JP6780940B2 - 衛生紙ロール - Google Patents
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Description
又、近年では、持ち運びや収納性の観点から、巻長を長くしつつも巻径が大きくならないコンパクトなロ−ルが求められている。
従って本発明は、巻長を長くしつつもコンパクトかつ嵩高で、吸水性、強度にも優れた衛生紙ロールの提供を目的とする。
このうち、個々のエンボスの面積(大きさ)が大き過ぎても小さ過ぎても紙厚が低くなり、吸水性が低下することが判明した。同様に、エンボスの個数が少な過ぎても紙厚が低くなり、吸水性が低下することが判明した。
そこで、巻長を長くしてもコンパクトになるようにエンボス深さを小さくし、それによる吸水性の低下を、個々のエンボスの面積(寸法)と総個数(総面積)を規定することで抑制することに成功した。
又、紙厚や坪量を所定範囲に規定することで、強度、吸水性とコンパクト化を両立した。
比容積が5〜15cm3/gであることが好ましい。
2プライのDGMTが6.0〜15.0N/25mmであることが好ましい。
巻直径が82〜155mmであることが好ましい。
エンボスの面積率が7〜60%であることが好ましい。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る衛生紙ロール10は、2プライに重ねられたシート10xをロール状に巻き取った衛生紙ロールであって、1プライの坪量が13〜29g/m2、紙厚が1.0〜3.2mm/10枚、巻長が15〜60m、巻密度が0.4〜1.0m/cm2、かつ後述する所定のエンボスを有する。
シート10xのロール外側の表面をロール表面(又はシートの表面)10aとし、ロール内側の表面をロール裏面(又はシートの裏面)10bとする。
衛生紙ロールの巻密度を上記範囲に調整する方法としては、坪量及び紙厚を所定範囲に調整しつつ、ロールワインダー(特にサーフェイス式)でロールを巻く強さを調整する方法がある。
巻長は、好ましくは20〜50m、より好ましくは30〜40mである。
巻密度が0.4m/cm2未満であると、巻直径DRが155mmを超えてしまい、ロールホルダー等に収まり難くなる。巻密度が1.0m/cm2を超えると、紙厚が低くなって吸水性が劣ったり、坪量が低くなって破れやすくなる。
巻密度は、好ましくは0.5〜0.9m/cm2、より好ましくは0.6〜0.8m/cm2である。
巻直径DRはより好ましくは95〜140mmで、さらに好ましくは110〜125mmである。
シート10xのシート1枚当りの坪量がより好ましくは16〜26g/m2であり、さらに好ましくは19〜23g/m2である。シート10xの紙厚がより好ましくは1.2〜2.5mm/10枚であり、さらに好ましくは1.4〜2.0mm/10枚である。
1枚当りのシート10xの坪量及び紙厚を上記範囲に調整する方法としては、エンボス条件を規定する。
本発明の衛生紙ロール10(シート10x)に以下のエンボスが施されている。エンボスは、シングルエンボスでもダブルエンボスでもよいが、ダブルエンボスが好ましい。ダブルエンボス加工は、2プライの衛生紙ロールのシートにそれぞれエンボス加工し、各シートのエンボスの凸面同士を対向させるように2プライに積層したものである。
ダブルエンボスにすることで、紙厚や比容積を高くし易く、吸水性をより高くしやすい。また、ダブルエンボスにする際は、エッジエンボスや糊によって2プライにすることができるが、糊を使用するとエンボスの形状を保ちやすくできるため好ましい。また、ダブルエンボスとしては、ネステッドエンボスが好ましい。
エンボス1個当たりの平均面積が1.0〜7.0mm2/個である。平均面積が1.0mm2/個未満であっても7.0mm2/個を超えても、紙厚が低くなり、吸水性が低下する。
この理由について、ダブルエンボスとした図5を参照して説明する。
図5(a)は、エンボス1個当たりの平均面積が1.0〜7.0mm2/個である場合を示し、個々のエンボス2の面積(大きさ)が適切であるので、ダブルエンボス(ネステッドエンボス)としたときに、各シート10a、10bに設けられたエンボス2が糊6を介して適度な隙間で重ねられ、シート間隙が大きくなって嵩高くなり、吸水性が高くなる。
一方、図5(b)に示すように、個々のエンボス2の面積(大きさ)が小さくなり過ぎると、ダブルエンボス(ネステッドエンボス)としたときに、各シート10a、10bに設けられたエンボス2がぴったり合わせられ、シート間隙が小さくなって嵩が低くなり、吸水性が低下する。
又、図5(c)に示すように、個々のエンボス2の面積(大きさ)が大きくなり過ぎても、ダブルエンボス(ネステッドエンボス)としたときに、各シート10a、10bに設けられたエンボス2がぴったり合わせられ、シート間隙が小さくなって嵩が低くなり、吸水性が低下する。
上記エンボスが300〜1600個/100cm2形成されている。上記エンボスの個数が300個/100cm2未満であっても1600個/100cm2を超えても、紙厚が低くなって吸水性が低下する。
これは、エンボスの個数が300個/100cm2未満に少なくなり過ぎると、仮にエンボス1個当たりの平均面積が1.0〜7.0mm2/個であっても、隣接するエンボスの間隔が大きくなり過ぎ、エンボスの間隔が大きい部位ではエンボスが無い状態に近くなって紙厚が低くなるためである。エンボスの個数が1600個/100cm2を超えて多くなり過ぎると、エンボス1個当たりの平均面積が1.0mm2/個未満に小さくなるためである。
上記エンボスの個数が450〜1200個/100cm2であることが好ましく、600〜900個/100cm2であることがより好ましい。
上記エンボスの深さが0.10〜0.60mmである。
エンボスの深さが0.10mm未満であると、吸水性が低下する。一方、エンボスの深さが0.60mmを超えると巻直径DRが155mmを超えてしまい、ロールホルダー等に収まり難くなる。
上記エンボスの深さが0.15〜0.47mmであることが好ましく、0.20〜0.35mmであることがより好ましい。
エンボス1個当たりの平均面積は、マイクロスコープを用いてエンボスの高低差を測定して求める。
マイクロスコープとしては、KEYENCE社製の製品名「ワンショット3D測定マクロスコープ VR−3100」を使用することができる。マイクロスコープの画像の観察・測定・画像解析ソフトウェアとしては、製品名「VR−H1A」を使用することができる。又、測定条件は、倍率12倍、視野面積24mm×18mmの条件で測定する。測定倍率と視野面積は、求めるエンボスの大きさによって、適宜変更しても良い。なお、3次元測定機や輪郭形状測定機は、点や線で測定されるが、上記マイクロスコープの場合、面全体を測定するため、全体の形状やうねりがわかりやすい。
又、エンボス深さは、上記マイクロスコープを用いて上述のエンボスの高低差を測定して求める。
そこで、図4に示すように、高さプロファイルの断面曲線Sから「輪郭曲線」Wを計算し、この輪郭曲線Wのうち、上に凸となる2つの変曲点P1,P2と、変曲点P1,P2で挟まれる最小値を求め、深さの最小値Minとする。さらに、変曲点P1,P2の深さの値の平均値を深さの最大値Maxとする。
また、エンボスの測定で任意の10個のエンボスを選定する際には、衛生紙ロール10の外巻の端部(シートを使用し始める位置)から、衛生紙ロール10の巻長の10%に当たる部分で測定する。例えば、巻長が30mの場合、端部から30m×10%=3mの部分で測定する。なお、巻長の10%の部分がミシン目に当たる場合は、ミシン目の外巻側を測定する。
エンボスの面積率が7%未満であっても60%を超えても吸水性が低下する。個々のエンボスの面積(寸法)が上記範囲内であっても、エンボスの個数が少ないと面積率が7%未満に低くなって紙厚が低くなり、吸水性が劣る場合がある。また、個々のエンボスの面積(寸法)が上記範囲内であっても、エンボスの個数が多いと面積率が60%を超えて高くなり、同様に紙厚が低くなって吸水性が劣る場合がある。
吸水量が130〜220Water−g/m2であることがより好ましく、150〜190Water−g/m2であることがさらに好ましい。
吸水量が6.5〜9.7Water−g/gであることがより好ましく、7.5〜9.0Water−g/gであることがさらに好ましい。
つまり、吸水量の単位として、Water−g/m2とWater−g/gの両方の好適な範囲を規定することで、コスト及び紙厚(嵩高さ)を両立しつつ吸水性を確保できる。
次に、市販のバットに、蒸留水を深さ1cm入れ、ホルダーにセットした試験片を蒸留水中に2分間浸漬する。2分浸漬後に試験片をホルダーと共に蒸留水から取り出し、図7に示すように、試験片200の1つの隅部200dに帯210を貼り付ける。帯210は、1plyの一般的なキッチンタオル紙製品を幅2mm×長さ15mmの大きさに切り、試験片の隅部200dから中心に向かって6mmの部分に貼り付ける。次に、ホルダーと試験片200を、隅部200dに対向する隅部200aが上になるようにして空の水槽内に設置した棒にぶら下げ、水槽の蓋を閉めて30分間、放置する。その後、ホルダー220と試験片200を水槽から取り出し、帯210とホルダー220を外し、電子天秤で試験片200の質量を測定する。蒸留水に浸す前後での試験片200の質量変化から、試験片1m2当たりの蒸留水の吸水量(Water−g/m2)を計算する。さらに、吸水量(Water−g/m2)を試験片の坪量で割ることにより、吸水量(Water−g/m2)/坪量(g/m2)=吸水量(Water−g/g)を算出する。測定は各サンプル5回ずつ行い、平均値を採用した。
なお、本測定は、JIS−P8111法に従い、温度23±1℃、湿度50±2%の状態で行う。また、蒸留水は23±1℃に保持する。
上記比容積は、より好ましくは6〜12cm3/g、さらに好ましくは7〜9cm3/gである。
なお、比容積は、後述するようにそれぞれ測定される紙厚を坪量で割り、単位gあたりの容積cm3で表したものである。
JIS P8113に基づく乾燥時の縦方向の引張強さをDMDT(Dry Machine Direction Tensile strength)、乾燥時の横方向の引張強さをDCDT(Dry Cross Direction Tensile strength)としたとき、強度DGMT(Dry Geometric Mean Tensile strength)は(DMDT×DCDT)1/2で表される。なお、DMDT、DCDTは、2プライに重ねられたままのシート10xの製品について測定する。
DGMTが6.0N/25mm未満であると、吸水性が低下すると共にやぶれ易くなることがある。DGMTが15.0N/25mmを超えるとコストアップになったり、風合いが硬くなる(ゴワゴワする)ことがある。
DGMTが7.6〜12.5N/25mmであることがより好ましく、9.1〜11.1N/25mmであることがさらに好ましい。
DMDT及びDCDTが上記値未満であると、吸水性が低下すると共にやぶれ易くなることがある。DMDT及びDCDTが上記値より高いとコストアップになったり、風合いが硬くなることがある。
なお、衛生紙の抄紙の流れ方向を「縦方向」とし、流れ方向に直角な方向を「横方向」とする。
上記LBKPの材種としてユーカリ属グランディス、及びユーカリグロビュラスに代表される、フトモモ科ユーカリ属から製造されるパルプが好ましい。又、このNBKPとLBKPのパルプ100質量部に対して、牛乳パック由来等の古紙パルプを100質量部まで含むことができる。古紙パルプは品質的バラツキが大きく、配合割合が増えると製品の品質、特に柔らかさに大きく影響するので、このNBKPとLBKPのパルプ100質量部に対して、好ましくは50質量部以下、より好ましくは30質量部以下、更に好ましくは10質量部以下、最も好ましくは0質量部配合するのが望ましい。
シートとして古紙原料を使用する場合も、上記バージン系の場合と同様の処理を行う。
まず、公知の抄紙機のワイヤーパート上で上記紙料からウェブを抄紙し、プレスパートのフェルトへ移動させる。ワイヤーパートの方式としては、丸網式、長網(フォードリニアー)式、サクションブレスト式、短網式、ツインワイヤー式、クレセントフォーマー式などが挙げられる。
そして、ウェブに対し、サクションプレッシャーロール又はサクションなしのプレッシャーロール又はプレスロールなどで機械的に圧縮をしたり、あるいは熱風による通気乾燥などの脱水方法により脱水を続ける。また、サクションプレッシャーロール又はサクションなしのプレッシャーロールは、プレスパートからヤンキードライヤーにウェブを移動させる手段としても使用される。
クレーピング(クレープと言われる波状の皺をつけること)は、紙を縦方向(抄紙機上のシート走行方向)に機械的に圧縮することである。そして、シートのウェブの製造の際、クレーピングドクターによりヤンキードライヤー上のウェブが剥がされ、リールパートで巻き取られるが、ヤンキードライヤーとリールパートの速度差(リールパートの速度≦ヤンキードライヤーの速度)によりクレーピングドクターにてクレープ(皺)が形成される。
シートに必要な品質、すなわち嵩(バルク感)、柔らかさ、吸水性、表面の滑らかさ、美観(クレープの形状)などは上記速度差で左右される。上記速度差等の条件にもよるが、クレーピング後のリール上のウェブの坪量は概略14〜31g/m2となり、クレーピング前のヤンキードライヤー上のウェブの坪量より重くなる。上記坪量は、好ましくは17〜28g/m2、より好ましくは20〜25g/m2であり、ロール巻取り加工時にシートが伸びることを考慮して、製品の坪量より若干高めにすることが好ましい。上記範囲を超えると、強度が高くなって紙がゴワゴワする場合があり、上記範囲未満であると、強度が弱くて破れやすくなる場合がある。
クレープ率(%)=100×(ヤンキードライヤー速度(m/分)−リール速度(m/分))÷リール速度(m/分)
品質や操業性の良し悪しはこのクレーピングの条件で大方決まり、クレーピング条件を最適とする操業条件が当業者にとって重要な事項となる。本発明においてシートを製造する際のクレープ率は好ましくは10〜50%、より好ましくは20〜40%、最も好ましくは25〜35%である。
原反を、例えば図6のエンボス加工装置によってエンボス処理し、衛生紙ロール10を得る。
図6のエンボス加工装置においては、エンボス2の凸面40xが形成された凸エンボスロール40と、対向するゴム製抑えロールとの間に、ロール表面10a側のシートを通し、エンボス2を付与する。同様に、エンボス2の凸面40xが形成された凸エンボスロール40と、対向するゴム製抑えロールとの間に、ロール裏面10b側の1プライのシートを通し、エンボス2を付与する。そして、双方のシートのエンボスの凸面に適宜接着剤(プライボンド)6を塗布した後、重ね合せロールにて、各シートのエンボスの凸面同士が対向するようにして2プライに重ねて接着され、適宜巻き取る。もちろん、10a側のシートがロール裏面、10b側のシートがロール表面側となっても良い。
なお、プライボンドの代わりにナーリング(エッジエンボス)によって2プライに積層してもよいが、プライボンドが好ましい。
なおダブルエンボスではなく、2枚のシートを一緒にエンボス処理するシングルエンボスでも良い。また、必要に応じて、カレンダー処理を行っても良い。
なお、エンボスロールの凹凸が深ければニップ幅を狭くし、エンボスロールの凹凸が浅ければニップ幅を広くすることで、エンボス深さを調整できる。
乾燥時の縦方向引張り強さDMDTと乾燥時の横方向引張り強さDCDT:JIS P8113に基づいて、2プライのシート10xにつき、破断までの最大荷重をN/25mmの単位で測定した。
坪量:シート10xについて、JIS P8124に基づいて測定した。
紙厚:シート10xについて、シックネスゲージ(尾崎製作所製のダイヤルシックネスゲージ「PEACOCK」)を用いて測定した。測定条件は、測定荷重3.7kPa、測定子直径30mmで、測定子と測定台の間に試料を置き、測定子を1秒間に1mm以下の速度で下ろしたときのゲージを読み取った。なお、シート10xを10枚(2プライを5組)重ねて測定を行った。又、測定を10回繰り返して測定結果を平均した。そして、得られた1回当りの平均値を枚数で割ってシート10x当りの紙厚とした。
比容積:シート10xの厚さを坪量で割り、単位gあたりの容積cm3で表した。
吸水量:上述の方法で測定した。
ロールの巻密度、エンボスの面積、個数及び深さは上述の方法で測定した。
なお、坪量、引張強さ、厚さ、比容積、巻密度、エンボスの測定は、JIS-P8111に規定する温湿度条件下(23±1℃、50±2%RH)で平衡状態に保持後に行った。
面積当たり吸水量は、150Water−g/m2以上は評価5点、130〜149Water−g/m2が4点、105〜129Water−g/m2が3点、90〜104Water−g/m2が2点、89Water−g/m2以下を1点とした。
質量当たり吸水量は、7.5Water−g/g以上は評価5点、6.5〜7.4Water−g/gが4点、5.5〜6.4Water−g/gが3点、5.3〜5.4Water−g/gが2点、5.2Water−g/g以下を1点とした。
巻長が60mを超えた比較例2の場合、巻直径が155mmを超え、ロール径が大きくなってペーパーホルダーに収まり難くなった。
エンボス深さが0.60mmを超え、紙厚が3.2mm/10枚を超えた比較例4の場合、巻密度が0.4m/cm2未満となって嵩が高くなり過ぎ(密度が低くなり過ぎ)、巻直径が155mmを超え、ロール径が大きくなってトイレットペーパーホルダーに収まり難くなった。
坪量が29g/m2を超えた比較例6の場合、コストアップになったと共に、強度が高過ぎてゴワゴワして使用感に劣った。
一方、エンボス1個当たりの平均面積が7.0mm2/個を超えた比較例8の場合も、紙厚が1.0mm/10枚未満となり、巻密度が1.0m/cm2を超えて嵩が低くなり(密度が高くなり)、質量当たり吸水量が劣った。
エンボスの個数が1600個/100cm2未満の比較例11の場合も、紙厚が1.0mm/10枚未満となり、巻密度が1.0m/cm2を超えて嵩が低くなり(密度が高くなり)、質量当たり吸水量が劣った。
紙厚を1.0mm/10枚以上に維持しつつ、エンボスの個数が1600個/100cm2を超えた比較例12の場合も、比容積が5cm3/g未満となって嵩が低くなり(密度が高くなり)、質量当たり吸水量が劣った。
10 衛生紙ロール
10x 衛生紙(シート)
DR ロールの巻直径
Claims (6)
- エンボスを有する2プライの衛生紙ロールであって、1プライの坪量が13〜29g/m2、紙厚が1.0〜3.2mm/10枚、巻長が15〜60m、巻密度が0.4〜1.0m/cm2、
前記エンボスの個数が300〜1600個/100cm2、前記エンボス1個当たりの平均面積が1.0〜7.0mm2/個、かつ該エンボスの深さが0.10〜0.60mm、
面積当たり吸水量が105〜250Water−g/m 2 である衛生紙ロール。 - 質量当たり吸水量が5.5〜10.7Water−g/gである請求項1記載の衛生紙ロール。
- 比容積が5〜15cm 3 /gである請求項1又は2に記載の衛生紙ロール。
- 2プライのDGMTが6.0〜15.0N/25mmである請求項1〜3のいずれか一項に記載の衛生紙ロール。
- 巻直径が82〜155mmである請求項1〜4のいずれか一項に記載の衛生紙ロール。
- エンボスの面積率が7〜60%である請求項1〜5のいずれか一項に記載の衛生紙ロール。
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