JP6077796B2 - キッチンペーパーロールの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、キッチンペーパーロールの製造方法に関し、特に帯状のキッチンペーパー原反を筒状に所定長さ巻き取ったロールの巻き終わり部分の自由端であるテールを巻き取り部分の外面に接着するテールシール工程を有するキッチンペーパーロールの製造方法に関する。
キッチンペーパー、ペーパータオルやトイレットペーパー等のクレープ紙をロール状に巻き取ったペーパーロールを製造するにあたっては、巻き終わり部分から意図せずに巻きほどけないように、その巻き終わり部分が巻き取り部分に接着されている。この接着はペーパーロールを製造する過程のテールシール工程で行なわれる。
他方で、ペーパーロールにされる種々のクレープ紙の中でも、上記キッチンペーパーは、煮物の落とし蓋、鮮魚等のドリップ吸収材、水きり、台所周りの拭き掃除などの用途が想定され、とりわけしっかりとしていて吸水性(水分の吸収量、水分の吸収速度)に優れることが求められる。
このためキッチンペーパーは、トイレットペーパー等と比較して、米坪が高く紙厚が厚い。そして、NBKP(針葉樹クラフトパルプ)の配合割合が多いという特徴がある。
さらに、キッチンペーパーでは、エンボスを付与した二枚以上のシートを積層して2プライとした構造を採用して、シート間に空隙を形成することで、吸水性を高めることもよく行なわれる。原料パルプにおけるNBKPの配合割合を多くすると、エンボスがしっかりと付与されるという効果があり、このこともNBKPの配合割合を高める理由の一つである。
このようにキッチンペーパーは、高米坪、厚い紙厚で吸水性に優れ、また剛性が高く、さらにエンボスが付与されることがあるという特有の構成があるが、このようなキッチンペーパー特有の構成は、上記製造時のテールシール工程での接着を困難にする。
すなわち、テールシール工程は、自由端部であるテールに接着糊を付与させた後に、その接着糊付与部分をロール状に巻かれた部分に当接するようにして行なわれる。
しかし、キッチンペーパーは、坪量が高く紙厚も厚く、吸水性に優れるため接着糊をテール部に付与した際に紙に吸収されてしまうことがあり、テールとロール状の巻き取り部分とが確実に接着されないことがあった。これを改善すべく接着糊の付与量を増加させるとテールシール部分が硬くなったり、過度に接着された状態となって使用時にテールシール部分を剥離しがたい等の問題が生ずることがある。
また、キッチンペーパーは、上記のとおり紙の剛性が高いためテールが巻き取り部分に付着した状態で維持されずに離間してしまい十分に接着するまでテールとロール状の巻き取り部分との当接状態を維持することが難しい。
このためキッチンペーパーでは、水分等の吸水性が求められその向上には坪量や紙厚を増加させることが有効な一手段であるところ、上記のテールシールの問題があるがゆえに、坪量や紙厚の増加による水分等の吸収性を向上させることが困難であった。
特開2005−261736 特開2011−206369
そこで、本発明の主たる課題は、キッチンペーパーロールのテールシールにおける接着不良を防止して、キッチンペーパーロールの製造時の歩留まりを向上し、さらに副次的にキッチンペーパーロールに用いうるキッチンペーパーの吸水性を向上させることにある。
上記課題を解決した本発明及び作用効果は次記のとおりである。
<請求項1記載の発明>
2プライのキッチンペーパーをロール状に巻いたキッチンペーパーロールの製造方法であって、
帯状の2プライのキッチンペーパー原反をロール状に巻きとり、その巻き終わり部分であるテールをロール状にされた巻き取り部分に接着するテールシールを行う際に、前記テールをロール状とされた巻き取り部分に接着するための接着糊として、
セルロース系、澱粉系、アクリル樹脂系又はこれらを混合したものであって、30℃における粘度が5〜200mPa・sである水溶性接着剤に対して、30℃における粘度が10000〜20000mPa・sのポリビニルアルコール系水溶性接着剤を混合した第1接着剤と、
ポリエチレンオキシド系、ポリエチレングリコール系又はこれらを混合した水溶性の接着剤であって、30℃における粘度が2000〜3000mPa・sである第2接着剤と、
を用いることを特徴とするキッチンペーパーロールの製造方法。
<請求項2記載の発明>
前記水溶性接着剤として固形分率が0.5〜12重量%のものを用い、
前記ポリビニルアルコール系水溶性接着剤として固形分率が0.5〜20重量%のものを用い、
前記第2接着剤として固形分率が11〜17重量%のものを用いる、
請求項1記載のキッチンペーパーロールの製造方法。
<請求項3記載の発明>
前記第1接着剤と第2接着剤とを混合した粘度350〜1200mPa・sの接着糊をテールの幅方向に沿って付与した後に、その接着糊が付与されたテールを巻き取り部分に当接させる、請求項1又は2記載のキッチンペーパーロールの製造方法。
<請求項4記載の発明>
テールの先端側に幅方向に沿って第2接着剤を付与し、
それよりも0〜30mm間隔を空けた巻き取り開始側に幅方向に沿って第1接着剤を付与し、
その後に、前記テールの各接着剤付与部分を巻き取り部分に当接させる、
請求項1又は2記載のキッチンペーパーロールの製造方法。
<請求項5記載の発明>
前記キッチンペーパーが、1プライ当たりの坪量30〜55g/m2であり、2プライのものを5組重ねた際の厚さが4.0〜5.0mmである請求項1〜4の何れか1項に記載のキッチンペーパーロールの製造方法。
(作用効果)
本発明は、2プライのキッチンペーパーをロール状に巻いたキッチンペーパーロールを製造するにあたって行なうわれるテールシール工程を行なう際に用いる接着糊として、セルロース系接着剤、澱粉系接着剤、アクリル樹脂系接着剤又はこれらを混合した接着剤、であって30℃における粘度が5〜200mPa・sである水溶性接着剤に対して、30℃における粘度が10000〜20000mPa・sのポリビニルアルコール系水溶性接着剤を混合した第1接着剤と、ポリエチレンオキシド系接着剤、ポリエチレングリコール系接着剤又はこれらを混合した水溶性の接着剤、であって30℃における粘度が2000〜3000mPa・sである第2接着剤と、を用いる。
本発明に係る第1接着剤は、所定粘度のセルロース系接着剤、澱粉系接着剤、アクリル樹脂系接着剤又はこれらを混合した接着剤に対して、所定粘度のポリビニルアルコール系水溶性接着剤の配合したものであり乾燥後の接着力が高い。この乾燥後の接着強度が高いため、乾燥後に意図せずテールが剥離することが防止される。しかし、第1接着剤を構成する各接着剤は、粘性が低いため付与直後にテールと巻き取り部分との当接状態を維持することが難しい。
そこで、本発明は、その乾燥時接着強度の高い第1接着剤とともに、湿潤時の接着強度が高い上記第2接着剤を用いる。
この第2接着剤は、乾燥後の接着強度は、第1接着剤よりも低いため乾燥後における意図しない剥離を防止することは難しい。しかし、粘性が高く、特に乾燥前のウェット接着強度が高い。
すなわち、本発明のキッチペーパーロールの製造方法は、第2接着剤によってテールを巻き取り部分に当接させた状態が維持され、その間に両接着剤が効果的に乾燥して乾燥時接着力が発揮される。そして特に第1接着剤の接着力が発揮されるようになることでテールが巻き取り部分に接着して意図しないテールの巻き剥がれが防止されるようになる。
ここで、本発明における第2接着剤は、単に高い粘性による付与直後のシートを巻き取り部分に押さえるだけの作用ではなく、第2接着剤自身も徐々に乾燥することで乾燥時の接着力も発揮する。
本発明は、単に湿潤時接着力が低く乾燥時接着力の高い接着剤と、湿潤時接着力が高く乾燥時接着力の低い接着剤とを併用しただけではなく、所定の接着剤の組み合わせとすることで、湿潤時の初期接着力と乾燥時の後期接着力とその間の乾燥にともなう両接着剤の接着力の増加がキッチンペーパーロールの製造において適切になされ、それら接着剤の相互作用によって、接着糊を付与したテールと巻き取り部分とを当接させた直後から乾燥するに至るまでその当接状態が維持され、しかも接着糊が乾燥して接着された後には、適度な接着力となって、意図しないテールの剥がれが防止されつつ、使用開始時にテールを剥離する際には簡易にテール部分のみが剥がれるキッチンペーパーロールが製造される。
ここで、接着糊は、特に第1接着剤に係る水溶性接着剤として固形分率が0.5〜12重量%のものを用い、ポリビニルアルコール系水溶性接着剤として固形分率が0.5〜20重量%のものを用い、第2接着剤として固形分率が11〜17重量%のものを用いるのが望ましい。これらの組み合わせとすることで、本発明の効果がより高まる。
さらに、テールに接着糊を付与するにあたっては、第1接着剤と第2接着剤とを混合した粘度350〜1200mPa・sの接着糊をテールの幅方向に沿って付与した後に、その接着糊が付与されたテールを巻き取り部分に当接させるようにするのが望ましい。
一度に第1接着剤と第2接着剤とを付与できるとともに、それらの作用を十分に得ることができる。
他方、テールに対して第1接着剤と第2接着剤とを別途に付与してもよい。その場合には、テールの先端側に幅方向に沿って第2接着剤を付与し、それよりも0〜30mm間隔を空けた巻き取り開始側に幅方向に沿って第1接着剤を付与し、その後に前記テールの各接着剤付与部分を巻き取り部分に当接させるようにすれば、本発明の効果を得ることができる。
ここで、本発明は、特に接着糊付与直後の湿潤時接着力が改善されるためキッチンペーパーをこれまで以上に高坪量かつ厚紙厚として水分の吸収性に優れるものとすることができる。
具体的には、キッチンペーパーを、1プライ当たりの坪量30〜55g/m2であり、2プライで5組重ねた厚さが4.0〜5.0mmのものとすることができる。
かかるキッチンペーパーとしても本発明の製造方法によれば接着糊をテールに付与した後に乾燥するまでの間に吸収されて接着不良が発生することが防止される。また、キッチンペーパーに必要とされる剛性が上記米坪、紙厚とすることで高まることがあっても十分に対応できる。
以上のとおり本発明によればキッチンペーパーを製造する際のテールシールの接着不良が防止され、キッチンペーパーロールの製造時の歩留まりが向上し、さらに副次的にキッチンペーパーロールに用いうるキッチンペーパーの吸水性を向上させることができる。
本発明に係るキッチンペーパーロールの斜視図である。 本発明に係るキッチンペーパーに好適なエンボス例を示す平面図である。 本発明に係るキッチンペーパーロールの製造方法例を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る紙管製造例を説明するための図である。 本発明に係るテールシール工程の態様を説明するための斜視図である。 本発明に係る他のテールシール工程の態様を説明するための斜視図である。
次に、本発明のキッチンペーパーの実施の形態を図1〜6を参照しながら説明する。
本実施形態に係るキッチンペーパーロール1は、帯状の2枚のクレープ紙が積層されてなる2プライのキッチンペーパー10が、短手方向の紙幅と実質的に同幅の紙管11に巻かれたロール形態をなす。
本発明に係るキッチンペーパーロール1は、その巻き終わり部分が巻き取り部分に接着糊により接着されており、これにより使用開始前に意図せず巻き終わり部分が自由となって巻きほどけないようになっている(接着部分を符号10sで示す)。
なお、キッチンペーパーロール1の寸法等は、必ずしも限定はされないが、好適には、紙管径L1が30〜50mm、外径L2が90〜130mm、幅L3が100〜250mm程度であり、キッチンペーパーの巻長さが8.8〜30mである。
また、本形態に係るキッチンペーパー10は、好ましい例として、シート長手方向の所定間隔おきにキッチンペーパーシート幅方向に亘るミシン目線が設けられており、適宜の大きさに裁断し易くなっている。この所定間隔は、48〜250mm程度である。
本実施形態のキッチンペーパーロール10を製造するには、抄紙機にて既知の技術により抄造した各プライに係るクレープ紙を巻き取った原反ロールから、クレープ紙を適宜の速度で繰り出して流れ方向に積層して2プライのキッチンペーパー原反を製造し、適宜巻き取る。
上記クレープ紙は、原料パルプに湿潤紙力剤や乾燥紙力剤などの薬剤を加えて調整した抄紙原料を、クレープ紙抄造技術により抄造した既知のクレープ紙を用いることができる。
原料パルプは特に限定されないが、キッチンペーパーが食材に触れる用途に用いられることから、特にバージンパルプのみをパルプ原料とするのがよく、その場合、特にNBKP(針葉樹クラフトパルプ)とLBKP(広葉樹クラフトパルプ)とを配合したものがよい。その配合割合(JIS P 8120)は、NBKP:LBKP=60〜90:40〜10がよい。NBKPが多いほうが、エンボスがしっかりと付与されやすくなる、吸液性の向上効果が発現しやすいという利点がある。
ここで2プライのキッチンペーパーでは、各クレープ紙にエンボスを付与し、そのエンボス凸部に接着剤を付与して、そのエンボス凸部同士を対面させて接着したラミネート形態が採られることがある。
エンボスの付与は2プライとする積層一体化と同時に行なう既知の方法により行なうことができる。例えば、各クレープ紙に対してスチールラバー式のエンボス付与装置等によりエンボスを付与した後にそれらを積層一体化すればよい。
このようなエンボスを付与して接着したラミネート構造のキッチンペーパーは、接着剤による剛性の向上とエンボスによる表面の凹凸による、拭き取り性や吸水性の増加という効果があり、キッチンペーパーとしては望ましいもののテールシールの問題は発生しやすくなる。
本発明ではテールシール不良の問題が改善されるため、キッチンペーパーとして好ましいエンボス付与形態をとることができる。したがって、エンボスを付与する場合には、本発明ではキッチンペーパーの吸水性や表面の凹凸に起因するテールシール不良が改善されることから、吸収性に優れるエンボスを付与するのが望ましい。
特に下記構造のエンボスは坪量30〜55g/m2、かつ2プライのものを5組重ねた際の紙厚が4.0〜5.0mmとなるような高坪量、厚い紙厚である場合に、優れた吸水性が発揮されるが、かかる高坪量、厚い紙厚と組み合わせると、従来のテールシールでは接着が極めて困難であったものであるが、本発明によればテールシール不良が改善されるためかかる坪量、紙厚としてさらに下記構造のエンボスを付与することとするのがよい。
そのエンボスの構造は、図2に示すように、頂部12aが平坦であり、特に頂部12aの面積が0.5〜40.0mm2、より好適には0.75〜4.0mm2、最も望ましくは1.0〜2.0mm2である。また、エンボスの深さは、0.2〜2.0mmである。単位面積あたりのエンボス12の個数(エンボス密度)が10〜50個/cm2である。
そして、エンボスパターンが、エンボス12,12…が規則的に多数形成されたエンボスセクションX,X…と、このエンボスセクションX,X…間にエンボスが形成されていない、直線状に交差する格子状の抜き柄セクションYが形成されたエンボスパターンである。
なお、抜き柄セクションYにおいては各層は接着されない。このエンボスセクションXと抜き柄セクションYを設けたエンボスパターンは、エンボスセクションXでZ方向(深さ方向、紙層方向でもある)に水分が拡散しやすく、抜き柄セクションYで平面方向へ水分が拡散しやすくなり、Z方向と平面方向とにおける水分の拡散性のバランスがよく、液保持性や吸液量、液保持量に加え吸液速度にも優れたものとなる。
なお、抜き柄セクションYは、格子状である限り、正四角形の格子であるほか、長方形の格子や斜め格子形状であってもよい。格子の一辺の長さは1.731〜50.0mm、好適には15.0〜50.0mmで、幅が0.824〜20.0mm、好適には1.2〜5.0mmが望ましい。この格子長さが過度に短いと、エンボスセクションXによる十分な吸液性向上が得られない。反対に、格子長さが過度に長いと、抜柄セクションYによる平面方向への拡散が十分得られない。また、格子幅が過度に短いと、抜柄の空間が小さく拡散前に抜き空間が液体により飽和してしまうため、吸液速度が得られない。反対に、格子幅が過度に長いと、抜柄部で各層が貼りつくことで抜柄の空間が維持されず、液体の拡散が十分に発現しない。
なお、抜き柄セクションYの面積はエンボスセクションXの面積の10.0〜50.0%、特に20.0〜30.0%が望ましい。
上記のとおりエンボスを付与するなどして製造されたキッチンペーパー原反は、図3に示すワインダー100に移送してログ1Rを製造する。なお、ログ1Rとは、業界においての一般用語であり、キッチンペーパーロールの径と同径でありかつ幅がキッチンペーパーロールの複数倍幅またはそれ以上である中間製品である。これを後述するログカッター或いはログソーと称されるカッター手段により、キッチンペーパーロールの製品幅となるように裁断する。
図3には、ログ製造に用いる長尺の紙管11Lを製造する工程(A)、ログ製造工程(B)、裁断工程(C)を示す。(B)に示される部分がワインダーにおけるログ製造工程である。ここでは、長尺紙管11Lの製造工程(A)も合わせて説明する。
長尺の紙管11Lを製造する工程(図3中(A))は、図4にも示すように、二枚の帯状の紙管用原紙(板紙)15,15を原反ロール15A,15Aからそれぞれ繰り出しつつ、所定位置に糊付けロール16により糊を付与し、当該糊付けされた部分を重ねつつコアワインダー17によりシャフト18に螺旋状に巻付け、ワインダー或いはキッチペーパー原反の幅に合わせて所定長さにスリッター19にて切り揃えることで、円筒の長尺の紙管11Lを形成する。なお、各紙管用原紙15,15は、各々違う原反を使用してもよく、例えば、一方に印刷を施したり、各々の米坪を変えたりしてもよい。本発明においても、必ずしも紙管原紙15,15は、同様のものである必要はない。なお、紙管の直径は30〜50mmである。
次いで、この長尺紙管11Lの製造と平行して又はその後において、ワインダー100にてログ1Rを製造する。
本実施形態におけるログ1Rの製造は、ワインダー100の原反ロール支持部にセットしたキッチンペーパー原反を巻き取ったロールR,Rから連続的にキッチンペーパー原反S1,S1を繰り出し、エンボス工程などを適宜経るなどして流れ方向に二枚重ねに積層してキッチンペーパー原反S2としたのち、ミシン目線付与手段70によって流れ方向に所定間隔でキッチンペーパー原反S2の幅方向に沿ってミシン目線を形成し、その後に再巻き取り手段75でキッチンペーパーロールの巻き径(製品径)となるように長尺紙管11Lに巻き付けてログ1Rを製造する。
ワインダー100におけるミシン目線付与手段70は、周面に軸心方向に沿って多数の刃が配設された刃列を有する所謂パーフォレーションロール71とこのロールと対をなす受けロール72とで構成されており、パーフォレーションロール71と受けロール72との間にキッチンペーパー原反を通す際に、パーフォレーションロール71の鋸刃がキッチンペーパー原反S2に接触してミシン目線を付与する。
他方、ワインダー100は、前記長尺の紙管製造工程(図3中(A))で製造した長尺の紙管11Lが挿入されるシャフト及びシャフトを回転させる駆動装置及び糊付け装置を有しており、ログ製造1Rにあたっては、まず、長尺の紙管11L内にシャフトが挿入され、シャフトが挿入された紙管外面に適宜ピックアップ糊が付与される。
その後にキッチンペーパー原反S2の先端縁が前記ピックアップ糊を介して長尺紙管11Lに接着され、その後にシャフトが回転駆動されて、長尺紙管11Lにキッチンペーパー原反S2が巻き掛けられる。
そして、長尺紙管11Lに対してキッチンペーパーロール1に対応する所定長さのキッチンペーパー原反S2が巻き掛けられキッチンペーパーロール1に対応する巻き径(直径)かつキッチンペーパーロールの幅の複数倍幅以上のロールが形成された後、シャフトの回転駆動を停止し、後続のキッチンペーパー原反S2との間を切断する。
その後続のキッチンペーパー原反との切り離しによって自由端となる部分(テールとも称される)を接着糊によって巻きとり部分の外面に接着する。(図5及び図6にテール接着前のログの前駆体を示す)
接着糊の付与は、既知のテールシーラー機構により図5に示すようにキッチンペーパー原反S2の幅方向にわたって連続線状或いは点線状に付与する。その際の線幅は限定されないが5〜50mm程度である。付与量は既知のテールシールを行なう際の同程度でよく、具体的には40〜4,500g/m2程度である。
ここで、本発明は特徴的に、そのテール20をロール状にされた巻き取り部分30に接着するテールシールを行う際に用いる接着糊40として、セルロース系、澱粉系、アクリル樹脂系又はこれらを混合したものであって、30℃における粘度が5〜200mPa・sである水溶性接着剤に対して、30℃における粘度が10000〜20000mPa・sのポリビニルアルコール系水溶性接着剤を混合した第1接着剤と、ポリエチレンオキシド系、ポリエチレングリコール系又はこれらを混合した水溶性の接着剤であって、30℃における粘度が2000〜3000mPa・sである第2接着剤と、を用いる。
水溶性接着剤のより好ましい粘度は、30℃で10〜30mPa・s、ポリビニルアルコール系水溶性接着剤のより好ましい粘度は、30℃で13000〜17000mPa・s、第1接着剤のより好ましい粘度は、30℃で10〜150mPa・sである。また、第2接着剤のより好ましい粘度は、30℃で2500〜2800mPa・sである。これらの範囲とすると効果がより確実である。
本発明においては各接着剤の粘度調整、固形分調整のために適宜、水を用いて調整することができる。
水溶性接着剤とポリビニルアルコール系水溶性接着剤とを混合して第1接着剤とするにあたっては、本発明に係る粘度範囲のポリビニルアルコール系水溶性接着剤を水にて、体積比でポリビニルアルコール:水=1:4〜3:4で希釈して、粘度を30℃で50〜400mPa・sに調整したのち、その希釈済みのポリビニルアコール系水溶性接着剤と水溶性接着剤とを、体積比で希釈済みポリビニルアルコール系水溶性接着剤:水溶性接着剤=1:3〜5:3で混合すればよい。
なお、本発明における粘度は、JIS Z 8803の液体の粘度測定方法(単一円筒型回転粘度系による粘度測定方法)により測定する。
他方、本発明は、特に好ましくは、第1接着剤に係る水溶性接着剤がセルロース系、澱粉系、第2接着剤がポリエチレンオキシド系、ポリエチレングリコール系であり、特に第1接着剤に係る水溶性接着剤がセルロース系、第2接着剤がポリエチレンオキシド系の組み合わせとするのがよい。この組み合わせとするのがよい効果がより確実となる。
ここで、セルロース系の水溶性接着剤としては、カルボキシルメチルセルロールが例示でき、澱粉系の水溶性接着剤としては、芋類澱粉糊、コーン類澱粉糊、変性澱粉糊が例示できる。
また、ポリエチレンオキシド系、ポリエチレングリコール系の接着剤としては、分子量50000以上のものが好適である。
また、第1接着剤は、固形分率が0.5〜12重量%のものとするのが望ましい。より好ましくは、1.0〜8.0重量%である。上記粘度とすることが容易となり、乾燥時の接着性が特に良好に発現する。
第2接着剤は、固形分率が11〜17重量%のものとするのが望ましい。より好ましくは、5.0〜15.0重量%である。上記粘度とすることが用意となり、付与直後の湿潤時の接着性が特に良好に発現する。
本発明においては、第1接着剤と第2接着剤とは、図5に示すように混合して一液の接着糊40として使用することができる。この場合には、混合後の粘度が350〜1200mPa・sとするのが望ましい。付与性が良好であり、各接着剤の効果が十分に発揮される。第1接着剤と第2接着剤の混合比率は、必ずしも限定されないが好適には第1接着剤:第2接着剤が体積比で3:7〜9:1である。
このように混合して一液の接着糊として用いる場合には、テール先端から10〜40mmの範囲に付与するのがよい。
他方、第1接着剤と第2接着剤とは、図6示すように混合せずに別々にテールに付与してもよい。この場合には、テール20の先端20Tから10〜40mmの範囲に幅方向に沿って第2接着剤42を付与し、それよりも0〜30mm間隔を空けた巻き取り開始側に幅方向に沿って第1接着剤41を付与する。第1接着剤41と第2接着剤42とは同時に付与してもよいし、別々に付与してもよい。
以上のテールシールを行ないワインダー100にてログ1Rを製造した後には、これをログアキュームレーター101に連続的或いは間欠的に移送する。
ログアキュームレーター101は、ログ1Rを高さ方向、横方向に移動させつつ複数本ストックしつつ後段のログカッター102に移送する既知の装置である。この保管及び移動の過程で徐々に接着糊が乾燥してテールが巻き取り部分に接着される。
ログアキュームレーター101から順次ログカッター102に移送されたログ1Rは、必要に応じて幅方向両端部をトリム除去するとともに、キッチンペーパーロール1の幅毎に裁断されて個々のキッチンペーパーロール1となる。
ログカッター102は、ログ1R周面に接するように複数間隔を開けて配された回転する丸刃76を有し、かかる丸刃によってログ1Rをキッチンペーパーロール1の幅に裁断する。
かくして、紙管11にキッチンペーパーが巻かれた個々のキッチンペーパーロール1が製造される。
なお、上記実施形態の製造例は、中間体であるログを裁断して最終的にキッチンペーパーロールとするものであるが、本発明の製造方法としては、例えば、予めキッチンペーパー原反S1をキッチンペーパーロールの製品幅或いはややそれよりも幅広として、中間体であるログを経ることなくキッチンペーパーロールを製造してもよい。その場合におけるテールシール工程は、上記ログを製造する場合と同様である。
ここで、本発明に係るキッチンペーパーは、JIS P 8124における、1プライ当たりの坪量30〜55g/m2とすることができる。この範囲内であれば、好適に坪量を従来製品より多くして、キッチンペーパーの吸収性を高めることができる。
また、2プライで5組重ねでの紙厚を、4.0〜5.0mmとすることができる。この範囲内であれば、好適に紙厚を従来製品より多くして、キッチンペーパーの吸収性を高めることができる。
なお、紙厚の測定方法としては、JIS P 8111の条件下で、ダイヤルシックネスゲージ(厚み測定器)例えば「PEACOCK 測定面30mmφ G型」(尾崎製作所製)を用いて測定する。具体的には、プランジャーと測定台の間にゴミ、チリ等がないことを確認してプランジャーを測定台の上におろし、前記ダイヤルシックネスゲージのメモリを移動させてゼロ点を合わせ、次いで、プランジャーを上げて試料を試験台の上におき、プランジャーをゆっくりと下ろしそのときのゲージを読み取る。このとき、プランジャーをのせるだけとする。なお、厚さは測定を10回行って得られる平均値とする。
次いで、本発明の実施例及び比較例を作成し、テールシール不良について試験した。各例に係るキッチンペーパーの2プライであり、1プライでの坪量は40g/m2、5組重ねでの紙厚は4.3mmのものを用いた。ワインダーの速度は200m/分とした。
実施例における接着糊は、第1接着剤と第2接着剤とを混合したものとした。また、粘度調整用には水を用いた。
第1接着剤は、カルボキシメチルセルロースを主とするセルロース系の水溶性接着剤(積水化学工業株式会社:JW5620)と、ポリビニルアルコールを主材とするポリビニルアルコール系水溶性接着剤(積水化学工業株式会社:JW5609)を用い、粘度18mPa・s(30℃)に調整したものを使用した。なお、上記水溶性接着剤の固形分率は1.4重量%であった。また、ポリビニルアルコール系水溶性接着剤の固形分率は8.3重量%であった。
第2接着剤は、ポリエチレンオキシドを主とするポリエチレンオキシド系の水溶性接着剤(積水化学工業株式会社製JW8371EN)を粘度2698mPa・s(30℃)に調整したものを使用した。なお、この第2接着剤の固形分率は13.5重量%であった。
従来接着剤は、既知のテールシール糊として使用される接着剤2種(ヘンケルジャパン株式会社 TVK974,21AN615W)を用いた。
接着糊の粘度は粘度計(BROOK FIELD社製 DV-E)により測定した。
なお、表中、ウェット接着性は、接着糊付与5秒後にログを1m転がしてテールが剥がれるか否かを目視にて確認することとした。
ドライ接着性は、キッチンペーパーロールとした後に接着糊付与部分を把持して吊下げた際に自重で剥がれるか否かを確認することとした。
ウェット接着性については、作成した試料(3本)の全てが剥がれなかったものを○、一つでも剥がれが生じたものを×とした。
ドライ接着性については、剥がれないものを○、剥がれたものを×とした。
操作性は、糊粕の発生など付与性を評価し、良好なものを○、糊粕などの発生があったものを△とした。
Figure 0006077796
表に示されるとおり、本発明の範囲内にある接着糊を用いた実施例は、接着糊付与時のウェット接着性と、乾燥後のドライ接着性に優れる。
一方、従来接着剤を用いた比較例2、3は、接着糊の粘度自体は、本発明の範囲と同等の範囲にあるものの、ウェット接着性に問題があり、ドライ接着性も不十分との結果となった。比較例1は、従来接着剤に対してウェット接着力向上のために第2接着剤を混合したものであるが、ウェット接着性を十分なものとすると乾燥後のドライ接着性に問題が生ずるようになった。
以上のとおり、本発明によればテールシール不良が改善される。よって、効率よく歩留まりよくキッチンペーパーロールを製造することができるようになる。
また、合わせて高坪量、紙厚の厚いキッチンペーパーを巻いたキッチンペーパーロールを製造することができるようになる。
1…キッチンペーパーロール、10…キッチンペーパー、11…紙管、10s…接着部分、L1…紙管径、L2…キッチンペーパーロールの外径、L3…キッチンペーパーロールの幅
12…エンボス、12a…エンボス頂部(エンボス底部)
100…ワインダー、1R…ログ、11…長尺紙管、 15…紙管原紙、15A…紙管原紙原反ロール、16…糊付けロール、17…コアワインダー、18…シャフト、19…スリッター、70…ミシン目線付与手段、75…再巻き取り手段、76…丸刃、71…パーフォレーションロール、72…受けロール、S1,S2…キッチンペーパー原反、101…ログアキュームレーター、102…ログカッター
20…テール、20T…テール先端、30…巻き取り部分、40…接着糊(接着糊付与部分)、41…第1接着剤。

Claims (5)

  1. 2プライのキッチンペーパーをロール状に巻いたキッチンペーパーロールの製造方法であって、
    帯状の2プライのキッチンペーパー原反をロール状に巻きとり、その巻き終わり部分であるテールをロール状にされた巻き取り部分に接着するテールシールを行う際に、前記テールをロール状とされた巻き取り部分に接着するための接着糊として、
    セルロース系、澱粉系、アクリル樹脂系又はこれらを混合したものであって、30℃における粘度が5〜200mPa・sである水溶性接着剤に対して、30℃における粘度が10000〜20000mPa・sのポリビニルアルコール系水溶性接着剤を混合した第1接着剤と、
    ポリエチレンオキシド系、ポリエチレングリコール系又はこれらを混合した水溶性の接着剤であって、30℃における粘度が2000〜3000mPa・sである第2接着剤と、
    を用いることを特徴とするキッチンペーパーロールの製造方法。
  2. 前記水溶性接着剤として固形分率が0.5〜12重量%のものを用い、
    前記ポリビニルアルコール系水溶性接着剤として固形分率が0.5〜20重量%のものを用い、
    前記第2接着剤として固形分率が11〜17重量%のものを用いる、
    請求項1記載のキッチンペーパーロールの製造方法。
  3. 前記第1接着剤と第2接着剤とを混合した粘度350〜1200mPa・sの接着糊をテールの幅方向に沿って付与した後に、その接着糊が付与されたテールを巻き取り部分に当接させる、請求項1又は2記載のキッチンペーパーロールの製造方法。
  4. テールの先端側に幅方向に沿って第2接着剤を付与し、
    それよりも0〜30mm間隔を空けた巻き取り開始側に幅方向に沿って第1接着剤を付与し、
    その後に、前記テールの各接着剤付与部分を巻き取り部分に当接させる、
    請求項1又は2記載のキッチンペーパーロールの製造方法。
  5. 前記キッチンペーパーが、1プライ当たりの坪量30〜55g/m2であり、2プライのものを5組重ねた際の厚さが4.0〜5.0mmである請求項1〜4の何れか1項に記載のキッチンペーパーロールの製造方法。
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