JP3370871B2 - 電子内視鏡装置 - Google Patents

電子内視鏡装置

Info

Publication number
JP3370871B2
JP3370871B2 JP29971296A JP29971296A JP3370871B2 JP 3370871 B2 JP3370871 B2 JP 3370871B2 JP 29971296 A JP29971296 A JP 29971296A JP 29971296 A JP29971296 A JP 29971296A JP 3370871 B2 JP3370871 B2 JP 3370871B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
signal
light source
pixel
rotary shutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29971296A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10118019A (ja
Inventor
征二 松本
諏訪夫 佐藤
藤夫 岡田
茂夫 鈴木
Original Assignee
富士写真光機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士写真光機株式会社 filed Critical 富士写真光機株式会社
Priority to JP29971296A priority Critical patent/JP3370871B2/ja
Priority to US08/950,587 priority patent/US6059722A/en
Publication of JPH10118019A publication Critical patent/JPH10118019A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3370871B2 publication Critical patent/JP3370871B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/06Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements
    • A61B1/0661Endoscope light sources
    • A61B1/0669Endoscope light sources at proximal end of an endoscope
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/06Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements
    • A61B1/0655Control therefor

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用又は工業用
として用いられ、照明光を所定期間において遮光する光
源装置を用いた電子内視鏡装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】電子内視鏡装置又は内視鏡装置は、光源
からの照明光を体腔内等の被観察体内に照射し、この被
観察体内像を観察するものであり、電子内視鏡では、撮
像素子としてCCD(Charge Coupled Device)が用い
られる。このCCDにおいては、光電変換素子により画
素単位で蓄積された電荷を読み出すことにより、画像信
号(ビデオ信号)が得られ、このビデオ信号を処理する
ことによりディスプレイに被観察体内の画像を表示する
ことができる。
【0003】上記CCDからのビデオ信号の読出しとし
て、例えば画素混合読出し方式が採用されている。この
画素混合読出し方式は、1/60秒(垂直走査期間)内
の露光によりCCDで蓄積された電荷につき、上下の画
素データを加算しながら読み出すものであり、これによ
り1フィールドの画像を形成するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の画素
混合読出し方式では、上述のように上下の画素データを
加算混合するため、垂直(上下)方向の解像度がほぼ1
/2になり、垂直解像度が低下する。また、1/60秒
毎に得られた奇数及び偶数のフィールド情報で1フレー
ム画像(1/30秒)を形成するため、それぞれのフィ
ールド画像を得る間に動きやブレが生じると、画質が低
下するという問題がある。
【0005】この問題を解決するものとして、1回の露
光で得られたCCDの上下の画素データを加算せず、全
画素を読み出す方式が考えられる。即ち、1回の露光で
蓄積された上記CCDの全画素データにつき、最初は奇
数ラインのデータを読み出し、次に偶数ラインのデータ
を読み出す。その後、上記の奇数ラインデータを奇数フ
ィールドデータとして、上記偶数ラインデータを偶数フ
ィールドデータとして画像処理したり、メモリに一旦格
納した後、このメモリ内の奇数ラインデータと偶数ライ
ンデータを交互に読出し、順次信号として処理すれば、
高解像度の順次フレーム画像を得ることができる。ま
た、全画素データを奇数及び偶数に分けず順に読み出
し、フレーム画像とする方法もある。
【0006】そして、この全画素読出し方式によりCC
Dから画像信号を抽出する場合、読出し速度を早くする
(例えば倍速)方法もあるが、この方法は、CCDの構
成(垂直CCD等)が複雑になると共に、クロック周波
数が倍となり、コスト的にも問題がある。そこで、本出
願人は、読出し速度は従来と同一とし、照射期間と交互
に設定されるように遮光期間を設け、この遮光期間を含
めた期間に、全画素を読み出すこととし、この遮光期間
を設けることができる光源装置を提案するものである。
【0007】しかし、この光源装置においては、全画素
読出し方式用の装置として製作するだけでは、従来の電
子内視鏡(スコープ部分)等を光源装置に接続して使用
することができない。電子内視鏡装置としてのコストの
低減、使い勝手の良さを図るためには、従来方式の電子
内視鏡と新方式の電子内視鏡の両者に対応させることが
好ましい。
【0008】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、遮光期間を必要とする方式と遮光
期間を不必要とする方式を選択することができ、新方式
と旧方式の両読出し方式を使用することが可能となる電
子内視鏡装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1請求項に係る発明は、被観察体へ向けて照明光
を出射するための光源と、この光源からの光を通過させ
る光通過部及び照明光を遮光する遮光部が形成され、回
転自在に取り付けられたロータリーシャッタと、このロ
ータリーシャッタを駆動するモータと、このモータを回
転及び停止制御し、上記ロータリーシャッタが所定の遮
光期間を以て照明光を出力する回転モード及びこのロー
タリーシャッタの上記光通過部により照明光を遮光する
ことなく出射する停止モードとを実行する制御回路と、
を光源装置に設け、上記回転モードの設定時に、同一露
光で得られた1フレームの全画素データを上記遮光期間
を利用して読み出す全画素読出し方式を実行し、上記停
止モードの設定時に、露光毎のフィールドデータを読み
出す従来方式を実行するように構成したことを特徴とす
る。第2請求項に係る発明は上記光源装置では、O/
E信号の入力の有無を検出し、このO/E信号入力時に
全画素読出し方式のための回転モードを選択・実行する
ことを特徴とする
【0010】上記第1請求項記載の構成によれば、ロー
タリーシャッタには、例えば約半分(180度)の領域
に光通過部、残りの半分に遮光部が形成され、回転モー
ド時においては、このロータリーシャッタは1/30秒
で1回転する速度で回転制御される。従って、この場合
は、1/60秒毎に光出力と光遮蔽が繰り返されること
になる。また、停止モードでは、ロータリーシャッタの
光通過部が光源光路を確保する位置で停止され、照明光
が常に出力される状態となる。
【0011】そして上記光源装置に接続した電子内視
鏡の識別情報により、回転モード又は停止モードの何れ
かを選択・設定することになり、回転モードが設定され
た時には、遮光部で遮光された期間にCCDからの所定
画素、例えば奇数ラインデータと偶数ラインデータと
読み出され、全画素の読出しが行われる。また、停止モ
ードが設定された時は、従来と同様に常に照明光が出力
されることになり、例えば画素混合読出し方式でフィー
ルドデータ順次読み出される
【0012】
【発明の実施の形態】図1には、実施形態例に係る内視
鏡用光源装置の構成が示され、図2にはこの光源装置を
適用した電子内視鏡装置の構成が示されており、まず電
子内視鏡装置の構成から説明する。図2に示されるよう
に、電子内視鏡装置はスコープとしての電子内視鏡、光
源装置及びプロセッサ装置に分けられており、この電子
内視鏡側には、照射レンズ11までライトガイド12が
設けられ、このライトガイド12がコネクタを介して光
源装置側へ接続される。
【0013】また、観察用の対物光学系14に接続して
CCD15が設けられ、このCCD15はコネクタ回路
部16に接続される。このコネクタ回路部16には、C
CD駆動回路、例えばビデオ信号の増幅等の処理をする
第1の信号処理回路、そして個々の電子内視鏡に付与さ
れたスコープID(スコープ識別)信号を発生させるス
コープID発生回路17が設けられる。
【0014】一方、光源装置側には、キセノンランプ等
の光源19が設けられ、この光源19の前側にロータリ
ーシャッタ20が設けられており、このロータリーシャ
ッタ20は、詳細は後述するが光束の急峻な立上がり、
立下がりを実現するために、1枚羽根で構成している。
このロータリーシャッタ20に、駆動音が小さいDCモ
ータ21、光源側制御回路22が接続されると共に、当
該シャッタ20の各種の回転位置を検出する検出部23
が設けられており、この検出部23の検出に基づいて制
御回路22はDCモータ21を駆動することになる。
【0015】また、プロセッサ装置側には、画像処理を
する第2の信号処理回路25及びCPU26が設けられ
ており、この第2の信号処理回路25では、ホワイトバ
ランス処理、ガンマ補正等の各種の画像処理を行い、最
終的な信号をディスプレイ27へ供給する。上記のCP
U26には、全画素読出し方式か画素混合読出し方式か
を識別するフィールドID信号を発生させるフィールド
ID信号発生部を有しており、上述の電子内視鏡側から
出力されたスコープID信号を入力してフィールドID
信号を発生することになる。この実施形態例では、フィ
ールドID信号として、詳細は後述するが、CCD15
から奇数ライン信号と偶数ライン信号を読み出すための
O(ODD )/E(EVEN)信号(タイミング信号)を用い
る。
【0016】図1に示されるように、上述したロータリ
ーシャッタ20は、回転軸29によりDCモータ21に
接続され、外周部には光源光路Pを確保する光通過部2
0Aと遮光部20Bが形成される。また、このロータリ
ーシャッタ20には、FG(Frequency Generator )制
御を行うために、等間隔で形成された検出用孔30とF
Gセンサ31が設けられると共に、このロータリーシャ
ッタ20を挟むようにして、上下位置にPG(Phase Ge
nerator )制御を行うPGセンサ32と、ストップセン
サ33が設けられる。これらのセンサ31〜33は、シ
ャッタ羽根を挟むようにして配置され、光の通過及び透
過状態を検出する。
【0017】更に、このロータリーシャッタ20の停止
状態を維持させるために、例えば溝に係合爪が係合する
構成の固定手段34が配置される。この固定手段34と
しては、電磁装置を利用したものや、回転軸29の部分
に適用されるもの等の各種の固定構造を採用することが
できる。
【0018】そして、上記光源側制御回路22内の構成
回路として、FG制御回路35、PG制御回路36、加
算回路(MIX.)37、モード切替え回路38、モー
タドライバ39、上記フィールドID信号を入力するI
D判別(モード判別)回路40、回転方向切替え回路4
1及び停止制御回路42が設けられる。即ち、FGセン
サ31の検出出力を入力したFG制御回路35は、ロー
タリーシャッタ20の安定した回転数制御を行い、PG
センサ32の検出出力を入力したPG制御回路36は、
上記O/E信号に同期した信号と、上記光通過部20A
及び遮光部20Bとの位置が合うように位相制御を行
う。
【0019】上記ID判別回路40は、例えばO/E信
号(フィールドID信号)の立上がりでトリガーされて
Highレベルを出力するモノステーブルマルチバイブレー
タからなり、このHighレベルの保持時間を1/30秒よ
りも長く設定することにより、Highレベルを継続するよ
うに構成される。そして、このID判別回路40は上記
Highレベルの信号により、モード切替え回路38を上側
へ切り替えて回転モードを設定し、O/E信号を検出し
ない(Low レベル)とき、モード切替え回路38を下側
へ接続して停止モードへ切り替える。
【0020】上記回転方向切替え回路41は、回転モー
ド設定時に正転方向(図の反時計方向)を設定し、停止
モード設定時に逆転方向を設定すると共に、ストップセ
ンサ33からHigh信号が入力されたときは、正転方向へ
切り替える動作を行う。上記停止制御回路42は、上記
PGセンサ32とストップセンサ33の両者がシャッタ
20で遮蔽され、検出出力がない状態のとき、停止位置
であると判定し、DCモータ21を完全に停止させると
共に、固定手段34による固定を実行させる。
【0021】実施形態例は以上の構成からなり、以下に
その作用を図3〜図6を参照しながら説明する。当該例
では、全画素読出し方式のとき回転モードが設定され、
画素混合読出し方式のとき停止モードが設定される。こ
の全画素読出し方式では、図2のCCD15において、
奇数(ODD )ラインのビデオ信号(蓄積電荷)と偶数
(EVEN)ラインのビデオ信号を交互に得るために、図4
(A)に示されるO/E信号が用いられる。このO/E
信号は、1/60秒毎に立上がりと立下がりが繰り返さ
れる矩形波信号である。
【0022】このO/E信号は、従来の画素混合読出し
方式では用いられないことから、回転モード(及び全画
素読出し方式)の選択状態を示す信号として使用され、
このO/E信号の有無の判別がID判別回路40で行わ
れる。即ち、CPU26は電子内視鏡側のスコープID
信号から、画素混合読出し方式又は全画素読出し方式の
いずれを採用しているかを判定し、全画素読出し方式を
採用している場合は、回転モードを示すフィールドID
信号としてO/E信号をID判別回路40へ出力する。
なお、電子内視鏡において全画素読出し方式と画素混合
読出し方式の両者を採用することも考えられ、この場合
は、現在いずれの方式を選択しているかの制御信号を受
けてフィールドID信号を出力することになる。
【0023】そして、図3に示されるように、図3
(A)のO/E信号がID判別回路40へ入力されてい
るときは、図3(B)のHigh信号が出力され、このHigh
信号によってモード切替え回路38は加算回路37側へ
接続され、回転モードへ切り替えられる。この回転モー
ドでは、モータドライバ39がDCモータ21を駆動制
御することにより、ロータリーシャッタ20が1/30
秒で1回転する速度で回転し、この回転状態がFGセン
サ31、PGセンサ32で検出される。
【0024】これらセンサ31,32の出力は、FG制
御回路35、PG制御回路36へ供給され、これらの制
御回路35,36の出力がモータドライバ39へ出力さ
れる。このFG制御によれば、ロータリーシャッタ20
の安定した正転方向(図の反時計方向)の回転が行わ
れ、PG制御によれば、図4(B)に示されるように、
図4(A)のO/E信号に同期して、1/30秒周期で
遮光と光通過が正確に繰り返され、約1/60秒毎に開
閉位置制御が行われる。
【0025】このようにして、光源光は1/30秒おき
に出射され、電子内視鏡の先端部から被観察体内へ照射
される。そして、当該例の全画素読出し方式では、約1
/60内の1回の露光により、CCD15で得られた全
画素の蓄積電荷(データ)を奇数ラインと偶数ラインに
分けて読み出す。この状態が、図4(C)に示されてお
り、例えば図4(B)のn番目の露光時に得られたデー
タについては、次の遮光期間に奇数(ODD )ラインデー
タ(n)が読み出され、この遮光期間に偶数(EVEN)ラ
インデータ(n)が立ち上がり、n+1の露光期間に出
力伝送が完了する。なお、この偶数ラインデータの読出
し時のCCD15のデータは、遮光期間内に転送ライン
に転送されているので、n+1番目の露光時の電荷蓄積
に支障を来すことはない。
【0026】図5には、この全画素読出しの画像データ
が示されており、図5(A)のCCD15上の画像デー
タは、図5(B)に示される奇数ラインのデータと、図
5(C)に示される偶数ラインのデータとに分けられて
読み出され、所定の画像処理が施された後、ディスプレ
イ27へ表示される。ここで、上記奇数及び偶数ライン
データは、そのまま奇数及び偶数フィールドデータとし
て処理してもよく、この場合は、従来の画素混合読出し
方式と比較すると、垂直解像度が向上するという利点が
ある。また、上記奇数及び偶数ラインデータをメモリに
一旦記憶させ、奇数ラインと偶数ラインとを交互に読出
し、順次信号を形成処理することで、垂直解像度の高い
画像が得られる。この場合も、ロータリーシャッタによ
り1回の露光で得られた全画素データに基づいて処理す
るので、動きやブレによる画質低下を低減できるという
利点がある。
【0027】次に、電子内視鏡が画素混合読出し方式を
採用しているときは、上記図3(A)のO/E信号がI
D判別回路40へ出力されず、この回路出力は、図3
(B)に示されるように、Low 状態となる。従って、モ
ード切替え回路38が停止制御回路42側へ接続される
ことにより、停止モードへ切り替えられ、モータ21が
停止制御される。
【0028】そして、この停止モードでは、ロータリー
シャッタ20の光通過部20Aを光源光路Pに位置合せ
する動作が行われる。即ち、この停止モード時には、回
転方向切り替え回路41により回転方向が逆転方向(図
の時計方向)へ切り替えられ、PGセンサ32の位置に
遮光部20B(シャッタ羽根)が存在せず、図3(C)
に示されるように、PGセンサ出力がモータ停止時にHi
ghとなっている場合は、DCモータ21は図3(D)に
示される逆転動作(低速度)をする。
【0029】一方、ストップセンサ33の位置に遮光部
20Bが存在せず、図3(E)に示されるように、スト
ップセンサ出力がHighとなっている場合は、回転方向切
り替え回路41により回転方向が正転方向へ切り替えら
れ、かつ停止制御回路42の出力に基づき、DCモータ
21は図3(F)に示される正転動作(低速度)をす
る。なお、上記ロータリーシャッタ20が図1の反対側
にある状態で、PGセンサ32とストップセンサ33が
遮蔽(Low )状態となる場合があるが、この状態は、最
後にPGセンサ32の出力がLow 状態となったことで判
定され、この場合でも、逆転動作をすることにより、停
止位置への制御を行うことができる。
【0030】また、図1に示される位置に、ロータリー
シャッタ20が配置された状態で、停止制御回路42の
制御により固定手段34が作動し、図示のように、係合
爪が溝に係合してロータリーシャッタ20の回転が制限
される。このようにして、ロータリーシャッタ20の光
透過部20Aが光源光路Pを確保する位置に設定され、
光源光は常に被観察体内へ照射されることになる。
【0031】図4(D)には、上記の光源光の出力状態
が示されており、画素混合読出し方式では、1/60秒
毎の露光で得られたCCD15のデータにつき、図4
(E)に示されるように、奇数フィールド及び偶数フィ
ールドの情報として画素混合信号が読み出される。
【0032】図6には、この画素混合読出しの画像デー
タが示されており、例えば(0ライン+1ライン)、
(2ライン+3ライン)というような奇数(Odd )フィ
ールド信号と、(1ライン+2ライン)、(3ライン+
4ライン)というような偶数(Even)フィールド信号が
読み出される。そして、これらのビデオ信号も所定の画
像処理が施されてディスプレイ27に表示される。
【0033】以上説明したように、第1請求項に係る発
明によれば、光源からの照明光を通過させる光通過部及
び照明光を遮光する遮光部が形成されたロータリーシャ
ッタを回転自在に配置し、このロータリーシャッタをモ
ータで回転及び停止制御し、所定の遮光期間を以て照明
光を出力する回転モードの設定時に、同一露光で得られ
た1フレームの全画素データを遮光期間を利用して読み
出す全画素読出し方式を実行し、照明光を遮光すること
なく出力する停止モードの設定時に、1フィールドのデ
ータを読み出す従来方式を実行するようにしたので、同
一の装置で、遮光期間を必要とする全画素読出し方式
と、遮光期間を不必要とする従来方式を選択でき、新方
式と旧方式の両読出し方式を用いることが可能となる。
【0034】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例に係る内視鏡用光源装置の
構成を示す回路ブロック図である。
【図2】図1の内視鏡用光源装置を適用した電子内視鏡
装置の構成を示すブロック図である。
【図3】実施形態例の光源装置の動作を示すタイミング
チャートである。
【図4】実施形態例での全画素読出し方式と画素混合読
出し方式の画像処理を示すタイミングチャートである。
【図5】実施形態例の全画素読出し方式で得られる画像
データを示す説明図である。
【図6】実施形態例の画素混合読出し方式で得られる画
像データを示す説明図である。
【符号の説明】
15 … CCD、19 … 光源、20 … ロータ
リーシャッタ、20A … 光透過部、20B … 遮
光部、21 … DCモータ、22 … 光源側制御回
路、26 … CPU、31 … FGセンサ、32
… PGセンサ、33 … ストップセンサ、34 …
固定手段、40 … ID判別回路、42 … 停止
制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 茂夫 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富 士写真光機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−156614(JP,A) 特開 平8−68952(JP,A) 特開 平6−245900(JP,A) 特開 平7−283386(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32 G02B 23/24 - 23/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被観察体へ向けて照明光を出射するため
    の光源と、 この光源からの光を通過させる光通過部及び照明光を遮
    光する遮光部が形成され、回転自在に取り付けられたロ
    ータリーシャッタと、 このロータリーシャッタを駆動するモータと、 このモータを回転及び停止制御し、上記ロータリーシャ
    ッタが所定の遮光期間を以て照明光を出力する回転モー
    ド及びこのロータリーシャッタの上記光通過部により照
    明光を遮光することなく出射する停止モードとを実行す
    る制御回路と、を光源装置に設け、 上記回転モードの設定時に、同一露光で得られた1フレ
    ームの全画素データを上記遮光期間を利用して読み出す
    全画素読出し方式を実行し、上記停止モードの設定時
    に、露光毎のフィールドデータを読み出す従来方式を実
    行するように構成した電子内視鏡装置
  2. 【請求項2】 上記光源装置では、O/E信号の入力の
    有無を検出し、このO/E信号入力時に全画素読出し方
    式のための回転モードを選択・実行することを特徴とす
    る上記請求項1記載の電子内視鏡装置。
JP29971296A 1996-10-23 1996-10-23 電子内視鏡装置 Expired - Fee Related JP3370871B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29971296A JP3370871B2 (ja) 1996-10-23 1996-10-23 電子内視鏡装置
US08/950,587 US6059722A (en) 1996-10-23 1997-10-15 Light source device for endoscope which is capable of light setting shading period

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29971296A JP3370871B2 (ja) 1996-10-23 1996-10-23 電子内視鏡装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10118019A JPH10118019A (ja) 1998-05-12
JP3370871B2 true JP3370871B2 (ja) 2003-01-27

Family

ID=17876061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29971296A Expired - Fee Related JP3370871B2 (ja) 1996-10-23 1996-10-23 電子内視鏡装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6059722A (ja)
JP (1) JP3370871B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005296027A (ja) * 2004-04-06 2005-10-27 Pentax Corp 内視鏡用光源装置
JP2006239052A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Pentax Corp 電子内視鏡装置
US7306533B2 (en) 2004-09-08 2007-12-11 Pentax Corporation Light source apparatus for electronic endoscope and electronic endoscope
JP2008104767A (ja) * 2006-10-27 2008-05-08 Pentax Corp 電子内視鏡装置
US7725013B2 (en) 2005-12-26 2010-05-25 Hoya Corporation Electronic endoscope with brightness adjustment function

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7304675B2 (en) * 2003-06-10 2007-12-04 Raytheon Company Digital timing rate buffering for thermal stability of uncooled detectors
CA2541297C (en) 2003-10-03 2013-12-10 Academisch Medisch Centrum System and method for imaging the reflectance of a substrate
JP4827398B2 (ja) * 2004-10-15 2011-11-30 Hoya株式会社 遮光部材を備えた電子内視鏡装置
US9131861B2 (en) * 2004-11-30 2015-09-15 Academisch Medisch Centrum Pulsed lighting imaging systems and methods
JP2008113177A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Pentax Corp 電子内視鏡装置
JP2008110004A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Pentax Corp 電子内視鏡装置
JP5164473B2 (ja) * 2007-08-10 2013-03-21 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡装置
JP5067938B2 (ja) * 2007-12-13 2012-11-07 富士フイルム株式会社 内視鏡の光源装置、および内視鏡システム
JP2009201887A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Fujinon Corp 内視鏡システム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3525332A (en) * 1967-09-21 1970-08-25 Olympus Optical Co Shutter mechanism in an automatic exposure control device of an endoscope
US4710807A (en) * 1985-11-11 1987-12-01 Kabushiki Kaisha Machida Seisakusho Illuminating light supply system in electronic endoscope apparatus
JPH0220816A (ja) * 1988-04-08 1990-01-24 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡用光源装置
JP2542089B2 (ja) * 1989-03-16 1996-10-09 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡用光源装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005296027A (ja) * 2004-04-06 2005-10-27 Pentax Corp 内視鏡用光源装置
JP4531432B2 (ja) * 2004-04-06 2010-08-25 Hoya株式会社 内視鏡用光源装置
US7306533B2 (en) 2004-09-08 2007-12-11 Pentax Corporation Light source apparatus for electronic endoscope and electronic endoscope
JP2006239052A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Pentax Corp 電子内視鏡装置
US7907170B2 (en) 2005-03-02 2011-03-15 Hoya Corporation Electronic endoscope
US7725013B2 (en) 2005-12-26 2010-05-25 Hoya Corporation Electronic endoscope with brightness adjustment function
JP2008104767A (ja) * 2006-10-27 2008-05-08 Pentax Corp 電子内視鏡装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6059722A (en) 2000-05-09
JPH10118019A (ja) 1998-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3370871B2 (ja) 電子内視鏡装置
US6995786B2 (en) Electronic endoscope forming still image by double-speed reading
JP4393866B2 (ja) インビボ画像化カプセル
JP3771344B2 (ja) 蛍光電子内視鏡
JP3880351B2 (ja) 遮光板を駆動する電子内視鏡装置
JP2009136447A (ja) 光源制御システム、シャッタ制御システム。内視鏡プロセッサ、および内視鏡システム
JPH1051796A (ja) 固体撮像装置
JP2004313523A (ja) 固体撮像素子、電子内視鏡
JP5298396B2 (ja) 電子カメラおよび画像処理システム
JPS6073613A (ja) 内視鏡装置
JP3403596B2 (ja) 内視鏡用ロータリーシャッタ付き光源装置
JP2005037765A (ja) 顕微鏡用撮像装置
JP3041732B2 (ja) カラー撮像装置
JP3465700B2 (ja) パノラマx線撮影装置
JP2006352757A (ja) 撮像装置
JP3465582B2 (ja) 撮影タイミング制御装置及びx線撮影装置
JPH1023321A (ja) 画像入力装置
JP2002074346A (ja) 3次元画像入力装置
JPH11276432A (ja) 遮光期間を設定する電子内視鏡装置
JP3380458B2 (ja) 電子内視鏡装置
JP2010098474A (ja) 撮像素子駆動ユニットおよびカメラ
JPS6077728A (ja) 内視鏡装置
JP4615977B2 (ja) X線撮影装置
JP3380459B2 (ja) 電子内視鏡装置
JPH11281900A (ja) 遮光期間を設定する電子内視鏡装置

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071115

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081115

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091115

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091115

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091115

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091115

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101115

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111115

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121115

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121115

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131115

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees