JPH05328197A - 撮影装置 - Google Patents

撮影装置

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JPH05328197A
JPH05328197A JP4154165A JP15416592A JPH05328197A JP H05328197 A JPH05328197 A JP H05328197A JP 4154165 A JP4154165 A JP 4154165A JP 15416592 A JP15416592 A JP 15416592A JP H05328197 A JPH05328197 A JP H05328197A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画面内における撮影者の意図する領域を簡単
に設定する。 【構成】 撮像素子2からの画像信号より画面内に領域
を設定する領域設定手段3と、撮影者の視線を検知する
視線検知手段8,9,11と、前記領域設定手段にて設
定された領域が複数の場合、そのうちの意図する領域
を、前記視線検知手段よりの視線情報に基づいて選択す
る領域選択手段12とを備え、画面内に複数の領域が設
定されている場合、そのうちの意図する領域の選択を、
視線情報に基づいて自動的に行うようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像素子からの画像信
号より画面内に領域を設定する領域設定手段を備えた、
ビデオカメラ等の撮影装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の撮影制御に際して、撮影画
面内に領域を設定することがなされている。例えば、オ
トフォーカスにおいては、合焦情報を検出する為の合
焦検出領域を、また、撮影者の手振れ等による画像のブ
レ補正においては、画像の動きを検出するブレ検知領域
を、それぞれ設定し、この設定した領域内の撮像信号に
基づいて各々の撮影制御を行っていた。
【0003】また、被写体の合焦情報などに基づいて先
の合焦検出領域を自動的に被写体に追尾させることを可
能とするものも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例において、撮影制御に際して設定される領域は予め
画面内に設定される構成となっており、必要に応じて撮
影者が任意の位置に設定するといった事はできず、撮影
の範囲が制限されてしまっていた。このため、合焦情報
などの被写体の情報に基づいて抽出すべく被写体領域
(範囲)を設定するものにおいては、合焦状態にあるか
否かによりその領域を設定してしまうために、撮影者の
意図する被写体と異なる被写体を選択、つまり意図しな
い被写体にピントの合った映し出されてしまうといった
問題点があった。
【0005】また、撮影後に領域を設定して、画像の合
成などを編集作業として行うような編集装置も多種提案
されているが、このように画面内の意図した位置に領域
を設定可能とするものにおいては、編集装置を別に準備
する必要があることと、別に時間をかけて作業を行わな
ければならないこと、さらには撮影後の画像にのみ領域
設定した情報を使用することができないなどの問題があ
った。
【0006】本発明の目的は、上記の点に鑑み、画面内
における撮影者の意図する領域を簡単に選択することで
きる撮影装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、撮像素子から
の画像信号より画面内に領域を設定する領域設定手段
と、該領域設定手段にて設定された領域が複数の場合、
そのうちの意図する領域を外部操作により選択する領域
選択手段とを備え、また、撮像素子からの画像信号より
画面内に領域を設定する領域設定手段と、撮影者の視線
を検知する視線検知手段と、前記領域設定手段にて設定
された領域が複数の場合、そのうちの意図する領域を、
前記視線検知手段よりの視線情報に基づいて選択する領
域選択手段とを備えている。
【0008】
【作用】領域選択手段は、画面内に複数の領域が設定さ
れている場合、そのうちの意図する領域の選択を、外部
操作により、或は、視線情報に基づいて自動的に行うよ
うにしている。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0010】図1は本発明第1の実施例における撮影装
置のブロック図であり、同図において、1は撮影レン
ズ、2はCCDなどの撮像素子、3は撮像素子2よりの
撮像信号から画面内における被写体の領域(範囲)を抽
出(設定)する被写体抽出回路、4は前記被写体抽出回
路3にて抽出された領域情報に基づきその被写体枠を生
成する被写体枠生成回路、5は前記被写体枠生成回路3
で生成された被写体枠を映像信号に合成し、合成画像を
ファインダに表示するファインダ制御回路、6は電子ビ
ューファインダなどの表示装置、7はファインダを観察
するためのファインダレンズ、8は撮影者の眼球の動き
から撮影者の視線を検知する視線検知光学系、9は眼球
の像を検出する検出器、10はファインダ系の光路と視
線検出系の光路を分離する光路分離ミラー、11は視線
の位置を抽出する視線抽出回路、12は被写体抽出回路
3からの領域情報と視線抽出回路11からの視線情報に
基づいて主要被写体を決定し、被写体情報の制御をする
被写体情報制御回路、13は撮像素子2からの撮像信号
をテレビジョン規格に準じた映像信号に変化する映像信
号変換回路、14は撮影レンズ1の駆動を制御する撮影
レンズ駆動回路、15は撮像素子1の露光時間やシャッ
タスピードなどを制御する撮像素子駆動回路、16は各
回路における動作の同期をとるための信号を発生する同
期信号発生回路である。
【0011】ここで、図2を用いて被写体抽出回路3で
の動作について説明する。
【0012】被写体抽出回路3は、撮像素子2から被写
体像のエッヂ部分のボケ量に応じたボケ幅を検出し(図
2(a) 参照)、検出された合焦度に応じたエッヂのボケ
幅の撮像画面上における分布を認識し(図2(b) 参
照)、合焦状態にある分布から主要被写体の領域を設定
する(図2(c) 参照)。
【0013】次に、上述した視線検知光学系8、イメー
ジセンサ9及び視線抽出回路11等より成る視線検知装
置による視線検出方法の基本原理について、図3により
説明する。
【0014】図3において、104は観察者に対して不
感の赤外光を放射する発光ダイオード等の光源であり、
投光レンズ106の焦点面に配置されている。
【0015】光源104より発光した赤外光は投光レン
ズ106により平行光となり、ハーフミラー105で反
射し、眼球の角膜101を照明する。この時、角膜10
1の表面で反射した赤外光の一部に基く角膜反射像dは
ハーフミラー105を透過し、図1の視線検知光学系8
に相当する受光レンズ107により集光され、同じく図
1の検出器9に相当するイメージセンサ109上の位置
d´に角膜反射像dを再結像する。
【0016】また、虹彩103の端部a,bからの光束
はハーフミラー105、受光レンズ107を介してイメ
ージセンサ109の上に導光され、その位置a´,b´
に該端部a,bの像を結像する。受光レンズ107の光
軸に対する眼球の光軸の回転角θが小さい場合、虹
彩103の端部a,bのZ座標をZa,Zbとすると、
虹彩103の中心位置cの座標Zcは Zc≒(Za+Zb)/2 と表される。
【0017】また、角膜反射像の発生位置dのZ座標を
Zd,角膜101の曲率中心Oと虹彩103の中心Cま
でを距離OCとすると、眼球光軸の回転角θは OC・sinθ≒Zc−Zd …………(1) の関係式を略満足する。このため、イメージセンサ10
9上に投影された各特異点(角膜反射像d及び虹彩の端
部a,b)の位置を検出することにより、眼球光軸の
回転角θを求めることができる。この時(1)式は β・OC・sinθ≒{(Za+Zb)/2}−Zd …………(2) と書き換えられる。但し、βは角膜反射像の発生位置d
と受光レンズ7との距離Lと受光レンズ107とイメー
ジセンサ109との距離Loで決る倍率で、通常ほぼ一
定の値となっている。
【0018】上記のような原理により、観察者の被検眼
の視線の方向(注視点)を検出することができる。
【0019】次に、本発明の第1の実施例における撮影
装置に動作について、図4のフローチャート及び図5,
図6に基づいて説明する。
【0020】ステップ101において、被写体抽出回路
3により前述した様に撮像素子2から被写体情報が取り
込まれ(図5(a) 参照)、次のステップ102におい
て、被写体数が1つかそれ以上であるかの判別が行われ
る。この結果、1つであれば被写体領域は既に確定であ
るのでステップ108へ進み、2つ以上であった場合に
は主要被写体を確定するためにステップ104へと進
む。この実施例では、図5(a) に示す様に被写体数が3
つの場合を想定しているので、ステップ102からステ
ップ103へと進むことになる。ステップ103におい
ては、例えばボケ幅に関する情報から被写体の領域の設
定が行われ、この領域情報に基づいて被写体枠生成回路
4にて該領域の枠にあたる画像が生成される(図5(b)
参照)。そして、ステップ104において、この画像
(被写体枠)がファインダ制御回路5へ供給され、ここ
で該被写体枠と撮像信号とが合成され、この合成された
画像が表示装置6に表示される。
【0021】この時、撮影者は前記電子ビューファイン
ダ等の表示装置6上の像をファインダレンズ7を通して
観察しているが、その際の撮影者の眼球の動きが前述の
視線検出光学系8を通して検出器9で検出され、この検
出された眼球の像に基づいて視線抽出回路11にて視線
の位置検出がなされており、ステップ105において、
被写体抽出スイッチがONされることによりステップ1
06へ進み、ここで前記視線抽出回路11にて生成され
た視線情報が被写体情報制御回路12へと供給される。
そして、ステップ107において、被写体情報制御回路
12にて前記視線情報と被写体抽出回路3からの領域情
報から主要な被写体が決定され(図5(c) 参照)、被写
体領域が確定される。
【0022】前述した様に被写体情報制御回路12にて
被写体領域が確定した後はステップ108へ進み、主要
の被写体情報を生成する。そして、次のステップ109
において、この主要被写体情報に基づいて撮影レンズ駆
動回路14によって撮影レンズ1を駆動したり、撮像素
子駆動回路15によって撮像素子2の駆動を行う。
【0023】また、図6(a) に示す様に主被写体が抽出
した位置より動いた場合には、被写体抽出回路3からの
領域情報に基づき追従するように選択(図6(b) 参照)
されると共に、追従して得られる主被写体情報に基づい
て撮影レンズ駆動回路14によって撮影レンズ1が駆
動、又撮像素子駆動回路15によって撮像素子2の駆動
が、それぞれ継続される。
【0024】なお、2つ以上の被写体があった場合の選
択は被写体抽出スイッチで行う様にしているが、この代
りに、視線の注視している位置を計測し、その頻度の高
い位置を撮影者の最も注視している位置と自動的に判断
し、その位置を視線情報として、被写体情報制御回路1
2が主被写体を自動的に決定するような構成であっても
良い。また、被写体の抽出に使用する撮像信号の情報
は、ボケ幅ではなく、輝度信号や、色信号でも良いし、
これらを合せて使用しても良い。
【0025】(第2の実施例)図7は本発明の第2の実
施例における撮影装置を示すブロック図であり、図1と
同じ部分は同一符合を付してある。
【0026】図7において、17は被写体枠を一時的に
記憶するメモリである。
【0027】この第2の実施例では、被写体抽出を行う
時に、撮影レンズ1のフォーカスレンズ群を駆動し、異
なる被写体距離に位置する各被写体を画像信号より抽出
し、それらを合せて表示した被写体枠から撮影者が主要
な被写体を決定できるようにしたものである。
【0028】次に、本発明の第2の実施例における撮影
装置に動作について、図8のフローチャート及び図9,
図10に基づいて説明する。
【0029】被写体を撮影者が抽出する状態になると、
ステップ201において、撮影レンズ駆動回路14を通
して撮影レンズ1内のフォーカスレンズが無限遠位置に
セットされ、次のステップ202において、被写体抽出
回路3により撮像素子2から被写体情報が取り込まれ
(図9(a) の左図参照)、次のステップ203におい
て、第1の実施例と同様に例えばボケ幅に関する情報か
ら被写体の領域の設定が行われ、この領域情報に基づい
て被写体枠生成回路4にて該領域の枠にあたる画像が生
成される(図5(a) の右図参照)。そして、ステップ2
04において、この画像(被写体枠)がメモリ17に記
憶される。次に、ズテップ205へ進み、ここでは先の
フォーカスレンズが所定量至近側に駆動され、被写体距
離が変更され、ステップ206にて所定回数同様の動作
が繰り返し行われたか否かの判別が行われる。
【0030】所定回数行われていない場合には、ステッ
プ201へ動作は戻り、同様の動作が繰り返し行われ
る。この実施例においては、図9に示すように(a) 〜
(d) の5回行われる場合を想定しており、よって、各ル
ープにおいて抽出された被写体枠は順次メモリ17に合
せて記憶されることになる。
【0031】所定回数フォーカスレンズが駆動され、所
定回数分の被写体枠を生成したのち、ステップ207へ
と動作は進み、ここではメモリ17に記憶されている被
写体枠の合成が行われ、次のステップ208において、
合成された被写体枠の画像はファインダ制御回路5に供
給され、映像信号と合成されて表示装置6に表示される
(図10(a) 参照)。
【0032】この時、撮影者は前記電子ビューファイン
ダ等の表示装置6上の像をファインダレンズ7を通して
観察しているが、その際の撮影者の眼球の動きが前述し
た様に視線検出光学系8を通して検出器9で検出され、
この検出された眼球の像に基づいて視線抽出回路11に
て視線の位置検出がなされており、ステップ209にお
いて、被写体抽出スイッチがONされることによりステ
ップ210へ進み、ここで前記視線抽出回路11にて生
成された視線情報が被写体情報制御回路12へと供給さ
れる。そして、ステップ211において、被写体情報制
御回路12にて前記視線情報と被写体抽出回路3からの
領域情報から主要な被写体が決定され(図10(b) 参
照)、被写体領域が確定される。
【0033】前述した様に被写体情報制御回路12にて
被写体領域が確定した後はステップ212へ進み、主要
の被写体情報を生成する。そして、次のステップ109
において、この主要被写体情報に基づいて撮影レンズ駆
動回路14によって撮影レンズ1を駆動したり、撮像素
子駆動回路15によって撮像素子2の駆動を行う。
【0034】また、主被写体が抽出した位置より動いた
場合には、被写体抽出回路3からの領域情報に基づき追
従するように選択されると共に、追従して得られる主被
写体情報に基づいて、撮影レンズ駆動回路14によって
撮影レンズ1の駆動が、又撮像素子駆動回路15によっ
て撮像素子2の駆動が、それぞれ継続される。
【0035】なお、第1の実施例と同様、複数の中より
主被写体を選択する方法としては、視線の注視している
位置を計測し、その頻度の高い位置を撮影者の最も注視
している位置と自動的に判断し、その位置を視線情報と
して、被写体情報制御回路12が主被写体を自動的に決
定するような構成であっても良い。また、被写体を抽出
するための撮像信号が、ボケ幅ではなく輝度信号や色信
号による場合でも、フォーカスの合っている時がコント
ラストが良くなるので、同様な方法で被写体を抽出する
ことができる。
【0036】(第3の実施例)図11は本発明の第3の
実施例における撮影装置を示すブロック図であり、図1
及び図7と同じ部分は同一符合を付してある。
【0037】この第3の実施例では、画面上で撮影者の
注視する部分の映像信号に基づいて被写体の領域を抽出
するようにしたものであり、図13を用いて図12のフ
ローチャートにしたがって動作説明を行う。
【0038】撮影者が被写体を抽出する状態になると、
ステップ301において、被写体情報制御回路12より
ファインダ制御回路5に視線の位置を表示装置6へ表示
するべく指示がなされ、これによりファインダ制御回路
5の働きにより、視線抽出回路11からの視線情報に基
づいた位置にカーソルが合成されて表示装置6に表示さ
れる(図13(a) →(b) 参照)。次のステップ302に
おいては、被写体抽出スイッチがONされているか否か
の判別が行われ、ONが判別されることによりステップ
303へ進み、ここでは先の表示を停止する。次のステ
ップ304においては、被写体抽出回路3により被写体
抽出スイッチがONになった時の視線情報が検出され、
ステップ305においては、被写体の抽出が成功したか
否かの判別がなされる。被写体の抽出が成功しなかった
場合には、同様の動作を行うべくステップ301へ戻
り、成功した場合はステップ307へと進む。
【0039】ステップ307においては、視線位置近傍
の撮像信号に基づいて被写体領域が設定され、この領域
情報が被写体情報制御回路12へ供給され、次のステッ
プ308において、被写体情報制御回路12により領域
情報に基づいて被写体領域情報が生成され(図13(c)
参照)、撮影レンズ駆動回路14や撮像素子駆動回路1
5へ供給されてこれらが駆動される。
【0040】また、主被写体が抽出した位置より動いた
場合には、被写体抽出回路3からの領域情報に基づき追
従するように選択されると共に、追従して得られる主被
写体情報に基づいて、撮影レンズ駆動回路14によって
撮影レンズ1の駆動が、又撮像素子駆動回路15によっ
て撮像素子2の駆動が、それぞれ継続される。
【0041】以上の各実施例によれば、画像情報より被
写体が複数である場合にはそれぞれの領域を設定し、撮
影者の視線情報に基づいてその領域中より主被写体の領
域を選択するようにしているため、特別な操作をするこ
となく、撮影者の意図する被写体領域を、言換えれば撮
影制御の対象と成るべく領域をリアルタイムで抽出する
ことができ、よって、例えば従来のように意図しない被
写体にピントがあったり、不適性露出となったりするこ
とがなくる。
【0042】(変形例)以上の各実施例では、複数の被
写体領域中より主被写体領域を選択するために、視線検
知装置からの視線情報を用いているが、これに限定され
るものではなく、外部よりダイアル操作等により画面内
に表示したカーソル位置を可変して行うようにしても良
い。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮像素子からの画像信号より画面内に領域を設定する領
域設定手段と、該領域設定手段にて設定された領域が複
数の場合、そのうちの意図する領域を外部操作により選
択する領域選択手段とを備え、また、撮像素子からの画
像信号より画面内に領域を設定する領域設定手段と、撮
影者の視線を検知する視線検知手段と、前記領域設定手
段にて設定された領域が複数の場合、そのうちの意図す
る領域を、前記視線検知手段よりの視線情報に基づいて
選択する領域選択手段とを備え、画面内に複数の領域が
設定されている場合、そのうちの意図する領域の選択
を、外部操作により、或は、視線情報に基づいて自動的
に行うようにしている。
【0044】よって、画面内における撮影者の意図する
領域を簡単に設定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における撮影装置のブロ
ック図である。
【図2】図1の被写体抽出回路における動作を説明する
ための図である。
【図3】図1の視線検知装置似置ける視線検知方法につ
いて説明するための図である。
【図4】本発明の第1の実施例における撮影装置の主要
部分の動作を示すフローチャートである。
【図5】図4の動作説明を助けるための図である。
【図6】同じく図4の動作説明を助けるための図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施例における撮影装置のブロ
ック図である。
【図8】本発明の第2の実施例における撮影装置の主要
部分の動作を示すフローチャートである。
【図9】図8の動作説明を助けるための図である。
【図10】同じく図8の動作説明を助けるための図であ
る。
【図11】本発明の第2の実施例における撮影装置のブ
ロック図である。
【図12】本発明の第3の実施例における撮影装置の主
要部分の動作を示すフローチャートである。
【図13】図11の動作説明を助けるための図である。
【符合の説明】
1 撮影レンズ 2 撮像素子 3 被写体抽出回路 4 被写体枠生成回路 5 ファインダ制御回路 8 視線検知光学系 9 検出器 11 視線抽出回路 12 被写体情報制御回路 13 映像信号変換回路 17 メモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子からの画像信号より画面内に領
    域を設定する領域設定手段と、該領域設定手段にて設定
    された領域が複数の場合、そのうちの意図する領域を外
    部操作により選択する領域選択手段とを備えた撮影装
    置。
  2. 【請求項2】 撮像素子からの画像信号より画面内に領
    域を設定する領域設定手段と、撮影者の視線を検知する
    視線検知手段と、前記領域設定手段にて設定された領域
    が複数の場合、そのうちの意図する領域を、前記視線検
    知手段よりの視線情報に基づいて選択する領域選択手段
    とを備えた撮影装置。
  3. 【請求項3】 領域設定手段は、画面内における被写体
    の大きさに相当する領域を設定する手段であることを特
    徴とする請求項1又は2記載の撮影装置。
  4. 【請求項4】 視線検知手段は、撮影者の視線を検出す
    るための光学系を具備していることを特徴とする請求項
    2記載の撮影装置。
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