JP2003127709A - リッドクラスター - Google Patents
リッドクラスターInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 十分な立体感および品質感を得ることができ
るようにする。 【解決手段】 乗員と対向するように設けられたリッド
クラスター本体表面部25と、このリッドクラスター本
体表面部25に設けられた筒状開口18〜20とを備え
たリッドクラスター21であって、リッドクラスター本
体表面部25から乗員側へ突出された外筒28により、
十分な立体感を得ることができるようにしている。ま
た、外筒28と内筒27との先端部に加飾リング32〜
34を取付けることにより、十分な品質感を得ることが
できるようにしている。
るようにする。 【解決手段】 乗員と対向するように設けられたリッド
クラスター本体表面部25と、このリッドクラスター本
体表面部25に設けられた筒状開口18〜20とを備え
たリッドクラスター21であって、リッドクラスター本
体表面部25から乗員側へ突出された外筒28により、
十分な立体感を得ることができるようにしている。ま
た、外筒28と内筒27との先端部に加飾リング32〜
34を取付けることにより、十分な品質感を得ることが
できるようにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リッドクラスタ
ーに関するものである。
ーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両には、車室前部のインス
トルメントパネル部分に、速度計や回転計や水温計・燃
料計等の複数の計器部を有する指示計器が取付けられて
いる。
トルメントパネル部分に、速度計や回転計や水温計・燃
料計等の複数の計器部を有する指示計器が取付けられて
いる。
【0003】この指示計器には、上記の各計器部を有す
る計器ユニットの前面に、各計器部に対応する複数の筒
状開口を有するリッドクラスターを被着した単眼風メー
タがある。
る計器ユニットの前面に、各計器部に対応する複数の筒
状開口を有するリッドクラスターを被着した単眼風メー
タがある。
【0004】従来の単眼風メータ用のリッドクラスター
としては、例えば、図14に示すように、乗員と対向す
るように設けられたリッドクラスター本体表面部1に対
して、各筒状開口2を反乗員側へ凹設させたものがあ
る。
としては、例えば、図14に示すように、乗員と対向す
るように設けられたリッドクラスター本体表面部1に対
して、各筒状開口2を反乗員側へ凹設させたものがあ
る。
【0005】しかし、図14のリッドクラスターでは、
リッドクラスター本体表面部1に対して各筒状開口2が
反乗員側へ凹設されているため、リッドクラスター本体
表面部1が平坦となって立体感に乏しいという問題があ
る。
リッドクラスター本体表面部1に対して各筒状開口2が
反乗員側へ凹設されているため、リッドクラスター本体
表面部1が平坦となって立体感に乏しいという問題があ
る。
【0006】そこで、図15に示すように、リッドクラ
スター本体表面部1から各筒状開口3を乗員側へ突出さ
せることが考えられている。
スター本体表面部1から各筒状開口3を乗員側へ突出さ
せることが考えられている。
【0007】このように、リッドクラスター本体表面部
1から各筒状開口3を乗員側へ突出させることにより、
立体感を得ることができる。尚、前記リッドクラスター
は、図示しないインストルメントパネルにスクリュウ、
係合爪等で固定されている。
1から各筒状開口3を乗員側へ突出させることにより、
立体感を得ることができる。尚、前記リッドクラスター
は、図示しないインストルメントパネルにスクリュウ、
係合爪等で固定されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図15
のリッドクラスターでは、リッドクラスター本体表面部
1から各筒状開口3を乗員側へ突出させているので、立
体感は得られるものの、リッドクラスターは、通常、樹
脂の打ちっぱなしで形成されるため、そのままでは、装
飾性に乏しいという問題があった。
のリッドクラスターでは、リッドクラスター本体表面部
1から各筒状開口3を乗員側へ突出させているので、立
体感は得られるものの、リッドクラスターは、通常、樹
脂の打ちっぱなしで形成されるため、そのままでは、装
飾性に乏しいという問題があった。
【0009】そこで、図15のリッドクラスターに装飾
性を持たせるため、各筒状開口3の先端部に塗装を施す
ことが考えられるが、塗装を行うためには、マスキング
などの処理が必要となり、工数がかかってコストアップ
につながると共に、単なる塗装では、品質感に乏しいと
いう問題があった。
性を持たせるため、各筒状開口3の先端部に塗装を施す
ことが考えられるが、塗装を行うためには、マスキング
などの処理が必要となり、工数がかかってコストアップ
につながると共に、単なる塗装では、品質感に乏しいと
いう問題があった。
【0010】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、十分な立体感および品質感を得ることのできる
リッドクラスターを提供することにある。
解消し、十分な立体感および品質感を得ることのできる
リッドクラスターを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、乗員と対向するよ
うに設けられたリッドクラスター本体表面部と、このリ
ッドクラスター本体表面部に設けられた筒状開口とを備
えたリッドクラスターにおいて、前記筒状開口が、リッ
ドクラスター本体表面部から乗員側へ突出された外筒
と、この外筒の内側に配設された内筒とを備えると共
に、外筒と内筒との先端部に加飾リングが取付けられた
リッドクラスターを特徴としている。
に、請求項1に記載された発明では、乗員と対向するよ
うに設けられたリッドクラスター本体表面部と、このリ
ッドクラスター本体表面部に設けられた筒状開口とを備
えたリッドクラスターにおいて、前記筒状開口が、リッ
ドクラスター本体表面部から乗員側へ突出された外筒
と、この外筒の内側に配設された内筒とを備えると共
に、外筒と内筒との先端部に加飾リングが取付けられた
リッドクラスターを特徴としている。
【0012】このように構成された請求項1にかかる発
明によれば、リッドクラスター本体表面部から乗員側へ
突出された外筒により、十分な立体感を得ることができ
る。また、外筒と内筒との先端部に加飾リングを取付け
ることにより、十分な品質感を得ることができる。
明によれば、リッドクラスター本体表面部から乗員側へ
突出された外筒により、十分な立体感を得ることができ
る。また、外筒と内筒との先端部に加飾リングを取付け
ることにより、十分な品質感を得ることができる。
【0013】請求項2に記載された発明では、外筒と内
筒とをつなぐ連結部が設けられ、該連結部に加飾リング
の取付部が係合する請求項1記載のリッドクラスターを
特徴としている。
筒とをつなぐ連結部が設けられ、該連結部に加飾リング
の取付部が係合する請求項1記載のリッドクラスターを
特徴としている。
【0014】このように構成された請求項2にかかる発
明によれば、外筒と内筒とをつなぐ連結部に加飾リング
の取付部を係合するようにしたことにより、加飾リング
と筒状開口との取付部が外面から見えなくなり且つ突起
物などもなくせるので優れた外観品質を得ることができ
ると共に、リッドクラスター本体表面部を射出成形する
際のヒケなどをなくすことができる。
明によれば、外筒と内筒とをつなぐ連結部に加飾リング
の取付部を係合するようにしたことにより、加飾リング
と筒状開口との取付部が外面から見えなくなり且つ突起
物などもなくせるので優れた外観品質を得ることができ
ると共に、リッドクラスター本体表面部を射出成形する
際のヒケなどをなくすことができる。
【0015】請求項3に記載された発明では、外筒また
は内筒の一方が他方よりも乗員側に突出して設けられ、
この突出部分が加飾リングの取付けに際して案内を行う
請求項1または2記載のリッドクラスターを特徴として
いる。
は内筒の一方が他方よりも乗員側に突出して設けられ、
この突出部分が加飾リングの取付けに際して案内を行う
請求項1または2記載のリッドクラスターを特徴として
いる。
【0016】このように構成された請求項3にかかる発
明によれば、外筒または内筒一方を乗員側に突出させる
ことにより、加飾リングの取付けに際して突出部分が案
内を行うことができる。
明によれば、外筒または内筒一方を乗員側に突出させる
ことにより、加飾リングの取付けに際して突出部分が案
内を行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について、図示例と共に説明する。
態について、図示例と共に説明する。
【0018】図1〜図11は、この発明の実施の形態を
示すものである。
示すものである。
【0019】まず、構成を説明すると、図1に示すよう
に、自動車等の車両には、車室前部のインストルメント
パネル11部分に、速度計12や回転計13や水温計1
4、燃料計15等の複数の計器部を有する指示計器16
が取付けられている。
に、自動車等の車両には、車室前部のインストルメント
パネル11部分に、速度計12や回転計13や水温計1
4、燃料計15等の複数の計器部を有する指示計器16
が取付けられている。
【0020】この指示計器16は、図2に示すように、
上記の各計器部を有する計器ユニット17の前面に、各
計器部に対応する複数の筒状開口18〜20を有するリ
ッドクラスター21を被着した単眼風メータとされてい
る。
上記の各計器部を有する計器ユニット17の前面に、各
計器部に対応する複数の筒状開口18〜20を有するリ
ッドクラスター21を被着した単眼風メータとされてい
る。
【0021】このリッドクラスター21は、図3〜図5
に示すように、乗員と対向するように設けられたリッド
クラスター本体表面部25と、このリッドクラスター本
体表面部25に設けられた上記筒状開口18〜20と、
リッドクラスター本体表面部25の上縁部から乗員側へ
張出されたフード26とを一体有している。このリッド
クラスター21は、樹脂の打ちっぱなしによって形成さ
れている。
に示すように、乗員と対向するように設けられたリッド
クラスター本体表面部25と、このリッドクラスター本
体表面部25に設けられた上記筒状開口18〜20と、
リッドクラスター本体表面部25の上縁部から乗員側へ
張出されたフード26とを一体有している。このリッド
クラスター21は、樹脂の打ちっぱなしによって形成さ
れている。
【0022】この実施の形態のものでは、上記筒状開口
18〜20は、リッドクラスター本体表面部25から乗
員側へ突出された外筒28と、この外筒28の内側に配
設された内筒27との二重筒構造を備えている。外筒2
8は、乗員側へ向かうに従い緩やかに縮径するほぼ円錐
台状を呈している。また、内筒27は、反乗員側端部が
計器ユニット17の前面部まで延び、乗員側端部が外筒
28の乗員側端部よりも僅かに突出した状態とされてい
る。そして、外筒28の乗員側端部近傍と、内筒27の
対応する部分との間が、環状の連結部31で連結されて
いる。
18〜20は、リッドクラスター本体表面部25から乗
員側へ突出された外筒28と、この外筒28の内側に配
設された内筒27との二重筒構造を備えている。外筒2
8は、乗員側へ向かうに従い緩やかに縮径するほぼ円錐
台状を呈している。また、内筒27は、反乗員側端部が
計器ユニット17の前面部まで延び、乗員側端部が外筒
28の乗員側端部よりも僅かに突出した状態とされてい
る。そして、外筒28の乗員側端部近傍と、内筒27の
対応する部分との間が、環状の連結部31で連結されて
いる。
【0023】そして、各筒状開口18〜20の乗員側端
部には、図1に示すように、加飾リング32〜34が取
付けられている。この加飾リング32〜34は、樹脂製
のリングに金属光沢を有する塗装などを施して、高い意
匠性を持たせたものである。この加飾リング32〜34
は、内筒27の乗員側端部における、外筒28の乗員側
端部よりも僅かに突出した部分に、内周をガイドされた
状態で取付けられている。
部には、図1に示すように、加飾リング32〜34が取
付けられている。この加飾リング32〜34は、樹脂製
のリングに金属光沢を有する塗装などを施して、高い意
匠性を持たせたものである。この加飾リング32〜34
は、内筒27の乗員側端部における、外筒28の乗員側
端部よりも僅かに突出した部分に、内周をガイドされた
状態で取付けられている。
【0024】この加飾リング32〜34は、図6、図7
の背面図に示すように、外筒28と内筒27との連結部
31に設けられた取付部35に取付けられている。この
取付部35は、例えば、係止孔36などとする。この係
止孔36は、例えば、連結部31の周方向に所定の間隔
をおいて(ほぼ120度の位相で)3個形成されてい
る。
の背面図に示すように、外筒28と内筒27との連結部
31に設けられた取付部35に取付けられている。この
取付部35は、例えば、係止孔36などとする。この係
止孔36は、例えば、連結部31の周方向に所定の間隔
をおいて(ほぼ120度の位相で)3個形成されてい
る。
【0025】一方、加飾リング32〜34には、図8お
よび図10に示すように、取付部35に取付けるための
取付部37が設けられている。この取付部37は、例え
ば、係合爪38などとする。この係合爪38は、例え
ば、係止孔36と対応して、加飾リング32〜34の周
方向に所定の間隔をおいて(ほぼ120度の位相で)3
個形成されている。
よび図10に示すように、取付部35に取付けるための
取付部37が設けられている。この取付部37は、例え
ば、係合爪38などとする。この係合爪38は、例え
ば、係止孔36と対応して、加飾リング32〜34の周
方向に所定の間隔をおいて(ほぼ120度の位相で)3
個形成されている。
【0026】より具体的には、中央の加飾リング32の
係合爪38は、図8、図9に示すように、係止孔36を
貫通して反乗員側へ延びる基部40と、この基部40の
先端から加飾リング32〜34の周方向へ延びるフック
部41とを有している。これに対応させて、図6に示す
ように、連結部31の裏面側における係止孔36の少な
くとも一方の端部には、フック部41との間で圧接状態
を発生させるガタ殺し用の突起部42が形成されてい
る。また、この突起部42に隣接してロック用の凸部4
3が形成され、フック部41の乗員側縁部には凸部43
を収容するロック用の凹部44が形成されている。な
お、この実施の形態の場合、ロック用の凸部43および
凹部44は、3個形成された取付部35のうちの1つに
のみ形成されて取付性を向上させている。なお、この場
合、係止孔36は、フック部41よりも僅かに長い周方
向寸法を有している。
係合爪38は、図8、図9に示すように、係止孔36を
貫通して反乗員側へ延びる基部40と、この基部40の
先端から加飾リング32〜34の周方向へ延びるフック
部41とを有している。これに対応させて、図6に示す
ように、連結部31の裏面側における係止孔36の少な
くとも一方の端部には、フック部41との間で圧接状態
を発生させるガタ殺し用の突起部42が形成されてい
る。また、この突起部42に隣接してロック用の凸部4
3が形成され、フック部41の乗員側縁部には凸部43
を収容するロック用の凹部44が形成されている。な
お、この実施の形態の場合、ロック用の凸部43および
凹部44は、3個形成された取付部35のうちの1つに
のみ形成されて取付性を向上させている。なお、この場
合、係止孔36は、フック部41よりも僅かに長い周方
向寸法を有している。
【0027】また、リッドクラスターの両端の筒状開口
19,20に取付けられる加飾リング33,34の係合
爪38は、図10、図11に示すように、係止孔36を
貫通して反乗員側へ延びる一対の基部46,47と、各
基部46,47の先端から加飾リング32〜34の周方
向外方へ張出すように設けられた爪部48,49とを有
している。これに対応させて、図7に示すように、連結
部31の裏面側における係止孔36の両端部には、爪部
48,49の間でそれぞれ圧接状態を発生させるガタ殺
し用の突起部50,51が形成されている。なお、この
場合、係止孔36は、一対の基部46,47間の間隔よ
りも僅かに長い周方向寸法を有している。
19,20に取付けられる加飾リング33,34の係合
爪38は、図10、図11に示すように、係止孔36を
貫通して反乗員側へ延びる一対の基部46,47と、各
基部46,47の先端から加飾リング32〜34の周方
向外方へ張出すように設けられた爪部48,49とを有
している。これに対応させて、図7に示すように、連結
部31の裏面側における係止孔36の両端部には、爪部
48,49の間でそれぞれ圧接状態を発生させるガタ殺
し用の突起部50,51が形成されている。なお、この
場合、係止孔36は、一対の基部46,47間の間隔よ
りも僅かに長い周方向寸法を有している。
【0028】次に、この実施の形態の作用について説明
する。
する。
【0029】リッドクラスター本体表面部25から乗員
側へ突出された各筒状開口18〜20に加飾リング32
〜34を取付ける。
側へ突出された各筒状開口18〜20に加飾リング32
〜34を取付ける。
【0030】加飾リング32〜34を各筒状開口18〜
20に取付ける場合には、筒状開口18〜20の内筒2
7の乗員側端部における、外筒28の乗員側端部よりも
僅かに突出した部分に、加飾リング32〜34を外嵌
し、上記内筒27の突出部分に加飾リング32〜34の
内周をガイドさせつつ、外筒28と内筒27との連結部
31に設けられた取付部35と、加飾リング32〜34
の取付部37とを取付けるようにする。
20に取付ける場合には、筒状開口18〜20の内筒2
7の乗員側端部における、外筒28の乗員側端部よりも
僅かに突出した部分に、加飾リング32〜34を外嵌
し、上記内筒27の突出部分に加飾リング32〜34の
内周をガイドさせつつ、外筒28と内筒27との連結部
31に設けられた取付部35と、加飾リング32〜34
の取付部37とを取付けるようにする。
【0031】この際、内筒27の乗員側端部における、
突出部分に加飾リング32〜34を外嵌するようにした
ことにより、取付時に加飾リング32〜34をスムーズ
に案内することができると共に、取付後も加飾リング3
2〜34に対する保持力を向上することができる。
突出部分に加飾リング32〜34を外嵌するようにした
ことにより、取付時に加飾リング32〜34をスムーズ
に案内することができると共に、取付後も加飾リング3
2〜34に対する保持力を向上することができる。
【0032】より具体的には、中央の加飾リング32を
取付ける場合には、凹部44を有する係合爪部を、取付
部35の近傍に凸部43を有する係止孔36と位置合わ
せをし、係止孔36に係合爪38を挿入後、加飾リング
32を周方向へ所要量だけ回転して、係止孔36の端部
に形成された突起部42に係合爪38先端のフック部4
1を乗り上げさせ、両者間に圧接状態を発生させてガタ
殺しを行うと共に、連結部31の凸部43をフック部4
1の凹部44に収容させてロックを行わせる。これによ
り、簡単に加飾リング32を取付けることができると共
に、乗員が不用意に加飾リング32に触れた場合でも、
加飾リング32が簡単に外れるようなことが防止され
る。
取付ける場合には、凹部44を有する係合爪部を、取付
部35の近傍に凸部43を有する係止孔36と位置合わ
せをし、係止孔36に係合爪38を挿入後、加飾リング
32を周方向へ所要量だけ回転して、係止孔36の端部
に形成された突起部42に係合爪38先端のフック部4
1を乗り上げさせ、両者間に圧接状態を発生させてガタ
殺しを行うと共に、連結部31の凸部43をフック部4
1の凹部44に収容させてロックを行わせる。これによ
り、簡単に加飾リング32を取付けることができると共
に、乗員が不用意に加飾リング32に触れた場合でも、
加飾リング32が簡単に外れるようなことが防止され
る。
【0033】また、両端の加飾リング33,34を取付
ける場合には、係止孔36に係合爪38を挿入して、係
止孔36先端の爪部48,49を係止孔36の両端部に
形成された突起部50,51に係止させると共に、両者
間に圧接状態を発生させてガタ殺しを行う。これによ
り、簡単に加飾リング33,34を取付けることができ
る。
ける場合には、係止孔36に係合爪38を挿入して、係
止孔36先端の爪部48,49を係止孔36の両端部に
形成された突起部50,51に係止させると共に、両者
間に圧接状態を発生させてガタ殺しを行う。これによ
り、簡単に加飾リング33,34を取付けることができ
る。
【0034】このように、この実施の形態によれば、リ
ッドクラスター本体表面部25から乗員側へ突出された
外筒28により、十分な立体感を得ることができる。ま
た、加飾リング32〜34が取付けることにより、十分
な品質感を得ることができる。しかも、外筒28と内筒
27との連結部31に加飾リング32〜34を取付ける
ようにしたことにより、加飾リング32〜34と筒状開
口19〜20との取付部が外面から見えなくなり且つ突
起物などもなくせるので優れた外観品質を得ることがで
きると共に、リッドクラスター本体表面部25を射出成
形する際のヒケなどをなくすことができる。
ッドクラスター本体表面部25から乗員側へ突出された
外筒28により、十分な立体感を得ることができる。ま
た、加飾リング32〜34が取付けることにより、十分
な品質感を得ることができる。しかも、外筒28と内筒
27との連結部31に加飾リング32〜34を取付ける
ようにしたことにより、加飾リング32〜34と筒状開
口19〜20との取付部が外面から見えなくなり且つ突
起物などもなくせるので優れた外観品質を得ることがで
きると共に、リッドクラスター本体表面部25を射出成
形する際のヒケなどをなくすことができる。
【0035】
【変形例】図12、図13は、この実施の形態の変形例
であり、加飾リング32の係合爪38を、係止孔36を
貫通して反乗員側へ延びる基部53と、基部53の先端
から加飾リング32の半径方向へ張出すように設けられ
た爪部54とを有している。これに対応させて、外筒2
8の内周面には、爪部54が係止する係止凹部55が形
成されている。
であり、加飾リング32の係合爪38を、係止孔36を
貫通して反乗員側へ延びる基部53と、基部53の先端
から加飾リング32の半径方向へ張出すように設けられ
た爪部54とを有している。これに対応させて、外筒2
8の内周面には、爪部54が係止する係止凹部55が形
成されている。
【0036】このようにしても、上記実施の形態と同様
の作用効果を得ることができる。
の作用効果を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、リッドクラスター本体表面部から乗員側へ
突出された外筒により、十分な立体感を得ることができ
る。また、外筒と内筒との先端部に加飾リングを取付け
ることにより、十分な品質感を得ることができる。
明によれば、リッドクラスター本体表面部から乗員側へ
突出された外筒により、十分な立体感を得ることができ
る。また、外筒と内筒との先端部に加飾リングを取付け
ることにより、十分な品質感を得ることができる。
【0038】請求項2の発明によれば、外筒と内筒とを
つなぐ連結部に加飾リングの取付部を係合するようにし
たことにより、加飾リングと筒状開口との取付部が外面
から見えなくなり且つ突起物などもなくせるので優れた
外観品質を得ることができると共に、リッドクラスター
本体表面部を射出成形する際のヒケなどをなくすことが
できる。
つなぐ連結部に加飾リングの取付部を係合するようにし
たことにより、加飾リングと筒状開口との取付部が外面
から見えなくなり且つ突起物などもなくせるので優れた
外観品質を得ることができると共に、リッドクラスター
本体表面部を射出成形する際のヒケなどをなくすことが
できる。
【0039】請求項3の発明によれば、外筒または内筒
一方を乗員側に突出させることにより、加飾リングの取
付けに際して突出部分が案内を行うことができる、とい
う実用上有益な効果を発揮し得る。
一方を乗員側に突出させることにより、加飾リングの取
付けに際して突出部分が案内を行うことができる、とい
う実用上有益な効果を発揮し得る。
【図1】本発明の実施の形態の全体斜視図である。
【図2】図1の側方断面図である。
【図3】図1のリッドクラスターの正面図である。
【図4】図1のリッドクラスターの斜視図である。
【図5】図3の筒状開口部分をより詳細に示す正面図で
ある。
ある。
【図6】中央の筒状開口部分の背面図である。
【図7】両端の筒状開口部分の背面図である。
【図8】中央の加飾リングの斜視図である。
【図9】図8の加飾リングの取付図である。
【図10】両端の加飾リングの斜視図である。
【図11】図10の加飾リングの取付図である。
【図12】実施の形態の変形例にかかる加飾リングの斜
視図である。
視図である。
【図13】図12の加飾リングの取付図である。
【図14】従来例の斜視図である。
【図15】他の従来例の斜視図である。
18 筒状開口
19 筒状開口
20 筒状開口
21 リッドクラスター
25 リッドクラスター本体表面部
27 外筒
28 内筒
31 連結部
32 加飾リング
33 加飾リング
34 加飾リング
Claims (3)
- 【請求項1】乗員と対向するように設けられたリッドク
ラスター本体表面部と、このリッドクラスター本体表面
部に設けられた筒状開口とを備えたリッドクラスターに
おいて、 前記筒状開口が、リッドクラスター本体表面部から乗員
側へ突出された外筒と、この外筒の内側に配設された内
筒とを備えると共に、 外筒と内筒との先端部に加飾リングが取付けられたこと
を特徴とするリッドクラスター。 - 【請求項2】外筒と内筒とをつなぐ連結部が設けられ、
該連結部に加飾リングの取付部が係合することを特徴と
する請求項1記載のリッドクラスター。 - 【請求項3】外筒または内筒の一方が他方よりも乗員側
に突出して設けられ、この突出部分が加飾リングの取付
けに際して案内を行うことを特徴とする請求項1または
2記載のリッドクラスター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001325250A JP2003127709A (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | リッドクラスター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001325250A JP2003127709A (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | リッドクラスター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003127709A true JP2003127709A (ja) | 2003-05-08 |
Family
ID=19141846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001325250A Pending JP2003127709A (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | リッドクラスター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003127709A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011079417A (ja) * | 2009-10-07 | 2011-04-21 | Kojima Press Industry Co Ltd | 車両用内装装置 |
JP2011203182A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Toyota Auto Body Co Ltd | 計器装置及び計器装置の装飾部材取り付け方法 |
JP2014134486A (ja) * | 2013-01-11 | 2014-07-24 | Yazaki Corp | 計器装置 |
JP2014189053A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Mazda Motor Corp | 車両用メータ装置 |
JP2019007773A (ja) * | 2017-06-21 | 2019-01-17 | 株式会社デンソー | 車両用表示装置 |
-
2001
- 2001-10-23 JP JP2001325250A patent/JP2003127709A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7035346B2 (ja) | 2017-06-21 | 2022-03-15 | 株式会社デンソー | 車両用表示装置 |
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