JP2005037765A - 顕微鏡用撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インターレーススキャン方式の撮像素子を有する顕微鏡用撮像装置であって構成部品を増やすことなく安価に短時間露光から長時間露光を行うことのできる装置を提供する。
【解決手段】 インターレース方式のCCDを有する顕微鏡用撮像装置であって、メカシャッター804を有し、撮影条件に応じて、メカシャッター804と電子シャッターであるCCD801の素子内シャッターの動作を制御して露光を行うようにした顕微鏡用撮像装置である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、顕微鏡用撮像装置に関し、特に電子シャッターとメカシャッターを併用する顕微鏡用撮像装置のシャッター制御技術に関する。
従来、カメラの露光時間の制御は、シャッターを制御することにより行われている。
例えば、特許文献1には、電子シャッターである液晶シャッターとメカシャッターを備えた電子シャッター装置であって、短時間露光時には液晶シャッターを制御し長時間露光時にはメカシャッターを制御して露光時間を制御するようにした装置が提案されている。
また、特許文献2には、銀塩カメラ又は電子カメラが装着され、その装着されたカメラの特性に合わせてメカシャッターを制御し露光時間を制御するようにした顕微鏡用撮像装置が提案されている。この装置は、銀塩カメラが装着されているときには、撮影時のみ光路を開くように、レリーズボタンが押下された時に所望の露光時間メカシャッターを開閉するよう制御し、また電子カメラが装着されているときには、撮影時以外も光路を開いてライブ表示を可能とし、また撮影時にはレリーズボタンの押下に応じて所望の露光時間メカシャッターを閉じるように制御するものである。
特開平5−127219号公報 特開平11−95127号公報
ところで、顕微鏡用撮像装置において短時間露光から長時間露光を行う場合について考えると、前述の特許文献2に係る顕微鏡用撮像装置では、銀塩カメラ又は電子カメラが装着され撮影が行われるときには、何れの場合もメカシャッターが制御されて露光時間の制御が行われるために、メカシャッターの最速動作時間よりも短い露光時間に対応することができない。
また、顕微鏡用撮像装置に前述の特許文献1に係るシャッター装置の構成を適用して短時間露光から長時間露光を行う場合を考えると、この場合には、電子シャッターとして液晶シャッターを用いることになることから、撮像素子までの光学系中に液晶シャッターとメカシャッターを配置しなければならず、装置が大型化し、光学系の設計に影響を与えるほか高価になる等の問題があった。
また、顕微鏡用撮像装置を含む顕微鏡システムであって、ステージ上に載置されている試料に対向して対物レンズが配置され、その対物レンズを介した観察光軸上に結像レンズユニットを介して顕微鏡用撮像装置のレンズの無いカメラヘッドが配置され、そのカメラヘッドの内部において、入射した光線がメカシャッターを介してCCDに入射するように構成されているものの場合、結像レンズユニットからカメラヘッドに入射する光線はほぼ平行のため、メカシャッターは、通常のレンズ付き電子カメラと比較して、CCDの開口部以上のより大きな遮光部が必要となる。そのため、顕微鏡用撮像装置のメカシャッターは、通常の電子カメラよりもメカシャッターの最速動作時間が長くなるという欠点があった。
本発明は、上記実情に鑑み、インターレーススキャン方式の撮像素子を有する顕微鏡用撮像装置であって、構成部品を増やすことなく安価に短時間露光から長時間露光を行うことのできる装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、インターレース方式の撮像素子を有する顕微鏡用撮像装置であって、メカシャッターを有し、撮影条件に応じて、電子シャッターである前記撮像素子の素子内シャッターと前記メカシャッターの動作を制御して露光を行う、顕微鏡用撮像装置である。
上記の構成によれば、撮影条件に応じてメカシャッターと電子シャッターの動作が制御されて露光が行われる。
本発明の第2の態様は、上記第1の態様において、前記撮影条件は、少なくとも露光時間、観察条件、及び合焦位置のコントラスト値のうちの何れか1つ又は複数である、構成である。
この構成によれば、露光時間、観察条件、及び合焦位置のコントラスト値のうちの何れか1つ又は複数に応じてメカシャッターと電子シャッターの動作が制御される。
本発明の第3の態様は、上記第2の態様において、前記露光時間と露光時間閾値との比較結果に応じて、前記電子シャッターと前記メカシャッターの動作により露光を行う、又は前記電子シャッターの動作により露光を行う、構成である。
この構成によれば、露光時間に応じて、メカシャッターと電子シャッターの動作が制御されて露光が行われる。
本発明の第4の態様は、上記第3の態様において、前記電子シャッターの動作により露光を行った後、前記メカシャッターを閉動作させ、前記メカシャッターが閉状態である時に前記露光により前記撮像素子に蓄積された電荷を検出する、構成である。
この構成によれば、メカシャッターが閉状態である時に撮像素子から電荷の読み出しが行われるようになるので、スミアを防止することができる。
本発明の第5の態様は、上記第2の態様において、前記観察条件である前記撮像素子の結像面への総合倍率と倍率閾値との比較結果に応じて、前記メカシャッターの動作により露光を行う、又は前記露光時間と露光時間閾値との比較結果に応じて前記電子シャッターと前記メカシャッターの動作により露光を行う或いは前記電子シャッターの動作により露光を行う、構成である。
この構成によれば、撮像素子の結像面への総合倍率、又はその総合倍率及び露光時間に応じて、メカシャッターと電子シャッターの動作が制御されて露光が行われる。
本発明の第6の態様は、上記第2の態様において、前記合焦位置のコントラスト値とコントラスト閾値との比較結果に応じて、前記メカシャッターの動作により露光を行う、又は前記露光時間と露光時間閾値との比較結果に応じて前記電子シャッターと前記メカシャッターの動作により露光を行う或いは前記電子シャッターの動作により露光を行う、構成である。
この構成によれば、合焦位置のコントラスト値、又はそのコントラスト値及び露光時間に応じて、メカシャッターと電子シャッターの動作が制御されて露光が行われる。
本発明の第7の態様は、上記第5又は第6の態様において、前記メカシャッターの動作により露光を行う場合に、露光時間が前記メカシャッターの対応可能な露光時間でないときは、前記メカシャッターの対応可能な露光時間になるように、自動的に前記総合倍率を低くする又は試料への光量を少なくする、構成である。
この構成によれば、メカシャッターの動作により露光を行う場合に、露光時間としてメカシャッターの対応できない露光時間が設定されて不適正な露光が行われるのを防止することができる。
本発明によれば、インターレーススキャン方式の撮像素子を有する顕微鏡用撮像装置において、構成部品を増やすことなく安価に短時間露光から長時間露光を行うことが可能になる。
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る顕微鏡用撮像装置が適用された顕微鏡システムの構成例を示した図である。
同図において、顕微鏡本体1には、ステージ2上に載置されている試料3に対向して対物レンズ4が配置されている。対物レンズ4を介した観察光軸上には、三眼鏡筒ユニット5を介して接眼レンズユニット6が配置されていると共に、結像レンズユニット7を介して電子カメラのカメラヘッド80が配置され、そのカメラヘッド80には、接続ケーブル82を介して制御部81が接続されている。このような構成の顕微鏡システムにおいて、接続ケーブル82を介して接続されているカメラヘッド80と制御部81は、顕微鏡用撮像装置を構成している。
図2は、その顕微鏡用撮像装置の構成を示すブロック図である。
同図において、カメラヘッド80は、顕微鏡からの入射光を電気信号に変換する撮像素子であるインターレーススキャン方式のCCD801と、そのCCD801から出力されたアナログ電気信号をデジタル電気信号に変換するA/D変換器802と、CCD801の駆動タイミングを発生するタイミングジェネレータ803と、メカシャッター804と、そのメカシャッター804を駆動するシャッタードライバ805等を有し、このカメラヘッド80は接続ケーブル82を介して制御部81に接続されている。
制御部81は、A/D変換されたデジタル電気信号が記憶されるフレームメモリ811と、ホワイトバランス(以下「WB」という)演算,ブラックバランス(以下「BB」という)演算,γ補正等の各種処理を行う画像演算部812と、画像を表示するために画像データを蓄える表示用メモリ813と、その表示用メモリ813から得られた撮影情報を表示する表示部814と、撮影画像を記録するデータ記録部815と、フレームメモリ811と表示用メモリ813の書き込み/読み出しアドレスを制御するメモリコントローラ816と、そのメモリコントローラ816により指定された読み出しアドレスに応じて読み出された画像データから測光演算を行うAE演算部817と、この顕微鏡用撮像装置全体を制御する制御部818と、観察者が撮影やカメラの諸設定を行う操作部819等を有する。
図3は、CCD801の一部の構成を示した図である。
同図は、その一部の構成として、受光素子である6×4個のフォトダイオード801aと、4つの垂直転送路801bと、1つの水平転送路801cと、1つの信号検出器801d等を示している。また、同図において、ODDは奇数ラインを、EVENは偶数ラインを示し、TGAは奇数ライン用の電荷移送パルス信号を、TGBは偶数ライン用の電荷移送パルス信号を示している。
CCD801は、前述のとおりインターレーススキャン方式のものであるので、1フィールドの全ラインの電気信号の取得は、1フィールドの奇数ライン(奇数フィールド)の電気信号と1フィールドの偶数ライン(偶数フィールド)の電気信号を取得することによって行われる。ここで、1フィールドの奇数ラインの電気信号の取得は、奇数ラインのフォトダイオード801aで生じた電荷が電荷移送パルス信号TGAに同期して垂直転送路801bに移送され、その垂直転送路801bに移送された奇数ラインの電荷がV転送パルス信号VCCD(不図示)に同期して水平転送路801cへ順次転送されて信号検出器801dにより順次検出されることによって行われる。また、1フィールドの偶数ラインの電気信号の取得は、偶数ラインのフォトダイオード801aで生じた電荷が電荷移送パルス信号TGBに同期して垂直転送路801bに移送され、以下奇数フィールドの電気信号の取得のときと同様にして、偶数ラインの電荷がV転送パルス信号VCCDに同期して順次転送・検出されることによって行われる。
このような構成の顕微鏡システムにおいて、観察者は、顕微鏡本体1を操作して試料3を観察すると共に、必要に応じて操作部819を操作して画像を撮影する。観察及び撮影の際は観察者が観察画像及び撮影条件を確認しながら操作部819を操作することで撮影動作が行われるが、このときの撮影動作は次のようになる。
まず、タイミングジェネレータ803がCCD801の駆動タイミングを制御して撮像を行う。但し、このときは、露光時間の長さに応じてシャッタードライバ805により駆動されたメカシャッター804が動作することで露光が行われる。これによりCCD801により得られたアナログ電気信号は、A/D変換器802によりアナログ/デジタル変換され、その結果得られたデジタル電気信号である画像データは接続ケーブル82を介して制御部81に送られ、フレームメモリ811に格納される。そして画像データがフレームメモリ811に格納されると同時に読み出され、画像演算部によりWB演算,BB演算,γ補正演算が行われる。これらの各種演算が行われた画像データは表示用メモリ813に転送され、表示部814によってライブ画像が表示されるようになっている。
一方で、画像データがフレームメモリ811から表示用メモリ813へ転送される合間を利用して、画像データから撮影に関する諸情報の演算,取得が行われる。例えば、その合間である垂直同期信号のブランキング期間等を利用して、メモリコントローラ816によるアドレス制御により画像データがAE演算部817に送られ、AE演算部817によって、予め設定されたAE演算領域の画像データを用いてその領域内の輝度データの総和等により最適となる露光時間tの算出が行われる。
このようにして露光時間tの算出等、撮影に関する諸情報の演算,取得が行われると、その算出された露光時間tに応じて、シャッターモードの選択が行われる。
本実施例では、使用されているメカシャッターの動作速度を基に、予めメカシャッターの最速動作時間よりも十分に長い時間を露光時間閾値Tth として定めておき、その露光時間閾値Tthと前述の算出された露光時間tとを比較し、露光時間tが露光時間閾値Tth 以上(t≧Tth )である場合には長時間露光用シャッターモードが選択され、露光時間tが露光時間閾値Tth 未満(t<Tth )である場合には短時間露光用シャッターモードが選択されるようになっている。すなわち、算出された露光時間tがメカシャッターの最速動作時間よりも十分に長い場合には長時間用露光用シャッターモードが選択され、それ以外の場合には短時間露光用シャッターモードが選択されるようになっている。
尚、露光時間閾値Tth を、メカシャッターの最速動作時間よりも十分に長い時間に定めたのは、仮に露光時間閾値Tth をメカシャッターの最速動作時間に近い値に定めてしまうと、メカシャッターのシャッター羽根の動きが画像に写り込む虞があるからである。
続いて、これらの各シャッターモードが選択された後の撮影動作について図4及び図5を参照しながら説明する。
図4は、長時間露光用シャッターモードが選択された後の撮影動作を示すタイミングチャート、図5は、短時間露光用シャッターモードが選択された後の撮影動作を示すタイミングチャートである。
両図において、1フレーム同期信号VDはCCD801の1フィールドの電気信号を取得する際の同期信号である。また1ライン同期信号HDはCCD801の1ラインの電気信号を取得する際の同期信号である。また電荷移送パルスTGAはCCD801の奇数ラインのフォトダイオード801aで生じた電荷を垂直転送路801bへ移送させる際の同期信号である。また電荷移送パルスTGBはCCD801の偶数ラインのフォトダイオード801aで生じた電荷を垂直転送路801bへ移送させる際の同期信号である。またV転送パルスVCCDは垂直転送路801bへ移送された電荷を水平転送路801cへ移送させる際の同期信号である。また素子内シャッターVSUBは電子シャッターであるCCD801の素子内シャッター(以下単に「電子シャッター」という)を開又は閉にさせる制御信号である。またメカシャッター制御信号はメカシャッター804を開又は閉にさせる制御信号である。またメカシャッター動作はメカシャッター制御信号に応じて行われるメカシャッター804の開閉動作を示している。また信号出力SIGはCCD801で取得された電気信号(アナログ電気信号)を示している。またフレームメモリ記録動作は取得されたアナログ電気信号に基づくデジタル電気信号のフレームメモリ811への記録動作を示している。
図4に示したように、長時間露光用シャッターモードが選択された後の撮影動作は次のようになる。
まず、前述のAE演算部817により算出された露光時間t(同図の「露光時間A」)の露光が行われる。この露光時間Aは、素子内シャッターVSUBとして電子シャッターを開にさせる制御信号が生じた時から、メカシャッター制御信号としてメカシャッター804を閉にさせる制御信号が生じた時までの期間で決定される。このように電子シャッターとメカシャッター804の動作により露光が行われ、CCD801には露光時間Aに応じた電荷が生じる。
続いて、奇数フィールドの電荷の読み出し及び記録が行われる。この読み出し及び記録では、電荷移送パルスTGAに同期してCCD801の奇数ラインのフォトダイオード801aで生じた電荷が垂直転送路801bへ移送され、その移送された電荷がV転送パルスVCCDに同期して水平転送路801cへ順次移送され、信号検出器801dにより信号出力SIG(アナログ電気信号)として順次検出・出力され(同図のA/ODD)、その信号出力SIGに基づく信号(デジタル電気信号)がフレームメモリ811へ順次記録される(同図のメモリ記録ODD)。尚、この時点では、偶数フィールドの電荷はフォトダイオード801aに保持されたままである。
続いて、偶数フィールドの電荷の読み出し及び記録が行われる。この読み出し及び記録では、電荷移送パルスTGBに同期してCCD801の偶数ラインのフォトダイオード801aで生じた電荷が垂直転送路801bへ移送され、その移送された電荷がV転送パルスVCCDに同期して水平転送路801cへ順次移送され、信号検出器801dにより信号出力SIG(アナログ電気信号)として順次検出・出力され(同図のA/EVEN)、その信号出力SIGに基づく信号(デジタル電気信号)がフレームメモリ811へ順次記録される(同図のメモリ記録EVEN)。
このように、奇数フィールドの電気信号と偶数フィールドの電気信号を記録することにより、画像データである1フィールドの全ラインの電気信号の記録が終了する。
尚、本例では、スミア防止の観点から、前述の奇数フィールドの電荷の読み出し及び偶数フィールドの電荷の読み出しが開始される前の所定期間、V転送パルスVCCDとして高速パルスを発生させ、CCD801の垂直転送路の不要電荷を排出するようにしている。
1フィールドの全ラインの電気信号の記録が終了した後は、メカシャッター制御信号としてメカシャッター804を開にさせる信号によりメカシャッター804が再び開放されライブ画像表示に復帰する。また、フレームメモリ811へ記録された画像データは、画像演算部812により所定の演算処理が行われた後、データ記録部815に記録され、撮影動作が終了する。
一方、図5に示したように、短時間露光用シャッターモードが選択された後の撮影動作は次のようになる。
短時間露光用シャッターモードの場合、前述のAE演算部817により算出された露光時間t(同図の「露光時間B」)の露光が、奇数フィールド用と偶数フィールド用に2回行われる。
まず、奇数フィールド用の露光時間Bの露光が行われる。この露光時間Bは、素子内シャッターVSUBとして電子シャッターを開にさせる制御信号が生じた時から、電荷移送パルス信号TGAとして電荷を垂直転送路801bへ移送させる際の信号が生じた時までの期間で決定される。このように電子シャッターの動作により露光が行われ、CCD801には露光時間Bに応じた電荷が生じる。
この奇数フィールド用の露光時間Bの露光が終了すると、続いて、前述と同様にして、奇数フィールドの電荷の読み出し及び記録が行われる。
また、本例では、この奇数フィールドの電荷の読み出し及び記録が行われた後に直ぐに偶数フィールド用の電荷の読み出し及び記録ができるように、奇数フィールド用の電荷の読み出し及び記録が行われている途中で、偶数フィールド用の露光時間Bの露光が行われる。この露光時間Bは、素子内シャッターVSUBとして電子シャッターを開にさせる制御信号が生じた時から、電荷移送パルス信号TGBとして電荷を垂直転送路801bへ移送させる際の信号が生じた時までの期間で決定される。このように電子シャッターの動作により露光が行われ、CCD801には露光時間Bに応じた電荷が生じる。
この偶数フィールド用の露光時間Bの露光が終了すると、前述の同様にして、偶数フィールドの電荷の読み出し及び記録が行われる。
このように、奇数フィールドの電気信号と偶数フィールドの電気信号を記録することにより、画像データである1フィールドの全ラインの電気信号の記録が終了する。
フレームメモリ811に記録された画像データは、画像演算部812により所定の演算処理が行われた後、データ記録部815に記録され、撮影動作が終了する。
尚、図5に示したように、短時間露光用シャッターモードが選択されたときには、奇数フィールド用と偶数フィールド用に異なるタイミングで2回の露光が行われることになるが、顕微鏡用途においては、ほとんどの場合、試料が動かない、或いは試料の動きが電子シャッターの動作間隔に比べて著しく遅いため、異なるタイミングで2回の露光を行ったとしても、各々のフィールドにずれが生じることはない。
以上、本実施例によれば、撮像素子として一般的に安価なインターレース方式のCCDを採用し、また電子シャッターとしてそのCCDの素子内シャッターを使用し、また撮影動作において、算出された露光時間tと露光時間閾値Tth との比較結果に応じて、メカシャッター804と電子シャッターの動作を制御して露光を行うようにしたことにより、構成部品を増やすことなく小型かつ安価に装置を構成することが可能になると共に、短時間露光から長時間露光に対応することができるので広範囲の明るさの試料の撮影を行うことが可能になる。
実施例1で述べたように、顕微鏡用途においては、ほとんどの場合、試料が動かない等の理由により、異なるタイミングで2回の露光を行ったとしても各々のフィールドにずれが生じることはないが、対物レンズの倍率が高倍率である場合等には、試料が動かないときであっても顕微鏡本体自体が作業机の振動の影響を受けてしまう虞がある。そこで、本実施例では、それを回避するようにしたものについて説明する。
本実施例に係る顕微鏡用撮像装置が適用された顕微鏡システムの構成は、図1に示したものと同じであるが、顕微鏡用撮像装置の構成は、図2に示したものと多少異なる。
図6は、本実施例に係る顕微鏡用撮像装置の構成を示すブロック図である。
同図に示したように、本実施例に係る顕微鏡用撮像装置は、前述の図2に示した顕微鏡用撮像装置とほぼ同じであるが、制御部81が対物レンズ4や中間鏡筒の倍率等といった顕微鏡の観察条件を識別する顕微鏡情報識別部820を更に備えている点が異なる。
尚、この顕微鏡情報識別部820は、光学式或いは磁気式センサ、又は電気的接点による判別等により自動で観察条件を識別するものの他、観察者が操作部819を操作して設定した観察条件を識別するものとすることも可能である。また、観察者がそれを設定した場合には、現在設定されている情報を電源切断後も記憶しておくようにすることで、電源再投入時の設定を不要にすることも可能である。更に、対物レンズ倍率,中間鏡筒倍率以外の顕微鏡観察条件を切り換えるようにすることも可能である。
このような構成の顕微鏡システムにおいて、観察者が顕微鏡本体1を操作して試料3を観察し画像を撮影する操作については前述の実施例1と同じであるが、その操作によって行われる撮影動作は多少異なる。
本実施例に係る撮影動作では、操作部819の撮影ボタンが押下されると、制御部818は、顕微鏡情報識別部820により取得された現在の対物レンズ倍率Mob ,中間鏡筒倍率Maux を読み出し、CCD結像面への総合倍率Mcurrent =Mob ×Maux を算出し、その算出した総合倍率Mcurrent に応じて以下のモードを選択する。
本実施例では、算出された総合倍率Mcurrent と予め定められている倍率閾値Mth を比較し、算出された総合倍率Mcurrent が、予め定められている倍率閾値Mth 未満(Mcurrent <Mth )である場合、すなわち総合倍率Mcurrent が低い場合には、電子シャッターを使用したときでも作業机の振動等が撮影画像に影響を与える虞がないので、実施例1に係る撮影動作を行う電子シャッター/メカシャッター併用モードが選択される。一方、算出された総合倍率Mcurrent が、倍率閾値Mth 以上(Mcurrent ≧Mth )である場合、すなわち総合倍率Mcurrent が高い場合には、電子シャッターを使用したときに作業机の振動等により奇数フィールドと偶数フィールドの合成画像にズレが生じる虞があるので、メカシャッター804のみを使用するメカシャッターモードが選択される。ここで、閾値Mth は、例えば、対物レンズ倍率Mob ×中間鏡筒倍率Maux =40倍等に定められる。
電子シャッター/メカシャッター併用モードが選択されたときの撮影動作は、前述の実施例1に係る撮影動作と同じになる。
一方、メカシャッターモードが選択されたときの撮影動作では、AE演算部817により算出された露光時間tの露光がメカシャッター804のみによって行われる。但し、算出された露光時間tが短いためにメカシャッター804の対応可能な露光時間になっていない場合には適正な撮影を行うことができないので、このような場合には撮影を禁止して表示部814に警告メッセージを表示し、観察者に警告を促すようにしている。これにより、警告メッセージを見た観察者は、算出される露光時間tがメカシャッター804の対応可能な露光時間になるように試料への光量を少なくする或いはCCD801の結像面への総合倍率を低くする等の設定を行うことにより、適正な撮影を行うことが可能になる。或いは、そのような場合に、算出される露光時間tが、メカシャッター804の対応可能な露光時間になるように、自動的に、試料への光量を少なくする或いはCCD801の結像面への総合倍率を低くするようにすることも可能である。
以上、本実施例によれば、CCD結像面への総合倍率Mcurrent が高い場合には、メカシャッターのみが使用されて露光が行われるようになるので、その場合に作業机の振動等が生じたときであっても撮影画像に悪影響が及ぶ虞はない。
続いて、本実施例の変形例を、図7を参照しながら説明する。
図7は、本変形例に係る顕微鏡用撮像装置の構成を示すブロック図である。
同図に示したように、本変形例に係る顕微鏡用撮像装置は、前述の図6に示した顕微鏡用撮像装置装置とほぼ同じであるが、制御部81が顕微鏡情報識別部820を省いて、新たに観察画像のコントラストを用いて試料3の合焦状態を検出するフォーカス演算部821を備えている点が異なる。
このような構成の顕微鏡システムにおいて、観察者が顕微鏡本体1を操作して試料3を観察し画像を撮影する操作については前述の実施例2と同じであるが、その操作によって行われる撮影動作は多少異なる。
本変形例に係る撮影動作では、前述の画像データがフレームメモリ811から表示用メモリ813へ転送される合間、例えば垂直同期信号のブランキング期間等を利用して、更に、メモリコントローラ816によるアドレス制御により画像データがフォーカス演算部821に送られ、フォーカス演算部821によるコントラスト値の演算も行われる。尚、コントラスト値は、例えば隣り合う画素データの差の二乗和等により求められ、試料に焦点が合ったステージ位置で最も高い値を示す特性を持つ評価値である。
通常、観察者が撮影を行う場合は、合焦位置である場合が多い。このため、撮影時のコントラスト値によって現在の観察倍率の推定が可能である。そこで、本変形例に係る撮影動作では、操作部819の撮影ボタンが押下されると、制御部818は、フォーカス演算部821により演算されたコントラスト値Ccurrent (合焦位置のコントラスト値)を読み出し、その読み出したコントラスト値Ccurrent に応じて以下のモードを選択する。
本変形例では、コントラスト値Ccurrent と予め定められている閾値Cth を比較し、コントラスト値Ccurrent が、予め定められている閾値Cth 以上(Ccurrent ≧Cth )である場合には、現在使用されている対物レンズ倍率,中間鏡筒倍率が低い低倍観察と判定し、前述の総合倍率Mcurrent が低い場合と同様に、実施例1に係る撮影動作を行う電子シャッター/メカシャッター併用モードが選択される。一方、コントラスト値Ccurrent が、閾値Cth 未満(Ccurrent <Cth )である場合には、現在使用されている対物レンズ倍率,中間鏡筒倍率が高い高倍観察と判定し、前述の総合倍率Mcurrent が高い場合と同様に、メカシャッター804のみを使用するメカシャッターモードが選択される。尚、閾値Cth は、例えば、対物レンズ倍率Mob ×中間鏡筒倍率Maux =40倍で平均的なコントラストが出るチャートを用いた場合に得られるコントラスト値等に定められる。
図8は、得られたコントラスト値が高いものと低いものの、コントラスト値とステージ位置との関係を表すカーブ(以下「I−Zカーブ」という)の一例を示した図である。
同図において、I−ZカーブCは、得られたコントラスト値が高いもの(低倍観察時のもの)を示し、I−ZカーブDは、得られたコントラスト値が低いもの(高倍観察時のもの)を示している。
例えば、I−ZカーブCが得られた場合、I−ZカーブC上の最も高いコントラスト値が、前述のCcurrent として取得される。この場合は、Ccurrent が閾値Cth (同図の点線位置のコントラスト値)以上であることから、低倍観察と判定され、電子シャッター/メカシャッター併用モードが選択されることになる。
また、I−ZカーブDが得られた場合、I−ZカーブD上の最も高いコントラスト値が、前述のCcurrent として取得される。この場合は、Ccurrent が閾値Cth 未満であることから、高倍観察と判定され、メカシャッターモードが選択されることになる。
このようにして電子シャッター/メカシャッター併用モード又はシャッターモードが選択された後の動作については、前述の実施例2で述べたとおりである。
以上、本変形例によれば、算出されたコントラスト値Ccurrent が低い場合には、高倍観察と判定されメカシャッターのみが使用されて露光が行われるようになるので、その場合に作業机の振動等が生じたときであっても撮影画像に悪影響が及ぶ虞はない。
尚、本実施例とその変形例では、観察条件の一例である、CCD結像面への総合倍率Mcurrent 、又は合焦位置のコントラスト値Ccurrent に応じて、実施例1に係る撮影動作を行う電子シャッター/メカシャッター併用モード、又はメカシャッター804のみを使用するメカシャッターモードを選択するものであったが、その他の観察条件に応じて、それらのモードの何れかを選択するようにすることも可能である。
本実施例では、実施例1で述べた短時間露光用シャッターモードが選択されたときに行われる撮影動作において更にスミア防止を強化するようにしたものについて説明する。
実施例3に係る顕微鏡用撮像装置が適用された顕微鏡システムの構成は、図1に示したものと同じであるが、顕微鏡用撮像装置の構成は、図2に示したものと多少異なる。
図9は、本実施例に係る顕微鏡用撮像装置の構成を示すブロック図である。
同図に示したように、本実施例に係る顕微鏡用撮像装置は、前述の図2に示した顕微鏡用撮像装置とほぼ同じであるが、カメラヘッド80が、撮影画像のスミア防止のためにシャッタードライバ805を制御するスミア防止制御部806を更に備えている点が異なる。
このような構成の顕微鏡システムにおいて、観察者が顕微鏡本体1を操作して試料3を観察し画像を撮影する操作については前述の実施例1と同じであるが、その操作によって行われる撮影動作は多少異なる。
本実施例に係る撮影動作は、前述の実施例1とほぼ同じであるが、短時間露光用シャッターモードが選択された後の撮影動作が異なる。具体的には、奇数フィールド用の電荷の読み出し及び偶数フィールド用の電荷の読み出しを行う際には、メカシャッター804を閉じてスミアを防止するようにしている。
図10は、本実施例に係る、短時間露光用シャッターモードが選択された後の撮影動作を示すタイミングチャートであり、前述の図5に対応する図である。
図10に示したように、短時間露光用シャッターモードの場合、前述のAE演算部817により算出された露光時間t(同図の「露光時間B」)の露光が、奇数フィールド用と偶数フィールド用に2回行われる点は、図5に示したものと同じであり、まず、奇数フィールド用の露光時間Bの露光が行われる。この露光時間Bは、前述のとおり、素子内シャッターVSUBとして電子シャッターを開にさせる制御信号が生じた時から、電荷移送パルス信号TGAとして電荷を垂直転送路801bへ移送させる際の信号が生じた時までの期間で決定される。
ここで、スミア防止制御部806は、タイミングジェネレータ803により生じる電荷移送パルス信号TGAを検出して、メカシャッター804を閉じるようにシャッタードライバ805を制御する。すなわち、メカシャッター制御信号としてメカシャッター804を閉にさせる信号が生じてメカシャッター804が閉じられる。
但し、本実施例では、メカシャッター804の開から閉への動作中には、V転送パルスVCCDとしてパルス信号を発生させないようにし、垂直転送路801bへ移送された電荷を水平転送路801cへ移送させないようにしている。
そして、メカシャッター804の開から閉への動作が終了したら、図5に示したものと同じように、V転送パルスVCCDとして所定のパルスが発生され、垂直転送路801bへ移送された電荷がV転送パルスVCCDに同期して水平転送路801cへ順次移送され、信号検出器801dにより信号出力SIGとして順次検出・出力され(同図のB/ODD)、その信号出力SIGに基づく信号がフレームメモリ811へ順次記録される(同図のメモリ記録ODD)。
これにより、奇数フィールドの電荷の読み出しは、メカシャッター804が閉じられた状態で行われるようになる。
このように、奇数フィールドの記録が終了すると、メカシャッター制御信号としてメカシャッター804を開にさせる信号が生じてメカシャッター804が開にされ、続いて偶数フィールド用の露光時間Bの露光が行われ、前述の本実施例に係る奇数フィールドの読み出し及び記録と同様にして、偶数フィールドの読み出し及び記録が行われる。但し、この偶数フィールドの読み出し及び記録では、スミア防止制御部806は、タイミングジェネレータ803により生じる電荷移送パルス信号TGBを検出して、メカシャッター804を閉じるようにシャッタードライバ805を制御する。また、ここでも、メカシャッター804の開から閉への動作中には、V転送パルスVCCDとしてパルス信号を発生させないようにし、垂直転送路801bへ移送された電荷を水平転送路801cへ移送させないようにしている。
このようにして偶数フィールドの読み出し及び記録が終了すると、スミア防止制御部806によりシャッタードライバ805が制御されてメカシャッター804が開放されライブ画像表示に復帰する。
尚、図10に示した例では、スミア防止を更に強化する観点から、前述の奇数フィールド用の露光時及び偶数フィールド用の露光時に、V転送パルスVCCDとして高速パルスを発生させ、CCD801の垂直転送路の不要電荷を排出するようにしている。
以上、本実施例によれば、短時間露光用シャッターモードが選択されたときに行われる撮影動作において更にスミア防止を強化することが可能になる。
尚、本実施例において、短時間露光用シャッターモードが選択されたときに、図5に係る動作を行わせるか図10に係る動作を行わせるかを、操作部819を介して選択可能に構成することも可能である。これにより、観察者が必要に応じて、短時間露光用シャッターモードが選択されたときに図5に示した動作が行われるように選択しておくことで、撮影時間を短縮させることが可能になる。
以上、本発明の顕微鏡用撮像装置について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良及び変更を行っても良いのはもちろんである。
実施例1に係る顕微鏡用撮像装置が適用された顕微鏡システムの構成例を示した図である。 実施例1に係る顕微鏡用撮像装置の構成を示すブロック図である。 CCDの一部の構成を示した図である。 長時間露光用シャッターモードが選択された後の撮影動作を示すタイミングチャートである。 短時間露光用シャッターモードが選択された後の撮影動作を示すタイミングチャートである。 実施例2に係る顕微鏡用撮像装置の構成を示すブロック図である 実施例2の変形例に係る顕微鏡用撮像装置の構成を示すブロック図である。 得られたコントラスト値が高いものと低いものの、コントラスト値とステージ位置との関係を表すカーブの一例を示した図である。 実施例3に係る顕微鏡用撮像装置の構成を示すブロック図である。 実施例3に係る、短時間露光用シャッターモードが選択された後の撮影動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 顕微鏡本体
2 ステージ
3 試料
4 対物レンズ
5 三眼鏡筒ユニット
6 接眼レンズユニット
7 結像レンズユニット
80 カメラヘッド
81 制御部
82 接続ケーブル
801 CCD
801a フォトダイオード
801b 垂直転送路
801c 水平転送路
801d 信号検出器
802 A/D変換器
803 タイミングジェネレータ
804 メカシャッター
805 シャッタードライバ
806 スミア防止制御部
811 フレームメモリ
812 画像演算部
813 表示用メモリ
814 表示部
815 データ記録部
816 メモリコントローラ
817 AE演算部
818 制御部
819 操作部
820 顕微鏡情報識別部
821 フォーカス演算部


Claims (7)

  1. インターレース方式の撮像素子を有する顕微鏡用撮像装置であって、
    メカシャッターを有し、
    撮影条件に応じて、電子シャッターである前記撮像素子の素子内シャッターと前記メカシャッターの動作を制御して露光を行う、
    ことを特徴とする顕微鏡用撮像装置。
  2. 前記撮影条件は、少なくとも露光時間、観察条件、及び合焦位置のコントラスト値のうちの何れか1つ又は複数である、
    ことを特徴とする請求項1記載の顕微鏡用撮像装置。
  3. 前記露光時間と露光時間閾値との比較結果に応じて、前記電子シャッターと前記メカシャッターの動作により露光を行う、又は前記電子シャッターの動作により露光を行う、
    ことを特徴とする請求項2記載の顕微鏡用撮像装置。
  4. 前記電子シャッターの動作により露光を行った後、前記メカシャッターを閉動作させ、前記メカシャッターが閉状態である時に前記露光により前記撮像素子に蓄積された電荷を検出する、
    ことを特徴とする請求項3記載の顕微鏡用撮像装置。
  5. 前記観察条件である前記撮像素子の結像面への総合倍率と倍率閾値との比較結果に応じて、前記メカシャッターの動作により露光を行う、又は前記露光時間と露光時間閾値との比較結果に応じて前記電子シャッターと前記メカシャッターの動作により露光を行う或いは前記電子シャッターの動作により露光を行う、
    ことを特徴とする請求項2記載の顕微鏡用撮像装置。
  6. 前記合焦位置のコントラスト値とコントラスト閾値との比較結果に応じて、前記メカシャッターの動作により露光を行う、又は前記露光時間と露光時間閾値との比較結果に応じて前記電子シャッターと前記メカシャッターの動作により露光を行う或いは前記電子シャッターの動作により露光を行う、
    ことを特徴とする請求項2記載の顕微鏡用撮像装置。
  7. 前記メカシャッターの動作により露光を行う場合に、露光時間が前記メカシャッターの対応可能な露光時間でないときは、前記メカシャッターの対応可能な露光時間になるように、自動的に前記総合倍率を低くする又は試料への光量を少なくする、
    ことを特徴とする請求項5又は6項記載の顕微鏡用撮像装置。
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