JP2006014133A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
簡易な構成で走査速度を向上することができ、撮像時間を短縮することができるTDI方式の撮像装置及び撮像方法を提供すること。
【解決手段】
本発明にかかるTDI方式の撮像装置は、試料12に光を照射する光源11と、光源11から出射され、試料12を透過した透過光を分岐するビームスプリッタ15と、ビームスプリッタ15によって分岐された光をそれぞれ受光する第1のCCDカメラ21及び第2のCCDカメラ22とを備え、第1のCCDカメラ21及び第2のCCDカメラ22において、水平転送部での転送方向と平行方向に設けられた受光素子からなる受光列が互いに他方のCCDカメラの受光列間の隙間に対応する位置に配置されているものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は撮像装置及び撮像方法に関し、特に詳しくはTDI方式の撮像装置及び撮像方法に関する。
固体撮像素子の感度を向上するため、遅延積算(Time-Delay Integration:TDI)方式の撮像装置が知られている。TDI方式の撮像装置では、一定の間隔でマトリクス状に配列された複数の受光素子が設けられている固体撮像素子を用いる。この固体撮像素子には例えば、CCDカメラなどが用いられる。CCDカメラには通常、受光素子で生じた信号電荷を垂直方向に転送する垂直転送レジスタと該垂直転送レジスタで転送されてきた信号電荷を水平方向に転送する水平転送レジスタとが設けられている。
TDI方式の撮像装置における処理について図2を用いて説明する。図2はTDI方式撮像装置に用いられるCCDカメラの構成を模式的に示す図である。画素81に設けられている受光素子からの信号電荷は垂直転送レジスタ86に転送される。垂直転送レジスタ86はY方向(下方向)に順次、この信号電荷を転送する。垂直転送レジスタ86から水平転送レジスタ85に転送された信号電荷は水平方向に転送され、出力回路35によって読み出される。垂直転送レジスタ86にはそれぞれの画素81に対応する電荷蓄積部87が設けられている。垂直転送レジスタ86では、信号電荷がこの電荷蓄積部87を順次転送されていく。
TDI方式の撮像装置では、垂直転送レジスタ86の転送方向と試料の走査方向を一致させている。さらに、垂直転送レジスタ86の転送速度と、走査速度とを一致させ、信号電荷の転送と試料の走査とを同期させている。そして、CCDカメラの走査線と直交する方向に電荷の転送及び試料の走査を行っている。
具体的には、試料を一定速度でY方向に走査しながら、各画素81で生じた信号電荷を所定のタイミングで垂直転送レジスタ86に転送させる。信号電荷はそれぞれの画素81に対応する電荷蓄積部87に蓄積される。そして、この信号電荷は所定の転送速度で一列下の電荷蓄積部87に転送される。このとき、TDI方式の撮像装置では、CCDカメラ28の受光面において転送前の像が一列下の画素81にずれて受光されるよう、試料が走査されている。すなわち、信号電荷の転送と試料の走査を同期させているため、1列下の電荷蓄積部87に信号電荷が転送されると、1画素ピッチだけ試料が下方向に走査されている。
そして、各画素81で生じた信号電荷を再度、垂直転送レジスタ86に転送させる。受光面では1画素列だけ像がずれているため、電荷蓄積部87には既に蓄積されている信号電荷と同じ信号電荷が画素81から転送される。従って、電荷蓄積部87に蓄積される信号電荷が2倍になる。これを画素列の数だけ繰り返し行うことにより、同じ像が積算され、信号電荷が増幅されていく。具体的にはCCDカメラ28において、水平方向に設けられた画素列が縦にn列の配列されている場合、n回信号電荷が加算される。このとき、ノイズはランダムに変化するため、ノイズのレベルは√n倍になる。この結果、読み出された信号電荷のS/N比は√n倍となる。これにより、全体としてS/Nを改善することができ、検出感度を向上することができる。
また、画素間の隙間を補完するため、縦方向に並べた固体撮像素子を1画素分ずつ横方向にずらしたTDI方式撮像装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)
しかしながら、従来のTDI方式の撮像装置では以下のような問題点があった。上述のCCDカメラにおいて垂直転送レジスタ86の最下列から水平転送レジスタ87に信号電荷が転送される。1画素列分の信号電荷が水平転送レジスタ87に転送されたら、水平転送レジスタ85は水平方向(X方向)に信号電荷を転送する。そして、この信号電荷が順次、出力回路35に読み出されていく。1画素列分の信号電荷の読み出しが終了したら、再度、1画素列の信号電荷が垂直転送レジスタ86から水平転送レジスタ85に転送される。これを繰り返して積算された信号電荷を読み出していく。
このように、垂直転送レジスタ86から水平転送レジスタ85への転送は、水平転送レジスタ85から1画素列全ての信号電荷が読み出された後に行われる。すなわち、水平転送レジスタ85の信号電荷が空になると、垂直転送レジスタ86から1ライン分の信号電荷が上のラインから転送される。従って、水平転送レジスタの信号電荷が空になるまで、垂直転送レジスタから水平転送レジスタ85への転送することができない。垂直転送レジスタにおける転送速度は、水平転送レジスタにおける読み出し速度によって、制限されてしまっていた。
この水平転送レジスタでの読み出し速度は画素数や読み出しのタップ数によって決定される。従って、ある特定のCCDカメラを用いた場合、読み出し速度を向上させることは困難である。そのため、垂直転送レジスタ86での転送速度を向上させることは困難である。TDI方式の撮像装置では垂直転送レジスタでの転送速度と走査速度とを一致させる必要があるため、走査速度を向上させることができないという問題点があった。この結果、撮像時間を短縮することが困難であるという問題点があった。
特開平3−13080号公報
上述のように、TDI方式の撮像装置では、走査速度を向上することができず、撮像時間を短縮することが困難であるという問題点があった。
本発明は上記の問題点を鑑みてなされたものであり、簡易な構成で走査速度を向上することができ、撮像時間を短縮することができるTDI方式の撮像装置及び撮像方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかる撮像装置は、マトリクス状に配置された複数の受光素子と、前記受光素子と対応して配置され、前記受光素子で生じた信号電荷を垂直方向に転送させる垂直転送部(例えば、本発明の実施の形態のおける垂直転送レジスタ86)と、前記垂直転送部の一端から転送された信号電荷を水平方向に転送する水平転送部(例えば、本発明の実施の形態のおける水平転送レジスタ85)と、前記水平転送部によって転送された信号電荷を読み出し、出力信号を出力する出力部とを有する撮像素子を備え、前記垂直転送部における信号電荷の転送を試料の走査と同期させ、前記垂直転送部の転送方向に配列された複数の前記受光素子で生じた信号電荷を蓄積させて前記垂直転送部から前記水平転送部に転送するTDI方式の撮像装置であって、試料に光を照射する光源(例えば、本発明の実施の形態のおける光源11)と、前記光源から出射され、前記試料を透過した透過光または前記試料で反射した反射光を分岐する光分岐手段(例えば、本発明の実施の形態のおけるビームスプリッタ15)と、前記試料と前記撮像素子との相対位置を移動させて前記垂直転送部での転送方向と平行な方向に走査を行う走査手段(例えば、本発明の実施の形態のおけるステージ駆動部26)と、前記光分岐手段によって分岐された光のうち、一方の光を受光する第1の撮像素子(例えば、本発明の実施の形態のおける第1のCCDカメラ21)と、前記光分岐手段によって分岐された光のうち、他方の光を受光する第2の撮像素子(例えば、本発明の実施の形態のおける第2のCCDカメラ22)と、前記第1の撮像素子及び前記第2の撮像素子で撮像された画像を合成する画像合成手段(例えば、本発明の実施の形態のおける画像合成部45)とを備え、前記第1の撮像素子及び前記第2の撮像素子において、前記水平転送部での転送方向と平行方向に設けられた前記受光素子からなる受光列が互いに他方の撮像素子の受光列間の隙間に対応する位置に配置されているものである。これにより、簡易な構成で撮像時間を短縮することができる。
本発明の第2の態様にかかる撮像装置は、上述の撮像装置において、前記第1の撮像素子又は前記第2の撮像素子の少なくともいずれか一方において、遮光パターンが前面に設けられた前記受光素子からなる遮光列が前記受光列の間に設けられ、前記遮光列及び前記受光列の信号電荷を前記水平転送部に蓄積させてから、前記出力部が信号電荷に読み出すものである。これにより、簡易な構成で撮像時間を短縮することができる。
本発明の第3の態様にかかる撮像装置は、上述の撮像装置において前記マトリクス状に配列された複数の受光素子に対して2n列(nは自然数)に1列の割合で前記受光列が設けられているものである。これにより、簡易な構成で撮像時間を短縮することができる。
本発明の第4の態様にかかる撮像装置は、上述の撮像装置において、前記光源が、前記走査手段によって前記受光列間の距離が走査される時間に対応した時間間隔で前記試料を照明するストロボ光源であるものである。これにより、正確に撮像することができる。
本発明の第5の態様にかかる撮像装置は、上述の撮像装置において、前記光源が、前記走査手段によって前記受光列の幅が走査される時間より短い時間発光するストロボ光源であるであるものである。これにより、より正確に撮像することができる。
本発明の第6の態様にかかる撮像方法はマトリクス状に配置された複数の受光素子と、前記受光素子と対応して配置され、前記受光素子で生じた信号電荷を垂直方向に転送させる垂直転送部と、前記垂直転送部の一端から転送された信号電荷を水平方向に転送する水平転送部と、前記水平転送部によって転送された信号電荷を読み出し、出力信号を出力する出力部とを有する撮像素子において、前記垂直転送部における信号電荷の転送を試料の走査と同期させ、前記垂直転送部の転送方向に配列された複数の前記受光素子で生じた信号電荷を蓄積させて前記垂直転送部から前記水平転送部に転送するTDI方式の撮像方法であって、前記撮像素子と試料の相対位置を移動するよう走査しながら、前記試料に光を照射するステップと、前記試料に照射された光のうち、前記試料を透過した透過光または前記試料で反射した反射光を分岐する光分岐ステップと、前記光分岐ステップで分岐された光を第1の撮像素子及び第2の撮像素子でそれぞれ受光するステップと、前記第1の撮像素子及び前記第2の撮像素子で撮像された画像を合成するステップとを備え、前記第1の撮像素子及び前記第2の撮像素子において、前記水平転送部での転送方向と平行方向に設けられた前記受光素子からなる受光列が互いに他方の撮像素子の受光列間の隙間に対応する位置に配置されているものである。これにより、高速に撮像することができる。
本発明によれば、簡易な構成で走査速度を向上することができ、撮像時間を短縮することができるTDI方式の撮像装置及び撮像方法を提供することができる。
以下に、本発明を適用可能な実施の形態が説明される。以下の説明は、本発明の実施形態を説明するものであり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。説明の明確化のため、以下の記載は、適宜、省略及び簡略化がなされている。又、当業者であれば、以下の実施形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更、追加、変換することが可能であろう。尚、各図において同一の符号を付されたものは同様の要素を示しており、適宜、説明が省略される。
本発明の実施の形態1.
本実施形態にかかるTDI方式の撮像装置について図1を用いて説明する。図1は本発明にかかる撮像装置の構成を示す概略図である。11は光源、12は試料、13は対物レンズ、14はレンズ、15はビームスプリッタ、21はCCDカメラ、22は第2のCCDカメラ、23は走査ステージ、30はコントローラである。
光源11は例えば、パルス照明装置であり、試料12をパルス照明する。ここで光源11はパルスレーザ光源であり、SHG(第2高調波発生)で波長266nmのレーザ光をパルス幅数十〜100nsecで出射する。ここで、試料12はパルス照明されており、一定時間間隔で光源11からの光が入射される。試料12は例えば、フォトマスクなどの透明基板であり、表面に所定の遮光パターンが形成されている。試料12はステージ23の上に載置されている。ステージ23は透明又は中空になっており、光源11から入射した光を対物レンズ13側に透過する。このステージ23は光軸に対して垂直方向に移動可能なXYステージである。ステージ23は駆動用モータ等を有するステージ駆動部26に接続されている。ステージ駆動部26はコントローラ30の信号によって、後述する第1のCCDカメラ21及び第2のCCDカメラ22の転送方向と同じ方向に一定速度でステージ23を移動させる。
光源11から試料12及びステージ23を透過した透過光は対物レンズ13によって集光され、レンズ14に入射する。レンズ14に入射した透過光は屈折され、ビームスプリッタ15に入射する。ビームスプリッタ15に入射した光は2つに分岐される。すなわち、ビームスプリッタ15に入射した光のうち、ビームスプリッタ15で反射された光は第1のCCDカメラ21に入射する。一方、ビームスプリッタ15を透過した光は第2のCCDカメラ22に入射される。このビームスプリッタ15は第1のCCDカメラ21と第2のCCDカメラ22とに同じ光量を受光させるようハーフミラーであることが好ましい。第1のCCDカメラ21及び第2のCCDカメラ22で検出された信号はコントローラ30に出力される。コントローラ30はこの信号に基づいて、画像を合成する。また、コントローラ30は第1のCCDカメラ21及び第2のCCDカメラ22を制御し、TDI方式で撮像を行う。
ここで、第1のCCDカメラ21と第2のCCDカメラ22はCCDエリアセンサであり、マトリクス状の配列された受光素子と該受光素子で光電変換された信号電荷を転送する電荷結合素子(CCD)とを備えている。この第1のCCDカメラ21と第2のCCDカメラ22を説明する前に、一般的なTDI方式のCCDカメラの構成について図2を用いて説明する。図2はTDI方式のCCDカメラの構成を示す模式図である。28はCCDカメラ、81は受光素子、85は水平転送レジスタ、86は垂直転送レジスタ、87は電荷蓄積部である。なお、図2ではマトリクス状に縦10×横5の画素81が設けられたCCDカメラ28を示している。
CCDカメラ28は、水平方向及び垂直方向に所定ピッチで配列された複数の画素81と、各列の画素81に対応して垂直方向に延びるCCD構造の垂直転送レジスタ86と、各垂直転送レジスタ86の一端に設けたCCD構造の水平転送レジスタ85とを有している。画素81にはその受光量に応じた信号電荷を生じさせる受光素子が設けられている。そして、各画素81に発生した信号電荷を各々対応する垂直転送レジスタ86に転送する。この各画素81と垂直転送レジスタ86との間には例えば、トランジスタ(図示せず)が設けられている。このトランジスタにシフトパルス(ゲートパルス)を供給することによって、所定のタイミングで全画素、一斉に信号電荷が転送される。垂直転送レジスタ86には各画素81に対応した電荷蓄積部87が設けられており、それぞれの画素81から転送された信号電荷を蓄積する。1つの垂直転送レジスタ86において電荷蓄積部87は垂直方向(Y方向)に配列されている。
そして、垂直転送レジスタ86では、それぞれの電荷蓄積部87に蓄積されている信号電荷をクロックにより、一定時間間隔で、下方向(Y方向)に順次、転送していく。すなわち、垂直転送レジスタ86の最下列の電荷蓄積部87bに蓄積されている信号電荷は水平転送レジスタ85の電荷蓄積部87aに転送される。この時、下から2列目の電荷蓄積部87cに蓄積されている信号電荷は最下列の電荷蓄積部87bに転送される。このように、垂直転送レジスタ86では一列下の電荷蓄積部87に信号電荷を順次転送していく。
上述のように水平転送レジスタ85には垂直転送レジスタ86の最下列の電荷蓄積部87に蓄積されていた信号電荷が転送される。この、水平転送レジスタ85では電荷蓄積部87に蓄積されている信号電荷を水平方向(X方向)に順次、転送する。すなわち、最も右側の電荷蓄積部87dの信号電荷を出力回路35に転送する。右から2番目の電荷蓄積部87eは一番右側の電荷蓄積部87dに信号電荷を転送する。右から3番目の電荷蓄積部87fは右から2番目の電荷蓄積部87eに信号電荷を転送する。このように水平転送レジスタ85では右側の電荷蓄積部87に信号電荷を順次転送していく。
そして、水平転送レジスタ85における全ての電荷蓄積部87が出力回路35に転送されたら、同様に垂直転送レジスタ86の最下列の信号電荷を水平転送レジスタ85に転送する。すなわち、水平転送レジスタ85の信号電荷が空になると、垂直転送レジスタ86から1ライン分の信号電荷が上のラインから転送される。そして、再度、水平転送レジスタ85は水平方向に信号電荷を転送して、信号電荷の読み出しを行う。このとき、上記と同様に垂直転送レジスタ86では、1列下の電荷蓄積部87に信号電荷を転送している。
これを繰り返して、垂直転送レジスタ86及び水平転送レジスタ85における転送が行われ、信号電荷が出力回路35に読み出される。このように垂直転送レジスタ86及び水平転送レジスタ85では信号電荷をバケツリレー方式により順次、転送する。出力回路35は水平転送レジスタ85から転送された信号電荷から変換された信号電圧に基づいて出力信号を出力する。この出力信号に基づいて、画像が形成される。CCDカメラでは、水平転送レジスタ85に蓄積された信号電荷を取り出すことにより、電荷結合素子に蓄積された信号電荷が放出される。なお、実際のCCDカメラ28では縦10×横5に限らず、さらに多数の画素81及び電荷蓄積部87が設けられている。
TDI方式の撮像装置では、試料の走査方向と信号電荷の転送方向を一致させている。すなわち、試料を図2に示す垂直方向(Y方向)に走査する。さらに垂直転送レジスタ86における信号電荷の転送速度と試料の走査速度を一致させ、信号電荷の転送と試料の走査を同期させる。従って、CCDカメラの走査線と直交する方向に電荷の転送及び試料の走査を行っている。これにより、信号電荷を増幅して読み出すことができ、検出感度を向上することができる。以下にTDIの具体的な動作について説明する。
試料を一定速度でY方向に走査しながら、上述のシフトパルスにより各画素81で生じた信号電荷を所定のタイミングで垂直転送レジスタ86に転送させる。信号電荷はそれぞれの画素81に対応する電荷蓄積部87に蓄積される。そして、この信号電荷は所定の転送速度で一列下の電荷蓄積部87に転送される。このとき、CCDカメラ28の受光面において転送前の像が一列下の画素81にずれて受光されるよう走査されている。すなわち、信号電荷の転送と試料の走査を同期させているため、1列下の電荷蓄積部87に信号電荷が転送されると、1画素ピッチだけ試料がY方向に走査されている。
そして、各画素81で生じた信号電荷を再度、シフトパルスにより垂直転送レジスタ86に転送させる。受光面では1画素列だけ像がずれているため、電荷蓄積部87には既に蓄積されている信号電荷と同じ信号電荷が画素81から転送される。従って、電荷蓄積部87に蓄積される信号電荷が2倍になる。すなわち、転送前と転送後では、1ライン分Y方向に像が移動しているため、1ライン異なる画素81に同じ光量が受光される。よって、垂直転送レジスタ86における転送前に画素81から垂直転送レジスタ86に転送される信号電荷と垂直転送レジスタ86における転送後に1ライン下の画素81から垂直転送レジスタ86に転送される信号電荷は同じ数となる。これを画素列の数だけ繰り返し行うことにより、同じ像が積算され、信号電荷が増幅されていく。具体的にはCCDカメラ28において、水平方向に設けられた画素列が縦にn列の配列されている場合、n回信号電荷が加算される。よって、水平転送レジスタ85に転送される信号電荷は1画素で生じた信号電荷のn倍となる。このとき、ノイズはランダムに変化するため、ノイズのレベルは√n倍となる。この結果、読み出された信号電荷のS/N比は√n倍となる。これにより、全体としてS/Nを改善することができ。検出感度を向上することができる。
このようにTDI方式の撮像装置によって撮像することにより、検出感度を向上することができる。本実施の形態にかかる撮像装置ではさらに2つのCCDカメラによって、TDI方式の撮像を行っている。第1のCCDカメラ21と第2のCCDカメラ22では、試料の走査速度を向上するため、それぞれの画素列がY方向にずれるよう配置している。この、第1のCCDカメラ21と第2のCCDカメラ22について図3を用いて説明する。図3は、第1のCCDカメラ21及び第2のCCDカメラ22の受光面の構成を模式的に示す図である。この第1のCCDカメラ21及び第2のCCDカメラ22は図1に示すように試料12を透過して、ビームスプリッタ15で分岐された光をそれぞれ受光する。なお、試料12は図3の矢印方向すなわち、Y方向に走査されている。
図3では縦8×横11の画素81がマトリクス状に配列された受光面を図示している。ここで、第1のCCDカメラ21と第2のCCDカメラ22とは同型のCCDカメラであり、ともに同じ受光面を有している。すなわち、画素数、画素サイズ、画素ピッチ及び転送速度などが同じになっている。さらに第1のCCDカメラ21と第2のCCDカメラ22とでは奇数列が受光列31となっており、偶数列が遮光列32となっている。すなわち、上から1、3、5、7列目が受光列31となっている。一方、上から2、4、6、8列目が遮光列32となっている。受光列31の画素では受光素子が光を受光するよう光に対して露出しており、通常のとおり、光が検出される。一方、遮光列32の画素では受光素子の前面を覆うように遮光パターンが形成されており、光が受光素子に入射されないようになっている。この遮光パターンは例えば、受光素子の前面に遮光膜をパターニングすることにより得ることができる。
上述のように第1のCCDカメラ21及び第2のCCDカメラ22の受光面には1列ごとに遮光パターンが形成されている。例えば、第1のCCDカメラ21では上から順番に受光列31a、遮光列32a、受光列31b、遮光列32b、受光列31c、遮光列32cと配置されている。従って、それぞれのCCDカメラでは1列毎に信号電荷が発生する。すなわち、受光列31に対応する画素81では光が受光素子に入射するため、信号電荷が発生する。一方、遮光列32に対応する画素81では光が受光素子に入射しないため、信号電荷が発生しない。このように第1のCCDカメラ21と第2のCCDカメラ22ではそれぞれ、信号電荷が発生する画素列と信号電荷が発生しない画素列が交互に配列されている
本実施形態では、第1のCCDカメラ21と第2のCCDカメラ22とで信号電荷が発生しない画素列をそれぞれ補完するため、第1のCCDカメラ21に対して第2のCCDカメラ22を1画素ピッチ分、Y方向にずらして配置している。すなわち、図3に示すように、第1のCCDカメラ21の遮光列32に対応する位置に第2のCCDカメラ22の受光列31が配置される。これにより、第1のCCDカメラ21の遮光列32に第2のCCDカメラ22の受光列31が対応し、第2のCCDカメラ22の遮光列32に第1のCCDカメラ21の受光列31が対応する。第1のCCDカメラ21と第2のCCDカメラ22において、互いの受光列が互いに他方のCCDカメラの受光列間の隙間に対応する位置に配置されている。この配置によって、受光面に受光された像を隙間なく、検出することができる。
そして、第1のCCDカメラ21及び第2のCCDカメラ22を同期させて動作させる。具体的には図2に示した、画素81から垂直転送レジスタ86への信号電荷の転送、垂直転送レジスタ86における信号電荷の転送及び水平転送レジスタ85における信号電荷の転送を同期させ、同じタイミングで行う。さらに本実施の形態では、転送速度を向上するため、第1のCCDカメラ21及び第2のCCDカメラ22においてビニング動作を行っている。すなわち、水平転送レジスタ87からの信号電荷の読み出しを省略し、2画素列分の信号電荷を水平転送レジスタ85に蓄積させた状態で読み出しを行っている。すなわち、遮光列32では信号電荷が発生しないため、遮光列32に対応する画素で生じた信号電荷を受光列31に対応する画素で生じた信号電荷と足し合わせても、受光列31に対応する画素で生じた信号電荷の数のまま変化が生じない。従って、2画素列分の信号電荷を水平転送レジスタ85に蓄積させた状態で、信号電荷の読み出しを行うことができる。これにより、読み出し時間を略半分にすることができ、垂直転送レジスタ86における転送速度を向上することができる。
次に、TDI処理時における第1のCCDカメラ21及び第2のCCDカメラ22で受光される像について図4及び図5を用いて説明する。図4は第1のCCDカメラ21の受光面の一部を示す図である。図5は第2のCCDカメラ22の受光面の一部を示す図である。さらに図4及び図5には受光面で受光される像を投影して模式的に示している。また、図4(a)と図5(a)は同じタイミングでの像を示している。同様に図4(b)と図5(b)並びに図4(c)と図5(c)はそれぞれ同じタイミングでの像を示している。
ここで、図4(a)、図5(a)→図4(b)、図5(b)→図4(c)、図5(c)の順番で、CCDカメラに受光されるものとする。そして、このタイミングにおいて、受光面に受光されるよう光源11によりパルス照明を行っている。すなわち、図4(a)、図5(a)のタイミング、図4(b)と図5(b)のタイミング及び図4(c)と図5(c)のタイミングで光が入射するようパルス光が光源11から出射される。また、図4及び図5において、それぞれのCCDカメラの受光面の右側には、そのタイミングにおいて垂直転送レジスタに蓄積されている信号電荷を信号電荷36として模式的に示している。
図4及び図5ではCCDカメラの受光面のうち、縦6×横4の画素81を代表して図示している。また、図4及び図5において、第1のCCDカメラ21と第2のCCDカメラ22は同じ位置に対応する画素が示されている。図4に示すように第1のCCDカメラ21では、上から1列目、3列目、5列目が受光列31であり、上から2列目、4列目、6列目が遮光列32である。一方、図5に示すよう第2のCCDカメラ22は第1のCCDカメラ21に対して1ライン分下にずれて配置されているため、上から1列目、3列目、5列目が遮光列32であり、上から2列目、4列目、6列目が受光列31となる。
ここで説明の簡略化のため、最上列の最も左側の画素を(1,1)の画素とし、その1画素下の画素を(1,2)の画素とする。さらに(1,1)の画素の1画素右の画素を(2,1)の画素とする。従って、図4(a)〜図4(b)及び図5(a)〜図5(c)にはそれぞれ(1,1)〜(4,6)まで24個の画素81が示されている。また、第1のCCDカメラ21では、(1,1)〜(4,1)、(1,3)〜(4,3)及び(1,5)〜(4,5)の画素の計12画素が受光列31となっており、(1,2)〜(4,2)、(1,4)〜(4,4)及び(1,6)〜(4,6)の画素の計12画素が遮光列32となっている。第2のCCDカメラ22では(1,1)〜(4,1)、(1,3)〜(4,3)及び(1,5)〜(4,5)の画素の計12画素が遮光列32となっており、(1,2)〜(4,2)、(1,4)〜(4,4)及び(1,6)〜(4,6)の画素の計12画素が受光列31となっている。
まず、図4(a)及び図5(a)における状態について説明する。この状態では光源11からパルス光が出射され、(4,1)の画素に第1の像33が受光されている。また、(3,2)の画素には第2の像34が受光されている。このとき、第1のCCDカメラ21と第2のCCDカメラ22では画素がY方向に1列ずれている。従って、第1の像33が受光される(4,1)の画素は第1のCCDカメラ21の受光列31に対応するが、第2のCCDカメラ22では遮光列32に対応する。一方、第2の像34が受光される(3,2)の画素は反対にCCDカメラ21の遮光列32に対応するが、第2のCCDカメラ22では受光列31に対応する。従って、第1のCCDカメラ21において、(4,1)の画素の受光素子では信号電荷が生じ、(3,2)の画素では信号電荷が生じない。第2のCCDカメラ22ではこの反対になる。このとき、これ以外の画素では光が入射せず、信号電荷が生じないものとする。
パルス照明のパルス幅は1画素分の走査時間に比べて十分短いものとし、図4(a)及び図5(a)に示すタイミングで1パルス分の照明を終了する。これにより、第1の像33及び第2の像34が下の画素に移動しないようになる。そして、パルス照明のパルス幅だけ時間が経過し、1パルス分の照明が終了した後、画素から垂直転送レジスタに信号電荷を転送させる。よって、このタイミングでの第1のCCDカメラ21及び第2のCCDカメラ22における信号電荷はそれぞれ信号電荷36a及び信号電荷36bに示すようになる。すなわち、第1のCCDカメラ21における信号電荷36aは(4,1)の画素に対応する画素蓄積部に転送され、蓄積される。第2のCCDカメラ22における信号電荷36bは(3,2)の画素に対応する画素蓄積部に転送され、蓄積される。これ以外の画素蓄積部には信号電荷が蓄積されていない。
次に、垂直転送レジスタ86における垂直転送を2回行った後のタイミングでの受光面を図4(b)及び図5(b)に示す。このとき、試料も2ライン分、走査されているため、第1の像33は(4,3)の画素に、第2の像34は(3,4)の画素に移動する。図4(a)及び図5(a)に示すタイミングで1パルス分の照明が終わった後、図4(b)と図5(b)に示すタイミングの直前までは照明しないようにする。そして、図4(b)及び図5(b)に示す位置に試料が移動したときにパルス光で照明する。この時の、パルス幅は前回と同じパルス幅であり、パルス照明の繰り返し周期は、試料が2画素列分移動する時間に基づくものとなる。そして、パルス光で照明された後、画素で生じた信号電荷を垂直転送レジスタに転送する。このとき、第1のCCDカメラ21では信号電荷36aが2画素列分下方向に移動している。従って、(4,3)の画素に対応する画素蓄積部での信号電荷は信号電荷36cに示すようになる。ここで、図4(a)と図4(b)とで同じ第1の像33に基づいた信号電荷が生じているため、信号電荷36cのレベルは信号電荷36aのレベルの2倍になる。
第2のCCDカメラ22でも同様の処理がなされる。これにより、(3,4)の画素には第2の像34に基づいた信号電荷が生じる。この信号電荷は垂直転送レジスタに転送される。よって、このタイミングにおける信号電荷は信号電荷36dに示すようになる。信号電荷36dは信号電荷36bの2倍のレベルとなる。
垂直転送レジスタにおける転送をさらに2回行った後のタイミングでの受光面を図4(c)及び図5(c)に示す。このとき、試料も2ライン分、走査されているため、第1の像33は(4,5)の画素に、第2の像34は(3,6)の画素に移動する。図4(b)及び図5(b)に示すタイミングでパルス照明が終わった後、図4(c)と図5(c)に示すタイミングの直前までは照明しないようにする。そして、図4(c)及び図5(c)に示す位置に試料が移動したときにパルス光で照明する。この時の、パルス幅は前回と同じパルス幅であり、パルス照明の繰り返し周期は、試料が2画素列分移動する時間に基づくものとなる。パルス光で照明された後、画素で生じた信号電荷を垂直転送レジスタに転送する。このとき、第1のCCDカメラ21では信号電荷36cが2列分下方向に移動している。従って、(4,5)の画素に対応する画素蓄積部での信号電荷は信号電荷36eに示すようになる。ここで、図4(a)と図4(c)とで同じ第1の像33に基づいた信号電荷が生じているため、信号電荷36eのレベルは信号電荷36aのレベルの3倍になる。
第2のCCDカメラ22でも同様の処理がなされる。これにより、(3,6)の画素には第2の像34に基づいた信号電荷が生じる。この信号電荷は垂直転送レジスタに転送される。よって、このタイミングにおける信号電荷は信号電荷36fに示すようになる。信号電荷36fのレベルは信号電荷36bのレベルの3倍になる。
上述の処理に行うため、光源11でパルス照明を行う。そして、パルス照明により画素81の受光素子に生じた信号電荷を垂直転送レジスタ86に転送する。このパルス照明のパルス幅は試料が下の画素に移動する時間に比べて十分短い時間とする。1パルス分の照明が受光されたら、画素81と垂直転送レジスタ86との間のトランジスタにシフトパルスを供給する。このシフトパルスのパルス幅は試料が下の画素に移動する時間よりも十分短いものとする。信号電荷が受光素子から垂直転送レジスタ86に転送されたら、垂直転送レジスタにおいて信号電荷を1ライン分、下方向に転送する。ここでは、ビニング処理を行っているため、水平転送レジスタから信号電荷を読み出さない。
垂直転送レジスタ86において1ライン分の転送が終了したら、受光素子から信号電荷を垂直転送レジスタ86に転送する。ここでは、照明されていないので、受光列31の受光素子にも信号電荷が生じておらず、垂直転送レジスタ86における信号電荷に変化は生じない。そして、同様に垂直転送レジスタにおいて信号電荷を1ライン分、下方向に転送する。そして、2ライン分の信号電荷が水平転送レジスタ85に加算、蓄積されたら、信号電荷を水平方向に転送させる。これにより、出力回路35で信号電荷の読み出しを行うことができる。さらに、読み出しを行っている間に、光源11でパルス照明を行い、同様の処理を繰り返し行う。
光源11は試料が2ライン分、下方向に移動する毎に1回パルス光を照射する。そして、試料が走査されている間、一定周期でパルス照明を行う。さらに、照明のパルス幅は試料が1ラインに移動する時間に比べて十分短い時間とする。1ライン移動する時間に比べて短い時間にすることにより、像が下の画素に移動した状態で撮像するのを防ぐことができる。よって、像が流れて解像度が低下するのを防ぐことができる。なお、解像度が低下しても良い場合は、パルス照明でなく連続照明を用いてもよい。試料は垂直転送レジスタ86で2ライン分転送させる時間と水平転送レジスタから信号電荷が1ライン分の読み出される時間の和に対応した時間で2画素分移動するような速度で走査される。さらにこの垂直転送レジスタで2ライン分転送させる時間と水平転送レジスタから1ライン分の信号電荷が読み出される時間の和に対応した時間間隔で試料にパルス光を照射する。
そして、出力回路35は、読み出した信号電荷を信号電圧に変換する。また、A/D変換を行い、デジタル信号とすることが好ましい。そして、この信号電圧に基づいた出力信号が、コントローラ30に出力される。第1のCCDカメラ21と第2のCCDカメラ22からの出力信号はコントローラ30で合成され、1つの画像が表示される。さらにコントローラ30では上述の処理を行うため、CCDカメラ、光源11及びステージ駆動部26をそれぞれ制御する。このコントローラ30の構成について図6を用いて説明する。図6はコントローラ30の構成を示すブロック図である。41はメモリ、43はアドレス変換部、45は画像合成部、46はステージ制御部、47はカメラ制御部、48が光源制御部である。
コントローラ30は例えば、パーソナルコンピュータの情報処理装置であり、第1のCCDカメラ21、第2のCCDカメラ22、光源11及びステージ駆動部26を制御する。具体的にはステージ駆動部26を制御するステージ制御部46と、第1のCCDカメラ21と第2のCCDカメラ22とを制御するカメラ制御部47と、光源11を制御する光源制御部48とを備えている。
ステージ制御部46はステージ23を一定速度で走査するため、ステージ駆動部26に所定の信号を出力する。ステージ駆動部26はステージ制御部46からの制御信号により、ステージ23を一定速度で移動させる。これにより、試料を垂直転送と同じ方向に走査することができる。さらに、試料12の端部から反対側の端部まで走査を行ったら、ステージ23の移動を中止する。そして、X方向にステージ23をずらし、同様のY方向にステージ23を移動させ、走査を行う。これを繰り返し、試料全面の撮像を行う。
カメラ制御部47は第1のCCDカメラ21及び第2のCCDカメラ22を制御する。例えば、第1のCCDカメラ21と第2のCCDカメラ22を同期させ、同じ動作をさせる。これにより、第1のCCDカメラ21と第2のCCDカメラ22とが同じタイミング及び同じ転送速度で信号電荷の転送を行う。光源制御部48は光源11が所定の繰り返し周波数及びパルス幅で光を出射するように制御する。
ここで、コントローラ30には第1のCCDカメラ21及び第2のCCDカメラ22の画素ピッチが記憶されている。この画素ピッチに基づいて、ステージ23の移動速度
及び光源の繰り返し周波数やパルス幅が決定される。さらに、第1のCCDカメラ21及び第2のCCDカメラの転送速度が決定される。コントローラ30はこれらの情報に基づいて、制御信号を所定のステージ駆動部26、光源11及びCCDカメラにそれぞれ出力する。この制御信号に基づいて、CCDカメラ、光源11及びステージ23が同期して動作する。これにより、光源11の照明、CCDカメラの転送及び読み出しが所定のタイミングで実施される。
次に、第1のCCDカメラ21及び第2のCCDカメラ22からの出力信号に基づいた、画像の合成について説明する。第1のCCDカメラ21からの出力信号に基づくデータがメモリ41aに順番に記憶され、第2のCCDカメラ22からの出力信号に基づくデータがメモリ41bに順番に記憶される。ここで出力信号はA/D変換されており、上述のようにそれぞれの画素で検出、積算された信号電荷に基づいたデータがメモリ41a及びメモリ41bに記憶される。このデータは、遅延、積算された信号電荷に対応するデータとなっている。
メモリ41aに記憶されたデータはアドレス変換部43aによってアドレス変換され、メモリ41bに記憶されたデータはアドレス変換部43bによってアドレス変換される。具体的にはメモリ41aのデータが奇数列となるようにアドレス変換され、メモリ41bのデータが偶数列となるようにアドレス変換される。第1のCCDカメラ21と第2のCCDカメラ22とでは、図3に示すように1画素列分、受光列がずれて配置されている。従って、第1のCCDカメラ21の遮光列32に対応する像が第2のCCDカメラ22で検出され、第2のCCDカメラ22の遮光列32に対応する像が第1のCCDカメラ21で検出される。互いに遮光列に対応する像が他方のCCDカメラで検出されることになる。よって、これらを補完するよう、データのアドレス変換を行う。画像合成部45はこのアドレス変換されたデータに基づいて画像を合成する。
例えば、図3に示す受光面を有するCCDにおいて、第1のCCDカメラ21の受光列31aにおける11画素のデータがアドレス変換され1列目のデータとなり、第2のCCDカメラ22の受光列31aにおける11画素の画素データがアドレス変換され2列目のデータとなる。同様に第1のCCDカメラ21の受光列31bにおける11画素の画素データが3列目のデータとなり、第2のCCDカメラ22の受光列31bにおける11画素の画素データが4列目のデータとなる。これを繰り返し、試料の走査中に取得された全てのデータについてのアドレス変換を行う。画像合成部45はこのデータに基づいて画像を合成し、表示画面に表示させる。
このようにTDI方式によって撮像することにより、検出感度を向上することができる。また、それぞれのCCDカメラで2ラインに一度ビニング動作を行うことにより、読み出し回数を半減することができる。よって、垂直転送の転送速度を向上することができ、撮像時間を短縮することができる。垂直転送の時間は読み出しの時間に比べて十分短いため、転送速度及び走査速度を約2倍にすることができ、撮像時間を1/2程度に短縮することができる。さらに、第1のCCDカメラと第2のCCDカメラとを同じものとすれば、1画素ピッチだけずらせばよいので、簡易な光学系で撮像を行うことができる。
なお、図1に示す光学系ではビームスプリッタ15を使用しているため、第1のCCDカメラ21にミラー反転された像が受光される。この場合、全く同じ2つのCCDカメラを用いると一方のCCDカメラで転送方向と走査方向が反対となってしまう。従って、例えば両方向に垂直転送可能なCCDカメラを用いることが好ましい。具体的には、図2に示すCCDカメラ28において、水平転送レジスタ85が下端だけでなく、上端にも設けられているものを用いる。そして、それぞれのCCDカメラで垂直転送の方向を反対にする。これにより、同型のCCDカメラを用いた場合でも簡易に図1に示す光学系を実現することができる。よって、撮像装置の構成を簡素化することができる。また、同型のCCDカメラを用いることによって、部品点数を削減することができ、製造コストを低減することが可能になる。
上述の実施形態では試料を透過した透過光を検出したが、反射光を検出するようにしてもよい。例えば、試料23と光源11との間にさらにビームスプリッタを配置して、試料で反射された光を光軸から分岐する。この反射光を再度、分岐して、2つのCCDカメラに入射させることにより、同様の撮像を行うことができる。本発明にかかる撮像装置は半導体基板や、その製造工程に用いられるフォトマスクなどのパターン基板の撮像に好適である。従って、本発明にかかる撮像装置は半導体装置の検査装置やフォトマスクの検査装置に好適である。
なお、上述の実施の形態では、受光列と遮光列を交互に配置したが、これに限るものではない。例えば、受光列の割合を偶数列に1列の割合とすることも可能である。具体的にはマトリクス状に配列された受光素子に対して2n列(nは自然数)に1列の割合で受光列を形成する。このとき、受光列以外の列は遮光パターンが前面に設けられた遮光列とする。例えば、受光例1列に対して、遮光列を3列配置し、受光列の割合を1/4とすることもできる。また、受光列の割合は1/8や1/16としてもよい。これにより、検出感度及び解像度が低下するが、より転送速度を向上することができ、撮像時間を短くすることが可能になる。
さらに、受光列の割合を1/4や1/8とする場合は、反射光または透過光を4本又は8本に分岐して、それぞれをCCDカメラで受光することが好ましい。すなわち、4つのCCDカメラ又は8つのCCDカメラで受光することが好ましい。この場合、転送速度をそれぞれ4倍又は8倍にすることができる。なお、撮像素子はCCDカメラに限られるものではない。例えば、MOS型固体撮像素子などの固体撮像素子を用いることができる。
また、上述の光源11にはパルスレーザ光源を用いたがこれに限るものではない。一定時間間隔で照明することができるストロボ照明であればよい。すなわち、ステージ23が所定の位置に来たときに、照明を同期発光させるようストロボ照明すればよい。このとき、ステージ23の位置を検出することが好ましい。さらに、試料の走査はステージ23を移動させることによって行ったが、これに限るものではない。例えば、CCDカメラを含む検出系を光源と同期させて移動させてもよい。試料の走査は、試料とCCDカメラとの相対位置を移動させることができるものであればよい。
また、遮光列32では信号電荷が生じないため、ビニング動作を行ったとしても、水平転送レジスタ85で信号電荷が飽和することがない。よって、正確に画像を撮像することができる。受光列31は他方のCCDカメラの受光列間の隙間に完全に一致するよう設けられていなくてもよい。例えば、受光列31は他方のCCDカメラの受光列間の隙間よりも小さく設けられていてもよい。
発明の実施の形態2.
本実施の形態では実施の形態1と同様の構成の撮像装置を用いたものであり、第1のCCDカメラ21及び第2のCCDカメラの構成が異なっている。なお、実施の形態1で示した内容と同一の内容については説明を省略する。
本実施形態にかかるCCDカメラの受光面について図7を用いて説明する。図7は第1のCCDカメラ21及び第2のCCDカメラ22における受光面の構成を模式的に示す図である。本実施の形態では、第1のCCDカメラ21及び第2のCCDカメラ22の画素81に遮光列が設けられておらず、受光列31が隙間を空けて配置されている。この受光列間の隙間は受光列の大きさと同程度の大きさとなっている。そして、第1のCCDカメラ21の受光列の隙間に対応する位置には第2のCCDカメラ22の受光列31が配置される。従って、第2のCCDカメラ22の受光列の隙間に対応する位置には第1のCCDカメラの受光列が配置される。すなわち、第1のCCDカメラ21と第2のCCDカメラ22において、互いの受光列が互いに他方のCCDカメラの受光列間の隙間に対応する位置に配置されている。
従って、実施の形態1と同様に一方のCCDカメラの受光列31の間を他方のCCDカメラの受光列31で補うよう配置している。これにより、それぞれのCCDカメラで受光されない像を他方のCCDカメラで受光することができる。そして、実施の形態1と同様にTDI方式で撮像を行う。
なお、本実施形態では遮光列がないため、ビニング動作を行う必要がない。すなわち、通常のCCDカメラと同様に全てに画素列に対して水平転送レジスタから信号電荷を読み出す。しかしながら、画素列を間引いているため、同じ画素サイズ及び同じ受光エリアであったとしても読み出し回数を半減することができる。よって、実施の形態1と同様に転送速度を向上することができ、撮像時間を短縮することができる。さらに、マトリクス状に配列された受光素子間に隙間が生じている撮像素子を用いた場合であっても解像度を向上することができる。
さらに、本実施形態ではパルス照明の繰り返し周波数を各CCDカメラにおける1画素列分の転送時間に対応させる必要がある。すなわち、垂直転送レジスタで1ライン分転送させる時間と水平転送レジスタから1ライン分の信号電荷が読み出される時間の和に対応した時間間隔で試料にパルス光を照射する。また、試料は垂直転送レジスタ86で1ライン分転送させる時間と水平転送レジスタから1ライン分の信号電荷が読み出される時間の和に対応した時間で1画素分移動するような速度で走査される。このようなタイミングで同期してCCDカメラ、ステージ23及び光源11が動作するよう、コントローラ30で制御する。これにより、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
本発明にかかるTDI方式撮像装置の構成を示す図である。 TDI方式の撮像装置に用いられるCCDカメラの構成を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態1にかかるTDI方式撮像装置に用いられるCCDカメラの受光面を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態1にかかるTDI方式撮像装置に用いられる第1のCCDカメラで受光される像を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態1にかかるTDI方式撮像装置に用いられる第2のCCDカメラで受光される像を模式的に示す図である。 本発明にかかるTDI方式撮像装置に用いられるコントローラの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2にかかるTDI方式撮像装置に用いられるCCDカメラの受光面を模式的に示す図である。
符号の説明
11 光源、12 試料、13 対物レンズ、14 レンズ、15 ビームスプリッタ、
21 第1のCCDカメラ、22 第2のCCDカメラ、23 ステージ、
26 ステージ駆動部、28 CCDカメラ、30 コントローラ、
31 受光列、32 遮光列、33 第1の像、34 第2の像、35 出力回路、
36 信号電荷、41 メモリ、43 アドレス変換部、45 画像合成部、
46 ステージ制御部、47 カメラ制御部、48 光源制御部
81 画素、85 水平転送レジスタ、86 垂直転送レジスタ、87 電荷蓄積部

Claims (6)

  1. マトリクス状に配置された複数の受光素子と、
    前記受光素子と対応して配置され、前記受光素子で生じた信号電荷を垂直方向に転送させる垂直転送部と、
    前記垂直転送部の一端から転送された信号電荷を水平方向に転送する水平転送部と、
    前記水平転送部によって転送された信号電荷を読み出し、出力信号を出力する出力部とを有する撮像素子を備え、
    前記垂直転送部における信号電荷の転送を試料の走査と同期させ、前記垂直転送部の転送方向に配列された複数の前記受光素子で生じた信号電荷を蓄積させて前記垂直転送部から前記水平転送部に転送するTDI方式の撮像装置であって、
    試料に光を照射する光源と、
    前記光源から出射され、前記試料を透過した透過光または前記試料で反射した反射光を分岐する光分岐手段と、
    前記試料と前記撮像素子との相対位置を移動させて前記垂直転送部での転送方向と平行な方向に走査を行う走査手段と、
    前記光分岐手段によって分岐された光のうち、一方の光を受光する第1の撮像素子と、
    前記光分岐手段によって分岐された光のうち、他方の光を受光する第2の撮像素子と、
    前記第1の撮像素子及び前記第2の撮像素子で撮像された画像を合成する画像合成手段とを備え、
    前記第1の撮像素子及び前記第2の撮像素子において、前記水平転送部での転送方向と平行方向に設けられた前記受光素子からなる受光列が互いに他方の撮像素子の受光列間の隙間に対応する位置に配置されている撮像装置。
  2. 前記第1の撮像素子又は前記第2の撮像素子の少なくともいずれか一方において、遮光パターンが前面に設けられた前記受光素子からなる遮光列が前記受光列の間に設けられ、
    前記遮光列及び前記受光列の信号電荷を前記水平転送部に蓄積させてから、前記出力部が信号電荷に読み出す請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記マトリクス状に配列された複数の受光素子に対して2n列(nは自然数)に1列の割合で前記受光列が設けられている請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記光源が、前記走査手段によって前記受光列間の距離が走査される時間に対応した時間間隔で前記試料を照明するストロボ光源である請求項1乃至3いずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記光源が、前記走査手段によって前記受光列の幅が走査される時間より短い時間発光するストロボ光源である請求項4記載の撮像装置。
  6. マトリクス状に配置された複数の受光素子と、
    前記受光素子と対応して配置され、前記受光素子で生じた信号電荷を垂直方向に転送させる垂直転送部と、
    前記垂直転送部の一端から転送された信号電荷を水平方向に転送する水平転送部と、
    前記水平転送部によって転送された信号電荷を読み出し、出力信号を出力する出力部とを有する撮像素子において、
    前記垂直転送部における信号電荷の転送を試料の走査と同期させ、前記垂直転送部の転送方向に配列された複数の前記受光素子で生じた信号電荷を蓄積させて前記垂直転送部から前記水平転送部に転送するTDI方式の撮像方法であって、
    前記撮像素子と試料の相対位置を移動するよう走査しながら、前記試料に光を照射するステップと、
    前記試料に照射された光のうち、前記試料を透過した透過光または前記試料で反射した反射光を分岐する光分岐ステップと、
    前記光分岐ステップで分岐された光を第1の撮像素子及び第2の撮像素子でそれぞれ受光するステップと、
    前記第1の撮像素子及び前記第2の撮像素子で撮像された画像を合成するステップとを備え、
    前記第1の撮像素子及び前記第2の撮像素子において、前記水平転送部での転送方向と平行方向に設けられた前記受光素子からなる受光列が互いに他方の撮像素子の受光列間の隙間に対応する位置に配置されている撮像方法。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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