JP2014192933A - 磁石式発電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】発電の高出力・高効率化を図りつつ、製造効率の低下を防止できる磁石式発電機を提供する。
【解決手段】磁石式発電機1は、コイルが巻装される磁路部15とその先端から突出する突出部16とからなる突極14を複数有する固定子と、複数個の永久磁石6が突極14と対向するように取り付けられた回転子2と、を備え、突極14は、互いに隣接する磁路部15同士の配置角度θ1が略均等に設定され、磁路部15の先端部位と突出部16とからなる先端部17は、同相の先端部17同士の配置角度が永久磁石6の極弧角に一致するように設定される。
【選択図】図2

Description

本発明は、永久磁石を用いた磁石式発電機に関し、特に、自動二輪車のエンジン等に接続される3相の磁石式発電機に関する。
自動二輪車に搭載される発電機には、構造が簡単でありながら高出力を得ることができる磁石式発電機が多く用いられている。磁石式発電機は、コイルを巻装した固定子と、永久磁石を備えた回転子とから構成されている。磁石式発電機は、回転子をエンジン等によって回転駆動させることにより、永久磁石が形成する回転磁界がコイルを横切って、固定子側に起電力が生じる。
一方、近年の自動二輪車では、装備の高級化(ETCやカーナビゲーションシステム等の搭載)や、環境負荷低減のためのデバイス追加(エンジン制御用マイクロコンピュータ等の搭載)に伴い、車両内の電気的負荷が増大し続けている。このため、自動二輪車用の発電機には、より高出力・高効率化が求められている。
自動二輪車用の発電機では、その要求を満足するため、磁気回路や構成部品について日々改善が為されている。
例えば、特許文献1には、より高出力・高効率な磁気回路を採用した発電機が開示されている。特許文献1の磁石式発電機では、次のような問題があり、その改善が求められていた。
特許文献1の磁石式発電機は、磁極数2pに対し突極数が2p−2となっているため、突極数が少なくなる。このため、特許文献1の磁石式発電機は、発電量が少なくなる場合がある。
特許文献1の磁石式発電機は、発電量を確保するために磁極数を増加させると(例えば20極)、高周波数に対応できるFETタイプの電圧レギュレータが必要となる。FETタイプのレギュレータは、サイリスタを用いたものよりも高価であり、システムコストが増大して製品価格の上昇を招く。
特許文献1の磁石式発電機は、各相の突極数が異なる場合があるため、突極数のアンバランスにより発電効率が低下するおそれがある。特に、安価な電圧レギュレータを使用できる磁極構成(例えば、N=12,16)では、突極数のアンバランスにより、相間の発電バランスが崩れ易くなって、発電効率が悪化する可能性がある。
そこで、多くの突極を発電機内に配置した発電機が提案されている。特許文献2には、隣接する同相の突極の配置角度を永久磁石の極弧角に一致させる一方で、隣接する異相の突極の配置角度を永久磁石の極弧角よりも狭く設定した発電機が開示されている。
特許文献2の磁石式発電機は、同じ体格を維持しつつ、発電量を向上させることができる。特許文献2の磁石式発電機は、発電量を確保しつつ、磁極数を16個以下に抑えることも可能となる。このため、安価なサイリスタタイプの電圧レギュレータを使用することにより、システムコストの増大を抑えることができる。特許文献2の磁石式発電機は、各相の突極を均等に配置することができる。これにより、相間の発電バランスの崩れによる発電効率の低下を防止できる。
国際公開第2003/098781号 特開2011−120429号公報
特許文献2の磁石式発電機は、発電量を向上させることができるものの、製造効率の低下を招くおそれがある。
特許文献2の磁石式発電機は、隣接する同相の突極同士の間隔に対して、隣接する異相の突極同士の間隔が狭く設定される。隣接する突極同士の間隔が均等でないため、突極にコイルを巻きつける際に、例えば突極毎に巻き付け速度を異ならせる等の措置が必要となる。このため、製造効率を低下させてしまうという問題がある。
本発明は、発電の高出力・高効率化を図りつつ、製造効率の低下を防止できる磁石式発電機を提供することを目的とする。
本発明に係る磁石式発電機の第一実施態様は、コイルが巻装される磁路部と前記磁路部の先端から側方に突出すると突出部とからなる突極を複数有する固定子と、前記固定子の外周又は内周に回転自在に配設され、複数個の永久磁石が前記突極と対向するように周方向に沿って取り付けられた回転子と、を備える磁石式発電機であって、前記突極は、互いに隣接する磁路部同士の角度が略均等に設定され、前記磁路部の先端部位と前記突出部とからなる先端部は、同相の先端部同士の配置角度が前記永久磁石の極弧角に一致するように設定されることを特徴とする。
本発明に係る磁石式発電機の第二実施態様は、第一実施態様において、同相の突極のみに隣接する突極には、前記周方向の両側に前記突出部が配置され、異相の突極に隣接する突極には、前記周方向のうち、前記異相の突極に隣接する側方にのみ前記突出部が配置されることを特徴とする。
本発明に係る磁石式発電機の第三実施態様は、第二実施態様において、前記突出部の突出量が略均一に設定されることを特徴とする。
本発明に係る磁石式発電機の第四実施態様は、第一実施態様において、前記突極には、前記周方向の両側に前記突出部が配置され、異相の突極に隣接する突極においては、前記周方向の一方に配置された前記突出部の突出量が、前記周方向のうち他方に配置された前記突出部の突出量と異なっていることを特徴とする。
本発明に係る磁石式発電機の第五実施態様は、第二又は第三実施態様において、異相の突極に隣接する突極に対応して配置されるボビンを備え、前記ボビンは、前記同相の突極に対向する側方に、前記コイルの巻き乱れを防止するコイル巻乱防止部を有することを特徴とする。
本発明に係る磁石式発電機の第六実施態様は、第一から第五実施態様のいずれかにおいて、前記周方向において隣接配置される複数の突極が同相を形成すると共に、同一電気角に配置されることを特徴とする。
本発明に係る磁石式発電機によれば、突極の突出部の配置角度を永久磁石の極弧角に近づけているので、相間の発電バランスの崩れによる発電効率の低下を抑えることができる。したがって、発電機の高出力・高効率化を実現できる。
その一方で、隣接する突極の磁路部同士の角度が均等に設定されているので、磁路部に対するコイルの巻き付けを効率よく行うことができ、製造効率の低下を防止できる。
本発明の第一実施形態に係る発電機1の構成を示す断面図である。 発電機1における突極14の形状及び配置を示す図である。 先端部17を示す図である。 本発明の第二実施形態に係る発電機51を示す図である。 本発明の第三実施形態に係る発電機61を示す図である。 ボビン40を示す図である。 従来の発電機91を示す図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の第一実施形態に係る発電機1の構成を示す断面図である。
図2は、発電機1における突極14の形状及び配置を示す図である。
図3は、先端部17を示す図(図2の一部拡大図)である。
発電機1は、いわゆるアウタロータ型の磁石式発電機である。発電機1は、例えば自動二輪車のACG(交流発電機)として使用される。発電機1は、大まかに言うと、回転子2と、固定子3とから構成される。
以下の説明において、Mは、固定子3の突極数を示す。Nは、永久磁石6(回転子2)の磁極数を示す。θpは、永久磁石6の極弧角を示す。θ1は、突極14の磁路部15の配置角度を示す。θ2は、同相における突極14の先端部17の配置角度を示す。Xは、相数(3相の場合はX=3)を示す。θp、θ1、θ2は、全て機械角である。
回転子2は、エンジンのクランクシャフト4に取り付けられ、界磁子として機能する。固定子3は、エンジンのハウジング5に取り付けられ、電機子として機能する。
回転子2には永久磁石6が取り付けられる。固定子3にはコイル7が取り付けられる。回転子2がコイル7の外側で回転すると、永久磁石6が形成する回転磁界がコイル7を横切るので、コイル7に起電力が生じて発電が行われる。
回転子2は、固定子3の外側に回転自在に配置される。回転子2は、鉄等の磁性材料にて形成されたロータヨーク11とボスロータ12とを備える。
ロータヨーク11は、底部11aと円筒部11bを備えた有底円筒形状の部材である。円筒部11bの内周面には、永久磁石6が周方向に沿って複数個配設される。
永久磁石6は、内面側の極性が交互にN極とS極になるように、極弧角θpが22.5°で、16個等分に配置されている。永久磁石6の磁極数N(=2p:pは整数)は16(p=8)である。
ボスロータ12は、円盤状のフランジ部12aと略円筒形状のボス部12bとから構成される。
フランジ部12aは、ロータヨーク11の底部11a中央において、ロータヨーク11と同心となりように取り付けられる。
フランジ部12aの中央には、ボス部12bが突設される。ボス部12bは、フランジ部12aの中心線に沿って延びて、クランクシャフト4の端部にテーパ結合される。クランクシャフト4が回転すると、ボスロータ12もクランクシャフト4と共に回転し、回転子2がコイル7の外側にて回転する。
固定子3は、複数枚の鋼板を重ねて形成したステータコア13を備える。ステータコア13には、複数個の突極14が形成される。
突極14は、コイル7が巻装される柱形の磁路部15と、磁路部15の先端から周方向に突出する突出部16とからなる。突極14のうち、永久磁石6に対向する部位を先端部17と呼ぶ。先端部17は、磁路部15の先端部位15tと突出部16とからなる。
突極14の磁路部15の外周には、コイル7が巻装される。
発電機1は、三相の交流を発電する発電機である。突極14は、U,V,W相の各相それぞれ6本ずつ設けられる。固定子3の突極数Mは、18個である。発電機1は、16極18ポール構成である。
次に、発電機1の突極14の配置を、従来の発電機91の突極94の配置と比較して説明する。
図7は、従来の発電機91を示す図である。発電機91は、特許文献2に記載の発電機である。発電機91において、発電機1と同一の部材には、同一の符号を付す。
以下の説明では、U相を形成する6本の突極14をU1〜U6と呼ぶ場合がある。V相を形成する6本の突極14をV1〜V6と呼ぶ場合がある。W相を形成する6本の突極14をW1〜W6と呼ぶ場合がある。
図2に示すように、発電機1では、18本の突極14の磁路部15が等角度に設けられる。発電機1では、隣接する突極14の磁路部15同士の角度θ1が、θ1=360°/Mに設定される。例えば、U1となる突極14の磁路部15とW6となる突極14の磁路部15との角度θ1は、20.0°に設定される。角度θ1は、極弧角θpとは無関係に設定される。
図2に示すように、発電機1では、突極14の突出部16が、磁路部15に対して周方向の両側に配置されるもの(突極14a)と、磁路部15に対して周方向の片側に配置されるもの(突極14b)が存在する。
発電機1では、同相の突極14のみに隣接する突極14a(例えばU2、V2、W2等)には、周方向の両側に突出部16が配置される。例えばU2となる突極14aは、同相であるU1,U3となる突極14のみに隣接する。このU2となる突極14a(磁路部15)には、周方向の両側に突出部16が配置される。突出部16の突出量(周方向の長さ)は任意に設定できるが、一対の突出部16の突出量は同一である。
また、発電機1では、異相の突極14に隣接する突極14b(例えばU1、V1、W1等)には、周方向のうち、異相の突極14に隣接する側方(片側)にのみ突出部16が配置される。例えばU1となる突極14bは、異相であるW6となる突極14に隣接する。このU1となる突極14b(磁路部15)には、周方向のうち、異相であるW6となる突極14に隣接する側方にのみ突出部16が配置される。この一つの突出部16の突出量(周方向の長さ)は、U2となる突極14a(磁路部15)に配置された一対の突出部16のそれぞれの突出量と同一である。
発電機1の突極14を、上述した形状及び配置としたのは、従来の発電機91における長所を維持(保持)しつつ、従来の発電機91における短所を解消(緩和)するためである。
図7に示すように、発電機91では、同相の突極94同士が隣接しているところでは、磁路部95同士の角度が22.5°に設定される。突極94の突出部96は、周方向の両側に配置される。
このため、発電機91では、同相を形成する3本の突極94(先端部97)は、同時に、永久磁石6の磁極の中心線に位置するように対向する。例えば、U1となる突極94の先端部97が永久磁石6のN極に、U2となる突極94の先端部97が永久磁石6のS極に、U3となる突極94の先端部97が永久磁石6のN極に対して、同時に各磁極の中心線上において対向する。このため、発電機91は、高い発電効率を実現できる長所がある。
その一方で、異相の突極94同士が隣接するところでは、磁路部95同士の角度が15.0°に設定される。突極94の突出部96は、周方向の両側に配置される。
このため、異相の突極94同士が隣接するところでは、磁路部95同士の間のスペースが小さくなる。したがって、同相の突極94同士が隣接するところに比べて、磁路部95へのコイル7の巻き付けがしづらくなる。
発電機91では、コイル7が巻き付けがしやすい磁路部95と巻き付けがしづらい磁路部95が混在するので、コイル7の巻き付け作業の効率が低下してしまう短所がある。
これに対して、発電機1は、隣接する突極14の磁路部15同士の角度θ1が全て20.0°に設定される。このため、発電機1は、発電機91のように、固定子3において磁路部15同士の間のスペースが大ききところと、磁路部15同士の間のスペースが小さいところが混在しない。発電機1は、磁路部15同士の間のスペースが均一である。
このため、磁路部15に対するコイル7の巻き付けを効率よく行うことができ、製造効率の低下を防止できる。また、磁路部15に巻装されるコイル7の巻き数を増加させることができるので、発電機1の高出力・高効率化を実現できる。
また、発電機1では、同相の突極14のみに隣接する突極14aには、周方向の両側に突出部16が配置される。また、異相の突極14に隣接する突極14bには、周方向のうち、異相の突極14に隣接する側方にのみ突出部16が配置される。
このため、発電機1では、隣接する突極14の先端部17同士の角度θ2が22.5°に設定される。
先端部17同士の角度θ2は、それぞれの先端部17における周方向の中心位置の間の角度である。
したがって、発電機1は、U1となる突極14の先端部17が永久磁石6のN極に、U2となる突極14の先端部17が永久磁石6のS極に、U3となる突極14の先端部17が永久磁石6のN極に対して、同時に各磁極の中心線上において対向する。このため、発電機1は、発電機91と同様に、高い発電効率を実現できる。
図2に示すように、発電機1では、3つの突極14が周方向に隣接配置されて、極対21を形成する。例えば、U1となる突極14、U2となる突極14,U3となる突極14は、周方向において隣接して配置される。これら3つの突極14により、U相の極対21Uaを形成する。
また、同相における3つの突極14は、同一の電気角に配置される。それぞれの極対21においては、3つの突極14は、異極性の永久磁石6と同一電気角を有して対向する。極対21における3つの突極14の先端部17は、隣接するもの同士が異なる極性の磁極に対向するように、永久磁石6の極弧角θpとほぼ同じ角度θ2に設定される。
極対21における3つの突極14では、隣接する突極14に巻かれたコイル7の巻方向が互いに逆方向に設定される。例えば、U1となる突極14に巻かれたコイル7と、U2となる突極14に巻かれたコイル7とは、巻方向が互いに逆方向である。
同様に、V相を形成するV1,V2,V3の突極14は、隣接配置されて、極対21Vaを形成する。W相を形成するW1,W2,W3の突極14は、隣接配置されて、極対21Waを形成する。
極対21Va,21Waでは、V1〜V3、W1〜W3が異極性の永久磁石6と同一電気角にて対向する。V1〜V3、W1〜W3の突極14の先端部17同士の角度θ2は22.5°に設定される。
同相において隣接する突極14同士(V1とV2、V2とV3、W1とW2、W2とW3)には、逆方向に通電されるコイル7が配置される。
各相の極対21は一対設けられる。2つの極対21は、回転子2の回転中心Oを挟んで対向するように配置される。極対21Uaに対しては、回転中心Oを挟んで対向する位置に、極対21Ubが設けられる。同様に、極対21Va,21Waに対しては、極対21Vb,21Wbが設けられる。
極対21Ub,21Vb,21Wbにも、3本の突極14(U相:U4,U5,U6、V相:V4,V5,V6、W相:W4,W5,W6)が配置される。
発電機1では、各相の突極14が6個ずつ均等に配置される。このため、サイリスタタイプの電圧レギュレータが使用可能な磁極構成(磁極数N=16)においても、相間の発電バランスが崩れることがなく、発電効率の低下を招くこともない。
このように、本発明の第一実施形態に係る発電機1は、同相における突極14の先端部17同士の角度θ2を永久磁石の極弧角θpに近づけているので、相間の発電バランスの崩れによる発電効率の低下を抑えることができる。したがって、発電機1の高出力・高効率化を実現できる。
その一方で、隣接する突極14の磁路部15同士の角度θ1が均等に設定されているので、磁路部15に対するコイル7の巻き付けを効率よく行うことができ、製造効率の低下を防止できる。また、磁路部15に巻装されるコイル7の巻き数を増加させることができるので、発電機1の高出力・高効率化を実現できる。
図4は、本発明の第二実施形態に係る発電機51の構成を示す断面図である。
発電機51において、第一実施形態に係る発電機1と同一の部材には、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図4に示すように、発電機51では、突極14の突出部16が、磁路部15に対して周方向の両側に配置される。一対の突出部16の突出量が同一のもの(突極14a)と、一対の突出部16の突出量が異なるもの(突極14b)が存在する。
発電機51では、同相の突極14のみに隣接する突極14a(例えばU2、V2、W2等)には、周方向の両側に突出部16が配置される。例えばU2となる突極14aは、同相であるU1,U3となる突極14のみに隣接する。このU2となる突極14a(磁路部15)には、周方向の両側に突出部16が配置される。突出部16の突出量(周方向の長さ)は、任意に設定できるが、一対の突出部16の突出量は同一である。例えば、第一実施形態に係る発電機1における突出部16の突出量よりも、αmm長く設定される。
また、発電機51では、異相の突極14に隣接する突極14b(例えばU1、V1、W1等)には、周方向の両側に突出部16が配置される。もっとも、周方向のうち、異相の突極14に隣接する側方(片側)に配置された突出部16(16a)は長く、同相の突極14に隣接する側方(片側)に配置された突出部16(16b)は短い。
例えばU1となる突極14bは、異相であるW6となる突極14に隣接する。このU1となる突極14b(磁路部15)には、周方向のうち、異相であるW6となる突極14に隣接する側方に、長い突出部16が配置される。この突出部16の突出量(周方向の長さ)は、U2となる突極14a(磁路部15)に配置された一対の突出部16のそれぞれの突出量と同一である。
U1となる突極14b(磁路部15)には、周方向のうち、同相であるU2となる突極14に隣接する側方に、短い突出部16(16b)が配置される。この突出部16bの突出量(周方向の長さ)は、U2となる突極14a(磁路部15)に配置された一対の突出部16のそれぞれの突出量とは異なる。突出部16(16b)の突出量は、例えばαmmに設定される。
このように、発電機51では、異相の突極14に隣接する突極14bにおける一対の突出部16のうち、異相の突極14に隣接する側方(片側)に配置された突出部16(16a)は長く、同相の突極14に隣接する側方(片側)に配置された突出部16(16b)は短く設定される。突出部16aの突出量を発電機1の突出部16に比べてαmm長くに設定され、それと同量(αmm)だけ突出部16bを突出させた。したがって、突極14bの先端部17の中心位置は、発電機1の場合と同一である。つまり、発電機51においても、隣接する突極14の先端部17同士の角度θ2が22.5°に設定される。
このため、本発明の第二実施形態に係る発電機51では、第一実施形態に係る発電機1と同一の効果が得られる。すなわち、同相における突極14の先端部17同士の角度θ2を永久磁石の極弧角θpに近づけているので、相間の発電バランスの崩れによる発電効率の低下を抑えることができる。したがって、発電機1の高出力・高効率化を実現できる。
その一方で、隣接する突極14の磁路部15同士の角度θ1が均等に設定されているので、磁路部15に対するコイル7の巻き付けを効率よく行うことができ、製造効率の低下を防止できる。また、磁路部15に巻装されるコイル7の巻き数を増加させることができるので、発電機1の高出力・高効率化を実現できる。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前述の実施例では、16極18ポール構成の発電機を示したが、図5に示すように、16極12ポール構成の発電機61も可能である。
前述の実施の形態では本発明の発電機を発電機として使用した場合を示したが、これをモータとして使用することも可能である。
例えば、突極14に対応したボビン40を設けてもよい(図6参照)。一つの突極14に対して、対称形状の2つのボビン40が装着される。ボビン40は、磁路部15の外周面を覆う巻胴保護部40aと、先端部17(突出部16)を覆う歯保護部40bと、により形成される。巻胴保護部40aは、断面略U字状に形成される。歯保護部40bは、巻胴保護部40aの先端縁部において、巻胴保護部40aに直交するようにフランジ状に張り出し形成される。
図6に示すように、異相の突極14に隣接する突極14bに対して配置されるボビン40には、突出部16が存在しない側方(同相の突極14に対向する側方)に、コイル巻乱防止部41が形成される。コイル巻乱防止部41は、巻胴保護部40aに直交するようにフランジ状に張り出し形成される。コイル巻乱防止部41は、歯保護部40bと一体的に形成される。コイル巻乱防止部41は、歯保護部40bよりも、突出量が小さく形成される。
ボビン40にコイル巻乱防止部41を設けることにより、突出部16が存在しない側方におけるコイル7の巻き乱れを防止できる。
なお、コイル巻乱防止部は、巻胴保護部40aに対してフランジ状に張り出し形成されたものに限らない。巻胴保護部40aの表面にコイル7の銅線に対応した複数の溝を形成する場合であってもよい。
自動二輪車のACGスタータのように、発電機とモータを兼用したものにも適用可能である。前述の実施の形態では本発明の発電機を自動二輪車用発電機に適用した例を示したが、他の用途の発電機やモータに適用することも可能である。
前述の実施の形態では、アウタロータ型の発電機に本発明を適用した例を示したが、回転子が固定子の内側に配設されるいわゆるインナーロータ型の発電機に本発明を適用することも可能である。
前述の実施の形態では、相数が3相の発電機について説明したが、5相等の他の多相発電機にも本発明は適用可能である。
本実施形態においては、同一相の先端部17の角度θ2が、永久磁石6の極弧角θpと一致している場合について示したが、これに限らない。同一相の先端部17の角度θ2が、永久磁石6の極弧角θpと略一致していれば良い。また、同一相の先端部17の角度θ2が、永久磁石6の極弧角θpと僅かにずれている場合であっても、これに含まれることは言うまでもない。また、同一相の先端部17の角度θ2が、永久磁石6の極弧角θpと略一致していれば良いのであって、各突極14の先端部17の形状が本実施形態に限られることはない。
本実施形態において、突極14の磁路部15が等角度に設けられた場合について示したが、これに限らない。すなわち、各スロットの面積が略均一になるのであれば良いのであって、本実施形態の様に、永久磁石6の極弧角θpが20°の場合、22.5°±2,5°(永久磁石6の極弧角θpの12.5%以内)の範囲内であれば、完全に等角度でなくても良い。
本実施形態において、磁路部15の間に形成されるスペースが均一である場合について示したが、これに限られないことは言うまでもない。すなわち、各スペースが略均一であれば、各スペース内のコイル7の量が略等しくなるため、同様の効果を奏することができる。
1,51,61…発電機(磁石式発電機)
2…回転子
3…固定子
6…永久磁石
7…コイル
14…突極
15…磁路部
15t…先端部位
16…突出部
17…先端部
40…ボビン
41…コイル巻乱防止部
θp…極弧角
θ1…磁路部の配置角度
θ2…先端部の配置角度

Claims (6)

  1. コイルが巻装される磁路部と前記磁路部の先端から側方に突出すると突出部とからなる突極を複数有する固定子と、
    前記固定子の外周又は内周に回転自在に配設され、複数個の永久磁石が前記突極と対向するように周方向に沿って取り付けられた回転子と、
    を備える磁石式発電機であって、
    前記突極は、互いに隣接する磁路部同士の配置角度が略均等に設定され、
    前記磁路部の先端部位と前記突出部とからなる先端部は、同相の先端部同士の配置角度が前記永久磁石の極弧角に一致するように設定されることを特徴とする磁石式発電機。
  2. 同相の突極のみに隣接する突極には、前記周方向の両側に前記突出部が配置され、
    異相の突極に隣接する突極には、前記周方向のうち、前記異相の突極に隣接する側方にのみ前記突出部が配置されることを特徴とする請求項1に記載の磁石式発電機。
  3. 前記突出部の突出量が略均一に設定されることを特徴とする請求項2に記載の磁石式発電機。
  4. 前記突極には、前記周方向の両側に前記突出部が配置され、
    異相の突極に隣接する突極においては、前記周方向の一方に配置された前記突出部の突出量が、前記周方向のうち他方に配置された前記突出部の突出量と異なっていることを特徴とする請求項1に記載の磁石式発電機。
  5. 異相の突極に隣接する突極に対応して配置されるボビンを備え、
    前記ボビンは、前記同相の突極に対向する側方に、前記コイルの巻き乱れを防止するコイル巻乱防止部を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の磁石式発電機。
  6. 前記周方向において隣接配置される複数の突極が同相を形成すると共に、同一電気角に配置されることを特徴とする請求項1から5のうちいずれか一項に記載の磁石式発電機。
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