JP2014189053A - 車両用メータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の持つ躍動感を演出できる車両用メータ装置を提供する。
【解決手段】車両用メータ装置(10)は、円形の中央メータ(12)と、中央メータの外周を囲むよう設けられ、円筒状の中央非光沢部(26)、及び、中央非光沢部の車両後方側の端縁(24a)に沿って車両後方側に設けられた円環状の中央光沢部(28)を有する中央外周部材(24)と、中央メータに隣接して配置される左右ディスプレイ(14,16)と、左右ディスプレイの外周を囲むように設けられ且つ中央外周部材に向けた開口部が形成され、壁状の左右非光沢部(34,38)、及び、左右非光沢部の車両後方側の端縁に沿って車両後方側に設けられた左右光沢部(36,40)を有する左右外周部材(30,32)とを有し、左右光沢部は、その端面(36a,40a)が、中央非光沢部の像をドライバ側に向けて反射するように中央非光沢部との間に隙間を有して対向するように配置される。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用メータ装置に係わり、特に、ドライバに対向して配置される車両用メータ装置に関する。
従来より、複数の表示部を有する車両用メータ装置が用いられている。例えば、特許文献1には、水温計、速度計、及び、燃料計を有するコンビネーションメータが開示されている。このコンビネーションメータでは、正面視において、車幅方向に沿って左から順に、水温計、速度計、及び、燃料計が一列に配置されている。
特開2004−309508号公報
近年では、車両用メータ装置を含むインストルメントパネルのデザインにより、車両の持つ「勢い」や「躍動感」を演出して、車両の運動性能の高さや高級感をドライバに印象付けたいという要求がある。
しかしながら、上述した特許文献1のコンビネーションメータは、車両の持つ「勢い」や「躍動感」を演出することが想定されておらず、単に、エンジンの水温、車速、及び、燃料残量を表示すること目的として構成されている。即ち、特許文献1のコンビネーションメータでは、水温計、速度計、及び、燃料計が平面的に配列されているに過ぎないので、必要な情報を表示するというコンビネーションメータ本来の目的以外の印象を乗員に与えることが困難である。従って、従来のコンビネーションメータでは、車両の持つ「勢い」や「躍動感」を演出することができない。
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、車両の持つ「勢い」や「躍動感」を演出することができる車両用メータ装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の車両用メータ装置は、ドライバに対向して配置される車両用メータ装置であって、ほぼ円形の中央表示板と、この中央表示板の外周を囲むよう設けられ、非光沢の円筒状の中央非光沢部、及び、この中央非光沢部の車両後方側の端縁に沿って車両後方側に設けられた光沢の円環状の中央光沢部を有する中央表示板用の外周部材と、中央表示板に隣接して配置される隣接表示板と、この隣接表示板の外周を囲むように設けられ且つ中央表示板の外周部材に向けた開口部が形成され、非光沢の壁状の隣接非光沢部、及び、この隣接非光沢部の車両後方側の端縁に沿って車両後方側に設けられた光沢の隣接光沢部を有する隣接表示板用の外周部材と、を有し、隣接表示板用の外周部材の隣接光沢部は、その端面が、中央表示板用の外周部材の中央非光沢部の像を、その端面の光沢によりドライバ側に向けて反射するように中央非光沢部との間に隙間を有して対向するように配置されていることを特徴とする。
このように構成された本発明においては、隣接表示板用の外周部材の隣接光沢部は、その端面が、中央表示板用の外周部材の中央非光沢部の像を、その端面の光沢によりドライバ側に向けて反射するように中央非光沢部との間に隙間を有して対向するように配置されているので、ドライバにとって、隣接光沢部の端面は、その端面に映りこんだ中央非光沢部により、外光を反射する隣接光沢部の他の部分よりも暗く認識される。これにより、隣接表示板用の外周部材の隣接光沢部が、中央非光沢部に対向する端面から次第に浮かび上がりながら車内に広がるような印象をドライバに与えることができ、立体感を強調することができる。
このように、隣接表示板用の外周部材の隣接光沢部がドライバの正面の中央表示板用の外周部材の中央非光沢部から車内に広がりながら運転席に近づいてくるような立体感を強調することにより、車両の持つ「勢い」や「躍動感」を演出することができる。
また、本発明において、好ましくは、隣接光沢部の端面と中央非光沢部との間の隙間は、車両後方に向かって広がるように形成されている。
このように構成された本発明においては、隣接光沢部の端面と中央非光沢部との間の隙間は、車両後方に向かって広がるように形成されているので、隣接光沢部の端面が、中央非光沢部の像を車両後方に向かって反射することができる。従って、ドライバの視点からは、中央非光沢部が映り込んだ隣接光沢部が視認される。これにより、隣接表示板用の外周部材の隣接光沢部が、中央非光沢部に対向する端面から次第に浮かび上がりながら車内に広がるような印象をドライバに与えることができ、立体感を強調することができる。
また、本発明において、好ましくは、中央表示板用の外周部材の中央非光沢部は、中央表示板の面方向に対してほぼ直交する方向に延び、隣接光沢部の端面は、ドライバから見て車両前方の奥側に向かう方向に所定の傾斜角を有し、その所定の傾斜角は、車両前方の奥側に向かうほど小さくなるように形成されている。
このように構成された本発明においては、中央表示板用の外周部材の中央非光沢部は、中央表示板の面方向に対してほぼ直交する方向に延び、隣接光沢部の端面の傾斜角は、ドライバから見て車両前方の奥側に向かうほど小さくなるように形成されているので、車両前方の奥側に向かうほど、隣接光沢部の端面と中央非光沢部の側面とが平行に近づき、ドライバにとって、これらの面の境界を識別し難くなる。これにより、隣接表示板用の外周部材の隣接光沢部が、中央非光沢部に対向する端面から浮かび上がってくる印象を一層強くドライバに与えることができ、立体感を更に強調することができる。
また、本発明において、好ましくは、隣接表示板用の外周部材は、車両後方側の端縁に向けて薄くなるように形成されている。
このように構成された本発明においては、隣接表示板用の外周部材は、車両後方側の端縁に向けて薄くなるように形成されているので、ドライバの視点から見た隣接表示板用の外周部材の奥行きが強調される。これにより、隣接表示板用の外周部材の立体感を更に強調することができる。
また、本発明において、好ましくは、中央表示板用の外周部材は、側面視で、その車両後方側の端縁が、下側から上側に向かって車両後方側に突出するように傾斜して形成されている。
このように構成された本発明においては、中央表示板用の外周部材は、側面視で、その車両後方側の端縁が、下側から上側に向かって車両後方側に突出するように傾斜しているので、中央表示板用の外周部材がドライバに向かって延びるような印象を与えることができ、この外周部材により囲まれる中央表示板の存在感を強調することができる。これにより、車両の持つ「勢い」や「躍動感」を演出することができる。
また、中央表示板用の外周部材の上側の端縁により、中央表示板への外光の入射を効果的に防止することができる。
また、本発明において、好ましくは、隣接表示板用の外周部材は、その車両後方側の端縁の上側部分が、車両後方側の端縁の下側部分よりも、車両後方側に突出するように形成されている。
このように構成された本発明においては、隣接表示板用の外周部材は、その車両後方側の端縁の上側部分が、車両後方側の端縁の下側部分よりも、車両後方側に突出しているので、隣接表示板用の外周部材がドライバに向かって延びる印象を与えることができ、この隣接表示板用の外周部材に隣接している中央表示板用の外周部材がドライバに向かって延びる印象を強調することができる。これにより、中央表示部の存在感を更に強調することができ、車両の持つ「勢い」や「躍動感」を演出することができる。
また、隣接表示板用の外周部材の上側の端縁により、隣接表示板への外光の入射を効果的に防止することができる。
また、本発明において、好ましくは、隣接表示板は、中央表示板を挟んで配置される左右の隣接表示板を含み、隣接表示板用の外周部材は、左右の隣接表示板の外周をそれぞれ囲むように設けられる。
このように構成された本発明においては、隣接表示板用の外周部材の隣接光沢部が、中央非光沢部に対向する端面から次第に浮かび上がりながら左右に広がるような印象をドライバに与えることができ、立体感を強調することができる。
このように、隣接表示板用の外周部材の隣接光沢部がドライバの正面の中央表示板用の外周部材の中央非光沢部から左右に広がりながら運転席に近づいてくるような立体感を強調することにより、車両の持つ「勢い」や「躍動感」を演出することができる。
本発明によれば、車両の持つ「勢い」や「躍動感」を演出することができる。
本発明の実施形態による車両用メータ装置を搭載した車両のインストルメントパネル周辺を示す斜視図である。 本発明の実施形態による車両用メータ装置の斜視図である。 本発明の実施形態による車両用メータ装置の正面図である。 本発明の実施形態による車両用メータ装置の側面図である。 本発明の実施形態による車両用メータ装置の平面図である。 本発明の実施形態による車両用メータ装置の底面図である。 本発明の実施形態による車両用メータ装置の右光沢部の端面と中央非光沢部との間の隙間を示す拡大底面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態による車両用メータ装置を説明する。
まず、図1により、本発明の実施形態による車両用メータ装置を搭載した車両のインストルメントパネル周辺の構成を説明する。図1は、本発明の実施形態による車両用メータ装置を搭載した車両のインストルメントパネル周辺を示す斜視図である。
図1に示すように、符号1は、車室を示し、この車室1の前部には、車幅方向に延びるインストルメントパネル2が設けられている。また、インストルメントパネル2の車幅方向中央部から車室1の後部に向かって、コンソール部4が延設されている。さらに、インストルメントパネル2の車両後方側の側面に設けられた開口にコラムシャフト6が挿通されており、このコラムシャフト6にステアリングホイール8が取り付けられている。また、インストルメントパネル2の運転席側(図1における左側)の側面に、車両用メータ装置10が設けられている。
次に、図2乃至図4により、本発明の実施形態による車両用メータ装置10の構成を説明する。図2は、本発明の実施形態による車両用メータ装置10の斜視図であり、図3は、本発明の実施形態による車両用メータ装置10の正面図であり、図4は、本発明の実施形態による車両用メータ装置10の側面図である。
図2及び図3に示すように、車両用メータ装置10の中央部には、円形の中央メータ12が配置されている。また、中央メータ12の車幅方向左側に隣接して、ほぼ台形の左ディスプレイ14が配置され、中央メータ12の車幅方向右側に隣接して、ほぼ台形の右ディスプレイ16が配置されている。この車両用メータ装置10は、中央メータ12がドライバに対向して配置されるように、インストルメントパネル2に配置される。
中央メータ12は、円形の文字盤18と、文字盤18の中心を軸として回動する指針20とを備えている。本実施形態の中央メータ12はエンジンの回転数を表示するタコメータであり、エンジンの回転数を示す数字及び目盛りが文字盤18の外周に沿って配置されている。また、文字盤18の一部(図3においては文字盤18の右下の部分)には、文字盤ディスプレイ22が設けられている。この文字盤ディスプレイ22は、液晶ディスプレイであり、車速を表示する。
左ディスプレイ14及び右ディスプレイ16は、液晶ディスプレイであり、車両の状態に関する各種の情報を表示する。
更に、図2及び図3に示すように、車両用メータ装置10の中央部には、中央メータ12の外周を囲む円筒形状の中央外周部材24が設けられている。この中央外周部材24は、文字盤18の面方向に対して直交する方向に延びるように形成されている。更に、図4に示すように、中央外周部材24は、側面視で、この中央外周部材24の運転席側の端縁24aが、中央メータ12の下側から上側に向かって運転席方向に突出するように傾斜して形成されている。
この中央外周部材24は、非光沢の円筒状の中央非光沢部26と、この中央非光沢部26の車両後方側の端縁に沿って車両後方側に設けられた光沢の円環状の中央光沢部28とを有する。中央非光沢部26は、表面が非光沢のプラスチックにより形成される。また、中央光沢部28は、金属蒸着、金属めっき、金属調塗装等の表面処理が施されたプラスチックや、表面が光沢を持つように成形されたプラスチックにより形成される。
また、図2及び図3に示すように、中央外周部材24の左側には、左ディスプレイ14の外周を囲むように左外周部材30が設けられている。左外周部材30には、中央外周部材24に向けた開口部が形成されている。即ち、左外周部材30は、その両端部が中央外周部材24に向けられた逆コ字形に形成されている。
更に、中央外周部材24の右側には、右ディスプレイ16の外周を囲むように右外周部材32が設けられている。右外周部材32には、中央外周部材24に向けた開口部が形成されている。即ち、右外周部材32は、その両端部が中央外周部材24に向けられたコ字形に形成されている。
これらの左外周部材30及び右外周部材32(以下の説明では、必要に応じて「左右の外周部材30、32」と総称する。)は、文字盤18の面方向に対して直交する方向に延びるように形成されている。また、左右の外周部材30、32は、車両後方側のそれぞれの端縁30a、32aに向けて薄くなるように形成されている。
また、図4に示すように、右外周部材32は、その車両後方側の端縁32aの上側部分が、車両後方側の端縁32aの下側部分よりも、車両後方側に突出するように形成されている。同様に、左外周部材30は、その車両後方側の端縁30aの上側部分が、車両後方側の端縁30aの下側部分よりも、運転席側に突出するように形成されている。
左外周部材30は、非光沢の壁状の左非光沢部34と、この左非光沢部34の車両後方側の端縁に沿って車両後方側に設けられた光沢の左光沢部36とを有している。
また、右外周部材32は、非光沢の壁状の右非光沢部38と、この右非光沢部38の車両後方側の端縁に沿って車両後方側に設けられた光沢の右光沢部40とを有している。
左非光沢部34及び右非光沢部38は、表面が非光沢のプラスチックにより形成される。また、左光沢部36及び右光沢部40は、金属蒸着、金属めっき、金属調塗装等の表面処理が施されたプラスチックや、表面が光沢を持つように成形されたプラスチックにより形成される。
次に、図5及び図6により、中央外周部材24と左右の外周部材30、32との配置関係を説明する。図5は、本発明の実施形態による車両用メータ装置10の平面図であり、図6は、本発明の実施形態による車両用メータ装置10の底面図である。
図5及び図6に示すように、中央非光沢部26に向かって延びている左外周部材30の両端部では、左光沢部36の端面36aが、中央外周部材24の中央非光沢部26の像を、その端面36aの光沢によりドライバ側に向けて反射するように中央非光沢部26との間に隙間42を有して対向するように配置されている。この左光沢部36の端面36aと中央非光沢部26との間の隙間42は、車両後方に向かって広がるように形成されている。
また、中央非光沢部26に向かって延びている右外周部材32の両端部では、右光沢部40の端面40aが、中央外周部材24の中央非光沢部26の像を、その端面40aの光沢によりドライバ側に向けて反射するように中央非光沢部26との間に隙間44を有して対向するように配置されている。この右光沢部40の端面40aと中央非光沢部26との間の隙間44は、車両後方に向かって広がるように形成されている。
次に、図7により、右外周部材32の右光沢部40の端面40aの形状を詳細に説明する。図7は、本発明の実施形態による車両用メータ装置10の右光沢部40の端面40aと中央非光沢部26との間の隙間44を示す拡大底面図である。
図7に示すように、右外周部材32の右光沢部40の下側の端面40aは、ドライバから見て車両前方の奥側に向かう方向に所定の傾斜角θを有し、その傾斜角θは、車両前方の奥側に向かうほど小さくなるように形成されている。ここで、「傾斜角θ」とは、ドライバから見て車両前方の奥側に向かう方向(図7では1点鎖線矢印により示す)から端面40aが傾斜している角度をいう。
本実施形態では、右光沢部40の端面40aは、最も車両後方側の部分で右外周部材32の車両後方側の端縁32aに連続的に繋がっている。即ち、端面40aの最も車両後方側の部分における傾斜角θは、右外周部材32の車両後方側の端縁32aの傾斜角に等しい。図7に示す例では、端面40aの最も車両後方側の部分における傾斜角θは約70度である。
また、右光沢部40の端面40aは、ドライバから見て車両前方の最も奥側の部分で、右外周部材32の右非光沢部38の車両後方側の端縁38aに接している。この車両前方の最も奥側の部分における右光沢部40の端面40aの傾斜角θは、約0度である。
右光沢部40の端面40aの最も車両後方側の部分と、車両前方の最も奥側の部分との間において、端面40aの傾斜角θは、約70度から約0度に至るまで、車両前方の奥側に向かうほど小さくなっている。
右外周部材32の右光沢部40の上側の端面40a、及び、左外周部材30の左光沢部36の各端面36aについても、上述した右外周部材32の右光沢部40の下側の端面40aと同様に、ドライバから見て車両前方の奥側に向かう方向に所定の傾斜角θを有し、その傾斜角θは、車両前方の奥側に向かうほど小さくなるように形成されている。
次に、本発明の実施形態のさらなる変形例を説明する。
上述した実施形態においては、中央外周部材24は、文字盤18の面方向に対して直交する方向に延びるように形成されているが、文字盤18の面方向に対して90度以上の角度で、左右の外周部材30、32に向けて傾斜して延びるように形成されてもよい。
また、上述した実施形態においては、左非光沢部34は逆コ字形状を有し、右非光沢部38は、コ字形状を有しているが、これとは異なる形状を有してもよい。例えば、左非光沢部34はC字形状を有し、右非光沢部38は、逆C字形状を有してもよい。
次に、上述した本発明の実施形態及び本発明の実施形態の変形例による車両用メータ装置10の作用効果を説明する。
まず、左外周部材30の左光沢部36及び右外周部材32の右光沢部40は、それぞれの端面36a、40aが、中央外周部材24の中央非光沢部26の像を、その端面36a、40aの光沢によりドライバ側に向けて反射するように中央非光沢部26との間に隙間42、44を有して対向するように配置されているので、ドライバにとって、左光沢部36及び右光沢部40の端面36a、40aは、その端面36a、40aに映りこんだ中央非光沢部26により、外光を反射する左光沢部36及び右光沢部40の他の部分よりも暗く認識される。これにより、左外周部材30の左光沢部36及び右外周部材32の右光沢部40が、中央非光沢部26に対向する端面36a、40aから次第に浮かび上がりながら左右に広がるような印象をドライバに与えることができ、立体感を強調することができる。
このように、左外周部材30の左光沢部36及び右外周部材32の右光沢部40がドライバの正面の中央外周部材24の中央非光沢部26から左右に広がりながら運転席に近づいてくるような立体感を強調することにより、車両の持つ「勢い」や「躍動感」を演出することができる。
特に、左光沢部36及び右光沢部40の端面36a、40aと中央非光沢部26との間の隙間42、44は、車両後方に向かって広がるように形成されているので、左光沢部36及び右光沢部40の端面36a、40aが、中央非光沢部26の像を車両後方に向かって反射することができる。従って、ドライバの視点からは、中央非光沢部26が映り込んだ左光沢部36及び右光沢部40が視認される。これにより、左外周部材30の左光沢部36及び右外周部材32の右光沢部40が、中央非光沢部26に対向する端面36a、40aから次第に浮かび上がりながら車内に広がるような印象をドライバに与えることができ、立体感を強調することができる。
また、中央外周部材24の中央非光沢部26は、中央メータ12の面方向に対してほぼ直交する方向に延び、左光沢部36及び右光沢部40の端面36a、40aの傾斜角θは、ドライバから見て車両前方の奥側に向かうほど小さくなるように形成されているので、車両前方の奥側に向かうほど、左光沢部36及び右光沢部40の端面36a、40aと中央非光沢部26の側面とが平行に近づき、ドライバにとって、これらの面の境界を識別し難くなる。これにより、左外周部材30の左光沢部36及び右外周部材32の右光沢部40が、中央非光沢部26に対向する端面36a、40aから浮かび上がってくる印象を一層強くドライバに与えることができ、立体感を更に強調することができる。
また、左右の外周部材30、32は、車両後方側の端縁30a、32aに向けて薄くなるように形成されているので、ドライバの視点から見た左右の外周部材30、32の奥行きが強調される。これにより、左右の外周部材30、32の立体感を更に強調することができる。
また、中央外周部材24は、側面視で、その車両後方側の端縁24aが、下側から上側に向かって車両後方側に突出するように傾斜しているので、中央外周部材24がドライバに向かって延びるような印象を与えることができ、この中央外周部材24により囲まれる中央メータ12の存在感を強調することができる。これにより、車両の持つ「勢い」や「躍動感」を演出することができる。
また、中央外周部材24の上側の端縁24aにより、中央メータ12への外光の入射を効果的に防止することができる。
また、左右の外周部材30、32は、その車両後方側の端縁30a、32aの上側部分が、車両後方側の端縁30a、32aの下側部分よりも、車両後方側に突出しているので、左右の外周部材30、32がドライバに向かって延びる印象を与えることができ、この左右の外周部材30、32に隣接している中央外周部材24がドライバに向かって延びる印象を強調することができる。これにより、中央メータ12の存在感を更に強調することができ、車両の持つ「勢い」や「躍動感」を演出することができる。
また、左右の外周部材30、32の上側の端縁30a、32aにより、左ディスプレイ14及びへの外光の入射を効果的に防止することができる。
1 車室
2 インストルメントパネル
4 コンソール部
6 コラムシャフト
8 ステアリングホイール
10 車両用メータ装置
12 中央メータ(中央表示板)
14 左ディスプレイ(左側の隣接表示板)
16 右ディスプレイ(右側の隣接表示板)
18 文字盤
20 指針
22 文字盤ディスプレイ
24 中央外周部材(中央表示板用の外周部材)
26 中央非光沢部
28 中央光沢部
24a、30a、32a、38a 車両後方側の端縁
30 左外周部材(隣接表示板用の外周部材)
32 右外周部材(隣接表示板用の外周部材)
34 左非光沢部(隣接非光沢部)
36 左光沢部(隣接光沢部)
36a、40a 端面
38 右非光沢部(隣接非光沢部)
40 右光沢部(隣接光沢部)
42、44 隙間

Claims (7)

  1. ドライバに対向して配置される車両用メータ装置であって、
    ほぼ円形の中央表示板と、
    この中央表示板の外周を囲むよう設けられ、非光沢の円筒状の中央非光沢部、及び、この中央非光沢部の車両後方側の端縁に沿って車両後方側に設けられた光沢の円環状の中央光沢部を有する中央表示板用の外周部材と、
    上記中央表示板に隣接して配置される隣接表示板と、
    この隣接表示板の外周を囲むように設けられ且つ上記中央表示板の外周部材に向けた開口部が形成され、非光沢の壁状の隣接非光沢部、及び、この隣接非光沢部の車両後方側の端縁に沿って車両後方側に設けられた光沢の隣接光沢部を有する隣接表示板用の外周部材と、を有し、
    上記隣接表示板用の外周部材の隣接光沢部は、その端面が、上記中央表示板用の外周部材の中央非光沢部の像を、その端面の光沢によりドライバ側に向けて反射するように上記中央非光沢部との間に隙間を有して対向するように配置されていることを特徴とする車両用メータ装置。
  2. 上記隣接光沢部の端面と上記中央非光沢部との間の隙間は、車両後方に向かって広がるように形成されている、請求項1に記載の車両用メータ装置。
  3. 上記中央表示板用の外周部材の中央非光沢部は、上記中央表示板の面方向に対してほぼ直交する方向に延び、
    上記隣接光沢部の端面は、ドライバから見て車両前方の奥側に向かう方向に所定の傾斜角を有し、その所定の傾斜角は、上記車両前方の奥側に向かうほど小さくなるように形成されている、請求項2に記載の車両用メータ装置。
  4. 上記隣接表示板用の外周部材は、車両後方側の端縁に向けて薄くなるように形成されている、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用メータ装置。
  5. 上記中央表示板用の外周部材は、側面視で、その車両後方側の端縁が、下側から上側に向かって車両後方側に突出するように傾斜して形成されている、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両用メータ装置。
  6. 上記隣接表示板用の外周部材は、その車両後方側の端縁の上側部分が、車両後方側の端縁の下側部分よりも、車両後方側に突出するように形成されている、請求項5に記載の車両用メータ装置。
  7. 上記隣接表示板は、上記中央表示板を挟んで配置される左右の隣接表示板を含み、
    上記隣接表示板用の外周部材は、上記左右の隣接表示板の外周をそれぞれ囲むように設けられる、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の車両用メータ装置。
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