JP2014176459A - 車椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】介助者が快適に使用できる車椅子を提供する。
【解決手段】車椅子1は、座面を有する椅子部10と、椅子部10を支持するとともに走行用の車輪30a〜30dが取り付けられるフレーム部20と、を備える。フレーム部20には、互いに異なる前後の車輪を連結する一対の連結バー21a、21bが含まれ、一対の連結バー21a、21bは、当該車椅子の左右の側面のうちの少なくとも一方側において、内側に向けて凹んだ構造が得られるように設けられている。
【選択図】図7

Description

本発明は車椅子に関し、特に、体が不自由で介助が必要な者(以下、要介助者と記載する)が入浴の際に使用するのに好適な車椅子に関する。
従来、高齢者や身体障害者等の要介助者が、車椅子から降りることなく浴槽内に入るための車椅子(入浴用車椅子)が開発されている(例えば特許文献1や2参照)。このような入浴用車椅子は、通常、それと対になって使用される入浴装置の構成に対応させて設計されることが多い。
特開2006−167314号公報 特開平10−277119号公報
ところで、本出願人は、例えば小規模多機能型居宅介護施設用や在宅用としての使用に適した入浴装置の開発を行っている。この入浴装置は、中度から重度の要介助者ばかりではなく、軽度の要介助者や健常者にとっても快適に使用されることを念頭において開発されている。なお、小規模多機能型居宅介護施設とは、「通い(デイサービス)」を中心として、要介助者の様態や希望に応じて、随時「訪問(訪問介護)」や「泊まり(ショートステイ)」を組み合わせたサービスを提供する施設のことである。このような施設は、軽度から重度までの要介助者によって利用されることが想定される。
上述のような入浴装置の開発の中で、当該入浴装置と対になって使用される入浴用車椅子について、入浴用車椅子の横に立って作業を行う介助者が作業を行い易い構造が求められた。また、入浴用車椅子に要介助者を移乗する際等にも、介助者が作業し易い構造が求められた。
以上の点に鑑みて、本発明の目的は、介助者が快適に使用できる車椅子を提供することである。また、本発明の他の目的は、入浴用車椅子として好適な構造を備える車椅子を提供することである。
上記目的を達成するために本発明の車椅子は、座面を有する椅子部と、前記椅子部を支持するとともに走行用の車輪が取り付けられるフレーム部と、を備える車椅子であって、前記フレーム部には、互いに異なる前後の車輪を連結する一対の連結バーが含まれ、前記一対の連結バーは、当該車椅子の左右の側面のうちの少なくとも一方側において、内側に向けて凹んだ構造が得られるように設けられている(第1の構成)。なお、一対の連結バーを構成する各連結バーは、1つで構成されてもよいし、複数で構成されてもよい。
本構成では、前後の車輪を連結する連結バーが車椅子の内側に凹んだ構造を有するために、車椅子の側面で作業を行う介助者は、当該連結バーに邪魔されることなく作業を行うことができる。
上記第1の構成の車椅子において、前記一対の連結バーは、それぞれ、左右方向において同じ側にある前後の車輪を連結しており、前記一対の連結バーのうちの少なくとも一方は、当該車椅子の内側に向けて凹んだ構造になっている構成(第2の構成)であってよい。本構成によれば、走行部フレームの構造を対称性の良いものとし易く、その製造を行い易いものにできる。
上記第2の構成の車椅子において、前記凹んだ構造の連結バーは、くの字状に湾曲している構成(第3の構成)であるのが好ましい。本構成によれば、連結バーに複数の曲げを導入する必要がなく、連結バーの製造を行い易い。
上記第1から第3のいずれかの構成の車椅子において、前記一対の連結バーは、当該車椅子を左右に2分割する中心面に対して線対称に設けられている構成(第4の構成)が採用されるのが好ましい。本構成によれば、車椅子の左右の両側面において、介助者は作業を行い易くなる。すなわち、本構成によれば、車椅子の汎用性が高まる。
上記第1から第4のいずれかの構成の車椅子において、前記フレーム部には、上下方向に延びるとともに下端に車輪が取り付けられる垂直バーが含まれ、前方の車輪が取り付けられる前記垂直バーには、当該垂直バーを中心として回転可能なフットレスト部が取り付けられている構成(第5の構成)が採用されてもよい。本構成によれば、介助者は、例えばベッド等から車椅子に要介助者を移乗する際、或いは、車椅子からベッド等に要介助者を移乗する際に、フットレスト部が邪魔にならないように、フットレスト部を回転してよけることができる。そして、本構成では、前後輪を連結する連結バーが凹んだ構造を有するために、作業の邪魔にならないように回転させたフットレスト部を、椅子部の下に収容し易い。
上記第1から第5のいずれかの構成の車椅子は、基台部と、前記基台部に対して上下方向及び水平方向に移動可能な椅子取付部とを備える入浴装置と対になって使用されるものであり、前記椅子部には、前記椅子取付部と係合する係合部が設けられ、前記椅子部と前記フレーム部とは分離可能になっている構成(第6の構成)であるのが好ましい。このような構成においては、フレーム部から分離して椅子取付部と係合した椅子部を水平方向に動かす際に、分離後のフレーム部が邪魔になる可能性がある。しかし、連結バーが内側に凹んだ構造になっているので、分離後のフレーム部が、介助者の作業を邪魔する可能性を低減できる。
本発明によれば、介助者が快適に使用できる車椅子を提供できる。また、本発明によれば、入浴用車椅子として好適な構造を備える車椅子を提供できる。
先行開発の車椅子の構成を示す概略斜視図 先行開発の車椅子とセットで使用される入浴装置及び浴槽を上から見た場合の概略平面図 先行開発の車椅子とセットで使用される入浴装置及び浴槽を側面から見た場合の概略平面図 先行開発の車椅子を利用して要介助者を入浴させる場合に行われる一連の動作を説明するための図 先行開発の車椅子を利用して要介助者を入浴させる場合に行われる一連の動作を説明するための図 先行開発の車椅子を利用して要介助者を入浴させる場合に行われる一連の動作を説明するための図 本発明の実施形態に係る車椅子の構成を示す概略斜視図 本発明の実施形態に係る車椅子が備える走行フレーム部の構成を示す概略斜視図 本発明の実施形態に係る車椅子において、一対のフットレスト部が外向きに回転された状態を示す図 本発明の実施形態に係る車椅子において、一対のフットレスト部の各足置き部が跳ね上げられた状態を示す図 本発明の実施形態に係る車椅子において、一対のフットレスト部が外向きに回転されつつ、各足置き部が跳ね上げられた状態を示す図
以下、本発明の実施形態に係る車椅子について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明の車椅子の理解を容易とするために、本発明の実施形態に係る車椅子の説明に先立って、先行開発の車椅子の改善すべき点について説明することとする。また、以下の説明にあたっては、車椅子に座った着座者(要介助者)からみて前方となる側を車椅子の前側とし、当該着座者からみて後方となる側を車椅子の後ろ側とし、当該着座者から見て右方となる側を車椅子の右側とし、当該着座者から見て左方となる側を車椅子の左側とする。
<先行開発の車椅子の改善すべき点>
図1は、先行開発の車椅子100の構成を示す概略斜視図である。先行開発の車椅子100は、入浴用車椅子である。当該車椅子100と対になって使用される入浴装置の構成については後述する。車椅子100は、大きくは、座面を有する椅子部110と、椅子部110を支持するとともに走行用の車輪が取り付けられた走行フレーム部120と、を備えている。椅子部110と、走行フレーム部120とは分離可能であり、図1(a)は、椅子部110と走行フレーム部120が合体した状態を示し、図1(b)は椅子部110と走行フレーム部120とが分離した状態を示している。
椅子部110は、着座者が臀部を載せる座面を含む座面部111と、着座者の背もたれとなる背もたれ部112と、を有する。座面部111及び背もたれ部112は、椅子部110が備える椅子フレーム113によって支持されている。椅子フレーム113には、例えば、回動可能に設けられる一対の手すり114a、114bや、座面部111の下側への収納と座面部111の下側からの水平方向への引き出しとが可能に設けられる足受部115等が取り付けられている。
また、椅子部110の後面側(背面側)上部の左右には、一対の係合フック116a、116bが設けられている。一対の係合フック116a、116bは、いずれも、側面視した場合に、L字が逆さまに向けられたような形状になっている。一対の係合フック116a、116bは、椅子フレーム113に固着されている。
また、椅子部110を構成する座面部111の後方には、左右方向に延びる長穴形状の係合穴117aが形成された係合部117が設けられている。なお、係合穴117aが形成される係合部117は、座面部111と一体形成されるものでもよいし、座面部111とは別部材として設けられるものであってもよい。
走行フレーム部120の下側には、2つの前輪と2つの後輪とで構成される、走行用の4つの車輪130a〜130dが取り付けられている。走行フレーム部120には、右側の前輪130aと右側の後輪130bとを連結する右連結バー121a(本例では2本で構成されている)が含まれている。また、走行フレーム部120には、左側の前輪130cと左側の後輪130dとを連結する左連結バー121b(本例では2本で構成されている)が含まれている。一対の連結バー121a、121bは、いずれも、前後方向については真っ直ぐになっている。
なお、一対の連結バー121a、121bは、前後に設けられる橋渡しバー122a、122bによって連結されている。また、後方の橋渡しバー122b上には、略逆U字状の係合フレーム123が立設されている。更に、走行フレーム部120の前方には、着座者が足を載せる一対のフットレスト部140a、140bが取り付けられている。
椅子部110と走行フレーム部120とが合体する場合、係合フレーム123が椅子部110の係合穴117aに嵌合された状態となり、椅子部110が走行フレーム部120の支持フレーム124上に載置された状態になる。また、この合体状態では、車椅子100の前方に設けられる浮き上り防止機構(不図示)によって、椅子部110が走行フレーム部120から浮き上ることが防止される。その他、右側の前後の車輪130a、130b上には、それぞれ、円板状の位置決め係合部150a、150bが設けられている。位置決め係合部150a、150bの作用については後述する。
次に、先行開発の車椅子100とセットで使用される入浴装置及び浴槽の構成例について説明する。図2は、先行開発の車椅子100とセットで使用される入浴装置200及び浴槽300を上から見た場合の概略平面図である。図3は、先行開発の車椅子100とセットで使用される入浴装置200及び浴槽300を側面から見た場合の概略平面図である。なお、図3においては、入浴装置200及び浴槽300が配置される浴室の床Fと、壁Wとも合わせて示している。そして、床F及び壁Wによって実際には見えない部分は、一点鎖線で示している。
図2及び図3に示すように、入浴装置200は、平面視略矩形状に設けられる浴槽300の長手方向に並ぶように配置される。入浴装置200には、車椅子100の椅子部110を着脱可能な椅子取付部210が備えられる。この椅子取付部210は、後述するように、上下方向及び水平方向に移動可能になっている。図2(a)と図2(b)とでは、椅子取付部210の水平方向(詳細には浴槽300の短手方向(X方向))の位置が異なっている。また、図3(a)と図3(b)とでは、椅子取付部210の上下方向(Y方向)の位置が異なっている。
入浴装置200は、固定配置される基台部220を備えている。また、入浴装置200は、基台部220に対して上下方向に移動可能な昇降部230を備えている。更に、入浴装置200は、昇降部230に対して水平方向にスライド移動(詳細にはX方向に移動)可能なスライド部240を備えている。そして、椅子取付部210は、スライド部240に取り付けられている。このために、椅子取付部210は、基台部220に対して上下方向及び水平方向に移動可能になっている。
なお、昇降部230は、例えば油圧装置等を使用したリフト機構を備えるものであってよく、本例では操作部(リモコン等)を操作することによって自動で昇降するように構成されている。また、スライド部240は、例えばレールを利用したスライド機構を備えるものであってよく、本例では手動式になっている。本例では、スライド部240は、昇降部230上に設けられるレール(不図示)に対してスライドする第1のスライド移動部241と、第1のスライド移動部241に設けられるレール(不図示)に対してスライドする第2のスライド移動部242とを備える。このために、椅子取付部210は、多段階に引き出せるようになっている。ただし、これは一例であり、スライド部240は、1つのスライド移動部のみで構成されたり、3つ以上のスライド移動部で構成されたりしてもよい。
浴槽300は、外形直方体形状に設けられ、内側壁311と内底壁312とで囲まれた凹部空間310を備える。凹部空間310に湯を溜めることで、入浴者は湯に浸かる(入浴する)ことができる。凹部空間310に湯を溜める方法は特に限定されるものではないが、本例では、浴室の壁Wに設けられる蛇口Tから湯を出すことによって、凹部空間310に湯を溜めることができる(図3参照)。なお、内底壁312には、凹部空間310に溜めた湯を外部へと排出する排出口313が設けられている。
本例では、浴槽300が配置される領域は、その底面Bが浴室の床Fよりも低く設けられており、浴槽300は、この底面B上に固定配置されている。このために、浴槽6の床Fからの高さを低くできるので、入浴者(ここでは車椅子100を使用しない入浴者が想定される)は浴槽300の側壁を難なく跨いで入浴することができる。なお、本例では、入浴装置200を構成する基台部220も底面B上に固定配置されている。
その他、浴槽300の長手方向の外側壁320には、一対の溝部321a、321bが設けられている。一対の溝部321a、321bは、車椅子100に設けられる一対の位置決め係合部150a、150bと協働して、車椅子100の位置を位置決めする機能を発揮する。
次に、先行開発の車椅子100に乗った要介助者を、入浴装置200及び浴槽300を使って入浴させる場合の一連の動作例について説明する。図4〜図6は、いずれも、先行開発の車椅子100を利用して要介助者を入浴させる場合に行われる一連の動作を説明するための図である。なお、図4、図5、図6の順に、一連の動作は進行する。
まず、要介助者Mが乗せられた車椅子100が、介助者によって浴室に運ばれて来る。そして、車椅子100の右側面が、浴槽300の長手方向の外側壁320に対向するように配置される。そして、車椅子100に設けられる一対の位置決め係合部150a、150bが、浴槽300に設けられる一対の溝部321a、321bに嵌め込まれることによって、車椅子100の位置決めが行われる。図4は、この位置決めが行われた状態を示している。
なお、車椅子100が浴室に運ばれて来る段階では、足受部115は座面部111の下側に収納されている。足受部115は、例えば、上述の位置決めが行われた段階で、座面部111の下側から引き出されればよい。なお、本例では、足受部115の引き出しに連動して、上述の浮き上り防止機構により浮き上り防止が解除され、椅子部110と走行フレーム部120とが分離可能な状態が得られる構成になっている。
次に、介助者は、スライド部240を利用して、椅子取付部210を手前側に引き出す(図2(b)の状態が該当する)。そして、介助者は、例えばリモコン等の操作部(不図示)を操作して昇降部230を上昇させる。これにより、椅子取付部210も上昇し、椅子取付部210と、一対の係合フック116a、116bとが係合を開始する。椅子取付部210の上昇が更に続けられることによって、椅子部110が持ち上げられて、椅子部110と走行フレーム部120とが分離状態になる。図5は、この分離状態を示している。
なお、椅子取付部210に椅子部110が取り付けられた場合において、椅子取付部210から椅子部110が脱落しないように、ロック機構が設けられるのが好ましい。
要介助者Mを乗せた椅子部110が、所定の高さ(浴槽300の上面より高い位置である)まで持ち上げられると、介助者は、スライド部240を利用して、椅子部110が取り付けられた椅子取付部210を奥側に押し込む。そして、介助者は、リモコン等の操作部を操作して昇降部230を下降させる。椅子部110が椅子取付部210とともに所定の位置まで下降されることによって、湯が溜められた凹部空間310内に要介助者Mが移動される。図6は、この状態を示している。なお、要介助者Mが浴槽300の凹部空間310外へと運び出される場合には、以上と反対の動作が行われる。
以上のように、先行開発の車椅子100と入浴装置200とを組み合わせて使用することによって、例えば中度から重度の要介助者を、容易に浴槽300内の湯に浸からせることができる。一方で、入浴装置200の椅子取付部210は、スライド部240によるスライド方向と平行な方向に延びる環状構造となっている。このために、浴槽300側に突出する量が少なく、車椅子100を使用しない軽度の要介助者や健常者に対して圧迫感を与えない。更には、椅子取付部240は、椅子部110が取り外された状態で手すりとして利用できる。このために、当該入浴装置200は、軽度の要介助者等にとっても使い勝手がよい。
ところで、上述の説明からわかるように、椅子部110に座った要介助者を入浴させる場合に、介助者(車椅子100の左側面側に居る)は、走行フレーム部120が足元に存在する状態でスライド部240を奥側に押し込む必要がある(図5参照)。この際、介助者は、走行フレーム部120の左連結バー121bが邪魔をして、スライド部240の押し込みを行い難いといった問題が生じることが考えられる。勿論、スライド部240の押し込みを行う前に、走行フレーム部120が浴槽300の前から無い状態とされれば、前述の押し込み難いといった問題は生じない。しかし、いちいち走行フレーム部120を移動させる必要があるとすると、介助者は面倒に感じる場合がある。また、走行フレーム部120を移動させると、走行フレーム部120を戻したときの置き位置が正しくない位置になる可能性がある。そして、不適切な位置に走行フレーム部120が配置されると、椅子部110と走行フレーム部120との合体が上手く出来ずに、事故が発生することが懸念される。このために、走行フレーム部120を浴槽300の前から無い状態にするのは好ましくない。本発明の車椅子は、このような点に鑑みて、車椅子の改良を図ったものである。
<本発明の実施形態に係る車椅子>
図7は、本発明の実施形態に係る車椅子1の構成を示す概略斜視図である。本実施形態に係る車椅子1は入浴用車椅子であり、当該車椅子1と対になって使用される入浴装置及び浴槽としては、上述した入浴装置200及び浴槽300が想定される。なお、車椅子1が、他の入浴装置や浴槽と組み合わせて使用されることを除外する趣旨ではない。
本実施形態の車椅子1は、大きくは、座面を有する椅子部10と、椅子部10を支持するとともに走行用の車輪が取り付けられた走行フレーム部20と、を有し、その構造は、先行開発の車椅子100と似ている部分が多い。先行開発の車椅子100と同様に、椅子部10と走行フレーム部20とは分離可能になっている。以下において、先行開発の車椅子100と同様の構成については、特に説明の必要がない場合には、詳細な説明は省略する。
椅子部10は、先行開発の車椅子100における椅子部110とほぼ同様の構成である。椅子部10は、座面部11(座面を含む)と背もたれ部12とを有する。また、椅子部10には、一対の手すり13a、13bや座面11の下に出し入れ可能に設けられる足受部14が取り付けられている。また、椅子部10の後面側の上部左右には、入浴装置200の椅子取付部210と係合する一対の係合フック(不図示)が設けられている。また、椅子部10を構成する座面部11の後方には、左右方向に延びる長穴形状の係合穴が形成された係合部(いずれも不図示)が設けられている。
図8は、本発明の実施形態に係る車椅子1が備える走行フレーム部20の構成を示す概略斜視図である。走行フレーム部20の下側には、2つの前輪と2つの後輪とで構成される、走行用の4つの車輪30a〜30dが取り付けられている。走行フレーム部20には、右側の前輪30aと右側の後輪30bとを連結する右連結バー21aが含まれている。また、走行フレーム部20には、左側の前輪30cと左側の後輪30dとを連結する左連結バー21bが含まれている。
一対の連結バー21a、21bは、いずれも、くの字状に湾曲して車椅子1の内側に向けて凹んだ構造になっている。また、一対の連結バー21a、21bは、車椅子1を左右に2等分する中心面に対して線対称に設けられている。このために、走行フレーム部20を上面視した場合に、一対の連結バー21a、21bは略X字状に見える。ただし、本実施形態では、2つの連結バー21a、21bはくっついておらず、離れている。
なお、一対の連結バー21a、21bは、前後に設けられる橋渡しバー22a、22bによって連結されている。また、後方の橋渡しバー22b上には、略逆U字状の係合フレーム23が立設されている。椅子部10と走行フレーム部20とが合体する場合、係合フレーム23が椅子部10に設けられる長穴形状の係合穴(不図示)に嵌合された状態となり、椅子部10が走行フレーム部20の支持フレーム24上に載置された状態になる。この合体状態では、車椅子1の前方に設けられる浮き上り防止機構(不図示)によって、椅子部10が走行フレーム部20から浮き上ることが防止される。
また、走行フレーム部20には、上下方向(鉛直方向)に真っ直ぐ延びるとともに、下端に車輪30a〜30dが取り付けられる垂直バー25a〜25dが含まれる。なお、右連結バー21aは、その前端が右前垂直バー25aに、その後端が右後垂直バー25bに取り付けられている。また、左連結バー21bは、その前端が左前垂直バー25cに、その後端が左後垂直バー25dに取り付けられている。
前方の左右の垂直バー25a、25cには、それぞれ、フットレスト部40a、40bが取り付けられている。右フットレスト部40aには、右前垂直バー25aに取り付けられる右連結アーム41aと、右連結アーム41aに取り付けられる右足置き部42aとが含まれている。また、左フットレスト部40bには、左前垂直バー25bに取り付けられる左連結アーム41bと、左連結アーム41bに取り付けられる左足置き部42bとが含まれている。
各連結アーム41a、41bは、各垂直バー25a、25cに対して、当該垂直バーを中心として回転可能に取り付けられている。なお、本実施形態では、各連結アーム41a、41b(換言すると各フットレスト部40a、40b)は、外側向きと内側向きとのいずれの方向にも回転可能になっている。図9は、本発明の実施形態に係る車椅子1において、一対のフットレスト部40a、40bが外向きに回転された状態を示す図である。
また、各足置き部42a、42bは、各連結アーム41a、41bに対して回転可能に取り付けられて、その足置き面が上下方向(鉛直方向)と略垂直となるように跳ね上げることができるようになっている(図10参照)。図10は、本発明の実施形態に係る車椅子1において、一対のフットレスト部40a、40bの各足置き部42a、42bが跳ね上げられた状態を示す図である。
なお、各連結アーム41a、41b及び各足置き部42a、42bは、所定の位置でロックできるように構成するのが好ましい。所定の位置としては、例えば、車椅子1の椅子部10に着座した着座者が足を置き易い位置が該当する。所定の位置は複数あってよい。
その他、車椅子1の右側の前後の車輪30a、30b上には、それぞれ、円板状の位置決め係合部50a、50bが設けられている。位置決め係合部50a、50bは、浴槽300の側面320に設けられる一対の溝部321a、321b(図3参照)に係合する。なお、位置決め係合部は、車椅子1の左側にも設けられてよい。
以上のように設けられる車椅子1では、入浴装置200を利用して椅子部10に座った要介助者を浴槽300の凹部空間310に入浴させる場合において、先行開発の車椅子100に対する改善を図れる。すなわち、走行フレーム部20に備えられる左連結バー21b(前後の車輪を連結するバー)が車椅子1の内側に向けて凹んだ構造になっているために、介助者がスライド部240を奥側に押し込む際に、左連結バー21bが介助者の動作を邪魔し難い。このために、介助者は、先行開発の車椅子100に比べて足を浴槽側に踏み込むことができ、スライド部240の押し込み動作を楽に行える。なお、この利点は、例えば、要介助者を載せた椅子部10を奥側から手前側に引っ張り出す(入浴終了時の作業)際等にも当てはまる。
なお、本実施形態の車椅子1では、上述のように、左右の連結バー21a、21bが線対称に設けられている。このために、入浴装置200のスライド部240が引き出される方向が上述の構成と反対であるバージョン(この場合には、車椅子1は、浴槽300の側面320とは反対側にある側面に対向するように横付けされることになる)に対しても、上述した介助者に対する利便性が得られる。すなわち、本構成によれば、左用、右用といった2つのバージョンの車椅子を準備せずに済むために、製造管理が行い易い。
また、一対の連結バー21a、21bが車椅子1の内側に向けて凹んだ構造になっているために、フットレスト部40a、40bが外側に向けて回転された場合に、フットレスト部40a、40bを椅子部10の下に収容して、フットレスト部40a、40bが左右側面から飛び出す状態を抑制できる。なお、この効果は、フットレスト部40a、40bの足置き42a、42bを跳ね上げた状態とすることによって顕著となる(図11参照)。図11は、本発明の実施形態に係る車椅子1において、一対のフットレスト部40a、40bが外向きに回転されつつ、各足置き部42a、42bが跳ね上げられた状態を示す図である。
例えば要介助者をベッドから車椅子1に移乗する際や、車椅子1からベッドに移乗する際に、介助者にとってフットレスト部40a、40bは邪魔である。フットレスト部40a、40bを内向き回転させてもよいが、外向きに回転できることによって、介助者の利便性が向上する。そして、このような場合に、本実施形態の構成によれば、フットレスト部40a、40bが必要以上にスペースを取らないようにできるために便利である。なお、フットレスト部40a、40bは内向きにも回転できるのが好ましい。例えば、その場のスペースが狭く、フットレスト部40a、40bを外向きに回転できない場合等が生じる可能性があり、このような場合には、内向きに回転してフットレスト部40a、40bを椅子部10の下に収容できると便利である。
<その他>
以上に示した実施形態は本発明の例示であり、本発明の適用範囲は、以上に示した実施形態の構成に限定されるものではない。本発明の技術思想を超えない範囲で、種々の変更が可能である。
例えば、以上に示した実施形態では、右連結バー21aと左連結バー21bとの両方が、車椅子1の内側に向けて凹む構造とした。しかし、本発明はこの構成に限られず、左右の連結バー21a、21bのうちのいずれか一方だけが、車椅子1の内側に向けて凹む構造であってもよい。なお、各連結バー21a、21bは、1本でもよいが、複数あってもよい。
また、以上に示した実施形態では、連結バー21a、21bをくの字状に湾曲させることによって、連結バー21a、21bが車椅子1の内側に向けて凹む構造とした。しかし、本発明はこの構成に限られず、車椅子1の内側に向けて凹む構造が得られれば、連結バーの曲げ方は別の曲げ方であってもよい。
また、以上に示した実施形態では、前輪と後輪とを連結する連結バーは、左右方向において同じ側にある車輪を連結する構成とした。しかし、本発明はこの構成に限られず、連結バーは、互いに反対側にある車輪を連結するものであってもよい。このような構造例として、2本の真っ直ぐなバーを交差させて、右前輪30aと左後輪30dとを連結するとともに、左前輪30cと右後輪30bとを連結する構成が挙げられる。この場合にも、互いに異なる前後の車輪を連結する一対の連結バーが、車椅子1の内側に向けて凹んだ構造が得られる。
その他、本発明は、入浴用車椅子に対して好適であるが、その他の用途に使用される車椅子に適用されても勿論構わない。
1 車椅子
10 椅子部
11 座面部
20 走行フレーム部(フレーム部)
21a 右連結バー(一対の連結バーの一方)
21b 左連結バー(一対の連結バーの他方)
25a 右前垂直バー
25c 左前垂直バー
30a 右前輪(車輪)
30b 右後輪(車輪)
30c 左前輪(車輪)
30d 左後輪(車輪)
40a 右フットレスト部
40b 左フットレスト部
200 入浴装置
210 椅子取付部
220 基台部

Claims (6)

  1. 座面を有する椅子部と、
    前記椅子部を支持するとともに走行用の車輪が取り付けられるフレーム部と、
    を備える車椅子であって、
    前記フレーム部には、互いに異なる前後の車輪を連結する一対の連結バーが含まれ、
    前記一対の連結バーは、当該車椅子の左右の側面のうちの少なくとも一方側において、内側に向けて凹んだ構造が得られるように設けられていることを特徴とする車椅子。
  2. 前記一対の連結バーは、それぞれ、左右方向において同じ側にある前後の車輪を連結しており、
    前記一対の連結バーのうちの少なくとも一方は、当該車椅子の内側に向けて凹んだ構造になっていることを特徴とする請求項1に記載の車椅子。
  3. 前記凹んだ構造の連結バーは、くの字状に湾曲していることを特徴とする請求項2に記載の車椅子。
  4. 前記一対の連結バーは、当該車椅子を左右に2分割する中心面に対して線対称に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の車椅子。
  5. 前記フレーム部には、上下方向に延びるとともに下端に車輪が取り付けられる垂直バーが含まれ、
    前方の車輪が取り付けられる前記垂直バーには、当該垂直バーを中心として回転可能なフットレスト部が取り付けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の車椅子。
  6. 基台部と、前記基台部に対して上下方向及び水平方向に移動可能な椅子取付部とを備える入浴装置と対になって使用されるものであり、
    前記椅子部には、前記椅子取付部と係合する係合部が設けられ、
    前記椅子部と前記フレーム部とは分離可能になっていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の車椅子。
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