JP2014181490A - 大断面トンネルの構築方法及びそれに用いるトンネル掘進機 - Google Patents
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Abstract
【課題】施工能率を低下させることなく外殻部の構造安全性を十分に確保する。
【解決手段】本発明に係る大断面トンネルの構築方法においては、トンネル掘進機1のカッターヘッド3で地盤20を掘削しつつ、該カッターヘッドで先行シールドトンネル21aの一部をトンネル軸方向に沿って切削し、その切削面23を接続境界として該シールドトンネルに連続するようにトンネル空間22にあらたなシールドトンネル21bを少なくともその外周面近傍が流動性固化材で構成されるように構築するにあたり、筒状胴体2の外周面からローラーカッター6を側方に向けて突出させ、該突出状態でローラーカッター6を作動させつつトンネル掘進機1を前進させることにより、カッターヘッド3によって形成されたシールドトンネル21aの切削面23にトンネル軸方向に沿った溝状凹部24を形成する。
【選択図】 図2
Description
前記筒状胴体の外周面から切削機構が側方に突出した状態で該切削機構を作動させつつ前記トンネル掘進機を前進させることにより、前記切削面にトンネル軸方向に沿った溝状凹部を形成するものである。
前記カッターヘッドの周縁に設けられたコピーカッターを前記トンネル掘進機の機軸直交方向に沿って進退させることで前記切削面にトンネル周方向に沿った凹部を形成するものである。
機軸に直交する方向に沿って進退自在となるように切削機構が設けられた側方切削機構を前記筒状胴体の内部空間に設置するとともに、該切削機構の前進位置を前記筒状胴体の外周面よりも外側に、後退位置を前記筒状胴体の外周面よりも内側にそれぞれ設定したものである。
図1は、第1実施形態に係るトンネル掘進機を示した図であり、(a)は全体斜視図、(b)はトンネル軸方向に沿ってカッターヘッド側からテール側を見た詳細矢視図である。
図5は、第2実施形態に係る大断面トンネルの構築方法を実施している様子を示した図であり、(a)は全体斜視図、(b)はB−B線方向に沿う断面図である。
2 筒状胴体
3 カッターヘッド
4 側方切削機構
6 ローラーカッター(切削機構)
20 地盤
21a,21b,21c・・・
シールドトンネル
22 トンネル空間
23 切削面
24 溝状凹部
31 突条
41 外殻部
51 コピーカッター
52 周方向溝状凹部
61a,61b,61c・・・
シールドトンネル
62 凹部
63 凸部
71 外殻部
Claims (5)
- 先行形成されたシールドトンネルに並列するようにあらたなトンネル空間をトンネル掘進機で掘削するとともに、該トンネル空間の中心と前記シールドトンネルの外周面との距離が掘削半径よりも小さくなるように前記トンネル空間の中心を位置決めすることにより、前記掘削工程の際、前記トンネル掘進機を構成する筒状胴体の前方開口に配置したカッターヘッドで前記シールドトンネルの一部をトンネル軸方向に沿って切削して該シールドトンネルに切削面を形成し、該切削面を接続境界として前記シールドトンネルに連続するように前記トンネル空間にあらたなシールドトンネルを少なくともその外周面近傍が流動性固化材で構成されるように構築し、前記掘削工程及び前記構築工程からなる連続工程を繰り返すことでトンネル軸方向から見た断面において前記シールドトンネルが環状に連続配置されてなる外殻部を構成し、該外殻部で囲まれた内側空間を掘削除去する大断面トンネルの構築方法において、
前記筒状胴体の外周面から切削機構が側方に突出した状態で該切削機構を作動させつつ前記トンネル掘進機を前進させることにより、前記切削面にトンネル軸方向に沿った溝状凹部を形成することを特徴とする大断面トンネルの構築方法。 - 先行形成されたシールドトンネルに並列するようにあらたなトンネル空間をトンネル掘進機で掘削するとともに、該トンネル空間の中心と前記シールドトンネルの外周面との距離が掘削半径よりも小さくなるように前記トンネル空間の中心を位置決めすることにより、前記掘削工程の際、前記トンネル掘進機を構成する筒状胴体の前方開口に配置したカッターヘッドで前記シールドトンネルの一部をトンネル軸方向に沿って切削して該シールドトンネルに切削面を形成し、該切削面を接続境界として前記シールドトンネルに連続するように前記トンネル空間にあらたなシールドトンネルを少なくともその外周面近傍が流動性固化材で構成されるように構築し、前記掘削工程及び前記構築工程からなる連続工程を繰り返すことでトンネル軸方向から見た断面において前記シールドトンネルが環状に連続配置されてなる外殻部を構成し、該外殻部で囲まれた内側空間を掘削除去する大断面トンネルの構築方法において、
前記カッターヘッドの周縁に設けられたコピーカッターを前記トンネル掘進機の機軸直交方向に沿って進退させることで前記切削面にトンネル周方向に沿った凹部を形成することを特徴とする大断面トンネルの構築方法。 - 前記カッターヘッドの周縁に設けられたコピーカッターを前記トンネル掘進機の機軸直交方向に沿って進退させることで前記切削面にトンネル周方向に沿った周方向溝状凹部を形成する請求項1又は請求項2記載の大断面トンネルの構築方法。
- 前記各シールドトンネルを、繊維補強された無筋コンクリート体で構成する請求項1乃至請求項3のいずれか一記載の大断面トンネルの構築方法。
- 筒状胴体と該筒状胴体の前方開口に配置されたカッターヘッドとを備えたトンネル掘進機において、
機軸に直交する方向に沿って進退自在となるように切削機構が設けられた側方切削機構を前記筒状胴体の内部空間に設置するとともに、該切削機構の前進位置を前記筒状胴体の外周面よりも外側に、後退位置を前記筒状胴体の外周面よりも内側にそれぞれ設定したことを特徴とするトンネル掘進機。
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