JP2014193212A - ロールペーパー及びロールペーパーの製造方法 - Google Patents

ロールペーパー及びロールペーパーの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014193212A
JP2014193212A JP2013070329A JP2013070329A JP2014193212A JP 2014193212 A JP2014193212 A JP 2014193212A JP 2013070329 A JP2013070329 A JP 2013070329A JP 2013070329 A JP2013070329 A JP 2013070329A JP 2014193212 A JP2014193212 A JP 2014193212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
layer
deodorant
roll
paper tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013070329A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6176967B2 (ja
Inventor
Teppei Moriwaki
哲平 森脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daio Paper Corp
Original Assignee
Daio Paper Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daio Paper Corp filed Critical Daio Paper Corp
Priority to JP2013070329A priority Critical patent/JP6176967B2/ja
Publication of JP2014193212A publication Critical patent/JP2014193212A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6176967B2 publication Critical patent/JP6176967B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sanitary Thin Papers (AREA)

Abstract

【課題】消臭効果が長期間維持されるロールペーパーと、このロールペーパーを容易に製造可能な製造方法を提供する。
【解決手段】紙管11の内面11Aは、紙管原紙からなる原紙層20、原紙層20上に形成された消臭剤層21、消臭剤層21上に形成されたコート層22の層構造を有し、原紙層20の表面に多数の凹部が形成され、消臭剤層21がその凹部の深さを超える厚さを有している。
【選択図】図2

Description

本発明は、帯状のキッチンペーパーやトイレットペーパーを紙管に巻いたロールペーパー、特に紙管に消臭剤が付与されたロールペーパーと、その製造方法に関する。
従来、トイレットロールの機能向上を目指して消臭機能を付与することが提案されている。例えば、紙管内面に消臭剤を塗布する方法(特許文献1)、トイレットペーパーの巻終わりを接着するテールシール糊に消臭剤を含ませる方法(特許文献2)等が提案されている。後者のものは使用開始と同時に消臭剤付与部分が使用されてしまうため、消臭効果の持続性という点において前者の態様のほうが望ましい。
ところで、消臭剤の中には、活性炭など吸着機能の利用する粉体状のものがある。この粉体状消臭剤は、消臭性に優れるものの、紙管内面にバインダー等で付着させるようにしても、紙管内面の表面積が限られているため十分な付着量とすることが難しく、消臭効果の長期化が難しかった。また、使用時や加工時に剥がれ落ちやすく歩留まりが悪く、粉体状消臭剤の効果を十分に発現させることが困難であった。
ところで、トイレットロールは、使用時には常に開放環境に置かれるため、消臭成分の揮散により悪臭成分を化学的に消臭するものでは、消臭剤の効力が短時間で低下しやすい。消臭機能を長期化する方法として、例えば、フィルム状消臭剤を利用すること(特許文献3)や揮発性消臭剤をマイクロカプセルに封入して塗布する方法(特許文献4)が提案されているが、フィルムを接着したり、マイクロカプセルに揮発性消臭剤を封入する方法は、煩雑な操作を要し、生産工程も多いため、生産性に劣るとともにコストが高くなる。
実開昭62−197660 実開平7−36887 実開昭63−142192 特開2009−242065 特開2009−242107 特許第4159061号 特許第78192号 特許第5032398号
そこで、本発明の主たる課題は、消臭効果が長期間維持されるロールペーパーと、このロールペーパーを容易に製造可能な製造方法を提供することにある。
上記課題を解決した本発明とその効果は次記のとおりである。
〔請求項1記載の発明〕
帯状のペーパーシートが紙管に巻かれているロールペーパーであって、
前記紙管の内面は、紙管原紙からなる原紙層、原紙層上に形成された消臭剤層、消臭剤層上に形成されたコート層の層構造を有し、前記原紙層の表面に多数の凹部が形成され、前記消臭剤層がその凹部の深さを超える厚さを有している、ことを特徴とするロールペーパー。
〔請求項2記載の発明〕
消臭剤層上に弱通気性のコート層が全面に形成されている、請求項1記載のロールペーパー。
〔請求項3記載の発明〕
消臭剤層上に弱通気性もしくは非通気性であるコート層が部分的に形成されている、請求項1記載のロールペーパー。
〔請求項4記載の発明〕
複数の紙管原紙のうち紙管内面に位置する紙管原紙の紙管内面側となる面に多数の凹部を形成する工程と、
その凹部を形成した面に消臭剤を塗工して前記凹部の深さを超える厚さの消臭剤層を形成する工程と、
消臭剤層の上にコート剤を塗工してコート層を形成する工程と、
複数の紙管原紙をマンドレルシャフトに螺旋状に巻いて連続的に筒状部分を形成し、その筒状に形成された部分をロールペーパーの複数倍幅以上の幅でカットして長尺の紙管を形成する紙管形成工程と、
長尺の紙管にロールペーパーの複数倍幅以上の幅のロールペーパー原紙を巻いてログを形成する工程と、
ログを切断して個々のロールペーパーにする工程と、
を有することを特徴とする、ロールペーパーの製造方法。
〔請求項5記載の発明〕
原反ロールから紙管原紙を繰出して、消臭剤の塗工と、コート剤の塗工を行い、そのままマンドレルシャフトへの巻き付けを行なう、請求項4に記載のロールペーパーの製造方法。
以上のとおり本発明によれば、消臭効果が長期間維持されるロールペーパーと、このロールペーパーを容易に製造可能な製造方法が提供される。
本発明の実施形態に係るロールペーパーの斜視図である。 本発明の実施形態に係る紙管の断面図である。 本発明の実施形態に係る他の紙管の断面図である。 本発明の実施形態に係るロールペーパーの製造方法の概要を示す図である 本発明の実施形態に係る長尺紙管の製造方法を示す図である。 本発明の実施形態に係る紙管原紙に消臭剤層とコート層を設けた態様を示す図である。 本発明の実施形態に係る長尺紙管の製造方法を示す他の図である。 本発明の実施形態に係る紙管原紙に消臭剤層とコート層を設けた他の態様を示す図である。 本発明の実施形態に係る長尺の紙管とマンドレルシャフトとの関係を示す断面図である。
本発明の実施形態を図1〜9を参照しながら以下に説明する。但し、本発明は、この実施形態に限られない。
「ロールペーパー」
本発明に係るロールペーパー10は、図1に示すとおり、紙管11に帯状の家庭用薄葉紙であるペーパーシート12が巻かれたものである。係るロールペーパー10としては、トイレットロール、キッチンペーパーロールが例示できる。ロールペーパー10の大きさ等は、トイレットロールであれば、幅L1が100〜115mm、直径L2が100〜120mm、巻き長さ(トイレットペーパーの全長)が18〜70m、紙管内径L3が35〜50mmであるのが望ましい。この大きさであれば一般的なトイレットロール用のペーパーホルダーが利用でき、トイレットペーパーの長さも十分である。
また、キッチンペーパーロールであれば、幅L1が200〜400mm、直径L2が90〜140mm、巻き長さ(キッチンペーパーの全長)が10〜30m、紙管内径L3が35〜50mmであるのが望ましい。
本実施形態のペーパーシート12は、微細な凹凸であるクレープを有する家庭用薄葉紙であるが、その具体的な組成・構成は限定されない。ペーパーシート12は、1プライから3プライのものが望ましい。紙厚は、トイレットペーパーであれば、100〜350μm、キッチンペーパーであれば、200〜450μmであるのが望ましい。また、1プライ当り米坪は、トイレットペーパーであれば、11.0〜25.0g/m2、キッチンペーパーであれば20.0〜45.0g/m2であるのが望ましい。この範囲であれば使用時の柔らかさや吸水性を確保できる。
なお、本発明に係る米坪とは、JIS P 8124(1998)の米坪測定方法によるものであり、紙厚とは、JIS P 8111(1998)の条件下で十分に調湿した後、同条件下でダイヤルシックネスゲージ(厚み測定器)「PEACOCK G型」(尾崎製作所製)を用いて5回測定した平均値をいう。なお、測定は1プライのものは1プライ、2プライのものは2プライ、3プライのものは3プライとして行なう。
本実施形態に係るロールペーパー10は、特徴的に、図2及び図3に紙管11の輪切り断面を示すように、紙管11の内面側が、紙管原紙からなる原紙層20、原紙層20上に形成された消臭剤層21、消臭剤層21上に形成されたコート層22の層構造を有しており、その原紙層20の表面に全体的に多数の凹部2,2…が形成されているとともに、前記消臭剤層21の厚さL4がその凹部2の深さL5を超える厚さとなっている。本実施形態に係るロールペーパー10は、消臭剤層21の厚さL4が原紙層20に形成した多数の凹部2,2…の深さL5より厚くすることで、凹部2,2…を設けない場合と比較して、特に凹部2,2…に入り込む分だけ消臭剤をより多く紙管に付着させることができ、さらに、それのみならず、原紙層20に形成された凹部2,2…に消臭剤層21が一部入り込むことによるアンカー効果によって消臭剤層21が原紙層20の表面からの離脱し難くなり、より一層厚みのある消臭剤層21を形成することができるようになる。
このような凹部2,2…を原紙層20の表面に形成するには、紙管原紙に対してエンボス加工を施すことにより形成することができる。原紙層20に形成する凹部2,2…の望ましい構成は、深さが0.1〜0.2mm、面積0.03〜1.0mm2の凹部を密度7〜100個/cm2で設けた構成である。ただし、凹部の深さは原紙の紙厚を超えない。この凹部2,2…の付与態様であれば、消臭剤の付与量増加効果とアンカー効果とを効果的に発揮させることができる。また、凹部の平面視での形状は限定されない。円形、楕円形、三角形、四角形、多角形など適宜の形状とすることができる。
原紙層20を構成する紙管原紙20Aは、十分な強度を得るべく、米坪が120〜220g/m2、紙厚が150〜500μmであるのが望ましい。
他方、消臭剤層21は、消臭剤を有効成分として消臭機能を発揮する層である。この消臭剤層21は、図示のように紙管内面11Aの全面に形成するのが望ましい。係る消臭剤層21の有効成分である消臭剤としては、ポリフェノール系消臭剤、スギ、ヒノキ等から抽出された精油類、二酸化チタン、二酸化アルミニウム、ベタイン化合物、ジルコニウム化合物、銅化合物、ゼオライト、活性炭、イオン交換樹指の少なくとも1種を含むものであるのが望ましい。これらの消臭剤であれば、十分な消臭効果を得ることができる。
消臭剤層21は、消臭剤を紙管11の内面11Aに固着するためのバインダー成分が含まれていてもよい。バインダーとしては、消臭剤の効果を妨げないものであれば特に限定されない。例えば、空気中の悪臭成分を化学的に中和したり分解したり補足したりする消臭剤であれば、消臭剤の揮散を過度に妨げないバインダー、吸着を利用する消臭剤であれば消臭剤と外気との接触機会を過度に遮断しないバインダーを用いる。係るバインダーとしては、澱粉、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコールが例示できる。
特に、本実施形態に係るトイレットロールの構成は、二酸化チタン、二酸化アルミニウム、ベタイン化合物、ジルコニウム化合物、銅化合物、ゼオライト、活性炭、イオン交換樹指等のような粉状又は粒状の消臭剤をバインダーにより原紙層20上に付着させて消臭剤層21を形成するものに特に有用である。すなわち、これらの粉状又は粒状の消臭剤は、消臭効果が高いものの従来の凹部のない紙管内面には十分な量を付着させることが難しかった。これは、紙管内面は面積が限られること、粉状又は粒状であるとバインダーを用いても離脱しやすくなることが要因として大きい。本実施形態では、上述のとおり凹部内に入り込む分だけ消臭剤の担持量を増加させることができ、しかもアンカー効果により消臭剤層21の厚みを厚くすることができるため、係る粉状又は粒状の消臭剤を十分な量を付着させることができる。
本実施形態において特に望ましい粉状の平均粒子径は、0.5〜20μmである。この平均粒径であれば消臭剤層21を形成しやすく、また、十分に原紙層20上に付着させやすい。特に、上記の好ましい凹部2,2…の構成と組み合わせることで、一層の効果が発揮される。なお、ここでの平均粒子径とは、マイクロトラック法によるメジアン径を意味する。
消臭剤の付与量は、用いる消臭剤の種類により適宜変更することができる。上記の粉状又は粒状の消臭剤であれば、好ましい担持量は0.1〜10g/m2である。
他方、本実施形態に係る消臭剤層21には、消臭剤の効果を妨げない範囲で、適宜の香料を含有することができる。香料は、例えば、レモン油、グレープフルーツ油、ローズマリー油、ペパーミント油、マンダリン油、ライム油、ユズ油、カモミール油、ラベンダー油、ローズ油、スペアミント油等の天然香料類;リナロール、シトロネロール、メントール、ゲラニオール等のアルコール類等の合成香料などが挙げられる。これらは単独で用いても、複数を組み合わせて調合香料として用いてもよい。香料の選択は、所望の香調によって決定すればよい。
消臭剤層21上に部分的に形成されるコート層22は、図2に示すように消臭剤層21上に全面的に形成してもよいし、図3に示すように部分的に形成してもよい。全面的に形成する場合には、少なくとも消臭剤層21の消臭剤の効果を妨げないように少なくとも通気性を有する層とする。例えば、空気中の悪臭成分を化学的に中和したり分解したり補足したりする消臭剤を用いた場合には、消臭剤の揮散を過度に妨げないコート層、吸着を利用する消臭剤であれば消臭剤と外気との接触機会を過度の遮断しないコート層とする。部分的に形成する場合には、非通気性のコート層とすることができる。本実施形態のロールペーパー10は、このようにコート層22を設けられているため、消臭剤層と外気との接触機会が低減されており、消臭剤の効果の急激に低下することがなく、消臭効果の持続性に優れる。すなわち、消臭成分が揮散性のものであるならば、コート層22が設けられている部分からは消臭剤が揮散し難くなり、消臭効果が長持ちするようになる。また、消臭剤が吸着を利用するものであるならば、コート層22が設けられている部分からは悪臭成分が消臭剤層に取り込まれ難くなり、消臭剤層21の消臭効果が長持ちするようになる。
コート層22を、消臭剤層21上に部分的に形成する場合、本実施形態では、その形状までは限定されない。例えば、消臭剤層21上に網点状、円状、ブロック状など、適宜の形状・模様に形成することができる。コート層22の総付与面積及び単位付与面積は、消臭効果の維持期間により適宜調整すればよい。
コート層22の厚みは、1〜100μm、より好ましくは1〜20μmとするのが望ましい。コート層22の厚みが1μm未満であると消臭剤層21と外気との接触機会を十分に低減できないおそれがあり、100μmを超えてもコスト高となるだけである。
本実施形態に係るコート層22は、コート剤の塗工により形成することができる。このコート剤としては、例えば、澱粉、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、パラフィン、酢酸ビニルの1種又は2種以上を混合して用いることができる。これらのコート剤は、表面が平滑なコート層22を形成でき、紙管製造時のシャフトとの摩擦を低減させて、生産性を向上させることができる。なお、これらのコート剤のうち、酢酸ビニルを用いた場合には、通気性が実質的にない非通気性のコート層となり、それ以外のコート剤であれば、通気性のコート層22となる。
以上の本実施形態に係るロールペーパー10は、下記のロールペーパーの製造方法で述べるとおり製造性に優れるという利点がある。
「ロールペーパーの製造方法」
次に、本発明の実施形態に係るロールペーパー10の製造方法例を特に図4〜図8を参照しながら説明する。但し、本発明のロールペーパーの製造方法は、この方法に必ずしも限定されるわけではない。
本実施形態のロールペーパー10の製造方法は、図4に示すように、長尺のスパイラル紙管30を製造する工程(A)と、その長尺のスパイラル紙管を用いてログを製造するログ製造工程(B)と、ログを裁断して個々のロールペーパーにする裁断工程(C)を有している。
〔紙管製造工程(A)〕
本実施形態の紙管製造工程は、図4中(A)、図5に示すように、原反ロール31A,32Aから繰出された二枚の帯状の紙管原紙31,32のうち一方の紙管原紙31の一方面に糊付けロール51により糊44を付与した後、前記一方の紙管原紙31の糊付けされた面に他方の紙管原紙32を幅方向に一部重ね、前記他方の紙管原紙32の糊付け面と接しない面をマンドレルシャフト52に対向する面、すなわち紙管内面となる面にして、各紙管原紙31,32をマンドレルシャフト52に螺旋状に巻き付けて連続的に筒状部分29を形成し、その筒状部分29をトイレットロールの複数倍幅以上の幅でカッター58によりカットして長尺のスパイラル紙管30(スパイラル式紙管とも称される)を形成する。このスパイラル紙管は、一方の紙管原紙31が紙管外面側、他方の紙管原紙32が紙管内面側となる態様の二層積層構造となる。なお、本実施形態では、2枚の紙管原紙31,32をスパイラル巻きしているが、3枚以上の紙管原紙をスパイラル巻きして長尺の紙管を形成してもよい。
紙管原紙31に対する糊44の付与量は特に限定されないが、概ね1〜25.0g/m2程度である。また、糊は、本発明の効果を妨げない範囲で既知の紙管用のものを用いることができ、アクリル系接着剤、ホットメルト接着剤、澱粉糊、ポリビニルアルコール等が例示できる。
図示の形態では、各紙管原紙31,32のマンドレルシャフト52への巻き付けは、一対のプーリー53,53間に巻き掛けられた平ベルト54により、マンドレルシャフト52上の所定部分に位置する筒状部分29に回転力を与え、その回転により紙管原紙31,32をマンドレルシャフト52の軸心に対して所定角度で引き込んで、螺旋状に巻くようにしている。図示例では、一対のプーリー53,53を二機配置して二つの平ベルト54,54により、筒状部分29に回転力を与えているが、一機の一対のプーリーと平ベルトにより筒状部分に回転力を与えるようにしてもよい。また、図示しないが、筒状部分29に平ベルト54ではなくロールを当接させて回転力を与えるようにしても、各紙管原紙31,32をマンドレルシャフト52に巻き付けることができる。
ここで、紙管原紙31,32をマンドレルシャフト52に巻き付けてスパイラル紙管の形成するにあたっては、図示例からも理解されるように、紙管原紙31,32が連続的にマンドレルシャフト52に送り込まれることにより筒状部分29が長くなり、その筒状部分29が連続的に形成されてマンドレルシャフト52の先端方向に伸びていく。そして、その過程では、筒状部分29の内面がマンドレルシャフト52の周面に摺接しながら、マンドレルシャフト52の先端方向に向かって移動していくことになる。
本実施形態では、このように長尺の紙管30を形成するにあたって、二枚の紙管原紙31,32のうち他方の紙管原紙32、すなわちマンドレルシャフト52にスパイラル巻きした際に長尺紙管30の内面側になる面を有する紙管原紙32に対して、接着糊44を付与した一方の紙管原紙31と重ね合わせるよりも前段において、図6に示すように、原紙層となる紙管原紙32に対する凹部40,40…の形成と、消臭剤層41の形成と、コート層42の形成を行なう。なお、図6は、原紙層となる紙管原紙32に凹部40,40…を設けさらに消臭剤層41とコート層42を形成したものの断面図である。
他方の紙管原紙32としては、米坪が120〜220g/m2、紙厚が150〜500μmであるのが望ましい。消臭剤及びコート剤の塗工がしやすく、また、凹部40,40…を形成しても紙管となった際に十分な強度を確保することができる。なお、長尺紙管30の形成するにあたって、この他方の紙管原紙32と対となるもう一方の紙管原紙31は、違う原反を使用してもよく、例えば、米坪を変えたりしてもよい。但し、双方ともに上記範囲であるのが望ましい。
原紙層20となる他方の紙管原紙32の一方面の全体に多数の凹部40,40…を形態するには、図7に示すように、消臭剤やコート剤が無塗工の紙管原紙32が巻かれた原反ロール32aから当該紙管原紙32を繰出し、エンボス加工機60でエンボス加工することで形成することができる。図示のエンボス加工機は、表面に凹部の形成パターンに対応する多数の凸部が形成されたエンボスロール60Aとこれと対になる受けロール60Bとからなり、これらエンボスロールと受けロールとの間にシートを通してエンボスロール表面に形成された凸部のパターンを型押しする。受けロール60Bは、その表面が金属製の硬質なものであってもゴム製の弾性のものであってもよい。エンボスロール60Aとの関係で適宜選択することができる。エンボスロール60Aと受けロール60Bの線厚(ニップ圧)は、凹部の深さ、及び紙管原紙32の紙質により適宜調整すればよい。
本実施形態で紙管原紙32に付与する好ましい凹部40,40…の構成は、上記「ロールペーパー」の欄で述べたのと同様であり、深さが0.1〜0.2mm、面積0.03〜1.0mm2の凹部を密度7〜100個/cm2で設けるのが望ましい。この凹部40,40…の付与態様であれば、消臭剤の付与量増加効果とアンカー効果とを効果的に発揮させることができる。
このようにして紙管原紙32の紙管内面となる面に、多数の凹部40,40…を形成した後には、この面に塗工機61で消臭剤を塗工して消臭剤層41を形成する。消臭剤の塗工は、適宜のバインダーや溶媒に対して消臭剤を混合した消臭液を、既知の印刷機、塗工機を用いて行なうことができる。消臭液の塗工量は、5〜80g/m2となるようにするのが望ましい。この範囲であれば、生産性よく消臭液を十分に塗工することができ、また、十分な量の消臭剤を付与することができる。
本実施形態で用いる消臭剤の種類は、上記「ロールペーパー」の欄で述べたのと同様であり、ポリフェノール系消臭剤、スギ、ヒノキ等から抽出された精油類、二酸化チタン、二酸化アルミニウム、ベタイン化合物、ジルコニウム化合物、銅化合物、ゼオライト、活性炭、イオン交換樹指の少なくとも1種を含むものであるのが望ましい。粉状又は粒状のものを用いるのであれば、その平均粒子径は、0.5〜20μmであるのが望ましい。なお、ここでの平均粒子径も、マイクロトラック法によるメジアン径を意味する。また、粉状又は粒状の消臭剤であれば、好ましい担持量は0.1〜10g/m2である。
また、本実施形態で用いるバインダーの種類は、上記「ロールペーパー」の欄で述べたのと同様であり、澱粉、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコールが例示できる。バインダーと消臭剤との混合割合は、消臭剤の効力やその性状が粉末状であるか液体状であるか等に応じて適宜調整すればよい。
本実施形態に係る消臭剤の塗工に用いる塗工機61は、ロッドコーター、フレキソコーター、グラビアコーター、インクジェット印刷機、スプレー塗布装置等の既知の塗工機、印刷機のなかから、消臭液の性状に応じて適宜選択することができる。なかでも、多くの液体を対象物に均一に塗工することができ、また、粉状や粒状の消臭剤を含む粘度の高い消臭液にも十分に対応できることから、本実施形態に係る消臭剤層の塗工には、ロッドコーター、グラビアコーターが特に適する。グラビアコーターを用いる場合には、特に、線数15〜100線/インチ、面積率30%以上とするのが望ましい。紙管内面の全面に十分に消臭剤を付与することができる。
他方、図示の本実施形態では、紙管原紙32上に消臭剤を塗工した後、好ましく、次段のコート剤の塗工を行なう前にヒーター(乾燥機)62及びヒートロール63を介して消臭剤の塗工部分の乾燥を行なうようにして、コート剤の塗工の前に乾燥された消臭剤層41が形成されるようにしている。この乾燥工程により、未乾燥の消臭液層上にコート剤が塗工されて所望のコート層42が形成されにくくなることや、後工程で濡れによるはり付きが生じたりすることが防止される。
このようにして消臭剤層41を形成した後には、この消臭剤層41上に、塗工機64によりコート剤を塗工して、コート層42を形成する。このコート層42の形成により、本実施形態に係るロールペーパー10は、消臭剤層41の露出部分が低減され、消臭剤と外気との接触機会を低下されて、消臭剤の消臭機能が急速に低下することが防止されるようになる。
また、消臭剤層41上にコート層42を形成するとことにより、長尺紙管30にカットされる前の筒状部分29の内面がマンドレルシャフト52と摺接する際に、消臭剤層41がマンドレルシャフト52と接し難くなり、その際の摩擦によって消臭剤41が剥がれ落ちることが防止される。さらに、マンドレルシャフトは、紙管原紙を単に巻き付けただけでは、その際の摩擦熱によってマンドレルシャフト上の温度が80〜100℃と高温になることがある。本実施形態では、マンドレルシャフト52に接する面にコート層42が存在しているので、摩擦熱自体の発生が抑制され、また摩擦熱による消臭剤層41の性能劣化も抑制される。このため長尺紙管30の形成速度を早めることができ、長尺紙管30の製造性を高めることができる。これにより、ロールペーパー10の生産効率を高めることができる。
本実施形態に係るコート層42は、図6に示すように消臭剤層41上に全面的に設ける態様のほか、図8に示すように消臭剤層41上にコート層を部分的に設けてもよい。なお、図8中(a)は、紙管原紙32に消臭剤層41とコート層42を設けたものの部分平面図であり、(b)は(a)のb-b断面図である。このようにコート層42を部分的に形成すると、特に、図9に示すように、マンドレルシャフト52との当該面の接触部分がより低減され、紙管内面とマンドレルシャフト52との摩擦をより低減することができる。
本実施形態に係るコート層を形成するコート剤は、上記「ロールペーパー」の欄で述べたものと同様であり、澱粉、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、パラフィン、酢酸ビニルの1種又は2種以上を混合して用いることができる。但し、酢酸ビニルにより形成されるコート層は、通気性が非常に低いものとなるので、消臭剤層上に全面に塗工するには適さず、部分的に形成する場合に用いるのが望ましい。これらのコート剤は、塗工性に優れ、塗工機によって効率よくコート層42を形成することができるとともに、表面の平滑性の高いコート層42を形成することができる。したがって、マンドレルシャフト52と筒状部分29の内面が摺接する際の摩擦熱が低減され、消臭剤の熱による劣化を低減することができる。加えて、長尺紙管30の製造性を高め、ロールペーパー10の生産効率を高めることができる。なお、これらのコート剤は、塗工に適するようにするために水や適宜の溶媒で粘度調整をすることができる。
本実施形態に係るコート剤の塗工に用いる塗工機64は、フレキソコーター、グラビアコーター、インクジェット印刷機、スプレー塗布装置等の既知の塗工機、印刷機のなかから、コート剤の性状に応じて適宜選択することができる。部分的なコート層を形成する場合には、塗工機64は、十分な量のコート剤を簡易にパターン塗工することができるフレキソコーター、グラビアコーターが適する。コート層42を部分的に形成する場合の付与パターンは、特に限定されない。図6に示すような線状に配する態様のほか、例えば、網点状、円状、ブロック状など適宜の形状・模様に形成することができる。コート層42を部分的に形成する場合の、コート剤の総付与面積及び単位付与面積は、消臭効果の維持期間、マンドレルシャフト52との摩擦の低減効果などにより適宜調整する
他方、コート剤を塗工するにあたっては、コート層42の厚みが1〜100μm、より好ましくは1〜20μmとなるようにするのが望ましい。コート層42の厚みが1μm未満であると均一なコート層を形成するのが難しく、消臭剤層41と外気との接触機会を十分に低減できないおそれがあり、100μmを超えてもコスト高となるだけである。また、厚みが1μm未満であると、特に部分的にコート層42を形成した場合、筒状部分29がマンドレルシャフト52上を移動し、筒状部分29の内面とが摺接する際に、シャフト52と紙管内面に形成した消臭剤層41とが接触して、消臭剤層41を傷めるおそれが高まる。
他方、図示の本実施形態では、消臭剤層41上にコート剤を塗工した後、好ましく、次段の工程として、ヒーター(乾燥機)65及びヒートロール66によりコート剤の乾燥を行なうようにしている。この乾燥工程により、後工程で濡れによるはり付きが生じたりすることが防止される。
このようにして、他方の紙管原紙32の一方面に多数の凹部40,40…、消臭剤層41、コート層42を形成した後には、その他方の紙管原紙32を一旦巻き取って原反ロール32Aとしてもよいし、そのままマンドレルシャフト52に巻き付けるようにしてもよい。すなわち、図7において、消臭剤層41とコート層42とを形成した紙管原紙を巻き取った原反ロール32A’を図4の原反ロール32Aとして用いるようにしてもよいし、図7のP工程を図4のP部分に組み込むようにしてもよい。後者の場合には、紙管原紙の掛け替えの手間がなく、高速に消臭剤層41及びコート層42が形成された長尺の紙管30を生産することが可能となる。
他方、本実施形態では、上記の長尺紙管30の製造と平行して又はその後において、ログ製造工程(図3中(B)にて、ログ70を製造する。なお、ログ70とは、業界においての一般用語であり、最終製品であるロールペーパー10の径と同径でありかつ幅が最終製品の複数個分ある中間製品である。
このログ70の製造は、連続的に又は段階的に、長尺紙管30と実質的に同幅のペーパーシート原紙71,71を、ロール71A,71Aから繰り出すとともに巻き付けてログ70を形成する。この巻き付けは、既知のワインダー装置X2が利用できる。なお、図示例は、二つのロール71A,71Aからペーパーシート原紙71,71を繰り出して、重ね合わせ部81にて2プライのペーパーシート原紙72とした後、ミシン目線形成装置82にてミシン目線の形成を行なった後、巻き取り装置83にて巻き取り2プライ構造となるようにしている。なお、図示の形態では、2つのロール71A、71Aからトイレットペーパー原紙71、71を繰り出し、積層構造とした2プライ構造のトイレットペーパー原紙72としているが、本発明に係るペーパーシート原紙は、この2プライに限定されず、1プライ若しくは3プライ以上であってもよい。さらには、複数プライ構造とする場合には、各原紙の米坪や物性等は同じである必要もない。また、予め積層されたシートを巻き取ったロールから積層シートを繰出して長尺紙管30に巻き付けてログ70を形成すようにしてもよい。
なお、図示の本実施形態では、ミシン目線形成装置82を設けてミシン目線を付与する形態を示しているが、本発明では必ずしもミシン目線形成装置及びミシン目線の付与は必須ではない。また、本実施形態において、図示はしないが、ミシン目線付与装置82の前段に既知のコンタクトエンボス付与装置を設けてコンタクトエンボスを付与してもよいし、重ね合わせ部81の前段で各ペーパーシート71,71にエンボスロールでエンボスを付与するようにしてもよいし、その付与したエンボスの凸部頭頂に接着剤を付与して係る接着剤でシート同士を積層一体化するようにしてもよい。
以上のように、ログ70を製造したならば、このログ70を既知のログアキュームレーターX3で複数本をストックしつつ後段のログカッター設備X4へと移動させる。そして、その後に図3中(C)に示すように、既知のログカッター91でログ70を製品幅に裁断し、個々のロールペーパー10,10…とする。このログの切断と同時に、長尺の紙管も裁断され、長尺の紙管も個々の紙管となるため、本実施形態により、上記「ロールペーパー」の欄で説明したロールペーパー10が製造される。
2…凹部、10…ロールペーパー、11…紙管、11A…紙管内面、12…ペーパーシート、L1…ロールペーパーの幅、L2…ロールペーパーの直径、L3…紙管内径、20…原紙層、21…消臭剤層、22…コート層、30…長尺の紙管、30A…長尺の紙管の内面、31,32…紙管原紙、31A,32A,32a…原反ロール、41…消臭剤層、42…コート層、51…糊付けロール、52…マンドレルシャフト、53…プーリー、54…平ベルト、58…カッター、61,64…塗工機、62,65…ヒーター、63,66…ヒーターロール、70…ログ、71…ペーパーシート原紙、71A…ロール、72…2プライのペーパーシート原紙、81…重ね合わせ部、82…ミシン目線形成装置、83…巻き取り手段、91…ログカッター、L4…消臭剤層の厚さ、L5…凹部の深さ、40…凹部、60…エンボス加工機、60A…エンボスロール、60B…受けロール。

Claims (5)

  1. 帯状のペーパーシートが紙管に巻かれているロールペーパーであって、
    前記紙管の内面は、紙管原紙からなる原紙層、原紙層上に形成された消臭剤層、消臭剤層上に形成されたコート層の層構造を有し、前記原紙層の表面に多数の凹部が形成され、前記消臭剤層がその凹部の深さを超える厚さを有している、ことを特徴とするロールペーパー。
  2. 消臭剤層上に弱通気性のコート層が全面に形成されている、請求項1記載のロールペーパー。
  3. 消臭剤層上に弱通気性もしくは非通気性であるコート層が部分的に形成されている、請求項1記載のロールペーパー。
  4. 複数の紙管原紙のうち紙管内面に位置する紙管原紙の紙管内面側となる面に多数の凹部を形成する工程と、
    その凹部を形成した面に消臭剤を塗工して前記凹部の深さを超える厚さの消臭剤層を形成する工程と、
    消臭剤層の上にコート剤を塗工してコート層を形成する工程と、
    複数の紙管原紙をマンドレルシャフトに螺旋状に巻いて連続的に筒状部分を形成し、その筒状に形成された部分をロールペーパーの複数倍幅以上の幅でカットして長尺の紙管を形成する紙管形成工程と、
    長尺の紙管にロールペーパーの複数倍幅以上の幅のロールペーパー原紙を巻いてログを形成する工程と、
    ログを切断して個々のロールペーパーにする工程と、
    を有することを特徴とする、ロールペーパーの製造方法。
  5. 原反ロールから紙管原紙を繰出して、消臭剤の塗工と、コート剤の塗工を行い、そのままマンドレルシャフトへの巻き付けを行なう、請求項4に記載のロールペーパーの製造方法。
JP2013070329A 2013-03-28 2013-03-28 ロールペーパー及びロールペーパーの製造方法 Active JP6176967B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013070329A JP6176967B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 ロールペーパー及びロールペーパーの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013070329A JP6176967B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 ロールペーパー及びロールペーパーの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014193212A true JP2014193212A (ja) 2014-10-09
JP6176967B2 JP6176967B2 (ja) 2017-08-09

Family

ID=51838981

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013070329A Active JP6176967B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 ロールペーパー及びロールペーパーの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6176967B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017047385A1 (ja) * 2015-09-14 2017-03-23 大王製紙株式会社 紙管及び当該紙管を使用したロール状シート
JP2018064664A (ja) * 2016-10-17 2018-04-26 日本製紙クレシア株式会社 トイレットロール
JP2020058860A (ja) * 2020-01-06 2020-04-16 日本製紙クレシア株式会社 衛生紙ロール
CN114059380A (zh) * 2020-08-06 2022-02-18 山东德泰纸业有限公司 一种除臭生活用纸及其制造方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413436U (ja) * 1977-06-24 1979-01-29
JPS5880506A (ja) * 1981-11-06 1983-05-14 Hitachi Zosen Corp 塗膜厚測定装置
JPS6428194U (ja) * 1987-08-10 1989-02-17
JP2005231752A (ja) * 2004-02-17 2005-09-02 Crecia Corp 付香紙管及び該紙管を使用したロール紙

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413436U (ja) * 1977-06-24 1979-01-29
JPS5880506A (ja) * 1981-11-06 1983-05-14 Hitachi Zosen Corp 塗膜厚測定装置
JPS6428194U (ja) * 1987-08-10 1989-02-17
JP2005231752A (ja) * 2004-02-17 2005-09-02 Crecia Corp 付香紙管及び該紙管を使用したロール紙

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017047385A1 (ja) * 2015-09-14 2017-03-23 大王製紙株式会社 紙管及び当該紙管を使用したロール状シート
US11248342B2 (en) 2015-09-14 2022-02-15 Daio Paper Corporation Paper tube and rolled sheet using the paper tube
JP2018064664A (ja) * 2016-10-17 2018-04-26 日本製紙クレシア株式会社 トイレットロール
JP7019886B2 (ja) 2016-10-17 2022-02-16 日本製紙クレシア株式会社 トイレットロール
JP2020058860A (ja) * 2020-01-06 2020-04-16 日本製紙クレシア株式会社 衛生紙ロール
CN114059380A (zh) * 2020-08-06 2022-02-18 山东德泰纸业有限公司 一种除臭生活用纸及其制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6176967B2 (ja) 2017-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5814318B2 (ja) トイレットペーパーの製造方法及びトイレットロールの製造方法
JP6176967B2 (ja) ロールペーパー及びロールペーパーの製造方法
JP6302202B2 (ja) 端面に薬液が付与されたトイレットロールの製造方法、端面に薬液が付与されたトイレットロールの製造装置
JP6383139B2 (ja) トイレットペーパーの製造方法及びトイレットロールの製造方法
JP6110707B2 (ja) 端面に薬液が塗布されたトイレットロールの製造方法、端面に薬液が塗布されたトイレットロールの製造装置
JP5840659B2 (ja) トイレットロールの製造方法
JP6170319B2 (ja) トイレットロール及びトイレットロールの製造方法
JP6437258B2 (ja) 紙管及び当該紙管を使用したロール状シート
JP5806060B2 (ja) トイレットロール
JP6213947B2 (ja) トイレットペーパーの製造方法、トイレットロールの製造方法及びトイレットロール
JP6218268B2 (ja) ロールペーパー及びロールペーパーの製造方法
JP6110709B2 (ja) トイレットロール
JP6462988B2 (ja) 芳香機能付き衛生薄葉紙及びその製造方法
JP6168594B2 (ja) トイレットロールの製造方法
JP3978192B2 (ja) 付香紙管及び該紙管を使用したロール紙
JP6116873B2 (ja) トイレットロールの製造方法
JP6188194B2 (ja) トイレットロールの製造方法及びトイレットロール
JP6363142B2 (ja) トイレットロール、及びトイレットロールを包装した製品
JP6401763B2 (ja) 紙管、ロール状シート、及び紙管の製造方法
JP6334473B2 (ja) トイレットロール
JP2020054825A (ja) ティシュペーパー製品の製造方法及びティシュペーパー製品
AU2004297148B2 (en) Method for changing the orientation of the plies within a multi-ply product
JP6479390B2 (ja) ティシュペーパー製品
JP2015186512A (ja) 衛生用紙およびその製造方法
JP6315363B2 (ja) トイレットロールの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160302

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170616

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6176967

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250