第2の実施例を禾す構成図、第7図はこの第2の実施例
での画角の説明図、第8図はこの第2の実施例での主た
る被写体ま゛での測距方法を示す説明図、第9図、第1
0図は本発明によるカメラの第3、第4の実施例を  
′示す構成図、第11図はこの第4の実施例での主たる
被写体までの測距方法を示す説明図、第12図は本発明
によるカメラの第5の実施例を示す構成図、第13図は
この第5の実施例での主たる被写体までの測距方法を示
す説明図である。 1・・・・・・カメラ回路部、2・・・・・・レンズ機
構、3・・・・・・バイパスフィルタ、4・・・・・・
画角ゲート、5・・・・・・検波部、6・・・・・・積
分部、7・・・・・・A/D変換部、8・・・・・・X
カウンタ、9・・・・・・Yカウンタ、lO・・・・・
・ディジタルコンパレータ、11・・・・・・マイコン
、14・・・・・・電子ビューファインダ、16.16
’・・・・・・赤外発光部、18・・・・・・カメラ回
路部、19・・・・・・輝点座標検出部、20・・・・
・・眼、32・・・・・・撮像レンズ、34・・・・・
・フィルム面、36.36’・・・・・・赤外発光部、
43・・・・・・接眼レンズ、44・・・・・・眼、4
5・・・・・・ダイクロイックミラー、48・・・・・
・赤外発光部、49・・・・・・光ファイバ、50・・
・・・・カメラ回路部、51・・・・・・輝点座標検出
部、52・・・・・・マイコン、53・・・・・・受光
部駆動部、54.54’、54’。 54A、54B・・・・・・主たる被写体、55・・・
・・・ハーフミラ−158・・・・・・接眼レンズ、6
2・・・・・・振動ミラー、63・・・・・・半固定ミ
ラー、64・・・・・・プリズム、65.66・・・・
・・レンズ、67.68・・・・・・受光部、71・・
・・・・半固定ミラー駆動部、75・・・・・・メイン
ミラー、79・・・・・・接眼レンズ、80.80’・
・・・・・超音波センサ、82・・・・・・雲台駆動部
、84.84’・・・・・・A Fセンサモジュール、
85・・・・・・駆動部。 第1図 第5図 第6図 :             : ■ 第7図 第8図 第9B 第10図 第1J図 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、オートフォーカス手段とビューファインダとを備え
    たカメラにおいて、該ビューファインダの画面に対する
    撮影者の注視点を検出する注視点検出手段と、該注視点
    検出手段の検出出力に応じて該オートフォーカス手段の
    合焦動作を制御する制御手段とを設け、該ビューファイ
    ンダの視野内の任意の位置にある主たる被写体に合焦す
    ることができるように構成したことを特徴とするカメラ
    。 2、特許請求の範囲第1項において、前記オートフォー
    カス手段はカメラ回路部の出力映像信号の所定画角内で
    の高周波成分を検出する手段と、該高周波成分を検波積
    分する手段とからなり、前記制御手段は、該高周波成分
    の積分値が最大となるように該カメラ回路部のレンズ機
    構を制御するとともに、前記注視点検出手段の検出出力
    に応じて前記所定画角の設定データを形成、出力するこ
    とを特徴とするカメラ。
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