JP2002098900A - 共焦点顕微鏡 - Google Patents

共焦点顕微鏡

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JP2002098900A
JP2002098900A JP2000288534A JP2000288534A JP2002098900A JP 2002098900 A JP2002098900 A JP 2002098900A JP 2000288534 A JP2000288534 A JP 2000288534A JP 2000288534 A JP2000288534 A JP 2000288534A JP 2002098900 A JP2002098900 A JP 2002098900A
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Yuichiro Matsuo
祐一郎 松尾
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】垂直解像度の低下がなくかつ描画速度が落ち
ず、高画質でコマ落ちのない共焦点画像を得ること。 【解決手段】回転ディスク1の回転とプログレッシブス
キャン(全画素読み出し)型のCCDカメラ40の撮像
タイミングとを同期させ、このCCDカメラ40のフィ
ールドODD1、EVEN1で回転ディスク1のランダ
ムピンホールパターン部1aを通過させた試料9の像を
撮像し、フィールドODD2、EVEN2で透過部1b
を通過させた試料9の像を撮像し、コンピュータ45に
より各フレーム画像の間で差分演算ODD1−ODD
2、EVEN1−EVEN2を行って1フレームの共焦
点画像データを求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試料の微小構造や
三次元構造の形状を観察、測定するのに用いられる共焦
点顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる共焦点顕微鏡としては、例えば多
数のピンホールを等ピッチで螺旋状に形成したディスク
(以下、Nipkowディスクと称する)を用いたNi
pkow型が知られている。このNipkowディスク
は、試料からの像劣化が生じないように各ピンホール間
隔をそのピンホール直径の10倍程度離すように作成さ
れている。
【0003】このようなNipkow型の共焦点顕微鏡
において共焦点効果を発揮させるためには、ピンホール
径に対して10倍程度ピンホールを離さないと、隣のピ
ンホールからのクロストーク(光の漏れ)がノイズとな
り、像品質を劣化させることになる。
【0004】反対にピンホールの間隔を広げると、ピン
ホールの密度が低下するので、Nipkowディスクに
入射する光の殆どがNipkowディスク自体によりカ
ットされてしまい、ピンホールを通過する光は入射光に
対して1/100程度に低下して暗い像となる。
【0005】このような問題を解決するために例えば特
開平11−63800号公報に記載されている共焦点顕
微鏡には、各ピンホール間の間隔をピンホール径と同一
に形成し、かつ複数のピンホールをランダムに配置した
ランダムピンホールディスクが用いられている。すなわ
ち、この共焦点顕微鏡では、ランダムピンホールを通し
て撮像された試料の像が非共焦点成分と共焦点成分との
和(非共焦点成分を含む共焦点画像)となり、ランダム
ピンホールを通さずに撮像された試料の像が非共焦点成
分(非共焦点画像)のみとなる。しかるに、このこの共
焦点顕微鏡は、非共焦点成分を含む共焦点画像から非共
焦点画像を差分演算することにより、共焦点画像を求め
ている。これにより、高い光の利用効率で共焦点画像を
得ることができる。
【0006】図9かかる共焦点顕微鏡の構成図である。
回転ディスク1は、モータ2の回転軸に取り付けられて
回転するものとなっている。この回転ディスク1は、図
10に示すように複数のピンホールがその間隔をピンホ
ール直径とほぼ同一距離でかつランダムに形成されたラ
ンダムピンホールパターン部1aと、光をほぼ100%
透過させる透過部1bと、これらランダムピンホールパ
ターン部1aと透過部1bとの間に形成された光を通さ
ない各遮光部1cと、これらランダムピンホールパター
ン部1a、透過部1b及び各遮光部1cの外周の一部分
に形成されて回転ディスク1自体の回転信号を発生させ
るための切欠きからなるトリガリング1dとからなって
いる。この回転ディスク1は、ガラス材からなるディス
ク基板上にクロムを蒸着することでランダムピンホール
パターン部1a、透過部1b、各遮光部1c及びトリガ
リング1dを形成している。
【0007】上記モータ2は、DCブラシレスモータで
あり、三相の駆動信号U,V,Wの位相及び周波数によ
り回転駆動するものである。このモータ2の内部には、
ホール素子が設けられており、ホール素子からローター
の回転状態をHa,Hb,Hcのホール信号としてモー
タドライバ3に出力している。
【0008】光検出素子4は、回転ディスク1の外周縁
に近接して設けられ、回転する回転ディスク1のトリガ
リング1dの通過を検出し、この検出毎にハイレベル
(Hレベル)のパルス信号gを出力するものとなってい
る。
【0009】一方、光源5は、ハロゲンランプが用いら
れている。この光源5から出力された光は、コレクタレ
ンズ6、ビームスプリッタ7で反射して回転ディスク1
に入射し、この回転ディスク1を透過して対物レンズ8
により試料9に照射される。そして、この試料9からの
光は、再び対物レンズ8から回転ディスク1、ビームス
プリッタ7を透過し、結像レンズ10によってCCDカ
メラ11に結像される。
【0010】このCCDカメラ11は、フィールド周期
で電荷を蓄積するフィールド蓄積モードで動作するもの
で、ごく安価で一般的に非常に入手しやすいカメラであ
る。このCCDカメラ11は、試料9の像を撮像し、そ
のNTSC信号eをコンピュータ12及びビデオシンク
セパレータ13に出力する。
【0011】このうちビデオシンクセパレータ13は、
入力したNTSC信号eから垂直同期信号及びODD/
EVEN識別信号fなどを出力するもので、そのうちの
ODD/EVEN識別信号fをPLL回路14に出力す
る。なお、このビデオシンクセパレータ13は、ワンチ
ップ化されて安価なものである。
【0012】PLL回路14は、ビデオシンクセパレー
タ13からのODD/EVEN識別信号fと光検出素子
4からの回転検出信号gとを入力し、これらODD/E
VEN識別信号fと回転検出信号gとに対して速度制御
及び位相制御を行って、これらODD/EVEN識別信
号fと回転検出信号gとの位相同期を取って、その制御
信号dをモータドライバ3に出力する。
【0013】上記コンピュータ12は、CCDカメラ1
1から出力されたNTSC信号eを内蔵されているフレ
ームグラバーで取り込み、演算処理を実行して信号hを
出力してモニタ15に共焦点画像又は明視野画像のいず
れか一方、又はこれら共焦点画像と明視野画像との両方
を同時に表示させる。
【0014】又、他の共焦点顕微鏡としては、特願平1
1−38524号に記載されているものが考えられてい
る。図11はかかる共焦点顕微鏡の構成図である。回転
ディスク20は、図12に示すように複数のピンホール
が、そのピンホールの間隔をピンホール直径とほぼ同一
間隔でランダムに配置された2つのランダムピンホール
パターン部20a、20bと、光が自由に通過できる2
つの透過部20c、20dと、これらランダムピンホー
ルパターン部20a、20bと透過部20c、20dと
の間にそれぞれ形成されて光を通さない各遮光部20e
〜20hとからなっている。なお、この回転ディスク2
0では、ランダムピンホールパターン部20aと透過部
20cとで一組、ランダムピンホールパターン部20b
と透過部20dとで別の一組を構成している。この回転
ディスク20は、回転軸21によって連結されたモータ
の駆動によって一定速度で回転する。
【0015】光源22から出力された光は、コレクタレ
ンズ23、ビームスプリッタ24で反射して回転ディス
ク20に入射し、この回転ディスク20を透過して対物
レンズ25により試料9に照射される。そして、この試
料9からの光は、再び対物レンズ25から回転ディスク
20、ビームスプリッタ24を透過し、結像レンズ26
によってCCDカメラ27に結像される。
【0016】ここで、回転ディスク20の各ランダムピ
ンホールパターン部20a,20bと各透過部20c,
20dとでそれぞれ各画像を撮像するように、回転ディ
スク20の回転とCCDカメラ27の撮像タイミングと
の同期が取られている。
【0017】CCDカメラ27は、第1フィールドと第
2フィールドとで1フレームの画像を得るものとなって
いる。第Aフレーム(A=1,3,5,7,…奇数)で
は、CCDカメラ27の第1フィールドと第2フィール
ドとの各々に各ランダムピンホールパターン部20a,
20bの非共焦点成分を含む共焦点画像が得られる。
又、第Bフレーム(B=2,4,6,…偶数)では、C
CDカメラ27の第1フィールドと第2フィールドとの
各々に各透過部20c,20dの非共焦点画像が得られ
る。
【0018】コンピュータ28は、内部に画像取り込み
ボード29が設置され、この画像取り込みボード29に
よりCCDカメラ27からの第Aフレームと第Bフレー
ムとを取り込む。
【0019】コンピュータ28は、画像取り込みボード
29により取り込んだ第Aフレームと第Bフレームとを
蓄積し、第Aフレームから第Bフレームの差分演算を行
って一枚の共焦点画像を求め、これをモニタ30に表示
する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
特開平11−63800号公報に記載されている共焦点
顕微鏡では、CCDカメラ11のフレーム周期(約1/
30)に同期して回転ディスク1を回転させ、フィール
ド蓄積モードで動作するCCDカメラ11を使用して回
転ディスク1のランダムピンホールパターン部1a及び
透過部1bを透過する試料9の画像の撮像を行ってい
る。そして、これらランダムピンホールパターン部1a
と透過部1bとを透過する試料9の画像は、フィールド
画像としてコンピュータ12に取り込まれ、差分演算さ
れてモニタ15に共焦点画像が表示される。
【0021】この共焦点画像は、フィールド画像間で差
分演算されたものであるため、1ライン毎に表示され、
垂直解像度が1/2に低下してしまい、精細を欠く画像
となっている。抜けているラインに対して補完処理を施
す方法もあるが、周囲の画素データを用いて欠損してい
る画素データを作成するため、通常のフレーム画像の高
画質には遠く及ばない。
【0022】後者の特願平11−38524号に記載さ
れている共焦点顕微鏡では、各ランダムピンホールパタ
ーン部20a,20bを透過した試料9の画像を合わせ
て1フレームの画像とし、各透過部20c,20dを透
過した試料9の画像を合わせて1フレームの画像として
コンピュータ28に取り込み、これらフレーム画像間で
差分演算を行っているが、この差分演算にて一枚の共焦
点画像を得るのに2フレーム分の画像データを取得しな
ければならない。このため、モニタ30上に表示できる
共焦点画像の描画速度は、最高でも約15枚/秒とな
る。これは、通常のテレビジョンで表示できる描画速度
の1/2の速度であり、観察者はコマ落ちしたぎこちな
い共焦点画像を観察することになる。
【0023】そこで本発明は、垂直解像度の低下がなく
かつ描画速度が落ちず、高画質でコマ落ちのない共焦点
画像を得ることができる共焦点顕微鏡を提供することを
目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1記載による本発
明は、所定のタイミングで切り替わる第1と第2の透過
部に光を通して試料に照射し、この試料からの画像を前
記第1と第2の透過部を通して撮像することにより前記
試料の共焦点画像データを取得する共焦点顕微鏡におい
て、前記第1と第2の透過部を通った前記試料の画像を
撮像し、奇数フィールドと偶数フィールドとを同時に出
力する撮像手段と、この撮像手段の撮像タイミングと前
記第1と第2の透過部の切り替えタイミングとを同期さ
せる同期手段と、前記撮像手段から出力されたフレーム
画像のうち一方の前記第1の透過部を透過した非共焦点
成分を含む第1の共焦点画像データと他方の前記第2の
透過部を透過した非共焦点成分のみの第2の共焦点画像
データとに基づいて前記試料の前記共焦点画像データを
取得する画像演算手段と、を具備したことを特徴とする
共焦点顕微鏡である。
【0025】請求項2記載による本発明は、請求項1記
載の共焦点顕微鏡において、複数のピンホールがランダ
ムに形成されたランダムピンホール部又は複数のライト
状パターンが形成されたラインパターン部からなる第1
の透過部及び全ての光を透過する第2の透過部が形成さ
れたピンホールディスクの回転と前記撮像手段の撮像タ
イミングとを前記同期手段により同期させ、前記撮像手
段からは、前記第1の透過部を透過した非共焦点成分を
含む第1の共焦点画像データと前記第2の透過部を透過
した非共焦点成分のみの第2の共焦点画像データとを交
互に時系列で、かつこれら第1と第2の共焦点画像デー
タを出力タイミングを互いに異ならした2系統で同時に
出力することを特徴とする。
【0026】請求項3記載による本発明は、請求項1記
載の共焦点顕微鏡において、前記画像演算手段は、前記
第1と第2との共焦点画像データの差分を演算して前記
試料の前記共焦点画像データを取得することを特徴とす
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。なお、図9と同一部分に
は同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0028】図1は共焦点顕微鏡の構成図である。CC
Dカメラ40は、プログレッシブスキャン(全画素読み
出し)型のカメラで、1/60周期で撮像した映像信号
を2本の映像出力端子からそれぞれODDフィールド
(奇数フィールド)とEVENフィールド(偶数フィー
ルド)とを同時に出力する機能を有している。従って、
このCCDカメラ40は、1フレームの映像信号を約1
/60秒で得ることができる。
【0029】図2はCCDカメラ40の2つの映像出力
端子から出力される映像信号の波形図である。一方の映
像出力端子からODDフィールドの映像信号Vout1が
出力されているときは、他方の映像出力端子からはEV
ENフィールドの映像信号Vout2が出力される。すな
わち、一方の映像出力端子からは、ODDフィールドの
映像信号(ODD1)とEVENフィールドの映像信号
(EVEN2)とが約1/60秒毎に交互に出力され、
他方の映像出力端子からはEVENフィールドの映像信
号(EVEN1)とODDフィールドの映像信号(OD
D2)が約1/60秒毎に交互に出力される。これによ
り、約1/60秒毎に1フィールドの映像を出力するも
のとなっている。
【0030】モータコントローラ41は、CCDカメラ
40の一方の映像出力端子からODDフィールドの映像
信号Vout1と、モータ2内部のホール素子からのホー
ル信号Ha,Hb,Hcと、光検出素子4からの回転検
出信号aとを入力し、これら信号に基づいてCCDカメ
ラ40の撮像タイミングと回転ディスク1の回転とが同
期するようにモータ2の回転を制御する機能を有してい
る。
【0031】図3はモータコントローラ41のブロック
構成図である。ビデオシンクセパレータ42は、CCD
カメラ40の一方の映像出力端子からの映像信号Vout
1を入力し、現在のフィールド(ODD又はEVEN)
を判別し、その判別結果をハイレベル(Hレベル)又は
ローレベル(Lレベル)のフィールド識別信号cとして
出力する機能を有している。本実施の形態では、映像信
号Vout1からODDフィールドが入力したときにHレ
ベルのフィールド識別信号cを出力し、EVENフィー
ルドが入力したときにLレベルのフィールド識別信号c
を出力するものとなっている。これらHレベルとLレベ
ルとの切り替わり位置は、各フィールド(ODD、EV
EN)の垂直同期信号出力期間の中間部分であり、これ
は丁度CCDカメラ40における約1/60秒毎の撮像
開始タイミングと一致している。
【0032】位相制御部43は、例えばカウンタ及びコ
ンパレータなどから構成され、FPGAによってワンチ
ップ化されている。この位相制御部43は、光検出素子
4からの回転検出信号a及びビデオシンクセパレータ4
2からのフィールド識別信号cを入力し、上記回転検出
信号aの周期から現在の回転ディスク1の回転数すなわ
ちモータ2の回転数を測定すると共に、上記フィールド
識別信号cの立ち下がりエッジと回転検出信号aの立ち
上がりエッジとを合わせるようにモータドライバ44に
制御信号dを出力する機能を有している。
【0033】モータドライバ44は、モータ2内部のホ
ール素子からのホール信号Ha,Hb,Hcの位相関係
から不図示のコミュニケーションロジックによりモータ
2の励磁コイルに適切な位相で電圧が印加されるような
各励磁信号U,V,Wを決定し、これら励磁信号U,
V,Wをモータ2に供給する機能を有している。このモ
ータドライバ44は、例えばワンチップICによりな
り、その内部にはコミュニケーションロジック、パワー
トランジスタ等により構成されている。
【0034】コンピュータ45は、図4に示すように第
1のフレームグラバー46及び第2のフレームグラバー
47を内蔵すると共に、第1のメモリ48、第2のメモ
リ49及び表示用メモリである第3のメモリ(図5)5
0を有し、CCDカメラ40から出力された各映像信号
Vout1、Vout2をそれぞれ第1のフレームグラバー4
6、第2のフレームグラバー47により取り込み、一方
の映像信号Vout1を第1のメモリ48に画像データと
して格納し、他方の映像信号Vout2を第2のメモリ4
9に画像データとして格納し、この後、図5に示すよう
に第1のメモリ48に格納された画像データと第2のメ
モリ49に格納された画像データとの各フレーム画像の
間で差分演算、すなわち ODD1−ODD2 EVEN1−EVEN2 を演算して共焦点画像データを求め、第3のメモリ50
に格納する機能を有している。そして、コンピュータ4
5は、共焦点画像データの信号bを出力してモニタ15
に表示させる機能を有している。
【0035】次に、上記の如く構成された共焦点顕微鏡
の作用について説明する。
【0036】光源5から出力された光(照明光)は、コ
レクタレンズ6により均一にされ、ビームスプリッタ7
で反射して回転ディスク1に入射し、この回転ディスク
1におけるランダムピンホールパターン部1aと透過部
1bとをそれぞれ透過して対物レンズ8により試料9に
照射される。そして、この試料9からの光、ここでは反
射光(試料9上で反射した光束)は、再び対物レンズ8
から回転ディスク1におけるランダムピンホールパター
ン部1aと透過部1bとをそれぞれ透過し、さらにビー
ムスプリッタ7を透過し、結像レンズ10によってCC
Dカメラ40のCCD面上に結像される。
【0037】このときの照明光の光路を詳しく説明する
と、ランダムピンホールパターン部1aを透過した光
は、対物レンズ8により結像されて試料9に入射し、こ
の試料9で反射された光束は、再び対物レンズ8からラ
ンダムピンホールパターン部1aを透過する。又、透過
部1bを透過した光は、対物レンズ8により結像されて
試料9に入射し、この試料9で反射された光束は、再び
対物レンズ8から透過部1bを透過する。
【0038】CCDカメラ40は、回転ディスク1にお
けるランダムピンホールパターン部1aと透過部1bと
をそれぞれ透過した試料9の各像を撮像する。このCC
Dカメラ40は、上記の如くプログレッシブスキャン
(全画素読み出し)型であって、撮像周期約1/60秒
で1フレームの映像信号Vout1、Vout2を出力する。
【0039】このCCDカメラ40の動作の詳細を図6
を参照して説明する。約1/60秒間に撮像された映像
は、一方の映像信号Vout1のフィールドODD1とし
て出力されると同時に、他方の映像信号Vout2のフィ
ールドEVEN1として出力される。これらフィールド
ODD1、EVEN1が出力されると同時に次の撮像が
開始され、先のフィールドODD1、EVEN1の出力
が終了すると、それに続いて一方の映像信号Vout1に
おいてフィールドEVEN2が出力され、これと同時
に、他方の映像信号Vout2においてフィールドODD
2が出力される。次に、上記同様に、フィールドEVE
N2、ODD2が出力されると同時に次の撮像が開始さ
れ、先のフィールドEVEN2、ODD2の出力が終了
すると、それに続いて一方の映像信号Vout1において
フィールドODD1が出力され、これと同時に、他方の
映像信号Vout2においてフィールドEVEN1が出力
される。これ以降、一方の映像信号Vout1においてフ
ィールドODD1、EVEN2が繰り返し出力され、他
方の映像信号Vout2においてフィールドEVEN1、
ODD2が繰り返し出力される。
【0040】このCCDカメラ40から出力される各映
像信号Vout1、Vout2のうち映像信号Vout1が上記
図3に示すモータコントローラ41に入力する。このモ
ータコントローラ41の内部のビデオシンクセパレータ
42は、CCDカメラ40の一方の映像出力端子からの
映像信号Vout1を入力し、現在のフィールド(ODD
又はEVEN)を判別し、その判別結果をハイレベル
(Hレベル)又はローレベル(Lレベル)のフィールド
識別信号cとして出力する。ここでは、映像信号Vout
1からODDフィールドが入力したときにHレベルのフ
ィールド識別信号cを出力し、EVENフィールドが入
力したときにLレベルのフィールド識別信号cを出力す
る。
【0041】図7に示すように映像信号Vout1は、フ
ィールドODD1→EVEN2→ODD1→EVEN2
…のように時系列の異なるタイミングで撮像された映像
が出力されており、ビデオシンクセパレータ42は、こ
れらフィールドODD1、EVEN2の垂直同期信号出
力期間の中間部分でHレベルとLレベルとが切り替わる
フィールド識別信号cを出力する。
【0042】位相制御部43は、光検出素子4からの回
転検出信号a及びビデオシンクセパレータ42からのフ
ィールド識別信号cを入力し、上記回転検出信号aの周
期から現在の回転ディスク1の回転数すなわちモータ2
の回転数を測定すると共に、上記フィールド識別信号c
の立ち下がりエッジと回転検出信号aの立ち上がりエッ
ジとを合わせるようにモータドライバ44に制御信号d
を出力する。すなわち、位相制御部43は、CCDカメ
ラ40の撮像タイミングと回転ディスク1の回転との同
期を取るべく、フィールド識別信号cの立ち下がりエッ
ジと回転検出信号aの立ち上がりエッジとを合わせるべ
くモータ2の回転速度を微妙に遅くしたり速くしたりし
て、常にCCDカメラ40の撮像タイミングと回転ディ
スク1の回転との同期をとるように制御する。
【0043】モータドライバ44は、モータ2内部のホ
ール素子からのホール信号Ha,Hb,Hcの位相関係
からコミュニケーションロジックによりモータ2の励磁
コイルに適切な位相で電圧が印加されるような各励磁信
号U,V,Wを決定し、これら励磁信号U,V,Wをモ
ータ2に供給する。
【0044】この結果、図8に示すようにCCDカメラ
40の撮像タイミングと回転ディスク1の回転との同期
がとれる。
【0045】このようにCCDカメラ40の撮像タイミ
ングと回転ディスク1の回転とが同期したときに撮像さ
れる画像について説明すると、フィールド識別信号cの
立ち下がりエッジと回転検出信号aの立ち上がりエッジ
とが一致しているので、上記図6に示すように回転ディ
スク1におけるランダムピンホールパターン部1aを通
して撮像された映像は、フィールドODD1、EVEN
1に出力され、透過部1bを通して撮像された映像は、
フィールドEVEN2、ODD2に出力され、これら映
像が繰り返し出力される。
【0046】このCCDカメラ40から出力される各映
像信号Vout1、Vout2は、コンピュータ45に送られ
る。このコンピュータ45の第1のフレームグラバー4
6、第2のフレームグラバー47は、上記図4に示すよ
うにそれぞれランダムピンホールパターン部1aを通し
て撮像された映像(フィールドODD1、EVEN
1)、透過部1bを通して撮像された映像(フィールド
EVEN2、ODD2)を順次取り込む。すなわち、第
1のフレームグラバー46は、ODDフィールドから映
像信号を1フレーム取り込み、第2のフレームグラバー
47は、EVENフィールドから映像信号を1フレーム
取り込むように設定されている。
【0047】これら第1と第2のフレームグラバー4
6、47のうち第1のフレームグラバー46は一方の映
像信号Vout1を取り込んでA/D変換を施してその画
像データを第1のメモリ48に書き込み、第2のフレー
ムグラバー47は他方の映像信号Vout2を取り込んで
A/D変換を施してその画像データを第2のメモリ49
に書き込む。
【0048】なお、これら第1と第2のフレームグラバ
ー46、47は、それぞれ1フレーム分の映像信号の取
り込みを終了すると、その取り込み終了信号をコンピュ
ータ45内のCPUに発する。
【0049】従って、コンピュータ45内の第1のメモ
リ48には、その前半部分にフィールドODD1、つま
りランダムピンホールパターン部1aを通して撮像され
た1フレーム分の画像のうちODDフィールドの画像デ
ータが格納され、後半部分にフィールドEVEN2、つ
まり透過部1bを通して撮像された1フレーム分の画像
のうちEVENフィールドの画像データが格納される。
【0050】同様に、第2のメモリ49には、その前半
部分にフィールドEVEN1、つまりランダムピンホー
ルパターン部1aを通して撮像された1フレーム分の画
像のうちEVENフィールドの画像データが格納され、
後半部分にフィールドOEE2つまり透過部1bを通し
て撮像された1フレーム分の画像のうちODDフィール
ドの画像データが格納される。
【0051】しかして、コンピュータ45は、上記図5
に示すように第1のメモリ48に格納された画像データ
と第2のメモリ49に格納された画像データとの各フレ
ーム画像の間で差分演算ODD1−ODD2、EVEN
1−EVEN2を実行して共焦点画像データを求める。
【0052】具体的に説明すると、コンピュータ45
は、第1と第2のフレームグラバー46、47から1フ
レーム分の映像信号の取り込み終了信号を受けると、上
記図5に示すように、例えば第1のメモリ48の前半部
分からフィールドODD1の画像データを読み出すと共
に、第2のメモリ49の後半部分からフィールドODD
2の画像データを読み出し、これら画像データの画素単
位で差分演算し、これら画素毎の差分演算結果を表示用
メモリである第3のメモリ50に格納する。より詳細に
説明すると、第3のメモリ50は、ライン(1,2,
3,…)とドット(1,2,3,…)とからなってお
り、上記の如く第1及び第2のメモリ48、49の1ラ
イン分のフィールドODD1、ODD2に対する差分演
算結果は、奇数ライン(1,3,5,7,…)に書き込
まれる。
【0053】このODDフィールドについての差分演算
及び第3のメモリ50への画像データの書き込みが終了
すると、次にコンピュータ45は、上記同様に、第2の
メモリ49の前半部分からフィールドEVEN1の画像
データを読み出すと共に、第1のメモリ48の後半部分
からフィールドEVEN2の画像データを読み出し、こ
れら画像データの画素単位で差分演算し、これら画素毎
の差分演算結果を第3のメモリ50に格納する。すなわ
ち、第2及び第1のメモリ49、48の1ライン分のフ
ィールドEVEN1、EVEN2に対する差分演算結果
は、偶数ライン(2,4,6,8,…)に書き込まれ
る。
【0054】この結果、1フレームの共焦点画像データ
が第3のメモリ50に書き込まれることになり、この共
焦点画像データがモニタ5に送られて表示される。この
フレーム画像の差分演算は、次の映像信号の取り込みま
での垂直帰線期間内で終了するので、コマ落ちなく差画
像演算が行え、高画質な共焦点画像をモニタ5に表示で
きる。
【0055】このように上記一実施の形態においては、
回転ディスク1の回転とプログレッシブスキャン(全画
素読み出し)型のCCDカメラ40の撮像タイミングと
を同期させ、このCCDカメラ40のフィールドODD
1、EVEN1で回転ディスク1のランダムピンホール
パターン部1aを通過させた試料9の像を撮像し、フィ
ールドODD2、EVEN2で透過部1bを通過させた
試料9の像を撮像し、コンピュータ45により各フレー
ム画像の間で差分演算ODD1−ODD2、EVEN1
−EVEN2を行って1フレームの共焦点画像データを
求めるようにしたので、従来のようにインターレース式
フィールド蓄積型のCCDカメラでは、約1/60秒周
期で撮像してその映像信号をODDフィールド又はEV
ENフィールドで出力するためにODDフィールドとE
VENフィールドとで構成される1フレームの映像を表
示するのに約1/30秒かかっていたが、プログレッシ
ブスキャン(全画素読み出し)型のCCDカメラ40で
は、1/60秒周期で撮像した映像信号を2本の映像出
力端子を用いてODDフィールドとEVENフィールド
とを同時に出力して1フレームの映像を約1/60秒で
得ることができ、かつフレーム画像の差分演算を次の映
像信号の取り込みまでの垂直帰線期間内で終了するの
で、垂直解像度の低下がなくかつ描画速度が落ちず、高
画質でコマ落ちのない共焦点画像を得ることができる。
【0056】従って、試料9の微小構造や三次元構造の
形状を高精度に観察、測定できる。
【0057】なお、本発明は、上記一実施の形態に限定
されるものでなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない
範囲で種々に変形することが可能である。
【0058】さらに、上記実施形態には、種々の段階の
発明が含まれており、開示されている複数の構成要件に
おける適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出でき
る。例えば、実施形態に示されている全構成要件から幾
つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとす
る課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で
述べられている効果が得られる場合には、この構成要件
が削除された構成が発明として抽出できる。
【0059】例えば、上記一実施の形態では、ランダム
ピンホールパターン部1aの形成された回転ディスク1
を用いているが、ランダムピンホールパターン部1aの
代わりにライン状パターンが形成された回転ディスクを
用いてもよい。
【0060】又、コンピュータ45の第2のメモリ49
からフィールドODD2を読み出すと共に、第1のメモ
リ48からフィールドEVEN2を読み出して第3のメ
モリ50に書き込めば、回転ディスク1の透過部1bを
透過したライン抜けのない高画質な試料9の像、すなわ
ち明視野像を観察することができる。
【0061】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、垂
直解像度の低下がなくかつ描画速度が落ちず、高画質で
コマ落ちのない共焦点画像を得ることができる共焦点顕
微鏡を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる共焦点顕微鏡の一実施の形態を
示す構成図。
【図2】本発明に係わる共焦点顕微鏡の一実施の形態に
おけるCCDカメラの各映像出力端子から出力される映
像信号の波形図。
【図3】本発明に係わる共焦点顕微鏡の一実施の形態に
おけるモータコントローラのブロック構成図。
【図4】本発明に係わる共焦点顕微鏡の一実施の形態に
おけるコンピュータ内の概略構成図。
【図5】本発明に係わる共焦点顕微鏡の一実施の形態に
おけるコンピュータ内の差分演算を示す模式図。
【図6】本発明に係わる共焦点顕微鏡の一実施の形態に
おけるCCDカメラの動作の詳細を示す図。
【図7】本発明に係わる共焦点顕微鏡の一実施の形態に
おけるモータコントローラの動作を示す波形図。
【図8】本発明に係わる共焦点顕微鏡の一実施の形態に
おけるCCDカメラの撮像タイミングとピンホールディ
スクの回転とが同期したときに撮像される画像を説明す
るための図。
【図9】従来の共焦点顕微鏡の構成図。
【図10】従来の共焦点顕微鏡におけるピンホールディ
スクの構成図。
【図11】従来の他の共焦点顕微鏡の構成図。
【図12】従来の共焦点顕微鏡における回転ディスクの
構成図。
【符号の説明】
1:回転ディスク 2:モータ 1a:ランダムピンホールパターン部 1b:透過部 1c:遮光部 1d:トリガリング 3:モータドライバ 4:光検出素子 5:光源 6:コレクタレンズ 7:ビームスプリッタ 8:対物レンズ 9:試料 10:結像レンズ 40:CCDカメラ 41:モータコントローラ 42:ビデオシンクセパレータ 43:位相制御部 44:モータドライバ 45:コンピュータ 46:第1のフレームグラバー 47:第2のフレームグラバー 48:第1のメモリ 49:第2のメモリ 50:第3のメモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のタイミングで切り替わる第1と第
    2の透過部に光を通して試料に照射し、この試料からの
    画像を前記第1と第2の透過部を通して撮像することに
    より前記試料の共焦点画像データを取得する共焦点顕微
    鏡において、 前記第1と第2の透過部を通った前記試料の画像を撮像
    し、奇数フィールドと偶数フィールドとを同時に出力す
    る撮像手段と、 この撮像手段の撮像タイミングと前記第1と第2の透過
    部の切り替えタイミングとを同期させる同期手段と、 前記撮像手段から出力されたフレーム画像のうち一方の
    前記第1の透過部を透過した非共焦点成分を含む第1の
    共焦点画像データと他方の前記第2の透過部を透過した
    非共焦点成分のみの第2の共焦点画像データとに基づい
    て前記試料の前記共焦点画像データを取得する画像演算
    手段と、を具備したことを特徴とする共焦点顕微鏡。
  2. 【請求項2】 複数のピンホールがランダムに形成され
    たランダムピンホール部又は複数のライン状パターンが
    形成されたラインパターン部からなる第1の透過部及び
    全ての光を透過する第2の透過部が形成されたピンホー
    ルディスクの回転と前記撮像手段の撮像タイミングとを
    前記同期手段により同期させ、 前記撮像手段からは、前記第1の透過部を透過した非共
    焦点成分を含む第1の共焦点画像データと前記第2の透
    過部を透過した非共焦点成分のみの第2の共焦点画像デ
    ータとを交互に時系列で、かつこれら第1と第2の共焦
    点画像データを出力タイミングを互いに異ならした2系
    統で同時に出力することを特徴とする請求項1記載の共
    焦点顕微鏡。
  3. 【請求項3】 前記画像演算手段は、前記第1と第2と
    の共焦点画像データの差分を演算して前記試料の前記共
    焦点画像データを取得することを特徴とする請求項1記
    載の共焦点顕微鏡。
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