JP7040323B2 - キッチンペーパーロールおよびキッチンペーパーロールの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、キッチンペーパーをロール形態としたキッチンペーパーロールおよびキッチンペーパーロールの製造方法に関する。
ロール状に巻回されたキッチンペーパーロールは、使用前に長手方向に必要分が引張られ巻き解かれるとともに、長手方向と垂直に配置されるミシン目に沿って破断して使用されるものである。このキッチンペーパーロールには、所望のミシン目で確実に破断されるために、例えば、キッチンペーパー自体の丈夫さを高めることが要望されている。
このキッチンペーパーの丈夫さにおける従来の評価指標として、例えば、特許文献1(特に、段落[0018]参照)には、キッチンペーパーの乾燥引張強度を用いるものが記載されている。このような、従来のキッチンペーパーの丈夫さの評価指標においては、ミシン目で確実に破断されるために、キッチンペーパーの丈夫さ(乾燥引張強度)を保ちつつ、所望の柔軟性となるようにキッチンペーパーの紙質を調整していた。
特開2007-37595号公報
しかしながら、特許文献1に記載があるように、キッチンペーパーの丈夫さ(乾燥引張強度)が高すぎると、キッチンペーパーの柔軟性が損なわれてしまう一方、キッチンペーパーの丈夫さ(乾燥引張強度)が低すぎると、ミシン目以外の部分で破断されてしまうことが生じていた。これより、丈夫さ及び柔軟性をバランス良く兼ね備えるキッチンペーパーロールを得ることは困難となっていた(後述する表1中の比較例1及び比較例2における「乾燥引張強度Td」及び「柔軟性」欄参照)。
本発明者らは、ミシン目で確実に破断されるためには、従来のキッチンペーパーの丈夫さの評価指標である乾燥引張強度に加え、適度な伸びが必要であることを見出した。
そこで、本発明の目的は、従来とは異なる新たなキッチンペーパーの丈夫さ評価指標を導入し、この評価指標に基づいて、キッチンペーパーの紙質の設計を行うことで、丈夫さ及び柔軟性をバランス良く兼ね備えるキッチンペーパーロールを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のキッチンペーパーロールは、シートの長手垂直方向に一定間隔のミシン目を有し、前記ミシン目を含まないシート長手方向の引張エネルギー吸収量が30~150J/m2である。
また、上記キッチンペーパーロールは、前記ミシン目におけるカット長さからタイ長さを除した値が、3~10であることを特徴とするものとしてもよい。
また、上記キッチンペーパーロールは、前記ミシン目を含まない前記シート長手方向の乾燥引張強度から前記ミシン目を含む前記シート長手方向の乾燥引張強度を除した値が、5.0~15.0であることを特徴とするものとしてもよい。
また、上記キッチンペーパーロールは、前記ミシン目を含まない前記シート長手方向の乾燥引張強度が0.40~1.0kN/mかつ、前記ミシン目を含む前記シート長手方向の乾燥引張強度が0.050~0.15kN/mであることを特徴とするものとしてもよい。
また、上記キッチンペーパーロールは、前記ミシン目を含む前記シート長手方向の乾燥引張強度から前記ミシン目を含まない前記シート長手方向の湿潤引張強度を除した値が、0.30~1.5であることを特徴とするものとしてもよい。
また、上記キッチンペーパーロールは、前記ミシン目を含まない前記シート長手方向の湿潤引張強度が0.10~0.30kN/mであることを特徴とするものとしてもよい。
また、上記キッチンペーパーロールは、手触り感の指標であるTs7値、Ts750値及びD値は、それぞれ20~40dB/V2rms、100~250dB/V2rms及び2.0~3.0mm/Nであることを特徴とするものとしてもよい。
また、上記キッチンペーパーロールを製造する方法は、前記シートの丈夫さにおける評価指標として前記引張エネルギー吸収量を採用し、前記引張エネルギー吸収量が30~150J/m2となるように、前記シートにクレープ加工及び/又はエンボス加工を施す工程を含むことを特徴とするものとしてもよい。
本発明のキッチンペーパーロールによれば、従来とは異なる新たなキッチンペーパーの丈夫さの評価指標を導入し、この評価指標に基づいて、キッチンペーパーの紙質の設計を行うことで、丈夫さ及び柔軟性をバランス良く兼ね備えるキッチンペーパーロールを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るキッチンペーパーロールの全体斜視図である。 本実施形態の丈夫さの評価指標を説明するためのグラフであり、(a)本実施形態の丈夫さの評価指標(引張エネルギー吸収量)における引張荷重-伸び曲線、(b)及び(c)従来の丈夫さの評価指標(乾燥引張強度)と本実施形態の丈夫さの評価指標(引張エネルギー吸収量)とを比較する引張荷重-伸び曲線、をそれぞれ表す。
本発明の実施形態について、図1及び図2を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明は本実施形態の態様に限定されるものではない。
<キッチンペーパーロールの構成>
図1は、本発明の一実施形態に係るキッチンペーパーロールの全体斜視図である。ここで、図中における、矢印MDの示す方向は、キッチンペーパー1の長手方向を示し、矢印CDの示す方向は、キッチンペーパー1の幅方向を示すものである。
キッチンペーパーロール10は、表面シート11及び裏面シート12が積層された2プライの帯状のキッチンペーパー1から構成されており、このキッチンペーパー1を幅方向(矢印CD)の長さが略同じ紙管13(巻芯)に巻回することによりロール状として構成されている。この表面シート11及び裏面シート12には、第1エンボス部11e及び第2エンボス部12eがそれぞれ形成されている。さらに、キッチンペーパーロール10は、キッチンペーパー1の長手方向(矢印MD)に所定間隔おきにキッチンペーパー1の幅方向に延在するミシン目2を有している。このミシン目2は、ミシン目2の分断部であるカット(切り込み)2c及びミシン目2の接続部であるタイ(切り残り)2tとから構成されており、それぞれカット長さLc及びタイ長さLtを有する。これにより、所望の長さのキッチンペーパー1をミシン目2に沿って破断することができる。
本実施形態のキッチンペーパー1は、2プライであるが、これに限らず、1プライ、又は、3プライ以上の積層構造であっても良い。
<キッチンペーパーの丈夫さの評価指標>
図2は、本実施形態の丈夫さの評価指標を説明するためのグラフであり、(a)は、本実施形態の丈夫さの評価指標(引張エネルギー吸収量)における引張荷重-伸び曲線、(b)及び(c)は、従来の丈夫さの評価指標(乾燥引張強度)と本実施形態の丈夫さの評価指標(引張エネルギー吸収量)とを比較する引張荷重-伸び曲線、をそれぞれ表す。ここで、図2(b)及び図2(c)において矢印Aで示される引張荷重-伸び曲線は、同一のものを示す。
本発明者らは、従来の乾燥引張強度を用いたキッチンペーパー1の丈夫さの評価指標に代え、引張エネルギー吸収量(Tensile Energy Absorption)(以下、「TEA」という場合がある。)を用いたキッチンペーパー1の丈夫さの評価指標を新たに導入した。これにより、従来では困難であった、キッチンペーパー1の丈夫さ及び柔軟性をバランス良く兼ね備えるキッチンペーパーロール10を得ることを可能とした。
ここで、TEAは、図2(a)に示すように、ミシン目2を含まないキッチンペーパー1の引張試験(詳細は後述する)において、破断点(図中の黒丸)で破断するまでの引張荷重-伸び曲線の積分値(図中の斜線で示される面積)によって算出されるものであり、単位は、J/m2である。
従来のキッチンペーパー1の丈夫さの評価指標(乾燥引張強度)においては、図2(b)及び(c)に示される引張荷重-伸び曲線Aのように、ミシン目以外の部分でキッチンペーパーが破断されることを避けるために、ミシン目を含まないキッチンペーパーが破断するまでの最大引張強度に着目していた。これにより、キッチンペーパーの丈夫さ(最大引張強度)を高める一方で、柔軟性が損なわれることが生じていた(後述する表1中の比較例2における「乾燥引張強度Td」及び「柔軟性」欄参照)。
そこで、発明者らは、ミシン目2以外の部分で破断しづらく、ミシン目2で確実に破断されるキッチンペーパー1を得るためには、従来のキッチンペーパーの丈夫さの評価指標である乾燥引張強度に加え、適度な伸びが必要であること、つまり、キッチンペーパー1が破断するまでに吸収できるエネルギーを示すTEAを高めることが重要であることを見出した。
よって、本実施形態においては、新たなキッチンペーパーの丈夫さの評価指標(TEA)を用いて、キッチンペーパー1が破断するまでに吸収できるエネルギー(TEA)を高める。これにより、ミシン目2以外の部分でキッチンペーパー1が破断されることを抑制するとともに、丈夫さ及び柔軟性をバランス良く兼ね備えるキッチンペーパーロール10を得るものである。具体的には、キッチンペーパー1の特性を、キッチンペーパー1の最大引張強度を高めるために、引張荷重-伸び曲線Aのように設計するのではなく、キッチンペーパー1のTEAを高めるために、引張荷重-伸び曲線Aの破断点(図中の黒丸)を右又は右下(図中の黒矢印の方向)にそれぞれシフトさせ、引張荷重-伸び曲線B及びCのように設計するものである。
<キッチンペーパー1の製造方法>
本実施形態のキッチンペーパーの製造方法は、パルプを含むスラリーを抄紙し、1プライのキッチンペーパーウェブを得る工程と、キッチンペーパーロールにエンボス加工を施す工程と、キッチンペーパーウェブを積層する工程とを含むものである。以下に、キッチンペーパーの製造工程について、順に説明する。
実施形態におけるエンボス加工を施す工程と積層する工程は、積層する工程の前に、エンボス加工を施す工程を行うものであり、これにより、積層後のキッチンペーパーの厚手感をより高め、使用感を向上させることができる。しかしながら、実施形態においては、この順番に限らず、エンボス加工を施す工程の前に、積層する工程を行うものであっても良い。
ここで、後述する(1)パルプの配合工程、(2)パルプの叩解工程、(3)薬品の添加工程、(5)脱水工程及びプレス工程(ウェットクレープ加工工程)、(6)乾燥工程(ドライクレープ加工工程)及び(8)エンボス加工工程の少なくとも一つの工程において、キッチンペーパー1のTEAを最適な範囲となるように、キッチンペーパーウェブの紙質を調整することができる。これにより、様々な用途に対応するキッチンペーパー1を製造することができる。
1プライのキッチンペーパーウェブを得る工程の前には、パルプを漂白する工程を含んでもよい。漂白工程で使用する漂白剤としては、酸素系漂白剤や塩素系漂白剤等の公知の漂白剤を挙げることができる。
まず、1プライのキッチンペーパーウェブを得る工程は、パルプを含むスラリーを得る工程を含むものである。このスラリーを得る工程は、さらに、(1)パルプの配合工程、(2)パルプの叩解工程、(3)薬品の添加工程を含むものである。
(1)パルプの配合工程
パルプの配合工程において、キッチンペーパー1に適した既知の組成のパルプ繊維が採用されて作製されており、バージンパルプを90~100質量%含むのが適している。本発明の特有の効果が顕著になるパルプ組成としては、NBKP(針葉樹クラフトパルプ)やNUKP(針葉樹未晒しパルプ)などの針葉樹パルプと、LBKP(広葉樹クラフトパルプ)やLUKP(広葉樹未晒しパルプ)などの広葉樹パルプと、を適宜の比率で配合するものがよく、特に、針葉樹パルプ:広葉樹パルプの比を、10:90~90:10にするのが最適である。この針葉樹パルプ:広葉樹パルプの比を上記範囲内とすることにより、キッチンペーパー1のTEAを所望の範囲内とすることが容易になる。
(2)パルプの叩解工程
パルプの叩解工程において、パルプ繊維に機械的な叩解処理(例えば、ダブルディスクレファイナー等)が施される。この時、針葉樹パルプと広葉樹パルプをそれぞれ単独で叩解してもよいし、混合させた後に叩解してもよい。このパルプ繊維は、叩解処理によってフィブリル化することにより、キッチンペーパーウェブの紙質を調整することができる。ここで、叩解の程度を表すキッチンペーパー1中に含有される繊維成分(パルプ成分)のCSF:カナディアン・スタンダード・フリーネスで表されるフリーネスを、300~650mlにするのが適切である。この繊維成分のフリーネスを上記範囲内とすることにより、キッチンペーパー1のTEAを所望の範囲内とすることが容易になる。
(3)薬品の添加工程
薬品の添加工程において、パルプ繊維に対し任意成分が添加されてもよい。任意成分としては、例えば、乾燥紙力剤、湿潤紙力剤等を挙げることができる。乾燥紙力剤としては、例えば、カチオン化澱粉、ポリアクリルアミド(PAM)、カルボキシメチルセルロース(CMC)等を挙げることができる。湿潤紙力剤としては、ポリアミドエピクロロヒドリン、尿素、メラミン、熱架橋性ポリアクリルアミド等を挙げることができる。この任意成分を添加することにより、キッチンペーパー1のTEAを所望の範囲内とすることが容易になる。
1プライのキッチンペーパーウェブを得る工程は、パルプを含むスラリーを抄紙する工程を含むものである。抄紙する工程で用いられる抄紙機としては、例えば、サクションブレストフォーマー(円網タイプ、長網タイプ)、ツインワイヤーフォーマー、円網フォーマー(Cラップ、Sラップ)、クレセントフォーマー等の抄紙機を挙げることができる。このスラリーを抄紙する工程は、さらに、(4)供給工程、(5)脱水工程及びプレス工程、(6)乾燥工程、(7)原紙巻取り工程を含むものである。
(4)供給工程
供給工程において、網状のワイヤー上にパルプを含むスラリーが供給されてパルプの薄層が形成される。一般に、ワイヤーは、金属またはプラスチック製の網を環にしたものである。ここで、例えば、針葉樹パルプと広葉樹パルプを混合したパルプスラリーを抄紙して均一な1つの層として湿紙を形成する方法、針葉樹パルプと広葉樹パルプを混合したパルプスラリーを抄き合わせて1枚の湿紙を形成する方法、針葉樹パルプ層と広葉樹パルプ層を抄き合わせて1枚の湿紙を形成する方法などがあるが、いずれの手法を採用してもよい。
(5)脱水工程及びプレス工程
脱水工程において、プレスパートに向かって移送されながら、パルプの薄層の水分が網の下へ抜かれることでパルプの薄層は脱水される。脱水工程の後、プレス工程において、湿紙はワイヤーからフェルトへと移動する。フェルトを介してプレスロールで湿紙に圧力を加えることにより、湿紙はさらに機械的に搾水される。ここで、湿紙にウェットクレープ加工(ウェットクレープ加工工程)を施すことによって、キッチンペーパー1の幅方向に延在する複数のクレープを付与することができ、キッチンペーパーウェブの紙質を調整することができる。
(6)乾燥工程
プレス工程後の乾燥工程において、例えば、湿紙に向かって熱風を吹き付ける工程、もしくは、ドライヤシリンダーを外周面に圧着させる工程であることが好ましい。ここで、乾燥した紙にドライクレープ加工(ドライクレープ加工工程)を施すことによって、キッチンペーパー1の幅方向に延在する複数のクレープを付与することができ、キッチンペーパーウェブの紙質を調整することができる。
ここで、キッチンペーパー1にクレープを設ける場合には、クレープ率を、10~40%にするのが適切である。このクレープ率を上記範囲内とすることにより、キッチンペーパー1のTEAを所望の範囲内とすることが容易になる。なお、クレープ率(%)は、式(((製紙時のドライヤーの周速)-(リール周速))/(製紙時のドライヤーの周速)×100)により算出される値である。
(7)原紙巻取り工程
乾燥工程の後、原紙巻取り工程が設けられる。原紙巻取り工程では、上記の工程を経て仕上げられたキッチンペーパーウェブが巻取られることで、1プライの原紙巻取が得られる。原紙巻取は、キッチンペーパーウェブの巻外側面側が外周面となるように巻取ることが好ましい。
次に、1プライのキッチンペーパーウェブを積層する工程においては、1プライの原紙巻取2本を加工機にかけ、巻き解きながら原紙表面への(8)エンボス加工工程、2プライへの(9)貼り合わせ工程ならびに(10)ミシン目加工を行う。
(8)エンボス加工工程
エンボス加工工程は、例えば、スチールラバー式のエンボス付与装置を用い、エンボスの付与されたエンボスロールにより加圧することで行う。エンボスロールの押し込み量または押し込み圧を変更することによって、所定のエンボス高さを有するエンボス形状を形成することができる。ここで、エンボス加工は、後述する貼り合わせ工程の前に行ってもよく、貼り合わせ工程の後に行ってもよい。なお、手触り感を良化する観点からエンボス加工は貼り合わせ工程の前に行うことが好ましい。ここで、キッチンペーパー1にエンボスを設ける場合には、エンボス凹部の直径(1個分)を、0.10~10.0mmにすることが適切である。また、キッチンペーパー1に施されるエンボスの密度は、0.1~25個/cm2にすることが適切である。このエンボスの直径及び密度を上記範囲内とすることにより、キッチンペーパー1のTEAを所望の範囲内とすることが容易になる。
(9)貼り合わせ工程
貼り合わせ工程は、1プライのキッチンペーパーウェブを2枚以上積層し、貼り合わせを行う。1プライの原紙巻取の巻外側面同士が外側にくるように2プライへの貼り合わせを行うことが好ましい。この工程では、例えば、原紙を重ねた後に製品の端部となる部分に幅狭のコンタクトエンボスを付与することによって貼り合わせることができる。その際、エンボスロールによって押し込まれた面を外側にして貼り合わせる方が、手触り感の観点から好ましい。
(10)ミシン目加工工程
ミシン目加工工程は、走行する2プライの貼り合わせたキッチンペーパーウェブを、回転するパーフォレーションロール等に当接させることにより、キッチンペーパーウェブの幅方向に亘るミシン目2を、キッチンペーパーウェブの長手方向に所定間隔おきに形成することができる。
ミシン目加工工程の後には、さらに巻取り工程が設けられる。この巻取り工程においては、所定の製品長を満たすように、所定の長さ分の巻取りを行う。そして、得られた巻取を所定の幅に断裁する。
<紙質の比較評価>
本発明の実施例1乃至実施例4の各実施例に係るキッチンペーパーロール10において、物性に係る27個のパラメータについて、比較例1及び比較例2に対する比較評価を行った。その比較評価について、以下の表1に示す。
Figure 0007040323000001
<坪量について>
キッチンペーパーロール10から巻き解かれるとともに、切り取られて使用される2プライでの坪量(表1参照)は、30~50g/m2であるのが好ましく、38~46g/m2であるのがより好ましい。なお、2プライ坪量は、JIS P 8124(1998)による。
<紙厚について>
本実施形態のキッチンペーパー1の紙厚(表1参照)は、厚さ計(ハイブリッジ製作所製)を用いて、測定子を1秒間に1mm以下の速度で下ろしたときの値を読み取った。なお、紙厚は8サンプルの平均値を算出したものとした。紙厚の測定は、ISO187に準拠した環境(温度23±1℃、相対湿度50±2%)で行った。
<密度について>
キッチンペーパー1の密度(表1参照)は、2枚(2プライ)あたりの坪量g/m2からキッチンペーパー1の紙厚μmを除した値g/cm3である。
<官能評価>
実施例1乃至実施例4、比較例1及び比較例2に係るキッチンペーパー1に対し、丈夫さ、所望のミシン目での切れやすさ及び柔軟性について官能評価を実施した。評価は次の基準で行った。すなわち、実施例1乃至実施例4、比較例1及び比較例2で得たキッチンペーパー1について、水準を隠した状態で官能評価を実施した。50人のモニターに製品を触ってもらい、製品の「丈夫さ」、「所望のミシン目での切れやすさ」及び「柔軟性」について、「特に優れている」と感じたものを3点、「優れている」と感じたものを2点、「やや劣る」と感じたものを1点、「劣る」と感じたものを0点とした4段階の評価を行ってもらった。
本実施形態のキッチンペーパー1の「丈夫さ」、「所望のミシン目での切れやすさ」及び「柔軟性」(表1参照)については、それぞれ、50人全体の評価点の平均値が0~0.75点であれば「×」、0.75~1.5点であれば「△」、1.5~2.25点であれば「○」、2.25~3点であれば「◎」とした。
<ミシン目形状について>
キッチンペーパー1のカット長さLcからタイ長さLtを除した値は、3~10であることが好ましく、4~9であることがさらに好ましい。ここで、Lc/Ltが3以上であると、キッチンペーパー1をミシン目2で破断する際に、ミシン目2に沿わずに破断されてしまうことを抑制することができる。他方、10未満であると、キッチンペーパー1を引張り巻き解く際に、望んでいないミシン目2で破断されてしまうことを防ぎ、確実に、所望のミシン目2に沿って破断させることができる。ここで、キッチンペーパー1のカット長さLcは、3~10mmであるのが好ましい。
<乾燥引張強度、伸び率、TEAについて>
JIS P 8113に準拠し、各キッチンペーパー1の引張試験を行い、引張荷重、伸びおよび乾燥引張強度の測定を行うとともに、キッチンペーパー1が破断するまでに得た引張荷重および伸びをプロットして引張荷重-伸び曲線を得、TEAJ/m2を算出する。また、引張破断伸びを基に伸び率%の算出を行う。測定は、2プライのキッチンペーパー1のサンプルを、幅が15mmとなるよう切り出し、スパン長100mmで、引張速度50mm/分の条件で測定をし、10回の測定の平均を算出した値である。乾燥引張強度の測定には、横型引張試験機(熊谷理機工業株式会社製)を用いた。なお、乾燥引張強度の測定は、ISO187に準拠した環境(温度23±1℃、相対湿度50±2%)で行う。
本実施形態のキッチンペーパー1の長さ方向(ミシン目を含まない)部分の乾燥引張強度Td(表1参照)は、0.40~1.0kN/mであるのが好ましく、0.50~0.90kN/mであることがさらに好ましい。ここで、乾燥引張強度Tdが0.40kN/m以上であると、キッチンペーパー1を引張り巻き解く際に、キッチンペーパー1の掴んだ部分が破れしまうことを抑制することができる。他方、1.0kN/m未満であると、キッチンペーパー1の柔軟性の官能評価の低下を抑制することができる。
本実施形態のキッチンペーパー1の長さ方向(ミシン目を含む)部分の乾燥引張強度Tdm(表1参照)は、0.050~0.15kN/mであるのが好ましい。ここで、乾燥引張強度Tdmが0.050kN/m以上であると、所望のミシン目での切れやすさの官能評価が低下することを抑制し、キッチンペーパー1を引張り巻き解く際に、望んでいないミシン目2で破断されてしまうことを防ぐことができる。他方、0.15kN/m未満であると、キッチンペーパー1をミシン目2で破断する際に、ミシン目以外の部分でキッチンペーパー1が破断されることを抑制することができる。
本実施形態のキッチンペーパー1の乾燥引張強度比(Td/Tdm)(表1参照)は、5.0~15.0であるのが好ましい。ここで、乾燥引張強度比が5.0以上であると、キッチンペーパー1をミシン目2で破断する際に、ミシン目以外の部分でキッチンペーパーが破断されることを抑制することができる。他方、15.0未満であると、キッチンペーパー1を引張り巻き解く際に、望んでいないミシン目2で破断されてしまうことを防ぎ、確実に、所望のミシン目2に沿って破断させることができる。
本実施形態のキッチンペーパー1の長さ方向(ミシン目を含まない)部分の伸び率ε(表1参照)は、10.0~30.0%であるのが好ましい。ここで、伸び率εが10.0%以上であると、キッチンペーパー1をミシン目2で破断する際に、ミシン目を含まない部分のキッチンペーパー1が伸び、これに隣接するミシン目2に生じる変形及び集中応力により、ミシン目2に沿って破断させることができる。他方、30.0%未満であると、キッチンペーパー1をミシン目2で破断する際に、キッチンペーパー1の過剰な伸びを抑制することにより、ミシン目2で短時間にパリッという感覚で破断させることができる。
本実施形態のキッチンペーパー1の長さ方向(ミシン目を含まない)部分のTEA(表1参照)は、30.0~150.0J/m2であるのが望ましく、65~150J/m2であることがさらに望ましい。ミシン目以外の部分でキッチンペーパー1が破断され難く、粘り強い紙質になるという効果を奏する。また、このキッチンペーパー1は、丈夫さ及び柔軟性をバランス良く兼ね備えるものとなり、ミシン目2に沿って確実に破断されるという効果を奏する。ここで、TEAが30.0J/m2以上であると、特に、丈夫さの官能評価を高めることができる。他方、150.0J/m2未満であると、特に、柔軟性の官能評価を高めることができる。
<湿潤引張強度について>
各キッチンペーパー1の引張試験を行い、湿潤引張強度の測定を行う。測定は、幅を15mmにカットしたミシン目を含まないキッチンペーパー1のサンプルを用いる。サンプル中央部に50μlの水を滴下し1秒後、スパン長100mmで、引張速度50mm/分の条件で測定をし、10回の測定の平均を算出した値である。湿潤引張強度の測定には、横型引張試験機(熊谷理機工業株式会社製)を用いた。なお、湿潤引張強度の測定は、ISO187に準拠した環境(温度23±1℃、相対湿度50±2%)で行う。
本実施形態のキッチンペーパー1の長さ方向(ミシン目を含まない)部分の湿潤引張強度Tw(表1参照)は、0.10~0.30kN/mであるのが好ましい。ここで、湿潤引張強度Twが0.10kN/m以上であると、濡れた手でキッチンペーパー1を引張り巻き解く際に、キッチンペーパー1の掴んだ部分で破れることを抑制することができる。また、食器や野菜(以下、「食器等」という)の水分を拭う際に、キッチンペーパー1が破れることを抑制することができる。他方、0.30kN/m未満であると、食器等の水分を拭う際に、食器等の形状に合わせてキッチンペーパー1を変形させ、接触面積を増加させることにより、吸収性を向上させることができる。
本実施形態のキッチンペーパー1の引張強度比(Tdm/Tw)(表1参照)は、0.30~1.5であるのが好ましい。ここで、引張強度比が0.30以上であると、濡れた手でキッチンペーパー1を引張り巻き解く際に、望んでいないミシン目2で破断されてしまうことを防ぐことができる。他方、1.5未満であると、濡れた手でキッチンペーパー1を引張り巻き解く際に、キッチンペーパー1の掴んだ部分で破れてしまうことを抑制することができる。
<Ts7値(柔らかさ)、Ts750値(滑らかさ)、D値(ふんわり感)について>
Ts7値(柔らかさ),Ts750値(滑らかさ)及びD値(ふんわり感)は、ティシューソフトネスアナライザー(Emtec Electronic GmbH社製)を用いて、以下の方法により測定する。まず、ティシューソフトネスアナライザーのサンプル台に、直径112.8mmの円形にカットしたサンプルを固定する。このサンプルに対し、ブレード付きローターを100mNの押し込み圧力をかけて上方から押し込んだ後、ブレード付きローターを回転数が2.0回転/秒となるように回転させ、振動周波数を測定する。引き続き、ブレード付きローターを回転させない状態で100mNと、600mNの圧力で上方から押し込み、サンプルを変形させたときの上下方向の変形変位量(mm/N、剛性D)を計測する。なお、Ts7値,Ts750値及びD値の測定はISO187に準拠した環境(温度23±1℃、相対湿度50±2%)で行う。
ここで、測定された振動周波数及び変形変位量から、計算のアルゴリズムであるTPIIを用いて、手触り感の指標であるTs7値、Ts750値及びD値を、以下のようにして算出する。Ts7値は、測定された振動周波数における6500Hzを含むスペクトルの極大ピークの強度dB/V2rmsである。Ts750値は、測定された振動周波数における低周波数側からの最初のスペクトルの極大ピークの強度dB/V2rmsである。D値は、測定された変形変位量から算出される値mm/Nである。ここでサンプルに対する手触り感の指標として、Ts7値が小さいほど柔らかさに優れ、Ts750値が小さいほど滑らかさに優れ、D値が大きいほどふんわり感に優れることを示す。
なお、Ts7値、Ts750値、D値を算出する際は、各サンプルの第1面(2プライで構成されるキッチンペーパー1の表面シート11の外側の面)と第2面(2プライで構成されるキッチンペーパー1の裏面シート12の外側の面)についてそれぞれ10回ずつ行い、その平均値を本実施形態におけるTs7値、Ts750値、D値とする。
本実施形態のキッチンペーパー1の長さ方向(ミシン目を含まない)部分のキッチンペーパー1における手触り感の指標(Ts7値、Ts750値及びD値)の好ましい数値範囲は、以下のとおりである。Ts7値(柔らかさ)(表1参照)は、20.0~40.0dBV2rmsであるのが好ましい。また、Ts750値(滑らかさ)(表1参照)は、100.0~250.0dBV2rmsであるのが好ましい。さらに、D値(ふんわり感)(表1参照)は、2.0~3.0mm/Nであるのが好ましい。よって、Ts7値、Ts750値及びD値が、上記の数値範囲のそれぞれを満たすことにより、キッチンペーパー1の手触り感は優れたものとなる。
<紙質の比較評価結果>
実施例1乃至実施例4の官能評価の対比から明らかなように、キッチンペーパー1におけるTEAが30.0~150.0J/m2であれば、柔軟性及び丈夫さの官能評価をバランス良く高めるともに、ミシン目2での切れやすさの官能評価を高めることができるとの結論を得た。
ここで、TEAが好ましい数値範囲の下限値である30.0J/m2に近い値(実施例4参照)であれば、柔軟性の官能評価をさらに高めることができるのでより好ましい。また、乾燥引張強度Tdが好ましい数値範囲の上限値である1.0kN/mに近い値(実施例3参照)であれば、丈夫さの官能評価をさらに高めることができるのでより好ましい。さらに、乾燥引張強度比Td/Tdmが好ましい数値範囲の上限値である15.0に近い値(実施例2参照)であれば、ミシン目2での切れやすさの官能評価をさらに高めることができるのでより好ましい。
以上に対し、比較例1では、TEAが30J/m2未満であることから、柔軟性の官能評価に優れる一方、丈夫さの官能評価が低下している。また、比較例2では、TEAが150J/m2以上であることから、丈夫さの官能評価に優れる一方、柔軟性の官能評価が低下している。よって、比較例1及び比較例2に係るキッチンペーパー1は、使用の際に求められる丈夫さ及び柔軟性をバランス良く兼ね備えることはできない。
<その他>
本発明は、上述した各形態や、各実施例、随所に述べた変形例に限られることなく、本発明の技術的思想から逸脱しない範囲で、適宜の変更や変形が可能である。
1 キッチンペーパー
2 ミシン目
2c カット(切り込み)
2t タイ(切り残り)
10 キッチンペーパーロール
11 表面シート
11e 第1エンボス凸部
12 裏面シート
12e 第2エンボス凸部
13 紙管
D ふんわり感を表す手触り感の指標
Lc カット長さ
Lt タイ長さ
Td キッチンペーパー1の長さ方向(ミシン目を含まない)部分の乾燥引張強度
Tdm キッチンペーパー1の長さ方向(ミシン目を含む)部分の乾燥引張強度
TEA キッチンペーパー1の長さ方向(ミシン目を含まない)部分の引張エネルギー吸収量
Ts7 柔らかさを表す手触り感の指標
Ts750 滑らかさを表す手触り感の指標
Tw キッチンペーパー1の長さ方向(ミシン目を含まない)部分の湿潤引張強度
ε キッチンペーパー1の長さ方向(ミシン目を含まない)部分の伸び率

Claims (8)

  1. 同一構成のキッチンペーパーウェブが積層された2プライのキッチンペーパーロールであって、シートの長手垂直方向に一定間隔のミシン目を有し、前記ミシン目を含まないシート長手方向の引張エネルギー吸収量が30~150J/m2であり、前記シートに一様に形成されたエンボスは、ドット状のみであり、前記エンボスの凹部の直径が0.10~10.0mmであり、前記シートのエンボス密度が0.1~25個/cm 2 であることを特徴とするキッチンペーパーロール。
  2. 前記ミシン目におけるカット長さからタイ長さを除した値が、3~10であることを特徴とする請求項1に記載のキッチンペーパーロール。
  3. 前記ミシン目を含まない前記シート長手方向の乾燥引張強度から前記ミシン目を含む前記シート長手方向の乾燥引張強度を除した値が、5.0~15.0であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のキッチンペーパーロール。
  4. 前記ミシン目を含まない前記シート長手方向の乾燥引張強度が0.40~1.0kN/mかつ、前記ミシン目を含む前記シート長手方向の乾燥引張強度が0.050~0.15kN/mであることを特徴とする請求項3に記載のキッチンペーパーロール。
  5. 前記ミシン目を含む前記シート長手方向の乾燥引張強度から前記ミシン目を含まない前記シート長手方向の湿潤引張強度を除した値が、0.30~1.5であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のキッチンペーパーロール。
  6. 前記ミシン目を含まない前記シート長手方向の湿潤引張強度が0.10~0.30kN/mであることを特徴とする請求項5に記載のキッチンペーパーロール。
  7. 手触り感の指標であるTs7値、Ts750値及びD値は、それぞれ20~40dB/V2rms、100~250dB/V2rms及び2.0~3.0mm/Nであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のキッチンペーパーロール。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載のキッチンペーパーロールを製造する方法であって、前記シートの丈夫さにおける評価指標として前記引張エネルギー吸収量を採用し、前記引張エネルギー吸収量が30~150J/m2となるように、前記シートにクレープ加工及びンボス加工を施す工程を含むことを特徴とする方法。
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