JP2006300645A - 車両用計器 - Google Patents

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正樹 小櫃
Kiyotaka Kikuchi
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Abstract

【課題】
文字板の周囲にリング状加飾部材を設けた車両用計器における文字板とリング状加飾部材との間にガタツキが生じる虞を解消した車両用計器を提供する。
【解決手段】
リング状加飾部材6の裏面には、文字板5に形成された貫通孔5dを貫通して枠体7に形成された嵌合孔7bに嵌合する固定ピン9が形成されている。固定ピン9は、リング状加飾部材6の周方向に所定距離Lだけ離間して形成された一対の延出部9a,9bと、これら延出部9a,9bの先端部に形成され、リング状加飾部材6の周方向に突出している爪部9c,9dとを有しており、延出部9a,9bが貫通孔5dおよび嵌合孔7b内に位置し、爪部9c,9dが枠体7を裏側から押さえ付けるようにしてリング状加飾部材6を文字板5を介して枠体7に弾性的に固定するようになっている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、文字板の周囲にリング状加飾部材を有する車両用計器に関するものである。
速度計や回転計あるいはこれらを組み合わせたコンビネーションメータなどの車両用計器においては、装飾のために、文字板の周囲にリング状加飾部材を設けたものがあり、このような車両用計器の従来例として、図7に示すようなものが知られている(例えば、特許文献1等参照)。
まず、構成を説明すると、車速やエンジン回転数の表示がなされる文字板の周囲に透光部12が形成されている。
そして、文字板11には、透光部12の表側に位置して透光性のリング状加飾部材13が配置されている。
リング状加飾部材13には、複数の固定用突起部14が形成され、この固定用突起部14を見返し部15に形成された孔16に嵌合させてから熱溶着部17を形成することにより、リング状加飾部材13が見返し部15に固定されている。
文字板11の裏側には光源18が設けられており、この光源18からの光は、透光部12を経てリング状加飾部材13に入射するようになっている。
このような構成の車両用計器にあっては、光源18からの光は、リング状加飾部材13を裏側から表側に向かって進んでリング状加飾部材の表面13aから発光し、これにより、リング状加飾部材13が文字板11の周囲に浮いた立体感が視認されるようになる。
特開2002−257602号公報(図3、0025段落乃至0029段落)
しかしながら、前記従来の車両用計器においては、リング状加飾部材13は、複数の固定用突起部14を見返し部15に形成された孔16に嵌合させてから熱溶着部17を形成することにより、見返し部15に固定されるようになっている。
このため、リング状加飾部材13と見返し部15との間にガタツキが生じやすく、異音が発生したり、また、文字板11とリング状加飾部材13との間に意匠ズレが発生したりする虞がある。
そこで、本発明は、文字板の周囲にリング状加飾部材を設けた車両用計器における文字板とリング状加飾部材との間にガタツキが生じる虞を解消した車両用計器を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明は、指示値を表示する文字板と、該文字板を支持する枠体と、該文字板の周囲に配置されたリング状加飾部材とを有し、
前記リング状加飾部材の裏面側には、前記文字板に形成された貫通孔を貫通すると共に、前記枠体に形成された嵌合孔に嵌合して、前記リング状加飾部材を前記文字板を介して前記枠体に固定する固定ピンが設けられており、
前記固定ピンは、前記リング状加飾部材の周方向に離間して形成された一対の延出部と、該延出部の先端部に形成され、前記リング状加飾部材の周方向に突出した爪部とを有して前記リング状加飾部材を前記文字板を介して前記枠体に弾性的に固定している車両用計器を特徴としている。
このように構成された本発明のものは、リング状加飾部材の裏面には、文字板に形成された貫通孔を貫通すると共に、枠体に形成された嵌合孔に嵌合して、リング状加飾部材を文字板を介して枠体に固定する固定ピンを有しており、しかも、固定ピンは、離間した一対の延出部と、延出部の先端部に形成された爪部とを有することにより、リング状加飾部材を文字板を介して枠体に弾性的に固定している。
このため、文字板とリング状加飾部材との間にガタツキが生じる虞が解消され、異音の発生や文字板とリング状加飾部材との間の意匠ズレの発生がなくなる。
また、本発明においては、固定ピンを構成する一対の延出部は、リング状加飾部材の周方向に離間して形成され、また、延出部の先端部の爪部は、リング状加飾部材の周方向に突出して形成されるため、固定ピンは狭い幅のものとすることができる。
このため、横幅の狭いリング状加飾部材を枠体に弾性的に固定することが可能となり、車両用計器の設計上の自由度を大きくすることができる。
以下、本発明の最良の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1乃至図5は、本実施の形態による車両用計器を示しており、速度表示部および回転表示部などを有するコンビネーションメータの速度表示部を示している。
まず、構成から説明すると、本実施の形態による車両用計器は、回路基板1と、ムーブメント2と、ムーブメント2から延びる回転軸3と、回転軸3に軸支された指針4と、指針4の裏側に位置する文字板5と、文字板5の周囲に配置されたリング状加飾部材6と、文字板5およびリング状加飾部材6を支持する枠体7とから構成されている。
回路基板1は、例えばガラスエポキシ系基材に配線パターン(図示せず)を施した積層板からなり、配線パターンにはムーブメント2およびムーブメント2の駆動、制御を行う各種回路部品(図示せず)などが電気的に接続されている。
ムーブメント2は、可動磁石式計器またはステッピングモータからなり、回路基板1の裏側に配置され、また、ムーブメント2からは回転軸3が文字板5方向に延びている。
指針4は、透光性の合成樹脂からなり、回転軸3の先端に軸支されて回動可能に構成されている。
文字板5は、透光性の合成樹脂からなり、回転軸3を文字板5の表側に延出させる貫通孔5a、および指針4の先端部の回動軌道に沿って設けられた文字5bを有しており、文字板5の表面は、例えば艶消し黒のような塗料で塗装が施されている。
枠体7は、例えば白色系の合成樹脂よりなり、文字板5と回路基板1との間に位置して文字板5およびリング状加飾部材6を支持している。
リング状加飾部材6の表面には目盛8が設けられており、裏面には、固定ピン9および位置決めピン10が設けられている。
位置決めピン10は、リング状加飾部材6の裏面から突出して形成された棒状体であり、文字板5に形成された貫通孔5cおよび枠体7に形成された貫通孔7aを貫通することにより、文字板5の文字5bとリング状加飾部材6の目盛8との正確な位置合わせ(意匠合わせ)が行われる。
固定ピン9は、リング状加飾部材6の裏面から突出して形成されており、文字板5に形成された貫通孔5dを貫通して枠体7に形成された嵌合孔7bと嵌合することにより、リング状加飾部材6を文字板5を介して枠体7に固定している。
ここで、固定ピン9は、図6に示すように、リング状加飾部材6の周方向に所定距離Lだけ離間して断面が半円形状に形成された一対の延出部9a,9bを有しており、このような延出部9a,9bは、図中の矢印E方向に容易に弾性変形可能である。
固定ピン9の先端部には、リング状加飾部材6の周方向に突出した爪部9c,9dが形成されている。
爪部9c,9dのリング状加飾部材6の周方向への突出寸法mは、固定ピン9が貫通孔5dおよび嵌合孔7bをワンタッチで挿通できる範囲とすることが好ましい。
このように、弾性変形可能な延出部9a,9bの先端部に爪部9c,9dを形成した固定ピン9を用い、爪部9c,9dで枠体7を押さえ付けることにより、リング状加飾部材6は、文字板5を介して枠体7に弾性的に固定される。
また、固定ピン9は、リング状加飾部材6の周方向にほぼ等間隔で複数個形成されるが、これら全ての固定ピン9は、図2、図4、図5および図6に示すように、延出部9a,9bは、リング状加飾部材6の周方向に離間して形成され、また、延出部9a,9bの先端部の爪部9c,9dは、リング状加飾部材6の周方向に突出して形成されている。
このため、全ての固定ピン9の横幅方向寸法Mは狭く設定することが可能となり、リング状加飾部材6の横幅方向寸法Nを広くすることなく固定ピン9をリング状加飾部材6に形成でき、車両用計器設計の自由度が大きくなる。
つぎに、本実施の形態の車両用計器の作用を説明する。
本実施の形態の車両用計器においては、リング状加飾部材6の裏面に形成された固定ピン9を、文字板5に形成された貫通孔5dを貫通して枠体7に形成された嵌合孔7bに嵌合させ、また、リング状加飾部材6の裏面に形成された位置決めピン10を文字板5に形成された貫通孔5cおよび枠体7に形成された貫通孔7aに貫通させることにより、リング状加飾部材6は文字板5の周囲に位置して枠体7に固定され、しかも、離間した一対の延出部9a,9bと、延出部9a,9bの先端部に形成された爪部9c,9dとを有する固定ピン9により固定されるため、リング状加飾部材6は、枠体7に弾性的に固定される。
このため、文字板5とリング状加飾部材6との間にガタツキが生じる虞が解消され、異音の発生や文字板5とリング状加飾部材6との間の意匠ズレの発生がなくなる。
また、本実施の形態の車両用計器においては、全ての固定ピン9における一対の延出部9a,9bは、リング状加飾部材6の周方向に離間して形成され、また、延出部9a,9bの先端部の爪部9c,9dは、リング状加飾部材6の周方向に突出して形成されている。
このため、全ての固定ピン9の横幅方向寸法を狭く設定することが可能となり、リング状加飾部材6の横幅方向寸法を広くすることなく固定ピン9をリング状加飾部材6に形成でき、車両用計器設計の自由度が大きくなる。
以上、図面を参照して、本発明の最良の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態においては、リング状加飾部材6は光透過性であるか光非透過性であるかを断ることなく説明してきたが、リング状加飾部材6は、光非透過性であっても、光透過性であってもよく、光透過性とする場合は、透過光を目盛8から発光させると、立体感が視認されるようになる。
また、前記実施の形態では、文字板5に文字5bを形成し、リング状加飾部材6に目盛8を形成した例を説明したが、文字板5に文字5bおよび目盛8の双方を形成しても良い。
本発明の最良の実施の形態である車両用計器の全体の構成を説明する正面図である。 本発明の最良の実施の形態である車両用計器を示す図1のA−A線断面図である。 本発明の最良の実施の形態である車両用計器を示す図1のB−B線断面図である。 本発明の最良の実施の形態である車両用計器を示す図1のC−C線断面図である。 本発明の最良の実施の形態である車両用計器を示す図1のD−D線断面図である。 本発明の最良の実施の形態である車両用計器における固定ピンを説明する斜視図である。 従来例の計器の全体の構成を説明する断面図である。
符号の説明
5 文字板
5d 貫通孔
6 リング状加飾部材
7 枠体
7b 嵌合孔
9 固定ピン
9a,9b 延出部
9c,9d 爪部

Claims (1)

  1. 指示値を表示する文字板と、該文字板を支持する枠体と、該文字板の周囲に配置されたリング状加飾部材とを有し、
    前記リング状加飾部材の裏面側には、前記文字板に形成された貫通孔を貫通すると共に、前記枠体に形成された嵌合孔に嵌合して、前記リング状加飾部材を前記文字板を介して前記枠体に固定する固定ピンが設けられており、
    前記固定ピンは、前記リング状加飾部材の周方向に離間して形成された一対の延出部と、該延出部の先端部に形成され、前記リング状加飾部材の周方向に突出した爪部とを有して前記リング状加飾部材を前記文字板を介して前記枠体に弾性的に固定していることを特徴とする車両用計器。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009128096A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Nippon Seiki Co Ltd 表示装置
JP2012068027A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Yazaki Corp 計器装置
JP7459717B2 (ja) 2020-08-05 2024-04-02 日本精機株式会社 表示装置

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