JP2015186512A - 衛生用紙およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】巻き芯に消臭剤や芳香剤を含浸させた従来のトイレットロールは、消臭機能が長続きせず、トイレットロールの使用終了時においては、その機能が極端に低下してしまう。【解決手段】接着剤15を介して複数枚のシート11,12を相互に重ね合わせた本発明による衛生用紙10は、接着剤15が消臭剤を含み、これによって衛生用紙10の使用開始時から使用終了に至るまで所望の消臭機能を継続的に発揮させることができる。また、この衛生用紙10を構成する複数枚のシート11,12のうちの少なくとも一方にエンボス部11a,12aを形成し、エンボス部12aの頂面に他方のシート11を接合するための接着剤15を塗布するようにしてもよい。【選択図】図2

Description

本発明は、相互に重ね合わされる複数枚のシートを接着剤によって接合した衛生用紙およびその製造方法に関する。
トイレットロールやキッチンペーパーなどの衛生用紙においては、水分の裏抜けを防止すると共に風合いの向上を目的として、複数枚、一般的には2枚の薄葉紙を重ね合わせて構成することが多い。この場合、2枚の薄葉紙の剥離を防止するため、重ね合わせた状態の2枚の薄葉紙に対して接合用のエンボス加工をその幅方向両側縁部に沿って連続して形成したり、あるいは糊を用いて2枚の薄葉紙を接合している。この糊を用いて2枚の薄葉紙を接合する技術は、例えば特許文献1などに記述されている。より具体的には、少なくとも一方の薄葉紙にエンボス加工を施し、このエンボス加工によって他方の薄葉紙との接合面側に突出する凸部の頂面に糊を塗布し、この糊を介して他方の薄葉紙を一方の薄葉紙に接合している。
一方、水解性のトイレットロールの巻き芯の部分に消臭剤を含浸させ、消臭機能を持たせたトイレットロールが特許文献2,3などで提案されている。
特開2009−178454号公報 特開2001−327430号公報 特開2013−60306号公報
巻き芯に消臭剤や芳香剤を含浸させた従来のトイレットロールは、消臭機能が長続きせず、トイレットロールの使用終了時においては、その機能が極端に低下してしまう欠点があり、さらなる改善が望まれる。
本発明の目的は、使用開始時のみならず、使用終了時であっても所望の機能を継続的に発揮させることができるトイレットロールおよびその製造方法を提供することにある。
本発明の第1の形態は、接着剤を介して複数枚のシートを相互に重ね合わせた衛生用紙であって、前記接着剤が消臭剤を含むことを特徴とするものである。
本発明による衛生用紙において、消臭剤はマスキング型消臭剤および吸着型消臭剤および化学反応型消臭剤の少なくとも1つを含むことが好ましいけれども、これらに限定されない。臭気と異なる香りによって臭気をごまかすマスキング型消臭剤としては、緑茶成分などを挙げることができる。臭気を物理的に吸着する吸着型消臭剤としては、シクロデキストリンなどを挙げることができる。臭気を化学反応によって臭気を発散しない化合物に変換する化学反応型消臭剤としては、ポリフェノールやタンニン酸あるいはフルボ酸などを挙げることができる。
本発明における接着剤としては、造膜性が良好なポリビニルアルコールおよびカルボキシメチルセルロースおよびメチルセルロースおよびアルギン酸ソーダーの少なくとも1つを含むことが好ましいが、これらに限定されない。しかしながら、造膜性の良好な上述の如き接着剤を採用することにより、消臭剤を衛生用紙の全域に亙って拡散させやすくなる。
複数枚のシートのうちの相互に隣接する2枚のシートの少なくとも一方にエンボス加工を施し、このエンボス加工により当該一方のシートに形成されて他方のシート側に突出する凸部の頂面に他方のシートを接合するための接着剤を塗布することも有効である。
衛生用紙の裏面側に露出するシートにエンボス加工を施し、このエンボス加工による凸部をシートの全域に所定間隔で形成するようにしてもよい。
シートが水解性を有するものであってよい。
本発明の第2の形態は、複数枚のシートのうちの相互に隣接する2枚のシートの少なくとも一方にエンボス加工を施し、このエンボス加工により当該一方のシートに形成されて他方のシート側に突出する凸部の頂面に他方のシートを接合するための接着剤を塗布した本発明の第1の形態による衛生用紙を製造するための方法であって、複数枚のシートを接合するための接着剤にあらかじめ消臭剤を含ませておくステップと、前記複数枚のシートのうちの相互に隣接する2枚のシートの少なくとも一方にエンボス加工を施すステップと、このエンボス加工を施すステップにより前記一方のシートに形成されて他方の前記シート側に突出する凸部の頂面に消臭剤を含ませた接着剤を塗布するステップと、接着剤が塗布された一方のシートに他方のシートを重ね合わせてこれらを接合するステップとを具えたことを特徴とするものである。
本発明によると、消臭剤を含む接着剤を介して複数枚のシートを相互に重ね合わせたので、衛生用紙の使用開始時から使用終了に至るまで所望の消臭機能を継続的に発揮させることができる。
特に、接着剤がポリビニルアルコールおよびカルボキシメチルセルロースおよびメチルセルロースおよびアルギン酸ソーダーの少なくとも1つを含む場合、接着剤の造膜性によって消臭剤を衛生用紙の全域に拡散させることができる。
複数枚のシートのうちの一方にエンボス加工を施し、このエンボス加工により形成される凸部の頂面に接着剤を塗布した場合、接着剤の使用に伴う衛生用紙の風合いの低下をエンボス加工によって抑制することができる。特に、衛生用紙の裏面側に露出するシートの全域に亙ってエンボス加工を施した場合には、衛生用紙の柔軟性を良好に維持することができる。
図1は、本発明による衛生用紙を2枚合わせのトイレットロールに応用した一実施形態の外観を表す立体投影図である。 図2は、図1に示したトイレットロールの構造を模式的に表す断面図である。 図3は、図1に示したトイレットロールの製造設備を模式的に表す概念図である。 図4は、図3に示した製造設備におけるエンボス加工部を抽出拡大した概念図である。 図5は、エンボス加工部における接着剤塗布部分をさらに抽出拡大した概念図である。
本発明による衛生用紙を2枚合わせ(ダブルタイプ)のトイレットロールに応用した実施形態について、図1〜図5を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、本発明はこのような実施形態に限らず、例えば非水解性のキッチンロールなど、複数枚のシートを重ね合わせた他の衛生用紙に対しても適用可能である。
本発明の対象となるトイレットロールの実施形態の外観を図1に示す。本実施形態におけるトイレットロール10は、表面ティシュ11と裏面ティシュ12とを重ね合わせた積層連続シート13を円筒状の巻き芯14に所定長巻回したものである。
表面ティシュ11には、裏面ティシュ12との重ね合わせ面側に突出する本発明における凸部としての多数の第1エンボス部11aが図1に示すような任意の所望の図柄を構成するように形成されている。同様に、裏面ティシュ12には、表面ティシュ11との重ね合わせ面側に突出するように多数の第2エンボス部12aが整列状態で所定間隔毎に形成されている。このように、第1エンボス部11aと第2エンボス部12aとを表面ティシュ11と裏面ティシュ12との重ね合わせ面側に突出させたことにより、表面ティシュ11および裏面ティシュ12の表面の手触りを良好に保つことができる。これら表面ティシュ11および裏面ティシュ12に形成される第1エンボス部11aおよび第2エンボス部12aのパターンは、必要に応じて図示以外の任意のパターンのものを採用することが可能である。
裏面ティシュ12の第2エンボス部12aの頂面には、消臭剤をあらかじめ所定の割合で添加した接着剤15が塗布され、これによって第2エンボス部12aの頂面に接する表面ティシュ11の第1エンボス部11aの頂面が接合される。積層連続シート13の断面構造を模式的に表す図2から明らかなように、第2エンボス部12aの頂面のすべてが表面ティシュ11の第1エンボス部11aの頂面に接するわけではない。しかしながら、第2エンボス部12aの頂面と第1エンボス部11aの頂面との接する部分が接着剤15を介して接合され、表面ティシュ11と裏面ティシュ12との剥離を阻止することが可能となる。この場合、積層連続シート13の単位面積に対し、第2エンボス部12aの頂面と第1エンボス部11aの頂面とが実際に接する面積を2〜3%程度に設定することにより、表面ティシュ11と裏面ティシュ12との剥離を阻止することが可能である。従って、図柄を第1エンボス部11aによって形成する場合、その頂面と裏面ティシュ12との接触面積が2〜3%程度となるように、第1エンボス部11aおよび第2エンボス部12aの大きさや間隔などを適切に設定しておくことが望ましい。
接着剤15が裏面ティシュ12の全面に塗布されていなくても、その造膜性によって接着剤15に含まれる消臭剤が裏面ティシュ12の第2エンボス部12aからその周囲の全域に拡散させることができる。しかも、裏面ティシュ12の第2エンボス部12aに接合される表面ティシュ11の第1エンボス部11aから表面ティシュ11側にも消臭剤が浸透し、さらに広い範囲に亙って消臭剤を拡散させることが可能となる。
接着剤15が裏面ティシュ12の全面に塗布されていなくても、その造膜性によって接着剤15に含まれる消臭剤が裏面ティシュ12の第2エンボス部12aからその周囲のみならず、これが接する表面ティシュ11の第1エンボス部11aから表面ティシュ11側にも浸透し、広い範囲に亙って消臭剤を拡散させることができる。
このようなトイレットロール10の製造設備を模式的に図3に示す。原反ティシュスタンド20には、原反表面ティシュロール11Rおよび原反裏面ティシュロール12Rが配されており、これら原反ティシュロール11R,12Rは、製品となるトイレットロール10の幅の数倍から二十数倍の幅を有する。原反表面ティシュロール11Rおよび原反裏面ティシュロール12Rから引き出された帯状をなす長尺ティシュ11L,12Lは、原反ティシュスタンド20に隣接して配されたエンボス加工部21に送出される。このエンボス加工部21の下流側には、さらに巻取部22および末端処理部23が順に配されている。エンボス加工部21は、原反ティシュロール11R,12Rにそれぞれエンボス加工を施す。同時に、原反ティシュロール12Rの第2エンボス部12aの頂面に接着剤15を塗布して第2原反ティシュロール12Rを一体的に接合し、これによって長尺積層連続シート13Lを得る。巻取部22は、エンボス加工部21から送り出される長尺積層連続シート13Lを所定長さ毎に切断して長尺の巻き芯に巻き取り、長尺トイレットロール10Lとする。本実施形態においては、この巻取部22における長尺積層連続シート13Lの切断に先立ち、その幅方向に横切る破断用ミシン目を長尺積層連続シート13Lの長手方向に沿って一定間隔毎に形成するようにしている。末端処理部23は、巻取部22から排出される長尺トイレットロール10Lの末端部をその表面に糊付けし、長尺トイレットロール10Lが巻きほぐれないようにする。なお、長尺トイレットロール10Lは、図示しない切断部に搬出され、所定幅に切断されて個々のトイレットロール10となる。切断後に残った長尺積層連続シート13Lの先端部は、巻取部22に配される新たな長尺の巻き芯に巻き付けられ、再び所定長の積層連続シート13Lがこの長尺の巻き芯に巻き取られるようになっている。
本実施形態におけるエンボス加工部21を抽出拡大して図4に示し、その主要部をさらに抽出拡大して図5に示す。すなわち、エンボス加工部21のフレーム30には、表面ティシュ用のエンボスロール31と、裏面ティシュ用のエンボスロール32とが上下に相隔てて配されている。表面ティシュ用の第1のエンボスロール31の外周面には、図1に示した第1エンボス部11aのエンボスパターン、すなわち図柄に対応した凹凸が形成されている。同様に、裏面ティシュ用エンボスロール32の外周面には、図1および図2に示した第2エンボス部12aのエンボスパターンに対応した凹凸が形成されている。
裏面ティシュ用のエンボスロール32の側方には、このエンボスロール32によって長尺ティシュ12Lに形成される第2エンボス部12aの頂面に接着剤15を塗布するための周知の接着剤塗布装置33が配されている。この接着剤塗布装置33は、あらかじめ消臭剤が所定の割合で均一に混入された接着剤15を貯溜するタンク33aと、このタンク33aに蓄えられた接着剤15を塗布するための塗布ロール33bとを有する。塗布ロール33bはエンボスロール32と同期回転し、所定膜厚の接着剤15が第2エンボス部12aの頂面に塗布されるようになっている。
表面ティシュ用のエンボスロール31の直上は、表面ティシュ用のバックアップロール34が移動可能に配され、裏面ティシュ用のエンボスロール32の直下には裏面ティシュ用のバックアップロール35が配されている。これらバックアップロール34,35の表面部分は、弾性変形可能な硬質合成ゴムなどの硬質なゴム状弾性体にて形成されているが、エンボスロール31,32の少なくとも凹凸部分は金属にて形成されている。バックアップロール34,35は、基端部が枢軸36,37を中心としてフレーム30に揺動可能に取り付けられたロールホルダー38,39に対してそれぞれ回転自在に取り付けられている。これらロールホルダー38,39の先端部は、一端がフレーム30にピン止めされた流体圧シリンダー40,41の他端部にそれぞれピン止めされている。
表面ティシュ用のバックアップロール34を支持するロールホルダー38に連結された流体圧シリンダー40は、表面ティシュ用のエンボスロール31に対する表面ティシュ用のバックアップロール34の押し付け圧を一定に保持するためのものである。同様に、裏面ティシュ用のバックアップロール35を支持するロールホルダー39に連結された流体圧シリンダー41は、裏面ティシュ用のエンボスロール32に対する裏面ティシュ用のバックアップロール35の押し付け圧を一定に保持するためのものである。
接合ロール42の上方には、エンボス加工部21から巻取部22に引き出される長尺積層連続シート13Lの弛みを取るための張力調整ロール43が配されている。この張力調整ロール43を回転自在に支持する弛み取りアーム44の基端部は、枢軸45を介してフレーム30に回転自在に取り付けられている。
上述したロール31,32,33b,34,35,42,43および枢軸36,37,45の回転軸線は、相互に平行に設定されている。エンボスロール31,32および塗布ロール33b,接合ロール42には、これらを同期駆動回転させるための図示しないロール駆動手段が連結されている。残りのバックアップロール34,35などは原反ティシュロール11R,12Rの搬送に伴う摩擦力によって従動回転するようになっている。
従って、原反表面ティシュロール11Rおよび原反裏面ティシュロール12Rから引き出された帯状をなす長尺ティシュ11L,12Lは、エンボス加工部21にてエンボス加工が施され、それぞれ第1および第2エンボス部11a,12aが形成される。これにより、長尺ティシュ11L,12Lに張りとしなやかさとが与えられる。これと同時に、第2エンボス部12aの頂面に接着剤15が塗布され、接合ロール42を通過する間に接着剤15によって長尺ティシュ11L,12Lが積層状態となって一体的に接合される。
上述した実施形態では、裏面ティシュ12の第2のエンボス部12aの頂面に消臭剤をあらかじめ所定の割合で添加した接着剤15を塗布したが、代わりに表面ティシュ11の第1エンボス部11aの頂面にのみ、この接着剤15を塗布するようにしてもよい。あるいは、表面ティシュ11および裏面ティシュ12の両方に接着剤15をそれぞれ塗布することも可能である。また、本実施形態では表面ティシュ11および裏面ティシュ12の両方共にエンボス加工を施しているが、このようなエンボス加工を施さないトイレットロール10であっても本発明を適用させることができる。この場合、表面ティシュ11および裏面ティシュ12の少なくとも一方の重ね合わせ面の全面に接着剤15を塗布する必要はなく、所定のパターンにて接着剤15を塗布することも可能である。また、上述した実施形態では2枚合わせのトイレットロール10について説明したが、シートを3枚以上重ね合わせた衛生用紙に本発明を適用させることも可能であることは言うまでもない。
なお、本発明はその請求の範囲に記載された事項のみから解釈されるべきものであり、上述した実施形態においても、本発明の概念に包含されるあらゆる変更や修正が記載した事項以外に可能である。つまり、上述した実施形態におけるすべての事項は、本発明を限定するためのものではなく、本発明とは直接的に関係のないあらゆる構成を含め、その用途や目的などに応じて任意に変更し得るものである。
10 トイレットロール
11 表面ティシュ
11a 第1エンボス部
12 裏面ティシュ
12a 第2エンボス部
14 巻き芯
15 接着剤
31,32 エンボスロール
33 接着剤塗布装置
34,35 バックアップロール
42 接合ロール

Claims (7)

  1. 接着剤を介して複数枚のシートを相互に重ね合わせた衛生用紙であって、前記接着剤が消臭剤を含むことを特徴とする衛生用紙。
  2. 前記消臭剤がマスキング型消臭剤および吸着型消臭剤および化学反応型消臭剤の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の衛生用紙。
  3. 前記接着剤がポリビニルアルコールおよびカルボキシメチルセルロースおよびメチルセルロースおよびアルギン酸ソーダーの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の衛生用紙。
  4. 前記複数枚のシートのうちの相互に隣接する2枚のシートの少なくとも一方にエンボス加工が施され、このエンボス加工により当該一方のシートに形成されて他方の前記シート側に突出する凸部の頂面に前記他方のシートを接合するための接着剤が塗布されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の衛生用紙。
  5. 衛生用紙の裏面側に露出するシートにエンボス加工が施され、このエンボス加工による凸部がシートの全域に所定間隔で形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の衛生用紙。
  6. 前記シートが水解性を有することを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の衛生用紙。
  7. 請求項4および請求項4に従属する請求項5および請求項6の何れかに記載の衛生用紙を製造するための方法であって、
    複数枚のシートを接合するための接着剤にあらかじめ消臭剤を含ませておくステップと、
    前記複数枚のシートのうちの相互に隣接する2枚のシートの少なくとも一方にエンボス加工を施すステップと、
    このエンボス加工を施すステップにより前記一方のシートに形成されて他方の前記シート側に突出する凸部の頂面に消臭剤を含ませた接着剤を塗布するステップと、
    接着剤が塗布された一方のシートに他方のシートを重ね合わせてこれらを接合するステップと
    を具えたことを特徴とする衛生用紙の製造方法。
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