JP2014193527A - 粘着シート - Google Patents

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Abstract

【課題】オリゴマー封止性に優れた粘着シートを提供する。
【解決手段】粘着剤層、ポリエスエルフィルム、および樹脂層を、順に積層した粘着シートであって、前記樹脂層が、(A)50質量%以上80質量%以下のビスフェノールA型エポキシ化合物と、(B)5質量%以上30質量%以下のポリエステル化合物と、(C)10質量%以上40質量%以下の多官能アミノ化合物と、を含む樹脂層形成用組成物を硬化させた硬化皮膜であり、当該粘着シートの初期HAZE(ヘイズ)値と、当該粘着シートを150℃で2時間加熱した後の加熱後HAZE(ヘイズ)値との差の絶対値であるΔHAZE(ヘイズ)値が0.15%以下である。
【選択図】図1

Description

本発明は、粘着シートに関する。
例えば、静電容量方式タッチパネルの製造工程においては、ハードコート層上に堆積されたITO(Indium Tin Oxide)等の透明電極層を高温でアニール処理する際に、ハードコート層側に保護シートが貼り合わされる。
このような保護シートとして、耐熱性を有するポリエステルフィルムを基材として用いた従来の粘着シートを保護シートとして使用すると、ポリエステルフィルム中のオリゴマーがアニール処理時に析出する。オリゴマーが析出した状態のまま保護シートを貼着させたハードコート層およびその表面の透明電極層が製造工程でロール状に巻かれると、透明電極層にオリゴマーが付着したり、透明電極層を損傷したりする等の問題がある。
例えば、特許文献1には、上面にハードコート層また下面に可動電極が形成された可動電極フィルムと、上面に固定電極が形成された固定電極支持体とを、可動電極および固定電極の形成された面がスペーサーを介して対向するように配置された抵抗膜方式の透明タッチパネルにおいて、可動電極フィルムと可動電極(ITO)との間に、透明な収縮性樹脂層が形成された透明タッチパネルが開示されている。この構成により、可動電極フィルムからのオリゴマー析出の抑制を図っている。
特開平7−13695号公報
しかしながら、特許文献1の提案においては、オリゴマーの析出抑制効果、すなわちオリゴマー封止性が十分ではなかった。したがってオリゴマー封止性を更に高めた粘着シートが切望されていた。
本発明は前記問題に鑑み、オリゴマー封止性に優れた粘着シートを提供することを課題とする。
このような目的は、下記(1)〜(8)の本発明により達成される。
(1) 粘着剤層、ポリエステルフィルム、および樹脂層を、順に積層した粘着シートであって、
前記樹脂層が、
(A)50質量%以上80質量%以下のビスフェノールA型エポキシ化合物と、
(B)5質量%以上30質量%以下のポリエステル化合物と、
(C)10質量%以上40質量%以下の多官能アミノ化合物と、
を含む樹脂層形成用組成物を硬化させた硬化皮膜であり、
当該粘着シートの初期HAZE(ヘイズ)値と、当該粘着シートを150℃で2時間加熱した後の加熱後HAZE(ヘイズ)値との差の絶対値であるΔHAZE(ヘイズ)値が0.15%以下であることを特徴とする粘着シート。
(2) 前記粘着剤層と前記ポリエステルフィルムとの間に、更に樹脂層を設けた上記(1)に記載の粘着シート。
(3) 前記ビスフェノールA型エポキシ化合物の質量平均分子量が、1×10以上5×10以下である上記(1)または(2)に記載の粘着シート。
(4) 前記ポリエステル化合物のガラス転移温度(Tg)が、0℃以上50℃以下である上記(1)から(3)いずれか一に記載の粘着シート。
(5) 前記樹脂層が、前記樹脂層形成用組成物の有機溶媒溶液を前記基材層に塗布して形成した塗布層を加熱して硬化皮膜としたものである上記(1)から(4)いずれか一に記載の粘着シート。
(6) 前記樹脂層の膜厚が、50nm以上500nm以下である上記(1)から(5)いずれか一に記載の粘着シート。
(7) タッチパネルの製造工程において使用される上記(1)から(6)いずれか一に記載の粘着シート。
(8) 前記タッチパネルが静電容量方式である上記(7)に記載の粘着シート。
本発明によれば、オリゴマー封止性に優れた粘着シートを提供できる。
図1は、粘着シートの層構造の一例を示す模式断面図である。 図2は、粘着シートをITOフィルムの保護材として適用する場合の一例を示す模式断面図である。 図3は、他の実施形態に係る粘着シートの層構造の一例を示す模式断面図である。
以下、本発明について詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施形態および実施例に記載した内容により限定されるものではない。また、以下に記載した実施形態および実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下に記載した実施形態および実施例で開示した構成要素は適宜組み合わせても良いし、適宜選択して用いてもよい。
図1は、本実施形態に係る粘着シートの構成例を示す模式断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る粘着シート1は、粘着剤層2と、基材層3と、樹脂層4とをこの順番で積層している。樹脂層4は、(A)50質量%以上80質量%以下のビスフェノールA型エポキシ化合物と、(B)5質量%以上30質量%以下のポリエステル化合物と、(C)10質量%以上40質量%以下の多官能アミノ化合物と、を含む樹脂層形成用組成物を硬化させた硬化皮膜であり、粘着シート1の初期HAZE値と、粘着シート1を150℃で2時間加熱した後の加熱後HAZE値との差の絶対値であるΔHAZE値が0.15%以下である。
以下、粘着シート1を構成する各層について順番に説明する。
[粘着剤層]
粘着剤層2は、アクリル系粘着剤、天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤等の従来公知の粘着剤組成物から形成される。ITOフィルムをアニール処理する際の保護シートとして用いられる場合には、粘着剤層2は、再剥離性を有していることが好ましい。
アクリル系粘着剤としては、例えばアクリル系ポリマーを含む粘着剤組成物が挙げられる。アクリル系ポリマーは、(メタ)アクリル酸エステル、反応性官能基を含有するビニルモノマー等を含む単量体組成物を重合して得られる。
(メタ)アクリル酸エステルとしては、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸sec−ブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)アクリル酸n−ペンチル、(メタ)アクリル酸n−ヘキシル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸デシル、(メタ)アクリル酸ドデシル、(メタ)アクリル酸ミリスチル、(メタ)アクリル酸パルミチル、(メタ)アクリル酸ステアリル等の、エステル部分のアルキル基の炭素数が1〜20の(メタ)アクリル酸アルキルエステルが挙げられる。ここで、「(メタ)アクリル」は、「アクリル」又は「メタクリル」を表す。
これらのアクリル系単量体は、一種単独で、あるいは二種以上を組み合わせて用いることができる。
上記した反応性官能基を含有するビニルモノマーとしては、例えば、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等の水酸基含有(メタ)アクリレート;1,4−ジ(メタ)アクリロキシエチルピロメリット酸、4−(メタ)アクリロキシエチルトリメリット酸、N−(メタ)アクリロイル−p−アミノ安息香酸、2−(メタ)アクリロイルオキシ安息香酸、N−(メタ)アクリロイル−5−アミノサリチル酸、アクリル酸、メタクリル酸等のカルボキシル基含有(メタ)アクリレート;アミノエチル(メタ)アクリレート、エチルアミノエチル(メタ)アクリレート、アミノプロピル(メタ)アクリレート、エチルアミノプロピル(メタ)アクリレート等の第1級〜第2級アミノ基含有(メタ)アクリレート;2−(メチルチオ)エチルメタクリレート等のチオール基含有(メタ)アクリレートなどが挙げられる。これらは、1種単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いても良い。
アクリル系ポリマーにおける反応性官能基を含有するビニルモノマーから導かれる構成単位の含有量は、0.01モル%〜20モル%であることが好ましく、0.1モル%〜10モル%であることがより好ましい。
また、粘着剤組成物には、架橋剤を含んでいることが好ましい。架橋剤としては、多官能アミノ化合物、多官能イソシアネート化合物、多官能エポキシ化合物、多官能アジリジン化合物、多官能オキサゾリン化合物及び多官能金属化合物からなる群から選択される少なくとも一種であることが好ましい。架橋剤は、例えばアクリル系ポリマーの反応性官能基と反応することにより、粘着剤を架橋させる成分を用いることができる。
粘着剤組成物に架橋剤を含む場合、架橋剤の配合量は、アクリル系ポリマー100質量部に対して、0.1質量部〜30質量部であることが好ましく、1質量部〜20質量部であることがより好ましい。これにより、粘着性能及び凝集力に優れた粘着剤層を形成することができる。
また、粘着剤組成物には、硬化促進剤、硬化遅延剤等を含んでいてもよい。
粘着剤層2の厚さは、特に限定されないが、例えば5μm以上50μm以下、好ましくは10μm以上40μm以下である。
[ポリエステルフィルム]
ポリエステルフィルム3は粘着剤層2および樹脂層4を形成するための基材層として機能する。ポリエステルフィルム3は、高温でアニール処理する際においても、不具合が生じるほど収縮したり溶融したりしない耐熱性を有する。好ましいポリエステルフィルムとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等からなるポリエステルフィルムを挙げることができる。ポリエステルフィルムの厚さは用途に応じて適宜選択可能であるが、例えば、ITOフィルムのアニール処理時の保護材として使用する場合は、25μm以上300μm以下であることが好ましく、30μm以上200μm以下であることがより好ましい。この範囲において粘着シートしての強度を維持しつつロール・ツー・ロール方式の製造に好適な柔軟性が得られる。
[樹脂層]
樹脂層4は、(A)50質量%以上80質量%以下のビスフェノールA型エポキシ化合物と、(B)5質量%以上30質量%以下のポリエステル化合物と、(C)10質量%以上40質量%以下の多官能アミノ化合物と、を含む樹脂層形成用組成物を硬化させた硬化皮膜である。以下、樹脂層形成用組成物を構成する各成分について説明する。
<(A)ビスフェノールA型エポキシ化合物>
ビスフェノールA型エポキシ化合物としては、ビスフェノールAジグリシジルエーテル等を挙げることができる。以下、ビスフェノールA型エポキシ化合物を適宜(A)成分と称する。
(A)成分の質量平均分子量(Mw)は、1×10以上5×10以下であることが好ましい。この範囲において、適度な架橋密度を持つ皮膜を得ることができる。平均分子量(Mw)が大きすぎると膜として必要な架橋密度が得られずオリゴマーが析出し易くなり、平均分子量(Mw)が小さすぎると皮膜が硬くなりすぎる。
<(B)ポリエステル化合物>
(B)ポリエステル化合物としては、特に限定されず、ポリエステル化合物として知られている公知のものの中から適宜選択して用いることができる。具体的なポリエステル化合物としては、多価アルコールと多塩基酸との縮合反応によって得られる樹脂であって、二塩基酸と二価アルコールとの縮合物若しくは不乾性油脂肪酸等で変性したものである不転化性ポリエステル化合物、および二塩基酸と三価以上のアルコールとの縮合物である転化性ポリエステル化合物等が挙げられ、本発明においては、これらのうちいずれも使用することができる。
ポリエステル化合物の原料として用いられる多価アルコールとしては、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、テトラメチレングリコール、ネオペンチルグリコールなどの二価アルコール、グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパンなどの三価アルコール、ジグリセリン、トリグリセリン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、マンニット、ソルビット等の四価以上の多価アルコールを挙げることができる。これらは1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
また、多塩基酸としては、例えば無水フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、無水トリメット酸等の芳香族多塩基酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸等の脂肪族飽和多塩基酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、無水シトラコン酸等の脂肪族不飽和多塩基酸、シクロペンタジエン−無水マレイン酸付加物、テルペン−無水マレイン酸付加物、ロジン−無水マレイン酸付加物等のディールズ・アルダー反応による多塩基酸等を挙げることができる。これらは1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
さらに、変性剤である不乾性油脂肪酸等としては、例えばオクチル酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレイン酸、エレオステアリン酸、リシノレイン酸、脱水リシノレイン酸、あるいはヤシ油、アマニ油、キリ油、ヒマシ油、脱水ヒマシ油、大豆油、サフラワー油、およびこれらの脂肪酸等を挙げることができる。これらは1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。また、ポリエステル化合物としても、1種を単独で用いても良く、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
(B)ポリエステル化合物は、架橋反応の基点となる水酸基、カルボキシル基、アミノ基等の活性水素基を有していることが好ましく、水酸基を有していることが特に好ましい。そして、(B)ポリエステル化合物の水酸基価は、5mgKOH/g以上500mgKOH/g以下であることが好ましく、10mgKOH/g以上300mgKOH/g以下であることがより好ましい。
また、(B)ポリエステル化合物の数平均分子量(Mn)は、500以上10000以下であることが好ましく、1000以上5000以下であることがより好ましい。
また、(B)ポリエステル化合物のガラス転移温度Tgは、0℃以上50℃以下であることが好ましい。
上記範囲の分子量およびガラス転移温度を有するポリエステル化合物を使用することにより樹脂層を形成する硬化皮膜に適度な柔軟性を付与することができる。
以下、ポリエステル化合物は適宜(B)成分と称する。
<(C)多官能アミノ化合物>
(C)多官能アミノ化合物としては、例えば、ヘキサメトキシメチルメラミン、メチル化メラミン化合物、ブチル化メラミン化合物等のメラミン化合物;メチル化尿素化合物、ブチル化尿素化合物等の尿素化合物;メチル化ベンゾグアナミン樹脂、ブチル化ベンゾグアナミン化合物等のベンゾグアナミン化合物;エチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、N,N’−ジフェニルエチレンジアミン、p−キシリレンジアミン等のジアミン類などを挙げることができる。硬化性の観点から、ヘキサメトキシメチルメラミンが好ましい。
以下、多官能アミノ化合物は適宜(C)成分と称する。
<(D)酸性触媒>
更に、硬化反応を促進するために、樹脂層形成用組成物には、所望により塩酸、p−トルエンスルホン酸等の公知の酸性触媒(D)が含まれていても良い。
以下、酸性触媒は適宜(D)成分と称する。
<硬化皮膜>
樹脂層4である硬化皮膜は、上記(A)〜(C)成分を、それぞれ、(A)50質量%以上80質量%以下、(B)5質量%以上30質量%以下、(C)10質量%以上40質量%以下の配合率で含む樹脂層形成用組成物を硬化させたものである。(D)成分を配合する場合は、(D)成分の含有量を1質量%以上5質量%以下とすることが好ましい。
上記範囲の配合率によれば、後述する実施例に示すように、樹脂層におけるオリゴマー析出を抑制することができる。この結果、オリゴマー封止性を向上させた粘着シートを提供することができる。
<HAZE(ヘイズ)値>
樹脂層におけるオリゴマー抑制効果は、当該粘着シートの初期HAZE値と、当該粘着シートを150℃で2時間加熱した後の加熱後HAZE値との差の絶対値であるΔHAZE値を測定することにより確認できる。上記組成の樹脂層形成用組成物を使用することにより、ΔHAZE値を0.15%以下とすることができる。なお、粘着シートの初期HAZE値は、該粘着シートを150℃で2時間加熱する前のHAZE値に相当する。また、ΔHAZE値は、0.1%以下であることが好ましく、0.08%以下であることがより好ましい。
従来はオリゴマー析出は目視による外観評価のみであったが、本発明者らは透明電極層に悪影響を与えるオリゴマー析出の程度を定量的に評価する指標を新たに見出した。この定量評価によって、透明電極層の白化を防止し、透明電極層の損傷や異物混入を効果的に防止することができる。
[硬化皮膜の形成]
樹脂層となる硬化皮膜は、上記組成を有する樹脂層形成用組成物を有機溶媒で溶解させた溶液を、基材層となる上記ポリエステルフィルムに塗布して塗布層を形成し、この基材層上の塗布層を、温度120〜170℃で5秒間〜5分間、加熱硬化させて得ることができる。
有機溶媒としては、通常のものを使用することができるが、具体的には、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族系溶媒、ノルマルヘキサン、ノルマルヘプタン等の脂肪族系溶媒、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系溶媒、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、シクロペンタノン等のケトン系溶媒、イスプロピルアルコール、メタノール等のアルコール系溶媒等を挙げることができる。
<樹脂層の膜厚>
上記方法により得られた硬化皮膜は、その厚さが50nm以上500nm以下であることが好ましく、80nm以上300nm以下であることがより好ましい。この範囲の膜厚においてオリゴマー析出を効果的に抑制できる。硬化皮膜の厚さが薄すぎるとオリゴマー析出抑制効果が十分に得られず、厚すぎると、基材層上に樹脂層を形成後、紙製、プラスチック製、金属製等のコア材にロール状に巻き取る際に巻き取りづらくなる。
<剥離シート>
本発明の粘着シートは、粘着剤層の外表面に剥離シートを有することが好ましい。剥離シートは、粘着シートの保管時(未使用時)において、粘着剤層の貼着面を保護する機能を有している。
このような剥離シートとしては、例えば、ポリエチレンラミネート紙、ポリプロピレンラミネート紙等のラミネート紙類;ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系フィルム、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系フィルム等の合成樹脂フィルム等が使用できる。また、剥離シートは、必要に応じてこれらの材料の片面又は両面にシリコーン樹脂、アルキド樹脂、長鎖アルキル基含有樹脂等により剥離処理が施されていてもよい。
剥離シートの平均厚さは、10μm〜200μmであることが好ましく、15μm〜100μmであることがより好ましい。
<用途>
本実施形態に係る粘着シート1は、例えば、静電容量方式のタッチパネル製造工程においてITOフィルムをアニール処理する際の保護シートとして好適に使用されるが、これに限定されない。
静電容量方式タッチパネルの製造工程においては、ITOフィルムの150℃程度の温度でアニール処理が実施されるが、このときITOフィルムを保護する保護シートとして本実施形態に係る粘着シート1を使用することができる。
図2は、本実施形態に係る粘着シートをITOフィルムの保護材として使用する場合の一例を示す模式断面図である。図2に示すように、ITOフィルム5は、支持体6の両面にハードコート層7を有し、一方のハードコート層7の表面にITO膜(インジウム錫酸化皮膜)8をスパッタリング、CVD、PVD等の方法で堆積させたものである。ITO膜7が堆積された面とは反対側のハードコート層7の表面に、図1に例示した粘着シート1の粘着剤層2を貼り合わせる。
図2のように、粘着シート1がハードコート層7に接着された状態でITOフィルム5のアニール処理が行われると、ITOの結晶化が進行し、低抵抗な透明電極層を作製することができる。
更に本実施形態の粘着シートによれば、アニール処理やその後の加熱処理においても、ポリエステルフィルム3に含有するオリゴマーがブリードしたり、オリゴマー由来の結晶が樹脂層表面へ析出したりすることを好適に抑制することができる。したがってタッチパネルとして不都合なオリゴマー由来の微小異物の混入や、透明電極層の損傷を抑制することができる。なお、ポリエステルフィルム3に含有するオリゴマーは、ポリエステル形成性モノマー、ダイマー、トリマーなどに由来するものである。
[他の実施形態]
図3は、他の実施形態における粘着シートの構成例を示す模式断面図である。図3に示される例では、粘着シート10は、基材層3の上下に樹脂層4を設け、一方の樹脂層4上に粘着剤層2を設けている。
この構成により、アニール処理時における基材層3の両面からのオリゴマー析出による透明電極層の白濁、損傷等を好適に防止することができる。
以下、本発明を実施例により具体的に説明する。ただし、本発明はこれらに限定されるものではない。
<粘着剤の調製>
水酸基含有アクリル系粘着剤(トーヨーケム社製「BPS 6078TF」(商品名))100質量部、硬化剤としてポリイソシアネート化合物(トーヨーケム社製「BHS 8515」(商品名))15質量部、硬化促進剤(トーヨーケム社製「BXX3778−10」(商品名))0.1質量部、遅延剤(トーヨーケム社製「BXX5638」(商品名))1質量部を混合して粘着剤を調製した。
[実施例1]
(A)ビスフェノールA型エポキシ化合物(DIC社製「EPICLON H−360」(商品名):固形分濃度40%、質量平均分子量 25000)100質量部に、(B)ポリエステル化合物(東洋紡績社製「バイロン GK680」(商品名):数平均分子量 6000、ガラス転移温度10℃)のトルエン希釈溶液(固形分濃度30%)19.0質量部、(C)ヘキサメトキシメチルメラミン(日本サイテックインダストリーズ社製「サイメル303」(商品名)11.4質量部、トルエン/MEK=50/50wt%の混合溶剤で固形分が3wt%になるように希釈、撹拌した後、(D)p−トルエンスルホン酸のメタノール溶液(固形分濃度50%)を2.9質量部添加して、樹脂層形成用組成物を得た。
得られた樹脂層形成用組成物を、ロール・ツー・ロール(Roll to Roll)方式により、基材としての二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ社製「ルミラー T60」(商品名)厚さ50μm)の一方の面に乾燥後の厚さが150nmとなるようにマイヤーバーコート法にて均一に塗工した後、150℃の熱風が風速8m/minで吹き出すオーブンを20秒で通過するように加工速度を調整し、ABS製のコア材にロール状に巻き取られた幅1050mm、長さ4000mの熱硬化型樹脂層を形成した粘着シート用基材を得た。
次いで、ロール・ツー・ロール方式で、粘着シート用基材の未処理面、すなわち樹脂層を形成した側とは反対側の基材表面に、乾燥後の粘着剤層の厚みが20μmとなるように粘着剤を塗布、100℃で2分間乾燥させた。その後、剥離シート(リンテック社製「PET38AL−5」(商品名)、厚さ38μm)を貼り合わせてABS製のコア材に巻き取ることで、ロール状に巻かれた剥離シート付き粘着シートを得た。
[実施例2]
樹脂層形成用組成物の組成として、(A)ビスフェノールA型エポキシ化合物を100質量部、(B)ポリエステル化合物を22.22質量部、(C)ヘキサメトキシメチルメラミンを20質量部、(D)p−トルエンスルホン酸のメタノール溶液を3.3質量部とした以外は、実施例1と同様に操作して剥離シート付き粘着シートを得た。
[実施例3]
樹脂層形成用組成物の組成として、(A)ビスフェノールA型エポキシ化合物を100質量部、(B)ポリエステル化合物を44.4質量部、(C)ヘキサメトキシメチルメラミンを13.3質量部、(D)p−トルエンスルホン酸のメタノール溶液を3.3質量部とした以外は、実施例1と同様に操作して剥離シート付き粘着シートを得た。
[実施例4]
(A)ビスフェノールA型エポキシ化合物として、DIC社製「EPICLON EXA−123」(商品名):固形分濃度30%、質量平均分子量45000)100質量部に、(B)ポリエステル化合物(東洋紡績社製「バイロンGK680」(商品名):数平均分子量6000、ガラス転移温度10℃)のトルエン希釈溶液(固形分濃度30%)14.3質量部、(C)ヘキサメトキシメチルメラミン(日本サイテックインダストリーズ社製「サイメル303」(商品名)8.6質量部を加え、トルエン/MEK=50/50wt%の混合溶剤で3wt%に希釈、撹拌した後、(D)p−トルエンスルホン酸のメタノール溶液(固形分濃度50%)を2.1質量部添加して、樹脂層形成用組成物を得た以外は、実施例1と同様に操作して剥離シート付き粘着シートを得た。
[実施例5]
(B)ポリエステル化合物として、東洋紡績社製「バイロンGK810」(商品名):数平均分子量6000、ガラス転移温度46℃)のトルエン希釈溶液(固形分濃度30%)を用いた以外は、実施例1と同様に操作して剥離シート付き粘着シートを得た。
[実施例6]
樹脂層の乾燥後の膜さが75nmとなるように塗工量を変更した以外は、実施例1と同様に操作して剥離シート付き粘着シートを得た。
[実施例7]
粘着シート用基材と粘着剤層との間に更に同一組成の樹脂層を設けた以外は、実施例1と同様に操作して剥離シート付き粘着シートを得た(図3参照)。樹脂層の厚さは、基材の両側で、それぞれ乾燥後の厚さが150nmとなるよう形成した。
[比較例1]
樹脂層形成用組成物の組成として、(A)ビスフェノールA型エポキシ化合物を100質量部、(C)ヘキサメトキシメチルメラミンを10質量部、(D)p−トルエンスルホン酸のメタノール溶液を2.5質量部とした以外は、実施例1と同様に操作して剥離シート付き粘着シートを得た。
[比較例2]
樹脂層形成用組成物の組成として、(A)ビスフェノールA型エポキシ化合物を100質量部、(B)ポリエステル化合物を222.2質量部、(C)ヘキサメトキシメチルメラミンを26.7質量部、(D)p−トルエンスルホン酸のメタノール溶液を6.7質量部とした以外は、実施例1と同様に操作して剥離シート付き粘着シートを得た。
[比較例3]
樹脂層形成用組成物における(A)ビスフェノールA型エポキシ化合物として、三菱化学社製「jER 1010」(商品名)(質量平均分子量5,500)の40%トルエン希釈溶液を用いた以外は、実施例1と同様に操作して剥離シート付き粘着シートを得た。
[比較例4]
樹脂層形成用組成物における(B)ポリエステル化合物として、東洋紡績社製「バイロン885」(商品名):数平均分子量8000、ガラス転移温度79℃)のトルエン希釈溶液(固形分濃度30%)を用いた以外は、実施例1と同様に操作して剥離シート付き粘着シートを得た。
[比較例5]
樹脂層形成用組成物における(B)ポリエステル化合物として、東洋紡績社製「バイロンBK1001」(商品名):数平均分子量28000、ガラス転移温度 −18℃)のトルエン希釈溶液(固形分濃度30%)を用いた以外は、実施例1と同様に操作して剥離シート付き粘着シートを得た。
[比較例6]
樹脂層の乾燥後の膜厚が25nmとなるように塗布量を変更した以外は、実施例1と同様に操作して剥離シート付き粘着シートを得た。
上記実施例1〜7および比較例1〜6の配合比、エポキシ化合物の質量平均分子量(Mw)、ポリエステル化合物のガラス転移温度(Tg)、および樹脂層の乾燥後の膜厚を表1に示した。
Figure 2014193527
[評価]
<ΔHAZE値の算出>
実施例1〜7および比較例1〜6で得られた剥離シート付き粘着シートをそれぞれ5cm角に切り出し、剥離シートを剥離させたものを試験片とし、ヘイズメーター(日本電色工業社製「NDH2000」(商品名))を用いてJIS K7105に準じて初期HAZE値(%)を測定した(N=5の平均値)。
また、各試験片の片隅をクリップで止め、150℃の乾燥機内に吊るし、2時間加熱した後、JIS K7105に準じて加熱後のHAZE値(%)を測定した(N=5の平均値)。
加熱後のHAZE値から初期HAZE値を差し引いた値の絶対値をΔHAZE値とした。ΔHAZE値が0.15%以下であれば、基材層として使用したポリエステルフィルムからのオリゴマーの析出量が十分に少なく、その後の工程に影響がないことから、0.15%以下を「○」(良好)、0.15%以上を「×」(不良)とした。
<結果>
上記実施例1〜7および比較例1〜6について、初期HAZE値、ΔHAZE値、オリゴマー封止性を表2に示した。
Figure 2014193527
表2から明らかなように、実施例1〜7に係る粘着シートでは、オリゴマー封止性について優れた結果が得られた。対して、比較例1〜6においては、オリゴマー封止性が不良の粘着シートしか得られなかった。
1、10 粘着シート
2 粘着剤層
3 ポリエステルフィルム(基材層)
4 樹脂層
5 ITOフィルム
6 支持体
7 ハードコート層
8 ITO膜

Claims (8)

  1. 粘着剤層、ポリエステルフィルム、および樹脂層を、順に積層した粘着シートであって、
    前記樹脂層が、
    (A)50質量%以上80質量%以下のビスフェノールA型エポキシ化合物と、
    (B)5質量%以上30質量%以下のポリエステル化合物と、
    (C)10質量%以上40質量%以下の多官能アミノ化合物と、
    を含む樹脂層形成用組成物を硬化させた硬化皮膜であり、
    当該粘着シートの初期HAZE(ヘイズ)値と、当該粘着シートを150℃で2時間加熱した後の加熱後HAZE(ヘイズ)値との差の絶対値であるΔHAZE(ヘイズ)値が0.15%以下であることを特徴とする粘着シート。
  2. 前記粘着剤層と前記ポリエステルフィルムとの間に、更に樹脂層を設けた請求項1に記載の粘着シート。
  3. 前記ビスフェノールA型エポキシ化合物の質量平均分子量が、1×10以上5×10以下である請求項1または2に記載の粘着シート。
  4. 前記ポリエステル化合物のガラス転移温度(Tg)が、0℃以上50℃以下である請求項1から3いずれか一に記載の粘着シート。
  5. 前記樹脂層が、前記樹脂層形成用組成物の有機溶媒溶液を前記基材層に塗布して形成した塗布層を加熱して硬化皮膜としたものである請求項1から4いずれか一に記載の粘着シート。
  6. 前記樹脂層の膜厚が、50nm以上500nm以下である請求項1から5いずれか一に記載の粘着シート。
  7. タッチパネルの製造工程において使用される請求項1から6いずれか一に記載の粘着シート。
  8. 前記タッチパネルが静電容量方式である請求項7に記載の粘着シート。
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