JPH05316402A - 高速ビデオカメラ - Google Patents
高速ビデオカメラInfo
- Publication number
- JPH05316402A JPH05316402A JP4146992A JP14699292A JPH05316402A JP H05316402 A JPH05316402 A JP H05316402A JP 4146992 A JP4146992 A JP 4146992A JP 14699292 A JP14699292 A JP 14699292A JP H05316402 A JPH05316402 A JP H05316402A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- image pickup
- high speed
- video camera
- synchronization signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高度な技術を使用しなくても高速撮影が行え
るようにする。 【構成】 集光した入射光がプリズム2によってN分割
され、その分割された入射光が1/Nずつずれた垂直同
期信号が供給されたCCD撮像装置3a〜3cによって
撮像される。その撮像された信号が同期信号と同期して
スイッチ9で選択されることによって高速動作する被写
体でも通常の回路を使用して撮像することが可能にな
る。
るようにする。 【構成】 集光した入射光がプリズム2によってN分割
され、その分割された入射光が1/Nずつずれた垂直同
期信号が供給されたCCD撮像装置3a〜3cによって
撮像される。その撮像された信号が同期信号と同期して
スイッチ9で選択されることによって高速動作する被写
体でも通常の回路を使用して撮像することが可能にな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被写体象を高速に撮影
する高速ビデオカメラに関するものである。
する高速ビデオカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、動きの速いものの細かい動作を観
察するために、高速ビデオカメラが提供されている。こ
れは例えば1秒間に180駒あるいは360駒の映像を
撮像可能な固体撮像素子を使用している。
察するために、高速ビデオカメラが提供されている。こ
れは例えば1秒間に180駒あるいは360駒の映像を
撮像可能な固体撮像素子を使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の装置は特殊な固体撮像素子を使用し、そのカメ
ラの映像出力はNTSC方式の3〜6倍のスピードで出
力されるため、映像記録装置の信号処理に高度な技術が
必要であるという課題がある。
な従来の装置は特殊な固体撮像素子を使用し、そのカメ
ラの映像出力はNTSC方式の3〜6倍のスピードで出
力されるため、映像記録装置の信号処理に高度な技術が
必要であるという課題がある。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、高度な技術を使用しなくても高速撮影が行える
ようにしたものである。
もので、高度な技術を使用しなくても高速撮影が行える
ようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、集光した光をN(Nは自然数)分割
するプリズムと、それぞれの分割された光を撮像するN
台の撮像装置と、撮像装置に垂直同期信号周期の1/N
ずつずれた垂直同期信号を供給する同期信号発生器と、
各垂直同期信号に同期して各撮像装置の出力を切り換え
る切り換え回路と、N台の撮像装置から出力される信号
を記録再生する回路とを備えたものである。
るために本発明は、集光した光をN(Nは自然数)分割
するプリズムと、それぞれの分割された光を撮像するN
台の撮像装置と、撮像装置に垂直同期信号周期の1/N
ずつずれた垂直同期信号を供給する同期信号発生器と、
各垂直同期信号に同期して各撮像装置の出力を切り換え
る切り換え回路と、N台の撮像装置から出力される信号
を記録再生する回路とを備えたものである。
【0006】
【作用】集光した入射光がプリズム2によってN分割さ
れ、その分割された入射光が1/Nずつずれた垂直同期
信号が供給されたCCD撮像装置3a〜3cによって撮
像され、その撮像された信号は、一度半導体メモリに記
憶される。そして再生時に垂直同期毎にスイッチ9で半
導体メモリの読み出しを選択することにより、高速動作
する被写体でも、細かい動作を撮像する事が可能にな
る。
れ、その分割された入射光が1/Nずつずれた垂直同期
信号が供給されたCCD撮像装置3a〜3cによって撮
像され、その撮像された信号は、一度半導体メモリに記
憶される。そして再生時に垂直同期毎にスイッチ9で半
導体メモリの読み出しを選択することにより、高速動作
する被写体でも、細かい動作を撮像する事が可能にな
る。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すブロック図で
あり、レンズ1により得られる被写体象をプリズム2に
よって3方向に分岐し、CCD撮像素子3a〜3cによ
って撮像する。CCD撮像素子3a〜3cはCCD駆動
回路4a〜4cによって駆動され、得られた信号は信号
処理回路5a〜5cによって信号処理される。
あり、レンズ1により得られる被写体象をプリズム2に
よって3方向に分岐し、CCD撮像素子3a〜3cによ
って撮像する。CCD撮像素子3a〜3cはCCD駆動
回路4a〜4cによって駆動され、得られた信号は信号
処理回路5a〜5cによって信号処理される。
【0008】CCD駆動回路4a〜4cは同期信号発生
器6から供給される同期信号によって駆動されるが、そ
れぞれのCCD駆動回路に供給される同期信号は図2の
ような関係になっている。
器6から供給される同期信号によって駆動されるが、そ
れぞれのCCD駆動回路に供給される同期信号は図2の
ような関係になっている。
【0009】これらの同期信号は図2(a)〜(c)に
示すように1/60秒周期で垂直同期信号が供給されよ
うになっているが、(a)〜(c)の信号相互は1フィ
ールドの1/3、すなわち1/180秒ずつずれた関係
になっている。
示すように1/60秒周期で垂直同期信号が供給されよ
うになっているが、(a)〜(c)の信号相互は1フィ
ールドの1/3、すなわち1/180秒ずつずれた関係
になっている。
【0010】一方、CCD撮像素子3a〜3cには同一
タイミングの被写体象が結象する。しかし、各CCDは
図2(a)〜(c)に示すようにそれぞれ1/180秒
ずつずれた信号が供給されているので、信号処理回路5
a〜5cからは図2(d)〜(f)に示すようにやはり
1/180秒ずつずれた映像信号が得られる。また、C
CD撮像素子の蓄積時間(電子シャッタスピード)は1
/180以下で撮像する。なお、図2は垂直同期信号し
か示していないが、実際には水平同期信号が所定のタイ
ミングで供給されている。
タイミングの被写体象が結象する。しかし、各CCDは
図2(a)〜(c)に示すようにそれぞれ1/180秒
ずつずれた信号が供給されているので、信号処理回路5
a〜5cからは図2(d)〜(f)に示すようにやはり
1/180秒ずつずれた映像信号が得られる。また、C
CD撮像素子の蓄積時間(電子シャッタスピード)は1
/180以下で撮像する。なお、図2は垂直同期信号し
か示していないが、実際には水平同期信号が所定のタイ
ミングで供給されている。
【0011】このようにして得られた映像信号をA/D
変換器7a〜7cを介してデジタル信号に変換し、半導
体メモリ8a〜8cに記憶させる。そして記憶されたデ
ータは半導体メモリa→b→c→aの順番に垂直同期毎
にスイッチ9で選択して読み出され、D/A変換器10
によってアナログ信号に変換して出力する。
変換器7a〜7cを介してデジタル信号に変換し、半導
体メモリ8a〜8cに記憶させる。そして記憶されたデ
ータは半導体メモリa→b→c→aの順番に垂直同期毎
にスイッチ9で選択して読み出され、D/A変換器10
によってアナログ信号に変換して出力する。
【0012】このような構成を取ると1画面の所要時間
は従来の1/60秒から1/180秒となり、1/3の
時間となる。このことは各回路は通常のNTSC方式で
用いられる標準回路を使用しながら、速度はNTSC方
式の3倍にする事ができる。したがって高度な設計技術
を必要とせず、高速動作する被写体の撮像を行うことが
できる。
は従来の1/60秒から1/180秒となり、1/3の
時間となる。このことは各回路は通常のNTSC方式で
用いられる標準回路を使用しながら、速度はNTSC方
式の3倍にする事ができる。したがって高度な設計技術
を必要とせず、高速動作する被写体の撮像を行うことが
できる。
【0013】なお、実施例は3倍速について説明した
が、プリズムの構成を変え、その構成に適合するカメラ
台数とすれば、更に4倍速、6倍速など自在のものを構
成することが可能である。
が、プリズムの構成を変え、その構成に適合するカメラ
台数とすれば、更に4倍速、6倍速など自在のものを構
成することが可能である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、被写体か
らの入射光を複数に分割し、その分割された入射光を独
立した撮像装置で撮像する際、それぞれの撮像装置に供
給する垂直同期信号をずらすようにしたので、特に高度
な設計技術を使用することなく高速な撮像を行うことが
できるという効果を有する。
らの入射光を複数に分割し、その分割された入射光を独
立した撮像装置で撮像する際、それぞれの撮像装置に供
給する垂直同期信号をずらすようにしたので、特に高度
な設計技術を使用することなく高速な撮像を行うことが
できるという効果を有する。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図
【図2】図1の装置に供給する垂直同期信号およびそこ
から得られる画像信号の波形を示す波形図
から得られる画像信号の波形を示す波形図
【符号の説明】 1 レンズ 2 プリズム 3 CCD撮像装置 4 CCD駆動回路 5 信号処理回路 6 同期信号発生器 7 A/D変換器 8 半導体メモリ 9 スイッチ 10 D/A変換器
Claims (1)
- 【請求項1】 集光した光をN(Nは自然数)分割する
プリズムと、 それぞれの分割された光を撮像するN台の撮像装置と、 前記撮像装置に垂直同期信号周期の1/Nずつずれた垂
直同期信号を供給する同期信号発生器と、 前記各垂直同期信号に同期して各撮像装置の出力を切り
換える切り換え回路とを備えたことを特徴とする高速ビ
デオカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4146992A JPH05316402A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 高速ビデオカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4146992A JPH05316402A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 高速ビデオカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05316402A true JPH05316402A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=15420164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4146992A Pending JPH05316402A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 高速ビデオカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05316402A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7292271B2 (en) | 2002-04-04 | 2007-11-06 | Nisson Hoso Kyokai | Process and apparatus for taking slow motion picture, and process and apparatus for taking and playing slow motion picture |
WO2009005034A1 (ja) | 2007-06-29 | 2009-01-08 | Sony Corporation | 撮像装置および撮像方法、記録媒体、並びに、プログラム |
EP2094018A1 (en) | 2008-02-19 | 2009-08-26 | Sony Corporation | Encoding apparatus for high frame rate videos, method and program |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01305781A (ja) * | 1988-06-03 | 1989-12-11 | Mitsubishi Electric Corp | 固体撮像装置 |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP4146992A patent/JPH05316402A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01305781A (ja) * | 1988-06-03 | 1989-12-11 | Mitsubishi Electric Corp | 固体撮像装置 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7292271B2 (en) | 2002-04-04 | 2007-11-06 | Nisson Hoso Kyokai | Process and apparatus for taking slow motion picture, and process and apparatus for taking and playing slow motion picture |
WO2009005034A1 (ja) | 2007-06-29 | 2009-01-08 | Sony Corporation | 撮像装置および撮像方法、記録媒体、並びに、プログラム |
US8687079B2 (en) | 2007-06-29 | 2014-04-01 | Sony Corporation | Imaging apparatus, imaging method, recording medium, and program |
US9071813B2 (en) | 2007-06-29 | 2015-06-30 | Sony Corporation | Imaging apparatus, imaging method, recording medium, and program |
US9609298B2 (en) | 2007-06-29 | 2017-03-28 | Sony Corporation | Imaging apparatus, imaging method, recording medium, and program |
EP2094018A1 (en) | 2008-02-19 | 2009-08-26 | Sony Corporation | Encoding apparatus for high frame rate videos, method and program |
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