JP3806920B2 - メータ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車やオートバイに搭載されるメータ装置に関し、特に複数種の計器をまとめてユニット化してなるメータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
それぞれが異なる計測量に応じて作動する複数の計器、例えば車速を表示する速度計、エンジン回転数を表示する回転計、残燃料を表示する燃料計、エンジン冷却水の温度を表示する水温計からなる複数種の計器をユニット化した、いわゆるコンビネーションメータが知られている。
【0003】
各計器は、各々が異なる計測量に応じて回転軸を駆動する駆動装置と、この駆動装置の回転軸に連結された指針と、この指針の背後に位置する目盛板とを主な構成要素とし、各計測量に応じて目盛板に施した指標部と、計測量に応じて目盛板上を回動する指針との対比により計測量が読みとれるようになっている。
【0004】
このような複数種の計器をユニット化するにあたっては、駆動装置、指針、目盛板でなる各計器をその種類毎にサブユニット化し、これらサブユニットをハウジング等を通じて一体化する構造が古くから用いられてきたが、かかる構造では、計器を種類毎にサブユニット化する工程が必要となり、組み付け性、生産性に難があることから、最近では例えば特開平11−287673号公報に示されるように、単一の回路基板からなる基準部材上に複数種の駆動装置を搭載し、これに指針や目盛板を装着して一体化する構造が採用されるようになってきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種のコンビネーションメータにあっては、計器の種類に応じて観察者に対する目盛板の板面位置が前後差(段差)を有するタイプのものがあり、かかるタイプのコンビネーションメータに前記のごとく基準部材を通じた一体化構成を採用する場合、指針位置を目盛板の板面位置に対応させる必要があるため、目盛板の前後差に応じて高さ寸法の異なる駆動装置を用意しければならず、コスト上昇の原因となっていた。
【0006】
本発明はこれらの点に鑑みてなされたもので、その主な目的は、目盛板の板面位置が前後差を有する構造であっても駆動装置の高さ寸法を変更する必要がなく、コストダウンを達成することが可能なメータ装置を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するため、第1の計測量に応じて回転軸を駆動する第1の駆動装置と、第2の計測量に応じて回転軸を駆動する第2の駆動装置と、前記第1の駆動装置の回転軸に挿入固定される第1の指針と、前記第2の駆動装置の回転軸に挿入固定される第2の指針と、前記第1,第2の指針の背後に配置される目盛板とを備え、前記目盛板は前記第1の指針に対応する板面よりも前記第2の指針に対応する板面が観察者に対して奥まった位置に配置されることにより前記観察者に対して前後差を有し、前記第1,第2の指針は前記目盛板の各板面に沿って延びる指示部と前記各回転軸側に延びると共に前記各回転軸を挿入する孔部が設けられたボス部とを有し、これらボス部の前記孔部に前記各回転軸を挿入することにより、前記目盛板の前記前後差に応じて前記第1の指針よりも前記第2の指針が観察者に対して奥まった位置に配置され、前記第1,第2の駆動装置は前記回転軸を含む全体の高さ寸法が同じに設定され、前記第1の指針における前記孔部の前記回転軸に対する挿入量よりも前記第2の指針における前記孔部の前記回転軸に対する挿入量が大きいことを特徴とする。
【0008】
また本発明は、前記第1,第2の駆動装置が単一の基準部材に搭載されることを特徴とする。
【0009】
また本発明は、前記基準部材が硬質の回路基板からなることを特徴とする。
【0010】
また本発明は、前記第1の駆動装置と前記第2の駆動装置とは前記基準部材への搭載状態において、前記各回転軸の先端位置が同じであることを特徴とする。
【0011】
また本発明は、前記ボス部が前記指示部と一体に形成されるか、または前記指示部を前記回転軸に連結する挿入部材に設けられることを特徴とする。
【0013】
また本発明は、前記孔部が前記回転軸に圧入される径小部と前記回転軸よりも径大な径大部とからなり、前記径小部の軸方向長さ寸法が前記第1,第2の指針において等しいことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明によるメータ装置は、第1の計測量、例えば車速に応じて回転軸を駆動する第1の駆動装置と、第2の計測量、例えばエンジン回転数に応じて回転軸を駆動する第2の駆動装置と、第1の駆動装置の回転軸に挿入固定される第1の指針と、第2の駆動装置の回転軸に挿入固定される第2の指針と、第1,第2の指針の背後に配置される目盛板とを少なくとも備えており、目盛板は第1の指針に対応する板面よりも第2の指針に対応する板面が観察者に対して奥まった位置に配置され、第1の指針の回転軸に対する挿入量をL1、第2の指針の回転軸に対する挿入量をL2としたとき、「L1<L2」となるよう設定したものである。このように目盛板板面の前後差に応じた第1の指針の高さと第2の指針の高さを各指針の挿入量を異ならせて調整することで、目盛板の板面位置が前後差を有する構造であっても、駆動装置の高さ寸法を変更する必要がなく、駆動装置の共通化を図ることができ、コストダウンを達成することができる。
【0015】
なお目盛板板面の前後差に応じて指針の挿入量を異ならせる計器は、2つの計器のみに限定されるものではなく、適用される計器の数や目盛板の前後差に応じて適宜選択が可能であり、全ての計器について指針の挿入量を異ならせてもよいし、一部(少なくとも2つ)の計器のみについて指針の挿入量を異ならせてもよい。また目盛板は段差を介して板面が前後差を有する一枚目盛板を用いてもよいし、異なる一対の目盛板を、前後差を持たせて配置してもよい。
【0016】
また本発明は、第1,第2の駆動装置が単一の基準部材に搭載される構成に有利であり、基準部材としては各駆動装置自体の位置を定めることが可能な任意の部材を用いることができる。例えば硬質の回路基板が好適であり、この際、各駆動装置は回路基板の前方に搭載してもよいし、回路基板の後方に搭載し回転軸を回路基板に貫通させてもよい。
【0017】
また第1,第2の指針を回転軸に挿入固定するにあたっては、指針側に孔部を設け、この孔部を回転軸に挿入することにより指針を固定することができる。この際、目盛板の板面に沿って延びる指針の指示部に回転軸に沿って延びるボス部を形成し、このボス部に孔部を形成してもよいし、指針を指示部とこの指示部を回転軸に連結する挿入部材とで構成し、挿入部材に回転軸に沿って延びるボス部を形成し、このボス部に孔部を設けてもよい。特に挿入部材を使用することにより、従来の指針を流用することが可能となり、更なるコスト低減に効果的である。
【0018】
また孔部は回転軸に圧入される径小部と回転軸よりも径大な径大部とから形成し、径小部の軸方向長さ寸法を第1,第2の指針において等しく設定すると、指針の取り付け強度を各計器において略一定に保つことができる。
【0019】
【実施例】
添付図面は何れも本発明によるメータ装置を車載用コンビネーションメータに適用した場合を示すもので、以下、添付図面に基づいて実施例を説明する。
【0020】
図1から図3は本発明の第1実施例を示し、図1はコンビネーションメータの前方側を示す正面図、図2は図1のA−A線に沿った断面図、図3は速度計と回転計の要部を一部省略して示す要部断面図である。
【0021】
図1において、本実施例によるコンビネーションメータは、速度計SPと、回転計TAと、燃料計FUと、水温計TMとから構成されている。
【0022】
これら各種計器SP,TA,FU,TMは、図2に詳しく示すように、交差コイル式またはステッピングモータ式の駆動装置1〜4と、これら駆動装置1〜4の回転軸11,21,31,41の先端側に挿入固定される指針12,22,32,42と、これら指針12,22,32,42の背後に配置される目盛板51,52,53とから構成されている。
【0023】
駆動装置1〜4は各種計器SP,TA,FU,TMにおいて、構造的に等しい共通の駆動装置が用いられており、速度計SPに使用される駆動装置(第1の駆動装置)1は、車速に、回転計TAに使用される駆動装置(第2の駆動装置)2はエンジン回転数に、燃料計FUに使用される駆動装置3は、燃料タンク内の残燃料に、水温計TMに使用される駆動装置4はエンジン冷却水温度に、それぞれ応じて回転軸11,21,31,41を駆動できるよう構成され、駆動装置1の回転軸11には指針(第1の指針)12が、駆動装置2の回転軸21には指針(第2の指針)22が、駆動装置3の回転軸31には指針32が、駆動装置4の回転軸42には指針42がそれぞれ挿入固定されている。
【0024】
目盛板51,52,53は、それぞれが透明体からなる基材の表面に、遮光性印刷層からなる地色部B(図1参照)と、着色透光性印刷層からなり各指針12,22,32,42の指示対象となる目盛、文字、マーク等の表示部M(図1参照)とが形成され、表示部Mは地色部Bを除いた部位に設けられている。
【0025】
これら目盛板51,52,53のうち、速度計SP及び回転計TAを構成する目盛板51は、段差部510を介して連続し、駆動装置1並びに駆動装置2の前方を覆う単一の目盛板からなり、速度計SP側の板面511が観察者に対して近い前方側に、回転計TA側の板面512が観察者に対して遠く後方に奥まって視認されるように前後差を有して配置されている。また燃料計FU及び水温計TMを構成する目盛板52,53は、それぞれが別々の目盛板からなり、目盛板51よりも奥まった互いに等しい位置に配置されている。
【0026】
そして駆動装置1〜4のそれぞれは、例えば単一のガラスエポキシ基板からなる硬質の回路基板(基準部材)PC上に直接、適宜間隔を空けて搭載され、回路基板PC上に形成された図示しない回路パターンに直接電気接続されている。また目盛板51,52,53のそれぞれは、回路基板PCの周縁を取り囲むと共に回路基板PCと部分的に接触し、コンビネーションメータの骨格を形成する中ケース6によって回路基板PC上に支持されている。
【0027】
なお回路基板PCの所定箇所には、光源7が複数個配置され、また目盛板51,52,53の背後には駆動装置1〜4に対応する数ぶんの導光体8が配置され、これら導光体8により光源7からの光を導いて、目盛板51,52,53及び後に詳述する指針12,22,32,42を照明できるように構成されている。
【0028】
このように回路基板PC並びに中ケース6を通じて一体化された各種計器SP,TA,FU,TMの前方側は、不要領域を隠蔽すると共に必要領域を露出する見返しフレーム9によって覆われ、さらに見返しフレーム9の前方側は透明カバーC1にて覆われ、また回路基板PCの背後は閉塞カバーC2にて覆われる。
【0029】
次に指針12,22を代表例として、指針12,22,32,42の詳細構造について説明する。
図3において、指針12,22は、光透過性合成樹脂からなり目盛板51の板面511,512に沿って延びる指示部121,221と、この指示部121の回転中心部を覆う略カップ型の遮光性合成樹脂からなる指針キャップ122,222と、指示部121,221を回転軸11,21に連結する遮光性合成樹脂からなる挿入部材123,223とで構成されている。
【0030】
指示部121,221は、その回転中心部に導光体8によって導かれた光を先端側に反射する反射面を有する。
【0031】
挿入部材123,223は、同一部品が使用され、指示部121,221を搭載する台座部124,224と、この台座部124,224から回転軸11,21側に延びるボス部125,225とを有し、ボス部125,225には、回転軸11,12を挿入するための孔部126,226が設けられ、台座部124,224には、指示部121,221に対応した採光用の貫通孔127,227が設けられている。なおこれら指針12,22の挿入部材123,223と、ここでは図示されない指針32,42の挿入部材とは、本実施例の場合、異なる部品が使用されているが、全ての挿入部材を同一部品にて構成することもできる。
【0032】
孔部126,226は、回転軸11,21の入口側に位置して回転軸11,21の先端側を圧入状態となるよう挿入可能な径小部128,228と、回転軸11,21よりも大径の径大部129,229とからなり、回転軸11の先端は径小部128と径大部129の境界に留まっているのに対し、回転軸21の先端は径大部229の略中間に達している。これにより観察者に対し近い側の板面511に対応する指針12と、観察者に対し遠い側の板面512に位置する指針22とでは、組み付け状態において、挿入部126,226と回転軸11,21との位置関係が異なっており、
各回転軸11,21の先端を結ぶ線をLn1
各ボス部125,225の駆動装置1,2側端部を各々Ln2,Ln3
各ボス部125,225の径小部128,228の径大部129,229側端部を各々Ln4(=Ln1),Ln5(=Ln2)
Ln1からLn2までの寸法(指針12の回転軸11に対する挿入量)をL1
Ln1からLn3までの寸法(指針22の回転軸21に対する挿入量)をL2
Ln2からLn4までの寸法(指針12の圧入量)をL3
Ln3からLn5までの寸法(指針22の圧入量)をL4としたとき、
各寸法L1〜L4は、
L1<L2
L3=L4
に設定され、これにより駆動装置1,2の回転軸11,21を含む全体の高さ寸法(各回転軸11,21の先端=Ln1から駆動装置1,2の底面までの寸法)は同じで、指針12,22の高さ寸法が異なるようになっている。なおここで駆動装置1,2の高さ寸法並びに各指針12,22の圧入量(L3,L4)が等しいとは、部品レベルあるいは組み付け状態での誤差や公差を考慮したものである。
【0033】
また指針12の回転軸11に対する挿入量(L1)と指針22の回転軸21に対する挿入量(L2)を異ならせるにあたっては、各指針12,22の回転軸11,21への挿入固定時(組み付け時)において、目盛板51の各板面部511,512を基準として各指針12,22の挿入量L1,L2を決定するようになっている。すなわち、本実施例では指針12の挿入量と指針22の挿入量の差(L2−L1)が目盛板51の板面511と512の前後差となるように設定されている。
【0034】
以上のように、本実施例によれば、車速に応じて回転軸11を駆動する駆動装置(第1の駆動装置)1と、エンジン回転数に応じて回転軸21を駆動する駆動装置(第2の駆動装置)2と、駆動装置1の回転軸11に挿入固定される指針(第1の指針)12と、駆動装置2の回転軸21に挿入固定される指針(第2の指針)22と、指針12,22の背後に配置される目盛板51とを備えており、目盛板51は指針12に対応する板面511よりも指針22に対応する板面512が観察者に対して奥まった位置に配置され、指針12の回転軸11に対する挿入量をL1、指針22の回転軸21に対する挿入量をL2としたとき、「L1<L2」となるように設定したことにより、目盛板51の板面511,512が観察者に対して前後差を有する構造であっても、駆動装置1、2の高さ寸法を変更する必要がなく、従来より用いられてきた駆動装置を流用したり、駆動装置の共通化を図ることができ、コストダウンを達成することができる。
【0035】
また本実施例では、指針12,22を目盛板51の板面511,512に沿って延びる指示部121,221と、挿入部材123,223とで構成し、挿入部材123,223を通じて回転軸11,21に指示部12,22を連結することにより、従来の指針(指示部)を流用することが可能となり、更なるコスト低減に効果的である。
【0036】
また本実施例では、孔部126,226を回転軸11,21に圧入される径小部128,228と回転軸11,21よりも径大な径大部129,229とから形成し、径小部128,228の軸方向における長さ寸法(L3,L4)を指針12,22において等しく設定したことにより、指針12,22の取り付け強度のばらつきを抑制し、略一定に保つことができる。
【0037】
なお本実施例では、指針12,22を指示部121,221と挿入部材123,223とで構成したが、本発明の第2実施例として図4に示すように、指示部121,221から一体にボス部125,225を形成し、このボス部125,225に孔部126,226を設けることもできる。
【0038】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、第1の計測量に応じて回転軸を駆動する第1の駆動装置と、第2の計測量に応じて回転軸を駆動する第2の駆動装置と、前記第1の駆動装置の回転軸に挿入固定される第1の指針と、前記第2の駆動装置の回転軸に挿入固定される第2の指針と、前記第1,第2の指針の背後に配置される目盛板とを備え、前記目盛板は前記第1の指針に対応する板面よりも前記第2の指針に対応する板面が観察者に対して奥まった位置に配置されることにより前記観察者に対して前後差を有し、前記第1,第2の指針は前記目盛板の各板面に沿って延びる指示部と前記各回転軸側に延びると共に前記各回転軸を挿入する孔部が設けられたボス部とを有し、これらボス部の前記孔部に前記各回転軸を挿入することにより、前記目盛板の前記前後差に応じて前記第1の指針よりも前記第2の指針が観察者に対して奥まった位置に配置され、前記第1,第2の駆動装置は前記回転軸を含む全体の高さ寸法が同じに設定され、前記第1の指針における前記孔部の前記回転軸に対する挿入量よりも前記第2の指針における前記孔部の前記回転軸に対する挿入量が大きいことにより、コストダウンを達成することが可能なメータ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例となるコンビネーションメータの前方側を示す正面図。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図。
【図3】速度計と回転計の要部を一部省略して示す要部断面図。
【図4】本発明の第2実施例を示す要部断面図。
【符号の説明】
1,2 第1,第2の駆動装置
3,4 駆動装置
6 中ケース
7 光源
8 導光体
9 見返しフレーム
11〜14 回転軸
12,22 第1,第2の指針
32,42 指針
51〜53 目盛板
121,221 指示部
122,222 指針カバー
123,223 挿入部材
124,224 台座部
125,225 ボス部
126,226 孔部
127,227 貫通孔
128,228 径小部
129,229 径大部
510 段差部
511,512 板面
B 地色部
C1 透明カバー
C2 閉塞カバー
M 表示部
FU 燃料計
TA 回転計
TM 水温計
SP 速度計
L1〜L4 寸法
Claims (6)
- 第1の計測量に応じて回転軸を駆動する第1の駆動装置と、
第2の計測量に応じて回転軸を駆動する第2の駆動装置と、
前記第1の駆動装置の回転軸に挿入固定される第1の指針と、
前記第2の駆動装置の回転軸に挿入固定される第2の指針と、
前記第1,第2の指針の背後に配置される目盛板とを備え、
前記目盛板は前記第1の指針に対応する板面よりも前記第2の指針に対応する板面が観察者に対して奥まった位置に配置されることにより前記観察者に対して前後差を有し、
前記第1,第2の指針は前記目盛板の各板面に沿って延びる指示部と前記各回転軸側に延びると共に前記各回転軸を挿入する孔部が設けられたボス部とを有し、これらボス部の前記孔部に前記各回転軸を挿入することにより、前記目盛板の前記前後差に応じて前記第1の指針よりも前記第2の指針が観察者に対して奥まった位置に配置され、
前記第1,第2の駆動装置は前記回転軸を含む全体の高さ寸法が同じに設定され、
前記第1の指針における前記孔部の前記回転軸に対する挿入量よりも前記第2の指針における前記孔部の前記回転軸に対する挿入量が大きいことを特徴とするメータ装置。 - 前記第1,第2の駆動装置が単一の基準部材に搭載されることを特徴とする請求項1記載のメータ装置。
- 前記基準部材が硬質の回路基板からなることを特徴とする請求項2記載のメータ装置。
- 前記第1の駆動装置と前記第2の駆動装置とは前記基準部材への搭載状態において、前記各回転軸の先端位置が同じであることを特徴とする請求項2記載のメータ装置。
- 前記ボス部が前記指示部と一体に形成されるか、または前記指示部を前記回転軸に連結する挿入部材に設けられることを特徴とする請求項1記載のメータ装置。
- 前記孔部が前記回転軸に圧入される径小部と前記回転軸よりも径大な径大部とからなり、前記径小部の軸方向長さ寸法が前記第1,第2の指針において等しいことを特徴とする請求項5記載のメータ装置。
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