JP2014194447A - 円筒状電子写真感光体の梱包方法及び円筒状電子写真感光体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】円筒状電子写真感光体の暗部表面電位の絶対値が450V以下となる画像形成装置に搭載される該感光体を保護シートで梱包する梱包方法であって、
その表面抵抗が104Ω/cm2以上で1011Ω/cm2以下である保護シートを用いることを特徴とする、円筒状電子写真感光体の梱包方法。
【選択図】なし
Description
電子写真感光体は、円筒状基体の表面に有機系の光導電材料の感光層を形成されるのがもっともよく用いられる形態である。この感光層は電子写真プロセスに於いて光学像を静電潜像に変換するなどの重要な役割を持っているので、感光層が形成された感光体にあっては感光層を機械的な損傷、強光による劣化、汚染物質の付着などから保護するために、感光体の外表面を保護シートで被覆する梱包方法が一般に採用されている。
梱包方法について概要を説明する。まず、感光体1の外周長よりも長い周沿辺2aと、感光体1の外表面に形成された感光層の幅よりも長くかつ感光体1の円筒長よりも短い範囲にある幅員辺2bとを有する長方形の保護シート2を用意し、感光体1の軸方向と保護シート2の幅員辺2bとが平行になるように配置する。
特に、感光体の暗部表面電位の絶対値が小さい場合に、静電メモリーが実際に画像として検出されることを見出した。
すなわち、本発明の要旨は、下記(1)〜(5)に存する。
(1) 円筒状電子写真感光体の暗部表面電位の絶対値が450V以下となるように帯電される該感光体を保護シートで梱包する梱包方法であって、
その表面抵抗が102Ω/cm2以上で1011Ω/cm2以下である保護シートを用いることを特徴とする、円筒状電子写真感光体の梱包方法。
(2) 該保護シートの表面抵抗が103Ω/cm2以上で105Ω/cm2以下である保護シートを用いることを特徴とする、(1)に記載の円筒状電子写真感光体の梱包方法。(3) 感光体の暗部表面電位の絶対値が450V以下となる画像形成装置に搭載されるための、保護シートで梱包された円筒状電子写真感光体であって、
該保護シートの表面抵抗が102Ω/cm2以上で1011Ω/cm2以下である保護シートを用いることを特徴とする、円筒状電子写真感光体。
(4) 前記感光体の最表面層にポリエステル樹脂を含有することを特徴とする(3)に記載の円筒状電子写真感光体。
(5) 前記感光体が少なくとも電荷輸送層と電荷発生層とを有する積層型であり、該電荷輸送層が最表面層であり、ポアリレート樹脂を含有することを特徴とする(3)又は(4)に記載の円筒状電子写真感光体。
施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々変形して実施することができる。
本発明の画像形成装置は、電子写真感光体の暗部表面電位の絶対値が450V以下となるように動作する。その画像形成装置に搭載される円筒状電子写真感光体は、搭載前に保護シートで梱包されている。
保護シート2は、ドラム1の感光膜を保護及び遮光するために用いられるものであり、ドラム1の外周表面を全て覆い得る大きさを有するものを用いるが、一部ドラムの上下端をはみ出すこともある。保護シート2は、ドラム表面傷の発生を防止するために平滑性を、太陽光や蛍光灯による劣化を抑制するために遮光性を付与することが望ましい。保護シート2に使用される材質としては、カーボンをドープした紙やポリエチレン、あるいはカーボン層をラミネートした紙等が挙げられ、コスト及び取り扱い易さの観点からは、カーボンをドープした紙が好ましいが、特に表面抵抗を小さくする目的からは、カーボンを多くドープした紙が好ましい。
05Ω/cm2以下であり、製紙の容易性及びコストの観点から、102Ω/cm2以上、好ましくは103Ω/cm2以上である。表面抵抗は、三菱化学アナリテック社製ハイレ
スタ又はロレスタを用いて測定できる。保護シートの表面抵抗の制御は、シートに混練される粒子によって決められることが多く、特に、混練されるカーボンブラックの量を変化させることによってコントロールすることができる。カーボンブラックは、パルプへの混練で投入されるが、製紙工程によってその大半が排出されてしまい、最終的が含有量をコントロールすることは難しい。逆に、一定の条件を決定した後に、その黒紙の導電率を管理することで、カーボンブラックの見えない混入率を一定とする手法が一般的である。
円筒状電子写真感光体は、暗部表面電位の絶対値が450V以下となる画像形成装置に搭載される。好ましくは、暗部表面電位絶対値が100V以上、更に好ましくは200V
以上である。
本発明の円筒状電子写真感光体については、特に制限はないが、円筒状の導電性支持体上に、感光層を公知の方法で塗布したものが用いられるのが一般的である。
この様な導電性支持体と感光層との間には通常使用されるような公知のバリアー層が設けられていてもよい。バリアー層としては、例えばアルミニウム陽極酸化被膜、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウム等の無機層、ポリビニルアルコール、カゼイン、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸、セルロース類、ゼラチン、デンプン、ポリウレタン、ポリイミド、ポリアミド等の有機層が使用される。また、これらのバリアー層には、アルミニウム、銅、錫、亜鉛、チタンなどの金属あるいはこれら金属の酸化物などの導電性または半導電性微粒子を含んでいてもよい。
以下、主に積層型について説明する。
電荷発生物質は単独として用いてもよいし、またはいくつかの染顔料との混合状態で用いてもよい。電荷発生物質としては、例えばセレニウム及びその合金、アモルファスシリコンその他無機系光導電性材料、フタロシアニン顔料、アゾ顔料、キナクリドン顔料、インジゴ顔料、ペリレン顔料、多環キノン顔料、アントアントロン顔料、ベンズイミダゾール顔料、スクワリウム顔料などの有機顔料など各種光導電性材料が使用できるが、特に有機顔料、中でもフタロシアニン顔料、アゾ顔料を使用することが望ましい。フタロシアニン顔料を使用する場合、具体的には、無金属フタロシアニン、銅、インジウム、ガリウム、錫、チタン、亜鉛、バナジウム等の金属、またはその酸化物、塩化物の配位したフタロシアニン類が使用される。特に、感度の高いx型、τ型無金属フタロシアニン、A型(別称β型)、B型(別称α型)、D型(別称Y型)等のオキシチタニウムフタロシアニン、バナジルフタロシアニン、クロロインジウムフタロシアニン等が好適である。なお、ここで挙げたオキシチタニウムフタロシアニンの結晶型のうち、A型、B型については W.Hiller らによってそれぞれI相、II相として示されており(Z.Kristallogr., 159(1982) 173)、A型は安定型として知られているものである。D型は、CuKα線を用いた粉末X
線回折において、回折角2θ±0.2゜が27.3゜に明瞭なピークを示すことを特徴とする結晶型である。
これらフタロシアニン化合物、アゾ顔料は単独で使用しても良く、また複数のフタロシアニン化合物の混合物、混晶、複数のアゾ顔料の混合物、またはフタロシアニン化合物とアゾ顔料の混合物として用いても良い。
積層型感光体の電荷輸送層は、電荷輸送物質、バインダー樹脂と、必要に応じて使用されるその他の成分とを含有する。このような電荷輸送層は、具体的には、電荷輸送物質等とバインダー樹脂とを溶剤に溶解又は分散して塗布液を作製し、これを順積層型感光層の場合には電荷発生層上に、また、逆積層型感光層の場合には下引き層上に塗布、乾燥して得ることができる。電荷輸送層が最表面層であることが好ましい。
電荷発生層と電荷輸送層を有する機能分離型感光体の電荷輸送層形成の際は、膜強度確保のためバインダー樹脂が使用される。
機能分離型感光体の電荷輸送層の場合、電荷輸送物質と各種バインダー樹脂とを溶剤に溶解、あるいは分散して得られる塗布液、また、単層型感光体の場合、電荷発生物質と電荷輸送物質と各種バインダー樹脂を溶剤に溶解、あるいは分散して得られる塗布液を塗布、乾燥して得ることが出来る。
バインダー樹脂としては、例えばポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等のビニル重合体、およびその共重合体、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリエステルカーボネート、ポリスルホン、ポリイミド、フェノキシ、エポキシ、シリコーン樹脂等が挙げられ、またこれらの部分的架橋硬化物も使用できる。上記バインダー樹脂のうち、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂が特に好ましい。これらの樹脂は単独でも、複数を混合して用いてもよい。
−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシエチレン(2.2)−2,2 − ビス(
4 −ヒドロキシフェニル)プロパン等のビスフェノールA のアルキレン(炭素数2〜3)オキサイド(平均付加モル数1〜10)付加物、エチレングリコール、プロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、グリセリン、ペンタエリスリトール、トリメチロールプロパン、水添ビスフェノールA 、ソルビトール、又はそれらのアルキレン(炭素数2
〜3)オキサイド(平均付加モル数1〜10)付加物、芳香族ビスフェノール等が挙げられ、これらの1種以上を含有するものが好ましい。
の整数を表す。Yは、単結合、酸素原子、硫黄原子、又はアルキレン基を表す)。
上記式(A)中、Ar1〜Ar4は、それぞれ独立に、置換基を有してもよいアリーレン基を表す。アリーレン基が有する炭素数としては、通常6以上、好ましくは7以上、また、その上限は、通常20以下、好ましくは10以下、より好ましくは8以下である。炭素数が多すぎる場合、製造コストが高くなり、電気特性も悪化する恐れがある。
一方、Ar1及びAr2は、それぞれ独立して、置換基の数は0以上2以下が好ましく、耐磨耗性の観点から置換基を有さないことがより好ましい。
とが好ましく、1であることが特に好ましい。
uが1の場合に好ましいジカルボン酸残基の具体的としては、ジフェニルエーテル−2
,2'−ジカルボン酸残基、ジフェニルエーテル−2,3'−ジカルボン酸残基、ジフェニルエーテル−2,4'−ジカルボン酸残基、ジフェニルエーテル−3,3'−ジカルボン酸残基、ジフェニルエーテル−3,4'−ジカルボン酸残基、ジフェニルエーテル−4,4'−ジカルボン酸残基等が挙げられる。これらの中でも、ジカルボン酸成分の製造の簡便性を考慮すれば、ジフェニルエーテル−2,2'−ジカルボン酸残基、ジフェニルエーテル
−2,4'−ジカルボン酸残基、ジフェニルエーテル−4,4'−ジカルボン酸残基がより好ましく、ジフェニルエーテル−4,4'−ジカルボン酸残基が特に好ましい。
、テレフタル酸残基、トルエン−2,5−ジカルボン酸残基、p−キシレン−2,5−ジカルボン酸残基、ナフタレン−1,4−ジカルボン酸残基、ナフタレン−2,3−ジカルボン酸残基、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸残基、ビフェニル−2,2'−ジカルボ
ン酸残基、ビフェニル−4,4'−ジカルボン酸残基が挙げられ、好ましくは、フタル酸
残基、イソフタル酸残基、テレフタル酸残基、ナフタレン−1,4−ジカルボン酸残基、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸残基、ビフェニル−2,2'−ジカルボン酸残基、ビ
フェニル−4,4'−ジカルボン酸残基であり、特に好ましくは、イソフタル酸残基、テ
レフタル酸残基であり、これらのジカルボン酸残基を複数組み合わせて用いることも可能である。
<画像形成装置>
次に、本発明に用いられる画像形成装置について、装置の要部構成を示す図4を用いて説明する。但し、実施の形態は以下の説明に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限り任意に変形して実施することができる。
電子写真感光体1は、上述した本発明に係る電子写真感光体であれば特に制限はないが、図4ではその一例として、円筒状の導電性支持体の表面に上述した感光層を形成したドラム状の感光体を示している。この電子写真感光体1の外周面に沿って、帯電装置2,露光装置3,現像装置4,転写装置5及びクリーニング装置6がそれぞれ配置されている。
なお、電子写真感光体1及び帯電装置2は、多くの場合、この両方を備えたカートリッジ(以下適宜、感光体カートリッジという)として、画像形成装置の本体から取り外し可能に設計されており、本発明においてもそのような形態で用いることが望ましい。そして、例えば電子写真感光体1や帯電装置2が劣化した場合に、この感光体カートリッジを画像形成装置本体から取り外し、別の新しい感光体カートリッジを画像形成装置本体に装着することができるようになっている。また、後述するトナーについても、多くの場合、トナーカートリッジ中に蓄えられて、画像形成装置本体から取り外し可能に設計され、使用しているトナーカートリッジ中のトナーが無くなった場合に、このトナーカートリッジを画像形成装置本体から取り外し、別の新しいトナーカートリッジを装着することができるようになっている。更に、電子写真感光体1,帯電装置2,トナーが全て備えられたカートリッジを用いることもある。なお、後述するように、この画像形成装置ではトナーとして上述した本発明のトナーを使用している。
現像ローラ44は、電子写真感光体1と供給ローラ43との間に配置され、電子写真感光体1及び供給ローラ43に各々当接している。供給ローラ43及び現像ローラ44は、回転駆動機構(図示せず)によって回転される。供給ローラ43は、貯留されているトナーTを担持して、現像ローラ44に供給する。現像ローラ44は、供給ローラ43によって供給されるトナーTを担持して、電子写真感光体1の表面に接触させる。
転写装置5は、その種類に特に制限はなく、コロナ転写、ローラ転写、ベルト転写などの静電転写法、圧力転写法、粘着転写法など、任意の方式を用いた装置を使用することができる。ここでは、転写装置5が電子写真感光体1に対向して配置された転写チャージャー,転写ローラ,転写ベルト等から構成されるものとする。この転写装置5は、トナーTの帯電電位とは逆極性で所定電圧値(転写電圧)を印加し、電子写真感光体1に形成されたトナー像を転写材(用紙,媒体)Pに転写するものである。
なお、定着装置についてもその種類に特に限定はなく、ここで用いたものをはじめ、熱ローラ定着、フラッシュ定着、オーブン定着、圧力定着など、任意の方式による定着装置を設けることができる。
現像装置4は、供給ローラ43により供給されるトナーTを、規制部材(現像ブレード)45により薄層化するとともに、所定の極性(ここでは感光体1の帯電電位と同極性であり、負極性)に摩擦帯電させ、現像ローラ44に担持しながら搬送して、感光体1の表面に接触させる。
トナー像の記録紙P上への転写後、定着装置7を通過させてトナー像を記録紙P上へ熱定着することで、最終的な画像が得られる。
なお、画像形成装置は、上述した構成に加え、例えば除電工程を行なうことができる構成としても良い。除電工程は、電子写真感光体に露光を行なうことで電子写真感光体の除電を行なう工程であり、除電装置としては、蛍光灯、LED等が使用される。また除電工程で用いる光は、強度としては露光光の3倍以上の露光エネルギーを有する光である場合が多い。
平均一次粒子径40nmのルチル型酸化チタン(石原産業社製「TTO55N」)と該酸化チタンに対して3重量%のメチルジメトキシシランをボールミルにて混合して得られたスラリーを乾燥後、更にメタノールで洗浄、乾燥して得られた疎水性処理酸化チタンを、メタノール/1−プロパノールの混合溶媒中でウルトラアスペックミルにより分散させることにより、疎水化処理酸化チタンの分散スラリーとなし、該分散スラリーと、メタノール/1−プロパノール/トルエン(重量比7/1/2)の混合溶媒、及び、ε−カプロラクタム/ビス(4−アミノ−3−メチルシクロヘキシル)メタン/ヘキサメチレンジアミン/デカメチレンジカルボン酸/オクタデカメチレンジカルボン酸(組成モル%75/9.5/3/9.5/3)からなる共重合ポリアミドのペレットとを加熱しながら撹拌、混合してポリアミドペレットを溶解させた後、超音波分散処理を行うことにより、疎水性処理酸化チタン/共重合ポリアミドを重量比3/1で含有する固形分濃度18.0%の分散液とした。
次に、電荷発生物質として、CuKα線によるX線回折においてブラッグ角(2θ±0.2)が27.3゜に強い回折ピークを示すオキシチタニウムフタロシアニン10重量部を1,2−ジメトキシエタン150重量部に加え、サンドグラインドミルにて粉砕分散処理を行ない顔料分散液を作製した。こうして得られた160重量部の顔料分散液をポリビニルブチラール(電気化学工業(株)製、商品名#6000C)の5%1,2−ジメトキシエタン溶液100重量部に加え、1,2−ジメトキシエタンで希釈し、最終的に固形分濃度4.0%の分散液を作製した。
次に、電荷輸送物質として、特開2002−80432中に示された以下構造を主成分とする異性体からなる電荷輸送物質75重量部、
表1に示す保護シートをそれぞれ252mm×100mmのサイズに断裁し、感光体ドラムの長手方向(255mm)と保護シートの長手方向(252mm)が一致するように配置し、保護シートを巻き付け、粘着テープを用いて留めた。
保護シートを巻き付けられた感光体ドラムを内側から水平に保持し、筒状となった保護シートを外面から掴んで一周り回転させた後、粘着テープを持って保護シートを0.5秒/本の速度で周方向に剥ぎ取った。
感光体ドラムの表面に発生した静電気の様子を確認するために、米国にて市販のプリンターであるCLP−680ND(サムスン電子製)を改造し、黒色ドラムへの帯電ローラーへの印可電圧を変更できるようにしたうえで黒色ドラムカートリッジに装着し、感光体暗部表面電位を変化させて印字試験を行い、画像上に静電メモリーの影響が見られるかどうかを確認した。また、耐摩耗量を調査するために、6,000枚の印字試験を実施し、感光層の膜厚の減少量を測定した。結果を表−2に示す。
Claims (5)
- 円筒状電子写真感光体の暗部表面電位の絶対値が450V以下となるように帯電される該感光体を保護シートで梱包する梱包方法であって、
その表面抵抗が102Ω/cm2以上で1011Ω/cm2以下である保護シートを用いることを特徴とする、円筒状電子写真感光体の梱包方法。 - 該保護シートの表面抵抗が103Ω/cm2以上で105Ω/cm2以下である保護シートを用いることを特徴とする、請求項1に記載の円筒状電子写真感光体の梱包方法。
- 感光体の暗部表面電位の絶対値が450V以下となる画像形成装置に搭載されるための、保護シートで梱包された円筒状電子写真感光体であって、
該保護シートの表面抵抗が102Ω/cm2以上で1011Ω/cm2以下である保護シートを用いることを特徴とする、円筒状電子写真感光体。 - 前記感光体の最表面層にポリエステル樹脂を含有することを特徴とする請求項3に記載の円筒状電子写真感光体。
- 前記感光体が少なくとも電荷輸送層と電荷発生層とを有する積層型であり、該電荷輸送層が最表面層であり、ポアリレート樹脂を含有することを特徴とする請求項3又は4に記載の円筒状電子写真感光体。
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