JP2007271271A - 車両用計器装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 文字板の見かけ上の表示径を拡大することができ、ドライバの視認性の向上を図ることができる車両用計器装置を提供する。
【解決手段】 文字板6の裏面側から文字板6を照明する光源4と、文字板6上に付された目盛り9の外周を覆うリング部材8と、を有する車両用計器装置において、リング部材8に、目盛り9より射出した光をドライバのアイポイント方向へ反射させる反射面10を設定した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、車両等のスピードメータやタコメータ等の計器装置として用いられる車両用計器装置の技術分野に属する。
従来の指針照明装置では、見栄えの向上を目的として、加飾用の金属調リング部材に、指針部から漏れた光や文字板の一部に設けた段差からの光を照射して金属調リング部材に反射させることにより、金属調リングの照明を行うものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−323353号公報
文字板の表示径は大きいほどドライバの視認性は向上するが、上記従来技術にあっては、見栄えの向上のみを目的としたものであるため、見易さの向上には寄与していない。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、文字板の見かけ上の表示径を拡大することができ、ドライバの視認性の向上を図ることができる車両用計器装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、
文字板の裏面側から文字板を照明する光源と、前記文字板上に付された目盛りの外周を覆うリング部材と、を有する車両用計器装置において、
前記リング部材に、前記目盛りより文字板の表面側へ射出した光をドライバのアイポイント方向へ反射させる反射面を設定したことを特徴とする。
本発明の車両用計器装置にあっては、リング部材に目盛りを反射させる反射面を設定したため、リング部材上に文字板を虚像表示させることができる。よって、文字板の裏面側の構造、例えば、文字板を支持するハウジングや文字板を照明する光源、この光源が装着された回路基板の配置等を変更することなく、文字板の見かけ上の表示径を拡大することができ、ドライバの視認性の向上を図ることができる。
以下、本発明の車両用計器装置を実現するための最良の形態を、実施例1〜4に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は、実施例1の車両用計器装置を示す断面図である。
図1に示すように、実施例1の車両用計器装置は、例えば、インストルメントパネルに設置されるコンビネーションメータの1つとして用いられ、回路基板1と、駆動装置2と、指針3と、光源4と、ガイドライト5と、文字板6と、ロアハウジング7と、リング部材8と、を備えている。
回路基板1は、紙フェノール系またはガラスエポキシ系材料によって形成された硬質回路基板からなり、その表面には所定の銅箔材料からなる複数の配線パターン(不図示)が形成され、この配線パターンに、例えばステッピングモータからなる駆動装置2と発光ダイオードからなる光源4が搭載され、導通固定されている。
駆動装置2は、回路基板1の背面側に装着されており、その回転軸2aが回路基板1を貫通して文字板6の上面側に突出し、先端には指針3が連結されている。
指針3は、回転軸2aに連結される基部3aと、この基部3aから文字板6に沿って長手状に延びる指示部3bとからなり、基部3aは遮光性を有し、指示部3bは導光体であるガイドライト5を介して光源4からの光を導入して発光するように設定されている。
文字板6は、透明な合成樹脂基板に複数の印刷を施してなり、全体的には黒色系の印刷が施され、指針3の先端の作動範囲に対応する位置には、適宜、光透過性の有る白色等の印刷で数字やスリット状の目盛り9が施されている。これら光透過性の有る印刷部分は、ガイドライト5を介して光源4からの光を導入して発光するように設定されている。
ロアハウジング7は、遮光性を有し、回路基板1と文字板6との間に介装され、回路基板1を支持している。
リング部材8は、構成樹脂等に金属調の印刷を施してなり、目盛り9の外周を覆う環状に形成されている。このリング部材8には、目盛り9より射出した光源4の光をドライバのアイポイント方向へ反射させる反射面10が設定されている。
ここで、反射面10の傾斜角度θ(文字板6と反射面10との成す角度)は、目盛り9の光をドライバのアイポイント方向へ反射させるために、45°以上となるように設定されている。なお、θが45°以下の場合、目盛り9の光がアイポイント方向へ反射しないが、45°に近付くほど、リング部材8の高さが低くても拡大分が増加する。よって、反射面10の傾斜角度θは、目盛り9の配置長さにより適宜設定することとする。
次に、リング部材8の反射面10による表示径拡大作用を説明する。
図3(a)に示すように、文字板6の目盛り9は、ガイドライト5から導入される光源4の光を導入して発光する。このとき、目盛り9より射出した光は、反射面10によりドライバのアイポイント方向へ反射される(図3(b))。
これにより、文字板6の見かけ上の表示径を拡大することができる。図2に示すように、実施例1において、目盛り9の見かけ上の表示径は、照明範囲に対し反射面10に写る反射した目盛りの分だけ拡大されているのがわかる。
また、光源数の増加、ガイドライトの形状変更等を強いられることなく、リング部材8に反射面10を設定するだけで文字板6の見かけ上の表示径を拡大させることができる。すなわち、文字板6の裏面側の構造、例えば、文字板6を支持するロアハウジング7や指針3および文字板6を照明する光源4、この光源4が装着された回路基板1の配置等は、従来構造をそのまま適用することができるため、コスト面にも優れている。
さらに、インストルメントパネルへの取り付けの制約上、回路基板1やロアハウジング7の形状的制約により文字板6の表示径が大きく取れない場合であっても、文字板6の表面側の高さ方向にスペースを確保できる場合には、リング部材8を設定することにより、文字板6の表示径の拡大と、見栄えの向上とを共に図ることができる。よって、文字板の表示径の確保がレイアウト上困難な計器装置においても、視認性を確保することができる。
次に、効果を説明する。
実施例1の車両用計器装置にあっては、文字板6の裏面側から文字板6を照明する光源4と、文字板6上に付された目盛り9の外周を覆うリング部材8と、を有する車両用計器装置において、リング部材8に、目盛り9より射出した光をドライバのアイポイント方向へ反射させる反射面10を設定した。これにより、文字板6の裏面側の構造を変更することなく、文字板6の見かけ上の表示径を拡大することができ、ドライバの視認性の向上を図ることができる。
実施例2の車両用計器装置は、文字板上に立体目盛りを設けた点で実施例1と異なる。
図4は、実施例2の車両用計器装置の要部を示す断面図である。
実施例2の車両用計器装置は、文字板6上に立体目盛り11を配置している。この立体目盛り11は、例えば、透明な合成樹脂で形成され、文字板6の周方向に所定ピッチで配置されている。立体目盛り11には、図外の光源の光をリング部材12の方向へ射出する出光面11aが形成されている。
リング部材12には、立体目盛り11の出光面11aから射出された光を、ドライバのアイポイント方向へ反射する反射面13が設定されている。反射面13は、立体目盛り11から射出された光をドライバのアイポイント方向へ反射させるために、その傾斜角度θは45°以下となるように設定されている。
よって、実施例2の車両用計器装置にあっては、実施例1と同様、文字板6の裏面側の構造を変更することなく、文字板6の見かけ上の表示径を拡大することができ、ドライバの視認性の向上を図ることができる。
また、実施例2では、立体目盛り11からリング部材12へ射出される光の角度が文字板6と平行となるように出光面11aを設定したため、実施例1と比較して、反射面13の角度を小さくでき、リング部材12の高さ方向寸法を低く抑えることができる。
実施例3の車両用計器装置は、立体目盛りの形状が実施例2と異なる。
図5は、実施例3の車両用計器装置の要部を示す断面図である。
実施例3の車両用計器装置は、文字板6に立体目盛り14を配置している。この立体目盛り14は、例えば、透明な合成樹脂で形成され、文字板6の周方向に所定ピッチで配置されている。立体目盛り14には、ガイドライト5から射出された図外の光源の光をリング部材15へ射出する出光面14aが形成されている。
リング部材15には、立体目盛り14の出光面14aから射出された光の一部を、ドライバのアイポイント方向へ反射する反射面16が設定されている。反射面16の傾斜角度θは、実施例1と同様、45°以上となるように設定されている。
よって、実施例3の車両用計器装置にあっては、実施例1,2と同様、文字板6の裏面側の構造を変更することなく、文字板6の見かけ上の表示径を拡大することができ、ドライバの視認性の向上を図ることができる。
実施例4の車両用計器装置は、立体目盛りに2つの出光面を設定した点で実施例2,3と異なる。
図6(a)は、実施例4の車両用計器装置の要部を示す断面図である。
実施例4の車両用計器装置は、文字板6に立体目盛り17を配置している。この立体目盛り17は、例えば、透明な合成樹脂で形成され、文字板6の周方向に所定ピッチで配置されている。立体目盛り17には、ガイドライト5から射出された図外の光源の光をリング部材18へ射出する2つの出光面17a,17bが形成されている。
出光面17aは、文字板6の径方向内側に配置され、文字板6の目盛りとして用いられる。出光面17bは、文字板6の径方向外側に配置され、文字板に環状のリング照明を施す。
リング部材18には、立体目盛り17の2つの出光面17a,17bから射出された光をドライバのアイポイント方向へ反射する反射面19が設定されている。反射面19の傾斜角度θは、実施例1と同様、45°以上となるように設定されている。
次に、実施例4の表示径拡大作用を説明すると、実施例4では、立体目盛り17に2つの出光面17a,17bを設定したため、図6(b)に示すように、リング部材18において、径方向内側には反射したリング照明、径方向外側には反射した目盛りというように、文字板6の見かけ上の表示径の拡大による視認性の向上と、見栄えの向上とを共に図ることができる。
(他の実施例)
以上、本発明を実施するための最良の形態を、実施例1〜4に基づいて説明したが、本発明の具体的な構成は、実施例1〜4に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も本発明に含まれる。
例えば、実施例1〜4では、リング部材を合成樹脂に金属調の印刷を施した例を示したが、表面が鏡面の透明リング等、目盛りを反射する反射面を形成可能なものであればよい。
また、実施例1〜4では、文字板に対しリング部材を別体に形成した構成を示したが、文字板に環状の凸部分を形成してリング部材とし、凸部分に反射面を設定した構成としてもよい。
実施例1の車両用計器装置を示す断面図である。 実施例1の車両用計器装置の要部を示す断面図である。 実施例1の表示径拡大作用を示すリング部材の斜視図(a)および正面図(b)である。 実施例2の車両用計器装置の要部を示す断面図である。 実施例3の車両用計器装置の要部を示す断面図である。 実施例4の車両用計器装置の要部を示す断面図(a)および表示径拡大作用を示すリング部材の正面図(b)である。
符号の説明
1 回路基板
2 駆動装置
2a 回転軸
3 指針
3a 基部
3b 指示部
4 光源
5 ガイドライト
6 文字板
7 ロアハウジング
8 リング部材
10 反射面
11 立体目盛り
11a 出光面
12 リング部材
13 反射面
14 立体目盛り
14a 出光面
15 リング部材
16 反射面
17 立体目盛り
17a,17b 出光面
18 リング部材
19 反射面

Claims (1)

  1. 文字板の裏面側から文字板を照明する光源と、前記文字板上に付された目盛りの外周を覆うリング部材と、を有する車両用計器装置において、
    前記リング部材に、前記目盛りより文字板の表面側へ射出した光をドライバのアイポイント方向へ反射させる反射面を設定したことを特徴とする車両用計器装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009264925A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Nippon Seiki Co Ltd 計器装置
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